JPH1027977A - 車載電子部品冷却装置 - Google Patents

車載電子部品冷却装置

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JPH1027977A
JPH1027977A JP17907296A JP17907296A JPH1027977A JP H1027977 A JPH1027977 A JP H1027977A JP 17907296 A JP17907296 A JP 17907296A JP 17907296 A JP17907296 A JP 17907296A JP H1027977 A JPH1027977 A JP H1027977A
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JP
Japan
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container
exhaust
vehicle
air
electronic component
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JP17907296A
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English (en)
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Shigeki Okaguchi
茂樹 岡口
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載電子部品を収納した収納容器の内部雰囲
気温度を降下させるために前記収納容器にファン装置を
設けているが、ファン装置の装着により製品コストが高
くなるとともに、収納容器自体が大型化してしまう。 【解決手段】 排気部26に形成されたベンチュリ管の
細くくびれた細径部分を外筒34の朝顔状端部から取り
入れられる車両走行による走行風が通過する時に、該細
径部分が負圧になり、この細径部分と換気筒30を介し
て連通する収納容器10内部の空気を吸引排気する。収
納容器10内部は排気により負圧になり外気導入口から
外気を吸入し、該外気導入口から排気部26に向かう排
気流が発生し、収納容器10内部の温熱空気の排気を行
い、電子部品の周囲温度を下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の冷却装
置、特に車両に搭載された容器内で発熱体の近傍に配置
される電子部品の冷却を行う車載電子部品冷却装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】車両搭載部品の多量化や複雑化が進む中
で、メンテナンス性等の向上を目的に、関連部品を収納
容器にまとめ入れたユニットボックス化が盛んに行われ
ている。例えば、車両用インバータ収納ボックスの中に
は、ACモータ駆動用インバータの他に電動パワーステ
アリング用ドライバー、補機用バッテリ、演算制御回路
(ECU)、IC基板等が収納されワンユニット化され
ている。
【0003】上記のようなインバータを有する車両は、
走行開始後まもなく未回収分の熱によりインバータ自身
及びそれを収納する収納容器内部の温度が上昇する。一
般にインバータの熱効率ロスは5%程度あるので、例え
ば、45KWの出力のインバータの場合3KW程度の熱
を放出してしまう。前述したように収納ボックスの中に
はインバータの他に各種ECUやIC基板等が多数収納
されている。前記ECUやIC基板は一般に熱に弱く、
ECUやIC基板の周囲温度は85°C以下にすること
が好ましい。そのため、収納容器の材料に熱伝導率の高
いアルミニウム等を用いると共に、水冷や空冷式のヒー
トシンク構造等の冷却装置を設け、前記インバータ等の
熱発生源からの熱の放出を行っている。しかし、ヒート
シンク構造等のみでは冷却が不十分であるため、例え
ば、実開昭57−173396号公報に示すようなブロ
ワ装置を収納容器に設け、容器内部の温熱空気の強制排
気を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ブロワ装
置を収納容器毎に設けることは収納容器の構造を複雑に
すると共に、製品コストアップの原因になる。
【0005】また、前記ブロワ装置によって、収納容器
の良好な冷却を実現するためのは、収納容器の容積に対
して大きなブロワ装置が必要になるという問題がある。
例えば、実開昭57−173396号公報のブロワ装置
は収納容器の約1/4を占有している。車両等のように
収納スペースが制限されている場合にはブロワ装置の装
着によって収納容器が大型化することは大きな問題であ
る。また、一般にブロワ装置は電動モータによってファ
ンを駆動するためモータ自身が発熱源になり悪循環にな
るという問題がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、容易かつコンパク
トな構成で効率的に容器内の温熱空気の排気を行うこと
のできる車載電子部品冷却装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の構成は、車両に搭載された容器内
に収納される電子部品の冷却を行う車載電子部品冷却装
