JPH10279869A - 記録液、及び記録液の評価方法 - Google Patents

記録液、及び記録液の評価方法

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JPH10279869A
JPH10279869A JP29270597A JP29270597A JPH10279869A JP H10279869 A JPH10279869 A JP H10279869A JP 29270597 A JP29270597 A JP 29270597A JP 29270597 A JP29270597 A JP 29270597A JP H10279869 A JPH10279869 A JP H10279869A
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recording
ink
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liquid
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JP29270597A
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Mizue Fukushima
福島  瑞惠
Atsushi Chiba
淳 千葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録に使用する記録液が少な
くとも分散剤、水性液媒体、保湿剤、顔料、水から構成
される水性顔料系記録液であって耐目詰まり性、並びに
非常時の吐出回復性に優れた記録液。並びに耐目詰まり
性、並びに非常時の吐出回復性に優れた記録液を選定す
る評価方法を提供すること。 【解決手段】 かかる記録液の分散剤がポリオキシエチ
レンアルキル(又はアルキルフェニル)エーテル硫酸エ
ステル塩誘導体で、保湿剤が選ばれた群からなる記録液
で、かかる記録液がノズル穴表面でメニスカスを形成
し、大気暴露された際、かかる記録液中の水分が蒸発す
る事で相分離を生じ、かかる相分離後のメニスカスを形
成する表層が保湿剤濃度の高い透明相であることを特徴
とする記録液。並びに再分散性を評価することにより選
定される耐目詰まり性、並びに非常時の吐出回復性に優
れた記録液を選定する評価方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録に使用される記録液に関するものである。
【0002】また本発明は、インクジェット記録に使用
される種々の要求特性を満たす記録液を選定するための
記録液の評価方法に関するものである。
【0003】更に本発明は、インクジェット記録に使用
される種々の要求特性を満たす記録液を選定するための
記録液の評価方法により選定される記録液に関するもの
である。
【0004】
【従来の技術】インクジェット記録は、低騒音で高速印
字が可能な記録方法であり、最近急速に普及しつつある
記録方法である。このようなインクジェット記録は、記
録液を加熱あるいは加圧といった方法により小液滴とし
て吐出させ、それを紙等の被記録材に付着させて記録を
行うものである。
【0005】記録液の色材としては、これまで、染料が
使用されていた。しかし記録物の耐水・耐候性の面から
考えると、染料よりも顔料を用いる方が有利である。ま
た、液媒体としては、普通紙上への滲みの面から考える
と、非水性液媒体よりも水性液媒体を用いる方が有利で
ある。
【0006】そこで、記録液の色材に顔料を用い、この
顔料を水性液媒体に分散した水性顔料系記録液の開発が
行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】インクジェット記録に
用いられる記録液は低湿度環境下での印字、並びに非常
時、すなわちヘッドが長時間大気下に曝された場合、あ
るいは吐出部と記録液供給部が別体型のインクジェット
ヘッドで吐出部と供給部が分離したまま長時間放置され
た場合等、ノズル穴や吐出部と記録液供給部との接続部
から記録液中の水分、揮発性添加物が蒸発する。
【0008】それに伴う記録液の粘度上昇は水性顔料系
記録液と水性染料系記録液ともに生じるが、水性顔料系
記録液は水性染料系記録液に比べ顔料の凝集に起因する
目詰まり等の問題が生じ易い事があげられる。
【0009】ノズル穴からの水分の蒸発は印字中におい
ては不使用ノズルで生じる。この際は空吐出などの回復
