JPH10280304A - 工事桁を利用した直結軌道化工法及び軌道構造 - Google Patents
工事桁を利用した直結軌道化工法及び軌道構造Info
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- JPH10280304A JPH10280304A JP8684097A JP8684097A JPH10280304A JP H10280304 A JPH10280304 A JP H10280304A JP 8684097 A JP8684097 A JP 8684097A JP 8684097 A JP8684097 A JP 8684097A JP H10280304 A JPH10280304 A JP H10280304A
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- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01B—PERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
- E01B1/00—Ballastway; Other means for supporting the sleepers or the track; Drainage of the ballastway
- E01B1/002—Ballastless track, e.g. concrete slab trackway, or with asphalt layers
- E01B1/005—Ballastless track, e.g. concrete slab trackway, or with asphalt layers with sleeper shoes
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- E01B2/00—General structure of permanent way
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Abstract
ト軌道に変更することなく、メンテナンスフリーの軌道
構造とすることにより、夜間作業およびコストの低減を
図る。 【解決手段】 PC枕木、合成枕木等を横桁に設置して
主桁との組み立てを行っておき、組み立てた工事桁を一
括架設して工事桁により軌道を仮受けし、仮受けされて
いた軌道を新設構造物へ受け替えるときに、工事桁の主
桁、必要に応じてさらに横桁端部を撤去し、枕木と枕木
が乗っている横桁部分はそのまま残しておくようにした
ことを特徴としている。
Description
軌道構造に係り、特に、工事桁架設及び撤去、メンテナ
ンスフリーの軌道構造の構築作業に好適な直結軌道化工
法及び軌道構造に関するものである。
場合、工事桁で軌道を仮受けしておく工法がある。この
工事桁としては、一般的に枕木抱き込み式工事桁が用い
られているが、この工事桁を用いた工法の手順を、図1
により概略説明する。図1は道床1の断面を示す図であ
る。通常、枕木としてPC枕木が使用されているが、P
C枕木では工事桁として重量が重くなってしまうこと、
また、その重量のために横桁(枕木受け桁)の挿入作業
が大変になることなどから、まず、PC枕木を木枕木2
に交換してレール3を支持し、さらに、試掘して土留め
杭4を打設する(図1(a))。次いで、主桁架設用に
道床1の両側を掘削し(図1(b))、主桁5を架設も
しくは仮置きし(図1(c))、次いで、枕木2を抱き
込む横桁6を挿入して架設し、主桁5を横移動して横桁
6を支持し、工事桁が完成する。
に構造物(高架橋等)が完成した後、工事桁は撤去され
る。工事桁の撤去は、まず、主桁5、横桁6を撤去し、
木枕木2をPC枕木に取り替えてレールを受け替え、バ
ラストを投入し、軌道整備を行うという手順で行われ
る。
木抱き込み式工事桁による工法では、工事桁により仮受
けされていたレールは、新設構造物に受け替える場合、
その軌道構造はバラスト軌道(有道床軌道)にせざるを
得なかったのが実情である。
リーとするニーズが強まっていることから、このニーズ
に応えようとすると、従来の枕木抱き込み式工事桁によ
る工法では、工事桁により仮受けされた軌道をバラスト
軌道に復旧した後、メンテナンスフリーの軌道構造へ替
えるための作業を改めて行わなければならなかった。こ
の場合も、夜間保守間合いで、枕木・バラストを撤去し
て本体構造物の軌道の直結化の作業を行うため、作業範
囲を広くとれず、多くの作業日数を要してしまう。ま
た、直結軌道化を行う場合の材料も短時間で所定の強度
を有するものでなければならないため、コスト面に関し
ても割高となってしまう。
で、工事桁により仮受けされていた軌道をバラスト軌道
に変更することなく、新設構造物と直結軌道化し、メン
テナンスフリーの軌道構造とすることにより、夜間作業
およびコストの低減を図ることを目的とする。
に用いることのできるPC枕木、合成枕木等を横桁(枕
木受け桁)に設置し、レールを取り付けて主桁との組み
立てを行っておき、工事桁架設時には、組み立ててある
工事桁を台車等により架設箇所へ移動し、工事桁設置箇
所のレール、枕木を撤去し、主桁受桁のレベルまで掘削
し、操重車により工事桁を一括架設して工事桁により軌
道を仮受けし、工事桁の下に新設構造物が完成し、工事
桁により仮受けされていた軌道を新設構造物へ受け替え
るときに、工事桁の主桁、必要に応じてさらに横桁端部
を撤去し、枕木と枕木が乗っている横桁部分はそのまま
残しておくようにしたことを特徴としている。
て説明する。図2は本発明の工法を説明する図である。
図2(a)(縦断面図)、図2(b)(横断面図)は、
予めPC枕木7が設置された横桁(枕木受け桁)6と主
桁5を組み立てた工事桁を一括架設して、横桁6と床板
との間にコンクリート8を打設した状態を示している。
この工事桁の一括架設に先立って、工事桁設置箇所のレ
ール、枕木は撤去し、主桁受桁のレベルまで掘削してお
き、主桁を受桁(図示せず)に設置している。長期間使
用可能なPC枕木(または合成枕木等)7を鋼製の横桁
6に設置する場合、枕木下面にゴム製マット等の緩衝材
9を配置し衝撃を和らげるようにする。また、枕木の横
ずれ防止のための樹脂注入等を行ったり、必要に応じて
鋼製の横桁6にボルト締めする。
により仮受けされていた軌道を新設構造物へ受け替える
ときに、工事桁の撤去を行うが、本発明においては、主
桁と横桁端部のみを撤去し、枕木と枕木が乗っている横
桁部分はそのまま残しておくようにする。主桁を撤去す
るときには、主桁により工事桁全体を支承しているた
め、軌道を受ける構造を構築する必要がある。そこで、
