JPH10276229A - 非同期転送制御方式 - Google Patents
非同期転送制御方式Info
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- JPH10276229A JPH10276229A JP9077713A JP7771397A JPH10276229A JP H10276229 A JPH10276229 A JP H10276229A JP 9077713 A JP9077713 A JP 9077713A JP 7771397 A JP7771397 A JP 7771397A JP H10276229 A JPH10276229 A JP H10276229A
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- buffer
- clock cycle
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 非同期転送制御回路において、データ転送の
高速化を目的とする。 【解決手段】 クロック周期の大きい装置から連続する
クロック周期にわたってバッファ1に書かれたデータW
・DATA(0:32)18が、全てクロック周期の小さ
い装置からR・DATA(0:32)26として読み出さ
れるまでクロック周期の小さい装置に、バッファ1から
のデータ読み出しを要求する信号;DRQ24を出し続
けることを特徴とする。
高速化を目的とする。 【解決手段】 クロック周期の大きい装置から連続する
クロック周期にわたってバッファ1に書かれたデータW
・DATA(0:32)18が、全てクロック周期の小さ
い装置からR・DATA(0:32)26として読み出さ
れるまでクロック周期の小さい装置に、バッファ1から
のデータ読み出しを要求する信号;DRQ24を出し続
けることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非同期転送制御方
式に関し、特に複数のクロック周波数(各クロック間は
非同期)により動作し、バッファを用いて、クロック周
期の大きいブロックからクロック周期の小さいブロック
へデータを転送する回路におけるデータ転送制御方式に
関する。
式に関し、特に複数のクロック周波数(各クロック間は
非同期)により動作し、バッファを用いて、クロック周
期の大きいブロックからクロック周期の小さいブロック
へデータを転送する回路におけるデータ転送制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の非同期転送制御回路は、
例えば公開特許公報;昭63−287136(データ伝
送システム)に示されるように、コンピュータ装置にお
いて、非同期に動作する装置間でのデータ転送の制御に
用いられる。
例えば公開特許公報;昭63−287136(データ伝
送システム)に示されるように、コンピュータ装置にお
いて、非同期に動作する装置間でのデータ転送の制御に
用いられる。
【0003】図3は、従来の非同期転送制御回路の一例
を示すブロック図でる。8Word*32bitの容量
を持つバッファ31は、クロック周期の大きいブロック
からのライトデータを示す32bit幅の信号(以下W
・DATA(0:32)と記す)44、およびクロック周
期の小さいブロックへのリードデータを示す32bit
幅の信号(以下R・DATA(0:32)と記す)49に接
続されている。バッファ31へのデータのライトを制御
するバッファライト制御部50は、データのライト時バ
ッファ31のどのWordにライトすべきかを示すカウ
ンタ(以下WAS(0:3)と記す)36、バッファ31に
データをライトしたことをバッファリード制御部51に
通知する信号(以下WSTRと記す)37を有する。バッ
ファ31に格納されたデータのリードを制御するバッフ
ァリード制御部51は、クロックの乗り移りによる信号
の不安定状態が伝搬するのを回避するためバッファライ
ト制御部50からのWSTR37を2段のF/Fで受け
た後その立ち上がり微分をとった信号(以下WSTDと
記す)46、バッファに何ワードライトされたかを示す
カウンタ(以下WAF(0:3)と記す)41、バッファ3
1の何Word目のデータを前記R・DATA(0:3
2)49に出力するかを示すカウンタ(以下RA(0:3)
と記す)42、WAF(0:3)41とRA(0:3)42
の値を比較する比較器32、リード元へバッファ31か
らのデータのリードを要求する信号(以下DRQと記す)
47を有する。
を示すブロック図でる。8Word*32bitの容量
