JPH10275721A - マグネットロール - Google Patents

マグネットロール

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Publication number
JPH10275721A
JPH10275721A JP7782797A JP7782797A JPH10275721A JP H10275721 A JPH10275721 A JP H10275721A JP 7782797 A JP7782797 A JP 7782797A JP 7782797 A JP7782797 A JP 7782797A JP H10275721 A JPH10275721 A JP H10275721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
magnetic flux
flux density
axial direction
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7782797A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Iwai
雅治 岩井
Kikuo Shimazu
喜久雄 島津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOCHIGI KANEKA KK
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
TOCHIGI KANEKA KK
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOCHIGI KANEKA KK, Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical TOCHIGI KANEKA KK
Priority to JP7782797A priority Critical patent/JPH10275721A/ja
Publication of JPH10275721A publication Critical patent/JPH10275721A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像濃度を均一にし、マグネット
端部での現像剤こぼれを防止することができるマグネッ
トロールを提供しようとするものである。 【解決手段】 本発明は、マグネット1の両端からシャ
フト2の一部を突出させて回転支持部としたマグネット
ロールであって、マグネット1の軸心方向の磁束密度パ
ターンを、軸心方向の中央部付近に磁束密度のピーク値
を位置させるとともに、両端部にかけて漸減するように
形成し、軸心方向の両端部にある画像領域端の磁束密度
の値を、ピーク値の80〜99%に設定したことを特徴
とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やファクシミ
リ、更にはレーザープリンター等に組み込まれるマグネ
ットロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常のマグネットロールは、マグネット
の両端からシャフトの一部を突出させて回転支持部と
し、シャフトをマグネットと同一材料又は異種材料とし
たものがある。かかるマグネットロールにおける軸心方
向の磁束密度パターンは、図3(a)に示すように、マ
グネットの一方の端部から他方の端部へ向けて磁束密度
が漸減したり、逆に、図3(b)に示すように、マグネ
ットの一方の端部から他方の端部へ向けて磁束密度が漸
増したり、また、図3(c)に示すように、中央部の磁
束密度が一定であってもエッジ効果等の影響で端部付近
の磁束密度が高くなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のマグネ
ットロールであると、例えば図3(a)及び図3(b)
の磁束密度パターンを有する場合には、現像剤のかたよ
りが発生し、画像濃度ムラの原因となり、また、図3
(c)の磁束密度パターンを有する場合には、マグネッ
ト端部で、現像剤が連れ回り現像剤のこぼれや紙面汚れ
の原因になるといった問題点があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述したような
従来技術の問題点を解消し、画像濃度を均一にし、マグ
ネット端部での現像剤こぼれを防止することができるマ
グネットロールを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のマグネットロールは、マグネットの両端から
シャフトの一部を突出させて回転支持部としたマグネッ
トロールであって、マグネットの軸心方向の磁束密度パ
ターンを、軸心方向の中央部付近に磁束密度のピーク値
を位置させるとともに、両端部にかけて漸減するように
形成し、軸心方向の両端部にある画像領域端の磁束密度
の値を、ピーク値の80〜99%に設定したことを特徴
とするものである。
【0006】また、マグネットの両端部にある画像領域
端の磁束密度の値を、ピーク値の90〜98%に設定す
る方が好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明のマグネットロールを具体化した実施の形態につ
いて説明する。図1は、本発明に係る実施の形態のマグ
ネットロールの斜視図であり、図2は、同じくマグネッ
トロールの軸心方向の磁束密度パターンである距離と磁
束密度の関係を示すグラフである。マグネットロールA
は、図1に示すように、マグネット1の両端からシャフ
ト2の一部を突出させて回転支持部とし、シャフトをマ
グネットと同一材料又は異種材料としたものであり、図
2に示すように、マグネット1の軸心方向の磁束密度パ
ターンを、軸心方向の中央部付近に磁束密度のピーク値
を位置させるとともに、両端部にかけて漸減するように
形成し、軸心方向の両端部にある画像領域端の磁束密度
の値(図2中、P2値及びP3値)を、ピーク値(図2
中、P1値)の80〜99%に設定したものである。即
ち、関係式で表すと、 0.8×P1値≦P2値(P3値)≦0.99×P1値 となる。
【0008】次に、このように上述したマグネットロー
ルAにおけるマグネット1の軸心方向の磁束密度パター
ンを形成する方法について述べる。射出成形では、マグ
ネットを配向或いは着磁する場合において、配向ヨーク
或いは着磁ヨークとマグネット1との間隔を、中央部か
ら両端部にかけて漸増させたり、またマグネット1の外
径を、中央部から両端部にかけて漸減させることによ
り、上述した磁束密度パターンを有するマグネットロー
ルAを製造することができる。押し出し成形では、後工
程でマグネット1の中央部から両端部にかけて減磁した
り、またマグネット1の外径が中央部から両端部にかけ
て縮径されるように切削加工することにより、上述した
磁束密度パターンを有するマグネットロールAを製造す
ることができる。
【0009】このように本実施の形態のマグネットロー
ルAによれば、マグネット1の軸心方向の磁束密度パタ
ーンが、中央部付近から両端部である画像領域両端にか
けて穏やかに変化しているので、現像剤の偏りは発生せ
ず、濃度ムラを防止することができ、またマグネット1
の端部では現像剤の穂が中央部側に緩やかに傾くので、
現像剤のこぼれを防止することができる。特に、マグネ
ット1の軸心方向の両端部にある画像領域端の磁束密度
の値(図2中、P2値及びP3値)を、ピーク値(図2
中、P1値)の90〜98%に設定する方が、磁束密度
パターンがより穏やかな曲線を描くこととなるので、よ
り効果的である。即ち、関係式で表すと、 0.9×P1値≦P2値(P3値)≦0.98×P1値 となる。
【0010】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、次に記
載する作用及び効果を奏する。本発明に係るマグネット
ロールによれば、マグネットの軸心方向の磁束密度パタ
ーンが、中央部付近から両端部である画像領域両端にか
けて穏やかに変化しているので、現像剤の偏りは発生せ
ず、濃度ムラを防止することができ、またマグネットの
端部では現像剤の穂が中央部側に緩やかに傾くので、現
像剤のこぼれを防止することができる。特に、マグネッ
トの軸心方向の両端部にある画像領域端の磁束密度の値
を、ピーク値の90〜98%に設定する方が、磁束密度
パターンがより穏やかな曲線を描くこととなるので、よ
り効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態のマグネットロール
の斜視図
【図2】 同じくマグネットロールの軸心方向の磁束密
度パターンである距離と磁束密度の関係を示すグラフ
【図3】 (a)従来のマグネットロールの軸心方向の
磁束密度パターンである距離と磁束密度の関係を示すグ
ラフ (b)他の従来のマグネットロールの軸心方向の磁束密
度パターンである距離と磁束密度の関係を示すグラフ (c)他の従来のマグネットロールの軸心方向の磁束密
度パターンである距離と磁束密度の関係を示すグラフ
【符号の説明】
A マグネットロール 1 マグネット 2 シャ
フト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットの両端からシャフトの一部を
    突出させて回転支持部としたマグネットロールであっ
    て、マグネットの軸心方向の磁束密度パターンを、軸心
    方向の中央部付近に磁束密度のピーク値を位置させると
    ともに、両端部にかけて漸減するように形成し、軸心方
    向の両端部にある画像領域端の磁束密度の値を、ピーク
    値の80〜99%に設定したことを特徴とするマグネッ
    トロール。
  2. 【請求項2】 マグネットの両端部にある画像領域端の
    磁束密度の値を、ピーク値の90〜98%に設定した請
    求項1記載のマグネットロール。
JP7782797A 1997-03-28 1997-03-28 マグネットロール Pending JPH10275721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7782797A JPH10275721A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 マグネットロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7782797A JPH10275721A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 マグネットロール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10275721A true JPH10275721A (ja) 1998-10-13

Family

ID=13644882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7782797A Pending JPH10275721A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 マグネットロール

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JP (1) JPH10275721A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013058905A1 (en) * 2011-10-21 2013-04-25 Eastman Kodak Company Development roller with increasing magnetic field

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20041124

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050628

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051025