動作で不使用ノズル、すなわちある一定時間大気放置さ
れたノズルのメニスカス表層部の増粘記録液を除去す
る。更に長期間ノズルが大気にさらされた場合は、記録
液から更に水分、揮発性添加物が蒸発することから吸引
やワイピング等により増粘記録液を除去する回復動作が
行われる。
【0010】吐出部と記録液供給部が別体型のプリンタ
で吐出部と記録液供給部が脱離した状態で放置され、接
続部に目詰まりが生じた場合は通常、再度吐出部と記録
液供給部を接続し吸引による回復動作が行われる。
【0011】回復動作が行われる場合は記録液中の水
分、揮発性添加物が蒸発した増粘記録液が短期的には空
吐出、長期的には吸引動作により容易に除去できる程度
の粘度と流動性を有することが必要となる。更に上記増
粘記録液が記録液と容易に混合されることも必要条件と
なる。それらを満たす記録液としては増粘記録液の顔料
凝集が無く、また記録液から水分、揮発性添加物が蒸発
した後も記録液への再分散性が優れていることが求めら
れる。
【0012】そこで、本発明の目的は耐目詰まり性、並
びに非常時の吐出回復性に優れた水性顔料系記録液を提
供することである。
【0013】また、本発明の目的は耐目詰まり性、並び
に非常時の吐出回復性に優れた水性顔料系記録液を選定
するための評価方法を提供することである。更に本発明
の目的は耐目詰まり性、並びに非常時の吐出回復性に優
れた水溶性顔料系記録液を選定するための記録液の評価
方法により選定される記録液を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の記録液は少なく
とも分散剤、水溶性液媒体、保湿剤、顔料、水から構成
される水性顔料系記録液であって、かかる記録液の分散
剤がポリオキシエチレンアルキル(又はアルキルフェニ
ル)エーテル硫酸エステル塩誘導体であり、かかる記録
液がノズル穴表面でメニスカスを形成し、大気暴露され
た際、記録液中の水分が蒸発する事で相分離を生じ、か
かる相分離後のメニスカスを形成する表層が保湿剤濃度
の高い透明相であって耐目詰まり性、並びに非常時の吐
出回復性に優れている事を特徴とするものである。
【0015】なお、本発明の記録液の相分離現象はイン
クジェットプリンタのノズル穴、あるいは直径が数mm
未満の毛細管等の微小な径からの水分蒸発により生じる
現象であることを我々は見いだした。
【0016】また、本発明の記録液の保湿剤はグリセリ
ン、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール
(平均分子量)200、(平均分子量)300、(平均
分子量)400からなる群から少なくとも1種類の保湿
剤成分と上記の群以外の多価アルコール類、糖類、ピロ
リドン、ポリビニルピロリドンからなる群から少なくと
も1種類の保湿剤成分とを組み合わせてなる混合保湿剤
系であることを特徴とするもので、上記の群以外の多価
アルコールとしては、例えばプロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、トリプロピレングリコール、
1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール等
が、糖類としてはキシリトール、ソルビトール等があげ
られる。
【0017】本発明の記録液の評価方法はインクジェッ
ト記録に使用する記録液が少なくとも分散剤、水性液媒
体、保湿剤、顔料、水から構成される水性顔料系記録液
について耐目詰まり性、並びに非常時の吐出回復性に優
れた記録液を選定することを目的とし、かかる記録液を
乾燥し乾燥前後のインクの粒径変化、並びに再分散性を
評価することを特徴とする。
【0018】本発明の記録液の評価方法の乾燥インクが
記録液中の水分と揮発性添加物を除去したインクである
ことを特徴とする。
【0019】本発明の記録液の評価方法の乾燥インクは
記録液を一定量計り取り、室温(20から30℃)にて
自然体流方式、あるいは乾燥剤入りデシケーター中にて
乾燥したことを特徴とする。その際、高温下での乾燥で
は通常のヘッド放置状態では起こりえない記録液組成物
の蒸発や顔料の凝集が生じる可能性があること、強制対
流方式での乾燥等記録液表面に直接風が当たる場合は、
乾燥インクの系の均一性が失われることより用いること
はできない。
【0020】本発明の記録液の評価方法の乾燥インクが
記録液を乾燥したもので24時間後の重量変化が乾燥前
の記録液重量の0.3%以下になるまで記録液の水分と
