JPH10278794A - 車両のトリップコック装置 - Google Patents

車両のトリップコック装置

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JPH10278794A
JPH10278794A JP9196197A JP9196197A JPH10278794A JP H10278794 A JPH10278794 A JP H10278794A JP 9196197 A JP9196197 A JP 9196197A JP 9196197 A JP9196197 A JP 9196197A JP H10278794 A JPH10278794 A JP H10278794A
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保政 奥
Takashi Shima
貴司 志磨
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のトリップコック装置は、軸箱体に固定
装備されているから台車の荷重状態では軸箱体の回転変
位によりトリップコックの位置が大きく変化し、トリッ
プアームがトリッパより上方に位置してしまうことが起
こりうる。そうなればもはやトリップアームは動作せず
トリップコック装置の機能は果たし得ない。 【解決手段】 台車枠1が軸箱体5上に弾性支持され、
この台車枠1に軸箱体5の回転支持点を有し、トリップ
コック装置Tを有する車両において、トリップコック装
置Tをトリップコック受け14に装着する一方、台車枠
1と軸箱体5との間に両端が軸着された上リンク9を設
け、この上リンク9上に台車枠1にかかる荷重により軸
箱体5がその中心回りに回転変位した場合にも高さ位置
がほとんど変化しない上リンク9上の不動点Eにトリッ
プコック受け14の上部を軸着するとともに、軸箱体5
とトリップコック受け14の下部との間に下リンク16
を架設したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、鉄道
車両等で回転変位を生じる軸箱体に可変リンクを介して
設けた車両のトリップコック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7の従来のトリップコック装置の拡大
正面図、図8の模式図に示すように鉄道車両には、車両
のブレーキシステムと連携したトリップコック装置T
が、車輪02の前方位置で軸箱体05から前方に張り出
したアーム08の先端に備えられている。かかるトリッ
プコック装置Tは、車両が信号が赤であるにもかかわら
ず所定位置に停止せずになおも進行した場合の車両の非
常停止装置である。
【0003】なお、図8のように軸箱体05の頂部に立
軸05aが突出し、この立軸05aに設けた軸ばね06
aに台車枠01が弾性支持される一方、軸箱体05から
張り出したアーム07の端部は台車枠01のブラケット
01aに支持されている。
【0004】図7に示すように軸箱体05から水平に延
びた取付アーム08の先端部には高さ調整手段Kを介し
てトリップコック装置Tが設けてある。高さ調整手段K
は案内部材021等からなる。案内部材021の中央部
には縦方向に略コの字形の案内溝021aが設けられて
いるとともに、案内部材021の端部が鋸歯状に形成さ
れている。この鋸歯に噛合するようにトリップコック取
付部が設けられ、トリップコック取付部と案内溝021
aとの間に上下に2本のボルト022が設けられ、ボル
ト022に螺合したナット022aを締め付けることに
より、トリップコック装置Tは軸箱体05から張り出し
た取付アーム08側に固定されるようになっている。ト
リップコック体の下方に支軸024を中心に車両進行方
向に揺動可能に構成されたトリップアーム025が一定
の長さ地面に向けて垂下している。即ち、このトリップ
アーム025は、軌道R上から上方に一定量突出したト
リッパ026に所定範囲重なり合うような長さに上記高
さ調整手段Kにより調整設定されている。
【0005】かかるトリップコック装置は、前述したよ
うに、車両が信号が赤であるにもかかわらず所定位置に
停止せずになおも進行し、トリップアーム025がトリ
ッパ026に当たって後方に揺動した場合、トリップコ
ック装置Tに付属のコックが開放され、空気が排気され
ることによりブレーキが自動的に作動し車両を非常停止
させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトリップコ
ック装置Tは、軸箱体05から張り出した取付アーム0
8に固定されているから台車の荷重状態では軸箱体05
の回転変位によりトリップコックの位置が大きく変化
し、トリップアーム025がトリッパ026と所定範囲
の重なり(ラップ代)が確保されないか、又はトリップ
アーム下端Cがそれより上方に位置してしまうことが起
こりうる。そうなればもはやトリップアーム025は動
作せずトリップコック装置Tの機能は働かない。この点
を図8で説明する。上記図8で述べた従来の構成では、