置において、前記容器内に外気を導入する外気導入口
と、前記容器に形成された空気吸引口に連通した排気部
であって、前記車両の走行による走行風により負圧を発
生し前記容器内の空気を吸引排気するベンチュリ管を有
する排気部と、を含むことを特徴とする。
【0008】ここで、冷却の対象となる電子部品とは高
温下での使用が好ましくない部品であって、例えば、各
種演算を行う演算制御回路(ECU)、ICを搭載した
IC基板等である。
【0009】この構成によれば、ベンチュリ管の細くく
びれた細径部分を車両の走行によって発生する走行風が
通過する時に、該細径部分が負圧になり、この細径部分
と連通する容器内部の空気を吸引排気する。その結果、
容器内部に外気導入口から排気部に向かう気流が発生
し、容器内部の温熱空気の排気を行い容器内部の冷却を
行うと共に、電子部品の冷却を行う。
【0010】上記のような目的を達成するために、本発
明の他の構成は、前記外気導入口と排気部は前記電子部
品を通過する排気流路を形成することを特徴とする。
【0011】この構成によれば、高温下での使用に適さ
ない電子部品の周囲の温熱空気を排気部に導くことがで
きるので、効率的な電子部品の冷却を行うことができ
る。
【0012】上記のような目的を達成するために、本発
明の他の構成は、前記排気部は、自重によりスライドし
て前記容器に形成された空気吸引口を閉口し、走行風に
よって開口するするシャッタを有することを特徴とす
る。
【0013】ここで、前記シャッタはアルミニウム等の
軽い材料で形成され、走行風を受ける部分は風を受け易
い形状、例えば、朝顔(ラッパ先端)形状を呈すること
が望ましい。
【0014】この構成によれば、車両停車時には前記シ
ャッタが空気吸引口を閉口し排気部から容器内部に粉塵
や水滴(水分)等が進入することを防止することができ
る。なお、走行時には前述したように容器から内部空気
が吸引されるため粉塵や水滴が容器内部に進入すること
はない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づき説明する。図1は本実施形態の車載電子部
品冷却装置を有する収納容器10を車両12のフロント
部分に搭載した状態を示す概略概念図である。前記収納
容器10は、熱伝導率の良い材質、例えばアルミニウム
等によって形成された略箱型形状を呈し、本体部10a
と、該本体部10aに図示しないヒンジ等によって開閉
自在に装着された蓋部10bとから構成されている。
【0016】本実施形態の場合、本体部10aは、実際
に電子部品やインバータ等が収納される収納部14a
と、前記収納部14aの放熱を行うために収納部14a
の下部に配置された水冷式ヒートシンク16のための冷
却水が通過する流水部14bとから構成されている。こ
の流水部14bには例えば、図中矢印A方向に冷却水が
流れ、図示しないラジエタ等の動作によって循環してい
る。また、本体部10aの側面には外気を前記収納容器
10内の導き入れるための外気導入口18が形成されて
いる。この外気導入口18には粉塵や水滴等が収納容器
10内に侵入することを防止するためのフィルタが装着
されることが好ましい。なお、図1の場合、外気導入口
18は車両12の進行方向である矢印Bに開口している
が外気を収納容器10に導入できれば、その開口方向は
任意でよいが、後述する排気部との位置関係によって外
気導入口18と排気部との配置関係は制約を受ける。
【0017】収納容器10の収納部14aには前述した
ようにACモータ駆動用インバータの他に電動パワース
テアリング用ドライバー、補機用バッテリ、演算制御回
路(ECU)、IC基板等が収納されている。このう
ち、高温下での使用の適さない部品、例えばECUやI
C基板等は前記外気導入口18に近い側の部品スペース
22に配置し、インバータ等発熱源になる部品は後述す
る排気部に近い側、すなわち前記外気導入口18から遠
い側の部品スペース24に配置する。このように配置す
ることによって効率的な冷却を行うことができる。その
理由については後述する。
【0018】一方、前記蓋部10bの内面上部には空冷
式のヒートシンク20が形成され、容器内部の冷却を行
っている。また、該蓋部10bの一部には収納容器10
内部の空気を排出するための排気部26が突出形成され
ている。この排気部26は前記収納部10aに形成され
た外気導入口18から離れた位置、例えば対角位置に設
けられることが望ましい。配置の理由については後述す
る。
【0019】図2には、前記排気部26の拡大断面図が
示されている。前記蓋部10bの一部には前記収納容器
10内部の空気を吸引排出するための空気吸引口28が
形成され、該空気吸引口28を覆うように換気筒30が
固定されている。この換気筒30は、例えば円筒パイプ
を略L字状に折り曲げて形成され、先端には換気孔30
aが多数形成されている。前記換気筒30の換気孔30
aが形成されている端面は図2に示すように解放しても
良いし閉じても良い。また、前記換気筒30には一端を
解放した円筒状の固定部材32が溶接等の固定手段によ
って固定されている。この固定部材32の周側面には複
数の空気取入れ口32aが形成されている。
【0020】また、前記固定部材32には朝顔(ラッ
パ)状に広がった解放端を有する外筒34が固定されて
いる。この外筒34はアルミニウム等の軽い材料で形成
され、一方端の朝顔状端部から他方端に向かうにしたが