揮発性添加物を除去したインクである事を特徴とする。
【0021】本発明の記録液の評価方法で選定される記
録液の乾燥インクの粒径は乾燥前の記録液の粒径の2倍
以内であることを特徴とする。記録液が乾燥し顔料が凝
集する場合は、粘度の急激な上昇が生じ吸引などの回復
動作で復帰不能となる。更に凝集顔料がヘッド内に入り
込み流路、ノズル穴を詰まらせる問題点がある。
【0022】本発明の記録液の評価方法の再分散性は増
粘した乾燥インクが記録液と接触した際、凝集せず記録
液中に展開する性質であることを特徴とする。
【0023】本発明の記録液の評価方法の再分散性評価
は乾燥インクの純水への展開性を評価する事を特徴とす
る。
【0024】本発明の記録液の評価方法の再分散性評価
が以下の試験方法よりなるものであることを特徴とす
る。
【0025】本発明の記録液の評価方法で選定される記
録液は再分散性の試験方法において、乾燥インクが途切
れることなく純水中に展開することを特徴とする。乾燥
インクが記録液と接触した際、ソルベントショック等に
より顔料の凝集が生じた場合は流路詰まり、ノズル穴詰
まりを引き起こすばかりでなく、回復機構の一つである
吸引孔をも詰まらせる問題がある。
【0026】本発明の記録液の評価方法で選定される記
録液は再分散性の試験方法において、展開した乾燥イン
クの先端がaからbへ移動する時間が20秒以内である
ことを特徴とする。
【0027】本発明の記録液は再分散性試験を行った
際、乾燥インクの粒径が乾燥前の記録液の粒径の2倍以
内であることを特徴とする記録液である。
【0028】本発明の記録液は再分散性試験を行った
際、増粘した乾燥インクが記録液と接触した際、凝集せ
ず記録液中に展開する性質であることを特徴とする記録
液である。
【0029】本発明の記録液は再分散性試験を行った
際、展開した乾燥インクの先端がaからbへ移動する時
間が20秒以内であることを特徴とする記録液である。
【0030】本発明の記録液の分散剤、保湿剤は上記に
示した通りであるが、それら以外の水溶性液媒体として
は分散剤の対イオン種のひとつとしてジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン等の各種アルカロールアミン
等が用いられる。そのほかの水溶性媒体として記録液の
紙面への浸透性付与剤、pH調整剤、表面張力調整剤、
粘度調整剤等を必要に応じて添加する。
【0031】なお、分散剤の対イオン種としてはアルカ
ロールアミンのほかにナトリウム、カリウム等のアルカ
リ金属類、アンモニアなどを用いることができる。
【0032】記録液に用いる顔料は要求される色調、分
散剤との適合性など調べた上で種々の顔料を用いること
ができる。黒顔料の代表的なものはカーボンブラック、
青系顔料としてはフタロシアニン顔料、赤系顔料として
はキナクリドン顔料、黄系顔料としてはアゾ顔料などを
用いることができる。
【0033】(作用)本発明の記録液はノズル穴が大気
暴露された際、相分離を生じメニスカス表層が保湿剤濃
度の高い透明相で保護されることで更なる水分蒸発が妨
げられる事からノズルの目詰まり問題を解決するととも
に、上記再分散性試験で選定された記録液であることか
ら、ノズル穴よりも大きい口径の例えば、吐出部と記録
液供給部の接続部等が長時間放置された際も水分蒸発に
より形成される乾燥インクが柔らかく、また顔料凝集が
無く、更に記録液への再分散性が優れている事から通常
の回復動作で容易に復帰することが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】分散剤、水溶性液媒体、保湿剤、
水を混合溶解し分散媒とする。かかる分散媒と顔料を混
合分散し記録液を調製する。
【0035】その際、水溶性液媒体の一部、保湿剤の一
部、水の一部を混合溶解した分散媒を用いた場合は記録
液原液が得られ、分散後残りの水溶性媒体、保湿剤、水
を記録液原液に添加し記録液とする。
【0036】その他、必要に応じて浸透性付与剤、pH
調整剤、表面張力調整剤、粘度調整剤等を添加する。
【0037】かかる分散媒と顔料の混合分散にはサンド
ミル、ボールミル、超音波ホモジナイザー、高圧ホモジ
ナイザー、ジェットミル等の粉砕分散機が用いられる。
【0038】次に上記操作により調製した記録液内の粗
大粒子、並びに非記録液成分を遠心分離、濾過処理によ
り除き記録液を精製する。
【0039】得られた記録液について相分離の有無を確
認するため以下の試験を行う。