を持つバッファ31は、クロック周期の大きいブロック
からのライトデータを示す32bit幅の信号(以下W
・DATA(0:32)と記す)44、およびクロック周
期の小さいブロックへのリードデータを示す32bit
幅の信号(以下R・DATA(0:32)と記す)49に接
続されている。バッファ31へのデータのライトを制御
するバッファライト制御部50は、データのライト時バ
ッファ31のどのWordにライトすべきかを示すカウ
ンタ(以下WAS(0:3)と記す)36、バッファ31に
データをライトしたことをバッファリード制御部51に
通知する信号(以下WSTRと記す)37を有する。バッ
ファ31に格納されたデータのリードを制御するバッフ
ァリード制御部51は、クロックの乗り移りによる信号
の不安定状態が伝搬するのを回避するためバッファライ
ト制御部50からのWSTR37を2段のF/Fで受け
た後その立ち上がり微分をとった信号(以下WSTDと
記す)46、バッファに何ワードライトされたかを示す
カウンタ(以下WAF(0:3)と記す)41、バッファ3
1の何Word目のデータを前記R・DATA(0:3
2)49に出力するかを示すカウンタ(以下RA(0:3)
と記す)42、WAF(0:3)41とRA(0:3)42
の値を比較する比較器32、リード元へバッファ31か
らのデータのリードを要求する信号(以下DRQと記す)
47を有する。
【0004】バッファライト制御部50には、ライト元
からのバッファ31へのデータライト要求信号(以下D
WQと記す)43が入力されており、バッファリード制
御部51には、リード元からのデータをリードしたこと
を示す信号(以下DRDと記す)48が入力されている。
からのバッファ31へのデータライト要求信号(以下D
WQと記す)43が入力されており、バッファリード制
御部51には、リード元からのデータをリードしたこと
を示す信号(以下DRDと記す)48が入力されている。
【0005】図4は連続しないデータ転送の場合の一動
作を示すタイムチャート、図5は2クロック連続してデ
ータを転送する場合の一動作を示すタイムチャートであ
る。
作を示すタイムチャート、図5は2クロック連続してデ
ータを転送する場合の一動作を示すタイムチャートであ
る。
【0006】まず、連続しないデータ転送の場合の動作
について図3、図4を用いて説明する。
について図3、図4を用いて説明する。
【0007】クロック周期の大きいブロックがクロック
周期の小さいブロックにデータを転送する場合、ライト
元はDWQ43を1クロックの間”H”レベルにし、W
・DATA(0:32)44にライトするデータの値を出
力する。
周期の小さいブロックにデータを転送する場合、ライト
元はDWQ43を1クロックの間”H”レベルにし、W
・DATA(0:32)44にライトするデータの値を出
力する。
【0008】DWQ43が”H”レベルの時、バッファ
ライト制御部50は、WAS(0:3)36の値が”0”
なのでバッファ31の0Word目にW・DATA
(0:32)44の値(本例ではα)をライトし、WSTR
37を1クロックの間”H”レベルにする。WSTR3
7はバッファリード制御部51に送られる。その後、W
AS(0:3)36を+1カウントアップし値を”1”に
する。
ライト制御部50は、WAS(0:3)36の値が”0”
なのでバッファ31の0Word目にW・DATA
(0:32)44の値(本例ではα)をライトし、WSTR
37を1クロックの間”H”レベルにする。WSTR3
7はバッファリード制御部51に送られる。その後、W
AS(0:3)36を+1カウントアップし値を”1”に
する。
【0009】バッファリード制御部51では、WSTR
37が”H”レベルになったことがWSTD46が”
H”レベルになることにより通知される。これによりバ
ッファリード制御部51では、WAF(0:3)41を+
1カウントアップし値を”1”にする。RA(0:3)4
2の値は”0”なので、比較器32によりWAF(0:
3)41とRA(0:3)42の値が等しくないことを検
出し、DRQ47を”H”レベルにする。R・DATA
(0:32)49には、RA(0:3)42の値”0”が示
す、バッファ31の0Word目の値を出力する。
37が”H”レベルになったことがWSTD46が”
H”レベルになることにより通知される。これによりバ
ッファリード制御部51では、WAF(0:3)41を+
1カウントアップし値を”1”にする。RA(0:3)4
2の値は”0”なので、比較器32によりWAF(0:
3)41とRA(0:3)42の値が等しくないことを検
出し、DRQ47を”H”レベルにする。R・DATA
(0:32)49には、RA(0:3)42の値”0”が示
す、バッファ31の0Word目の値を出力する。
【0010】DRQ47が”H”レベルの時、リード元
はR・DATA(0:32)49のデータ(α)をリード
し、同時にデータをリードしたことを示すDRD48を
1クロックの間”H”レベルにする。
はR・DATA(0:32)49のデータ(α)をリード
し、同時にデータをリードしたことを示すDRD48を
1クロックの間”H”レベルにする。
【0011】DRD48が”H”レベルの時、バッファ
リード制御部51は、RA(0:3)42を+1カウント
アップし値を”1”にする。比較器32によりWAF
(0:3)41とRA(0:3)42の値が等しいことが
検出され、バッファリード制御部51はDRQ47を”
L”レベルにする。
リード制御部51は、RA(0:3)42を+1カウント
アップし値を”1”にする。比較器32によりWAF
(0:3)41とRA(0:3)42の値が等しいことが
検出され、バッファリード制御部51はDRQ47を”
L”レベルにする。
【0012】次に、2クロック連続してデータを転送す
る場合の動作について図3、図5を用いて説明する。
る場合の動作について図3、図5を用いて説明する。
【0013】連続してデータを転送する場合、ライト元
はDWQ43を2クロック間連続して”H”レベルに
し、W・DATA(0:32)44に転送するデータ(本
例ではβ、γ)を出力する。
はDWQ43を2クロック間連続して”H”レベルに
し、W・DATA(0:32)44に転送するデータ(本
例ではβ、γ)を出力する。
【0014】DWQ43が連続して”H”レベルとなっ
た最初のクロックでは、バッファライト制御部50は、
WAS(0:3)36の値が”1”なのでバッファ31の
1Word目にW・DATA(0:32)44の値(β)を
ライトし、WSTR37を1クロック間”H”レベルに
する。そして、WAS(0:3)36を+1カウントアッ
プし値を”2”にする。 連続する次のクロックでは、
バッファライト制御部50は、WAS(0:3)36の値
が”2”なのでバッファ31の2Word目にW・DA
TA(0:32)44の値(γ)をライトし、WSTR37
を1クロック間”H”レベルにする。そして、WAS
(0:3)36を+1カウントアップし値を”3”にす
る。
た最初のクロックでは、バッファライト制御部50は、
WAS(0:3)36の値が”1”なのでバッファ31の
1Word目にW・DATA(0:32)44の値(β)を
ライトし、WSTR37を1クロック間”H”レベルに
する。そして、WAS(0:3)36を+1カウントアッ
プし値を”2”にする。 連続する次のクロックでは、
バッファライト制御部50は、WAS(0:3)36の値
が”2”なのでバッファ31の2Word目にW・DA
TA(0:32)44の値(γ)をライトし、WSTR37
を1クロック間”H”レベルにする。そして、WAS
(0:3)36を+1カウントアップし値を”3”にす
る。
【0015】したがって、WSTR37は2クロック間
連続して”H”レベルになることになる。
連続して”H”レベルになることになる。
【0016】バッファリード制御部51では、WSTR
37が”H”レベルになったことがWSTD46が”
H”レベルになることにより通知される。このとき、W
STD46はWSTR37を2段のF/F(WSTR
(0)38、WSTR(1)39)で受けた後その立ち上が
り微分をとった信号なので、WSTR37が2クロック
間連続して”H”レベルになっていても、WSTD46
は1クロック間しか”H”レベルにならない。したがっ
て、バッファリード制御部51では、バッファ31にデ
ータが1つライトされたように見え、連続してライトさ
れたとは分からない。
37が”H”レベルになったことがWSTD46が”
H”レベルになることにより通知される。このとき、W
STD46はWSTR37を2段のF/F(WSTR
(0)38、WSTR(1)39)で受けた後その立ち上が
り微分をとった信号なので、WSTR37が2クロック
間連続して”H”レベルになっていても、WSTD46
は1クロック間しか”H”レベルにならない。したがっ
て、バッファリード制御部51では、バッファ31にデ
ータが1つライトされたように見え、連続してライトさ
れたとは分からない。
【0017】WSTD46が”H”レベルになったこと
により、バッファリード制御部51は、WAF(0:3)
41を+1カウントアップし値を”2”にする。RA
