JPH10276462A - メッセージ伝送システム及びメッセージ伝送方法 - Google Patents
メッセージ伝送システム及びメッセージ伝送方法Info
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- JPH10276462A JPH10276462A JP9091383A JP9138397A JPH10276462A JP H10276462 A JPH10276462 A JP H10276462A JP 9091383 A JP9091383 A JP 9091383A JP 9138397 A JP9138397 A JP 9138397A JP H10276462 A JPH10276462 A JP H10276462A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メッセージを音声入力可能とすることによ
り、メッセージの伝送を容易に行うことができるように
したメッセージ伝送システム及びメッセージ伝送方法を
提供する。 【解決手段】 ポケットベル４に電話をかけたユーザが
応答アナウンスに従って相手に伝えたいメッセージを電
話２から発声すると、音声認識手段５はメッセージを音
声認識し文字情報に変換して基地局３へ送信し、基地局
３から発信された信号を受信したポケットベル４では呼
び出し信号が発生すると共に、表示制御部により表示部
７にメッセージを表示する。
り、メッセージの伝送を容易に行うことができるように
したメッセージ伝送システム及びメッセージ伝送方法を
提供する。 【解決手段】 ポケットベル４に電話をかけたユーザが
応答アナウンスに従って相手に伝えたいメッセージを電
話２から発声すると、音声認識手段５はメッセージを音
声認識し文字情報に変換して基地局３へ送信し、基地局
３から発信された信号を受信したポケットベル４では呼
び出し信号が発生すると共に、表示制御部により表示部
７にメッセージを表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッセージ伝送シ
ステム及びメッセージ伝送方法に係り、更に詳しくは、
電話からの音声を音声認識して文字情報に変換し相手の
ポケットベルに伝送する場合に用いて好適なメッセージ
伝送システム及びメッセージ伝送方法に関する。
ステム及びメッセージ伝送方法に係り、更に詳しくは、
電話からの音声を音声認識して文字情報に変換し相手の
ポケットベルに伝送する場合に用いて好適なメッセージ
伝送システム及びメッセージ伝送方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ポケットベルシステムが広範
に普及している。図７は従来例に係るポケットベルシス
テムの構成を示すブロック図である。該ポケットベルシ
ステムは、ネットワーク１０１と、複数の電話１０２
と、複数の基地局１０３と、複数のポケットベル１０４
とから構成されている。ネットワーク１０１上には、こ
れら複数の電話１０２及び複数の基地局１０３が接続さ
れている。尚、図示例では電話１０２、基地局１０３、
ポケットベル１０４は便宜上、各々１台のみ図示してあ
る。
に普及している。図７は従来例に係るポケットベルシス
テムの構成を示すブロック図である。該ポケットベルシ
ステムは、ネットワーク１０１と、複数の電話１０２
と、複数の基地局１０３と、複数のポケットベル１０４
とから構成されている。ネットワーク１０１上には、こ
れら複数の電話１０２及び複数の基地局１０３が接続さ
れている。尚、図示例では電話１０２、基地局１０３、
ポケットベル１０４は便宜上、各々１台のみ図示してあ
る。
【０００３】ユーザが相手にメッセージを伝えたい時
は、電話１０２から相手のポケットベル番号に電話をか
け、応答アナウンスに従ってメッセージを送信する。メ
ッセージが数字／記号の場合は図４に示す数字記号一覧
を、メッセージがフリーワードの場合は図６に示すフリ
ーワード一覧を、メッセージが定型伝言の場合は図５に
示す定型伝言一覧をそれぞれ参照して、電話１０２のプ
ッシュボタンを操作する。該操作により、基地局１０３
がポケットベル番号とメッセージを発信する。これによ
り、対応するポケットベル１０４ではメッセージを受信
し、呼び出し信号（音や振動）を発生すると共に、表示
部１０５にメッセージを表示する。
は、電話１０２から相手のポケットベル番号に電話をか
け、応答アナウンスに従ってメッセージを送信する。メ
ッセージが数字／記号の場合は図４に示す数字記号一覧
を、メッセージがフリーワードの場合は図６に示すフリ
ーワード一覧を、メッセージが定型伝言の場合は図５に
示す定型伝言一覧をそれぞれ参照して、電話１０２のプ
ッシュボタンを操作する。該操作により、基地局１０３
がポケットベル番号とメッセージを発信する。これによ
り、対応するポケットベル１０４ではメッセージを受信
し、呼び出し信号（音や振動）を発生すると共に、表示
部１０５にメッセージを表示する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、上述したように電話から相手のポケットベル番号に
電話をかけメッセージを伝える場合は、上記図４乃至図
６に示したような数字記号入力或いはフリーワード入力
或いは定型伝言入力に従って、電話のプッシュボタンを
何回も押下操作してメッセージを入力しなければならな
かった。このため、メッセージ入力が非常に煩雑であり
手間がかかるという問題があった。
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、上述したように電話から相手のポケットベル番号に
電話をかけメッセージを伝える場合は、上記図４乃至図
６に示したような数字記号入力或いはフリーワード入力
或いは定型伝言入力に従って、電話のプッシュボタンを
何回も押下操作してメッセージを入力しなければならな
かった。このため、メッセージ入力が非常に煩雑であり
手間がかかるという問題があった。
【０００５】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、メッセージを音声入力可能とすることにより、
メッセージの伝送を容易に行うことができるようにした
メッセージ伝送システム及びメッセージ伝送方法を提供
することを目的とする。
であり、メッセージを音声入力可能とすることにより、
メッセージの伝送を容易に行うことができるようにした
メッセージ伝送システム及びメッセージ伝送方法を提供
することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明は、電話からポケットベルにメッセ
ージを伝送するメッセージ伝送システムにおいて、ポケ
