JPH10278249A - インクジェット式記録装置 - Google Patents
インクジェット式記録装置Info
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- JPH10278249A JPH10278249A JP10814497A JP10814497A JPH10278249A JP H10278249 A JPH10278249 A JP H10278249A JP 10814497 A JP10814497 A JP 10814497A JP 10814497 A JP10814497 A JP 10814497A JP H10278249 A JPH10278249 A JP H10278249A
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Abstract
1つを選択可能にすること。 【解決手段】 クリーニング装置10が共通の駆動源に
接続する駆動軸に摩擦係合して進退する複数の移動杆の
それぞれに、クリーニングブレードとフラッグ片17A
〜17Cとを設けて構成され、また記録ヘッドのクリー
ニング領域にフラッグ片17A〜17Cの1つだけを通
過させるゲート31A〜31Fを形成して、同一の駆動
源により駆動されてクリーニング領域に移動しようとす
る複数のブレードをフラッグ片17A〜17Cとゲート
31A〜31Fとにより選択する。
Description
せて複数種類のインク滴をノズル開口から吐出する記録
ヘッドを搭載したインクジェット式記録装置に関する。
ヘッドは、インクの組成等に関りなく流体特性が類似し
ていれば略同様のドット形成能力を発揮するから、被印
刷媒体に対応してインクの種類を変えるだけで高い品質
での印刷が可能となる。このようなインクの中には、同
一印刷点に複数種類のインク滴を吐出させて反応により
発色させるものや、また異なる種類のインクと混合され
ると著しく変色するもの等が存在する。
の目詰まりの解消や、目詰まりを防止する手段の一つで
あるクリーニングブレードを記録ヘッドのノズルプレー
トに摺接させると、前回のクリーニングにより付着して
いた異なるインクと反応を起こして、ノズル開口のイン
クを著しく変色させたり、また目詰まりを生じる等の問
題がある。このような問題を解消するためには、複数の
クリーニングブレードを用意し、各クリーニングブレー
ドを選択駆動機構を介して記録ヘッドのクリーニング領
域に進退させることも考えられるが、ソレノイド等の選
択駆動機構が必要となり、構造が複雑化したり、またク
リーニング装置が大型化する等という新たな問題を招
く。本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは構造の複雑化を招くこと
なく、複数のクリーニングブレードを選択することがで
きるインクジェット式記録装置を提供することである。
るために本発明においては、異なる複数種類のインクを
吐出する記録ヘッドと、該記録ヘッドを搭載して往復動
するキャリッジと、前記記録ヘッドに摺接するクリーニ
ングブレードを有するクリーニング装置とを備えたイン
クジェット式記録装置において、前記クリーニング装置
が共通の駆動源に接続する駆動軸に摩擦係合して進退す
る複数の移動杆のそれぞれに、クリーニングブレードと
フラッグ片とを設けて構成され、また前記記録ヘッドの
クリーニング領域に前記フラッグ片の1つだけを通過さ
せるゲートを形成するようにした。
レードをフラッグ片とゲートとにより選択して、適した
ものだけをクリーニング領域に進入させる。
した実施例に基づいて説明する。図1、図2及び図3は
本発明の一実施例を示すものであって、図示しない駆動
手段により案内部材1をプラテン2の軸方向に往復動す
るキャリッジ3には、図示しない複数種類、この実施例
では6種類のインクカートリッジとチューブにより接続
された6つのサブタンク4A、4B、4C、4D、4
E、4Fと、6個の記録ヘッド5A、5B、5C、5
D、5E、5Fが搭載され、非印字領域にはこれら記録
ヘッド5A乃至5Fを封止する6つのキャップ6A、6
B、6C、6D、6E、6Fを備えたキャッピング装置
7が設けられている。
はクリーニング装置が配置されている。クリーニング装
置10は、図4、図5に示したように輪列11を介して
モータ12からの駆動力を受ける駆動軸13の軸方向に
延びる溝13aに、突起を介して係合する摩擦板14
A、14B、14Cを介して回転力を受ける複数のアー
ム15A、15B、15Cの一端を軸方向に縦列接続
し、このアームアーム15A、15B、15Cの先端に
移動杆16A、16B、16Cが接続されている。
ドと対向する側には、ゴムなどの弾性板とフェルト等の
吸インク性材料の薄板を積層してなるクリーニングブレ
ード17A、17B、17Cの一端を凹部18A、18
B、18Cに嵌装して取付けられ、さらに先端側に後述
するゲート31A〜31Fにより選別されるフラッグ片
19A、19B、19Cが設けられている。なお、図中
符号20は、摩擦板14A〜14Cを押圧するコイルバ
ネを、また21、22は、フレームを構成する鏡板をそ
れぞれ示す。
至19Cに対向する側には、図6に示したようにゲート
形成部材30が固定され、記録ヘッド5A乃至5Fのそ
れぞれに対向する領域に、クリーニング装置の3つのフ
ラッグ片19A乃至19Cの内の1つだけを通過させる
ゲート31A、31B、31C、31D、31E、31
Fが形成されている。
り記録ヘッド5A〜5Fのクリーニングが必要となった
場合には、1つの記録ヘッド5Aをクリーニング位置に
移動させると、この記録ヘッド5Aに適したクリーニン
グブレード17Aに対向する位置にゲート31Aが位置
する(図7(イ))。この状態でモータ12を駆動する
と、駆動軸13の回転により全てのアーム15A乃至1
5Cが回動して移動杆16A〜16Cを記録ヘッド5A
の方向に押し出す。
ブレード17Aの移動杆16Aのフラッグ片19Aは、
ここに位置するゲート31Aを通過して記録ヘッド5A
と対向する位置に進むが、他のクリーニングブレード1
7B、17Cのフラッグ片19B、19Cはゲート形成
部材30の壁に当接して移動を妨げられる。
たクリーニングブレード17Aの選択が終了した段階
で、モータ12を若干逆転させて選択されなかったクリ
ーニングブレード17B、17Cのフラグ片19B、1
9Cをゲート形成部材30の壁から若干引き離す。
ッド5Aの幅程度の距離だけ往復動させると、クリーニ
ングブレード17Aの先端がノズルプレートに弾接し
て、ノズルプレートを払拭する。1つの記録ヘッド5A
に対するクリーニングが終了した段階で、キャリッジ3
を所定の位置に移動させて、モータ12を逆転させて移
動杆16Aを後退させると、クリーニングブレード17
Aが元の位置に復帰する。
ング位置に対向させると、第2の記録ヘッド5Bに適し
たクリーニングブレード、たとえばクリーニングブレー
