JPH10276865A - ベッド - Google Patents

ベッド

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JPH10276865A
JPH10276865A JP9213197A JP9213197A JPH10276865A JP H10276865 A JPH10276865 A JP H10276865A JP 9213197 A JP9213197 A JP 9213197A JP 9213197 A JP9213197 A JP 9213197A JP H10276865 A JPH10276865 A JP H10276865A
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JP
Japan
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main body
bed
synthetic resin
body base
base
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JP9213197A
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English (en)
Inventor
Tomoji Kobayashi
知司 小林
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体台部を発泡合成樹脂にて形成したことに
より、本体を軽量とし、持ち運びや設置作業を容易と
し、更に、製造工程やコストを削減すると共に、使用時
の安全性を向上させることができるベッドを提供する。 【解決手段】 本体台部と、該本体台部の上面に載置す
るマットレスとで構成されるベッドに於て、前記本体台
部を発泡合成樹脂にて形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、持ち運びや安全性
に優れ、製造工程やコストを削減することができるベッ
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般に市販されているベッド
は、本体台部が木製にて形成され、本体台部の上面にマ
ットレス等が載置される。また、本体台部の側面には、
電気スタンドや本棚等が設置されているヘッドボードが
固定されている。更に昨今、本体台部に、衣服や小物等
を収納することができる引出が具備されているベッドも
開発されている。
【0003】また、床面が木製やタイル等の場合、例え
ば病院や施設に於ては、本体台部を金属製のパイプで形
成し、下端に移動用のキャスターを設置したベッドが使
用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本体台部を木
製にて形成したベッドに於ては、外観的な豪華さは得ら
れるが、製造面でコスト高になる。また、本体重量が重
くなってしまうため、移動や運搬が困難であると共に、
大掛かりな分解や組立等の設置作業が必要となる。更
に、硬状の木製にて形成されているため、衝撃による怪
我の心配もあった。
【0005】また、本体台部を金属製のパイプで形成し
たベッドに於ては、キャスターによる移動が容易となる
反面、高級感は得られなかった。更に、床が畳やカーペ
ットからなる部屋で使用すると、キャスター部分の跡が
凹状に残ってしまうという欠点が生じた。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、本体台部を発泡
合成樹脂にて形成したことにより、本体を軽量化し、持
ち運びや設置作業を容易とし、更に、製造工程や材料費
を削減すると共に、衝撃による怪我を防止することがで
きるベッドを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のベッドは、本体台部と、該本体台部の上面に
載置するマットレスとで構成されるベッドに於て、前記
本体台部が発泡合成樹脂にて形成されていることを特徴
とする。前記構成により、ベッド全体が軽量となり、持
ち運びや設置作業が非常に容易となる、また、製造工程
や材料費を削減することができる。
【0008】また、前記本体台部に、皮革、合成皮革、
織布又は不織布を被覆すれば、本体台部を保護すると共
に、外観面で豪華さが得られる。
【0009】さらに、前記本体台部の側面に、発泡合成
樹脂にて形成したヘッドボードを着脱自在に設置しても
よい。この場合、ヘッドボードを取り外して本体台部上
に載置すれば、ソファー感覚で使用することができる。
【0010】さらにまた、前記本体台部の下部に、発泡
合成樹脂にて形成した脚台を着脱自在に設置すれば、ベ
ッドの高さを自在に調節することができる。
【0011】さらにまた、前記本体台部の下部に、キャ
スターを有する移動用枠台を設置すれば、本体の移動が
容易となる。
【0012】さらにまた、前記本体台部の下部に、前記
脚台または移動用枠台を収納することができる凹溝を設
けることにより、収納面や使い勝手の面で有利である。
【0013】さらにまた、前記本体台部の内部に、前記
