JPH10276990A - 非接触眼圧計 - Google Patents

非接触眼圧計

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Publication number
JPH10276990A
JPH10276990A JP9091243A JP9124397A JPH10276990A JP H10276990 A JPH10276990 A JP H10276990A JP 9091243 A JP9091243 A JP 9091243A JP 9124397 A JP9124397 A JP 9124397A JP H10276990 A JPH10276990 A JP H10276990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid
piston
cornea
current
shut down
Prior art date
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Pending
Application number
JP9091243A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Obayashi
康二 大林
Misao Makino
美佐雄 牧野
Takayoshi Suzuki
孝佳 鈴木
Shigeru Takimoto
滋 滝本
Mizuho Hata
瑞穂 秦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Co Ltd filed Critical Kowa Co Ltd
Priority to JP9091243A priority Critical patent/JPH10276990A/ja
Publication of JPH10276990A publication Critical patent/JPH10276990A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンを駆動させるソレノイド電流を急速
に消勢させることができる非接触眼圧計を提供する。 【解決手段】 シリンダ内のピストン11を駆動させて
ノズル先端10aから被検眼角膜に対して圧力が時間と
ともに変化する空気流が放出される。この空気流により
被検眼角膜が所定量変形したときの圧力値により眼圧が
測定される。眼圧測定後、ロータリソレノイド13が遮
断される。この遮断時、ロータリソレノイドに流れる電
流は、このロータリソレノイドと並列に接続されたダイ
オードと抵抗の直列回路に還流される。遮断時の電流が
抵抗に流れることによりソレノイド電流を急激に減衰さ
せることができ、ピストンを即座に停止させ、被検眼に
与える負担を減少させることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触眼圧計、更
に詳細には、シリンダ内のピストンを駆動させてノズル
先端から被検眼角膜に対して圧力が時間とともに変化す
る空気流を放出するための空気加圧手段と、前記被検眼
角膜の変形を検出する角膜変形検出手段を有する非接触
眼圧計に関する。
【0002】
【従来の技術】このような眼圧計は、例えば特公昭63
ー58577号公報あるいは特公平4ー30295号公
報に記載されており、シリンダ内のピストンを前進させ
ることによりノズル先端から被検眼角膜に対して空気流
を放出させて被検眼角膜に変形を与え、その変形量が所
定量に達したとき、すなわち被検眼角膜が圧平したとき
を光学的に検出し、そのときの空気流の圧力に基づいて
眼圧を測定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ピストンの駆動には、
ソレノイドが用いられており、加圧動作中に角膜が圧平
状態になったことを検出したとき、被検眼に対する負担
を軽減するために、ピストンを停止させるべく即座にソ
レノイドは遮断される。しかし、ソレノイドの電気を切
っても減衰時間分だけ、ソレノイドに電流が流れるの
で、ソレノイドが直ぐに止まらず、その分ピストンが慣
性のためしばらく動き続け、被検眼に余分な負担をかけ
ることが余儀なくされていた。
【0004】従って、本発明は、このような問題を解決
するためになされたもので、ピストンを駆動させるソレ
ノイド電流を急速に消勢させることができる非接触眼圧
計を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、シリンダ内のピストンを駆動させ
てノズル先端から被検眼角膜に対して圧力が時間ととも
に変化する空気流を放出するための空気加圧手段と、前
記被検眼角膜の変形を検出する角膜変形検出手段を有す
る非接触眼圧計において、ピストンを駆動するソレノイ
ドと、前記ソレノイドと並列に接続されるダイオードと
抵抗の直列回路とを備え、前記ソレノイドを遮断すると
き、遮断電流をダイオードと抵抗の直列回路を介して還
流させる構成を採用している。
【0006】このような構成では、角膜の圧平検出後、
ソレノイドに流れる遮断電流が抵抗を還流するようにな
るので、電流の減衰が急速になり、ピストンを急速に停
止させることができることから、被検眼に与える不快感
が少なくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。
【0008】図1には、本発明に係わる非接触眼圧計の
概略構成が図示されており、同図において光源1から出
た光は、集光レンズ2で絞り3に集光された後、レンズ
4を介して被検眼角膜Eに投光され、その反射光が結像
レンズ5、絞り6を通過して受光素子7上に結像され
る。
【0009】この眼圧計には、被検眼角膜Eに空気流を
吹き付ける空気加圧手段が設けられている。この空気加
圧手段は、シリンダ10と、そのピストン11を連結棒
12を介して前後させるロータリソレノイド13から構
成されている。ロータリソレノイド13は、制御装置1
5により制御されるソレノイド駆動回路14により駆動
され、シリンダ10内のピストン11を前進させてノズ
ル先端10aから被検眼角膜Eに対して圧力が時間とと
もに変化する空気流を放出させる。
【0010】被検眼角膜Eは空気流を受けて変形し、そ
のために受光素子7に受光される光量が変化する。上述
した光学系1〜7は、被検眼角膜Eが空気流により圧平
したときに受光素子7が最大光量となるように配置され
ており、受光素子7からの信号は増幅器20を介して制
御装置15に入力される。一方、シリンダ10には圧力
センサ21が取り付けられており、このセンサからの信
号が増幅器22を介して制御装置15に入力される。
【0011】図2は、ソレノイド駆動回路14の詳細な
回路図で、電源30、ソレノイド13、スイッチ32、
並びにソレノイド13に並列に接続されたダイオード3
3と抵抗34の直列回路を有している。スイッチ32
は、制御回路15により測定開始とともにオンにされ、
一方圧平信号が得られたときにオフされ、給電が遮断さ
れる。
【0012】このような構成において、制御装置15
は、図3に示したように時刻t0においてスイッチ32
をオンにしソレノイド13に電圧を印加する。ソレノイ
ド13が駆動されると、シリンダ内の圧力は図示したよ
うな速度で上昇する。ピストン11の前進によりノズル
10aから吹き付けられる空気流により被検眼角膜Eが
加圧される。例えば時刻t1において角膜が圧平され、
点線で示したような圧平信号が受光素子7から得られ
る。制御装置15はそのときの圧力センサ21からの圧
力信号Pを読み取る。眼圧値は、圧平信号が得られたと
きの空気圧に対応するので、制御装置内に設けられた眼
圧値換算手段(不図示)により圧平信号が得られたとき
の圧力センサの信号値から眼圧値が求められる。圧平信
号が得られると、制御装置15は、スイッチ32をオフ
にして直ちにロータリソレノイド13を遮断する。
【0013】スイッチ32をオフしたとき、ソレノイド
の遮断電流は、ソレノイドに並列に接続されたダイオー
ド33の抵抗34の直列回路に還流する。本実施形態で
は、この遮断時の電流は、ダイオード33だけでなく、
抵抗34にも流れるので、図3の下段の減衰特性(B)
に示したように、ダイオード33だけの場合の減衰特性
(A)より、急速であり、遮断電流を急速に消勢して、
ピストンを即座に停止させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明では、角
膜の圧平検出後、ソレノイドに流れる遮断電流が抵抗を
還流するようになるので、電流の減衰が急速になり、ピ
ストンを即座に停止させることができることから、被検
眼に与える不快感が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非接触眼圧計の全体の構成を示す構成図であ
る。
【図2】ソレノイド駆動回路の構成を示す回路図であ
る。
【図3】眼圧測定の過程を示す線図である。
【符号の説明】
10 シリンダ 11 ピストン 13 ロータリソレノイド 14 ソレノイド駆動回路
フロントページの続き (72)発明者 滝本 滋 静岡県浜松市新都田1−3−1 興和株式 会社電機光学事業部浜松工場内 (72)発明者 秦 瑞穂 静岡県浜松市新都田1−3−1 興和株式 会社電機光学事業部浜松工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内のピストンを駆動させてノズ
    ル先端から被検眼角膜に対して圧力が時間とともに変化
    する空気流を放出するための空気加圧手段と、前記被検
    眼角膜の変形を検出する角膜変形検出手段を有する非接
    触眼圧計において、 ピストンを駆動するソレノイドと、 前記ソレノイドと並列に接続されるダイオードと抵抗の
    直列回路とを備え、 前記ソレノイドを遮断するとき、遮断電流をダイオード
    と抵抗の直列回路を介して還流させることを特徴とする
    非接触眼圧計。
JP9091243A 1997-04-10 1997-04-10 非接触眼圧計 Pending JPH10276990A (ja)

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JP9091243A JPH10276990A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 非接触眼圧計

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JP9091243A JPH10276990A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 非接触眼圧計

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JPH10276990A true JPH10276990A (ja) 1998-10-20

Family

ID=14020991

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JP9091243A Pending JPH10276990A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 非接触眼圧計

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