JPH10278249A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

Info

Publication number
JPH10278249A
JPH10278249A JP10814497A JP10814497A JPH10278249A JP H10278249 A JPH10278249 A JP H10278249A JP 10814497 A JP10814497 A JP 10814497A JP 10814497 A JP10814497 A JP 10814497A JP H10278249 A JPH10278249 A JP H10278249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
recording head
ink
flag
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10814497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3374896B2 (ja
Inventor
Osamu Kinoshita
治 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP10814497A priority Critical patent/JP3374896B2/ja
Publication of JPH10278249A publication Critical patent/JPH10278249A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3374896B2 publication Critical patent/JP3374896B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で複数のクリーニングブレードの
1つを選択可能にすること。 【解決手段】 クリーニング装置10が共通の駆動源に
接続する駆動軸に摩擦係合して進退する複数の移動杆の
それぞれに、クリーニングブレードとフラッグ片17A
〜17Cとを設けて構成され、また記録ヘッドのクリー
ニング領域にフラッグ片17A〜17Cの1つだけを通
過させるゲート31A〜31Fを形成して、同一の駆動
源により駆動されてクリーニング領域に移動しようとす
る複数のブレードをフラッグ片17A〜17Cとゲート
31A〜31Fとにより選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、印字信号に合わ
せて複数種類のインク滴をノズル開口から吐出する記録
ヘッドを搭載したインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ノズル開口からインク滴を吐出する記録
ヘッドは、インクの組成等に関りなく流体特性が類似し
ていれば略同様のドット形成能力を発揮するから、被印
刷媒体に対応してインクの種類を変えるだけで高い品質
での印刷が可能となる。このようなインクの中には、同
一印刷点に複数種類のインク滴を吐出させて反応により
発色させるものや、また異なる種類のインクと混合され
ると著しく変色するもの等が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、記録ヘッド
の目詰まりの解消や、目詰まりを防止する手段の一つで
あるクリーニングブレードを記録ヘッドのノズルプレー
トに摺接させると、前回のクリーニングにより付着して
いた異なるインクと反応を起こして、ノズル開口のイン
クを著しく変色させたり、また目詰まりを生じる等の問
題がある。このような問題を解消するためには、複数の
クリーニングブレードを用意し、各クリーニングブレー
ドを選択駆動機構を介して記録ヘッドのクリーニング領
域に進退させることも考えられるが、ソレノイド等の選
択駆動機構が必要となり、構造が複雑化したり、またク
リーニング装置が大型化する等という新たな問題を招
く。本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは構造の複雑化を招くこと
なく、複数のクリーニングブレードを選択することがで
きるインクジェット式記録装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、異なる複数種類のインクを
吐出する記録ヘッドと、該記録ヘッドを搭載して往復動
するキャリッジと、前記記録ヘッドに摺接するクリーニ
ングブレードを有するクリーニング装置とを備えたイン
クジェット式記録装置において、前記クリーニング装置
が共通の駆動源に接続する駆動軸に摩擦係合して進退す
る複数の移動杆のそれぞれに、クリーニングブレードと
フラッグ片とを設けて構成され、また前記記録ヘッドの
クリーニング領域に前記フラッグ片の1つだけを通過さ
せるゲートを形成するようにした。
【0005】
【作用】同時にクリーニング領域に移動しようとするブ
レードをフラッグ片とゲートとにより選択して、適した
ものだけをクリーニング領域に進入させる。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1、図2及び図3は
本発明の一実施例を示すものであって、図示しない駆動
手段により案内部材1をプラテン2の軸方向に往復動す
るキャリッジ3には、図示しない複数種類、この実施例
では6種類のインクカートリッジとチューブにより接続
された6つのサブタンク4A、4B、4C、4D、4
E、4Fと、6個の記録ヘッド5A、5B、5C、5
D、5E、5Fが搭載され、非印字領域にはこれら記録
ヘッド5A乃至5Fを封止する6つのキャップ6A、6
B、6C、6D、6E、6Fを備えたキャッピング装置
7が設けられている。
【0007】キャッピング装置7の近傍の非印刷領域に
はクリーニング装置が配置されている。クリーニング装
置10は、図4、図5に示したように輪列11を介して
モータ12からの駆動力を受ける駆動軸13の軸方向に
延びる溝13aに、突起を介して係合する摩擦板14
A、14B、14Cを介して回転力を受ける複数のアー
ム15A、15B、15Cの一端を軸方向に縦列接続
し、このアームアーム15A、15B、15Cの先端に
移動杆16A、16B、16Cが接続されている。
【0008】移動杆16A、16B、16Cの記録ヘッ
ドと対向する側には、ゴムなどの弾性板とフェルト等の
吸インク性材料の薄板を積層してなるクリーニングブレ
ード17A、17B、17Cの一端を凹部18A、18
B、18Cに嵌装して取付けられ、さらに先端側に後述
するゲート31A〜31Fにより選別されるフラッグ片
19A、19B、19Cが設けられている。なお、図中
符号20は、摩擦板14A〜14Cを押圧するコイルバ
ネを、また21、22は、フレームを構成する鏡板をそ
れぞれ示す。
【0009】一方、キャリッジ3のフラッグ片19A乃
至19Cに対向する側には、図6に示したようにゲート
形成部材30が固定され、記録ヘッド5A乃至5Fのそ
れぞれに対向する領域に、クリーニング装置の3つのフ
ラッグ片19A乃至19Cの内の1つだけを通過させる
ゲート31A、31B、31C、31D、31E、31
Fが形成されている。
【0010】この実施例において、長期間の印刷等によ
り記録ヘッド5A〜5Fのクリーニングが必要となった
場合には、1つの記録ヘッド5Aをクリーニング位置に
移動させると、この記録ヘッド5Aに適したクリーニン
グブレード17Aに対向する位置にゲート31Aが位置
する(図7(イ))。この状態でモータ12を駆動する
