JPH1027817A - ボンディング装置 - Google Patents

ボンディング装置

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JPH1027817A
JPH1027817A JP8183346A JP18334696A JPH1027817A JP H1027817 A JPH1027817 A JP H1027817A JP 8183346 A JP8183346 A JP 8183346A JP 18334696 A JP18334696 A JP 18334696A JP H1027817 A JPH1027817 A JP H1027817A
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balancer
center
swing arm
electromagnet
arm
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Tsuyoshi Sato
強 佐藤
Kazumi Otani
和巳 大谷
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源OFF時や停電等の無通電時に、ボンディ
ングツールが下降して破損するのを未然に防止でき、ま
た、ボンディング性が安定してループ形状のばらつきを
低減できるボンディング装置を提供することにある。 【解決手段】先端にボンディングツール2を有する揺動
アーム1と、この揺動アーム1を揺動自在に支持する回
転軸3を有した支持体5と、前記揺動アーム1を駆動す
るモータ7とを具備したボンディング装置において、前
記揺動アーム1に、電磁石21を設け、通電時にはバラ
ンサ24が磁気吸着されて前記揺動アーム1のバランス
を保ち、無通電時には磁気吸着が解除されて下降し、前
記揺動アーム1の先端側を跳ね上げるようにしたことに
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置等の
組立に用いられるバンプボンダ、シングルポイントボン
ダ、ワイヤボンダ等のボンディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワイヤボンディング装置のボンデ
ィングヘッドは超音波ホーンやワイヤクランパ等のユニ
ットが、ボンディングツール側に位置しており、揺動部
重心がボンディングツール側にある。そのため電気的に
制御していないときは、ボンディングツールが下降して
フィーダに衝突し、ボンディングツールが破損する原因
となっていた。
【0003】そこで、従来においては、図7〜図9に示
すように構成することにより、ボンディングツールが下
降してフィーダに衝突するのを防止している。すなわ
ち、図7において、1は先端にボンデイングツール2を
有する揺動アームであり、この揺動アーム1の基端部に
は揺動アーム1を図1中上下方向に揺動させるための回
転軸3が設けられている。この回転軸3はベース4の上
面に支持部材5を立設してなる支持体6に回動自在に支
持されており、支持体6に取り付けられた駆動機構とし
てのモータ7により駆動されるようになっている。
【0004】また、揺動アーム1の上下方向の揺動範囲
はベース4に立設されたストッパ8で制限されている。
また、回転軸3には回転位置を検出するための位置検出
器9と、回転速度を検出するための速度検出器10が取
り付けられている。なお、前記揺動アーム1は超音波ホ
ーン11とこの超音波ホーン11の基端部に設けられた
ツールアーム12とから構成されている。
【0005】そして、この揺動アーム1と支持部材6と
は引張りばね13によって連結されており、この引張り
ばね13の弾性力によって揺動アーム1は吊り上げら
れ、電気的に制御されていない状態でも、揺動アーム1
の先端のボンディングツール2は下降しないように構成
されている。
【0006】しかし、揺動アーム1を引張りばね13に
よって吊り上げた構成であると、ボンディング荷重が揺
動アーム1の高速駆動等によって発生する引張りばね1
3の振動に伴い安定しなくなり、またルーピング中のツ
ール軌跡が引張りばね13の振動により安定しない等の
弊害がある。
【0007】図8は前述した問題を解決したもので、図
7と同一構成部分には同一番号を付して説明を省略す
