JPH10280826A - 障子の引寄せ装置 - Google Patents

障子の引寄せ装置

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Publication number
JPH10280826A
JPH10280826A JP9845797A JP9845797A JPH10280826A JP H10280826 A JPH10280826 A JP H10280826A JP 9845797 A JP9845797 A JP 9845797A JP 9845797 A JP9845797 A JP 9845797A JP H10280826 A JPH10280826 A JP H10280826A
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JP
Japan
Prior art keywords
pulling
slide bar
pulling tool
shoji
tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP9845797A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Tai
俊男 袋
Akira Yashiki
亮 屋敷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tateyama Aluminum Industry Co Ltd filed Critical Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Priority to JP9845797A priority Critical patent/JPH10280826A/ja
Publication of JPH10280826A publication Critical patent/JPH10280826A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの低減を図り、取り付け作業の簡
易化を図った障子の引寄せ装置を提供すること。 【解決手段】 召合せ框1内にスライドバー6を上下動
自在に挿入し、このスライドバー6の上端又は下端に引
寄せ具13を取付け、召合せ框1に、上下方向の長孔1
4を形成し、この長孔14に、引寄せ具13に設けた取
付調整ピン16を挿入して、引寄せ具13を上下方向に
案内するようにするとともに、引寄せ具にネジ17によ
り取り付ける構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、片引障子、引違い
障子等の室内側障子を閉じる際に、室内側障子を室外側
障子に引寄せて室内の気密・水密を図る障子の引寄せ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば片引障子においては、室内側障子
を閉じる際に、室内側障子を室外側障子に引寄せて押圧
し、室内の気密・水密を図るようにしたものがある。こ
のような室内側障子を引寄せるための障子の引寄せ装置
では、例えば、実公平4−16871号公報、実公平4
−21421号公報等に開示されているように、召合せ
框内にスライドバーを上下動自在に挿入し、このスライ
ドバーの上端又は下端に引寄せ具を取付け、これによ
り、クレセント金具を閉じるように回動すると、スライ
ドバーが上下動し、引寄せ具が室内側障子を室外側障子
に引き寄せて押圧するようになっている。
【0003】このような引寄せ装置の組立時又は永年使
用時には、上述した引寄せ具の位置を調整する必要があ
り、上述した公報では、引寄せ具に形成した長孔に、偏
心カムを回転自在に取り付け、この偏心カムの回動量に
より引寄せ具の位置を調整している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報に開示された引寄せ装置にあっては、引寄せ具の
取付け位置調整のためだけに、偏心カムを設けている
が、偏心カムは、その偏心軸の加工も必要であり、主要
でない部品であるにも拘わらず、部品加工が煩雑であ
り、製造コストの高騰を招来しているといったことがあ
る。
【0005】また、偏心カムを長孔に挿入して所定位置
に位置決めして偏心カムを取り付けなければならず、引
寄せ具の取付け位置調整のためだけに、煩雑な取り付け
作業を必要とするといったこともある。
【0006】本発明は、上述したような事情に鑑みたも
のであり、製造コストの低減を図り、取り付け作業の簡
易化を図った障子の引寄せ装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明は、召合せ框内にスライド
バーを上下動自在に挿入し、このスライドバーの上端又
は下端に引寄せ具を取付け、クレセント金具を施錠する
ように回動し、スライドバーを上下動させて引寄せ具を
介して室内側障子を室外側障子に引き寄せる障子の引寄
せ装置において、上記召合せ框に、上下方向に長孔を形
成し、この長孔に、上記引寄せ具に設けた取付調整ピン
を介在させて上記スライドバーに取り付けたことを特徴
とする。
【0008】このように、請求項1に記載の発明では、
召合せ框に形成した上下方向の長孔に、引寄せ具に設け
た取付調節ピンを挿入し、これにより、引寄せ具を上下
方向に案内するようにしている。そのため、引寄せ具の
取付け位置を調整する際には、スライドバーに固定した
引寄せ具のネジを緩め、取付調整ピンを長孔に係合させ
ながら引寄せ具の位置を調整し、その後、ネジを締め付
ければよい。そのため、従来のように、偏心カム1を用
いる必要がなく、引寄せ具の製造コストを低減すること
ができ、また、引寄せ具を容易に召合せ框に取り付ける
ことができるため、取り付け作業も簡易化することがで
きる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、室外側障子の召合せ框に備える引寄せ
受け具は、引寄せ具を滑らせる傾斜部と、引寄せ具を押
圧する平面部とからなる楔形状であることを特徴とす
る。
【0010】この請求項2に記載の発明は、引寄せ受け
具が楔形状であるから、引寄せ具との係合を容易に且つ
確実におこなうことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
障子の引寄せ装置を図面を参照しつつ説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の形態に係る障子の
引寄せ装置の分解斜視図である。図2は、図1に示す召
合せ框の斜視図である。図3は、図1に示す召合せ框の
縦断面図である。図4は、図3のIV−IV線に沿った
横断面図であり、走行状態時を示している。図5は、図
3のIV−IV線に沿った横断面図であり、施錠状態時
を示している。
【0013】図1に示すように、室内側障子の召合せ框
1の縦壁部1aには、カバー2が着脱自在に設けてあ
り、このカバー2の外側には、クレセント金具3が設け
てある。このクレセント金具3のボックス部4には、ク
レセント金具3の回転運動をピン5,5の直線運動に変
換する変換機構(図示略)が内蔵してある。
【0014】召合せ框1の縦壁部1aとカバー2との間
には、上下に一対のスライドバー6,6が上下方向に移
動自在に収納してあり、スライドバー6,6には、上記
