JPH10276633A - 魚釣用リ−ル - Google Patents

魚釣用リ−ル

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JPH10276633A
JPH10276633A JP11043197A JP11043197A JPH10276633A JP H10276633 A JPH10276633 A JP H10276633A JP 11043197 A JP11043197 A JP 11043197A JP 11043197 A JP11043197 A JP 11043197A JP H10276633 A JPH10276633 A JP H10276633A
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JP
Japan
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display
reel
fishing
fishing line
spool
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Application number
JP11043197A
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English (en)
Inventor
Kazuya Nanbu
一弥 南部
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Globeride Inc
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Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示器が側板の幅の中に納まって外方に
突出せず、コンパクト化と握持保持性の向上が図れると
共にサミングや糸通し性等が向上すること。 【解決手段】 リ−ル側板2の上部に計測装置Cの表示
器Dが設けられている。表示器Dは計測装置Cで計測さ
れた糸長値などの各種の計測情報や設定情報などを液晶
等で数値表示されるように構成されている。表示器D内
の表示値は、スプ−ル4から繰り出される釣糸12の繰り
出し方向に向けて長く配設されている。表示器D内の表
示値は、「1m以上の糸長値を表示する」数値部aと
「1m以下の糸長値を表示する」数値部bと左上の「ク
ラッチ機構のON、OFFを表示する」表示部cとで構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の計測情報
や設定情報などを表示する表示器を備えた魚釣用リ−ル
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リ−ル本体の側板間に回転自在に
支持したスプ−ルに巻回された釣糸の繰り出し量及び巻
取り量を計測表示する糸長計測装置を備えた魚釣用リ−
ルは、例えば実開昭62−144478号公報、特公平7−1041
51号公報等で従来より知られている。これらの糸長計測
装置の表示器は、リ−ル本体の一側の側板外方やスプ−
ル上方の側板間に設けられ、該表示器内の表示値は、ス
プ−ルの軸方向に数値が配列されているので、以下の課
題が残されている。 側板外方に突出して軸方向外方に大型化すると共に落
下や他物に当たったり等の外力の影響を受けて支障をき
たし易い。 リ−ルの握持保持性が悪い。 側板間に配設されているので、スプ−ル又は糸巻着面
へのサミング操作性が悪いと共に、レベルワインド装置
への糸通し性も劣る。又、バックラッシュ現象が生じた
場合の糸の解かし作業もし難い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、 軸方向外方に大型化すると共に落下や他物に当たった
り等の外力の影響を受けて支障をきたし易い。 リ−ルの握持保持性が悪い。 側板間に配設されているので、スプ−ル又は糸巻着面
へのサミング操作性が悪いと共に、レベルワインド装置
への糸通し性も劣る。又、バックラッシュ現象が生じた
場合の糸の解かし作業もし難い。ことである。
【0004】本発明の目的は前記欠点に鑑み、表示器が
側板の幅の中に納まって外方に突出せず、コンパクト化
と握持保持性の向上が図れると共にサミングや糸通し性
等が向上する魚釣用リ−ルを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、スプ−ルを回転自在に支持したリ−ル
本体に各種の計測情報や設定情報などを表示する計測装
置の表示器を備えた魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル
本体の上部に設けた表示器内の表示値を釣糸の繰り出し
方向に向けて長く配設したことを要旨とするものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】問題を解決する手段によって、表
示器D、D′、D″、F、G内の表示値が、スプ−ル4
から繰り出される釣糸12の繰り出し方向に向けて長く配
設されていると、表示値は下側から順に表示が変化する
ので横長に比べて見易く、表示器D、D′、D″、F、
Gがリ−ル側板2の幅の中に納まって外方に突出せず、
コンパクト化と握持保持性の向上が図れる。又、表示値
を大きく見やすくしてもリ−ルの大型化の防止が可能と
なる。リ−ル側板2の変更のみで表示器D、D′、
D″、F、Gの形状やサイズを変更することが出来る。
【0007】側板2、3間におけるスペ−スを狭くする
ことなく計測装置Cの表示器D、D′、D″、F、Gを
リ−ル本体A上部に配設できるので、サミング操作がや
り易く、レベルワインド装置Eへの糸通し性等が向上す
る。リ−ル側板2から横に突出するものがないので、落
下や他物に当たる等の外力の影響を受け難い。
【0008】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図9は第1実施例で、図1は魚釣用リ−
ルの一部断面平面図、図2は表示器の拡大平面図、図3
は魚釣用リ−ルの他の一部断面平面図、図4は反ハンド
ル側の側板の拡大断面平面図、図5は魚釣用リ−ルの一
部断面背面図、図6は反ハンドル側の側板内側の要部断
面側面図、図7は魚釣用リ−ルの計測装置の制御回路ブ
ロック図、図8はハンドル側の側面図、図9はハンドル
の拡大断面平面図である。
【0009】魚釣用リ−ルのリ−ル本体Aは側枠1と側
枠1の外側に取り付けられたリ−ル側板2、3で構成さ
れている。側枠1の左右両側枠1a、1bが後側指載せ板1c
とリ−ル脚10の固定板1dと中空支柱11で平行に一体的に
保持されている。左側枠1aの外側にはリ−ル側板2が取
り付けられている。右側枠1bの外側にはリ−ル側板3が
取り付けられている。左右両側枠1a、1b間にスプ−ル4
がスプ−ル軸5に固定配置され、スプ−ル軸5は左側枠
1aがわの図示しない一方の軸受と右側枠1bがわの図示し
ない他方の軸受で回転自在に軸承されている。
【0010】スプ−ル4は釣糸12が巻回される釣糸巻回
胴部4aと両側のフランジ部4b、4cで形成されている。ス
プ−ル軸5の両側に小径部5a、5bが形成されている。リ
−ル側板3内のスプ−ル軸5の小径部5a外周にはピニオ
ン13が軸方向に移動自在に嵌合されると共に駆動歯車14
に噛合されている。スプ−ル4は図示しないクラッチ機
構とスプ−ル軸5に嵌合されたピニオン13とハンドル軸
15に摩擦結合された駆動歯車14とハンドル軸15に取り付
けられたハンドルBを介して回転されるように構成され
ている。図示しないクラッチ機構はスプ−ル軸5とピニ
オン13の間に構成され、クラッチ操作レバ−16でON/
OFFに操作される。
【0011】リ−ル側板2の上部に計測装置Cの表示器
Dが設けられている。表示器Dは計測装置Cで計測され
た糸長値などの各種の計測情報や設定情報などを液晶等
で数値表示されるように構成され、一定時間リ−ルが動
作されない時には液晶による表示が消えるようにしても
よい。表示器D内の表示値は、スプ−ル4から繰り出さ
れる釣糸12の繰り出し方向に向けて長く配設されてい
る。表示器D内の表示値は、「1m以上の糸長値を表示
する」数値部aと「1m以下の糸長値を表示する」数値
部bと左上の「クラッチ機構のON、OFFを表示す
る」表示部cとで構成されている。数値部bは中央の数
値と、周囲に複数個の電子回路で点滅する表示部とで構
成されている。表示部cの「クラッチ機構のON、OF
F」は図示しないスイッチで自動的に表示される。
【0012】側枠1aの外側に突出されたスプ−ル軸5の
小径部5bには歯車17が回り止め嵌合されてEリング18で
抜け止めされている。側枠1aに固定された軸部19に計測
装置Cの歯車からなる回転体20が回転自在に軸承されて
Eリング21で抜け止めされている。歯車からなる回転体
20は歯車17に噛合されている。歯車からなる回転体20に
は信号発信用磁石22が埋設されると共にバランサ23が埋
設されている。側枠1aの外側に突出部1eが突出形成され
ている。突出部1eには信号発信用磁石22と対向する位置
に計測装置Cの磁気センサ例えばホ−ル素子24、25が配
置されている。前記表示器Dと歯車17と回転体20と信号
発信用磁石22とホ−ル素子24、25とで計測装置Cが構成
されている。
【0013】リ−ル側板3の上部に太陽電池26と複数個
の機能スイッチの操作釦27、28、29、30、31が設けられ
ている。計測装置Cの磁気センサのホ−ル素子24は図7
の糸長演算回路32と巻取/繰出し判別回路33に接続さ
れ、ホ−ル素子25は巻取/繰出し判別回路33に接続され
ている。図7の計測装置CのCPUからなる制御回路34
に表示器Dと太陽電池26と複数個の機能スイッチ27、2
8、29、30、31と電源電池35と糸長演算回路32と巻取/
繰出し判別回路33と記憶手段36と比較手段37とアラ−ム
報知手段38が接続されている。リ−ル側板3がわの太陽
電池26と複数個の機能スイッチの操作釦27、28、29、3
0、31のスイッチは図示しないリ−ド線は中空支柱11を
通してリ−ル側板2がわの制御回路34に接続されてい
る。
【0014】複数個の機能スイッチと同記号の操作釦の
機能は、例えばスイッチ27及びスイッチ操作釦27は電源
ON/OFF、スイッチ28及びスイッチ操作釦28はリセ
ット、スイッチ29及びスイッチ操作釦29は棚メモリ、ス
イッチ30及びスイッチ操作釦30はアラ−ムON/OF
F、スイッチ31及びスイッチ操作釦31は張力表示等であ
る。
【0015】糸長演算回路32は、計測装置Cの信号発信
用磁石22が固定された回転体20の一回転をホ−ル素子24
で検出して回転数信号に基づき糸長値に変換する回路で
ある。巻取/繰出し判別回路33は、回転体20の回転方向
を判別する回路で、ホ−ル素子24、25の信号の順/逆方
向で信号発信用磁石22を検出したかで釣糸繰出しと釣糸
巻取が判別されるように構成されている。
【0016】ハンドルBはハンドルア−ム6とハンドル
軸部39とハンドルツマミ40とで構成されている。ハンド
ルア−ム6は板金の絞り加工で細長く形成されて内側に
環状の核体41が端面のカ−リングで埋設されている。ハ
ンドルア−ム6にはハンドル軸15が回り止め嵌合される
回り止め透孔6aと長孔6bとハンドル軸部39が回り止め嵌
合される回り止め透孔6cが形成されている。回り止め透
孔6aに挿入されたハンドル軸15にはナット42が螺合され
ている。ナット42はカバ−43で覆われている。回り止め
透孔6cにワッシャ44を挾んで挿入されたハンドル軸部39
の一端はカラ−45を挾んでカシメ固定されている。ハン
ドル軸部39の外周にはボ−ルベアリング46を挾んでハン
ドルツマミ40が嵌合されている。
【0017】左右両側枠1a、1b間のスプ−ル4より釣糸
繰出し方向側にレベルワインド装置Eが設けられてい
る。前記駆動歯車14には歯車47が噛合されている。歯車
47にはレベルワインド装置Eのトラバ−スカム軸48が取
り付けられている。レベルワインド装置Eは、案内筒49
と、案内筒49外周を左右に摺動する釣糸案内体50と、案
内筒49の両端に固定された図示されない軸受で軸承され
た前記トラバ−スカム軸48と、トラバ−スカム軸48のト
ラバ−ス溝に係合される釣糸案内体50内に収容された図
示しない係合子とで構成されている。案内筒49の後側に
は案内杆51が設けられて案内筒49と案内杆51に沿って釣
糸案内体50が長手方向に移動案内される。
【0018】魚釣用リ−ルの動作は、図1、図3でスプ
−ル4に釣糸12が巻回される方向にハンドルBが回転さ
れると、ハンドル軸15と駆動歯車14とピニオン13を介し
てスプ−ル軸5が正回転されてスプ−ル4に釣糸12がレ
ベルワインド装置Eの釣糸案内体50で案内されて巻き取
られる。スプ−ル4が正回転されると、図6で信号発信
用磁石22が時計方向に回転されてホ−ル素子24でスプ−
ル4の回転数が検出され、糸長演算回路32で糸長値に変
換されて糸長値は表示器Dの数値部aと数値部bで表示
される。更にホ−ル素子24、25の何れかのホ−ル素子か
らか検出が開始されて信号の順方向なら巻取/繰出し判
別回路33から釣糸繰出し信号を出力し、信号の逆方向な
ら釣糸巻取信号を出力する。この時表示器Dの表示部c
はクラッチ機構のONを表示している。
【0019】次にクラッチ操作レバ−16の操作でクラッ
チ機構のOFFで図示しない仕掛が棚位置に降ろされる
と、スプ−ル4が釣糸12の繰出しで逆回転されてレベル
ワインド装置Eの釣糸案内体50で案内されて繰り出され
る。この時表示器Dの表示部cはクラッチ機構のOFF
を表示している。信号発信用磁石22が逆回転されると、
ホ−ル素子24でスプ−ル4の回転数が検出され、糸長演
算回路32で糸長値に変換されて糸長値は表示器Dで表示
されてホ−ル素子24、25でスプ−ル4の回転方向が検出
される。棚位置の糸長値が記憶される時は、棚メモリの
スイッチ操作釦29が押されるとスイッチ29がONされて
記憶手段36に糸長値が記憶される。釣糸12が繰出される
と、釣中の実測糸長値が比較手段37に入力されて記憶手
段36に記憶された糸長値と釣中の実測糸長値が一致する
と、一致信号が比較手段37から制御回路34に入力されて
制御回路34からアラ−ム報知手段38に出力されてアラ−
ムON/OFFスイッチ31がONされているとアラ−ム
で一致が報知される。
【0020】表示器D内の表示値が、スプ−ル4から繰
り出される釣糸12の繰り出し方向に向けて長く配設され
ていると、表示値は下側から順に表示が変化するので横
長に比べて見易く、表示器Dがリ−ル側板2の幅の中に
納まって外方に突出せず、コンパクト化と握持保持性の
向上が図れる。又、表示値を大きく見やすくしてもリ−
ルの大型化の防止が可能となる。リ−ル側板2の変更の
みで表示器Dの形状やサイズを変更することが出来る。
側板2、3間におけるスペ−スを狭くすることなく計測
装置Cの表示器Dをリ−ル本体A上部に配設できるの
で、サミング操作がやり易く、レベルワインド装置Eへ
の糸通し性等が向上する。リ−ル側板2から横に突出す
るものがないので、落下や他物に当たる等の外力の影響
を受け難い。ハンドルア−ム6は板金の絞り加工で細長
く形成されていると、軽くて極めて外観の良いハンドル
ア−ムとなる。
【0021】前記のように魚釣用リ−ルが構成される
と、リ−ル側板2外方への突出及び側板2、3間におけ
るスペ−スを狭くすることなく計測装置Cの表示器Dを
リ−ル本体A上部に配設できるので、大型化の防止、握
持保持性の向上が図れると共にサミングや糸通し性等も
向上する。又、表示値を大きく見やすくしてもリ−ルの
大型化の防止が可能となる。
【0022】図10は第2実施例で、図10は魚釣用リ−ル
の要部平面図である。
【0023】第2実施例の表示器D′は逆L形に形成さ
れ、表示値は、第1実施例の表示器D内の表示値から
「1m以下の糸長値を表示する」数値部bが省略され
て、第1実施例の「1m以上の糸長値を表示する」数値
部aの下1桁を「1m以下の糸長値」を表示するように
構成されている。即ち表示器D′では、糸長値を表示す
る数値部a′と「クラッチ機構のON、OFFを表示す
る」表示部cで構成されている。他の構成は前記第1実
施例と略同一である。
【0024】図11は第3実施例で、図11は魚釣用リ−ル
の要部平面図である。
【0025】第3実施例の表示器D′は逆L形に形成さ
れ、表示値は、数値部a″の上2桁目の文字が第2実施
例の表示部cの位置に設けられ、表示部cは数値部a″
の下側に設けられている。他の構成は前記第1・第2実
施例と略同一である。
【0026】図12は第4実施例で、図12は魚釣用リ−ル
の要部平面図である。
【0027】第4実施例では、表示器D″が長方形に形
成され、表示値は、糸長値を表示する数値部a′と「ク
ラッチ機構のON、OFFを表示する」表示部cで構成
されている。他の構成は前記第1・第3実施例と略同一
である。
【0028】図13は第5実施例で、図13は魚釣用リ−ル
の要部平面図である。
【0029】第5実施例では、表示器Fが十字形に形成
され、表示値は、「1m以上の糸長値を表示する」1桁
目が重複するように、糸長値を表示する数値部a′と糸
長値を表示する数値部dが十字形に設けられている。他
の構成は前記第1・第2実施例と略同一である。
【0030】図14は第6実施例で、図14は魚釣用リ−ル
の要部平面図である。
【0031】第6実施例では、表示器D″が長方形に形
成され、表示値は、糸長値を表示する数値部d′の数文
字が外向きに表示されている。他の構成は前記第1・第
5実施例と略同一である。
【0032】図15は第7実施例で、図15は魚釣用リ−ル
の要部平面図である。
【0033】第7実施例では、表示器D″が長方形に形
成され、表示値は、糸長値を表示する数値部d″の数文
字が内向きに表示されている。他の構成は前記第1・第
6実施例と略同一である。
【0034】図16は第8実施例で、図16は魚釣用リ−ル
の要部平面図である。
【0035】第8実施例では、表示器D″が長方形にか
つ右側に傾斜して形成され、表示値は、糸長値を表示す
る数値部a′が設けられている。他の構成は前記第1・
第2実施例と略同一である。
【0036】図17は第9実施例で、図17は魚釣用リ−ル
の要部平面図である。
【0037】第9実施例では、表示器D″が長方形にか
つ左側に傾斜して形成され、表示値は、糸長値を表示す
る数値部a′が設けられている。他の構成は前記第1・
第8実施例と略同一である。
【0038】図18は第10実施例で、図18は魚釣用リ−ル
の要部平面図である。
【0039】第10実施例では、表示器F′がX字形に形
成され、表示値は、「1m以上の糸長値を表示する」1
桁目が重複するように、糸長値を表示する数値部a′が
X字状に設けられている。他の構成は前記第1・第8実
施例と略同一である。
【0040】表示器F′がX字形に形成されていると、
釣糸の繰り出し及び巻取りにおいてリ−ルが傾いても表
示値の数字が読み易い。
【0041】図19から図21はメカ式の表示器の一例を示
す第11実施例で、図19は魚釣用リ−ルの要部平面図、図
20は表示器内部の概要平面図、図21は表示器内部の概要
側面図である。
【0042】第11実施例では、表示器Gが数字表示車
7、7′、7″と軸で結合された歯車52、52′、52″と
桁上げ歯車8、8′、8″と桁上げ歯車が夫々軸承され
た帰零板9と発条53と中間歯車54、55とで構成されてい
る。数字表示車7、7′、7″の側面には帰零用ハ−ト
カム7aが設けられ、数字表示車7、7′の側面に桁上げ
ピン56が設けられている。数字表示車7、7′、7″の
外周には「0」から「9」の数字が印刷されている。桁
上げ歯車8、8′は歯車と円板で形成されて円板に桁上
げピン56が挿入離脱される夫々10個の凹部8aが形成され
ている。
【0043】帰零板9は中抜きの直方形に形成されて一
側隅の上部に帰零ボタン9aが、帰零板9の両側に縦孔9b
が、帰零用ハ−トカム7aの上方位置に帰零用突起9cが形
成されている。帰零板9の縦孔9bには支持ピン57が挿入
されて帰零板9が上下動可能に構成されている。中間歯
車55はスプ−ル軸5等に他の歯車やベルト、プ−リ等を
介して回転される。数字表示車7、7′、7″の軸と支
持ピン57等はリ−ル側板2や表示器Gの枠体に適宜構造
で保持されている。
【0044】前記説明では、歯車からなる回転体20に信
号発信用磁石22を埋設した計測装置Cを図示したが、信
号発信用磁石22をスプ−ル4の一側フランジ部4bに埋設
してもよい。更に計測装置Cは他の構成としてもよい。
前記説明では、リ−ル本体Aの側枠1は左右両側枠1a、
1bと指載せ板1cとリ−ル脚10の固定板1dと中空支柱11で
平行に一体的に保持したが、別体に形成して左右両側枠
1a、1bを平行に保持してもよい。前記説明では、魚釣用
リ−ルをハンドルBの回転でスプ−ル4が回転される手
動式の魚釣用リ−ルで述べたが、魚釣用電動リ−ルに実
施してもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0046】リ−ル側板外方への突出及び側板間におけ
るスペ−スを狭くすることなく計測装置の表示器をリ−
ル本体上部に配設できるので、大型化の防止、握持保持
性の向上が図れると共にサミングや糸通し性等も向上す
る。又、表示値を大きく見やすくしてもリ−ルの大型化
の防止が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用リ−ルの一部断面平面図
である。
【図2】同表示器の拡大平面図である。
【図3】同魚釣用リ−ルの他の一部断面平面図である。
【図4】同反ハンドル側の側板の拡大断面平面図であ
る。
【図5】同魚釣用リ−ルの一部断面背面図である。
【図6】同反ハンドル側の側板内側の要部断面側面図で
ある。
【図7】同魚釣用リ−ルの計測装置の制御回路ブロック
図である。
【図8】同ハンドル側の側面図である。
【図9】同ハンドルの拡大断面平面図である。
【図10】第2実施例で、魚釣用リ−ルの要部平面図であ
る。
【図11】第3実施例で、魚釣用リ−ルの要部平面図であ
る。
【図12】第4実施例で、魚釣用リ−ルの要部平面図であ
る。
【図13】第5実施例で、魚釣用リ−ルの要部平面図であ
る。
【図14】第6実施例で、魚釣用リ−ルの要部平面図であ
る。
【図15】第7実施例で、魚釣用リ−ルの要部平面図であ
る。
【図16】第8実施例で、魚釣用リ−ルの要部平面図であ
る。
【図17】第9実施例で、魚釣用リ−ルの要部平面図であ
る。
【図18】第10実施例で、魚釣用リ−ルの要部平面図であ
る。
【図19】メカ式の表示器の一例を示す第11実施例で、魚
釣用リ−ルの要部平面図である。
【図20】同表示器内部の概要平面図である。
【図21】同表示器内部の概要側面図である。
【符号の説明】
A リ−ル本体 C 計測装置 D、D′、D″、F、G 表示器 2、3 側板 4 スプ−ル 15 釣糸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプ−ルを回転自在に支持したリ−ル本体
    に各種の計測情報や設定情報などを表示する計測装置の
    表示器を備えた魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル本体
    の上部に設けた表示器内の表示値を釣糸の繰り出し方向
    に向けて長く配設したことを特徴とする魚釣用リ−ル。
JP11043197A 1997-04-11 1997-04-11 魚釣用リ−ル Pending JPH10276633A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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