JPH10277260A - ゲーム装置 - Google Patents
ゲーム装置Info
- Publication number
- JPH10277260A JPH10277260A JP10110597A JP10110597A JPH10277260A JP H10277260 A JPH10277260 A JP H10277260A JP 10110597 A JP10110597 A JP 10110597A JP 10110597 A JP10110597 A JP 10110597A JP H10277260 A JPH10277260 A JP H10277260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- electrode body
- game
- guide shaft
- rods
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 緊張感のあるゲームによって顧客吸引力を
高める。 【解決手段】 電極体40が上方に一定速度で移動して
いるとき、ハンドル64を回転させて電極体40を電極ロッ
ド15、16に接触しないよう左右方向に移動させ、該電極
体40が上方にどれだけ移動できたかを競うのであるが、
少しでも気を許すと電極体40が電極ロッド15、16に接触
してゲーム終了となってしまうため、ゲーム中に快適な
緊張感を得ることができ、顧客を確実に引き寄せること
ができる。
高める。 【解決手段】 電極体40が上方に一定速度で移動して
いるとき、ハンドル64を回転させて電極体40を電極ロッ
ド15、16に接触しないよう左右方向に移動させ、該電極
体40が上方にどれだけ移動できたかを競うのであるが、
少しでも気を許すと電極体40が電極ロッド15、16に接触
してゲーム終了となってしまうため、ゲーム中に快適な
緊張感を得ることができ、顧客を確実に引き寄せること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電極体をジグザ
グ状に屈曲しながら延びる一対の電極ロッドに接触させ
ることなくどこまで移動させることができるかを競うゲ
ーム装置に関する。
グ状に屈曲しながら延びる一対の電極ロッドに接触させ
ることなくどこまで移動させることができるかを競うゲ
ーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゲーム装置としては、例えばカー
レースゲーム装置のように、レーシングカーを操縦しな
がら該レーシングカーによって曲がりくねったレースコ
ースを走行し、ゴールまでの時間を競い合うものが知ら
れている。
レースゲーム装置のように、レーシングカーを操縦しな
がら該レーシングカーによって曲がりくねったレースコ
ースを走行し、ゴールまでの時間を競い合うものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のゲーム装置にあっては、レーシングカーが操
縦ミスによって途中の障害物、側壁に激突してもレーシ
ングカーが一時停止、即ちゲームが一時中断するだけ
で、ゲームそのものはそのまま続行し、ゴールまで走行
することができるため、ゲームにおける緊張感に欠け、
これにより、顧客吸引力が多少低くなってしまう問題点
がある。
うな従来のゲーム装置にあっては、レーシングカーが操
縦ミスによって途中の障害物、側壁に激突してもレーシ
ングカーが一時停止、即ちゲームが一時中断するだけ
で、ゲームそのものはそのまま続行し、ゴールまで走行
することができるため、ゲームにおける緊張感に欠け、
これにより、顧客吸引力が多少低くなってしまう問題点
がある。
【0004】この発明は、顧客吸引力の大きなゲーム装
置を提供することを目的とする。
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、一方
向に向かって平面内をジグザグ状に屈曲しながら延びる
互いに略平行な一対の電極ロッドと、これら電極ロッド
間に配置された電極体と、この電極体を一方向に向かっ
て一定速度で移動させる第1移動手段と、一方向に移動
している電極体を、操作部材の操作量に応じた量だけ前
記平面内において一方向と直交する方向に移動させる第
2移動手段と、前記電極体と電極ロッドとの間の通電状
態を検出し、電極体がいずれかの電極ロッドに接触して
通電したとき、ゲームを終了させる制御手段とを備える
ことにより達成することができる。
向に向かって平面内をジグザグ状に屈曲しながら延びる
互いに略平行な一対の電極ロッドと、これら電極ロッド
間に配置された電極体と、この電極体を一方向に向かっ
て一定速度で移動させる第1移動手段と、一方向に移動
している電極体を、操作部材の操作量に応じた量だけ前
記平面内において一方向と直交する方向に移動させる第
2移動手段と、前記電極体と電極ロッドとの間の通電状
態を検出し、電極体がいずれかの電極ロッドに接触して
通電したとき、ゲームを終了させる制御手段とを備える
ことにより達成することができる。
【0006】今、ゲームがスタートし、一対の電極ロッ
ド間に配置されている電極体が第1移動手段によって一
方向に向かって一定速度で移動を開始したとする。ここ
で、この電極体が一方向のみに、換言すれば一方向と直
交する方向に移動することなく直線的に移動すると、電
極ロッドが平面内でジグザグ状に屈曲しているため、該
電極体はある程度一方向に移動した時点でいずれかの電
極ロッドに接触することになるが、このように電極体、
電極ロッド同士が接触すると、これら電極体、電極ロッ
ド間において通電するため、制御手段がゲームが終了さ
せる。このため、遊技者は操作部材を操作し、第2移動
手段により前記操作部材の操作量に応じた量だけ電極体
を前記平面内において一方向と直交する方向に移動さ
せ、電極体がいずれの電極ロッドにも接触しないようそ
の位置を調節する。そして、このような電極体の位置調
節によって該電極体が電極ロッドに接触することなく一
方向にどれだけ移動できたかを競うのであるが、このよ
うなゲームは少しでも気を許すと電極体が電極ロッドに
接触してゲーム終了となってしまうため、ゲーム中に快
適な緊張感を得ることができ、人々を確実に引き寄せる
ことができる。
ド間に配置されている電極体が第1移動手段によって一
方向に向かって一定速度で移動を開始したとする。ここ
で、この電極体が一方向のみに、換言すれば一方向と直
交する方向に移動することなく直線的に移動すると、電
極ロッドが平面内でジグザグ状に屈曲しているため、該
電極体はある程度一方向に移動した時点でいずれかの電
極ロッドに接触することになるが、このように電極体、
電極ロッド同士が接触すると、これら電極体、電極ロッ
ド間において通電するため、制御手段がゲームが終了さ
せる。このため、遊技者は操作部材を操作し、第2移動
手段により前記操作部材の操作量に応じた量だけ電極体
を前記平面内において一方向と直交する方向に移動さ
せ、電極体がいずれの電極ロッドにも接触しないようそ
の位置を調節する。そして、このような電極体の位置調
節によって該電極体が電極ロッドに接触することなく一
方向にどれだけ移動できたかを競うのであるが、このよ
うなゲームは少しでも気を許すと電極体が電極ロッドに
接触してゲーム終了となってしまうため、ゲーム中に快
適な緊張感を得ることができ、人々を確実に引き寄せる
ことができる。
【0007】また、請求項2に記載のように構成すれ
ば、電極体を簡単、容易に初期位置に復帰させることが
できる。
ば、電極体を簡単、容易に初期位置に復帰させることが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1において、11はゲームセン
ター等に設置されるゲーム装置であり、このゲーム装置
11は内部が空洞のボックス状をした本体ケース12を有
し、この本体ケース12内には該本体ケース12に取り付け
られた上下方向に延びる背景板14が設置されている。1
5、16は上、下端部が背景板14の上、下端部に支持され
た一対の電極ロッドであり、これらの電極ロッド15、16
は背景板14と平行な平面内を一方向、ここでは上方に向
かってジグザグ状に屈曲しながら延びている。そして、
これら電極ロッド15、16同士は互いに略平行であり、こ
の結果、これら電極ロッド15、16間にはほぼ一定幅の間
隙が形成される。また、これら電極ロッド15、16は図示
していない電源部の一方の極に接続されている。なお、
前述の電極ロッド15、16の上端同士、下端同士は互いに
連結されていてもよい。
面に基づいて説明する。図1において、11はゲームセン
ター等に設置されるゲーム装置であり、このゲーム装置
11は内部が空洞のボックス状をした本体ケース12を有
し、この本体ケース12内には該本体ケース12に取り付け
られた上下方向に延びる背景板14が設置されている。1
5、16は上、下端部が背景板14の上、下端部に支持され
た一対の電極ロッドであり、これらの電極ロッド15、16
は背景板14と平行な平面内を一方向、ここでは上方に向
かってジグザグ状に屈曲しながら延びている。そして、
これら電極ロッド15、16同士は互いに略平行であり、こ
の結果、これら電極ロッド15、16間にはほぼ一定幅の間
隙が形成される。また、これら電極ロッド15、16は図示
していない電源部の一方の極に接続されている。なお、
前述の電極ロッド15、16の上端同士、下端同士は互いに
連結されていてもよい。
【0009】19、20は前記背景板14の両側方の本体ケー
ス12内に設置された上下方向に延びる一対のガイドロッ
ドであり、これらガイドロッド19、20の上、下端は前記
本体ケース12に固定されている。21は本体ケース12内に
設置された昇降台であり、この昇降台21は、前記ガイド
ロッド19、20がそれぞれ摺動可能に挿入された一対のブ
ロック部22、23と、これらブロック部22、23同士を連結
し背景板14の後方に位置する水平な連結部24とから構成
されている。25は背景板14より後方の本体ケース12内に
設置され左右方向に延びる水平な回転軸であり、この回
転軸25は本体ケース12に回転可能に支持されるととも
に、その軸方向両端部にプーリ26、27がそれぞれ取り付
けられている。28はプーリ26より下方の本体ケース12に
取り付けられたモータであり、このモータ28の出力軸29
にはプーリ30が固定されている。また、前記プーリ27よ
り下方の本体ケース12には図示していないプーリが回転
可能に支持されている。31、32は前記プーリ26、30間お
よびプーリ27、図示していないプーリ間にそれぞれ掛け
渡された上下方向に延びるベルトであり、これらのベル
ト31、32の途中は前記昇降台21のブロック部22、23にそ
れぞれ連結されている。この結果、前記モータ28が作動
してベルト31、32が走行すると、昇降台21はガイドロッ
ド19、20にガイドされながら一定速度で昇降する。前述
したガイドロッド19、20、昇降台21、モータ28、プーリ
26、27、30、ベルト31、32は全体として、該昇降台21に
支持された後述する電極体を前記一方向、即ち上方に向
かって一定速度で移動させる第1移動手段33を構成す
る。
ス12内に設置された上下方向に延びる一対のガイドロッ
ドであり、これらガイドロッド19、20の上、下端は前記
本体ケース12に固定されている。21は本体ケース12内に
設置された昇降台であり、この昇降台21は、前記ガイド
ロッド19、20がそれぞれ摺動可能に挿入された一対のブ
ロック部22、23と、これらブロック部22、23同士を連結
し背景板14の後方に位置する水平な連結部24とから構成
されている。25は背景板14より後方の本体ケース12内に
設置され左右方向に延びる水平な回転軸であり、この回
転軸25は本体ケース12に回転可能に支持されるととも
に、その軸方向両端部にプーリ26、27がそれぞれ取り付
けられている。28はプーリ26より下方の本体ケース12に
取り付けられたモータであり、このモータ28の出力軸29
にはプーリ30が固定されている。また、前記プーリ27よ
り下方の本体ケース12には図示していないプーリが回転
可能に支持されている。31、32は前記プーリ26、30間お
よびプーリ27、図示していないプーリ間にそれぞれ掛け
渡された上下方向に延びるベルトであり、これらのベル
ト31、32の途中は前記昇降台21のブロック部22、23にそ
れぞれ連結されている。この結果、前記モータ28が作動
してベルト31、32が走行すると、昇降台21はガイドロッ
ド19、20にガイドされながら一定速度で昇降する。前述
したガイドロッド19、20、昇降台21、モータ28、プーリ
26、27、30、ベルト31、32は全体として、該昇降台21に
支持された後述する電極体を前記一方向、即ち上方に向
かって一定速度で移動させる第1移動手段33を構成す
る。
【0010】図1、2、3において、37は両端部が昇降
台21のブロック部22、23にそれぞれ回転可能に支持され
た水平なガイド軸であり、このガイド軸37は前記電極ロ
ッド15、16を含む平面に平行な平面内において一方向と
直交する方向、ここでは左右方向に延びるとともに、そ
の外周にスプライン38が形成されている。39は前記ガイ
ド軸37が挿入されることで該ガイド軸37に摺動可能に支
持されたスライダであり、このスライダ39と前記ガイド
軸37のスプライン38とはスプライン結合されている。こ
の結果、このスライダ39はガイド軸37の軸方向に移動す
ることができるとともに、ガイド軸37の軸線を中心とし
て該ガイド軸37と一体的に回動することができる。40は
スライダ39の前面に取り付けられるとともに、前記電源
部の他方の極に接続された電極体であり、この電極体40
は前記平面と直交する方向、ここでは前後方向に延びて
いる。また、この電極体40は前記電極ロッド15、16間に
配置されるとともに、その基端が前記平面により後方
に、先端が前記平面より前方に位置している。
台21のブロック部22、23にそれぞれ回転可能に支持され
た水平なガイド軸であり、このガイド軸37は前記電極ロ
ッド15、16を含む平面に平行な平面内において一方向と
直交する方向、ここでは左右方向に延びるとともに、そ
の外周にスプライン38が形成されている。39は前記ガイ
ド軸37が挿入されることで該ガイド軸37に摺動可能に支
持されたスライダであり、このスライダ39と前記ガイド
軸37のスプライン38とはスプライン結合されている。こ
の結果、このスライダ39はガイド軸37の軸方向に移動す
ることができるとともに、ガイド軸37の軸線を中心とし
て該ガイド軸37と一体的に回動することができる。40は
スライダ39の前面に取り付けられるとともに、前記電源
部の他方の極に接続された電極体であり、この電極体40
は前記平面と直交する方向、ここでは前後方向に延びて
いる。また、この電極体40は前記電極ロッド15、16間に
配置されるとともに、その基端が前記平面により後方
に、先端が前記平面より前方に位置している。
【0011】44はブロック部23に取り付けられたモータ
であり、このモータ44の出力軸45にはプーリ46が固定さ
れている。47はブロック部22に回転可能に支持されたプ
ーリであり、このプーリ47と前記プーリ46との間にはガ
イド軸37に平行に延びるベルト48が掛け渡されている。
49は前記スライダ39に取り付けられたガイドプレートで
あり、このガイドプレート49には前記ガイド軸37の軸線
を中心とする円弧溝50が形成されている。51は前記円弧
溝50に摺動可能に支持された可動片であり、この可動片
51は前記円弧溝50に沿って移動することができる。そし
て、この可動片51には前記ベルト48の途中が連結されて
いる。この結果、前記モータ44が作動してベルト48が走
行すると、スライダ39はガイド軸37にガイドされながら
左右方向に移動し、また、前記スライダ39、電極体40が
ガイド軸37と一体となって回動したとき、円弧溝50内を
可動片51が移動してベルト48の引き伸ばしが防止され
る。
であり、このモータ44の出力軸45にはプーリ46が固定さ
れている。47はブロック部22に回転可能に支持されたプ
ーリであり、このプーリ47と前記プーリ46との間にはガ
イド軸37に平行に延びるベルト48が掛け渡されている。
49は前記スライダ39に取り付けられたガイドプレートで
あり、このガイドプレート49には前記ガイド軸37の軸線
を中心とする円弧溝50が形成されている。51は前記円弧
溝50に摺動可能に支持された可動片であり、この可動片
51は前記円弧溝50に沿って移動することができる。そし
て、この可動片51には前記ベルト48の途中が連結されて
いる。この結果、前記モータ44が作動してベルト48が走
行すると、スライダ39はガイド軸37にガイドされながら
左右方向に移動し、また、前記スライダ39、電極体40が
ガイド軸37と一体となって回動したとき、円弧溝50内を
可動片51が移動してベルト48の引き伸ばしが防止され
る。
【0012】54はガイド軸37の左端に固定されたプーリ
であり、このプーリ54と、該プーリ54の直下のブロック
部22に回転可能に支持されたプーリ55との間にはベルト
56が掛け渡されている。57はブロック部22に取り付けら
れたソレノイドであり、このソレノイド57のプランジャ
58の先端は前記ベルト56の途中に連結されている。この
結果、このソレノイド57に通電されると、プランジャ58
が移動してベルト56が走行し、ガイド軸37が軸線回りに
回動する。前述したプーリ54、55、ベルト56、ソレノイ
ド57は全体として、前記ガイド軸に37に回動力を付与す
る回動機構59を構成する。
であり、このプーリ54と、該プーリ54の直下のブロック
部22に回転可能に支持されたプーリ55との間にはベルト
56が掛け渡されている。57はブロック部22に取り付けら
れたソレノイドであり、このソレノイド57のプランジャ
58の先端は前記ベルト56の途中に連結されている。この
結果、このソレノイド57に通電されると、プランジャ58
が移動してベルト56が走行し、ガイド軸37が軸線回りに
回動する。前述したプーリ54、55、ベルト56、ソレノイ
ド57は全体として、前記ガイド軸に37に回動力を付与す
る回動機構59を構成する。
【0013】61、62、63は前記本体ケース12の前部にそ
れぞれ設けられたコイン投入口、ゲームスタートボタ
ン、景品取出し口である。64は本体ケース12の前部に回
転可能に支持された操作部材としてのハンドルであり、
このハンドル64の回転量(操作量)は図示していないセ
ンサにより検出され、その検出結果が制御手段65に出力
される。この制御手段65は、前記センサからの検出結果
に基づいてモータ44の作動を制御し、上方に向かって移
動している電極体40をハンドル64の回転量に応じた量だ
け左右方向に移動させるとともに、前記電極体40と電極
ロッド15、16との間の通電状態を検出し、電極体40がい
ずれかの電極ロッド15、16に接触して通電したとき、ゲ
ームを終了させる。前述したガイド軸37、スライダ39、
モータ44、プーリ46、47、ベルト48は全体として、一方
向に移動している電極体40をハンドル64の操作量に応じ
た量だけ前記平面内において一方向(上方)と直交する
方向、ここでは左右方向に移動させる第2移動手段66を
構成する。
れぞれ設けられたコイン投入口、ゲームスタートボタ
ン、景品取出し口である。64は本体ケース12の前部に回
転可能に支持された操作部材としてのハンドルであり、
このハンドル64の回転量(操作量)は図示していないセ
ンサにより検出され、その検出結果が制御手段65に出力
される。この制御手段65は、前記センサからの検出結果
に基づいてモータ44の作動を制御し、上方に向かって移
動している電極体40をハンドル64の回転量に応じた量だ
け左右方向に移動させるとともに、前記電極体40と電極
ロッド15、16との間の通電状態を検出し、電極体40がい
ずれかの電極ロッド15、16に接触して通電したとき、ゲ
ームを終了させる。前述したガイド軸37、スライダ39、
モータ44、プーリ46、47、ベルト48は全体として、一方
向に移動している電極体40をハンドル64の操作量に応じ
た量だけ前記平面内において一方向(上方)と直交する
方向、ここでは左右方向に移動させる第2移動手段66を
構成する。
【0014】次に、この発明の一実施形態の作用につい
て説明する。まず、ゲームを開始する場合には、コイン
投入口61にコインを投入した後、スタートボタン62を押
すが、このとき、昇降台21は下降限まで下降していると
ともに、電極体40は前記平面に対して直立し電極ロッド
15、16間に位置している。このようにしてゲームがスタ
ートすると、モータ28が作動してベルト31、32が走行
し、昇降台21が一方向(上方)に向かって移動する。こ
の結果、電極ロッド15、16間に位置している電極体40は
上方に向かって一定速度で移動する。ここで、この電極
体40が上方のみに、換言すれば上方(一方向)と直交す
る左右方向に移動することなく、直線移動すると、電極
ロッド15、16が前記平面内でジグザグ状に屈曲している
ため、電極体40はある程度上方に移動した時点でいずれ
かの電極ロッド15、16に接触することになるが、このよ
うに電極体40、電極ロッド15、16同士が接触すると、こ
れら電極体40、電極ロッド15、16間において通電するた
め、制御手段65がゲームが終了させる。このため、遊技
者はハンドル64を回転させて制御手段65によりモータ44
を作動させ、該ハンドル64の回転量に応じた量だけベル
ト48を走行させる。この結果、スライダ39、電極体40は
ガイド軸37にガイドされながら前記平面内を左右方向に
移動する。このようにして遊技者は電極体40がいずれの
電極ロッド15、16にも接触しないようその位置を調節す
る。そして、このような電極体40の位置調節によって該
電極体40がいずれの電極ロッド15、16にも接触すること
なく上方にどれだけ移動できたかを競うのであるが、こ
のようなゲームは少しでも気を許すと電極体40がいずれ
かの電極ロッド15、16に接触してゲーム終了となってし
まうため、ゲーム中に快適な緊張感を得ることができ、
人々を確実に引き寄せることができる。また、このゲー
ムは電極体40がいずれの電極ロッド15、16に接触するこ
となく上方限まで移動したときにもゲーム終了となる
が、この場合には景品が景品取出し口63に払い出され
る。
て説明する。まず、ゲームを開始する場合には、コイン
投入口61にコインを投入した後、スタートボタン62を押
すが、このとき、昇降台21は下降限まで下降していると
ともに、電極体40は前記平面に対して直立し電極ロッド
15、16間に位置している。このようにしてゲームがスタ
ートすると、モータ28が作動してベルト31、32が走行
し、昇降台21が一方向(上方)に向かって移動する。こ
の結果、電極ロッド15、16間に位置している電極体40は
上方に向かって一定速度で移動する。ここで、この電極
体40が上方のみに、換言すれば上方(一方向)と直交す
る左右方向に移動することなく、直線移動すると、電極
ロッド15、16が前記平面内でジグザグ状に屈曲している
ため、電極体40はある程度上方に移動した時点でいずれ
かの電極ロッド15、16に接触することになるが、このよ
うに電極体40、電極ロッド15、16同士が接触すると、こ
れら電極体40、電極ロッド15、16間において通電するた
め、制御手段65がゲームが終了させる。このため、遊技
者はハンドル64を回転させて制御手段65によりモータ44
を作動させ、該ハンドル64の回転量に応じた量だけベル
ト48を走行させる。この結果、スライダ39、電極体40は
ガイド軸37にガイドされながら前記平面内を左右方向に
移動する。このようにして遊技者は電極体40がいずれの
電極ロッド15、16にも接触しないようその位置を調節す
る。そして、このような電極体40の位置調節によって該
電極体40がいずれの電極ロッド15、16にも接触すること
なく上方にどれだけ移動できたかを競うのであるが、こ
のようなゲームは少しでも気を許すと電極体40がいずれ
かの電極ロッド15、16に接触してゲーム終了となってし
まうため、ゲーム中に快適な緊張感を得ることができ、
人々を確実に引き寄せることができる。また、このゲー
ムは電極体40がいずれの電極ロッド15、16に接触するこ
となく上方限まで移動したときにもゲーム終了となる
が、この場合には景品が景品取出し口63に払い出され
る。
【0015】そして、電極体40が電極ロッド15、16に接
触することで、あるいは電極体40が上昇限まで移動でき
たことでゲームが終了すると、次のゲームために電極体
40を下方(他方向)に向かって初期位置まで移動させる
必要がある。この場合にはモータ28を作動して昇降台2
1、電極体40を下降させるが、この下降の途中で電極体4
0がいずれかの電極ロッド15、16に接触する。このと
き、ソレノイド57に対する通電が停止していると、ガイ
ド軸37は自由に回動することができるため、電極体40は
電極ロッド15、16に押されてガイド軸37、スライダ39と
一体となって上向きに回動する。これにより、電極体40
は電極ロッド15、16より後方側に退避し電極ロッド15、
16に阻害されることなく下方に移動することができるよ
うになる。なお、このような下方への移動時、スライダ
39の左右方向位置が初期位置からずれている場合には、
モータ44が作動しスライダ39の左右方向位置を修正す
る。そして、ガイド軸37が初期位置まで復帰すると、ソ
レノイド57に通電してプランジャ58を移動させ、ベルト
56を走行させる。これにより、ガイド軸37、スライダ3
9、電極体40はガイド軸37の軸線を中心に一体的に回動
し、電極体40が立ち上がって電極ロッド15、16間に位置
する。このようにして電極体40は簡単、容易に初期位置
に復帰させられる。
触することで、あるいは電極体40が上昇限まで移動でき
たことでゲームが終了すると、次のゲームために電極体
40を下方(他方向)に向かって初期位置まで移動させる
必要がある。この場合にはモータ28を作動して昇降台2
1、電極体40を下降させるが、この下降の途中で電極体4
0がいずれかの電極ロッド15、16に接触する。このと
き、ソレノイド57に対する通電が停止していると、ガイ
ド軸37は自由に回動することができるため、電極体40は
電極ロッド15、16に押されてガイド軸37、スライダ39と
一体となって上向きに回動する。これにより、電極体40
は電極ロッド15、16より後方側に退避し電極ロッド15、
16に阻害されることなく下方に移動することができるよ
うになる。なお、このような下方への移動時、スライダ
39の左右方向位置が初期位置からずれている場合には、
モータ44が作動しスライダ39の左右方向位置を修正す
る。そして、ガイド軸37が初期位置まで復帰すると、ソ
レノイド57に通電してプランジャ58を移動させ、ベルト
56を走行させる。これにより、ガイド軸37、スライダ3
9、電極体40はガイド軸37の軸線を中心に一体的に回動
し、電極体40が立ち上がって電極ロッド15、16間に位置
する。このようにして電極体40は簡単、容易に初期位置
に復帰させられる。
【0016】なお、前述の実施形態においては、電極体
40を中実の円柱状ロッドから構成したが、この発明にお
いては、電極体を屈曲容易な直線状に延びるばねあるい
はコイルばねから構成し、電極体の初期位置への復帰の
際、屈曲することで電極ロッドを乗り越えられるように
してもよい。
40を中実の円柱状ロッドから構成したが、この発明にお
いては、電極体を屈曲容易な直線状に延びるばねあるい
はコイルばねから構成し、電極体の初期位置への復帰の
際、屈曲することで電極ロッドを乗り越えられるように
してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、顧客吸引力の高いゲーム装置を提供することができ
る。
ば、顧客吸引力の高いゲーム装置を提供することができ
る。
【図1】この発明の一実施形態を示す一部破断概略斜視
図である。
図である。
【図2】図1のIーI矢視断面図である。
【図3】図1のIIーII矢視断面図である。
11…ゲーム装置 15、16…電極ロッド 33…第1移動手段 37…ガイド軸 39…スライダ 40…電極体 59…回動機構 64…操作部材 65…制御手段 66…第2移動手段
Claims (2)
- 【請求項1】一方向に向かって平面内をジグザグ状に屈
曲しながら延びる互いに略平行な一対の電極ロッドと、
これら電極ロッド間に配置された電極体と、この電極体
を一方向に向かって一定速度で移動させる第1移動手段
と、一方向に移動している電極体を、操作部材の操作量
に応じた量だけ前記平面内において一方向と直交する方
向に移動させる第2移動手段と、前記電極体と電極ロッ
ドとの間の通電状態を検出し、電極体がいずれかの電極
ロッドに接触して通電したとき、ゲームを終了させる制
御手段とを備えたことを特徴とするゲーム装置。 - 【請求項2】前記第2移動手段は、前記一方向と直交す
る方向に延びるとともに、両端部が第1移動手段に回動
可能に支持されたガイド軸と、ガイド軸に摺動可能に支
持されるとともにガイド軸と一体的に回動することがで
き、前記電極体が取り付けられたスライダと、第1移動
手段に取り付けられ、前記ガイド軸に回動力を付与する
回動機構とを備え、ゲームが終了して電極体が他方向に
向かって復帰移動する際、電極体が電極ロッドに当接し
てガイド軸、スライダとともに回動することにより、該
電極ロッドから退避し、ガイド軸が初期位置まで復帰し
たとき、回動機構によりガイド軸、スライダ、電極体を
一体的に回動させて電極体を電極ロッド間に位置させる
ようにした請求項1記載のゲーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10110597A JPH10277260A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | ゲーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10110597A JPH10277260A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | ゲーム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10277260A true JPH10277260A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14291807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10110597A Withdrawn JPH10277260A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | ゲーム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10277260A (ja) |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP10110597A patent/JPH10277260A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |