JPH10275695A - プラズマ装置へのガス供給方法及びプラズマ処理装置並びにイオンビーム装置 - Google Patents

プラズマ装置へのガス供給方法及びプラズマ処理装置並びにイオンビーム装置

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JPH10275695A
JPH10275695A JP9095112A JP9511297A JPH10275695A JP H10275695 A JPH10275695 A JP H10275695A JP 9095112 A JP9095112 A JP 9095112A JP 9511297 A JP9511297 A JP 9511297A JP H10275695 A JPH10275695 A JP H10275695A
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gas
chamber
pipe
piping
gas cylinder
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JP9095112A
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Takashi Mikami
隆司 三上
Masahiko Okumura
正彦 奥村
Masato Takahashi
正人 高橋
Kiyoshi Ogata
潔 緒方
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高電位にあるイオン源に、ガスボンベから原
料ガスを供給するガス供給系において酸素や不純物ガス
が混入することなく供給できるようにした安価安全なガ
ス供給装置を与えること。 【構成】 接地電位にあるガスボンベと高電位にあるチ
ャンバとを金属配管と絶縁配管によって接続し絶縁配管
は真空室によって大気から隔離するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高電位に設置され
るプラズマ化のためのチャンバにガスを供給する手段及
びプラズマ装置、イオンビーム装置に関する。ガスをプ
ラズマ化しこれに電圧を掛けて加速しイオンビームある
いはイオンビームの束(イオンシャワー)にする装置と
して、イオン注入装置、イオンドーピング装置、などが
ある。一括してイオンビーム装置とここでは呼ぶことに
する。さらにプラズマにするがこれをビームにしないで
そのまま試料に照射する装置もある。これらはプラズマ
装置とここでは呼ぶことにする。
【0002】これらは励起源(イオン源)や、電圧の高
さ、ガスの種類などパラメータはさまざまである。励起
源はフィラメントによるもの、マイクロ波によるもの、
高周波によるものなどがある。いずれにしてもイオン源
の部分には高電圧が印加される。だから原料ガスは高電
圧のチャンバに供給されなければならない。つまりガス
配管は最終的に高電圧のチャンバに接続されなければな
らない。ところがガスボンベは接地電位にあるほうが何
かと便利である。
【0003】
【従来の技術】従来は、ガスボンベから高電位が印加さ
れる部分にガスを供給する場合、ふたつの形態が有り得
た。高電位にボンベを置くものと、接地電位にボンベを
置くものである。それぞれについて述べる。
【0004】 高電位ボンベ方式…ガスボンベを高電
位に設置する。こうするとガスボンベと高電圧チャンバ
の絶縁の問題が起こらない。図4によって、高電圧ボ
ンベ方式を説明する。これはフィラメントタイプのイオ
ン源を用いた装置の例である。真空に引くことのできる
チャンバ1には熱によって電子を発生するフィラメント
2が設けられる。これは絶縁物の電流導入端子3を介し
てフィラメント電源4につながる。フィラメント電源4
自体が加速電源6によって高電圧に保持される。フィラ
メント2はカソードであって、チャンバ1自体がアノー
ドになる。その間にはイオン源電源5によって電圧が印
加されている。イオン源チャンバ1の出口には3枚の有
孔電極7、8、9が絶縁碍子10によって互いに絶縁さ
れて設けられる。処理室12には試料11が置かれてお
りここへ加速されたイオンビームが注入される。チャン
バ1や処理室12は真空ポンプ13によって真空に引か
れている。
【0005】原料ガスのガスボンベ14自体が高電圧の
部分に設置される。ボンベ14からステンレスパイプ1
5によって流量制御器16につながる。流量制御器16
は他のステンレスパイプ17によってイオン源チャンバ
1のガス入口18に接続される。フィラメント2は加熱
されて熱電子を発生する。チャンバ1が正にフィラメン
ト2が負にバイアスされているからアーク放電が起こ
る。アーク放電によって電子が加速され分子を電離しプ
ラズマを生成する。ガスボンベ自体が高電位架台に載っ
ておりチャンバと同電位であるからステンレスパイプに
よってチャンバとガスボンベをつなぐことができる。パ
イプ内のガス濃度が低くなっても差し支えない。
【0006】 接地電位ボンベ方式…ガスボンベを接
地電位として、ガスボンベと高電位が印加される部分と
の配管にセラミック、テフロン(商品名)などの配管を
用いて大気中で絶縁する。この場合、流量制御器を接地
電位とする場合、流量制御器と高電位部の間、つまり低
ガス圧の部分で絶縁される。流量制御器を高電位とする
場合はガスボンベと流量制御器の間で絶縁される。図5
によってガスボンベを接地するタイプのものを説明す
る。これは同じ形式のイオン源、処理室を示している。
ガス供給系の相違を明確にするためである。ガスボンベ
14が大地(接地)電位にある。通常はガスボンベを収
容する空間は大地である。一方イオン源の方は高電位に
あるから、途中の配管で絶縁しなければならない。流量
制御器16とガスボンベ14の間はステンレス配管20
によって接続されている。流量制御器16も大地電位で
ある。流量制御器16とイオン源チャンバ1の間には絶
縁チューブ21が設けられる。例えばテフロンのチュー
ブなどを使う。ガスはテフロンチューブ21の中を進み
チャンバ1に入る。絶縁チューブ21によって、大地電
位のボンベや流量制御器と、高電圧のチャンバ1が絶縁
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法高電位ボ
ンベ方式、接地電位ボンベ方式にはそれぞれ未だなお
欠点がある。の場合ガス供給装置の全体を高電位に設
置するために、高電圧架台のスぺースを広げなくてはな
らない。装置が大がかりで複雑になり、高コストになっ
てしまう。それだけではない。高電圧架台を広くするの
は難しいので、架台に収容できるガスボンベの容量が限
られる。しかも高電圧架台に載っているからボンベが空
になっても簡単には交換することができない。一旦注入
操作を終了し電圧を下げてからボンベを交換する必要が
ある。操作性が良くないという問題もある。
【0008】の場合、絶縁体であるセラミックやテフ
ロンチューブで高電圧部と大地部が絶縁される。しかし
絶縁配管は一般に金属配管のような信頼性に欠ける。衝
撃疲労等によってセラミックチューブの場合微小な亀
裂、罅が入ることがある。微小クラックが発生するとチ
ューブからガスのリークが起こる。テフロンの場合は空
気がテフロンを透過することがある。リークは双方向に
起こる可能性がある。チューブが大気圧より圧力が低い
場合特にクラックから空気中の成分がガス配管に入り込
む。テフロンチューブで絶縁する場合は、酸素がテフロ
ンチューブを透過しガス配管に入り込み、処理特性に酸
素が悪影響を及ぼす。反対に毒性の強いガスを使う場合
セラミック、テフロンチューブから洩れて、外気に滲み
出るという恐れもある。
【0009】プラズマ発生装置などの、ガス供給装置と
高電位部とを結合する配管系において安価に高電位部と
接地電位部を絶縁できるようにしたガス供給方法を提供
することが本発明の第1の目的である。ガス供給装置と
高電位部を結合するガス配管系において不純物ガスが混
入しないようにしたガス供給方法を提供することが本発
明の第2の目的である。ガス供給装置と高電位部を結合
する配管系において真空中で放電が起こらないようにし
たガス供給方法を提供することが本発明の第3の目的で
ある。高電位にあるプラズマ発生装置と接地電位にある
ガスボンベとからなり、不純物ガスが配管に混入しない
ようにしたプラズマ発生装置を提供することが本発明の
第4の目的である。高電位にあるイオン源と、イオンビ
ームとして引き出したものを試料に照射する処理室と接
地電位にあるガスボンベとよりなり不純物ガスが配管に
入らないようにしたイオンビーム装置を提供することが
本発明の第5の目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のガス供給方法
は、ガスボンベは接地電位にし、ガスボンベから高電位
のチャンバにいたる配管の途中に絶縁配管を設け、絶縁
配管を真空室の内部に収容する。単に絶縁配管を介在さ
せるだけなら図5のものと異ならないが、そうではな
い。絶縁配管を真空室によって覆い外界から隔離するの
である。つまり接地電位のガスボンベ−流量制御器−真
空中の絶縁配管−処理室という風に配管系を設ける。絶
縁配管の前後の空気中の配管は導体のパイプ(例えばス
テンレス)とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のガス供給方法は、接地電
位にあるガスボンベと高電位にあるチャンバとを金属配
管と絶縁配管によって接続し絶縁配管は真空室によって
大気から隔離するようにしている。絶縁配管の前後の空
気中の配管は導体のパイプ(例えばステンレス)とす
る。だから信頼性が高くひび割れなどが起こらず漏れが
ない。空気中の酸素や不純物がガスに混入するというこ
とはない。絶縁パイプはセラミックやテフロンなど材料
が限定され罅割れ、クラック発生、透過による漏れの可
能性もある。しかし本発明においては絶縁配管は真空中
に収めてあるから問題はない。ひび割れがあっても大気
中の酸素がパイプから侵入するというような事はない。
酸素以外の不純物のガスへの混入をも防ぐ事ができる。
さらにガスボンベを接地電位にもうけるからガスボンベ
収容のための特別の装置が不要である。広いスペースを
与えることができ安価なガス供給系となる。またガスボ
ンベの交換が容易である。
【0012】本発明の思想はそういうところにあるが流
量制御器を配管中に設ける場合はさらに工夫をすること
ができる。流量制御器はガス流量を制御するものであ
る。これは所定のガス流量だけを流すための弁装置であ
るが流量を制限するので上流側では圧力が高く、下流側
では圧力が低くなる。配管中に、絶縁配管があるので、
流量制御器と、絶縁配管のどちらを先行させるか?とい
う問題がある。ボンベ−流量制御器−絶縁配管−高電位
部という第1の配置と、ボンベ−絶縁配管−流量制御器
−高電位部という第2の配置が可能である。
【0013】第1の配置は、流量制御器が大地電位にあ
るので流量制御器の操作が簡単である。しかし流量制御
器によってガス圧が低下するが、ガス圧の低い部分に絶
縁配管を設けている。ガス圧が低いところで絶縁配管の
前後に高い電圧が掛かっているから放電が起こり易いと
いう問題がある。第2の配置は、流量制御器を通る前の
高いガス圧力において絶縁配管を設ける。ガス圧が高い
から絶縁配管の前後の金属パイプ間で放電が起こりにく
い。反面、流量制御器が高電位にあるから操作性が悪
い。しかし流量制御器を直接に手動操作せず遠隔操作す
るようにすればこの難点を克服できる。
【0014】
【実施例】
(1) ボンベ−流量制御器−絶縁配管−高電位部の実
施例 流量制御器の下流側に絶縁配管を設ける第1の配置の実
施例を図1によって説明する。イオン源チャンバ1には
フィラメント2が設けられる。これは絶縁体の導入端子
3を介して外部のフィラメント電源4に接続される。フ
ィラメント2はカソード、チャンバ1壁面がアノードに
なるようにアーク電源5が設けられる。チャンバ1の電
位を高電位にしイオンビームに加速電圧を与える加速電
源6が大地電位とフィラメント間に設けられる。導入さ
れたガスはアーク放電によってプラズマとなる。イオン
源チャンバ1の出口には有孔平板状の加速電極7、減速
電極8、接地電極9が設けられる。これらの電極からプ
ラズマがイオンビームとして引き出される。処理室12
には試料11が置かれておりイオンビームが試料面に照
射される。試料室12とイオン源1は真空ポンプ13に
よって真空に引かれている。
【0015】原料ガスのボンベ14は接地電位にある。
流量制御器16も接地電位にある。流量制御器16と高
電位のチャンバ1との間に真空槽26が新たに設けられ
る。真空槽26は排気管25によって真空ポンプ13に
つながれ、これによって真空に引かれている。真空槽2
6は別異のポンプによって真空に引いてもよい。真空槽
26の内部には絶縁物の配管27が設けられる。ガスボ
ンベ14と流量制御器16は金属製例えばステンレスの
配管28によってつながれる。流量制御器16から延び
る金属配管29は真空槽26に入りここで絶縁物配管2
7につながる。真空槽26の中で配管の一部が絶縁物に
なっているということが重要である。絶縁配管は例えば
テフロン、セラミックなどのチューブである。真空槽2
6の出口側は、絶縁物30によって絶縁された蓋31に
よって閉じられる。絶縁物配管27は金属配管32に真
空槽26中でつながっている。金属配管32は蓋31の
穴を通り、外部に出てガス入口18においてチャンバ1
につながる。
【0016】この実施例では流量制御器は大地電位にあ
り、真空槽も大地電位(接地電位)にある。絶縁物配管
27の上流側は接地電位、下流側は高電位である。真空
槽は真空に引かれており外部の圧力の方がパイプ内部圧
力よりも低い。たとえ絶縁配管に罅や亀裂があっても外
部から配管に酸素やその他の不純物が入り込むというこ
とがない。原料ガスが空気中の酸素、水蒸気その他の成
分によって汚染されない。反対に有毒のガスがチューブ
から漏れても真空ポンプに吸引され除害装置(図示しな
い)による処理を受けるので作業環境を損なわない。ま
た流量制御器が大地電位であるから流量制御器の操作が
容易であるという利点がある。
【0017】(2) ボンベ−絶縁配管−流量制御器−
高電位部の実施例 絶縁配管の下流側に流量制御器を設ける第2の配置の実
施例を図2によって説明する。イオン源チャンバ1や処
理室12の構成は図1と同じものを図示している。図1
の例と異なる点は、真空槽と流量制御器の順序である。
流量制御器16がこの例では真空槽36、絶縁物配管3
7の下流側にある。真空槽36の内部に絶縁物配管37
をもうけるのであるが、これが直接に金属配管35によ
ってガスボンベ14につながれている。真空槽36の出
口側には蓋38が絶縁物39によって絶縁されて設けら
れる。絶縁物配管37からでているステンレスなど金属
配管40が流量制御器16につながる。流量制御器16
から金属配管42がイオン源チャンバ1のガス入口18
に延びている。
【0018】この実施例は流量制御器が高電位にある。
流量制御器は高圧のガスを低圧にすることによって所望
の流量だけを通すものである。これより下流側のガス圧
が低くなる。ガス圧が低いと放電が起こり易い。この例
では絶縁物配管が流量制御器の上流側にあってガス圧が
高い。ガス圧が高いので絶縁物配管の上下流間で放電が
起こりにくい。つまりガス圧を下げ放電の発生を誘起し
やすい流量制御器を絶縁物配管の下流側に追いやること
によって絶縁物配管での放電を効果的に抑制しているの
である。それではどれほどのガス圧があれば放電を抑制
できるのか?約100Torrあれば放電が起こりにく
いということを本発明者は確かめた。流量制御器によっ
て流量を絞る前のガス配管の圧力は大気圧より大きいの
が普通である。だから流量制御器を絶縁物配管の下流に
設けるとガス圧は100Torrより高くなる。
【0019】(3)プラズマ処理装置に関する実施例 図2と同様に、ガスボンベ−絶縁配管−流量制御器−チ
ャンバとなるが、励起エネルギーがアーク放電ではな
く、高周波放電である場合を図3に示す。プラズマをイ
オンビームにせずに加速しないプラズマのまま試料に当
てるプラズマ処理装置の例である。原料ガスを与える対
象がフィラメントをもつチャンバではなく高周波励起チ
ャンバである。ガス供給系は図2の実施例と同様であ
る。ガスボンベ14からガスが金属配管43、絶縁物配
管45、金属配管48、流量制御器16、金属配管49
を通してガス入口18からチャンバ1に導入される。絶
縁物配管45は、真空槽44によって囲まれる。絶縁物
配管45はセラミックやテフロンによって作られる。そ
れより上流側の金属配管43は接地電位にある。下流側
の金属配管48は高電位にある。流量制御器16が下流
側の配管にあるので、絶縁物配管45のガス圧は高くて
放電が起こりにくい。
【0020】プラズマ室であるチャンバ1はフィラメン
ト励起ではなくて高周波励起のチャンバである。チャン
バ1と蓋51の間には絶縁物50があって両者を絶縁し
ている。蓋とチャンバ本体の間には高周波電源52が高
周波電圧を印加している。チャンバ1の内部にプラズマ
19が発生する。チャンバ1の内部には試料11が設け
られる。チャンバ1と処理室54は絶縁物53によって
絶縁される。チャンバ1、処理室54は真空ポンプ13
によって真空に引かれている。排気管25によって真空
槽44も真空ポンプ13につながれる。
【0021】
【発明の効果】ガスボンベを接地電位に、プラズマ室な
どの処理装置を高電圧に保つには途中に絶縁配管がなく
てはならないが、本発明は絶縁配管を真空中にいれるの
で絶縁配管にクラックなどがあったとしても不純物ガス
が混入する心配はない。接地電位にあるガスボンベから
高電圧にある処理装置まで不純物混入の恐れなく安価に
ガスを送給することができる。また真空部よりも流量制
御器を下流側にもってくることによって処理室に印加で
きる電圧をより高くできる。優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】絶縁物配管の上流側に流量制御器を有するフィ
ラメントイオン源を用いた本発明の第1の従来例にかか
るイオンビーム装置の概略断面図。
【図2】絶縁物配管の下流側に流量制御器を有するフィ
ラメントイオン源を用いた本発明の第2の従来例にかか
るイオンビーム装置の概略断面図。
【図3】絶縁物配管の下流側に流量制御器を有するフィ
ラメントイオン源を用いた本発明の第3の従来例にかか
るプラズマ処理装置の概略断面図。
【図4】ガスボンベを高電位に置いた従来例にかかるガ
ス供給系をそなえたイオンビーム装置の概略断面図。
【図5】ガスボンベとチャンバの間に絶縁配管を設けた
従来例にかかるガス供給系を備えたイオンビーム装置の
概略断面図。
【符号の説明】
1 イオン源チャンバ 2 フィラメント 3 絶縁物 4 フィラメント電源 5 アーク電源 6 加速電源 7 加速電極 8 減速電極 9 接地電極 10 絶縁碍子 11 試料 12 処理室 13 真空ポンプ 14 ガスボンベ 15 金属配管 16 流量制御器 17 金属配管 18 ガス入口 19 プラズマ 20 金属配管 21 絶縁物配管 25 排気管 26 真空槽 27 絶縁物配管 28 金属配管 29 金属配管 30 絶縁物 31 蓋 32 金属配管 35 金属配管 36 真空槽 37 絶縁物配管 38 蓋 39 絶縁物 40 金属配管 42 金属配管 43 金属配管 44 真空槽 45 絶縁物配管 46 絶縁物 47 蓋 48 金属配管 49 金属配管 50 絶縁物シール 51 蓋 52 高周波電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01J 37/317 H01J 37/317 Z H01L 21/205 H01L 21/205 21/265 21/265 F (72)発明者 緒方 潔 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地日新 電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスをプラズマ化するための高電位のかか
    ったプラズマ装置にガスボンベから原料ガスを供給する
    方法に於て、ガスボンベを接地電位にもうけ、一部に絶
    縁物配管を含む配管によってガスボンベとチャンバをつ
    なぎ、絶縁物配管の部分は真空槽に収容されていること
    を特徴とするプラズマ装置へのガス供給方法。
  2. 【請求項2】接地電位のガスボンベと高電位のプラズマ
    装置とをつなぐ配管系において、絶縁物配管を通るガス
    圧が100Torr以上であるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のプラズマ装置へのガス供給方法。
  3. 【請求項3】ガス導入口とガスをプラズマ化する手段を
    有し高電位が印加されるチャンバと、接地電位に設けら
    れるガスボンベと、ガスボンベとチャンバのガス導入口
    をつなぐ金属配管と絶縁物配管とよりなる配管系と、配
    管系の絶縁物配管を囲む真空槽とよりなることを特徴と
    するプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】絶縁物配管の内部のガス圧力が100To
    rr以上になる部位に絶縁物配管を設ける事を特徴とす
    る請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】ガス導入口とガスをプラズマ化する手段を
    有し高電位が印加されるチャンバと、プラズマに電圧を
    印加する事によってイオンビームを引き出す電極と、イ
    オンビームが照射されるべき試料を保持する処理室と、
    接地電位に設けられるガスボンベと、ガスボンベとチャ
    ンバの出す導入口をつなぐ金属配管と絶縁物配管よりな
    る配管系と、配管系の絶縁物配管を囲む真空槽とよりな
    ることを特徴とするイオンビーム装置。
  6. 【請求項6】絶縁物配管の内部のガス圧力が100To
    rr以上になる部位に絶縁物配管を設ける事を特徴とす
    る請求項5に記載のイオンビーム装置。
JP9095112A 1997-03-28 1997-03-28 プラズマ装置へのガス供給方法及びプラズマ処理装置並びにイオンビーム装置 Pending JPH10275695A (ja)

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