【0040】相分離確認試験;蓋に毛細管差込口と空気
孔をもうけたサンプル瓶にある一定量の記録液を満たし
毛細管の高さを調整して毛細管表面にメニスカスを形成
する。用いる毛細管は直径1mm以下のものが好まし
い。作製したサンプルを気温25℃、湿度40〜60%
下の環境で一日放置する。放置後、目視にてインクの相
分離の有無を確認する。図1に本試験の形態の例を示す
が、本発明の範囲内であればこれに限定されるものでは
ない。
【0041】図2、並びに以下に再分散性試験の形態の
例を示す。本発明の範囲内であればこれに限定されるも
のではない。
【0042】各種組成の記録液を調製、精製した後それ
ぞれ0.3000gを内径3cmのシャーレに計りと
る。
【0043】計りとった記録液を活性化したシリカゲル
の入ったデシケーター中に入れ室温にて放置し乾燥イン
クを調製する。
【0044】乾燥インクの24時間後の重量が0.00
09g以下になった地点を最終点とし評価を行う。
【0045】内径2cm、高さ5cmの容器に純水を満
たす。外径0.8mmの白金製針金の先に乾燥インクを
少量取り上記容器の底面より25mmの図2に示したa
点にセットする。
【0046】その際、乾燥インクの純水への展開状態、
並びに乾燥インクの先端がaから容器底面のb点へ移動
するまでの時間を測定する。
【0047】一方、各記録液について耐目詰まり性、並
びに非常時の回復性を評価する目的でカートリッジ−ヘ
ッド別体型のオンデマンド型圧電系インクジェットプリ
ンタに搭載し以下の試験を行った。
【0048】放置試験ヘッドをプリンタに装着し正常
吐出を確認後、カートリッジに接続したヘッドをノーキ
ャップ状態で25℃−低湿度(10%未満)1時間放置
する。その間、空吐出、吸引などの回復動作を行わな
い。放置後、初ドットからの吐出の有無、着弾位置のズ
レ等を評価する。
【0049】放置試験ヘッドをプリンタに装着し正常
吐出確認後、カートリッジに接続したヘッドをノーキャ
ップ状態で常温−常湿下で30日放置する。放置後、ヘ
ッドのノズル部を観察するとともに再度プリンタに装着
し吸引−ワイピングによる復帰操作を行い吐出状態を確
認する。
【0050】放置試験ヘッドをプリンタに装着し正常
吐出確認後、カートリッジに接続したヘッドをノーキャ
ップ状態で40℃−低湿下(湿度20%以下)で14日
放置する。放置後、ヘッドのノズル部を観察するととも
再度プリンタに装着し吸引−ワイピングによる復帰操作
を行い吐出状態を確認する。
【0051】放置試験ヘッドをプリンタに装着し正常
吐出を確認後、カートリッジに接続したヘッドをノーキ
ャップ状態で40℃−低湿度(湿度5%未満)下で15
日放置する。その後、再度プリンタに装着し吸引による
復帰操作を行なう。
【0052】(実施例1)記録液の配合比を下記に示
す。
【0053】 水 63.2重量% ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム (有効成分25%) 6.8重量% グリセリン 7.0重量% ポリエチレングリコール(平均分子量)200 8.0重量% トリプロピレングリコール 10.0重量% カーボンブラック 5.0重量%
【0054】調製、精製後、得られた記録液を用いて相
分離試験を行った結果、明らかにメニスカス表面に相分
離が確認された。
【0055】次に、上記記録液を用い乾燥インクを調製
し再分散性試験を行った結果を示す。 ・乾燥インクの粒径:187nm 乾燥前の記録液の顔
料粒径:110nm ・乾燥インクの純水への展開性:図2に示すように途切
れることなく展開した。 ・乾燥インク先端のaからbへの到達時間:12.4秒
【0056】次に各種放置試験の結果を示す。 ・放置試験:ノーキャップ1時間後も初期ドットより
正常吐出することがわかった。 ・放置試験;放置後のノズル板のノズル穴にファイバ
ー状の針金を接触させたところ透明な液体が針金の先端
に付着したことよりノズル穴表面に透明な液体が存在す
ることを確認した。その後、ヘッドをプリンタに装着し
吸引−ワイピングによる復帰操作を行ったところ、1回
の復帰動作で全ノズルからインクが正常吐出した。 ・放置試験;放置後のノズル板のノズル穴にファイバ
ー状の針金を接触させたところ透明な液体が針金の先端
に付着したことよりノズル穴表面に透明な液体が存在す
ることを確認した。その後、ヘッドをプリンタに装着し
吸引−ワイピングによる復帰操作を行ったところ、1回
の復帰動作で全ノズルからインクが正常吐出した。 ・放置試験;放置後のノズル板のノズル穴にファイバ
ー状の針金を接触させたところ透明な液体が針金の先端
に付着したことよりノズル穴表面に透明な液体が存在す
ることを確認した。その後、ヘッドをプリンタに装着し
吸引−ワイピングによる復帰操作を行ったところ、1回
の復帰動作で全ノズルからインクが正常吐出した。
【0057】(実施例2)記録液の配合比を下記に示
す。
【0058】 水 68.2重量% ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 硫酸−ジエタノールアミン塩 1.8重量% ジエチレングリコール 2.0重量% 1,3−プロパンジオール 15.0重量 % グリセリン 5.0重量 % ポリエチレングリコール(平均分子量)200 3.0重量 % カーボンブラック 5.0重量 %
【0059】調製、精製後、得られた記録液を用いて相
分離試験を行った結果、明らかにメニスカス表面に相分
離が確認された。
【0060】次に、上記記録液を用い乾燥インクを調製
し再分散性試験を行った結果を示す。 ・乾燥インクの粒径:190nm 乾燥前の記録液の
顔料粒径:110nm ・乾燥インクの純水への展開性:実施例1と同様に良好
であった。 ・乾燥インク先端のaからbへの到達時間:9.8秒
【0061】次に各種放置試験の結果を示す。 ・放置試験:ノーキャップ1時間後も初期ドットより
正常吐出することがわかった。 ・放置試験:実施例1と同様に放置後、ノズル穴表面
に透明な液体が存在することを確認するとともにその後
の復帰動作1回で回復し正常吐出した。 ・放置試験:実施例1と同様に放置後、ノズル穴表面
に透明な液体が存在することを確認するとともにその後
の復帰動作1回で回復し正常吐出した。 ・放置試験:実施例1と同様に放置後、ノズル穴表面
に透明な液体が存在することを確認するとともにその後
の復帰動作1回で回復し正常吐出した。
【0062】(実施例3)記録液の配合比を下記に示
す。
【0063】 水 68.2重量% ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 硫酸アンモニウム 0.8重量% ジエチレングリコール 5.0重量 % ピロリドン 10.0重量 % グリセリン 5.0重量 % ポリエチレングリコール(平均分子量)300 5.0重量 % ジエチレングリコールモノブチルエーテル 4.0重量 % フタロシアニン系シアン顔料 2.0重量%
【0064】調製、精製後、得られた記録液を用いて相
分離試験を行った結果、明らかにメニスカス表面に相分
離が確認された。
【0065】次に、上記記録液を用い乾燥インクを調製
し再分散性試験を行った結果を示す。 ・乾燥インクの粒径:177nm 乾燥前の記録液の顔
料粒径:95nm ・乾燥インクの純水への展開性:実施例1と同様に良好
であった。 ・乾燥インク先端のaからbへの到達時間:9.1秒
【0066】次に各種放置試験の結果を示す。 ・放置試験:ノーキャップ1時間後も初期ドットより
正常吐出することがわかった。 ・放置試験:実施例1と同様に放置後、ノズル穴表面
に透明な液体が存在することを確認するとともにその後
の復帰動作1回で回復し正常吐出した。 ・放置試験:実施例1と同様に放置後、ノズル穴表面
に透明な液体が存在することを確認するとともにその後
の復帰動作1回で回復し正常吐出した。 ・放置試験:実施例1と同様に放置後、ノズル穴表面
に透明な液体が存在することを確認するとともにその後
の復帰動作1回で回復し正常吐出した。
【0067】(比較例1)記録液の配合比を下記に示
す。なお、共重合体のかっこ内は各単量体の重合比を表
す。
【0068】 水 76.0重量% スチレン−アクリル酸−ドデシルアクリレート共重合体 1.5重量% (65/20/15);分子量約1万 グリセリン 7.0重量% ポリエチレングリコール(平均分子量)200 8.0重量% トリプロピレングリコール 10.0重量% トリエタノールアミン 0.5重量% カーボンブラック 5.0重量%
【0069】調製、精製後、得られた記録液を用いて相
分離試験を行った結果、明らかにメニスカス表面に相分
離が確認された。
【0070】次に、上記記録液を用い乾燥インクを調製
し再分散性試験を行った結果を示す。 ・乾燥インクの粒径:237nm 乾燥前の記録液の顔
料粒径:106nm ・乾燥インクの純水への展開性:乾燥インクは純水中で
スムーズに展開せず凝集崩壊が生じ容器底面に沈んだ。 ・乾燥インク先端のaからbへの到達時間:測定不能