と、駆動軸13の回転により全てのアーム15A乃至1
5Cが回動して移動杆16A〜16Cを記録ヘッド5A
の方向に押し出す。
【0011】当該記録ヘッド5Aに適したクリーニング
ブレード17Aの移動杆16Aのフラッグ片19Aは、
ここに位置するゲート31Aを通過して記録ヘッド5A
と対向する位置に進むが、他のクリーニングブレード1
7B、17Cのフラッグ片19B、19Cはゲート形成
部材30の壁に当接して移動を妨げられる。
【0012】このようにして当該記録ヘッド5Aに適し
たクリーニングブレード17Aの選択が終了した段階
で、モータ12を若干逆転させて選択されなかったクリ
ーニングブレード17B、17Cのフラグ片19B、1
9Cをゲート形成部材30の壁から若干引き離す。
【0013】この状態で、キャリッジ3を1つの記録ヘ
ッド5Aの幅程度の距離だけ往復動させると、クリーニ
ングブレード17Aの先端がノズルプレートに弾接し
て、ノズルプレートを払拭する。1つの記録ヘッド5A
に対するクリーニングが終了した段階で、キャリッジ3
を所定の位置に移動させて、モータ12を逆転させて移
動杆16Aを後退させると、クリーニングブレード17
Aが元の位置に復帰する。
【0014】ついで、第2の記録ヘッド5Bをクリーニ
ング位置に対向させると、第2の記録ヘッド5Bに適し
たクリーニングブレード、たとえばクリーニングブレー
ド19Cと対向する位置にゲート31Bが移動する(図
7(ロ))。この状態でモータ12を正転させると、前
述と同様に移動杆16Cだけがゲート31Bを通過して
クリーニングブレード17Cだけが第2の記録ヘッド5
Bに対向する位置まで進入する。
【0015】以下、このような工程を記録ヘッドの数だ
け繰返すことにより、前回のクリーニングにより付着し
たインクとの混色や反応を起こすことなく、記録ヘッド
5A〜4Fをクリーニングすることができる。
【0016】なお、上述の実施例においては、窓31A
乃至31Fの位置によりクリーニングブレード17A〜
17Cを選択するようにしているが、図8(イ)に示し
たように移動杆に設けるフラッグ片19A’、19
B’、19C’の移動杆の進行方向に垂直な断面の形状
をそれぞれ相違させ、またゲート形成部材30のゲート
31A’、31B’、31C’の形状を図8(ロ)に示
したように通過させるべき移動杆のフラッグ片19
A’、19B’、19C’の断面形状と一致する形状に
構成しても同様の作用を奏することは明らかである。
【0017】また、上述の実施例においてはゲート形成
部材をキャリッジに設けているが、記録ヘッドのクリー
ニング領域に位置するように函体に設けても同様の作用
を奏することは明らかである。
【0018】さらに上述の実施例においては、クリーニ
ング装置の移動杆を専用のモータ12により駆動するよ
うにしているが、記録装置の動力源、たとえば紙送りモ
ータと伝達機構を介して動力を受けるようにしても同様
の作用を奏することは明らかである。
【0019】さらに上述の実施例においては、各インク
を吐出する記録ヘッドを独立体として構成しているが、
異なる種類のインクを独立して吐出する複数のノズル開
口列を備えた単一の記録ヘッドに適用しても同様の作用
を奏することは明らかである。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、クリーニング装置が共通の駆動源に接続する駆動軸
に摩擦係合して進退する複数の移動杆のそれぞれに、ク
リーニングブレードとフラッグ片とを設けて構成され、
また記録ヘッドのクリーニング領域にフラッグ片の1つ
だけを通過させるゲートを形成するようにしたので、同
一の駆動源により駆動されてクリーニング領域に移動し
ようとする複数のブレードをフラッグ片とゲートとによ
り選択でき、前回のクリーニングにより付着したインク
との反応や混合を起こすことなくクリーニングを実行す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を、記録ヘッドがキャッピン
グ位置に移動した状態で示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を、記録ヘッドをキャッピン
グ装置から開放した状態で示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例を、記録ヘッドをクリーニン
グ位置に移動した状態で示す正面図である。
【図4】クリーニング装置の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図5】クリーニング装置の一実施例を示す組立斜視図
である。
【図6】キャリッジの一実施例を示す斜視図である。
【図7】図(イ)、(ロ)は、それぞれ同上装置におけ
るクリーニングブレードの選択動作を示す図である。
【図8】図(イ)、(ロ)は、ぞれぞれ本発明の他の実
施例を、ゲート及びフラッグ片の形状で示す図である。
【符号の説明】
1 案内部材 2 プラテン 3 キャリッジ 5A〜5F 記録ヘッド 6A〜6F キャップ 7 キャッピング装置 10 クリーニング装置 12 モータ 13 駆動軸 14A〜14C 摩擦板 15A〜15C アーム 16A〜16C 移動杆 17A〜17C クリーニングブレード 19A〜19C フラッグ片 30 ゲート形成部材 31A〜31F ゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数種類のインクを吐出する記録
    ヘッドと、該記録ヘッドを搭載して往復動するキャリッ
    ジと、前記記録ヘッドに摺接するクリーニングブレード
    を有するクリーニング装置とを備えたインクジェット式
    記録装置において、 前記クリーニング装置が共通の駆動源に接続する駆動軸
    に摩擦係合して進退する複数の移動杆のそれぞれに、ク
    リーニングブレードとフラッグ片とを設けて構成され、
    また前記記録ヘッドのクリーニング領域に前記フラッグ
    片の1つだけを通過させるゲートが形成されているイン
    クジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記フラッグ片が、前記ゲートの位置に
    より選択される請求項1に記載のインクジェット式記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記フラッグ片がそれぞれ異なる形状に
    形成され、また前記ゲートが前記フラッグ片の1つだけ
    を通過可能とする形状に形成されている請求項1に記載
    のインクジェット式記録装置。
JP10814497A 1997-04-09 1997-04-09 インクジェット式記録装置 Expired - Fee Related JP3374896B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10814497A JP3374896B2 (ja) 1997-04-09 1997-04-09 インクジェット式記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10814497A JP3374896B2 (ja) 1997-04-09 1997-04-09 インクジェット式記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10278249A true JPH10278249A (ja) 1998-10-20
JP3374896B2 JP3374896B2 (ja) 2003-02-10