る。図8に示すボンディング装置は、ボンディングツー
ル2を水平位置より上方で安定させるために、揺動アー
ム1の後方に重り14を取り付け、揺動部全体の重心を
回転軸3よりも後方(ボンディングツール2と反対側)
に移動させた構成である。
【0008】しかし、揺動部重心を揺動中心(回転軸
3)から遠ざけたために、イナーシャが大きくなり、高
速駆動には不利であった。また、XYテーブル移動時に
発生する慣性力が揺動アーム1への外力となり、ボンデ
ィングツール2の軌跡が不安定となっていた。
【0009】図9は揺動アーム1の揺動範囲を規制する
ストッパ15とバランスばね16を用いて、ボンディン
グツール2を定常位置に保持する機構を持ったボンディ
ング装置(特開昭60−136321号公報参照)を示
す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように引張りばねを使用した場合は、そのばね要素によ
ってボンディングツールの運動がばねの振動に伴い不安
定になる結果、接合時のボンディング荷重が変化し、接
合性にばらつきが生じる原因となっていた。また、先の
振動成分によってボンディングツール制御が難しくな
り、ボンディングツール軌跡が不安定になって、ループ
形状のばらつきの原因となっていた。
【0011】また、揺動部の後部に重りを取り付けた場
合は、揺動部全体の重心が揺動中心から後方にずれるた
めに、イナーシャが大きくなり、高速駆動の障害となっ
ていた。また、ルーピング中のXYテーブルの移動にと
もない、揺動部の慣性力と、重心と揺動中心からの距離
によつて生じるモーメントが、ボンディングツールの位
置制御への外乱となって、ボンディングツールの実際の
軌跡が目標の軌跡からずれ、ループ形状のばらつきの原
因となっていた。
【0012】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、電源OFF時や停電
等の無通電時に、ボンディングツールが下降して破損す
ることがなく、また、ボンディング荷重が安定し、ボン
ディング性が安定してループ形状のばらつきを低減でき
るボンディング装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、揺動自在に設けられた揺
動アームと、通電により前記揺動アームを駆動する駆動
機構と、前記揺動アームの一端部に取付けられたボンデ
ィングツールと、前記揺動アームの他端部に前記駆動機
構への通電及び停電に応じて磁気的に着脱自在に設けら
れ前記駆動機構への停電に伴い自重により落下するバラ
ンサと、前記バランサの落下を案内する落下案内手段
と、前記落下案内手段の末端部に設けられ前記落下して
きたバランサを係止する係止手段とを具備することを特
徴とするボンディング装置にある。
【0014】請求項2は、請求項1の駆動機構への通電
中において、バランサが揺動アームの一端部に磁気的に
吸着されるときの前記揺動アームの重心は、前記揺動ア
ームの揺動中心に一致もしくは前記揺動中心の近傍に設
定されていることを特徴とする。
【0015】請求項3は、請求項1の駆動機構への停電
に伴い、バランサが係止手段に係止されたときの前記揺
動アームの重心は、前記揺動アームの揺動中心に一致も
しくは前記揺動中心の近傍から前記バランサ側に設定さ
れていることを特徴とする。
【0016】請求項4は、請求項1の揺動アームの他端
部には、駆動機構への通電及び停電に応じて着磁脱磁す
る電磁石が取付けられ、かつ、バランサは前記電磁石に
より磁気的に吸引される磁性体で構成されることを特徴
とする。
【0017】請求項5は、請求項1のバランサは駆動機
構への通電及び停電に応じて着磁脱磁する電磁石で構成
され、かつ、揺動アームの他端部は前記電磁石により磁
気的に吸引される磁性体で構成されることを特徴とす
る。
【0018】電磁石に通電されると、バランサを磁気吸
着し、揺動部全体の重心位置が揺動中心に一致するか、
或いはその付近になり、揺動アームは略水平にバランス
が保たれる。したがって、ボンディングを行うときのイ
ナーシャを抑えることができ、高速駆動が可能になる。
また、XYテーブル移動時に発生する揺動部の慣性力と
揺動部重心と揺動中心側の距離によって生じるモーメン
トを低減することができ、ループ位置決め制御に対する
外乱が減少して、ボンディングツールの軌跡が安定し、
ループ形状のばらつきが小さくなる。
【0019】また、停電等の事故により無通電時には、
バランサは重力によって電磁石から離れ、揺動部重心が
ボンディングツールと反対方向に移動し、ボンディング
ツールは上昇して水平位置よりも上方で停止する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1および図2は第1の実施
形態を示し、従来と同一構成部分は同一番号を付して説
明を省略する。本実施形態のボンディング装置の揺動ア
ーム1の後端部、つまりボンディングツール2と反対側
には電磁石21が固定されている。この電磁石21は下
面に磁気吸着面21aを有する板状で、揺動アーム1の
後端部から後方に向かって水平に突出して設けられてい
る。
【0021】前記電磁石21の下面には下方へ突出する
棒状のガイド部材22が設けられ、このガイド部材22
の下端には円板状のガイドエンド23が設けられてい
る。そして、ガイド部材22には鉄等の磁性体からなる
円筒状のバランサ24が上下動自在に嵌合されている。
【0022】前記電磁石21の通電時には、図2(a)
に示すように、この電磁石21が着磁されていることに
より、磁気吸着面21aにバランサ24が磁気吸着さ
れ、このときボンディングツール2を含む揺動アーム1
の揺動部全体の重心は揺動中心(回転軸3)か、或いは
その付近になり、揺動アーム1は略水平にバランスが保
たれる。
【0023】したがって、ボンディングを行うときは、
揺動部全体の重心位置を揺動中心に一致、或いは最も近
づけることで、イナーシャを抑えることができ、高速駆
動が可能になる。また、XYテーブル移動時に発生する
揺動部の慣性力と揺動部重心と揺動中心側の距離によっ
て生じるモーメントを低減することができ、ループ位置
決め制御に対する外乱が減少して、ボンディングツール
2の軌跡が安定し、ループ形状のばらつきが小さくな
る。
【0024】また、電磁石21の無通電(停電)時に
は、図2(b)に示すように、電磁石21の磁気吸着が
解除(脱磁)されバランサ24は自重によって移動方向
を拘束するガイド部材22にガイドされて下降し、ガイ
ドエンド23に接触して停止するようになっている。
【0025】バランサ24が下降すると、前記揺動部全
体の重心は揺動中心(回転軸3)より後方に移動し、ト
ルクのバランスが崩れて揺動アーム1が回転軸3を中心
として揺動してボンディングツール2は上昇する。ここ
で、 G ;揺動部全体の重心 G´;バランサを除いた揺動部の重心 g ;バランサの重心 a ;揺動中心からG´までの距離 b ;揺動中心からgまでの距離 m ;バランサの重量 M´;バランサを除いた揺動部の重量 とすると、トルクのバランスが崩れ(M´a<mb´、
b<b´)、ボンディングツール2は上昇する。例え
ば、a=0.6mm、b=30mm、m=0.1kg、
M′=0.5kgの場合、バランサ24が下降して揺動
中心からバランサ24の中心での距離が30mmから3
5mmに大きくなったとすると、ボンディングツール2
が上昇する方向にモーメントが発生する。
【0026】また、このときに必要な電磁石21の吸引
力Fは、揺動運動の加速度の最大値とバランサ24の重
量の積よりも大きければよい。例えば、揺動運動の加速
度の最大値が2G(G:重力加速度9.8m/s2 )の
場合、F>m×2G=1.96Nであればよい。また、
停電後にバランサ24を手動で元の位置に戻してから、
電源を投入することで、容易に装置を復旧できる。
【0027】図3は第2の実施形態を示す。本実施形態
の電磁石25は円板状で、この電磁石25には棒状のガ
イド部材26が設けられ、このガイド部材26の下端に
は円板状のガイドエンド27が設けられている。そし
て、ガイド部材26には鉄等の磁性体からなる円筒状の
バランサ28が上下動自在に嵌合されている。
【0028】図4は第3の実施形態を示す。本実施形態
の電磁石29は矩形状で、この電磁石29には板状のリ
ニアガイド30が設けられ、このリニアガイド30の下
端には矩形状のガイドエンド31が設けられている。そ
して、リニアガイド30には鉄等の磁性体からなる矩形
状でガイド孔32aを有するバランサ32が上下動自在
に嵌合されている。
【0029】図5は第4の実施形態を示し、第1の実施
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態のボンディング装置は揺動アーム1の基
端部における回転軸3の略真上位置には上方へ突出する
支持軸33が設けられ、この支持軸33には揺動アーム
1の後方に向かって下り勾配に傾斜する棒状のリニアガ
イド34が設けられている。
【0030】このリニアガイド34の上端部には円柱状
の電磁石35が固定され、下端部には円板状のガイドエ
ンド36が固定されている。そして、リニアガイド34
には鉄等の磁性体からなる円筒状のバランサ37が上下
動自在に嵌合されている。
【0031】前記電磁石35の通電時には、磁気吸着面
35aにバランサ37が磁気吸着され、このときボンデ
ィングツール2を含む揺動アーム1の揺動部全体の重心
は揺動中心(回転軸3)か、或いはその近傍になり、揺
動アーム1は略水平にバランスが保たれる。
【0032】したがって、ボンディングを行うときは、
揺動部全体の重心位置を揺動中心に一致、或いは最も近
づけることで、イナーシャを抑えることができ、高速駆
動が可能になる。また、XYテーブル移動時に発生する
揺動部の慣性力と揺動部重心と揺動中心側の距離によっ
て生じるモーメントを低減することができ、ループ位置
決め制御に対する外乱が減少して、ボンディングツール
2の軌跡が安定し、ループ形状のばらつきが小さくな
る。
【0033】また、電磁石35の無通電(停電)時に
は、電磁石35の磁気吸着が解除されバランサ37は自
重によって傾斜しているリニアガイド34にガイドされ
て下降し、ガイドエンド36に接触して停止するように
なっている。
【0034】バランサ37が下降すると、前記揺動部全
体の重心は揺動中心(回転軸3)より後方に移動し、ト
ルクのバランスが崩れて揺動アーム1が回転軸3を中心
として揺動してボンディングツール2は上昇する。
【0035】図6は第5の実施形態を示し、第1の実施
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態のボンディング装置は揺動アーム1の後
端部、つまりボンディングツール2と反対側には鉄等の
磁性体38が固定されている。この磁性体38は板状
で、揺動アーム1の後端部から後方に向かって水平に突
出して設けられている。
【0036】前記磁性体38の下面には下方へ突出する
棒状で、電磁石が吸着しない材質、例えばアルミニウム
等の材料からなるガイド部材39が設けられ、このガイ
ド部材39の下端には円板状でアルミニウム等の材料か
らなるガイドエンド40が設けられている。そして、ガ
イド部材40には円筒状の電磁石からなるバランサ41
が上下動自在に嵌合されている。
【0037】前記バランサ41の通電時には、磁気吸着
面41aが磁性体38に磁気吸着され、このときボンデ
ィングツール2を含む揺動アーム1の揺動部全体の重心
は揺動中心(回転軸3)か、或いはその付近になり、揺
動アーム1は略水平にバランスが保たれる。また、バラ
ンサ41の無通電(停電)時には、磁気吸着が解除さ
れ、バランサ41は自重によって移動方向を拘束するガ
イド部材39にガイドされて下降し、ガイドエンド40
に接触して停止するようになっている。
【0038】バランサ41が下降すると、前記揺動部全
体の重心は揺動中心(回転軸3)より後方に移動し、ト
ルクのバランスが崩れて揺動アーム1が回転軸3を中心
として揺動してボンディングツール2は上昇し、第1の
実施形態と同様の作用効果が得られる。なお、電磁石、
バランサ、ガイド部材およびガイドエンドの形状および
取付け構造は、前記各実施形態に限定されるものではな
く、適宜変更可能である。
【0039】
【発明の効果】この発明の請求項1によれば、電源OF
F時や停電等の無通電時に、ボンディングツールが下降
して破損するのを未然に防止でき、また、ボンディング
荷重が安定し、ボンディング性が安定してループ形状の
ばらつきを低減できるという効果がある。
【0040】請求項2によれば、バランサが揺動アーム
の一端部に磁気的に吸着されるときの揺動アームの重心
は、揺動アームの揺動中心に一致もしくは揺動中心の近
傍に設定されているため、ボンディング荷重が安定し、
ボンディング性が安定してループ形状のばらつきを低減
できる。
【0041】請求項3によれば、駆動機構への停電に伴
い、バランサが係止手段に係止されたときの揺動アーム
の重心は、揺動アームの揺動中心に一致もしくは揺動中
心の近傍から前記バランサ側に設定されているため、ボ