【0071】・放置試験:ノーキャップ1時間後は一
部不吐出ノズルがあり、吐出ノズルも着弾精度の低下が
みられる。 ・放置試験;放置後のノズル板のノズル穴にファイバ
ー状の針金を接触させたところ透明な液体が針金の先端
に付着したことよりノズル穴表面に透明な液体が存在す
ることを確認した。その後、ヘッドをプリンタに装着し
吸引−ワイピングによる復帰操作を行ったが、1回の復
帰動作では復帰せず、復帰動作5回で一部回復したが不
吐出ノズルが残った。 ・放置試験;放置後のノズル板のノズル穴にファイバ
ー状の針金を接触させたところ透明な液体が針金の先端
に付着したことよりノズル穴表面に透明な液体が存在す
ることを確認した。その後、ヘッドをプリンタに装着し
吸引−ワイピングによる復帰操作を行ったが、5回の復
帰動作でも回復不能であった。 放置試験;放置後のノズル板のノズル穴にファイバー
状の針金を接触させたところ透明な液体が針金の先端に
付着したことよりノズル穴表面に透明な液体が存在する
ことを確認した。その後、ヘッドをプリンタに装着し吸
引−ワイピングによる復帰操作を行ったが、5回の復帰
動作でも回復不能であった。
【0072】(比較例2)記録液の配合比を下記に示
す。
【0073】 水 68.2重量% ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 硫酸アンモニウム 0.8重量% グリセリン 10.0重量% ポリエチレングリコール(平均分子量)300 15.0重量% ジエチレングリコールモノブチルエーテル 4.0重量% フタロシアニン系シアン顔料 2.0重量%
【0074】調製、精製後、得られた記録液を用いて相
分離試験を行った結果、相分離は確認されなかった。
【0075】次に、上記記録液を用い乾燥インクを調製
し再分散性試験を行った結果を示す。 ・乾燥インクの粒径:207nm 乾燥前の記録液の顔
料粒径:109nm ・乾燥インクの純水への展開性:図3に示すように乾燥
インクは純水中でスムーズに展開した。 ・乾燥インク先端のaからbへの到達時間:18秒
【0076】次に各種放置試験の結果を示す。 ・放置試験:ノーキャップ1時間後不吐出ノズルは無
いものの、着弾精度の低下がみられる。 ・放置試験;放置後のノズル板のノズル穴にファイバ
ー状の針金を接触させたところ黒色の増粘記録液が針金
の先端に付着したことよりノズル穴表面で相分離が生じ
ていないことがわかった。その後、ヘッドをプリンタに
装着し吸引−ワイピングによる復帰操作を行ったとこ
ろ、1回の復帰動作では完全に全ノズルを復帰すること
はできず、復帰動作5回で全ノズル吐出したものの着弾
精度の低下が残った。 ・放置試験;放置後のノズル板のノズル穴にファイバ
ー状の針金を接触させたところ黒色の増粘記録液が針金
の先端に付着したことよりノズル穴表面で相分離が生じ
ていないことがわかった。その後、ヘッドをプリンタに
装着し吸引−ワイピングによる復帰操作を行ったとこ
ろ、1回の復帰動作では完全に全ノズルを復帰すること
はできず、復帰動作5回で全ノズル吐出したものの着弾
精度の低下が残った。 ・放置試験;放置後のノズル板のノズル穴にファイバ
ー状の針金を接触させたところ黒色の増粘記録液が針金
の先端に付着したことよりノズル穴表面で相分離が生じ
ていないことがわかった。その後、ヘッドをプリンタに
装着し吸引−ワイピングによる復帰操作を行ったとこ
ろ、1回の復帰動作では完全に全ノズルを復帰すること
はできず、復帰動作5回で全ノズル吐出したものの着弾
精度の低下が残った。
【0077】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の再分散性試
験により選定された本発明範囲の分散剤、並びに保湿剤
組成の記録液は相分離が生じ耐目詰まり性、並びに非常
時の吐出回復性に優れる記録液であることがわかる。
【0078】更に、本発明の水性顔料系記録液の評価方
法を用いる事により簡便に水性染料系記録液に比べ耐水
・耐光性に優れ、実使用に耐える水性顔料系記録液の選
定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における相分離確認試験の形態
の一例である。
【図2】本発明の再分散性評価方法の試験の一例であ
る。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録に使用する記録液が
    少なくとも分散剤、水溶性液媒体、保湿剤、顔料、水か