ド19Cと対向する位置にゲート31Bが移動する(図
7(ロ))。この状態でモータ12を正転させると、前
述と同様に移動杆16Cだけがゲート31Bを通過して
クリーニングブレード17Cだけが第2の記録ヘッド5
Bに対向する位置まで進入する。
け繰返すことにより、前回のクリーニングにより付着し
たインクとの混色や反応を起こすことなく、記録ヘッド
5A〜4Fをクリーニングすることができる。
乃至31Fの位置によりクリーニングブレード17A〜
17Cを選択するようにしているが、図8(イ)に示し
たように移動杆に設けるフラッグ片19A’、19
B’、19C’の移動杆の進行方向に垂直な断面の形状
をそれぞれ相違させ、またゲート形成部材30のゲート
31A’、31B’、31C’の形状を図8(ロ)に示
したように通過させるべき移動杆のフラッグ片19
A’、19B’、19C’の断面形状と一致する形状に
構成しても同様の作用を奏することは明らかである。
部材をキャリッジに設けているが、記録ヘッドのクリー
ニング領域に位置するように函体に設けても同様の作用
を奏することは明らかである。
ング装置の移動杆を専用のモータ12により駆動するよ
うにしているが、記録装置の動力源、たとえば紙送りモ
ータと伝達機構を介して動力を受けるようにしても同様
の作用を奏することは明らかである。
を吐出する記録ヘッドを独立体として構成しているが、
異なる種類のインクを独立して吐出する複数のノズル開
口列を備えた単一の記録ヘッドに適用しても同様の作用
を奏することは明らかである。
は、クリーニング装置が共通の駆動源に接続する駆動軸
に摩擦係合して進退する複数の移動杆のそれぞれに、ク
リーニングブレードとフラッグ片とを設けて構成され、
また記録ヘッドのクリーニング領域にフラッグ片の1つ
だけを通過させるゲートを形成するようにしたので、同
一の駆動源により駆動されてクリーニング領域に移動し
ようとする複数のブレードをフラッグ片とゲートとによ
り選択でき、前回のクリーニングにより付着したインク
との反応や混合を起こすことなくクリーニングを実行す
ることができる。
グ位置に移動した状態で示す斜視図である。
グ装置から開放した状態で示す斜視図である。
グ位置に移動した状態で示す正面図である。
る。
である。
るクリーニングブレードの選択動作を示す図である。
施例を、ゲート及びフラッグ片の形状で示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 異なる複数種類のインクを吐出する記録
ヘッドと、該記録ヘッドを搭載して往復動するキャリッ
ジと、前記記録ヘッドに摺接するクリーニングブレード
を有するクリーニング装置とを備えたインクジェット式
記録装置において、 前記クリーニング装置が共通の駆動源に接続する駆動軸
に摩擦係合して進退する複数の移動杆のそれぞれに、ク
リーニングブレードとフラッグ片とを設けて構成され、
また前記記録ヘッドのクリーニング領域に前記フラッグ
片の1つだけを通過させるゲートが形成されているイン
クジェット式記録装置。 - 【請求項2】 前記フラッグ片が、前記ゲートの位置に
より選択される請求項1に記載のインクジェット式記録
装置。 - 【請求項3】 前記フラッグ片がそれぞれ異なる形状に
形成され、また前記ゲートが前記フラッグ片の1つだけ
を通過可能とする形状に形成されている請求項1に記載
のインクジェット式記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10814497A JP3374896B2 (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | インクジェット式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10814497A JP3374896B2 (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | インクジェット式記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10278249A true JPH10278249A (ja) | 1998-10-20 |
JP3374896B2 JP3374896B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=14477062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10814497A Expired - Fee Related JP3374896B2 (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | インクジェット式記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3374896B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005145054A (ja) * | 2003-11-18 | 2005-06-09 | Toshiba Tec Corp | インクジェットプリントヘッドメンテナンス装置及びインクジェット記録装置 |
US7575296B2 (en) | 2004-07-14 | 2009-08-18 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejection apparatus with liquid wiper device |
-
1997
- 1997-04-09 JP JP10814497A patent/JP3374896B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005145054A (ja) * | 2003-11-18 | 2005-06-09 | Toshiba Tec Corp | インクジェットプリントヘッドメンテナンス装置及びインクジェット記録装置 |
JP4603329B2 (ja) * | 2003-11-18 | 2010-12-22 | 東芝テック株式会社 | インクジェットプリントヘッドメンテナンス装置及びインクジェット記録装置 |
US7575296B2 (en) | 2004-07-14 | 2009-08-18 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejection apparatus with liquid wiper device |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3374896B2 (ja) | 2003-02-10 |
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