って内径が小さくなるように設定されている。従って、
図2に示すように、外筒34に固定部材32及び換気筒
30を挿入し、所定位置で固定部材32と外筒34とを
固定すると、前記換気筒30に形成された換気孔30a
近傍で外筒34の内壁と換気筒30の外壁との隙間は最
小になる。すなわち、外筒34の朝顔状端部と固定部材
32とで形成される最大隙間(大径部)と、外筒34と
換気筒30とで形成される最小隙間(細径部)と、外筒
34の他端のみで形成する大径部とからなるベンチュリ
管を形成する。従って、空気が外筒34の朝顔状端部か
ら他端方向に流れた場合、細径部すなわち換気孔30a
近傍(図2中位置S)で流速が最大になり、この位置S
付近で圧力は負圧状態になり、換気孔30aを介して収
納容器10内の空気を吸引排気することになる。
【0021】以下、図1及び図2を用いて収納容器10
内の空気の吸引排気について詳細に説明する。なお、前
記外筒34の朝顔状端部は車両12の走行時に走行風を
良好に受け入れられるように車両進行方向に向けられて
いる。
【0022】車両12が図1中矢印B方向に走行を開始
すると、車両12のボディに設けられた図示しない空気
取入れ口から図中矢印C方向の走行風が外筒34の朝顔
状端部から吹き込む。走行風は図2中矢印Dで示すよう
に、固定部材32の空気取入れ口32aから固定部材3
2と換気筒30との間に入り、さらに、細径部である外
筒34と換気筒30の間に流れ込み、外筒34の他端側
から大気に解放される。前述したように、走行風が細径
部(図2中位置S)を通過する時に負圧を発生するため
換気筒30の換気孔30aから換気筒30内部の空気を
吸引する。
【0023】収納容器10の内部は車両12の走行開始
と同時にインバータ等による発熱により温熱空気が充満
している。この温熱空気が前記細径部で発生した負圧に
よって強制的に排気される。この強制排気が起こると収
納容器10の内部が負圧になり、収納容器10の側面に
形成された外気導入口18から外気が吸い込まれる。従
って、収納容器10内部では外気導入口18から排気部
26に向かう排気流路Eが形成される。この排気流路E
が高温下での使用に適さない部品、例えばECUやIC
基板近傍を通過するようにすることによって、所望の電
子部品の冷却を効率的に行うことができる。また、加熱
空気は上昇する傾向があるのでインバータ等の発熱源を
排気部26側に配置することにより収納容器10内の温
熱空気の排気を効率的に行うことができる。すなわち、
ECUやIC基板等を前記外気導入口18に近い側の部
品スペース22に配置し、インバータ等発熱源になる部
品を排気部26に近い側、すなわち前記外気導入口18
から遠い側の部品スペース24に配置することによっ
て、電子部品の冷却を効率的に行うことができる。ま
た、外気導入口18と排気部26とをある程度隔てた位
置に配置することによって、収納容器10内の温熱空気
を効率的に排気することができる。
【0024】なお、本実施形態では水冷や空冷のヒート
シンクと併用し効率的に収納容器の冷却を行う例を示し
たが、インバータ等の発熱源の発熱量が少ない場合に
は、本発明の外気導入口と排気部とからなる冷却装置の
みの冷却でも電子部品の最適使用温度を維持することが
可能である。
【0025】図3には排気部の他の実施形態の断面図が
示されている。図3に示す排気部36は、図2に示す排
気部26の外筒34が固定であったのに対して、走行風
によって図3中矢印F方向に移動可能である。
【0026】収納容器10の蓋部10bの空気吸引口2
8に接続された換気筒38は水平より10°〜20°程
度上方に傾いて屈曲している。また、前記換気筒38の
外周に溶接等で固定されている固定部材40は、換気筒
38の換気孔38aを覆う位置まで該換気筒38に沿っ
て伸びている。この固定部材40には、図2の例と同様
に複数の空気取入れ口40aが形成されている。また、
この空気取入れ口40aを挟んで凸状のストッパ40
b,40cが形成されている。そして、前記ストッパ4
0b,40cの間に、朝顔状端部42aと円筒胴部42
bを有する外筒42が前記固定部材40上を軸方向に摺
動自在に装着されてる。
【0027】図3の排気部36も図2の排気部26と同
様に、外筒42の朝顔状端部42aと固定部材40とで
形成される最大隙間(大径部)と、固定部材40と換気
筒38とで形成される最小隙間(細径部)と、固定部材
40の他端のみで形成する大径部とからなるベンチュリ
管を形成している。従って、空気が外筒42の朝顔状端
部42aから他端方向に流れた場合、細径部すなわち換
気孔38a近傍(図3中位置P)で流速が最大になり、
位置P付近で圧力は負圧状態になり、換気孔38aを介
して収納容器10内の空気を吸引排気することになる。
【0028】ところで、収納容器10は換気筒38及び
換気孔38aを介して大気と連通しているため車両が停
止している時に、粉塵や水滴が収納容器10内部に侵入
し、電子部品等の機能を阻害する可能性がある。そこ
で、図3に示す排気部36は、換気筒38の換気孔38
a形成側の端部形状を絞り込み粉塵や水滴の侵入を最小
限にすると共に、車両停止時に外筒42が一点鎖線で示
す位置に移動し、固定部材40に設けられた空気取入れ
口40aを前記外筒42の円筒胴部42bによって閉口
し固定部材40内部及び換気筒38の内部に粉塵や水滴
が侵入しないようにしている。
【0029】前記外筒42は軽い材料、例えば厚さ0.