Family

ID=14477062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10814497A Expired - Fee Related JP3374896B2 (ja) 1997-04-09 1997-04-09 インクジェット式記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3374896B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005145054A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Toshiba Tec Corp インクジェットプリントヘッドメンテナンス装置及びインクジェット記録装置
US7575296B2 (en) 2004-07-14 2009-08-18 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus with liquid wiper device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005145054A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Toshiba Tec Corp インクジェットプリントヘッドメンテナンス装置及びインクジェット記録装置
JP4603329B2 (ja) * 2003-11-18 2010-12-22 東芝テック株式会社 インクジェットプリントヘッドメンテナンス装置及びインクジェット記録装置
US7575296B2 (en) 2004-07-14 2009-08-18 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus with liquid wiper device

Also Published As

Publication number Publication date
JP3374896B2 (ja) 2003-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0732211B1 (en) Independent service stations for multiple printheads in inkjet printers
EP1518688B1 (en) Inkjet printer including a printhead holder with ink absorbing members
ATE172673T1 (de) Wischmechanismus für einen tintenstrahlaufzeichnungskopf und damit versehener aufzeichnungskopf
JP3070639B2 (ja) カラーインクジェット記録装置
JPH07137270A (ja) インクジェット記録装置
JPH10278249A (ja) インクジェット式記録装置
JP2709522B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH10272781A (ja) 液体吐出装置および液体吐出装置用清掃機構
JPH10100426A (ja) インクジェット記録装置
JP2007160616A (ja) インクジェット記録ヘッド用クリーニング装置、およびインクジェット記録装置
US7448726B2 (en) Wiping
US6406127B1 (en) High productivity/multipass/ink printing system and method
JP2000185408A (ja) インクジェット記録装置
JPH09150521A (ja) 印字ヘッド清掃用ワイパー
JP2000006437A (ja) インクジェット記録装置
US6648450B2 (en) Ink ejectability maintenance device and recording apparatus incorporating the same
JPH11138855A (ja) インクジェットプリントヘッド用キャップおよび該キャップを用いるインクジェットプリント装置
JPH06286254A (ja) インクジェット記録装置
JPH1044447A (ja) インクジェットヘッドのメンテナンス装置
US6499576B2 (en) Dual gear train for ink jet printer
JPH0732611A (ja) インクジェット記録装置
JP3259502B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3048022B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH11314374A (ja) インクジェット式記録装置
JPH07125223A (ja) インクジェットプリンタ回復装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021030

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081129

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101129

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101129

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111129

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111129

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121129

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees