JPH10278684A - 車両のトリム構造 - Google Patents
車両のトリム構造Info
- Publication number
- JPH10278684A JPH10278684A JP8779497A JP8779497A JPH10278684A JP H10278684 A JPH10278684 A JP H10278684A JP 8779497 A JP8779497 A JP 8779497A JP 8779497 A JP8779497 A JP 8779497A JP H10278684 A JPH10278684 A JP H10278684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trim
- vehicle
- slit
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポケット構造に合成樹脂を用いて成形して
も、トリムとポケットの合わせ部の隙間を一定にできる
構造を提供すること。 【解決手段】 ポケットにスリットを設けたことを特徴
とする。
も、トリムとポケットの合わせ部の隙間を一定にできる
構造を提供すること。 【解決手段】 ポケットにスリットを設けたことを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】車両のポケットを備えたトリ
ム構造に関する。
ム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に車両のトリムには、小物などを入
れるためにポケットが設けられている。例えば、実開昭
56−157145号公報、特開平7−291038号
公報には、このようなトリム構造が開示されている。実
開昭56−157145号公報には、トリムパネル10
に凹陥部11と収納部12からなるポケットの構造が開
示されている。特開平7−291038号公報には、ク
ウォータトリム1に小物入れ用ポケット2を設けた構造
が開示されている。ところで、上記ポケット構造は、一
般に合成樹脂にて成形されているため、常に寸法通りに
形成するのが困難であり、トリムとポケットとの合わせ
部の隙間を一定に保つのが難しかった。
れるためにポケットが設けられている。例えば、実開昭
56−157145号公報、特開平7−291038号
公報には、このようなトリム構造が開示されている。実
開昭56−157145号公報には、トリムパネル10
に凹陥部11と収納部12からなるポケットの構造が開
示されている。特開平7−291038号公報には、ク
ウォータトリム1に小物入れ用ポケット2を設けた構造
が開示されている。ところで、上記ポケット構造は、一
般に合成樹脂にて成形されているため、常に寸法通りに
形成するのが困難であり、トリムとポケットとの合わせ
部の隙間を一定に保つのが難しかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポケ
ット構造に樹脂を用いても、トリムとポケットの合わせ
部の隙間を一定にできる構造を提供することにある。
ット構造に樹脂を用いても、トリムとポケットの合わせ
部の隙間を一定にできる構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ポケットにスリットを設けたことを特
徴とする。
に、本発明では、ポケットにスリットを設けたことを特
徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を適用する
車両の全体図、図2は、クォータートリム斜視図、図3
は、図2の要部拡大図、図4は、本発明に使用するポケ
ットの斜視図、図5は、図4のV-V 線における断面図、
図6は、図4のVI-VI 線における断面図、図7は、図4
のVII-VII 線における断面図、図8は、本発明の別の実
施例でポケットの一部を示した斜視図、図9は、本発明
のさらに別の実施例でポケットの一部を示した斜視図で
ある。
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を適用する
車両の全体図、図2は、クォータートリム斜視図、図3
は、図2の要部拡大図、図4は、本発明に使用するポケ
ットの斜視図、図5は、図4のV-V 線における断面図、
図6は、図4のVI-VI 線における断面図、図7は、図4
のVII-VII 線における断面図、図8は、本発明の別の実
施例でポケットの一部を示した斜視図、図9は、本発明
のさらに別の実施例でポケットの一部を示した斜視図で
ある。
【0006】図2〜図5に示すように、車両1の車室内
に設けられたクォータートリム2には、肘掛け部3、お
よび該肘掛け部3の奥に設けられたポケット4が形成さ
れている。上記ポケット4には、その車室内側側面4a
を利用して、乗員の飲物を保持するためドリンクホルダ
ー5が備えられている。また、前記ポケット4には、上
記トリム2との組み付け用に複数の取付部6が設けられ
ている。該取付部6は、ポケット4の車室内側側面4a
と、該4aに対抗する側面4bのそれぞれに設けられて
いる。上記ポケットの車室内側側面4aには、スリット
8が設けられている。このスリット8によって、取付時
に、取付部6、6間のピッチを調整する。上記取付部6
と上記トリム2とはスクリュー7などの固定具で結合す
る。これにより、前記ポケット4は、前記トリム2に固
定される。ところで、該ポケット4と該トリム2との合
わせ部の隙間Tは、前記スリット8によりどの部分でも
一定である(図6、図7参照)。
に設けられたクォータートリム2には、肘掛け部3、お
よび該肘掛け部3の奥に設けられたポケット4が形成さ
れている。上記ポケット4には、その車室内側側面4a
を利用して、乗員の飲物を保持するためドリンクホルダ
ー5が備えられている。また、前記ポケット4には、上
記トリム2との組み付け用に複数の取付部6が設けられ
ている。該取付部6は、ポケット4の車室内側側面4a
と、該4aに対抗する側面4bのそれぞれに設けられて
いる。上記ポケットの車室内側側面4aには、スリット
8が設けられている。このスリット8によって、取付時
に、取付部6、6間のピッチを調整する。上記取付部6
と上記トリム2とはスクリュー7などの固定具で結合す
る。これにより、前記ポケット4は、前記トリム2に固
定される。ところで、該ポケット4と該トリム2との合
わせ部の隙間Tは、前記スリット8によりどの部分でも
一定である(図6、図7参照)。
【0007】上記実施例では、上記ポケット4と上記ト
リム2との合わせ部の隙間Tを一定にするために、スリ
ット8を設けたが、図8のようにU字状の凸部9を設け
てもよい。さらに別の実施例として、該スリット8の形
状を図9のように蛇行形状10にしてもよい。蛇行形状
にすることによって、ポケット内の小物が外部に落ちる
ことを防止できる。上記スリット8や凸部9を、ポケッ
ト4の車室内側側面4a側に設けたのは、肘掛け部3に
より該スリットや凸部が隠されて乗員からは見えにくい
からである。上記スリット8の幅は、ポケット4を樹脂
を用いて成形時に寸法が正確に出せる程度の長さがあれ
ばよい。
リム2との合わせ部の隙間Tを一定にするために、スリ
ット8を設けたが、図8のようにU字状の凸部9を設け
てもよい。さらに別の実施例として、該スリット8の形
状を図9のように蛇行形状10にしてもよい。蛇行形状
にすることによって、ポケット内の小物が外部に落ちる
ことを防止できる。上記スリット8や凸部9を、ポケッ
ト4の車室内側側面4a側に設けたのは、肘掛け部3に
より該スリットや凸部が隠されて乗員からは見えにくい
からである。上記スリット8の幅は、ポケット4を樹脂
を用いて成形時に寸法が正確に出せる程度の長さがあれ
ばよい。
【0008】
【発明の効果】樹脂成形時に寸法に変化が生じても、ポ
ケットにスリットや凸部を設けたため、取付部間のピッ
チの調整ができるので、トリムとポケットとの合わせ部
の隙間が常に一定にでき、見栄えがよくなり商品力も向
上する。ポケットのスリットや凸部をポケットの車室内
側側面に設けたため、トリムの肘掛け部により隠される
ので、見栄えがよい。トリムに設けたポケットを別体と
したため、ポケット内に容易にドリンクホルダを容易に
成形できる。トリムの肘掛け部近傍のポケットの車室内
側側面に、ドリンクホルダが設けられるため、肘掛けを
利用したままドリンクホルダが使用できるので、商品力
向上に貢献できる。
ケットにスリットや凸部を設けたため、取付部間のピッ
チの調整ができるので、トリムとポケットとの合わせ部
の隙間が常に一定にでき、見栄えがよくなり商品力も向
上する。ポケットのスリットや凸部をポケットの車室内
側側面に設けたため、トリムの肘掛け部により隠される
ので、見栄えがよい。トリムに設けたポケットを別体と
したため、ポケット内に容易にドリンクホルダを容易に
成形できる。トリムの肘掛け部近傍のポケットの車室内
側側面に、ドリンクホルダが設けられるため、肘掛けを
利用したままドリンクホルダが使用できるので、商品力
向上に貢献できる。
【図1】本発明を適用する車両の全体図である。
【図2】本発明を利用したクォータートリム斜視図であ
る。
る。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】本発明に使用するポケットの斜視図である。
【図5】図4のV-V 線における断面図である。
【図6】図4のVI-VI 線における断面図である。
【図7】図4のVII-VII 線における断面図である。
【図8】本発明の別の実施例でポケットの一部を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図9】本発明のさらに別の実施例でポケットの一部を
示した斜視図である。
示した斜視図である。
1 車両 2 クォータートリム 3 肘掛け部 4 ポケット 4a 車室内側側面 5 ドリンクホルダ 6 取付部 7 スクリュー 8 スリット 9 凸部 10 蛇行形状
Claims (4)
- 【請求項1】 ポケットを備えた車両のトリム構造にお
いて、別体のポケットをトリムに固定し、かつ該ポケッ
トにスリットを設けたことを特徴とする車両のトリム構
造。 - 【請求項2】 ポケットを備えた車両のトリム構造にお
いて、ポケットに凸部を設けたことを特徴とする車両の
トリム構造。 - 【請求項3】 上記スリット、あるいは上記凸部をポケ
ットの車室内側に設けたことを特徴とする請求項1又は
2記載の車両のトリム構造。 - 【請求項4】 ポケットを備えた車両のトリム構造にお
いて、ドリンクホルダを備えたポケットを、固定具によ
りトリムに組み付けたことを特徴とする車両のトリム構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8779497A JPH10278684A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 車両のトリム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8779497A JPH10278684A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 車両のトリム構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10278684A true JPH10278684A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13924896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8779497A Pending JPH10278684A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 車両のトリム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10278684A (ja) |
-
1997
- 1997-04-07 JP JP8779497A patent/JPH10278684A/ja active Pending
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