JPH10280841A - 縦型ブラインド - Google Patents

縦型ブラインド

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Publication number
JPH10280841A
JPH10280841A JP8482997A JP8482997A JPH10280841A JP H10280841 A JPH10280841 A JP H10280841A JP 8482997 A JP8482997 A JP 8482997A JP 8482997 A JP8482997 A JP 8482997A JP H10280841 A JPH10280841 A JP H10280841A
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
lower blade
divided
blade piece
pieces
Prior art date
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Pending
Application number
JP8482997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Nagasako
正暉 永迫
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NAGASAKO KK
Original Assignee
NAGASAKO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NAGASAKO KK filed Critical NAGASAKO KK
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Publication of JPH10280841A publication Critical patent/JPH10280841A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラインドの各羽根を木製としたときに、捩
れや曲げの応力やモーメントを有効に逃して破損を防止
し、木製の羽根を使用可能とする縦型ブラインドを提供
する。 【解決手段】 縦型の各羽根1を、相互に対応した形状
の嵌合せ部3を介して上下の複数の羽根片2に分割し、
嵌合せ部を嵌合せた状態でこの嵌合せ部を横方向に貫通
する軸材6を介して上下の羽根片2同士を連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は縦型ブラインドに関
し、特に木製の羽根を使用可能とする縦型ブラインドに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】室内装飾や日除けあるいは断熱保温効果
等のために建物の窓の室内側にブラインドが設けられ
る。このようなブラインドは、窓の寸法に対応して複数
の羽根を横方向または縦方向に並列させ各羽根を開閉可
能に構成したものである。このブラインドの各羽根は、
一般に軽量であるとともに適度な剛性および弾性を有
し、曲げや捩れに対して強度が大きいプラスチック等の
樹脂製である。
【0003】近年、室内の重厚感や高級感を高め落着い
た雰囲気とするために、自然の木の素材を用いて木が有
する特有の雰囲気の装飾効果を得るために、木製の羽根
を用いたブラインドの要求がでてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブライ
ンドの羽根を単に木製にしたのでは、特に縦型ブライン
ドの場合、各羽根の幅が比較的広く又長さが長くなった
場合に、捩れや曲げ応力が大きく作用するため羽根が破
損し実用化は困難である。また運搬時や組立て時におい
ても樹脂製の羽根に比べ取扱いに慎重を要し、作業性の
低下を来す。
【0005】本発明は上記の点を考慮してなされたもの
であって、ブラインドの各羽根を木製としたときに、捩
れや曲げ応力を有効に逃して破損を防止し、木製の羽根
を使用可能とする縦型ブラインドの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明においては、縦型の各羽根を、相互に対応し
た形状の嵌合せ部を介して上下の複数の羽根片に分割
し、前記嵌合せ部を横方向に横断する軸材を介して、上
下の羽根片同士を連結したことを特徴とする縦型ブライ
ンドを提供する。
【0007】この構成によれば、縦型のブラインドの各
羽根が上下に複数に分割されるため、各羽根に曲げや捩
りの応力やモーメントが作用したときに、このような応
力やモーメントは、分割された部分で逃され、分割され
た各羽根が破損することはない。したがって、縦型の長
い形状では破損のおそれのために従来使用できなかった
素材をブラインドの羽根として用いることが可能にな
る。
【0008】また、各羽根は分割されて短くされている
ため、組立て時や運搬時の取扱い性が向上し、羽根を破
損させることなく、組立てや運搬作業を容易に行なうこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】好ましい実施の形態によれば、前
記軸材は、前記嵌合せ部を嵌合せた状態でこの嵌合せ部
を横方向に貫通することを特徴としている。
【0010】この構成により、上下の各羽根片同士は、
例えば凹凸形状の嵌合せにより連結され、この嵌合せ部
の羽根の肉厚内で、例えばピアノ線その他強度の大きい
線材あるいは棒材からなる軸材を横に貫通させて上下の
羽根片同士が相互に回動可能に結合される。これによ
り、線材等を挿入するという簡単な構造で、分割された
羽根片同士を連結することができ、作業性が向上すると
ともに外観上も簡素ですっきりした装飾効果が得られ
る。
【0011】さらに好ましい実施の形態によれば、前記
縦型の各羽根は木製であることを特徴としている。この
構成においては、前述のように羽根を予め分割し、これ
を簡単な方法で連結して、使用時に作用する過度な力を
逃すことにより、簡単な構造で特有の装飾効果を有する
木製の縦型ブラインドが実現可能になる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る木製縦型ブライ
ンドの一部を示す正面図である。この縦型ブラインド
は、複数の羽根1を縦に並列させたもので、上縁および
下縁は、各羽根1をその中心縦軸廻りに回転させること
により開閉可能に保持されている。このような開閉手段
は、公知の縦型ブラインドの開閉手段を用いることがで
きる。羽根の枚数や縦方向の長さは、ブラインドを取り
付ける窓等の大きさに対応して定まる。
【0013】各羽根1は、縦方向に分割された複数の羽
根片2からなり、上下の羽根片2同士は、相互に嵌合す
る形状の嵌合せ部3を介して連結される。各羽根片2は
木製であり、幅8〜10cm、厚さ5mm、長さ40〜
50cm程度の大きさである。このような羽根片2を作
成する場合、例えば所定の幅および厚さの一本の長い板
材を、所定の間隔で嵌合せ部3の形状に対応して切断す
ることにより形成することができる。
【0014】図2は、上下の羽根片2を連結する嵌合せ
部3の詳細図である。上側の羽根片2には矩形の凹部4
が形成され、この凹部4に対応した形状の矩形の凸部5
が下側の羽根片2に形成される。この凹部4および凸部
5を嵌合せた状態で、この嵌合せ部3を横方向に貫通す
る軸材6により、上下の羽根片2同士を相互に回動可能
に連結する。この軸材6は、ピアノ線その他の強度の大
きい針金材あるいは鋼棒からなり、予め嵌合せ部3を貫
通して形成された横孔に挿入することにより装着され
る。この横孔は、軸材6を挿入後、軸材6の脱落防止の
ために栓等で封止してもよい。
【0015】このように、嵌合せ部3の板厚内で貫通す
る横孔を形成する方法に代えて、嵌合せ部3の裏面側に
軸材6を回動可能に装着して上下羽根片2の凹部4と凸
部5とを連結してもよい。このような上下の羽根片2の
凹部4と凸部5を含む上下分割部分には、相手側の羽根
片に対し縦方向および横方向に幾分回転可能あるいは可
動として、曲げや捩れによる応力やモーメントを逃すた
めに若干の隙間を形成しておくことが望ましい。同様
に、軸材6が貫通する孔等の軸材6の保持部にも、上下
の羽根片が相互に可動となるように余裕をもたせて軸材
6を保持することが望ましい。
【0016】各羽根片2は、装飾効果を高めるために、
上下の羽根片の表面が平坦な状態で連続するように上記
隙間を介して相互に連結することが望ましい。このよう
な羽根片2を、必要とするブラインドの長さに応じた枚
数だけ連結して木製の縦型ブラインドを形成する。この
場合、予め長さの異なる数種類の羽根片を準備しておけ
ば、組合せによりブラインドの寸法調整が細かい範囲で
行なわれ、窓等の寸法に的確に合せることができる。
【0017】なお、嵌合せ部3の形状は、矩形の凸部お
よび凹部に限らず、相互に嵌め合せられる形状であれ
ば、半円形や波形等であってもよい。また、凸部の向き
は上下いずれであってもよい。
【0018】また、本発明は、天然の木を素材とする木
製ブラインドに対し適用することにより、従来にない大
きな装飾効果を実現可能とするものであるが、本発明の
構造は他の天然素材あるいは樹脂製のブラインドに対し
ても適用可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、縦型のブラインドの各羽根が上下に複数に分割され
るため、各羽根に曲げや捩りの応力やモーメントが作用
したときに、このような応力やモーメントは、分割され
た部分で逃され、分割された各羽根が破損することはな
い。したがって、縦型の長い形状では破損のおそれのた
めに従来使用できなかった天然の木等の素材をブライン
ドの羽根として用いることが可能になり、従来にない特
有の装飾効果を有するブラインドが実現可能になる。
【0020】また、各羽根は分割されて短くされている
ため、組立て時や運搬時の取扱い性が向上し、羽根を破
損させることなく、組立てや運搬作業を容易に行なうこ
とができる。また、上下の各羽根片同士は、例えば凹凸
形状の嵌合せにより連結され、この嵌合せ部の羽根の肉
厚内で、例えばピアノ線その他強度の大きい線材あるい
は棒材からなる軸材を横に貫通させて上下の羽根片同士
が相互に回動可能に結合される。これにより、針金等の
軸材を用いてこれを挿入するという簡単な連結構造を用
いて、特有の装飾効果を有する木製の縦型ブラインドが
実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る木製縦型ブラインドの
一部正面図。
【図2】 図1のブラインドの各羽根の分割部分の詳細
図。
【符号の説明】
1:羽根、2:羽根片、3:嵌合せ部、4:凹部、5:
凸部、6:軸材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦型の各羽根を、相互に対応した形状の嵌
    合せ部を介して上下の複数の羽根片に分割し、前記嵌合
    せ部を横方向に横断する軸材を介して、上下の羽根片同
    士を連結したことを特徴とする縦型ブラインド。
  2. 【請求項2】前記軸材は、前記嵌合せ部を嵌合せた状態
    でこの嵌合せ部を横方向に貫通することを特徴とする請
    求項1に記載の縦型ブラインド。
  3. 【請求項3】前記縦型の各羽根は木製であることを特徴
    とする請求項1に記載の縦型ブラインド。
JP8482997A 1997-04-03 1997-04-03 縦型ブラインド Pending JPH10280841A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8482997A JPH10280841A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 縦型ブラインド

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JP8482997A JPH10280841A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 縦型ブラインド

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JPH10280841A true JPH10280841A (ja) 1998-10-20

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JP8482997A Pending JPH10280841A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 縦型ブラインド

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186960A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Nichibei Co Ltd 縦型ブラインド
KR100789338B1 (ko) 2005-12-15 2007-12-28 김원근 착탈식 루버를 가지는 블라인드
US7987614B2 (en) * 2004-04-12 2011-08-02 Erickson Robert W Restraining device for reducing warp in lumber during drying
KR200486208Y1 (ko) * 2017-11-24 2018-04-16 (주)라운지 반려동물 출입용 보조문 조립체

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JP2007186960A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Nichibei Co Ltd 縦型ブラインド
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