マットレスをリクライニング状態とする駆動装置を内装
してもよい。それにより、体の不自由な人にとっても、
快適な安眠が得られる。
【0014】さらにまた、本発明のベッドに使用される
マットレスは、表面及び/又は裏面に複数の凸部が形成
され、該凸部の底部側面に凹部が、また頂部に、直行す
る仕切溝を介して複数の小凸部が設けられているように
形成することが好ましい。前記構成のマットレスを使用
することにより、横臥時に通気性、発汗性及び指圧効果
が得られる。
【0015】さらにまた、前記本体台部の発泡合成樹脂
は、発泡ウレタンと発泡スチロールとをチップ状に破砕
し混合して形成したものを使用してもよい。それによ
り、発泡ウレタンや発泡スチロール等の廃棄物を利用す
ることができるので、発泡合成樹脂のリサイクルが可能
となり、資源の再利用が実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適例のベッドを
図面に基づいて説明する。なお、図1はベッドの全体
図、図2はヘッドボードを設置した状態、図3は本体台
部に設置される脚部、図4は本体台部に設置される移動
用枠台、図5はベッド本体の断面図、図6は使用状態を
表す断面図、図7は本体台部に設置された駆動装置、図
8はその使用状態を表す断面図、図9は発泡合成樹脂の
他の実施例を表す。
【0017】本体台部1は、軽量であり、熱や音、及び
湿気に対する遮断性や、衝撃による緩衝性に優れた効果
を発揮する発泡合成樹脂2にて形成されている。該発泡
合成樹脂2は、ポリスチレン発泡樹脂、ポリウレタン発
泡樹脂、ポリエチレン発泡樹脂等が用いられるが、特
に、製造コストの面でポリスチレン発泡樹脂を用いるの
が好ましい。
【0018】また、本体台部1は、通常市販されている
ベッドの台部とほぼ同一形状をしており、前記本体台部
1の四隅は、安全の面を考慮して湾曲状に形成されてい
る。
【0019】前記本体台部1を形成する発泡合成樹脂2
の周囲は、被覆体3にて覆われている。かかる被覆体3
は、皮革、合成皮革、織布又は不織布等が好ましく、ま
た、接着剤や両面テープ等で発泡合成樹脂2に接着され
ることが好ましい。さらに、被覆体2の表面に適宜デザ
インを施こせば、外観面で豪華さや気品を醸し出すこと
ができる。
【0020】前記本体台部1に載置されるマットレス2
0の表面は単なる平面でもよいが、図1に示すように、
表面及び/又は裏面に複数の凸部21が形成され、該凸
部21の底部側面には凹部22が、また、頂部には、直
行する仕切溝23を介して複数の小凸部24が設けられ
ているように形成されていると、横臥時に通気性、発汗
性及び指圧効果を得ることができる。
【0021】また、図2に示す例では、前記本体台部1
の側面には、面ファスナー等の接着部材を利用してヘッ
ドボード4が着脱自在に設置されている。該ヘッドボー
ド4も、発泡合成樹脂2で形成され、全体を被覆体3に
て覆うことができる。該ヘッドボード4は、取り外して
本体台部1の上に載置すれば、ソファー感覚で使用する
ことができる。なお、本体台部1の両側面に金属製の枠
部5を設置すれば、就寝時の安全性を確保することがで
きる。
【0022】また、図3に例示すように、前記本体台部
1の下部には、発泡合成樹脂2にて形成した脚台6を着
脱自在に設置することができる。この例では、該脚台6
は角柱形状をしており、被覆体3にて覆われている。ま
た、前記脚台6を本体台部1の下部に配置することによ
り、ベッドの高さを自在に調節することができる。
【0023】また、図4に例示すように、前記本体台部
1の下部に、キャスター7を有する移動用枠台8を設置
することが好ましい。該移動用枠台8は矩形状をしてお
り、両面テープ9等を利用するとにより、本体台部1の
下部に容易に設置することができる。なお、移動用枠台
8を設けることにより、板面やタイル面等で使用する場
合、ベッド本体の移動が容易となる。
【0024】また、図5に例示すように、本体台部1の
下部には凹溝10を設けることができる。該凹溝10
は、前記脚台6または移動用枠台8を収納するものであ
り、不使用時に脚台6または移動用枠台8を収納すれ
ば、運搬や持ち運びが容易となる。
【0025】また更に、図7及び図8に例示すように、
本体台部1の内部に、前記マットレス20をリクライニ
ング状態にする駆動装置11を内装することができる。
該駆動装置11は、モータ12の駆動により、マットレ
ス20内のアーム21を作動させて、人体の上半身や下
半身を適宜角度に昇降させることができる。そのため、
体の不自由な人にとっても、快適な安眠が得られる。更
に、マットレス20の内部にアーム21を配置させるこ
とにより、アーム21を作動させた場合、マットレス2
0とアーム21とのズレを防止することができる。
【0026】次に、本発明のベッド構造に使用される発
泡合成樹脂の他の好適例を図9に基づいて説明する。
【0027】前記本体台部1に使用される発泡合成樹脂
2は、新製の発泡ウレタンや発泡スチロール等を使用し
ても構わないが、これらの廃棄物を再利用して形成され
たものを利用してもよい。
【0028】かかる再利用の場合、まず、廃棄された発
泡ウレタンと発泡スチロールとをチップ状に破砕し、前
記チップ体を適宜割合で混合し、前記混合体に、加温し
た湿気硬化型の接着剤33を霧状にしてスプレ塗布して
混合物を合成すると共に、前記混合物を金型に充填して
加圧し、更に、金型内に水蒸気を導入させて硬化接着さ
せる。
【0029】前記方法で形成された発泡合成樹脂30
は、発泡ウレタンのチップ31と、発泡スチロールのチ
ップ32とが適宜結合され、好適な硬度と強度が得られ
る。また、廃棄物を利用するので、合成樹脂発泡体のリ
サイクルが可能となり、資源の再利用が実現できる。な
お、前記発泡合成樹脂30に、布片、短繊維、また、ラ
ミネートのチップ体等を混合すれば、より一層の製造コ
ストの低廉化が可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のベッ
ドは、上記の構成とすることで以下に示す効果を奏する
ものである。ベッドの本体台部を軽量の発泡合成樹脂に
て形成したので、本体台部の移動や運搬、及び梱包作業
が非常に容易である。また、本体台部は一体に形成され
ているので、分解や組立作業が不要となる。更に、緩衝
性を有する発泡合成樹脂にて形成されているので、衝撃
による怪我を防ぐことができる。
【0031】また、本体台部の内部に、マットレスをリ
クライニング状態とする駆動装置を内装すれば、体の不
自由な人にとっても、快適な安眠が得られる。
【0032】さらに、本体台部を、発泡ウレタンと発泡
スチロールとをチップ状に破砕し、混合して形成した発
泡合成樹脂を利用すれば、発泡ウレタンや発泡スチロー
ル等の廃棄物を利用することができ、資源の再利用が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例ベッドの全体図である。
【図2】本発明の一例ベッドにヘッドボードを設置した
状態を表す斜視図である。
【図3】本発明の一例ベッドの本体台部に設置される脚
台を表す斜視図である。
【図4】本発明の一例ベッドの本体台部に設置される移
動用枠台を表す斜視図である。
【図5】本発明の一例ベッドの本体台部の断面図であ
る。
【図6】図5に示す本体台部の使用状態の断面図であ
る。
【図7】本体台部に設置された駆動装置を表す平面図で
ある。
【図8】前記使用状態の断面図である。
【図9】本体台部に使用される他の発泡合成樹脂を表す
斜視図である。
【符号の説明】
1 本体台部 2 発泡合成樹脂 3 被覆体 4 ヘッドボード 5 枠部 6 脚台 7 キャスター 8 移動用枠体 9 両面テープ 10 凹溝 11 駆動装置 12 モータ 13 アーム 20 マットレス 21 凸部 22 凹部 23 仕切溝 24 小凸部 30 発泡合成樹脂 31 発泡ウレタンのチップ 32 発泡スチロールのチップ 33 接着剤

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体台部と、該本体台部の上面に載置す
    るマットレスとで構成されるベッドに於て、前記本体台
    部が発泡合成樹脂にて形成されていることを特徴とする
    ベッド。
  2. 【請求項2】 前記本体台部に、皮革、合成皮革、織布
    又は不織布を被覆した請求項1記載のベッド。
  3. 【請求項3】 前記本体台部の側面に、発泡合成樹脂に
    て形成したヘッドボードを着脱自在に設置した請求項1
    または2記載のベッド。
  4. 【請求項4】 前記本体台部の下部に、発泡合成樹脂に
    て形成した脚台を着脱自在に設置した請求項1〜3のう
    ちいずれか一項記載のベッド。
  5. 【請求項5】 前記本体台部の下部に、キャスターを有
    する移動用枠台を設置した請求項1〜3のうちいずれか
    一項記載のベッド。
  6. 【請求項6】 前記本体台部の下部に、前記脚台または
    前記移動用枠台を収納することができる凹溝を設けた請
    求項4又は5記載のベッド。
  7. 【請求項7】 前記本体台部の内部に、前記マットレス
    をリクライニング状態とする駆動装置を内装した請求項
    1〜6のうちいずれか一項記載のベッド。
  8. 【請求項8】 前記マットレスは、表面及び/又は裏面
    に複数の凸部が形成され、該凸部の底部側面に凹部が、
    頂部に、直行する仕切溝を介して複数の小凸部が設けら
    れている請求項1記載のベッド。
  9. 【請求項9】 前記発泡合成樹脂が、発泡ウレタンと発
    泡スチロールとをチップ状に破砕し混合し、形成されて
    なる請求項1記載のベッド。
JP9213197A 1997-04-10 1997-04-10 ベッド Pending JPH10276865A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016129A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 株式会社日立メディコ 医用画像撮像装置および寝台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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