JPH10280486A - 作業機械の保守装置 - Google Patents

作業機械の保守装置

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JPH10280486A
JPH10280486A JP8283197A JP8283197A JPH10280486A JP H10280486 A JPH10280486 A JP H10280486A JP 8283197 A JP8283197 A JP 8283197A JP 8283197 A JP8283197 A JP 8283197A JP H10280486 A JPH10280486 A JP H10280486A
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義紀 古野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡便な方法で保守管理が可能な作業機械の保守
装置に関する。 【解決手段】作業機械各部の状態データを収集する状態
データ収集手段30と、前記収集された状態データを管
理部側保守装置に送信する通信手段36と、を備える作
業機械側保守装置30と、前記状態データを受信する通
信手段23と、前記受信した状態データを保存し表示す
る状態データ入手手段21と、を備える管理部側保守装
置20と、から構成される作業機械の保守装置におい
て、前記状態データ収集手段31は、不具合に応じて不
具合情報を入力する不具合情報入力手段33と、前記入
力された不具合情報に応じて、前記作業機械を操作すべ
き操作内容を表示する操作指示表示手段32とを備え、
前記操作内容に従う前記作業機械の操作後に、前記入力
された不具合情報に応じて、前記作業機械各部の状態デ
ータを収集することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機械の保守装
置に係わり、特に、油圧ショベル、クレーン、ブルドー
ザ等の作業機械に対して簡便な方法で保守管理が可能な
作業機械の保守装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、作業機械は過酷な状態で使用さ
れることが多く、作業機械各部の損耗が激しい。このた
め、これら作業機械に対しては適切な保守管理が要望さ
れる。保守管理には高度な専門的知識が要求されので、
作業機械メーカーが保守管理を行うのが通例である。従
来、保守管理は、保守員が保守対象の作業機械のある作
業現場に出向し、当該作業機械を作動させて、その作業
機械の所要個所に備えられている各種センサから入手し
たデータをコントローラおよびデータ書込装置を介して
ICカードに記録し、記録された各種データを解析装置
により解析して作業機械の異常あるいはその兆候を検出
することにより行われていた。
【0003】ここで、作業機械の各部に設置されるセン
サの設置例を図15を用いて説明する。
【0004】図において、1はエンジン、1aはエンジ
ン1のガバナレバー、2は油圧ポンプ、2aは油圧ポン
プ1のおしのけ容積可変機構、3はパイロットポンプ、
4は油圧シリンダ、5は油圧ポンプ2と油圧シリンダ4
との間に介在する流量制御弁、6は流量制御弁5を操作
するパイロット弁、6aはパイロット弁6の操作レバ
ー、7は作動油タンクである。オペレータが操作レバー
6aをいずれかの方向に操作すると、その操作方向に応
じて流量制御弁5が変位し、油圧ポンプ2の圧油が油圧
シリンダ4へ供給されてこれを駆動し、これにより図示
されていない作業機械各部の作業機構が駆動され所要の
作業が行われる。図中、8、9は操作レバー6aの操作
方向を検出する圧力スイッチ、10はガバナレバー1a
の変位量を検出する角度センサ、11はエンジン1の回
転数を検出する回転数センサ、13は油圧ポンプ1の吐
出圧を検出する圧力センサ、14は作動油タンク7の温
度を検出する温度センサである。なお、図示されていな
いが、上記作業機構には駆動量((角度)を検出するセ
ンサ等が備えられている。
【0005】ところで、作業機械は、通常、作業の都合
上または作業計画の変更等により作業現場を移動してい
ることが多く、保守員が顧客等からの連絡により、保守
対象となっている作業機械の作業現場に出向いても、そ
こには当該作業機械が存在しないという事態がしばしば
発生し、その場合は、保守員の作業現場への出向が無駄
になり保守効率が著しく低下する。また、作業現場が鉱
山や採石場等比較的遠隔地にある場合には、その作業現
場に保守員が出向くだけでも長時間を要し、同様に、作
業効率は著しく悪い。
【0006】このような事情に対処するため、例えば特
開平7−166582号公報には、保守員が、常駐する
管理部と作業機械との間で無線通信をできるようにし、
保守員が作業機械のオペレータに依頼して作業機械に所
要の態様で運転させ、または保守員が作業機械を所要の
態様で遠隔自動運転して、その運転の結果得られた各種
センサデータを受信し、それに基づいて作業機械の診断
を行う手段が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常、作業現
場は騒音が激しくかつ電波状況も悪く、保守員がオペレ
ータに所要の態様の運転を依頼しても確実にこれを伝え
ることが困難な場合が多い。また、作業機械の自動運転
は、事故が生じないように予め何らかの手段を講じなけ
ればならず手間と時間を要し、そのような手段を講じて
も未だ十分安全な状態で自動運転することはできないと
いう問題がある。
【0008】本発明は、上記の種々の問題点に鑑みて、
建設機械の保守点検時、確実に所要の態様で運転操作を
行わせることができ、ひいては、確実に建設機械から所
要のデータを入手することのできる作業機械の保守装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような手段を採用した。
【0010】作業機械各部の状態データを収集する状態
データ収集手段と、前記収集された状態データを管理部
側保守装置に送信する通信手段と、を備える作業機械側
保守装置と、前記状態データを受信する通信手段と、前
記受信した状態データを保存し表示する状態データ入手
手段と、を備える管理部側保守装置と、から構成される
作業機械の保守装置において、前記状態データ収集手段
は、不具合に応じて不具合情報を入力する不具合情報入
力手段を備え、前記入力された不具合情報に応じて、前
記作業機械各部の状態データを収集することを特徴とす
る。
【0011】また、前記状態データ収集手段は、前記入
力された不具合情報に応じて、前記作業機械を操作すべ
き操作内容を表示する操作指示表示手段を備え、前記操
作内容に従う前記作業機械の操作後に、前記入力された
不具合情報に応じて、前記作業機械の状態データを収集
することを特徴とする。
【0012】また、前記作業機械側保守装置は、内部に
前記状態データ収集手段と前記通信手段を備え、外部表
面に前記不具合情報入力手段としての複数のスイッチお
よび前記操作指示表示手段としての表示画面を備える、
収納体から構成されることを特徴とする作業機械の保守
装置。
【0013】また、前記管理部側保守装置は、内部に前
記状態データ入手手段と前記通信手段を備え、外部表面
に前記状態データ入手手段によって入手した状態データ
を表示する表示画面を備える、携帯可能な収納体から構
成されることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態に係
わる作業機械の保守装置を、図1〜図14を用いて説明
する。
【0015】図1は本実施形態に係わる作業機械の保守
装置のブロック図である。
【0016】図において、20は管理事務所等に設置さ
れるまたは保守員が携行する管理部側保守装置、21は
管理部側制御部、22は表示部、23は通信コントロー
ラ、23aはアンテナであり、211は演算処理を行う
CPU、212は種々のプログラムおよびデータを格納
するROM、213は演算結果等のデータを記憶するR
AM、214は作業機械から送信されるデータを記憶す
るRAMから成るデータ記憶部、215はRAMまたは
ROMから成る不具合内容コード記憶部、216は入出
力インタフェースである。
【0017】30は作業機械に備えられる機械側保守装
置、31は機械側制御部、32は表示部、33は不具合
内容スイッチ群、34は操作終了スイッチ、35データ
確定スイッチ、36は通信コントローラ、36aはアン
テナであり、311は演算処理を行うCPU、312は
プログラムおよびデータを格納するROM、313は演
算結果のデータや運転コントローラ40から取得したセ
ンサデータを記憶するRAM、314はクロック、31
5はRAMまたはROMから成る不具合内容コード記憶
部、316はRAMまたはROMから成る操作指示コー
ド記憶部、317はRAMまたはROMから成るデータ
格納アドレス記憶部、318は入出力インタフェースで
ある。
【0018】40は作業機械の各種の運転制御を行うた
めの作業機械に備えられる運転コントローラであり、マ
イクロコンピュータで構成される。運転コントローラ4
0は、作業機械に備えられている各種センサからの検出
データや各種スイッチのセンサデータを取り込んで作業
機械の所要の制御、例えば油圧ショベルの掘削制御等を
行う。
【0019】図2は本実施形態に係わる機械側保守装置
30、運転コントローラ40、および通信コントローラ
36等が搭載される作業機械としての油圧ショベルの側
面図である。
【0020】図において、50は油圧ショベル、51は
クローラを備えた下部走行体、52は下部走行体51に
旋回可能に設けられた上部旋回体、52aは上部旋回体
52に配置された運転室、53はブーム、54はアー
ム、55はバケットである。図示されていないが、ブー
ム53、アーム54、バケット55の回転中心には角度
センサが取り付けられており、その検出値は運転コント
ローラ40の記憶部に記憶される。30は図1に示す機
械側保守装置であり、運転室52aに設けられている。
36aは図1に示すアンテナである。
【0021】図3は図1に示す管理部側保守装置20の
表示部22を示す図である。
【0022】図において、22は作業機械から伝送され
てくる不具合情報とその不具合に対応して操作して得ら
れた各種センサデータを表示する表示部、200は表示
部22のケース、201,202はそれぞれ管理部側制
御部21に接続するためのケーブルおよびコネクタであ
る。
【0023】なお、ケース200には、管理側制御部2
1自体も収納することが可能であり、さらに通信コント
ローラ23およびそのアンテナ23aも収納することが
可能である。このようにケース200に全ての装置を収
納した場合は、管理部側保守装置を小型にして保守員が
携帯することが可能となる。
【0024】図4は図1に示す機械側保守装置30の不
具合内容スイッチ群、操作終了スイッチ、データ確定ス
イッチ、および表示部を備えるケースの斜視図である。
【0025】図において、32はオペレータに操作内容
を指示する表示部、33は油圧ショベルの種々の不具合
状態に対応して押圧される複数の不具合内容スイッチ3
3a、33b、33c・・・で構成される不具合内容ス
イッチ群、34は操作終了スイッチ、35はデータ確定
スイッチ、300はケース、301,302はそれぞれ
ケース300と機械側制御部31を接続するためのケー
ブルおよびコネクタである。
【0026】なお、ケース300には、機械側制御部3
1自体を収納することが可能であり、さらには通信コン
トローラ23およびそのアンテナ23aも収納すること
も可能である。
【0027】また、不具合内容スイッチ群33は、例え
ば、33aは「エンストを起こす」、33bは「旋回が
遅い」、33cは「エアコンが効かない」等の不具合内
容に応じて区別されるスイッチ群で構成され、不具合内
容スイッチ群33のいずれかが押されると、それに対応
する操作指示が表示部32に表示されるようになってお
り、例えば、不具合内容スイッチ33aが押されると、
「エンジンを最高回転にして、アームいっぱいクラウド
した状態で、操作レバーをフルストロークに入れて下さ
い」という操作指示が表示部32に表示される仕組みに
なっている。
【0028】図5は、図4に示すケース300の異なる
事例であり、図1に示す機械側保守装置30の不具合内
容スイッチ群、操作終了スイッチ、データ確定スイッ
チ、および表示部を備えるケースの斜視図である。
【0029】400は、タッチパネルやコネクタ取り付
けられているケース、401は画面がスイッチとなって
いる液晶表示画面であり、操作指示内容を表示すると共
に、表示面を押圧することによって不具合内容スイッチ
群、操作終了スイッチ、操作確定スイッチの各スイッチ
機能を奏することができる。402,403はそれぞれ
ケース400と機械側制御部31を接続するためのケー
ブルおよびコネクタである。
【0030】なお、ケース400は、図4のケース30
0の場合と同様に、ケース400内に機械側制御部31
自体を収納することが可能であり、また通信コントロー
ラ36およびそのアンテナ36aを収納することも可能
である。
【0031】図6は、図1に示す不具合内容コード記憶
部315に格納される対照テーブルの内容を示す図であ
る。
【0032】このテーブルは、図示するように、各不具
合内容スイッチ33a、33b・・・のスイッチ番号に
対応する不具合内容コードから構成されている。
【0033】図7は、図1に示す不具合内容コード記憶
部315に格納される対照テーブルの内容を示す図であ
る。
【0034】このテーブルは、図示するように、この不
具合内容コードに対応するセンサデータ要求番号から構
成されている。
【0035】図8は、図1に示す操作指示コード記憶部
316に格納される対照テーブルの内容を示す図であ
る。
【0036】このテーブルは、図示するように、不具合
内容コードに対応するオペレータに対する操作指示コー
ドから構成されている。
【0037】図9は、図1に示すデータ格納アドレス記
憶部317に格納される対照テーブルを示す図である。
【0038】このテーブルは、センサデータ要求番号と
運転コントローラ40内の図示されていない各種センサ
の検出値、各スイッチのスイッチ状態等のセンサデータ
を格納する記憶部のアドレスから構成されている。
【0039】図10は、図1に示す不具合内容コード記
憶部215に格納されている対照テーブルの内容を示す
図である。
【0040】このテーブルは、図示するように、不具合
内容コードに対応する不具合内容から構成されており、
機械側保守装置30から伝送されてくる不具合内容コー
ドに対応する不具合内容を管理部保守装置20の表示部
22に出力するためのテーブルである。
【0041】図11は、図1に示す機械側保守装置30
から管理側保守装置20に伝送されるデータ群を示す図
である。
【0042】図において、D1はデータ取得数のシリア