    ら構成される水性顔料系記録液であってかかる記録液の
    分散剤がポリオキシエチレンアルキル(又はアルキルフ
    ェニル)エーテル硫酸エステル塩誘導体であり、かかる
    記録液がノズル穴表面でメニスカスを形成し、大気暴露
    された際、記録液中の水分が蒸発する事で相分離を生
    じ、かかる相分離後のメニスカスを形成する表層が保湿
    剤濃度の高い透明相であって耐目詰まり性、並びに非常
    時の吐出回復性に優れている事を特徴とする記録液。
  2. 【請求項2】 インクジェット記録に使用する記録液が
    少なくとも分散剤、水溶性液媒体、保湿剤、顔料、水か
    ら構成される水性顔料系記録液であってかかる記録液の
    保湿剤がグリセリン、トリエチレングリコール、ポリエ
    チレングリコール(平均分子量)200、(平均分子
    量)300、(平均分子量)400からなる群から少な
    くとも1種類の保湿剤成分と上記の群以外の多価アルコ
    ール類、糖類、ピロリドン、ポリビニルピロリドンから
    なる群から少なくとも1種類の保湿剤成分とを組み合わ
    せてなる混合保湿剤系であることを特徴とする請求項1
    記載の記録液。
  3. 【請求項3】 記録液を乾燥し乾燥前後のインクの粒径
    変化、並びに再分散性を評価することにより選定される
    耐目詰まり性、並びに非常時の吐出回復性に優れた記録
    液を選定することを特徴とする記録液の評価方法。
  4. 【請求項4】 再分散性を評価する際の乾燥インクが記
    録液中の水分と揮発性添加物を除去したインクであるこ
    とを特徴とする請求項3記載の記録液。
  5. 【請求項5】 再分散性を評価する際の乾燥インクが記
    録液を一定量計り取り、室温(20から30℃)にて自
    然体流方式、あるいは乾燥剤入りデシケーター中にて乾
    燥したことを特徴とする請求項3、4記載の記録液の評
    価方法。
  6. 【請求項6】 乾燥インクが記録液を乾燥したもので2
    4時間後の重量変化が乾燥前の記録液重量の0.3%以
    下になるまで記録液の水分と揮発性添加物を除去したイ
    ンクである事を特徴とする請求項3、4、5記載の記録
    液の評価方法。
  7. 【請求項7】 乾燥インクの粒径が乾燥前の記録液の粒
    径の2倍以内であることを特徴とする請求項3、4、
    5、6記載の記録液の評価方法。
  8. 【請求項8】 再分散性は増粘した乾燥インクが記録液
    と接触した際、凝集せず記録液中に展開する性質である
    ことを特徴とする請求項3、4、5、6、7記載の記録
    液の評価方法。
  9. 【請求項9】 再分散性の評価方法が乾燥インクの純水
    への展開性を評価する事を特徴とする請求項3、4、
    5、6、7、8記載の記録液の評価方法。
  10. 【請求項10】 再分散性の評価方法が以下の試験方法
    よりなるものであることを特徴とする請求項3、4、
    5、6、7、8、9記載の記録液の評価方法。
  11. 【請求項11】 請求項10の再分散性の試験方法にお
    いて、乾燥インクが途切れることなく純水中に展開する
    ことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9記
    載の記録液の評価方法。
  12. 【請求項12】 請求項10の再分散性の試験方法にお
    いて、展開した乾燥インクの先端が(a)から(b)へ
    移動する時間が20秒以内であることを特徴とする請求
    項3、4、5、6、7、8、9記載の記録液の評価方
    法。
  13. 【請求項13】 再分散性試験を行った際、乾燥インク
    の粒径が乾燥前の記録液の粒径の2倍以内であることを
    特徴とする請求項1、2記載の記録液。
  14. 【請求項14】 再分散性試験を行った際、増粘した乾
    燥インクが記録液と接触した際、凝集せず記録液中に展
    開する性質であることを特徴とする請求項1、2記載の
    記録液。
  15. 【請求項15】 再分散性試験を行った際、展開した乾
    燥インクの先端が(a)から(b)へ移動する時間が2
    0秒以内であることを特徴とする請求項1、2記載の記
    録液。
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