(0:3)42の値は”1”なので、比較器32によりW
AF(0:3)41とRA(0:3)42の値が等しくない
ことを検出し、DRQ47を”H”レベルにする。R・
DATA(0:32)49には、RA(0:3)42の値”
1”が示す、バッファ31の1Word目の値を出力す
る。
により、バッファリード制御部51は、WAF(0:3)
41を+1カウントアップし値を”2”にする。RA
(0:3)42の値は”1”なので、比較器32によりW
AF(0:3)41とRA(0:3)42の値が等しくない
ことを検出し、DRQ47を”H”レベルにする。R・
DATA(0:32)49には、RA(0:3)42の値”
1”が示す、バッファ31の1Word目の値を出力す
る。
【0018】DRQ47が”H”レベルの時、リード元
はR・DATA(0:32)49のデータ(β)をリード
し、同時にデータをリードしたことを示すDRD48を
1クロックの間”H”レベルにする。
はR・DATA(0:32)49のデータ(β)をリード
し、同時にデータをリードしたことを示すDRD48を
1クロックの間”H”レベルにする。
【0019】DRD48が”H”レベルの時、バッファ
リード制御部51は、RA(0:3)42を+1カウント
アップし値を”2”にする。比較器32によりWAF
(0:3)41とRA(0:3)42の値が等しいことが
検出され、バッファリード制御部51はDRQ47を”
L”レベルにする。
リード制御部51は、RA(0:3)42を+1カウント
アップし値を”2”にする。比較器32によりWAF
(0:3)41とRA(0:3)42の値が等しいことが
検出され、バッファリード制御部51はDRQ47を”
L”レベルにする。
【0020】このように、2クロック連続してデータを
バッファ31にライトした場合、リード元では1つしか
ライトされていないように見え、2つめのデータ(本例
ではγ)がリードされない。
バッファ31にライトした場合、リード元では1つしか
ライトされていないように見え、2つめのデータ(本例
ではγ)がリードされない。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の非同期
転送制御方式は、連続するクロックサイクル毎にデータ
をバッファにライトすると、リードできないデータが生
じるため、連続してバッファにライトすることは不可能
になり、データ転送速度が遅くなってしまうという欠点
があった。
転送制御方式は、連続するクロックサイクル毎にデータ
をバッファにライトすると、リードできないデータが生
じるため、連続してバッファにライトすることは不可能
になり、データ転送速度が遅くなってしまうという欠点
があった。
【0022】本発明の目的は、高速なデータ転送を可能
とする非同期転送制御回路を提供することにある。
とする非同期転送制御回路を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、クロック
周期の大きい装置からクロック周期の小さい装置へデー
タを転送する回路における非同期転送制御方式におい
て、前記クロック周期の大きい装置から連続する該クロ
ック周期にわたって入力されたデータを前記クロック周
期の小さい装置へ転送することを特徴とする。
周期の大きい装置からクロック周期の小さい装置へデー
タを転送する回路における非同期転送制御方式におい
て、前記クロック周期の大きい装置から連続する該クロ
ック周期にわたって入力されたデータを前記クロック周
期の小さい装置へ転送することを特徴とする。
【0024】また、第2の発明は、クロック周期の大き
い装置からクロック周期の小さい装置へデータを転送す
る回路における非同期転送制御方式において、前記クロ
ック周期の大きい装置から連続する該クロック周期にわ
たってバッファに書かれたデータが全て前記クロック周
期の小さい装置から読み出されるまで前記クロック周期
の小さい装置に前記バッファからの前記データの読み出
しを要求する信号を出し続けることを特徴とする。
い装置からクロック周期の小さい装置へデータを転送す
る回路における非同期転送制御方式において、前記クロ
ック周期の大きい装置から連続する該クロック周期にわ
たってバッファに書かれたデータが全て前記クロック周
期の小さい装置から読み出されるまで前記クロック周期
の小さい装置に前記バッファからの前記データの読み出
しを要求する信号を出し続けることを特徴とする。
【0025】さらに、第3の発明は、第2の発明におけ
る前記バッファからの前記データの読み出しを要求する
信号は、前記クロック周期の小さい装置が前記バッファ
から前記データを読み出したことを示す信号を受信する
度にカウントアップされる前記バッファの読み出しアド
レスと、前記クロック周期の大きい装置から前記バッフ
ァにデータが書かれた最後のアドレスの次のアドレスと
等しくなった場合にリセットすることことを特徴とす
る。
る前記バッファからの前記データの読み出しを要求する
信号は、前記クロック周期の小さい装置が前記バッファ
から前記データを読み出したことを示す信号を受信する
度にカウントアップされる前記バッファの読み出しアド
レスと、前記クロック周期の大きい装置から前記バッフ
ァにデータが書かれた最後のアドレスの次のアドレスと
等しくなった場合にリセットすることことを特徴とす
る。
【0026】[作用]連続するクロック毎にデータをバ
ッファにライトした場合でも、バッファにデータをライ
トしたことを示す信号の立ち上がり微分をとった信号
が、ライトした回数だけ”H”レベルとなる。このため
連続してデータをバッファにライトすることが可能とな
り、結果としてデータ転送速度が向上する。
ッファにライトした場合でも、バッファにデータをライ
トしたことを示す信号の立ち上がり微分をとった信号
が、ライトした回数だけ”H”レベルとなる。このため
連続してデータをバッファにライトすることが可能とな
り、結果としてデータ転送速度が向上する。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。8Word*32bitの容量を持つバッフ
ァ1は、クロック周期の大きいブロックからのライトデ
ータを示す32bit幅の信号(以下W・DATA(0:
32)と記す)18、およびクロック周期の小さいブロッ
クへのリードデータを示す32bit幅の信号(以下R
・DATA(0:32)と記す)26に接続されている。
バッファ1へのデータのライトを制御するバッファライ
ト制御部27は、データのライト時バッファ1のどのW
ordにライトすべきかを示すカウンタ(以下WAS
(0:3)と記す)6、バッファ1にデータをライトした
ことをバッファリード制御部28に通知する2つの信号
(以下WSTA,WSTBと記す)19,20、WSTA
19,WSTB20を1度F/Fで受けた信号(以下W
STRA,WSTRBと記す)7,8を有する。WST
A19およびWSTB20は、WAS(0:3)6の最下
位bitの値によりどちらか一方を選択して使用され、
WAS(0:3)6の最下位bitの値が”L”レベルな
らWSTA19が、”H”レベルならWSTB20が選
択される。
図である。8Word*32bitの容量を持つバッフ
ァ1は、クロック周期の大きいブロックからのライトデ
ータを示す32bit幅の信号(以下W・DATA(0:
32)と記す)18、およびクロック周期の小さいブロッ
クへのリードデータを示す32bit幅の信号(以下R
・DATA(0:32)と記す)26に接続されている。
バッファ1へのデータのライトを制御するバッファライ
ト制御部27は、データのライト時バッファ1のどのW
ordにライトすべきかを示すカウンタ(以下WAS
(0:3)と記す)6、バッファ1にデータをライトした
ことをバッファリード制御部28に通知する2つの信号
(以下WSTA,WSTBと記す)19,20、WSTA
19,WSTB20を1度F/Fで受けた信号(以下W
STRA,WSTRBと記す)7,8を有する。WST
A19およびWSTB20は、WAS(0:3)6の最下
位bitの値によりどちらか一方を選択して使用され、
WAS(0:3)6の最下位bitの値が”L”レベルな
らWSTA19が、”H”レベルならWSTB20が選
択される。
【0029】バッファ1に格納されたデータのリードを
制御するバッファリード制御部28は、クロックの乗り
移りによる信号の不安定状態が伝搬するのを回避するた
めバッファライト制御部27からのWSTRA7,WS
TRB8を各々2段のF/Fで受けた後その立ち上がり
微分をとった信号(以下WSTDA,WSTDBと記す)
21,22、WSTDA21とWSTDB22のORを
とった信号(以下WSTDと記す)23、バッファ1に何
Wordライトされたかを示すカウンタ(以下WAF
(0:3)と記す)15、バッファ1の何Word目のデ
ータを前記R・DATA(0:32)26に出力するかを
示すカウンタ(以下RA(0:3)と記す)16、WAF
(0:3)15とRA(0:3)16の値を比較する比較器
2、リード元へバッファ1からのデータのリードを要求
する信号(以下DRQと記す)24を有する。バッファラ
イト制御部27には、ライト元からのバッファ1へのデ
ータライト要求信号(以下DWQと記す)17が入力され
ており、バッファリード制御部28には、リード元から
のデータをリードしたことを示す信号(以下DRDと記
す)25が入力されている。
制御するバッファリード制御部28は、クロックの乗り
移りによる信号の不安定状態が伝搬するのを回避するた
めバッファライト制御部27からのWSTRA7,WS
TRB8を各々2段のF/Fで受けた後その立ち上がり
微分をとった信号(以下WSTDA,WSTDBと記す)
21,22、WSTDA21とWSTDB22のORを
とった信号(以下WSTDと記す)23、バッファ1に何
Wordライトされたかを示すカウンタ(以下WAF
(0:3)と記す)15、バッファ1の何Word目のデ
ータを前記R・DATA(0:32)26に出力するかを
示すカウンタ(以下RA(0:3)と記す)16、WAF
(0:3)15とRA(0:3)16の値を比較する比較器
2、リード元へバッファ1からのデータのリードを要求
する信号(以下DRQと記す)24を有する。バッファラ
イト制御部27には、ライト元からのバッファ1へのデ
ータライト要求信号(以下DWQと記す)17が入力され
ており、バッファリード制御部28には、リード元から
のデータをリードしたことを示す信号(以下DRDと記
す)25が入力されている。
【0030】図2は、本発明における一動作を示すタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【0031】まず、連続しないデータ転送の場合の動作
について説明する。
について説明する。
【0032】クロック周期の大きいブロックからクロッ
ク周期の小さいブロックにデータを転送する場合、ライ
ト元はDWQ17を”H”レベルにし、同時にW・DA
TA(0:32)18にライトするデータの値を出力す
る。
ク周期の小さいブロックにデータを転送する場合、ライ
ト元はDWQ17を”H”レベルにし、同時にW・DA
TA(0:32)18にライトするデータの値を出力す
る。
【0033】DWQ17が”H”レベルの時、バッファ
ライト制御部27は、WAS(0:3)6の値が”0”な
のでバッファ1の0Word目にW・DATA(0:3
2)18の値(本例ではα)をライトし、WAS(0:3)
6の最下位bitが”L”レベルなのでWSTA19を
選択し、1クロック間”H”レベルにする。WSTA1
9の値は一度F/Fで受けられた後、WSTRA7とし
てバッファリード制御部28に送られる。その後、WA
S(0:3)6を+1カウントアップし値を”1”にす
る。
ライト制御部27は、WAS(0:3)6の値が”0”な
のでバッファ1の0Word目にW・DATA(0:3
2)18の値(本例ではα)をライトし、WAS(0:3)
6の最下位bitが”L”レベルなのでWSTA19を
選択し、1クロック間”H”レベルにする。WSTA1
9の値は一度F/Fで受けられた後、WSTRA7とし
てバッファリード制御部28に送られる。その後、WA
S(0:3)6を+1カウントアップし値を”1”にす
る。
【0034】バッファリード制御部28では、WSTR
A7が”H”レベルになったことがWSTDA21が”
H”レベルになることにより通知される。これによりW
STD23が”H”レベルになり、その後WAF(0:
3)15も+1カウントアップし値を”1”にする。R
A(0:3)16の値は”0”なので、比較器2によりW
AF(0:3)15とRA(0:3)16の値が等しく無い
ことを検出し、DRQ24を”H”レベルにする。R・
DATA(0:32)26には、RA(0:3)16の値”
0”が示す、バッファ1の0Word目の値を出力す
る。
A7が”H”レベルになったことがWSTDA21が”
H”レベルになることにより通知される。これによりW
STD23が”H”レベルになり、その後WAF(0:
3)15も+1カウントアップし値を”1”にする。R
A(0:3)16の値は”0”なので、比較器2によりW
AF(0:3)15とRA(0:3)16の値が等しく無い
ことを検出し、DRQ24を”H”レベルにする。R・
DATA(0:32)26には、RA(0:3)16の値”
0”が示す、バッファ1の0Word目の値を出力す
る。
【0035】DRQ24が”H”レベルの時、リード元
はR・DATA(0:32)26の値をリードし、同時に
データをリードしたことを示すDRD25を1クロック
間”H”レベルにする。
はR・DATA(0:32)26の値をリードし、同時に
データをリードしたことを示すDRD25を1クロック
間”H”レベルにする。
【0036】DRD25が”H”レベルのとき、バッフ
ァリード制御部28は、RA(0:3)16を+1カウン
トアップし値を”1”にする。比較器2によりWAF
(0:3)15とRA(0:3)16の値が等しいことが検
出され、バッファリード制御部28はDRD24を”
L”レベルにする。
ァリード制御部28は、RA(0:3)16を+1カウン
トアップし値を”1”にする。比較器2によりWAF
(0:3)15とRA(0:3)16の値が等しいことが検
出され、バッファリード制御部28はDRD24を”
L”レベルにする。
【0037】次に、2クロック連続してデータを転送す
る場合の動作について説明する。
る場合の動作について説明する。
【0038】連続してデータを転送する場合、ライト元
はDWQ17を2クロック間連続して”H”レベルに
し、W・DATA(0:32)18に転送するデータ(本
例ではβ、γ)を出力する。
はDWQ17を2クロック間連続して”H”レベルに
し、W・DATA(0:32)18に転送するデータ(本
例ではβ、γ)を出力する。
【0039】DWQ17が連続して”H”レベルとなっ
た最初のクロックでは、バッファライト制御部27は、
WAS(0:3)6の値が”1”なのでバッファ1の1W
ord目にW・DATA(0:32)18の値(β)をライ
トし、WAS(0:3)6の最下位bitが”H”レベル
なのでWSTB20を選択し、1クロック間”H”レベ
ルにする。そして、WAS(0:3)6を+1カウントア
ップし値を”2”にする。
た最初のクロックでは、バッファライト制御部27は、
WAS(0:3)6の値が”1”なのでバッファ1の1W
ord目にW・DATA(0:32)18の値(β)をライ
トし、WAS(0:3)6の最下位bitが”H”レベル
なのでWSTB20を選択し、1クロック間”H”レベ
ルにする。そして、WAS(0:3)6を+1カウントア
ップし値を”2”にする。
【0040】連続する次のクロックでは、バッファライ
ト制御部27は、WAS(0:3)6の値が”2”なので
バッファ1の2Word目にW・DATA(0:32)1
8の値(γ)をライトし、WAS(0:3)6の最下位bi
tが”L”レベルなのでWSTA19を選択し、1クロ
ック間”H”レベルにする。そして、WAS(0:3)6
を+1カウントアップし値を”3”にする。
ト制御部27は、WAS(0:3)6の値が”2”なので
バッファ1の2Word目にW・DATA(0:32)1
8の値(γ)をライトし、WAS(0:3)6の最下位bi
tが”L”レベルなのでWSTA19を選択し、1クロ
ック間”H”レベルにする。そして、WAS(0:3)6
を+1カウントアップし値を”3”にする。
【0041】バッファリード制御部28では、最初WS
TB20が”H”レベルになったことがWSTDB22
が”H”レベルになることにより通知され、その後にW
STA19が”H”レベルになったことがWSTDA2
1が”H”レベルになることにより通知される。これに
よりWSTDA21とWSTDB22のOR信号である
WSTD23は、2クロック間”H”レベルになり、バ
ッファリード制御部28は、WAF(0:3)15を+1
ずつカウントアップし値を”3”にする。
TB20が”H”レベルになったことがWSTDB22
が”H”レベルになることにより通知され、その後にW
STA19が”H”レベルになったことがWSTDA2
1が”H”レベルになることにより通知される。これに
よりWSTDA21とWSTDB22のOR信号である
WSTD23は、2クロック間”H”レベルになり、バ
ッファリード制御部28は、WAF(0:3)15を+1
ずつカウントアップし値を”3”にする。
【0042】その後の動作は、前記連続しないデータ転
送の場合の動作と同様である。
送の場合の動作と同様である。
【0043】
【発明の効果】上述したように、本発明により、連続す
るクロックサイクル毎にデータをバッファにライトする
ことが可能となり、従来より高速なデータ転送が可能と
なる効果がある。
るクロックサイクル毎にデータをバッファにライトする
ことが可能となり、従来より高速なデータ転送が可能と
なる効果がある。
【図1】本発明の非同期転送制御回路の一構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明の動作を示すタイムチャートである。
【図3】従来の非同期転送制御回路の一構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】従来の連続しないデータ転送時の動作を示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図5】従来の連続するデータ転送時の動作を示すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