ットベルにかけた電話を介して発した音声を認識し文字
情報に変換する音声認識手段と、該音声認識手段で音声
認識され基地局を介して発信された前記文字情報を前記
電話がかけられたポケットベルの表示部に表示する表示
制御手段とを有することを特徴とする。
め、請求項１の発明は、電話からポケットベルにメッセ
ージを伝送するメッセージ伝送システムにおいて、ポケ
ットベルにかけた電話を介して発した音声を認識し文字
情報に変換する音声認識手段と、該音声認識手段で音声
認識され基地局を介して発信された前記文字情報を前記
電話がかけられたポケットベルの表示部に表示する表示
制御手段とを有することを特徴とする。
【０００７】上記目的を達成するため、請求項２の発明
は、前記音声認識手段で音声認識された文字情報を音声
合成し合成した音声を前記電話に送信する音声合成手段
を有し、前記音声認識手段は、前記音声合成手段から音
声送信された前記電話の話し手から確認を受けた音声を
文字情報に変換し基地局へ送信することを特徴とする。
は、前記音声認識手段で音声認識された文字情報を音声
合成し合成した音声を前記電話に送信する音声合成手段
を有し、前記音声認識手段は、前記音声合成手段から音
声送信された前記電話の話し手から確認を受けた音声を
文字情報に変換し基地局へ送信することを特徴とする。
【０００８】上記目的を達成するため、請求項３の発明
は、前記音声認識手段で音声認識された文字情報の複数
の候補を音声合成し合成した複数の候補の音声を尤度の
高い順番で且つ前記電話の話し手の応答に応じて前記電
話に送信する音声合成手段を有し、前記音声認識手段
は、前記音声合成手段から音声送信された前記電話の話
し手から確認を受けた音声を文字情報に変換し基地局へ
送信することを特徴とする。
は、前記音声認識手段で音声認識された文字情報の複数
の候補を音声合成し合成した複数の候補の音声を尤度の
高い順番で且つ前記電話の話し手の応答に応じて前記電
話に送信する音声合成手段を有し、前記音声認識手段
は、前記音声合成手段から音声送信された前記電話の話
し手から確認を受けた音声を文字情報に変換し基地局へ
送信することを特徴とする。
【０００９】上記目的を達成するため、請求項４の発明
は、前記電話がかけられたポケットベルには呼び出し信
号の発生と共に前記文字情報が表示されることを特徴と
する。
は、前記電話がかけられたポケットベルには呼び出し信
号の発生と共に前記文字情報が表示されることを特徴と
する。
【００１０】上記目的を達成するため、請求項５の発明
は、前記電話、音声認識手段、音声合成手段はネットワ
ーク上に接続されていることを特徴とする。
は、前記電話、音声認識手段、音声合成手段はネットワ
ーク上に接続されていることを特徴とする。
【００１１】上記目的を達成するため、請求項６の発明
は、電話からポケットベルにメッセージを伝送するメッ
セージ伝送方法において、ポケットベルにかけた電話を
介して発した音声を認識し文字情報に変換する音声認識
ステップと、該音声認識ステップで音声認識され基地局
を介して発信された前記文字情報を前記電話がかけられ
たポケットベルの表示部に表示する表示制御ステップと
を有することを特徴とする。
は、電話からポケットベルにメッセージを伝送するメッ
セージ伝送方法において、ポケットベルにかけた電話を
介して発した音声を認識し文字情報に変換する音声認識
ステップと、該音声認識ステップで音声認識され基地局
を介して発信された前記文字情報を前記電話がかけられ
たポケットベルの表示部に表示する表示制御ステップと
を有することを特徴とする。
【００１２】上記目的を達成するため、請求項７の発明
は、前記音声認識ステップで音声認識された文字情報を
音声合成し合成した音声を前記電話に送信する音声合成
ステップを有し、前記音声認識ステップでは、前記音声
合成ステップで音声送信された前記電話の話し手から確
認を受けた音声を文字情報に変換し基地局へ送信するこ
とを特徴とする。
は、前記音声認識ステップで音声認識された文字情報を
音声合成し合成した音声を前記電話に送信する音声合成
ステップを有し、前記音声認識ステップでは、前記音声
合成ステップで音声送信された前記電話の話し手から確
認を受けた音声を文字情報に変換し基地局へ送信するこ
とを特徴とする。
【００１３】上記目的を達成するため、請求項８の発明
は、前記音声認識ステップで音声認識された文字情報の
複数の候補を音声合成し合成した複数の候補の音声を尤
度の高い順番で且つ前記電話の話し手の応答に応じて前
記電話に送信する音声合成ステップを有し、前記音声認
識ステップでは、前記音声合成ステップで音声送信され
た前記電話の話し手から確認を受けた音声を文字情報に
変換し基地局へ送信することを特徴とする。
は、前記音声認識ステップで音声認識された文字情報の
複数の候補を音声合成し合成した複数の候補の音声を尤
度の高い順番で且つ前記電話の話し手の応答に応じて前
記電話に送信する音声合成ステップを有し、前記音声認
識ステップでは、前記音声合成ステップで音声送信され
た前記電話の話し手から確認を受けた音声を文字情報に
変換し基地局へ送信することを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１５】［１］第１の実施の形態 図１は第１の実施の形態に係るポケットベルシステムの
構成を示すブロック図である。該ポケットベルシステム
は、ネットワーク１と、複数の電話２と、複数の基地局
３と、複数のポケットベル４と、音声認識手段５とを備
える構成となっている。ネットワーク１上には、これら
複数の電話２、複数の基地局３、及び音声認識手段５が
接続されている。尚、図示例では電話２、基地局３、ポ
ケットベル４は便宜上、各々１台のみ図示してある。
構成を示すブロック図である。該ポケットベルシステム
は、ネットワーク１と、複数の電話２と、複数の基地局
３と、複数のポケットベル４と、音声認識手段５とを備
える構成となっている。ネットワーク１上には、これら
複数の電話２、複数の基地局３、及び音声認識手段５が
接続されている。尚、図示例では電話２、基地局３、ポ
ケットベル４は便宜上、各々１台のみ図示してある。
【００１６】上記各部の機能を説明すると、ネットワー
ク１は、各電話２から各ポケットベル４に対するメッセ
ージの伝送、各電話間の交信に利用される通信網であ
る。基地局３は、各ポケットベル４に対する各電話２の
呼び出し信号と後述の文字情報に対応した信号を発信す
る。音声認識手段５は、各電話２のユーザが発した音声
を認識し文字情報に変換する音声認識機能を有する。ポ
ケットベル４は、図２の概略ブロック図に示すごとく、
基地局３から発信された呼び出し信号と文字情報に対応
した信号を受信する受信部６と、文字情報（メッセー
ジ）を表示部７に表示する表示制御部８とを備えてい