5〜1.0mm程度のアルミニウムで形成され、走行風
及び自重によって容易に移動可能になっている。そし
て、車両走行時、すなわち収納容器10内の冷却を必要
とする場合、前記外筒42が走行風を受け、図3中左斜
め上方に移動し、空気取入れ口40aを開口し、前述し
たように収納容器10内の温熱空気の強制排気を行う。
この時、収納容器10に連通する換気筒38の換気孔3
8aの周囲が負圧になるので、粉塵や水滴が換気筒38
内部に侵入することはない。
【0030】一方、車両が停止している場合、外筒42
は自重により図3中右斜め下方向に移動し、円筒胴部4
2bによって空気取入れ口40aを閉口し粉塵や水滴の
侵入を防止する。なお、必要に応じて、収納容器10の
蓋部10bの空気吸引口28近傍や換気筒38内部にフ
ィルタを設ければ、粉塵や水滴の侵入を確実に防止する
ことができる。
【0031】本実施形態において、図1に示す外気導入
口18から収納容器10内部に湿った空気が取り込ま
れ、加熱された状態(走行状態)から走行を停止した場
合、例えば寒冷地等では、外気によって収納容器10内
部が急激に冷却され結露の可能性があるが、前述した実
施形態の場合、外気導入口18及び排気部26等大気解
放端があるので、結露は緩和される。また、洗車や暴風
雨等、通常と異なる方向から水滴が排気部26にかかっ
た場合、換気筒30の排気端(換気孔30a形成側)か
ら水滴が侵入する可能性がある。この場合、図2に示す
ように、ドレン44aを有する水滴トラップ44を換気
筒30の経路中に設けることによって、収納容器10内
に水滴が侵入することを防止できる。なお、同様な構造
を図3の例に適用しても同様の効果をえることができ
る。
【0032】なお、図1に示す実施形態では、外気導入
口18を車両12の進行方向に向けて配置し、排気部2
6を収納容器10の後方端に配置した例を示したが、外
気導入口18と排気部26とによって収納容器内部の電
子部品を冷却する排気流路を形成できれば、両者の配置
は任意の位置でよい。例えば、外気導入口18を収納容
器10の後方側面に配置し、排気部26を収納容器10
の前方端に配置してもよい。ただし、排気部の26の外
筒34の朝顔状端部は車両進行方向に向ける必要があ
る。なお、この場合、収納容器内の排気流路は図1中左
下から右上に向かうので、インバータ等の発熱源とEC
UやIC基板等の冷却必要部品の配置は図1の場合と逆
になる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、排気部のベンチュリ管
の細くくびれた細径部分を車両走行によって発生する走
行風が通過する時に、該細径部分が負圧になり、この細
径部分と連通する容器内部の空気を吸引排気する。その
結果、容器内部に外気導入口から排気部に向かう気流が
発生し、容器内部の温熱空気の強制排気を行う。従っ
て、容易かつコンパクトな構成で効率的に容器内の温熱
空気の排気を行い電子部品の冷却を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の車載電子部品冷却装置を
車両に搭載した状態を説明する概略概念図である。
【図2】 本発明の実施形態の車載電子部品冷却装置の
排気部の拡大断面図である。
【図3】 本発明の実施形態の車載電子部品冷却装置の
他の形態の排気部の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 収納容器、12 車両、18 外気導入口、2
2,24 部品スペース 26,36 排気部、28 空気吸引口、30,38
換気筒、32,40 固定部材、34,42 外筒。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された容器内に収納される電
    子部品の冷却を行う車載電子部品冷却装置において、 前記容器内に外気を導入する外気導入口と、 前記容器に形成された空気吸引口に連通した排気部であ
    って、前記車両の走行による走行風により負圧を発生し
    前記容器内の空気を吸引排気するベンチュリ管を有する
    排気部と、 を含むことを特徴とする車載電子部品冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記外気導入口と排気部は前記電子部品を通過する排気
    流路を形成することを特徴とする車載電子部品冷却装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1また請求項2記載の装置におい
    て、 前記排気部は、自重によりスライドして前記容器に形成
    された空気吸引口を閉口し、走行風によって開口するす
    るシャッタを有することを特徴とする車載電子部品冷却
    装置。
JP17907296A 1996-07-09 1996-07-09 車載電子部品冷却装置 Pending JPH1027977A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012228898A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Suzuki Motor Corp 電気自動車の冷却装置
JP2016081892A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 トヨタ自動車株式会社 車両用灯具の換気構造
CN118548253A (zh) * 2024-07-26 2024-08-27 深圳华夏恒泰电子有限公司 一种鼓风机内部控制元件固定装置

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