ンディングツールが下降して破損するのを未然に防止で
きる。
【0042】請求項4によれば、揺動アームの他端部に
は、駆動機構への通電及び停電に応じて着磁脱磁する電
磁石が取付けられ、かつ、バランサは電磁石により磁気
的に吸引される磁性体で構成されているため、動作が確
実で信頼性を向上できる。
【0043】請求項5によれば、バランサは駆動機構へ
の通電及び停電に応じて着磁脱磁する電磁石で構成さ
れ、かつ、揺動アームの他端部は電磁石により磁気的に
吸引される磁性体で構成されているため、動作が確実で
信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、(a)はボ
ンディング装置の側面図、(b)は同平面図。
【図2】同実施形態の作用を示し、(a)はボンディン
グ装置の通電時の側面図、(b)は無通電時の側面図。
【図3】この発明の第2の実施形態を示すバランス機構
の斜視図。
【図4】この発明の第3の実施形態を示すバランス機構
の斜視図。
【図5】この発明の第4の実施形態を示し、(a)はボ
ンディング装置の側面図、(b)は同平面図。
【図6】この発明の第5の実施形態を示し、(a)はボ
ンディング装置の側面図、(b)は同平面図。
【図7】従来のボンディング装置を示し、(a)はボン
ディング装置の側面図、(b)は同平面図。
【図8】従来のボンディング装置を示し、(a)はボン
ディング装置の側面図、(b)は同平面図。
【図9】従来のボンディング装置を示す側面図。
【符号の説明】
1…揺動アーム 2…ボンディングツール 3…回転軸 21…電磁石 22…ガイド部材 24…バランサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動自在に設けられた揺動アームと、 通電により前記揺動アームを駆動する駆動機構と、 前記揺動アームの一端部に取付けられたボンディングツ
    ールと、 前記揺動アームの他端部に前記駆動機構への通電及び停
    電に応じて磁気的に着脱自在に設けられ前記駆動機構へ
    の停電に伴い自重により落下するバランサと、 前記バランサの落下を案内する落下案内手段と、前記落
    下案内手段の末端部に設けられ前記落下してきたバラン
    サを係止する係止手段とを具備することを特徴とするボ
    ンディング装置。
  2. 【請求項2】 駆動機構への通電中において、バランサ
    が揺動アームの一端部に磁気的に吸着されるときの前記
    揺動アームの重心は、 前記揺動アームの揺動中心に一致もしくは前記揺動中心
    の近傍に設定されていることを特徴とする請求項1記載
    のボンディング装置。
  3. 【請求項3】 駆動機構への停電に伴い、バランサが係
    止手段に係止されたときの前記揺動アームの重心は、 前記揺動アームの揺動中心に一致もしくは前記揺動中心
    の近傍から前記バランサ側に設定されていることを特徴
    とする請求項1記載のボンディング装置。
  4. 【請求項4】 揺動アームの他端部には、駆動機構への
    通電及び停電に応じて着磁脱磁する電磁石が取付けら
    れ、かつ、バランサは前記電磁石により磁気的に吸引さ
    れる磁性体で構成されることを特徴とする請求項1記載
    のボンディング装置。
  5. 【請求項5】 バランサは駆動機構への通電及び停電に
    応じて着磁脱磁する電磁石で構成され、かつ、揺動アー
    ムの他端部は前記電磁石により磁気的に吸引される磁性
    体で構成されることを特徴とする請求項1記載のボンデ
    ィング装置。
JP8183346A 1996-07-12 1996-07-12 ボンディング装置 Pending JPH1027817A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002134549A (ja) * 2000-10-30 2002-05-10 Nec Corp ワイヤボンディング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002134549A (ja) * 2000-10-30 2002-05-10 Nec Corp ワイヤボンディング装置

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