工事桁が主桁により支承されている間に、横桁6の下の
主桁間に型枠を構築し(図示せず)、横桁6、枕木7を
巻き込むように、コンクリート8上に間詰めコンクリー
ト10を打設して新設構造物と一体化し、コンクリート
養生後、主桁5へ横桁6を締結しているボルトを撤去し
て主桁5を撤去する(図2(c)(縦断面図)、図2
(d)(横断面図))。なお、横桁間の間詰め材と横桁
の間には、緩衝材を配置して列車の繰り返し荷重による
間詰め材の劣化を防止することが望ましい。また、曲線
区間などにより軌道に横荷重が作用する場合、片側の主
桁のみ撤去し、横桁端部を巻き込むように型枠を構築し
てコンクリートを打設し、コンクリート養生後に他方の
主桁を撤去し、同様に横桁端部を巻き込むように型枠を
構築し、コンクリートを打設する。
し(図2(e)(縦断面図)、図2(f)(横断面
図))、枕木、横桁端部をコンクリート11を打設して
横方向を拘束し、同時に横桁と枕木を見えなくする。
るようにしたが、切断せずにこのまま残すようにしても
よく、また、間詰めコンクリートの打設を横桁端部のコ
ンクリート仕上げと同時に行うようにしてもよい。
図である。この例も基本的には図2の工法と同じである
が、主桁撤去後に新設構造物と一体化するようにした点
のみ異なっている。まず、予めPC枕木7が設置された
横桁6と主桁5を組み立てた工事桁を一括架設して、横
桁6と床板との間にコンクリート8を打設する。次い
で、図3(c)、図3(d)に示すように、主桁撤去前
に、コンクリート8上に仮支承材20を設置して横桁6
を仮受けし、横桁間に土のう21を詰めて軌道の移動を
防止し、その後、主桁を撤去する。次いで、横桁6のは
み出ている端部を切断し(図3(e)、図3(f))、
次いで、横桁6、枕木7を巻き込むように間詰めコンク
リートを打設して新設構造物と一体化し、横桁と枕木端
部にコンクリート11を打設して仕上げる。
事桁の組み立てを行い、一括架設して軌道を仮受けし、
軌道を新設構造物へ受け替えるときに、工事桁の主桁と
横桁端部のみ撤去し、枕木と枕木が乗っている横桁部分
はそのまま残して新設構造物と一体化することにより、
工事桁により仮受けされていた軌道をバラスト軌道に変
更することなく、メンテナンスフリーの軌道構造とする
ことができ、夜間作業およびコストの低減を図ることを
可能となる。
る図である。
る。
コンクリート、9…緩衝材、10…間詰めコンクリー
ト、11…コンクリート、20…仮支承材、21…土の
う。
Claims (4)
- 【請求項1】 半永久対応の枕木を横桁に設置し、主桁
に固定して架設前に工事桁を組み立てる段階、 組み立てた工事桁を一括架設する段階、 横桁と床版間にコンクリートを打設する段階、 工事桁により軌道を受けている状態で、横桁を巻き込む
ように前記コンクリーと上に間詰めコンクリートを打設
して一体化する段階、 主桁を撤去する段階を含む工事桁を利用した直結軌道化
工法。 - 【請求項2】 半永久対応の枕木を横桁に設置し、主桁
に固定して架設前に工事桁を組み立てる段階、 組み立てた工事桁を一括架設する段階、 横桁と床版間にコンクリートを打設する段階、 工事桁により軌道を受けている状態で、仮支承材を設置
して前記コンクリートで横桁を受けるとともに、横桁間
に間詰めをして横桁を固定する段階、 主桁を撤去する段階前記間詰めをした横桁間に間詰めコ
ンクリートを打設して一体化する段階、 を含む工事桁を利用した直結軌道化工法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の工法において、
さらに、主桁撤去後、横桁端部を切断し、切断部をコン
クリート仕上げする段階を含む工事桁を利用した直結軌
道化工法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか1項記載の
工法で設置されたことを特徴とする直結化軌道構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08684097A JP3791719B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 工事桁を利用した直結軌道化工法及び軌道構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08684097A JP3791719B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 工事桁を利用した直結軌道化工法及び軌道構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10280304A true JPH10280304A (ja) | 1998-10-20 |
JP3791719B2 JP3791719B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=13898022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08684097A Expired - Fee Related JP3791719B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 工事桁を利用した直結軌道化工法及び軌道構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3791719B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102425123A (zh) * | 2011-09-14 | 2012-04-25 | 中铁四局集团第一工程有限公司 | 一种组合式防护棚架及其施工方法 |
CN105735056A (zh) * | 2016-03-02 | 2016-07-06 | 沈阳铁道勘察设计院有限公司 | 排桩梁结合工字钢横梁加固铁路的方法 |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP08684097A patent/JP3791719B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN105735056A (zh) * | 2016-03-02 | 2016-07-06 | 沈阳铁道勘察设计院有限公司 | 排桩梁结合工字钢横梁加固铁路的方法 |
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JP3791719B2 (ja) | 2006-06-28 |
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