ル番号nを示し、Nは収集される所定のデータ取得数、
D2は不具合内容コード、D3は操作終了フラグを示
し、「「1」はそのシリアル番号における操作が終了し
たことを示す。D4は、例えば、エンジン目標回転数、
エンジン回転数等の各種のセンサデータiを示し、D5
は各データ取得時の時刻、D6は各シリアル番号毎のデ
ータ取得の終了を示す終了フラグである。
【0043】一連の操作によって機械側保守装置30か
ら管理側保守装置20に図示するような所定のデータ取
得数Nに至るまセンサデータが伝送される。
【0044】図12は、図11に示すセンサデータが伝
送され、管理部側保守装置20の表示部22に表示され
た状態を示す図である。
【0045】図において、「エンストが起きる」はエン
ストが起きるという不具合を示し、番号はセンサデータ
のシリアル番号を表し、開始・終了はデータのデータ取
得の開始終了を示すフラグを表し、「エンジン目標回転
数」、「エンジン回転数」・・・はそれぞれ当該項目に
ついての各センサによって検出されるセンサデータ項目
である。
【0046】図には、「エンストが起きる」という不具
合に対して、所定の取得データ数Nのセンサデータが表
示される。
【0047】次に本実施形態に係わる保守装置の処理手
順を図13〜図14に示すフローチャートを用いて説明
する。
【0048】図13は機械側保守装置30の処理手順を
示すフローチャートである。
【0049】図において、ステップ100では、不具合
内容スイッチ群33のいずれかが押されたか否かを判定
し、押されるとステップ101において、センサデータ
取得数を所定取得数Nに設定し、シリアル番号nおよび
センサデータ要求番号の順位iを初期値「1」に設定す
る。次に、ステップ102において、不具合内容スイッ
チ33が押されたことにより、それに対応する不具合内
容コードが不具合内容コード記憶部315から読み出さ
れる。ステップ103では、読み出された不具合内容コ
ードに対応する操作指示コードが操作指示コード記憶部
316から読み出され、その操作指示コードが表示部3
2に表示される。オペレータは、表示部32に表示され
た操作指示に従って、図示されていない作業機械の操作
部を操作して作業機械を動作させる。ステップ104に
おいて、不具合内容コードに対応するセンサデータ要求
番号が不具合内容コード記憶部315から読み出され、
さらに読み出されたセンサデータ要求番号に対応する運
転コントローラアドレスがデータ格納アドレス記憶部3
17から読み出される。ステップ105において、読み
出された運転コントローラアドレスに従って、運転コン
トローラ内の図示されていないデータ記憶部からセンサ
データを入手しRAM313に記憶する。ステップ10
4からステップ107の処理を繰り返して、全てのセン
サデータ要求番号iに対応するセンサデータを入手する
と、ステップ106で、図7に示す終了フラグENDを
検出し、ステップ108において図11に示すシリアル
番号nに相当する全てのデータを合成する。次に、ステ
ップ109において、合成されたセンサデータを通信コ
ントローラ36を介して、管理部側保守装置20に送信
する。次に、ステップ104からステップ111までの
処理を繰り返して、ステップ110において、図11に
も示すように、所定のデータ取得数Nに達すると、デー
タの取得を終了する。次に、ステップ112において、
オペレータは全てのデータの取得を確認するとデータ確
定スイッチ35をオンする。データ確定スイッチ35が
オンされない場合は、再びステップ101からの処理を
行ってデータの取得を行う。
【0050】次に、図14に示す管理側保守装置20の
処理手順を示すフローチャートについて説明する。
【0051】図において、ステップ200において、管
理部側保守装置20は、機械側保守装置30からの通信
の有無を判定し、ステップ201において、データが送
信されると、管理部側制御部21は受信データを読み込
み、ステップ202において、データ記憶部214にそ
のデータを格納する。ステップ203において、表示部
22に、例えば、図12に示されるような形態で取得し
たデータを表示する。
【0052】このように、本実施形態によれば、管理部
側から保守員の指示がなくても、不具合の発生時、作業
機械側で、オペレータは、不具合内容に対応する不具合
内容情報を入力し、表示部に表示される操作指示に従っ
て作業機械を操作し、その操作状態におけるセンサデー
タが取得して、自動的に不具合内容情報とセンサデータ
を管理部側に伝送する。そのため、保守員とオペレータ
との面倒なやりとりが省略され、効率的に保守診断を行
うことができる。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、オペレ
ータが、不具合に応じて、その不具合に相当する情報を
機械側保守装置に入力することにより、機械側保守装置
は、自動的に作業機械から状態データを取得して、管理
部側保守装置に伝送するので、管理部では簡単に作業機
械の状態データが入手でき、効率的に作業機械の保守診
断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る作業機械の保守装置
を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係わる作業機械である油圧ショベ
ルの側面図である。
【図3】図1に示す管理部側保守装置の表示部の斜視図
である。
【図4】図1に示す機械側保守装置の不具合内容スイッ
チ群、操作終了スイッチ、データ確定スイッチ、および
表示部を収納するケースの斜視図である。
【図5】図1に示す機械側保守装置の不具合内容スイッ
チ群、操作終了スイッチ、データ確定スイッチ、および
表示部を収納する図4と異なるケースの斜視図である。
【図6】図1に示す不具合内容コード記憶部315に格
納される対照テーブルを示す図である。
【図7】図1に示す不具合内容コード記憶部315に格
納される対照テーブルを示す図である。
【図8】図1に示す操作指示コード記憶部316に格納
される対照テーブルを示す図である。
【図9】図1に示すデータ格納アドレス記憶部317に
格納される対照テーブルを示す図である。
【図10】図1に示す不具合内容コード記憶部215に
格納される対照テーブルを示す図である。
【図11】図1に示す機械側保守装置30から管理側保
守装置20に伝送されるデータを示す図である。
【図12】図1に示す管理部側保守装置20の表示部2
2に表示されるデータを示す図である。
【図13】機械側保守装置30の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図14】管理部側保守装置30の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図15】作業機械の各部に設置されるセンサの設置例
を示す図である。
【符号の説明】 20 管理部側保守装置 21 管理部側制御部 22 表示部 23、36 通信コントローラ 30 機械側保守装置 31 機械側制御部 32 表示部 33 不具合内容スイッチ群 40 運転コントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機械各部の状態データを収集する状
    態データ収集手段と、前記収集された状態データを管理
    部側保守装置に送信する通信手段と、を備える作業機械
    側保守装置と、 前記状態データを受信する通信手段と、前記受信した状
    態データを保存し表示する状態データ入手手段と、を備
    える管理部側保守装置と、 から構成される作業機械の保守装置において、 前記状態データ収集手段は、 不具合に応じて不具合情報を入力する不具合情報入力手
    段を備え、 前記入力された不具合情報に応じて、前記作業機械各部
    の状態データを収集することを特徴とする作業機械の保
    守装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 前記状態データ収集手段は、 前記入力された不具合情報に応じて、前記作業機械を操
    作すべき操作内容を表示する操作指示表示手段を備え、 前記操作内容に従う前記作業機械の操作後に、前記入力
    された不具合情報に応じて、前記作業機械の状態データ
    を収集することを特徴とする作業機械の保守装置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないしは請求項2のいずれか1
    つに記載の請求項において、 前記作業機械側保守装置は、 内部に前記状態データ収集手段と前記通信手段を備え、
    外部表面に前記不具合情報入力手段としての複数のスイ
    ッチおよび前記操作指示表示手段としての表示画面を備
    える、収納体から構成されることを特徴とする作業機械
    の保守装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないしは請求項2のいずれか1
    つに記載の請求項において、 前記管理部側保守装置は、 内部に前記状態データ入手手段と前記通信手段を備え、
    外部表面に前記状態データ入手手段によって入手した状
    態データを表示する表示画面を備える、携帯可能な収納
    体から構成されることを特徴とする作業機械の保守装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1273719A1 (en) * 2000-03-23 2003-01-08 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Method and apparatus for transmitting machine operation data
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