る。尚、呼び出し信号（音や振動）発生部の図示は省略
する。
ク１は、各電話２から各ポケットベル４に対するメッセ
ージの伝送、各電話間の交信に利用される通信網であ
る。基地局３は、各ポケットベル４に対する各電話２の
呼び出し信号と後述の文字情報に対応した信号を発信す
る。音声認識手段５は、各電話２のユーザが発した音声
を認識し文字情報に変換する音声認識機能を有する。ポ
ケットベル４は、図２の概略ブロック図に示すごとく、
基地局３から発信された呼び出し信号と文字情報に対応
した信号を受信する受信部６と、文字情報（メッセー
ジ）を表示部７に表示する表示制御部８とを備えてい
る。尚、呼び出し信号（音や振動）発生部の図示は省略
する。
【００１７】次に、上記のごとく構成してなる第１の実
施の形態に係るポケットベルシステムの動作について説
明する。電話２のユーザがポケットベル４を所持してい
る相手に対してメッセージを伝えようとする場合は、ユ
ーザは電話２から相手のポケットベル４のポケットベル
番号に電話をかけ、応答アナウンスに従って電話２から
メッセージを発声する。
施の形態に係るポケットベルシステムの動作について説
明する。電話２のユーザがポケットベル４を所持してい
る相手に対してメッセージを伝えようとする場合は、ユ
ーザは電話２から相手のポケットベル４のポケットベル
番号に電話をかけ、応答アナウンスに従って電話２から
メッセージを発声する。
【００１８】例えばユーザが電話２から「サキニカエ
ル」と発声すると、ネットワーク１を介して電話２と接
続されている音声認識手段５は、「サキニカエル」とい
う音声を認識し、認識結果を文字情報「サキニカエル」
または「先に帰る」に変換し、ネットワーク１を介して
基地局３に送信する。基地局３は、呼び出し信号と音声
認識された文字情報に対応した信号を発信する。ポケッ
トベル４は、基地局３から発信された信号を受信する。
これにより、ポケットベル４からは、呼び出し信号（音
や振動）が発生すると共に、表示制御部８により表示部
７に文字情報（メッセージ）が表示される。
ル」と発声すると、ネットワーク１を介して電話２と接
続されている音声認識手段５は、「サキニカエル」とい
う音声を認識し、認識結果を文字情報「サキニカエル」
または「先に帰る」に変換し、ネットワーク１を介して
基地局３に送信する。基地局３は、呼び出し信号と音声
認識された文字情報に対応した信号を発信する。ポケッ
トベル４は、基地局３から発信された信号を受信する。
これにより、ポケットベル４からは、呼び出し信号（音
や振動）が発生すると共に、表示制御部８により表示部
７に文字情報（メッセージ）が表示される。
【００１９】上述したように、第１の実施の形態によれ
ば、ポケットベル４に電話をかけたユーザが応答アナウ
ンスに従って相手に伝えたいメッセージを電話２から発
声すると、音声認識手段５はメッセージを音声認識し文
字情報に変換して基地局３へ送信し、基地局３から発信
された信号を受信したポケットベル４では呼び出し信号
が発生すると共に、表示制御部８により表示部７にメッ
セージを表示するため、電話２のユーザがポケットベル
４を所持している相手に対してメッセージを伝える場
合、電話２から相手の呼び出し番号に電話をかけてメッ
セージを発声するだけで、ポケットベル４に対するメッ
セージの伝送を容易に行うことができる。これにより、
従来のように数字記号入力、フリーワード入力、定型伝
言入力に従って電話のプッシュボタンでメッセージ入力
を行う手間を解消することができる。
ば、ポケットベル４に電話をかけたユーザが応答アナウ
ンスに従って相手に伝えたいメッセージを電話２から発
声すると、音声認識手段５はメッセージを音声認識し文
字情報に変換して基地局３へ送信し、基地局３から発信
された信号を受信したポケットベル４では呼び出し信号
が発生すると共に、表示制御部８により表示部７にメッ
セージを表示するため、電話２のユーザがポケットベル
４を所持している相手に対してメッセージを伝える場
合、電話２から相手の呼び出し番号に電話をかけてメッ
セージを発声するだけで、ポケットベル４に対するメッ
セージの伝送を容易に行うことができる。これにより、
従来のように数字記号入力、フリーワード入力、定型伝
言入力に従って電話のプッシュボタンでメッセージ入力
を行う手間を解消することができる。
【００２０】また、音声認識手段５を、電話２及び基地
局３と共にネットワーク１上に接続した構成としている
ため、上記の効果を有するポケットベルシステムを、既
設のネットワークを利用して簡易に構築することができ
る。
局３と共にネットワーク１上に接続した構成としている
ため、上記の効果を有するポケットベルシステムを、既
設のネットワークを利用して簡易に構築することができ
る。
【００２１】［２］第２の実施の形態 図３は第２の実施の形態に係るポケットベルシステムの
構成を示すブロック図である。該ポケットベルシステム
は、ネットワーク１１と、複数の電話１２と、複数の基
地局１３と、複数のポケットベル１４と、音声認識手段
１５と、音声合成手段１６とを備える構成となってい
る。ネットワーク１１上には、これら複数の電話１２、
複数の基地局１３、音声認識手段１５、及び音声合成手
段１６が接続されている。尚、図示例では電話１２、基
地局１３、ポケットベル１４は便宜上、各々１台のみ図
示してある。
構成を示すブロック図である。該ポケットベルシステム
は、ネットワーク１１と、複数の電話１２と、複数の基
地局１３と、複数のポケットベル１４と、音声認識手段
１５と、音声合成手段１６とを備える構成となってい
る。ネットワーク１１上には、これら複数の電話１２、
複数の基地局１３、音声認識手段１５、及び音声合成手
段１６が接続されている。尚、図示例では電話１２、基
地局１３、ポケットベル１４は便宜上、各々１台のみ図
示してある。
【００２２】上記各部の機能を説明すると、ネットワー
ク１１は、各電話２から各ポケットベル４に対するメッ
セージの伝送、音声合成手段１６と各電話２との間の交
信、各電話間の交信に利用される通信網である。基地局
１３は、各ポケットベル１４に対する各電話１２の呼び
出し信号と後述の文字情報に対応した信号を発信する。
音声認識手段１５は、各電話１２のユーザが発した音声
を認識し文字情報に変換する音声認識機能を有する。音
声合成手段１６は、音声認識手段１５により音声認識さ
れた文字情報を音声合成し、合成した音声を電話１２へ
送信し、電話をかけたユーザに確認する機能を有する。
ポケットベル１４は、基地局１３から発信された呼び出
し信号と文字情報に対応した信号を受信する受信部と、
文字情報（メッセージ）を表示部１７に表示する表示制
御部とを備えている。尚、ポケットベル１４の受信部、
表示制御部、表示部のブロック構成は上記第１の実施の