ブロック部4のピン5,5が係合する孔7,7が形成し
てある。これにより、クレセント金具3が回動すると、
スライドバー6,6が上下動するようになっている。な
お、このピン5,5は、召合せ框1の縦壁部1aに形成
した長孔8,8に遊嵌してある。
【0015】図2に示すように、室外側障子の召合せ框
9の室内側に突出した突出片9aには、引寄せ受け具1
0,10が取り付けてある。この引寄せ受け具10,1
0には、後述する引寄せ具13,13を滑らせるための
傾斜部11,11と、引寄せ具13,13を押圧するた
めの平面部12,12とが形成してある。
【0016】図1に示すように、スライドバー6,6の
上端及び下端には、室内側障子を室外側に引き寄せるた
めの引寄せ具13,13が設けてある。具体的には、室
内側障子の召合せ框1の縦壁部1aには、各々、上下方
向に長い2列の長孔14,15が形成してある。図3及
び図4に示すように、片方の長孔14には、各引寄せ具
13を取付けて位置調整するための2個の取付調整ピン
16,16が通挿して遊嵌してある一方、他方の長孔1
5には、各引寄せ具13に取付けたネジであるスライド
片17が通挿して遊嵌してあり、この他方の長孔15
は、スライド片17を案内する案内スリーブとして作用
する。さらに、引寄せ具13,13には、引寄せ受け具
10,10の傾斜部11,11に滑って平面部12,1
2で押圧される係合部18,18が折曲して形成してあ
る。
【0017】このように構成してあるため、障子を施錠
する際には、クレセント金具3を施錠するように回動す
ると、上側のスライドバー6が上昇し、下側のスライド
バー6が下降し、図4及び図5に示すように、スライド
バー6,6に取付けた引寄せ具13,13の係合部1
8,18が引寄せ受け具10,10の傾斜部11,11
を滑って平面部12,12で押圧される。これにより、
室内側障子が室外側障子に引寄せられて押圧される。
【0018】障子を走行状態にする際には、クレセント
金具3を開錠するように回動すると、上側のスライドバ
ー6を下降し、下側のスライドバー6を上昇し、図4及
び図5に示すように、スライドバー6,6に取付けた引
寄せ具13,13の係合部18,18が引寄せ受け具1
0,10の平面部12,12での押圧を解除する。これ
により、室内側障子が室外側障子から引離される。
【0019】次いで、引寄せ具13の調整の際には、ネ
ジであるスライド片17を緩め、取付調整ピン16,1
6を長孔14に介在させた状態で、且つネジであるスラ
イド片17を案内スリーブ15に係合しながら引寄せ具
13の位置を調整し、ネジ17を再度締め付ける。
【0020】このように調整作業が容易であると共に、
調整のために長孔と取付調整ピン16,16を必要とす
るのみであり、その構成が簡易であり、製造コストを低
減できると共に、取付作業も簡易化できる。
【0021】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されず、種々変形可能である。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、引寄せ具の調整の際、取付調整ピンを長孔
に係合させながら引寄せ具の位置を調整する構成である
から、従来のように、偏心カムを用いる必要がなく、引
寄せ具の製造コストを低減することができ、また、引寄
せ具をねじにより容易に召合せ框に取り付けることがで
きるため、取り付け作業も簡易化することができる。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、引寄せ受
け具が楔形状であるから、引寄せ具との係合を容易に且
つ確実におこなうことができる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る障子の引寄せ装置の
分解斜視図である。
【図2】図1に示す召合せ框の斜視図である。
【図3】図1に示す召合せ框の縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った横断面図であり、
走行状態時を示している。
【図5】図3のIV−IV線に沿った横断面図であり、
施錠状態時を示している。
【符号の説明】
1 室内側障子の召合せ框 3 クレセント金具 6 スライドバー 9 室外側障子の召合せ框 10 引寄せ受け具 13 引寄せ具 14 長孔 16 取付調整ピン 17 スライド片(ネジ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】召合せ框内にスライドバーを上下動自在に
    挿入し、このスライドバーの上端又は下端に引寄せ具を
    取付け、クレセント金具を施錠するように回動し、スラ
    イドバーを上下動させて引寄せ具を介して室内側障子を
    室外側障子に引き寄せる障子の引寄せ装置において、 上記召合せ框に、上下方向の長孔を形成し、この長孔
    に、上記引寄せ具に設けた取付調整ピンを介在させると
    ともに、上記スライドバーに引寄せ具をネジにより取り
    付けたことを特徴とする障子の引寄せ装置。
  2. 【請求項2】室外側障子の召合せ框に備える引寄せ受け
    具は、引寄せ具を滑らせる傾斜部と、引寄せ具を押圧す
    る平面部とからなる楔形状であることを特徴とする請求
    項1に記載の障子の引寄せ装置。
JP9845797A 1997-03-31 1997-03-31 障子の引寄せ装置 Pending JPH10280826A (ja)

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JP9845797A JPH10280826A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 障子の引寄せ装置

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JPH10280826A true JPH10280826A (ja) 1998-10-20

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JP9845797A Pending JPH10280826A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 障子の引寄せ装置

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JP (1) JPH10280826A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012158954A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Panasonic Corp 窓用戸締センサ
JP2021042616A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 三協立山株式会社 建具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012158954A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Panasonic Corp 窓用戸締センサ
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