JPH1027694A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
- Publication number
- JPH1027694A JPH1027694A JP21294296A JP21294296A JPH1027694A JP H1027694 A JPH1027694 A JP H1027694A JP 21294296 A JP21294296 A JP 21294296A JP 21294296 A JP21294296 A JP 21294296A JP H1027694 A JPH1027694 A JP H1027694A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge lamp
- discharge
- balancer
- choke
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2灯並列放電灯点灯装置の始動電圧を低く抑
えることにより、コンデンサ、コイル類の耐圧を低く
し、しかも放電灯の始動を確実にした放電灯点灯装置を
提案する。 【構成】 共振用コンデンサと共振用インダクタンスと
トランジスタで自励発振回路を構成した2灯並列放電灯
点灯装置で、1灯の放電灯に対しては直流出力電圧のプ
ラス側と放電灯との間にバランサチョークの一方のコイ
ルを接続し、他灯の放電灯に対してはトランジスタのコ
レクタと放電灯との間にバランサチョークの他方のコイ
ルを接続し、かつ直流出力電圧のプラス側をインピーダ
ンス素子を介して、放電灯と近接して設置された反射板
とともに接地してなる構成。
えることにより、コンデンサ、コイル類の耐圧を低く
し、しかも放電灯の始動を確実にした放電灯点灯装置を
提案する。 【構成】 共振用コンデンサと共振用インダクタンスと
トランジスタで自励発振回路を構成した2灯並列放電灯
点灯装置で、1灯の放電灯に対しては直流出力電圧のプ
ラス側と放電灯との間にバランサチョークの一方のコイ
ルを接続し、他灯の放電灯に対してはトランジスタのコ
レクタと放電灯との間にバランサチョークの他方のコイ
ルを接続し、かつ直流出力電圧のプラス側をインピーダ
ンス素子を介して、放電灯と近接して設置された反射板
とともに接地してなる構成。
Description
【産業上の利用分野】本発明は蛍光灯等の放電灯を2灯
高周波により点灯させる放電灯点灯装置に関する。
高周波により点灯させる放電灯点灯装置に関する。
【従来の技術】放電灯を高周波で点灯させることによ
り、点灯装置は小型軽量化できることは従来より知られ
ている。従来この種の点灯装置としては、図2に示すよ
うなものがある。同図において1は直流電源で、2は共
振用コンデンサ、3は共振用インダクタンス、4はトラ
ンジスタで、これにより自励式インバータ回路が構成さ
れる。8および9は蛍光灯等の放電灯、10および11
は予熱用コンデンサ、5はバランサチョーク、6および
7は電流制限用インダクタンスである。次に動作を説明
する。図2において共振用コンデンサ2、共振用インダ
クタンス3およびトランジスタ4による自励式発振回路
で、トランジスタ4がオンすると放電灯8はバランサチ
ョーク5の1つのコイル52および予熱用コンデンサ1
0および電流制限用インダクタンス6を経由して放電灯
8のフィラメントが予熱され放電灯8の両端にはコンデ
ンサ10の電圧が印加される。同時に放電灯9もバラン
サチョーク5のもう1方のコイル51および予熱用コン
デンサ11および電流制限用インダクタンス7を経由し
て放電灯9のフィラメントが予熱され、放電灯9の両端
にはコンデンサ11の電圧が印加される。放電灯8およ
び9が点灯すると、バランサチョーク5および電流制限
用インダクタンス6および7により所定の電流が放電灯
に流れる。バランサチョーク5の役割は放電灯の1灯が
消灯したとき、バランサチョークのインピーダンスが高
くなり点灯している放電灯に流れる電流を2灯点灯時と
ほぼ同等にするためである。
り、点灯装置は小型軽量化できることは従来より知られ
ている。従来この種の点灯装置としては、図2に示すよ
うなものがある。同図において1は直流電源で、2は共
振用コンデンサ、3は共振用インダクタンス、4はトラ
ンジスタで、これにより自励式インバータ回路が構成さ
れる。8および9は蛍光灯等の放電灯、10および11
は予熱用コンデンサ、5はバランサチョーク、6および
7は電流制限用インダクタンスである。次に動作を説明
する。図2において共振用コンデンサ2、共振用インダ
クタンス3およびトランジスタ4による自励式発振回路
で、トランジスタ4がオンすると放電灯8はバランサチ
ョーク5の1つのコイル52および予熱用コンデンサ1
0および電流制限用インダクタンス6を経由して放電灯
8のフィラメントが予熱され放電灯8の両端にはコンデ
ンサ10の電圧が印加される。同時に放電灯9もバラン
サチョーク5のもう1方のコイル51および予熱用コン
デンサ11および電流制限用インダクタンス7を経由し
て放電灯9のフィラメントが予熱され、放電灯9の両端
にはコンデンサ11の電圧が印加される。放電灯8およ
び9が点灯すると、バランサチョーク5および電流制限
用インダクタンス6および7により所定の電流が放電灯
に流れる。バランサチョーク5の役割は放電灯の1灯が
消灯したとき、バランサチョークのインピーダンスが高
くなり点灯している放電灯に流れる電流を2灯点灯時と
ほぼ同等にするためである。
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の場
合、2灯の放電灯のうち先に1灯が点灯したとき、他灯
に加わる印加電圧が低くなるため他灯が点灯しずらい問
題があった。そのため、予熱用コンデンサに加わる電圧
を非常に高くする必要があり、その結果、耐圧の高いコ
ンデンサを使用したり、電流制限用インダクタンスの絶
縁を強固にしなけばならなかった。本発明は、上記問題
点に鑑み、予熱用コンデンサに加わる電圧を比較的低い
電圧に抑え、放電灯を確実に点灯させる方法を提案する
ものである。
合、2灯の放電灯のうち先に1灯が点灯したとき、他灯
に加わる印加電圧が低くなるため他灯が点灯しずらい問
題があった。そのため、予熱用コンデンサに加わる電圧
を非常に高くする必要があり、その結果、耐圧の高いコ
ンデンサを使用したり、電流制限用インダクタンスの絶
縁を強固にしなけばならなかった。本発明は、上記問題
点に鑑み、予熱用コンデンサに加わる電圧を比較的低い
電圧に抑え、放電灯を確実に点灯させる方法を提案する
ものである。
【課題を解決するための手段】放電灯照明器具に組み込
まれた放電灯は、放電灯に近接して接地された反射板が
取り付けられると放電灯の始動が容易になる。そこで回
路の1端をインピーダンスを介して、反射板に接続し、
1灯が点灯したとき他灯の放電灯の電極の一端と反射板
との電位差を高くするため、図2のバランサチョーク5
の接続位置を1灯の放電灯に対しては直流出力電圧のプ
ラス側に、他灯の放電灯に対しては、電流制限用インダ
クタンス側に接続したものである。
まれた放電灯は、放電灯に近接して接地された反射板が
取り付けられると放電灯の始動が容易になる。そこで回
路の1端をインピーダンスを介して、反射板に接続し、
1灯が点灯したとき他灯の放電灯の電極の一端と反射板
との電位差を高くするため、図2のバランサチョーク5
の接続位置を1灯の放電灯に対しては直流出力電圧のプ
ラス側に、他灯の放電灯に対しては、電流制限用インダ
クタンス側に接続したものである。
【作用】本発明点灯装置では、2灯の放電灯のうち、1
灯が先に点灯し、他灯が予熱状態になったとき、出力側
回路の一端をインピーダンスを介して接地された放電灯
の反射板に接続し、さらにバランサチョークの各コイル
を1灯の放電灯に対しては、直流出力電圧のプラス側に
他灯の放電灯に対しては、電流制限用インダクタンス側
に接続することにより、予熱状態になっている放電灯の
一方の電極と反射板との間の電位差を高くし、予熱状態
の放電灯の点灯を確実にしたものである。
灯が先に点灯し、他灯が予熱状態になったとき、出力側
回路の一端をインピーダンスを介して接地された放電灯
の反射板に接続し、さらにバランサチョークの各コイル
を1灯の放電灯に対しては、直流出力電圧のプラス側に
他灯の放電灯に対しては、電流制限用インダクタンス側
に接続することにより、予熱状態になっている放電灯の
一方の電極と反射板との間の電位差を高くし、予熱状態
の放電灯の点灯を確実にしたものである。
【実施例】以下、本発明の実施例を図1により詳述す
る。共振用コンデンサ2、共振用インダクタンス3およ
びトランジスタ4による自励発振回路が動作すると、放
電灯9はバランサチョーク5の1方のコイル51、予熱
用コンデンサ11、電流制限用インダクタンス7を通し
て電極が予熱され、同時に予熱用コンデンサ11により
電圧が印加される。同時に放電灯8もバランサチョーク
5の他方のコイル51、電流制限用インダクタンス6、
予熱用コンデンサ10を通して電極が予熱され、予熱用
コンデンサ10により電圧が印加される。2灯の放電灯
が同時に点灯すれば問題ないが、今仮に、放電灯9が先
に点灯したとすると、放電灯8に印加される電圧は、放
電灯9のインピーダンスが低下するためその影響をうけ
低くなる。そのため、放電灯8は予熱状態になる。とこ
ろが、バランンサチョーク51と直流電圧のプラス側の
接続点はインピーダス素子(例えばコンデンサ)12を
通して、反射板13および14とともに接地されている
ため、放電灯8と反射板14との間には共振用インダク
タンス3、バランサチョーク5(放電灯9にはランプ電
流、放電灯8には予熱電流が流れるため、電位差があ
り、インピーダンスが存在する)および電流制限用イン
ダクタンス6の電位が印加され放電灯8は点灯しやすく
なる。この結果、放電灯8も確実に点灯する。
る。共振用コンデンサ2、共振用インダクタンス3およ
びトランジスタ4による自励発振回路が動作すると、放
電灯9はバランサチョーク5の1方のコイル51、予熱
用コンデンサ11、電流制限用インダクタンス7を通し
て電極が予熱され、同時に予熱用コンデンサ11により
電圧が印加される。同時に放電灯8もバランサチョーク
5の他方のコイル51、電流制限用インダクタンス6、
予熱用コンデンサ10を通して電極が予熱され、予熱用
コンデンサ10により電圧が印加される。2灯の放電灯
が同時に点灯すれば問題ないが、今仮に、放電灯9が先
に点灯したとすると、放電灯8に印加される電圧は、放
電灯9のインピーダンスが低下するためその影響をうけ
低くなる。そのため、放電灯8は予熱状態になる。とこ
ろが、バランンサチョーク51と直流電圧のプラス側の
接続点はインピーダス素子(例えばコンデンサ)12を
通して、反射板13および14とともに接地されている
ため、放電灯8と反射板14との間には共振用インダク
タンス3、バランサチョーク5(放電灯9にはランプ電
流、放電灯8には予熱電流が流れるため、電位差があ
り、インピーダンスが存在する)および電流制限用イン
ダクタンス6の電位が印加され放電灯8は点灯しやすく
なる。この結果、放電灯8も確実に点灯する。
【発明の効果】本発明によれば2灯の放電灯を点灯させ
るのに比較的低い2次電圧にできるため、予熱用コンデ
ンサおよびコイル類の耐圧を軽減でき、しかも放電灯用
ソケットの耐圧も下げることができる。
るのに比較的低い2次電圧にできるため、予熱用コンデ
ンサおよびコイル類の耐圧を軽減でき、しかも放電灯用
ソケットの耐圧も下げることができる。
図1は本発明の実施例を示す回路図、図2は従来例を示
す回路図である。
す回路図である。
Claims (1)
- 【請求項1】直流電源回路1と共振用コンデンサ2と共
振用インダクタンス3とトランジスタ4とで高周波電圧
を発生させ、2本の放電灯を並列点灯させる放電灯点灯
装置において、2灯の放電灯のうち1灯の放電灯9に対
しては、直流出力電圧のプラス側と放電灯9との間に、
バランサチョーク5の1方のコイル51を接続し、他灯
の放電灯8に対しては、トランジスタ4のコレクタと放
電灯8との間に、バランサチョーク5の1方のコイル5
2を接続し、かつ直流出力電圧のプラス側をインピーダ
ンス素子12を介して放電灯と近接して設置された反射
板とともに接地してなる2灯並列放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21294296A JPH1027694A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21294296A JPH1027694A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1027694A true JPH1027694A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16630856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21294296A Pending JPH1027694A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1027694A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003037043A1 (en) * | 2001-10-25 | 2003-05-01 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Socket capacitance for discharge lamps |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP21294296A patent/JPH1027694A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003037043A1 (en) * | 2001-10-25 | 2003-05-01 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Socket capacitance for discharge lamps |
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