形態における図２と同様であるため図示は省略する。
ク１１は、各電話２から各ポケットベル４に対するメッ
セージの伝送、音声合成手段１６と各電話２との間の交
信、各電話間の交信に利用される通信網である。基地局
１３は、各ポケットベル１４に対する各電話１２の呼び
出し信号と後述の文字情報に対応した信号を発信する。
音声認識手段１５は、各電話１２のユーザが発した音声
を認識し文字情報に変換する音声認識機能を有する。音
声合成手段１６は、音声認識手段１５により音声認識さ
れた文字情報を音声合成し、合成した音声を電話１２へ
送信し、電話をかけたユーザに確認する機能を有する。
ポケットベル１４は、基地局１３から発信された呼び出
し信号と文字情報に対応した信号を受信する受信部と、
文字情報（メッセージ）を表示部１７に表示する表示制
御部とを備えている。尚、ポケットベル１４の受信部、
表示制御部、表示部のブロック構成は上記第１の実施の
形態における図２と同様であるため図示は省略する。
【００２３】次に、上記のごとく構成してなる第２の実
施の形態に係るポケットベルシステムの動作について説
明する。電話１２のユーザがポケットベル１４を所持し
ている相手に対してメッセージを伝えようとする場合
は、ユーザは電話１２から相手のポケットベル１４のポ
ケットベル番号に電話をかけ、応答アナウンスに従って
電話１２からメッセージを発声する。
施の形態に係るポケットベルシステムの動作について説
明する。電話１２のユーザがポケットベル１４を所持し
ている相手に対してメッセージを伝えようとする場合
は、ユーザは電話１２から相手のポケットベル１４のポ
ケットベル番号に電話をかけ、応答アナウンスに従って
電話１２からメッセージを発声する。
【００２４】例えばユーザが電話１２から「サキニカエ
ル」と発声すると、ネットワーク１１を介して電話１２
と接続されている音声認識手段１５は、音声認識を行
う。今、音声認識手段１５がユーザの発した音声を「ス
グカエレ」と認識したとすると、ネットワーク１１を介
して電話１２と接続されている音声合成手段１６は、音
声認識手段１５で音声認識された文字情報を音声合成
し、「スグカエレ ですか」という音声を電話１２に送
信し、ユーザに確認する。これに対し、ユーザが電話１
２から「いいえ」と発声すると、再び応答アナウンスが
出力されるので、該応答アナウンスに従って再びメッセ
ージを発声する。
ル」と発声すると、ネットワーク１１を介して電話１２
と接続されている音声認識手段１５は、音声認識を行
う。今、音声認識手段１５がユーザの発した音声を「ス
グカエレ」と認識したとすると、ネットワーク１１を介
して電話１２と接続されている音声合成手段１６は、音
声認識手段１５で音声認識された文字情報を音声合成
し、「スグカエレ ですか」という音声を電話１２に送
信し、ユーザに確認する。これに対し、ユーザが電話１
２から「いいえ」と発声すると、再び応答アナウンスが
出力されるので、該応答アナウンスに従って再びメッセ
ージを発声する。
【００２５】ユーザが電話１２から再び「サキニカエ
ル」と発声すると、音声認識手段１５は、音声認識を行
う。この場合、音声認識手段１５は、「スグカエレ」を
認識語彙から除外して音声認識を行う。今、音声認識手
段１５がユーザの発した音声を「サキニカエル」と認識
したとすると、ネットワーク１１を介して電話１２と接
続されている音声合成手段１６は、音声認識手段１５で
音声認識された文字情報を音声合成し、「サキニカエル
ですか」という音声を電話１２に送信し、ユーザに確
認する。
ル」と発声すると、音声認識手段１５は、音声認識を行
う。この場合、音声認識手段１５は、「スグカエレ」を
認識語彙から除外して音声認識を行う。今、音声認識手
段１５がユーザの発した音声を「サキニカエル」と認識
したとすると、ネットワーク１１を介して電話１２と接
続されている音声合成手段１６は、音声認識手段１５で
音声認識された文字情報を音声合成し、「サキニカエル
ですか」という音声を電話１２に送信し、ユーザに確
認する。
【００２６】これに対し、ユーザが電話１２から「は
い」と発声すると、音声認識手段１５は、認識結果を文
字情報「サキニカエル」または「先に帰る」に変換し、
ネットワーク１１を介して基地局１３に送信する。基地
局１３は、呼び出し信号と音声認識された文字情報に対
応した信号を発信する。ポケットベル１４は、基地局１
３から発信された信号を受信する。これにより、ポケッ
トベル１４からは、呼び出し信号（音や振動）が発生す
ると共に、表示制御部により表示部１７に文字情報（メ
ッセージ）が表示される。
い」と発声すると、音声認識手段１５は、認識結果を文
字情報「サキニカエル」または「先に帰る」に変換し、
ネットワーク１１を介して基地局１３に送信する。基地
局１３は、呼び出し信号と音声認識された文字情報に対
応した信号を発信する。ポケットベル１４は、基地局１
３から発信された信号を受信する。これにより、ポケッ
トベル１４からは、呼び出し信号（音や振動）が発生す
ると共に、表示制御部により表示部１７に文字情報（メ
ッセージ）が表示される。
【００２７】上述したように、第２の実施の形態によれ
ば、ポケットベル１４に電話をかけたユーザが応答アナ
ウンスに従って相手に伝えたいメッセージを電話１２か
ら発声すると、音声認識手段１５はメッセージを音声認
識し文字情報に変換して基地局１３へ送信し、基地局１
３から発信された信号を受信したポケットベル１４では
呼び出し信号が発生すると共に、表示制御部により表示
部１７にメッセージを表示するため、電話１２のユーザ
がポケットベル４を所持している相手に対してメッセー
ジを伝える場合、電話１２から相手の呼び出し番号に電
話をかけてメッセージを発声するだけで、ポケットベル
１４に対するメッセージの伝送を容易に行うことができ
る。これにより、従来のように数字記号入力、フリーワ
ード入力、定型伝言入力に従って電話のプッシュボタン
でメッセージ入力を行う手間を解消することができる。
ば、ポケットベル１４に電話をかけたユーザが応答アナ
ウンスに従って相手に伝えたいメッセージを電話１２か
ら発声すると、音声認識手段１５はメッセージを音声認
識し文字情報に変換して基地局１３へ送信し、基地局１
３から発信された信号を受信したポケットベル１４では
呼び出し信号が発生すると共に、表示制御部により表示
部１７にメッセージを表示するため、電話１２のユーザ
がポケットベル４を所持している相手に対してメッセー
ジを伝える場合、電話１２から相手の呼び出し番号に電
話をかけてメッセージを発声するだけで、ポケットベル
１４に対するメッセージの伝送を容易に行うことができ
る。これにより、従来のように数字記号入力、フリーワ
ード入力、定型伝言入力に従って電話のプッシュボタン
でメッセージ入力を行う手間を解消することができる。
【００２８】また、音声合成手段１６は、音声認識手段
１５で音声認識された文字情報を音声合成し、合成した
音声を電話１２に送信し、音声認識手段１５は、音声合
成手段１６から音声送信された電話１２のユーザから確
認を受けた音声を文字情報に変換し基地局１３へ送信す
るため、電話１２のユーザの所望する正確なメッセージ
を、電話がかけられたポケットベル１４に伝送すること
ができる。
１５で音声認識された文字情報を音声合成し、合成した
音声を電話１２に送信し、音声認識手段１５は、音声合
成手段１６から音声送信された電話１２のユーザから確
認を受けた音声を文字情報に変換し基地局１３へ送信す
るため、電話１２のユーザの所望する正確なメッセージ
を、電話がかけられたポケットベル１４に伝送すること
ができる。
【００２９】また、音声認識手段１５及び音声合成手段
１６を、電話１２及び基地局１３と共にネットワーク１
１上に接続した構成としているため、上記の効果を有す
るポケットベルシステムを、既設のネットワークを利用
して簡易に構築することができる。
１６を、電話１２及び基地局１３と共にネットワーク１
１上に接続した構成としているため、上記の効果を有す
るポケットベルシステムを、既設のネットワークを利用
して簡易に構築することができる。
【００３０】［３］第３の実施の形態 第３の実施の形態に係るポケットベルシステムは、上記
第２の実施の形態と同様に、ネットワーク１１と、複数
の電話１２と、複数の基地局１３と、複数のポケットベ
ル１４と、音声認識手段１５と、音声合成手段１６とを
備える構成となっている（上記図３参照）。ネットワー
ク１１上には、これら複数の電話１２、複数の基地局１
３、音声認識手段１５、及び音声合成手段１６が接続さ
れている。尚、図示例では電話１２、基地局１３、ポケ
ットベル１４は便宜上、各々１台のみ図示してある。上
記各部の機能については上記第１の実施の形態で詳述し
たので説明は省略する。また、ポケットベル１４の受信
部、表示制御部、表示部のブロック構成は上記第１の実
施の形態における図２と同様であるため図示は省略す
る。
第２の実施の形態と同様に、ネットワーク１１と、複数
の電話１２と、複数の基地局１３と、複数のポケットベ
ル１４と、音声認識手段１５と、音声合成手段１６とを
備える構成となっている（上記図３参照）。ネットワー
ク１１上には、これら複数の電話１２、複数の基地局１
３、音声認識手段１５、及び音声合成手段１６が接続さ
れている。尚、図示例では電話１２、基地局１３、ポケ
ットベル１４は便宜上、各々１台のみ図示してある。上
記各部の機能については上記第１の実施の形態で詳述し
たので説明は省略する。また、ポケットベル１４の受信
部、表示制御部、表示部のブロック構成は上記第１の実
施の形態における図２と同様であるため図示は省略す
る。
【００３１】次に、上記のごとく構成してなる第３の実
施の形態に係るポケットベルシステムの動作について説
明する。電話１２のユーザがポケットベル１４を所持し
ている相手に対してメッセージを伝えようとする場合
は、ユーザは電話１２から相手のポケットベル１４のポ
ケットベル番号に電話をかけ、応答アナウンスに従って
電話１２からメッセージを発声する。
施の形態に係るポケットベルシステムの動作について説
明する。電話１２のユーザがポケットベル１４を所持し
ている相手に対してメッセージを伝えようとする場合
は、ユーザは電話１２から相手のポケットベル１４のポ
ケットベル番号に電話をかけ、応答アナウンスに従って
電話１２からメッセージを発声する。
【００３２】例えばユーザが電話１２から「サキニカエ
ル」と発声すると、ネットワーク１１を介して電話１２
と接続されている音声認識手段１５は、音声認識を行
う。今、音声認識手段１５によって音声認識結果の候補
として尤度の高い順番に「スグカエレ」「サキニカエ
ル」「シジヲマテ」の３個の候補が得られたとすると、
ネットワーク１１を介して電話１２と接続されている音
声合成手段１６は、音声認識手段１５で音声認識された
文字情報を音声合成し、「スグカエレ ですか」という
音声を電話１２に送信し、ユーザに確認する。
ル」と発声すると、ネットワーク１１を介して電話１２
と接続されている音声認識手段１５は、音声認識を行
う。今、音声認識手段１５によって音声認識結果の候補
として尤度の高い順番に「スグカエレ」「サキニカエ
ル」「シジヲマテ」の３個の候補が得られたとすると、
ネットワーク１１を介して電話１２と接続されている音
声合成手段１６は、音声認識手段１５で音声認識された
文字情報を音声合成し、「スグカエレ ですか」という
音声を電話１２に送信し、ユーザに確認する。
【００３３】これに対し、ユーザが電話１２から「いい
え」と発声すると、次に音声合成手段１６は、音声認識
手段１５で音声認識された文字情報を音声合成し、「サ
キニカエル ですか」という音声を電話１２に送信し、
ユーザに確認する。これに対し、ユーザが電話１２から
「はい」と発声すると、音声認識手段１５は、認識結果
を文字情報「サキニカエル」または「先に帰る」に変換
し、ネットワーク１１を介して基地局１３に送信する。
基地局１３は、呼び出し信号と音声認識された文字情報
に対応した信号を発信する。ポケットベル１４は、基地
局１３から発信された信号を受信する。これにより、ポ
ケットベル１４からは、呼び出し信号（音や振動）が発
生すると共に、表示制御部により表示部１７に文字情報
（メッセージ）が表示される。
え」と発声すると、次に音声合成手段１６は、音声認識
手段１５で音声認識された文字情報を音声合成し、「サ
キニカエル ですか」という音声を電話１２に送信し、
ユーザに確認する。これに対し、ユーザが電話１２から
「はい」と発声すると、音声認識手段１５は、認識結果
を文字情報「サキニカエル」または「先に帰る」に変換
し、ネットワーク１１を介して基地局１３に送信する。
基地局１３は、呼び出し信号と音声認識された文字情報
に対応した信号を発信する。ポケットベル１４は、基地
局１３から発信された信号を受信する。これにより、ポ
ケットベル１４からは、呼び出し信号（音や振動）が発
生すると共に、表示制御部により表示部１７に文字情報
（メッセージ）が表示される。
【００３４】上述したように、第３の実施の形態によれ
ば、ポケットベル１４に電話をかけたユーザが応答アナ
ウンスに従って相手に伝えたいメッセージを電話１２か
ら発声すると、音声認識手段１５はメッセージを音声認
識し文字情報に変換して基地局１３へ送信し、基地局１
３から発信された信号を受信したポケットベル１４では
呼び出し信号が発生すると共に、表示制御部により表示
部１７にメッセージを表示するため、電話１２のユーザ
がポケットベル１４を所持している相手に対してメッセ
ージを伝える場合、電話１２から相手のポケットベル番