1 バッファ 2 比較器 6 WAS(0:3) 7 WSTRA 8 WSTRB 9,11,13 WSTRA(0,1,2) 10,12,14 WSTRB(0,1,2) 15 WAF(0:3) 16 RA(0:3) 17 DWQ 18 W・DATA(0:32) 19 WSTA 20 WSTB 21 WSTDA 22 WSTDB 23 WSTD 24 DRQ 25 DRD 26 R・DATA(0:32) 27 バッファライト制御部 28 バッファリード制御部 31 バッファ 32 比較器 36 WAS(0:3) 37 WSTR 38,39,40 WSTR(0,1,2) 41 WAF(0:3) 42 RA(0:3) 43 DWQ 44 W・DATA(0:32) 46 WSTD 47 DRQ 48 DRD 49 R・DATA(0:32) 50 バッファライト制御部 51 バッファリード制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 クロック周期の大きい装置からクロック
周期の小さい装置へデータを転送する回路における非同
期転送制御方式において、前記クロック周期の大きい装
置から連続する該クロック周期にわたって入力されたデ
ータを前記クロック周期の小さい装置へ転送することを
特徴とし、従来より高速なデータ転送を可能とする非同
期転送制御方式。 - 【請求項2】 クロック周期の大きい装置からクロック
周期の小さい装置へデータを転送する回路における非同
期転送制御方式において、前記クロック周期の大きい装
置から連続する該クロック周期にわたってバッファに書
かれたデータが全て前記クロック周期の小さい装置から
読み出されるまで前記クロック周期の小さい装置に前記
バッファからの前記データの読み出しを要求する信号を
出し続けることを特徴とする非同期転送制御方式。 - 【請求項3】 前記バッファからの前記データの読み出
しを要求する信号は、前記クロック周期の小さい装置が
前記バッファから前記データを読み出したことを示す信
号を受信する度にカウントアップされる前記バッファの
読み出しアドレスと、前記クロック周期の大きい装置か
ら前記バッファにデータが書かれた最後のアドレスの次
のアドレスと等しくなった場合にリセットすることを特
徴とする請求項2記載の非同期転送制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07771397A JP3256464B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 非同期転送制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07771397A JP3256464B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 非同期転送制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10276229A true JPH10276229A (ja) | 1998-10-13 |
JP3256464B2 JP3256464B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=13641541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07771397A Expired - Fee Related JP3256464B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 非同期転送制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3256464B2 (ja) |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP07771397A patent/JP3256464B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3256464B2 (ja) | 2002-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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