JPH10276622A - ルアー等仕掛用の釣用品及びその製造方法 - Google Patents
ルアー等仕掛用の釣用品及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH10276622A JPH10276622A JP10532797A JP10532797A JPH10276622A JP H10276622 A JPH10276622 A JP H10276622A JP 10532797 A JP10532797 A JP 10532797A JP 10532797 A JP10532797 A JP 10532797A JP H10276622 A JPH10276622 A JP H10276622A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lure
- different colors
- mold
- gear
- colored parts
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- Pending
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 魚等にアピールする模様をボディに有して、
しかも、模様を付けるために煩瑣な工程が不要で、又、
使用中に模様が消える等の問題がないルアー等仕掛用の
釣用品を提供する。 【解決手段】 複数の互いに異なる色の着色剤を含むプ
ラスチックによってそれぞれ成形された複数の色違いの
着色部分２，３が交互に配置して連続的に一体化するこ
とにより繰り返し模様を形成したボディ１を具えたこと
を特徴とする。
しかも、模様を付けるために煩瑣な工程が不要で、又、
使用中に模様が消える等の問題がないルアー等仕掛用の
釣用品を提供する。 【解決手段】 複数の互いに異なる色の着色剤を含むプ
ラスチックによってそれぞれ成形された複数の色違いの
着色部分２，３が交互に配置して連続的に一体化するこ
とにより繰り返し模様を形成したボディ１を具えたこと
を特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルアー等仕掛用の
釣用品と、その製造方法に関する。
釣用品と、その製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ルアー等仕掛用の釣用品は、外観が魚等
にアピールする模様、例えば餌となる小魚等と同様の模
様をボディに有することが望ましい。例えば、小魚等は
繰り返し模様を有するものが多いので、ルアー等のボデ
ィにも繰り返し模様を付することが望まれる。従来、ル
アー等のボディに繰り返し模様を付する方法としては、
印刷や、繰り返し模様付きの布等をボディに被覆する等
の手段が採られている。したがって、ボディに繰り返し
模様を付する工程が極めて面倒であり、又、使用中に、
インクの色が落ちて模様が消えたり、布等が破れる等の
問題があった。
にアピールする模様、例えば餌となる小魚等と同様の模
様をボディに有することが望ましい。例えば、小魚等は
繰り返し模様を有するものが多いので、ルアー等のボデ
ィにも繰り返し模様を付することが望まれる。従来、ル
アー等のボディに繰り返し模様を付する方法としては、
印刷や、繰り返し模様付きの布等をボディに被覆する等
の手段が採られている。したがって、ボディに繰り返し
模様を付する工程が極めて面倒であり、又、使用中に、
インクの色が落ちて模様が消えたり、布等が破れる等の
問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、釣りの対象
である魚等にアピールする模様をボディに有して、しか
も、模様を付けるために煩瑣な工程が不要で、又、使用
中に模様が消える等の弊害のないルアー等仕掛用の釣用
品の提供を第１の課題とし、併せて、そのようなルアー
等仕掛用の釣用品を容易に且つ効率良く製造できる製法
の提供を第２の課題とする。
である魚等にアピールする模様をボディに有して、しか
も、模様を付けるために煩瑣な工程が不要で、又、使用
中に模様が消える等の弊害のないルアー等仕掛用の釣用
品の提供を第１の課題とし、併せて、そのようなルアー
等仕掛用の釣用品を容易に且つ効率良く製造できる製法
の提供を第２の課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の第１の課題は本発
明のルアー等仕掛用の釣用品によって、すなわち、複数
の互いに異なる色の着色剤を含むプラスチックによって
それぞれ成形された複数の色違いの着色部分２，３が交
互に配置して連続的に一体化することにより繰り返し模
様を形成したボディ１を具えたことを特徴とするルアー
等仕掛用の釣用品によって解決することができる。
明のルアー等仕掛用の釣用品によって、すなわち、複数
の互いに異なる色の着色剤を含むプラスチックによって
それぞれ成形された複数の色違いの着色部分２，３が交
互に配置して連続的に一体化することにより繰り返し模
様を形成したボディ１を具えたことを特徴とするルアー
等仕掛用の釣用品によって解決することができる。
【０００５】また、上記の第２の課題は本発明のルアー
等仕掛用の釣用品の製造方法によって、すなわち、一つ
の金型５に対して複数の射出シリンダ７，８を接続し、
各射出シリンダ７，８からそれぞれ互いに異なる色の着
色剤を含むプラスチック材料９，１０を金型５の同一の
キャビティ６へ交互に射出してボディ１を成形すること
を特徴とするルアー等仕掛用の釣用品の製造方法によっ
て解決することができる。
等仕掛用の釣用品の製造方法によって、すなわち、一つ
の金型５に対して複数の射出シリンダ７，８を接続し、
各射出シリンダ７，８からそれぞれ互いに異なる色の着
色剤を含むプラスチック材料９，１０を金型５の同一の
キャビティ６へ交互に射出してボディ１を成形すること
を特徴とするルアー等仕掛用の釣用品の製造方法によっ
て解決することができる。
【０００６】
【実施例】まず、図１は本発明のルアー等仕掛用の釣用
品の一実施例として、イカ角と称されるイカ釣り用のル
アーの一種を示したものである。このルアーは、細長い
棒状のボディ１の一端にフック状の針４を取付けてい
て、そのボディ１は白色の着色剤を添加したプラスチッ
クによって成形した白色の着色部分２と、赤色の着色剤
を添加したプラスチックによって成形した赤色の着色部
分３とが交互に配置して連続的に一体化することにより
縞模様のごとき繰り返し模様を設けた構造になってい
る。
品の一実施例として、イカ角と称されるイカ釣り用のル
アーの一種を示したものである。このルアーは、細長い
棒状のボディ１の一端にフック状の針４を取付けてい
て、そのボディ１は白色の着色剤を添加したプラスチッ
クによって成形した白色の着色部分２と、赤色の着色剤
を添加したプラスチックによって成形した赤色の着色部
分３とが交互に配置して連続的に一体化することにより
縞模様のごとき繰り返し模様を設けた構造になってい
る。
【０００７】次に、図２は上記ルアーのボディ１をの製
造する工程を示したものである。このボディ１は射出成
形機によって成形されるもので、その射出成形機は一つ
の金型５に対し２基の射出シリンダ７，８を接続した構
成になっている。まず、一方の射出シリンダ７から白色
の着色剤を添加した白色のプラスチック材料９を金型５
のキャビティ６へ所要量だけ射出してから、次に、他方
の射出シリンダ８から赤色の着色剤を添加した赤色のプ
ラスチック材料１０を金型５の同一のキャビティ６へ同
様に所要量だけ射出する。以下、再びプラスチック材料
９とプラスチック材料１０を順次繰り返し射出する。す
なわち、白色のプラスチック７材料９と赤色のプラスチ
ック材料１０を同一のキャビティ６へ交互に射出する。
なお、射出するプラスチック材料９，１０の切り替え
は、それぞれの流路に設けたバルブ１１，１２の開閉に
よって行い、そのバルブ１１，１２の開閉はマイクロコ
ンピュータなどによって制御する。射出終了後に冷却し
てから金型５を開けば、白の着色部分２と赤の着色部分
３が交互に配置して連続的に一体化し、全体的に繰り返
し模様を呈するルアーのボディ１を得ることができる。
造する工程を示したものである。このボディ１は射出成
形機によって成形されるもので、その射出成形機は一つ
の金型５に対し２基の射出シリンダ７，８を接続した構
成になっている。まず、一方の射出シリンダ７から白色
の着色剤を添加した白色のプラスチック材料９を金型５
のキャビティ６へ所要量だけ射出してから、次に、他方
の射出シリンダ８から赤色の着色剤を添加した赤色のプ
ラスチック材料１０を金型５の同一のキャビティ６へ同
様に所要量だけ射出する。以下、再びプラスチック材料
９とプラスチック材料１０を順次繰り返し射出する。す
なわち、白色のプラスチック７材料９と赤色のプラスチ
ック材料１０を同一のキャビティ６へ交互に射出する。
なお、射出するプラスチック材料９，１０の切り替え
は、それぞれの流路に設けたバルブ１１，１２の開閉に
よって行い、そのバルブ１１，１２の開閉はマイクロコ
ンピュータなどによって制御する。射出終了後に冷却し
てから金型５を開けば、白の着色部分２と赤の着色部分
３が交互に配置して連続的に一体化し、全体的に繰り返
し模様を呈するルアーのボディ１を得ることができる。
【０００８】なお、上記の実施例では白の着色部分２と
赤の着色部分３とによってボディ１を構成しているが、
使用する色、及び色の組合わせはこれに限定するもので
はなく自由である。なお、無色透明も一つの色とみなす
ものとする。また、上記の実施例ではボディ１を白と赤
の２色に色分けしているが、射出成形機の射出シリンダ
の数を追加することにより、ボディ１の色の数を増加す
ることも可能である。また、本発明は上記実施例のルア
ーに限定するものではなく、模様を付けた方が好ましい
ボディを有して仕掛に取付けられるその他の釣用品も対
象とするものである。
赤の着色部分３とによってボディ１を構成しているが、
使用する色、及び色の組合わせはこれに限定するもので
はなく自由である。なお、無色透明も一つの色とみなす
ものとする。また、上記の実施例ではボディ１を白と赤
の２色に色分けしているが、射出成形機の射出シリンダ
の数を追加することにより、ボディ１の色の数を増加す
ることも可能である。また、本発明は上記実施例のルア
ーに限定するものではなく、模様を付けた方が好ましい
ボディを有して仕掛に取付けられるその他の釣用品も対
象とするものである。
【０００９】
【発明の効果】本発明のルアー等仕掛用の釣用品は上記
の通りであり、複数の着色部分２，３が交互に配置して
連続することによりボディ１が繰り返し模様を有して、
餌となる小魚等の姿に似た外観を呈するので、釣りの対
象となる魚等にアピールして釣果を上げることができ
る。そして、模様付けは成形材料であるプラスチックに
着色剤を添加するだけでよく、ボディに印刷したり布等
で被覆するような面倒がなく極めて容易である。また、
着色剤は成形されたボディ１においてプラスチックの内
部に含有されることになるので、使用中に色が落ちて模
様が消える等の問題がない。また、本発明のルアー等仕
掛用の釣用品の製造方法は上記のように、一つの金型５
に対して複数の射出シリンダ７，８を接続して、それら
射出シリンダ７，８から同一のキャビティ６へ色の異な
る複数のプラスチック材料９，１０を交互に射出するこ
とによってボディ１を成形するので、金型を色の数だけ
備える必要がなく、装置が簡素化するとともに、極めて
容易に且つ効率良く製造できるという利点がある。
の通りであり、複数の着色部分２，３が交互に配置して
連続することによりボディ１が繰り返し模様を有して、
餌となる小魚等の姿に似た外観を呈するので、釣りの対
象となる魚等にアピールして釣果を上げることができ
る。そして、模様付けは成形材料であるプラスチックに
着色剤を添加するだけでよく、ボディに印刷したり布等
で被覆するような面倒がなく極めて容易である。また、
着色剤は成形されたボディ１においてプラスチックの内
部に含有されることになるので、使用中に色が落ちて模
様が消える等の問題がない。また、本発明のルアー等仕
掛用の釣用品の製造方法は上記のように、一つの金型５
に対して複数の射出シリンダ７，８を接続して、それら
射出シリンダ７，８から同一のキャビティ６へ色の異な
る複数のプラスチック材料９，１０を交互に射出するこ
とによってボディ１を成形するので、金型を色の数だけ
備える必要がなく、装置が簡素化するとともに、極めて
容易に且つ効率良く製造できるという利点がある。
【図１】ルアーの側面図である。
【図２】ルアーのボディを製造する工程の概念を示す断
面図である。
面図である。
１ ボディ ２ 白の着色部分 ３ 赤の着色部分 ４ 針 ５ 金型 ６ キャビティ ７ 射出シリンダ ８ 射出シリンダ ９ プラスチック材料 １０ プラスチック材料 １１ バルブ １２ バルブ
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の互いに異なる色の着色剤を含むプ
ラスチックによってそれぞれ成形された複数の色違いの
着色部分２，３が交互に配置して連続的に一体化するこ
とにより繰り返し模様を形成したボディ１を具えたこと
を特徴とするルアー等仕掛用の釣用品。 - 【請求項２】 一つの金型５に対して複数の射出シリン
ダ７，８を接続し、各射出シリンダ７，８からそれぞれ
互いに異なる色の着色剤を含むプラスチック材料９，１
０を金型５の同一のキャビティ６へ交互に射出してボデ
ィ１を成形することを特徴とするルアー等仕掛用の釣用
品の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10532797A JPH10276622A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | ルアー等仕掛用の釣用品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10532797A JPH10276622A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | ルアー等仕掛用の釣用品及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10276622A true JPH10276622A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14404635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10532797A Pending JPH10276622A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | ルアー等仕掛用の釣用品及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10276622A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| HRP20060035B1 (en) * | 2006-01-26 | 2010-04-30 | Urličić Marko | Angling artificial bait changing colour in water |
-
1997
- 1997-04-08 JP JP10532797A patent/JPH10276622A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| HRP20060035B1 (en) * | 2006-01-26 | 2010-04-30 | Urličić Marko | Angling artificial bait changing colour in water |
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