号に電話をかけてメッセージを発声するだけで、ポケッ
トベル１４に対するメッセージの伝送を容易に行うこと
ができる。これにより、従来のように数字記号入力、フ
リーワード入力、定型伝言入力に従って電話のプッシュ
ボタンでメッセージ入力を行う手間を解消することがで
きる。
ば、ポケットベル１４に電話をかけたユーザが応答アナ
ウンスに従って相手に伝えたいメッセージを電話１２か
ら発声すると、音声認識手段１５はメッセージを音声認
識し文字情報に変換して基地局１３へ送信し、基地局１
３から発信された信号を受信したポケットベル１４では
呼び出し信号が発生すると共に、表示制御部により表示
部１７にメッセージを表示するため、電話１２のユーザ
がポケットベル１４を所持している相手に対してメッセ
ージを伝える場合、電話１２から相手のポケットベル番
号に電話をかけてメッセージを発声するだけで、ポケッ
トベル１４に対するメッセージの伝送を容易に行うこと
ができる。これにより、従来のように数字記号入力、フ
リーワード入力、定型伝言入力に従って電話のプッシュ
ボタンでメッセージ入力を行う手間を解消することがで
きる。
【００３５】また、音声合成手段１６は、音声認識手段
１５で音声認識された文字情報の複数の候補を音声合成
し、合成した複数の候補の音声を尤度の高い順番で且つ
電話１２のユーザの応答に応じて電話１２に送信し、音
声認識手段１５は、音声合成手段１６から音声送信され
た電話１２のユーザから確認を受けた音声を文字情報に
変換し基地局１３へ送信するため、電話１２のユーザの
所望する正確なメッセージを、電話がかけられたポケッ
トベル１４に伝送することができる。
１５で音声認識された文字情報の複数の候補を音声合成
し、合成した複数の候補の音声を尤度の高い順番で且つ
電話１２のユーザの応答に応じて電話１２に送信し、音
声認識手段１５は、音声合成手段１６から音声送信され
た電話１２のユーザから確認を受けた音声を文字情報に
変換し基地局１３へ送信するため、電話１２のユーザの
所望する正確なメッセージを、電話がかけられたポケッ
トベル１４に伝送することができる。
【００３６】また、音声認識手段１５及び音声合成手段
１６を、電話１２及び基地局１３と共にネットワーク１
１上に接続した構成としているため、上記の効果を有す
るポケットベルシステムを、既設のネットワークを利用
して簡易に構築することができる。
１６を、電話１２及び基地局１３と共にネットワーク１
１上に接続した構成としているため、上記の効果を有す
るポケットベルシステムを、既設のネットワークを利用
して簡易に構築することができる。
【００３７】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、１つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ（またはＣＰＵやＭＰＵ）が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
システムに適用しても、１つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ（またはＣＰＵやＭＰＵ）が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【００３８】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【００３９】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ
−Ｒ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ
−Ｒ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭな
どを用いることができる。
【００４０】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【００４１】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
ＣＰＵなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
ＣＰＵなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【００４２】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よれば、電話からポケットベルにメッセージを伝送する
メッセージ伝送システムにおいて、ポケットベルにかけ
た電話を介して発した音声を認識し文字情報に変換する
音声認識手段と、該音声認識手段で音声認識され基地局
を介して発信された前記文字情報を前記電話がかけられ
たポケットベルの表示部に表示する表示制御手段とを有
するため、電話のユーザがポケットベルを所持している
相手に対してメッセージを伝える場合、電話から相手の
呼び出し番号に電話をかけてメッセージを発声するだけ
で、ポケットベルに対するメッセージの伝送を容易に行
うことができる。これにより、従来のように数字記号入
力、フリーワード入力、定型伝言入力に従って電話のプ
ッシュボタンでメッセージ入力を行う手間を解消するこ
とができる。
よれば、電話からポケットベルにメッセージを伝送する
メッセージ伝送システムにおいて、ポケットベルにかけ
た電話を介して発した音声を認識し文字情報に変換する
音声認識手段と、該音声認識手段で音声認識され基地局
を介して発信された前記文字情報を前記電話がかけられ
たポケットベルの表示部に表示する表示制御手段とを有
するため、電話のユーザがポケットベルを所持している
相手に対してメッセージを伝える場合、電話から相手の
呼び出し番号に電話をかけてメッセージを発声するだけ
で、ポケットベルに対するメッセージの伝送を容易に行
うことができる。これにより、従来のように数字記号入
力、フリーワード入力、定型伝言入力に従って電話のプ
ッシュボタンでメッセージ入力を行う手間を解消するこ
とができる。
【００４３】請求項２の発明によれば、前記音声認識手
段で音声認識された文字情報を音声合成し合成した音声
を前記電話に送信する音声合成手段を有し、前記音声認
識手段は、前記音声合成手段から音声送信された前記電
話の話し手から確認を受けた音声を文字情報に変換し基
地局へ送信するため、電話のユーザの所望する正確なメ
ッセージをポケットベルに伝送することができる。
段で音声認識された文字情報を音声合成し合成した音声
を前記電話に送信する音声合成手段を有し、前記音声認
識手段は、前記音声合成手段から音声送信された前記電
話の話し手から確認を受けた音声を文字情報に変換し基
地局へ送信するため、電話のユーザの所望する正確なメ
ッセージをポケットベルに伝送することができる。
【００４４】請求項３の発明によれば、前記音声認識手
段で音声認識された文字情報の複数の候補を音声合成し
合成した複数の候補の音声を尤度の高い順番で且つ前記
電話の話し手の応答に応じて前記電話に送信する音声合
成手段を有し、前記音声認識手段は、前記音声合成手段
から音声送信された前記電話の話し手から確認を受けた
音声を文字情報に変換し基地局へ送信するため、電話の
ユーザの所望する正確なメッセージをポケットベルに伝
送することができる。
段で音声認識された文字情報の複数の候補を音声合成し
合成した複数の候補の音声を尤度の高い順番で且つ前記
電話の話し手の応答に応じて前記電話に送信する音声合
成手段を有し、前記音声認識手段は、前記音声合成手段
から音声送信された前記電話の話し手から確認を受けた
音声を文字情報に変換し基地局へ送信するため、電話の
ユーザの所望する正確なメッセージをポケットベルに伝
送することができる。
【００４５】請求項４の発明によれば、前記電話がかけ
られたポケットベルには呼び出し信号の発生と共に前記
文字情報が表示されるため、ポケットベルの所持者は呼
び出し信号の発生に伴い電話のユーザの所望する正確な
メッセージを受け取ることができる。
られたポケットベルには呼び出し信号の発生と共に前記
文字情報が表示されるため、ポケットベルの所持者は呼
び出し信号の発生に伴い電話のユーザの所望する正確な
メッセージを受け取ることができる。
【００４６】請求項５の発明によれば、前記電話、音声
認識手段、音声合成手段はネットワーク上に接続されて
いるため、上記請求項１乃至４の発明の効果を有するメ
ッセージ伝送システムを、既設のネットワークを利用し
て簡易に構築することができる。
認識手段、音声合成手段はネットワーク上に接続されて
いるため、上記請求項１乃至４の発明の効果を有するメ
ッセージ伝送システムを、既設のネットワークを利用し
て簡易に構築することができる。
【００４７】請求項６の発明によれば、電話からポケッ
トベルにメッセージを伝送するメッセージ伝送方法にお
いて、ポケットベルにかけた電話を介して発した音声を
認識し文字情報に変換する音声認識ステップと、該音声
認識ステップで音声認識され基地局を介して発信された
前記文字情報を前記電話がかけられたポケットベルの表
示部に表示する表示制御ステップとを有するため、電話
のユーザがポケットベルを所持している相手に対してメ
ッセージを伝える場合、電話から相手の呼び出し番号に
電話をかけてメッセージを発声するだけで、ポケットベ
ルに対するメッセージの伝送を容易に行うことができ
る。これにより、従来のように数字記号入力、フリーワ
ード入力、定型伝言入力に従って電話のプッシュボタン
でメッセージ入力を行う手間を解消することができる。
トベルにメッセージを伝送するメッセージ伝送方法にお
いて、ポケットベルにかけた電話を介して発した音声を
認識し文字情報に変換する音声認識ステップと、該音声
認識ステップで音声認識され基地局を介して発信された
前記文字情報を前記電話がかけられたポケットベルの表
示部に表示する表示制御ステップとを有するため、電話
のユーザがポケットベルを所持している相手に対してメ
ッセージを伝える場合、電話から相手の呼び出し番号に
電話をかけてメッセージを発声するだけで、ポケットベ
ルに対するメッセージの伝送を容易に行うことができ
る。これにより、従来のように数字記号入力、フリーワ
ード入力、定型伝言入力に従って電話のプッシュボタン
でメッセージ入力を行う手間を解消することができる。
【００４８】請求項７の発明によれば、前記音声認識ス
テップで音声認識された文字情報を音声合成し合成した
音声を前記電話に送信する音声合成ステップを有し、前
記音声認識ステップでは、前記音声合成ステップで音声
送信された前記電話の話し手から確認を受けた音声を文
字情報に変換し基地局へ送信するため、電話のユーザの
所望する正確なメッセージをポケットベルに伝送するこ
とができる。
テップで音声認識された文字情報を音声合成し合成した
音声を前記電話に送信する音声合成ステップを有し、前
記音声認識ステップでは、前記音声合成ステップで音声
送信された前記電話の話し手から確認を受けた音声を文
字情報に変換し基地局へ送信するため、電話のユーザの
所望する正確なメッセージをポケットベルに伝送するこ
とができる。
【００４９】請求項８の発明によれば、前記音声認識ス
テップで音声認識された文字情報の複数の候補を音声合
成し合成した複数の候補の音声を尤度の高い順番で且つ
前記電話の話し手の応答に応じて前記電話に送信する音
声合成ステップを有し、前記音声認識ステップでは、前
記音声合成ステップで音声送信された前記電話の話し手
から確認を受けた音声を文字情報に変換し基地局へ送信
するため、電話のユーザの所望する正確なメッセージを
ポケットベルに伝送することができる。
テップで音声認識された文字情報の複数の候補を音声合
成し合成した複数の候補の音声を尤度の高い順番で且つ
前記電話の話し手の応答に応じて前記電話に送信する音
声合成ステップを有し、前記音声認識ステップでは、前
記音声合成ステップで音声送信された前記電話の話し手
から確認を受けた音声を文字情報に変換し基地局へ送信
するため、電話のユーザの所望する正確なメッセージを
ポケットベルに伝送することができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態に係るポケットベル
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の第１の実施の形態に係るポケットベル
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図３】本発明の第２及び第３の実施の形態に係るポケ
ットベルシステムの構成を示すブロック図である。
ットベルシステムの構成を示すブロック図である。
【図４】従来例に係る数字記号入力を示す説明図であ
る。
る。
【図５】従来例に係るフリーワード入力を示す説明図で
ある。
ある。
【図６】従来例に係る定型伝言入力を示す説明図であ
る。
る。
【図７】従来例に係るポケットベルシステムの構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
１、１１ ネットワーク ２、１２ 電話 ３、１３ 基地局 ４、１４ ポケットベル ５、１５ 音声認識手段 ７、１７ 表示部 ９ 表示制御部 １６ 音声合成手段
Claims (8)
- 【請求項１】 電話からポケットベルにメッセージを伝
送するメッセージ伝送システムにおいて、 ポケットベルにかけた電話を介して発した音声を認識し
文字情報に変換する音声認識手段と、該音声認識手段で
音声認識され基地局を介して発信された前記文字情報を
前記電話がかけられたポケットベルの表示部に表示する
表示制御手段とを有することを特徴とするメッセージ伝
送システム。 - 【請求項２】 前記音声認識手段で音声認識された文字
情報を音声合成し合成した音声を前記電話に送信する音
声合成手段を有し、前記音声認識手段は、前記音声合成
手段から音声送信された前記電話の話し手から確認を受
けた音声を文字情報に変換し基地局へ送信することを特
徴とする請求項１記載のメッセージ伝送システム。 - 【請求項３】 前記音声認識手段で音声認識された文字
情報の複数の候補を音声合成し合成した複数の候補の音
声を尤度の高い順番で且つ前記電話の話し手の応答に応
じて前記電話に送信する音声合成手段を有し、前記音声
認識手段は、前記音声合成手段から音声送信された前記
電話の話し手から確認を受けた音声を文字情報に変換し
基地局へ送信することを特徴とする請求項１記載のメッ
セージ伝送システム。 - 【請求項４】 前記電話がかけられたポケットベルには
呼び出し信号の発生と共に前記文字情報が表示されるこ
とを特徴とする請求項１、２又は３記載のメッセージ伝
送システム。 - 【請求項５】 前記電話、音声認識手段、音声合成手段
はネットワーク上に接続されていることを特徴とする請
求項１、２、３又は４記載のメッセージ伝送システム。 - 【請求項６】 電話からポケットベルにメッセージを伝
送するメッセージ伝送方法において、 ポケットベルにかけた電話を介して発した音声を認識し
文字情報に変換する音声認識ステップと、該音声認識ス
テップで音声認識され基地局を介して発信された前記文
字情報を前記電話がかけられたポケットベルの表示部に
表示する表示制御ステップとを有することを特徴とする
メッセージ伝送方法。 - 【請求項７】 前記音声認識ステップで音声認識された
文字情報を音声合成し合成した音声を前記電話に送信す
る音声合成ステップを有し、前記音声認識ステップで
は、前記音声合成ステップで音声送信された前記電話の
話し手から確認を受けた音声を文字情報に変換し基地局
へ送信することを特徴とする請求項６記載のメッセージ
伝送方法。 - 【請求項８】 前記音声認識ステップで音声認識された
文字情報の複数の候補を音声合成し合成した複数の候補
の音声を尤度の高い順番で且つ前記電話の話し手の応答
に応じて前記電話に送信する音声合成ステップを有し、
前記音声認識ステップでは、前記音声合成ステップで音
声送信された前記電話の話し手から確認を受けた音声を
文字情報に変換し基地局へ送信することを特徴とする請
求項６記載のメッセージ伝送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9091383A JPH10276462A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | メッセージ伝送システム及びメッセージ伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9091383A JPH10276462A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | メッセージ伝送システム及びメッセージ伝送方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10276462A true JPH10276462A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14024857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9091383A Pending JPH10276462A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | メッセージ伝送システム及びメッセージ伝送方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10276462A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000038808A1 (fr) * | 1998-12-24 | 2000-07-06 | Sony Corporation | Processeur d'informations, dispositif portable, dispositif d'animal de compagnie electronique, support enregistre sur lequel la procedure de traitement des informations est enregistree et procede de traitement des informations |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP9091383A patent/JPH10276462A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000038808A1 (fr) * | 1998-12-24 | 2000-07-06 | Sony Corporation | Processeur d'informations, dispositif portable, dispositif d'animal de compagnie electronique, support enregistre sur lequel la procedure de traitement des informations est enregistree et procede de traitement des informations |
| US6792406B1 (en) | 1998-12-24 | 2004-09-14 | Sony Corporation | Information processing apparatus, portable device, electronic pet apparatus recording medium storing information processing procedures and information processing method |
| KR100751957B1 (ko) * | 1998-12-24 | 2007-08-24 | 소니 가부시끼 가이샤 | 전자페트장치, 정보처리장치 및 정보처리방법 |
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