台車枠01に荷重がかかって軸箱体05の支持点BがY
bだけ下降した場合、軸箱体05の中心点Aは動かない
点であるからトリップアーム下端Cは回転して上昇す
る。その上昇量Yc’は、Yb×d/Lで示される。
【0007】ここで、Lは軸箱体の中心点Aから軸箱体
の支持点Bまでの距離、dは軸箱体の中心点Aからトリ
ップコックの先端Cまでの距離を示す。
【0008】例えば、数値の一例をあげて説明すると、
L=450mm,d=516mm,Yb=30mmとすると、Y
c’=Yb×d/L=34.4mmとなる。
【0009】通常上記ラップ代は30mm程度に設定され
ているから上記の例ではトリップアーム下端Cはトリッ
パ026の上方を通過して動作しないことになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この出願発明を端的にいえば、回転変位を生じる軸
箱体と台車枠の間に可変リンクを設け、この可変リンク
上の高さ変化の殆どない位置にトリップコック装置を取
り付けることにより、トリップコック装置がほぼ一定高
さを保つことができるようにしたものである。
【0011】具体的な手段としては、台車枠が軸箱体上
に弾性支持され、この台車枠に軸箱体の回転支持点を有
し、トリップコック装置を有する車両において、該トリ
ップコック装置をトリップコック受けに装着する一方、
台車枠と軸箱体との間に両端回転支持の上リンクを設
け、この上リンク上に台車枠にかかる荷重により軸箱体
がその中心回りに回転変位した場合にも高さ位置が殆ど
変化しない上リンク上の不動点に前記トリップコック受
けの上部を回転支持するとともに、軸箱体とトリップコ
ック受けの下部との間にトリップコック受けの前後方向
の動きを規制する下リンクを設けたものである。
【0012】この場合、上リンクの両端をゴムブッシュ
を介して回転支持するとよい。上リンクの長さ変化をこ
れで吸収できる。
【0013】また、上リンク上の不動点にトリップコッ
ク受けの上部を球面軸受を介して回転支持するとよい。
軸箱体の三次元の変位に対して追随しやすくして常にト
リップコック受け即ちトリップコック装置を所定位置に
保持するようにできる。
【0014】また、下リンクの両端を回転支持とし、そ
の両側を緩衝ゴムで挟んむとよい。軸箱体の車軸方向の
変位を吸収して、その変位が、下リンクを介して離れた
位置に設けたトリップコック装置の左右(車軸)方向の
位置の変化を極力引き起こさないようにできる。
【0015】また、トリップコック受けに高さ調整手段
を介してトリップコック装置を装備すればよい。可変リ
ンクの動作機能を考慮してトリップアーム下端の高さ、
即ち、トリッパとのラップ代を効果的に調整設定でき
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この出願発明の実施形態を
図面を参照しながら説明する。図1(a)(b)は、本願の適
用例である鉄道台車の平面図と正面図を示す。台車枠1
の前後に対称的に車輪2と車軸3からなる輪軸組立4が
配設され、車軸3の端部は軸箱体5に支承されている。
台車枠1の左右は前後の軸箱体5の位置まで延び、軸箱
支持装置6を構成している軸ばね(図示略)を介して軸
箱体5に支持されている。軸箱体5から水平に張り出し
たアーム7の先端部が台車枠1に回転支持されている。
トリップコック装置Tは車輪2の前方に配置されてい
る。
【0017】図2は軸箱体を含むトリップコック装置T
の拡大正面図、図3(a)(b)は、図2における上リンク位
置の平面図と下リンク位置の平面図である。
【0018】台車枠1の先端部に左右一対のブラケット
8が設けられ、このブラケット8に上リンク9の先端部
が回転支持(軸着)されている。即ち、図4の拡大分解
斜視図に示すように左右のブラケット8の先端部間に水
平に軸10が架設され、ボルト11を軸10の孔10a
に貫通してブラケット8に螺入することによって固定さ
れている。上リンク9の先端に外形が円形をした外筒1
2が設けられ、その内部に設けたゴムブッシュ12aに
軸10が貫通している。上リンク9は軸箱体5に向けて
略水平に延び、その基端部は軸箱体5に固設された左右
一対のブラケット13に上記先端部と同様な構成(同一
構成には同一符号で示し説明省く)により回転支持(軸
着)されている。
【0019】上リンク9の軸箱体5寄りの不動点Eのと
ころでトリップコック装置Tを備えたトリップコック受
け14が上リンク9に球面継手を介して懸吊されてい
る。即ち、トリップコック受け14の上部は、L形断面
部材14aと一定距離隔てて固着された垂直板14bと
でU形断面をなしている。垂直板14bは、下記のボル
ト20a〜20cの取付の容易化のため下方に向けて切
り欠かれているのでトリップコック受け14の下部では
L形断面をなしている。上リンク9の不動点Eの位置に
球面軸受15が圧入形成され、この球面軸受15に図4
に示すようにトリップコック受け14の上部に設けた中
空軸14cが挿通するようになっている。そして、中空
軸14cにピン14dが嵌入しボルト14eで固定され
ることにより、トリップコック受け14は上リンク9の
不動点Eのところで回転支持されるようになっている。
トリップコック受け14を上リンク9の不動点Eの位置
で球面軸受15を介して懸吊支持したのは、軸箱体5の
三次元の変位に対して追随しやすくして常にトリップコ
ック受け14即ちトリップコック装置Tを所定位置に保
持するためである。
【0020】一方、トリップコック装置Tと軸箱体5と
の間に長方形状の下リンク16が架設されている。即
ち、図5の拡大分解斜視図にも示すように、軸箱体側の
取付部17およびL形断面部材14aの正面側に下リン
ク16の各端が下記の態様で軸着されている。下リンク
16を両側から挟む形で押え板18a付きの積層型緩衝
ゴム18が設けられ、この緩衝ゴム18等を収納する凹
部19aを有するリンク押え19が縦方向3つのボルト
20a,20b、20cで軸箱体側の取付部17および
L形断面部材14aの正面側に取り付けられている。真
ん中のボルト20bは下リンク16を貫通して軸箱体側
の取付部17およびL形断面部材14aの正面側に設け
られ、下リンク16の両端をを回転支持(軸着)してい
る。下リンク16の両端において、その両側に緩衝ゴム
18を設けて下リンク16を挟んだのは、軸箱体5の車
軸方向の変位を吸収して、その変位が、下リンク16を
介してこれより離れた位置に設けたトリップコック装置
の左右(車軸)方向の位置の変化を極力生起しないよう
にするためである。緩衝ゴム18を積層型にしたのは、
この変位吸収機能を強化するためである。
【0021】トリップコック受け14のL形断面部材1
4aの前面には高さ調整手段Kを介してトリップコック
装置Tが設けられている。この高さ調整手段Kやトリッ
プコック装置T自体の構成は上記した従来のものと同様
である。即ち、L形断面部材14aの前面に沿って縦に
延びる案内部材21が設けられており、その中央部には
縦方向に略コの字形の案内溝21aが設けられている。
この案内溝21aに沿って上下に摺動可能にボルト22
の頭が埋設され、ボルト身は突出してトリップコック取
付部23aにナット22aで固定されている。従って、
トリップコック装置Tの高さを調整する場合はナット2
2aを緩めてボルト22を案内溝21aに沿って上下の
動かすことにより行う。トリップコック本体23の下方
に支軸24を中心に車両進行方向に揺動可能に構成され
たトリップアーム25が一定の長さ地面に向けて垂下し
ている。そして、このトリップアーム25は、軌道R上
から上方に一定量突出したトリッパ26に所定範囲重な
り合うようになっている。
【0022】上記のような構成では、軸箱体5が回転変
位を生じてもトリップコック装置Tは可変リンクを構成
している上リンク9の不動点Eに支持されているからト
リップアーム25の下端の上昇量は後述するようにきわ
めて小さく抑えられる。従って、常にトリップアーム2
5とトリッパ26との所定範囲の重なりが確保でき、非
常時においてトリップコック装置Tが正常動作すること
を期待できる。
【0023】ここで、図6に基づき高さ位置が変化しな
い点である不動点Eの存在とその位置について説明す
る。図6は台車枠1と軸箱体5と上下リンク9,16の
変位およびこれに伴うトリップアーム25下端Cの変位
を説明するためのスケルトン図である。
【0024】台車の荷重状態により軸ばね6aがδだけ
撓むと台車枠1が下降する。即ち、軸箱体5の支持点B
と上リンク9の台車枠支持点Fは、台車枠1の下降に伴
い、Yb=Yf=δ だけ下降して 各々B’、F’と
なる。一方、軸箱体5の中心点Aは動かないので、上リ
ンク9の支持点Dは、Aを中心とした回転運動により
D’に移動する。点Dの上下変位量Ydは、Yb×a/
Lとなる。この時上リンク9の長さが変化するが、これ
はD、F両点の弾性支持(図4のゴムブッシュ12a)
によって逃げている。長さの変化により上リンク9その
ものも若干移動するがその移動量は小さいと仮定する
と、点E近傍に高さが変化しない点が存在する。その位
置は次のように示される。
【0025】 b:c=Yd:Yf=Yb・a/L:Yb 従って、b=ac/L ここに,aは軸箱体5の中心線と上リンク9の基端(軸
箱体側支持点)Dとの距離、bは上リンク9の軸箱体側
支持点Dと上リンク9上に存在する不動点Eとの距離、
cは不動点Eと上リンク9の先端(台車枠側の支持点)
Fとの距離次に、上記の変化によるトリップアーム下端
Cの上昇量Ycを求める。
【0026】今、軸箱体の中心点Aを通る垂直線と下リ
ンク16の延長線との交点Xの前後方向の移動量Xx
は、Xx=Yb×f/L で示される。同様に点Yの前
後移動量Xyも、Xy≒Xx=Yb×f/L とおけ
る。
【0027】今、不動点Eからトリップアーム下端Cに
引いた線と上リンク9のなす角をθcとすると、点Cの
上昇量Ycは、Yc=e・sinθc−e・sin(θc−θ
y)で示される。
【0028】ここに、eは不動点Eとトリップアーム下
端Cとの距離、θyは不動点Eからトリップアーム下端
Cおよび変位点C’にそれぞれ引いた線とのなす角であ
る。
【0029】例えば、具体的な数値例で示すと、 Xy≒Xx=Yb×f/L=30×173/450=1
1.5 θy=sin-1(Xy/g)=sin-1(11.5/266)
=2.48゜ Yc=e・sinθc−e・sin(θc−θy)=545×
sin63.19゜−545×sin(63.19゜−2.4
8゜)=11.1 トリップアーム下端Cの上昇量はYc=11.1mm と
なって許容範囲内におさまり、非常時にトリップアーム
は正常に動作し、トリップコック装置が正常に働くこと
を期待できる。
【0030】
【発明の効果】この出願発明は、以上説明したような形
態で実施され、次のような効果を奏する。
【0031】 回転変位を生じる軸箱体に可変リンク
を介してトリップコック装置を取り付けたのでトリップ
コック(トリップアーム)下端を軌道上からほぼ一定高
さを保つことができる。その結果、トリップコック装置
を含む非常停止装置の信頼性を確保することができる。
【0032】 この場合、上リンクの両端をゴムブッ
シュを介して軸着すれば、上リンクの長さ変化をこれで
吸収できる。
【0033】 また、上リンク上の不動点にトリップ
コック受けの上部を球面軸受を介して懸吊すれば、軸箱
体の三次元の変位に対して追随しやすくなり常にトリッ
プコック受け即ちトリップコック装置をほぼ所定位置に
保持できる。
【0034】 また、下リンクの両側を緩衝ゴムで挟
めば、トリップコック装置の車軸方向の位置変化を防止
できる。
【0035】 また、トリップコック受けに高さ調整
手段を介してトリップコック装置を装備すれば、可変リ
ンクの動作機能を考慮してトリップコック装置の高さを
効果的に調整設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は、本願の適用例である鉄道台車の概略
平面図と正面図を示す。
【図2】軸箱体に取り付けられた上リンクと下リンクを
含むトリップコック装置の拡大正面図である。
【図3】(a)(b)は、上リンク位置での平面図と下リンク
位置での平面図である。
【図4】上リンク部分の拡大分解斜視図である。
【図5】下リンク部分の拡大分解斜視図である。
【図6】台車枠と軸箱体と上下リンクの変位およびこれ
に伴うトリップアーム下端の変位等を説明するためのス
ケルトン図である。
【図7】従来のトリップコック装置の正面図である。
【図8】同台車枠と軸箱体とトリップコック装置の関係
を模式的に表した正面図である。
【符号の説明】
1…台車枠 2…車輪 3…車軸 4…輪軸組立 5…軸箱体 6…軸箱支持装置 7…アーム 9…上リンク 12a…ゴムブッシュ 14…トリップコック受け 15…球面軸受 16…下リンク 18…緩衝ゴム 19…リンク押え K…高さ調整手段 T…トリップコック装置 25…トリップアーム 26…トリッパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車枠が軸箱体上に弾性支持され、この
    台車枠に軸箱体の回転支持点を有し、トリップコック装
    置を有する車両において、該トリップコック装置をトリ
    ップコック受けに装着する一方、台車枠と軸箱体との間
    に両端回転支持の上リンクを設け、この上リンク上に台
    車枠にかかる荷重により軸箱体がその中心回りに回転変
    位した場合にも高さ位置が殆ど変化しない上リンク上の
    不動点に前記トリップコック受けの上部を回転支持する
    とともに、軸箱体とトリップコック受けの下部との間に
    トリップコック受けの前後方向の動きを規制する下リン
    クを設けたことを特徴とする車両のトリップコック装
    置。
  2. 【請求項2】 上リンクの両端をゴムブッシュを介して
    回転支持してなる請求項1記載の車両のトリップコック
    装置。
  3. 【請求項3】 上リンク上の不動点にトリップコック受
    けの上部を球面軸受を介して回転支持してなる請求項1
    又は2に記載の車両のトリップコック装置
  4. 【請求項4】 下リンクの両端を回転支持するととも
    に、その両側を緩衝ゴムで挟んでなる請求項1〜3いず
    れか1項に記載の車両のトリップコック装置
  5. 【請求項5】 トリップコック受けに高さ調整手段を介
    してトリップコック装置を装着してなる請求項1〜4い
    ずれか1項に記載の車両のトリップコック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113562015A (zh) * 2021-08-26 2021-10-29 中车株洲电力机车有限公司 一种扫石器
KR20220165055A (ko) * 2021-06-07 2022-12-14 현대로템 주식회사 철도차량용 유지보수 안전장치

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KR20220165055A (ko) * 2021-06-07 2022-12-14 현대로템 주식회사 철도차량용 유지보수 안전장치
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