JPH10275431A - スレッドモータの取付構造及び前記取付構造を用いたスライド送り機構 - Google Patents

スレッドモータの取付構造及び前記取付構造を用いたスライド送り機構

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JPH10275431A
JPH10275431A JP9098211A JP9821197A JPH10275431A JP H10275431 A JPH10275431 A JP H10275431A JP 9098211 A JP9098211 A JP 9098211A JP 9821197 A JP9821197 A JP 9821197A JP H10275431 A JPH10275431 A JP H10275431A
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JP
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rotating shaft
motor
gear
thread motor
disk
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Application number
JP9098211A
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English (en)
Inventor
Kenichi Furukawa
憲一 古河
Koji Teranishi
光司 寺西
Satoru Manabe
悟 真部
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/022Programmed access in sequence to indexed parts of operating record carriers
    • G11B21/025Programmed access in sequence to indexed parts of operating record carriers of rotating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/08Track changing or selecting during transducing operation
    • G11B21/081Access to indexed tracks or parts of continuous track
    • G11B21/083Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/0857Arrangements for mechanically moving the whole head
    • G11B7/08582Sled-type positioners

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スライド送り機構に用いられるスレッドモータ
において、スレッドモータへの負荷を減少し、小型のス
レッドモータの使用を可能にすることを目的とする。 【解決手段】リードスクリュー481が取り付けられた
スレッドモータ480の回転軸480aの軸方向先端側
に、該回転軸480aの軸方向の遊びの範囲内で該回転
軸480aが軸方向に先端側に移動した場合に、該回転
軸480aの先端が当接してそれ以上の移動を規制する
回転軸移動規制手段487を設けた。それにより、従来
のような回転軸を基端部側に付勢する板バネが不要にな
り、回転軸に不要な押圧力がかからなくなり、小さいト
ルクでも十分に作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スレッドモータの取付
構造及び該取付構造を用いたスライド送り機構に関し、
例えば、CD−ROMドライブやCD−R(CD−Re
cordable)ドライブに用いられるスレッドモー
タの取付構造及び該取付構造を用いたスライド送り機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、CD−ROMドライブやCD−
Rドライブなどのディスク装置では、光ピックアップな
どをディスクの径方向に移動するために、スライド送り
機構が用いられている。このスライド送り機構は、一般
に、ガイドロッドに摺動自在に案内されるスライダ(キ
ャリッジ)と、前記スライダに取り付けられたラックギ
ヤと、前記ラックギヤに噛合する減速ギヤと、前記減速
ギヤと噛合するギヤが回転軸に取り付けられた正逆回転
可能なDCモータとから構成されている。このDCモー
タとしては、減速機構を小型化するため及び騒音を小さ
くするために、リードスクリュー(ウォームギヤ)が回
転軸に取り付けられたモータ(以下、「スレッドモー
タ」とする)が一般的に使用される。そして、このスレ
ッドモータを正又は逆回転することにより、光ピックア
ップなどが搭載されたスライダをディスクの径方向に前
後に移動するようになっている。
【0003】ところで、このようなスレッドモータとし
て使用されるモータにあっては、モータが円滑に回転で
きるようにするために、モータの回転軸の軸方向に若干
の遊びが設けられており、回転軸が軸方向に僅かに移動
できるようになっている。そのため、モータの回転軸が
リードスクリューが進む方向(ねじが締まる方向)に回
転すると、回転軸が遊びの範囲内で先端方向に移動し、
それによりカラーやスラストワッシャーがモータの軸受
けに接触し、モータの回転負荷が増すという事態が生じ
ることがある。
【0004】このような事態を防止するために、従来の
スレッドモータの取付構造及び該取付構造を用いたスラ
イド送り機構では、モータの回転軸の先端をバネなどで
基端側に押圧し、モータの回転軸がリードスクリューの
回転に伴い先端方向に移動しないようにしていた。
【0005】しかしながら、そのようにバネなどでモー
タの回転軸を押圧すると、その分回転の際に回転軸の抵
抗が増大し、大きなトルクが必要となる。そのため、従
来のスライド送り機構に設けられるスレッドモータは、
本来必要とするトルク以上の大きなトルクを有する比較
的大型のモータが用いられていた。また、以上のような
バネで回転軸を押圧する方法では、回転方向によって回
転軸に加わる押圧力にも若干の差が生じ、回転のむらの
原因となることもあった。
【0006】特に、CD−Rドライブでは、データの記
録を行うため、高精度の書き込み特性が要求され、デー
タの書き込みの際、光ピックアップの対物レンズは、ア
クチュエータの中央に正確に位置していることが要求さ
れるが、スライド送り機構がスムーズに動作しないと、
光ピックアップの対物レンズが動いてしまい、書き込み
特性が低下するという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
スライド送り機構におけるスレッドモータの問題点に鑑
みなされたもので、スレッドモータへの負荷を減少し、
小型のスレッドモータの使用を可能にすることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るスレッドモータの取付構造は、リード
スクリューが取り付けられてなるスレッドモータの回転
軸の軸方向先端側に、該回転軸の軸方向の遊びの範囲内
で該回転軸が軸方向に先端側に移動した場合に、該回転
軸の先端が当接しそれ以上の移動を規制する回転軸移動
規制手段を設けたことを特徴とする。
【0009】上記構成を有する本発明のスレッドモータ
の取付構造によれば、スレッドモータの回転軸が先端方
向に移動した場合でも、回転軸移動規制手段により回転
軸の移動を規制することができる。従って、モータ内部
のカラーやスラストワッシャーがモータの軸受けに接触
し、モータの回転負荷が増すという事態を回避すること
ができる。
【0010】好ましくは、前記回転軸移動規制手段は、
前記スレッドモータの回転軸がその軸方向の遊びの範囲
内で基端側に移動した状態で、該回転軸の先端から所定
間隔を置いて設けられたストッパ片から構成される。こ
の場合、前記所定間隔は、前記軸方向の遊び以下の寸法
に設定され、好ましくは、0.02mm〜0.05mm
の範囲内に設定される。また、好ましくは、前記回転軸
移動規制手段は、補強手段を有することができる。
【0011】また、本発明に係るスライド送り機構は、
回転軸にリードスクリューが取り付けられてなるスレッ
ドモータと、前記リードスクリューに噛合する減速ギヤ
機構と、前記減速ギヤ機構を介して駆動される被駆動手
段と、前記スレッドモータの回転軸がリードスクリュー
が進む方向に回転した場合に、それに伴う回転軸の軸方
向の遊びの範囲内における該回転軸の軸方向の移動を規
制する回転軸移動規制手段と、を有するように構成され
る。
【0012】この場合、前記回転軸移動規制手段は、好
ましくは、前記スレッドモータの回転軸がその軸方向の
遊びの範囲内で基端側に移動した状態で、該回転軸の先
端から0.02mm〜0.05mmの間隔を置いて設け
られたストッパ片から構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明のスレッドモータの
取付機構及び前記取付構造を用いたスライド送り機構を
添付図面に示す好適実施例に基づいて説明する。なお、
実施例では、CD−Rドライブに用いられるスライド送
り機構を例にして説明するが、本発明の応用がCD−R
ドライブに限定されるものでないことはいうまでもな
い。
【0014】図1は、本発明のスレッドモータの取付機
構及び該取付機構を用いたスライド送り機構が適用され
るディスク装置1Aの実施例を示す斜視図である。図1
に示すように、ディスク装置1Aは、光ディスク3を再
生又は記録・再生するCD−Rドライブであって、概
略、装置本体2と、該装置本体2に対し前後方向(水平
方向)に移動する光ディスク3搬送用のディスクトレイ
5とから構成されている。
【0015】装置本体2は、回路基板組立体(図示せ
ず)と、該回路基板組立体の上に設けられた機構組立体
とを有しており、それらがケーシング10に収容されて
いる。
【0016】このケーシング10は、金属板から構成さ
れ、前方部分には、開口15aを有するフロントベゼル
15が取り付けられている。
【0017】図2は、上記実施例の装置本体2のケーシ
ング10を取り除いた平面図であり、機構ユニットが下
降位置(下側位置)にある状態を示しており、図3は、
同実施例の別の平面図であり、機構ユニットが上昇位置
(上側位置)にある状態を示している。
【0018】図2及び図3に示すように、前記ケーシン
グ10に内蔵されている機構組立体13は、好ましくは
硬質樹脂等で形成されたシャーシ40を有している。こ
のシャーシ40は、ほぼ長方形の板状の底部40aと、
該底部40aの左右及び後方縁部に沿ってコの字状に立
設された壁部40bとから構成されている。
【0019】このシャーシ40の前方側には、壁部は形
成されておらず、開放された状態になっている。そし
て、機構組立体13がケーシング10内に組み込まれた
際に、このシャーシ40の開放部分がケーシング10に
取り付けられたフロントベゼル15の開口15aと整合
し、前記開口15aを介してディスクトレイ5が出し入
れされるようになっている。
【0020】このディスクトレイ5は、図1に示すよう
に、浅い凹状のディスク載置部5aを有しており、光デ
ィスク3は、このディスクトレイ5のディスク載置部5
a上に載置され、所定位置に位置規制された状態でディ
スク装填位置(ディスク再生位置)まで搬送される。ま
た、このディスクトレイのディスク載置部5aのほぼ中
央から後方に向かって略長方形の開口20が形成されて
おり、この開口を通じて後述するターンテーブルが上昇
するとともに、光ピックアップによる走査が行われるよ
うになっている。
【0021】図4に示すように、ディスクトレイ5の裏
面の左右両側には、シャーシ40の底部40aの左右に
突設されたガイド部材40g(図2、図3)とそれぞれ
係合するガイド溝5L、5Rが前後方向に形成されてい
る。
【0022】また、このディスクトレイ5の裏面には、
さらに、一方のガイド溝5Lに沿ってディスクトレイ5
の前後方向に伸びる直線状の第1のラック6aと、この
第1のラック6aの前方端部(ディスクトレイ5の前方
側(図4中下側))に連続するように形成された約90
度の角度の円弧状の第2のラック6bとを有するラック
ギヤ6が形成されている。
【0023】さらに、図4に示すように、ディスクトレ
イ5の裏面の前記第1のラック6aの反対側には、ガイ
ド溝5Rに沿ってカム部材移動規制溝7が設けられてい
る。このカム部材移動規制溝7は、前記第1のラック6
aと平行に伸びる第1の移動規制溝7aと、第1の移動
規制溝7aに対してほぼ45度の角度で傾斜する第2の
移動規制溝7bと、該第2の移動規制溝7bに対してほ
ぼ45度の角度で傾斜する第3の移動規制溝7cとから
構成されている。従って、第1の移動規制溝7aに対し
て第3の移動規制溝7cは、直角をなすように設けられ
ている。
【0024】なお、図中符号5cで示すリブ(突起部)
は、後述するカム部材55に形成したディスクトレイロ
ック部55dと係合して、ディスクトレイ5の水平方向
(前後方向)の移動を規制するためのものである。
【0025】図2及び図3に示すように、前記シャーシ
40には、光ディスク3を載置するターンテーブル46
と、ディスク3を再生又は記録・再生するための光ピッ
クアップ47などが設けられた機構ユニット42が設け
られている。
【0026】この機構ユニット42は、シャーシ40の
底部40aに形成されたほぼ四角形の開口41内に収ま
るように配置されており、機構ユニット42の前方部が
前記ターンテーブル46上に光ディスク3が支持される
上昇位置(上側位置/図3)と該上昇位置より下方の下
降位置(下側位置/図2)との間で変位できるように後
方部が前記シャーシ40に回動可能に支持されている。
【0027】より詳しくは、図2及び図3に示すよう
に、機構ユニット42は、好ましくは硬質樹脂で構成さ
れたベースフレーム43と、該ベースフレーム43に対
し弾性部材(インシュレータ)441を介して支持され
た保持部材44とを有している。
【0028】ベースフレーム43は、前方部及び後方部
を有するほぼ四角形の枠状に形成されている。このベー
スフレーム43は、長方形の外枠部43aと、外枠部4
3aの内側に位置し、外枠部43aより一回り小さいサ
イズを有し角部が円弧状に形成された略長方形状の内枠
部43bと、それらの外枠部43aと内枠部43bとを
高さ方向の略中間位置で一体に連結する連結部43c
と、連結部43c上に全周にわたって所定の間隔を置い
て一体に設けられた複数の補強リブ43dとを有してお
り、その結果このベースフレームは外枠部43aと内枠
部43bの間に凹部と補強部が交互に位置するいわゆる
ラダーフレームとして構成されている。
【0029】このベースフレーム43を、単に肉圧の硬
質樹脂により形成すると、成形後の冷却時に変形が生じ
ることがあるが、このようなラダーフレームとして構成
することにより、そのような変形を避けることができ、
樹脂成形により軽量で高強度のフレームを提供できる。
【0030】このベースフレーム43の後方(装置本体
2の奥部)の左右両側部には、それぞれ、機構ユニット
42のシャーシ40に対する回動支持部としての軸43
1、432が突出形成されている。これらの軸431、
432は、それぞれ、シャーシ40側に形成された軸孔
433、434に挿入されている。これにより、機構ユ
ニット42は、その後方部がシャーシ40に対し回動可
能に軸支されている。そして、機構ユニット42(ベー
スフレーム43)が軸431、432を中心に回動する
と、機構ユニット42の前方部がシャーシ40に対し、
図2に示す下降位置と図3に示す上昇位置との間で上下
に変位するようになっている。
【0031】このベースフレーム43の前方には、一対
のガイドピン430a、430bが突設されている(図
9及び図10参照)。これらのガイドピン430a、4
30bは、シャーシ40の開口41を規定する前方壁に
それぞれのガイドピンに対応して形成された一対の垂直
方向のガイドスロット(図示せず)を通って、後述する
カム機構51のカム部材55のカム溝58a、58bと
係合し、該カム部材55の変位によりベースフレーム4
3の前方部を上下方向に案内するようになっている。
【0032】以上のように構成されたベースフレーム4
3と開口41を規定するシャーシ40の間には、所定の
間隙41Gが形成されている。この間隙41Gは、ベー
スフレーム43のほぼ全周にわたって形成され、その幅
は、シャーシ40が最大限変形してもベースフレーム4
3の回動が阻害されない程度に設定されている。
【0033】前記保持部材44は、ほぼ四角形の底部4
4aとその周囲に形成された壁部44bとから構成され
ている。この壁部44bは、ベースフレーム43の枠内
に所定の間隙43Gを介して収まるように、ベースフレ
ーム43の内枠部43bよりも一回り小さいサイズに形
成されている。この保持部材44は、ベースフレーム4
3の内枠部43bの後方部ほぼ中央に内向きに突出形成
されたタブ43Tと、ベースフレーム43の内枠部43
bの前方部左右角部に形成されたタブ43Tとにそれぞ
れ設けられた弾性部材(インシュレータ)441を介し
てベースフレーム43に支持されている。すなわち、保
持部材44は、ほぼ二等辺三角形をなす3点において、
弾性部材441を介してベースフレーム43に支持され
ている。
【0034】各弾性部材441は、図5に示すように、
軸方向の中心孔441aを有するほぼ円筒状の形状を有
しており、ゴムなどの弾性材料から形成されている。ま
た、その外周には円周方向に凹溝441bが形成されて
いる。そして、その中心孔441aを前記ベースフレー
ム43のそれぞれのタブ43Tに設けられた軸に挿通さ
せるとともに、保持部材44の対応する位置に形成され
た切り欠きを前記凹溝441bに嵌合させることによ
り、保持部材44をベースフレーム43上に支持してい
る。
【0035】また、この保持部材44には、図2及び図
3に示すように、ターンテーブル回転用のスピンドルモ
ータ(図示せず)と、該スピンドルモータの回転軸45
aに固定されたターンテーブル46と、光ピックアップ
47と、該光ピックアップ47を光ディスク3の半径方
向に移動するスライド送り機構としての光ピックアップ
移動機構48とが設けられている。このスピンドルモー
タは、保持部材44に固定された金属の板状のモータ支
持部45bに取り付けられている。このスピンドルモー
タは、高速回転可能なものであり、例えば光ディスク3
を200〜6400rpm 程度で回転することができるも
のである。また、光ピックアップ47は、対物レンズ4
7a及びアクチュエータ(図示せず)を有している。
【0036】前記ターンテーブル46は、円盤状の部材
であって、その中心部には、リング状突部よりなるセン
ターハブ46aが突出形成されている。このセンターハ
ブ46aは、光ディスク3の中心孔3aに嵌合するもの
であり、嵌合の際の位置ズレを吸収するために、先端部
から基端部にかけてテーパーが形成され、また内部にバ
ネが入っており、センターハブ46aが上下に動くよう
になっている。また、このセンターハブ46aの内側で
あって前記スピンドルモータの回転軸45aの周囲に
は、後述するディスククランパを吸着するためのリング
状の永久磁石46bが設けられている。
【0037】また、ターンテーブル46の上面側(ディ
スク3を挟持する側)のセンターハブ46aの周囲の部
分には、リング状のパッド46cが接着されている。こ
のパッド46cは、各種ゴム、軟質樹脂、多孔質材料
(発泡体)のような、弾性を有し、摩擦係数の比較的大
きな材料で構成されており、これにより、光ディスク3
を挟持して回転させる際に、光ディスク3の滑りを防止
する機能を有する。
【0038】光ピックアップ47は、光ディスク3から
の反射光をミラー(又はプリズム)等でほぼ直角に屈曲
して受光素子へ導く構成の横型の光ピックアップであ
る。
【0039】図2、図3及び図6に示すように、スライ
ド送り機構として構成された光ピックアップ移動機構4
8は、回転軸にリードスクリュー(ウォームギヤ)48
1が取り付けられた正転/逆転可能なスレッドモータ4
80と、リードスクリュー481と噛合する減速ギヤ4
82と、該減速ギヤ482と噛合するラックギヤ483
と、ラックギヤ483が固定されたスライダ484と、
スライダ484の移動方向を案内するガイドロッド48
5と、スライダ484と一体的に形成され光ピックアッ
プ47が設けられたヘッド支持台486とで構成されて
いる。また、前記リードスクリュー481及びガイドロ
ッド485は、それぞれ、その長手方向がディスク装置
1Aの前後方向となるように平行に配置されている。
【0040】図6に示すように、上記減速ギヤ482
は、スレッドモータ480の回転軸480aに取り付け
られたリードスクリュー481と噛合する大径のウォー
ムホイール482aと、このウォームホイール482a
の下面に同軸で一体に固定されラックギヤ483と噛合
する小径のピニオンギヤ482bとから構成されてい
る。これらのリードスクリュー481、ウォームホイー
ル482a及びピニオンギヤ482b、ラックギヤ48
3の組合せにより、光ピックアップ移動機構(スライド
送り機構)における減速ギヤ機構を構成している。
【0041】ところで、このスレッドモータ480の回
転軸480aには、モータの回転をスムーズに行うため
に、軸方向に若干の遊びが設けられており、その遊びの
範囲内で軸方向に僅かに変位するようになっている。そ
のため、スレッドモータ480がリードスクリュー48
1が進む方向(ねじが締まる方向)に回転した場合に、
リードスクリュー481の回転に伴ってスレッドモータ
の回転軸480aが遊びの範囲内で先端側に引っ張られ
るように変位する。
【0042】本発明では、スレッドモータ480の回転
軸がリードスクリューの回転に伴い遊びの範囲内で先端
方向に移動することを防止するために、回転軸480a
の先端側に、該回転軸480aが軸方向に先端に向かっ
て移動した場合に、該回転軸の先端が当接しそれ以上の
移動を規制する回転軸移動規制手段487を設けてい
る。
【0043】この回転軸移動規制手段487は、回転軸
480aが遊びの範囲内で基端側に位置している状態
で、該回転軸480aの先端から所定間隔dを置いて設
けられたストッパ片487から構成されている。このス
トッパ片487は、保持部材44の底部44aから突出
するように一体形成されており、リードスクリュー48
1の回転に伴って回転軸480aが先端側に移動した場
合に、回転軸480aの先端が当接するようになってい
る。
【0044】このため、前記所定間隔dは、回転軸48
0aの遊び以下の寸法になるように設定される。例え
ば、CD−Rドライブの光ピックアップ移動機構に用い
られるような小型モータの場合には、所定間隔dは0.
02mm〜0.05mm程度に設定される。なお、モー
タの大きさやサイズ等が異なる場合には、回転軸の軸方
向の遊びの範囲も異なるので、所定間隔dは適宜変更す
ることができる。
【0045】このストッパ片487は、回転軸480a
が当接すると押圧されるので、その強度を得るために補
強手段を設けることができる。例えば、図7(b)に示
すように、その後面(回転軸に面していない側の面)に
補強手段としての補強リブ487aをストッパ片487
と一体に形成することができる。なお、前面のリブ48
7bは、スレッドモータ480の回転軸480aが当接
する部分を避けて設けられている。
【0046】スレッドモータ480は、図8に示すよう
に、保持部材44の底部44aに一体に形成された一対
の支持部488によって下側から支持されており、さら
に上側から金属板等で構成される固定板489によって
固定されている。固定板489の一端は、保持部材44
の壁部44bの形状に沿うようにコの字状に折曲げられ
ており、この折曲部が壁部44bの下縁に係止されてい
る。また、固定板489の他端は、底部44aの取付部
44cにボス(又はネジ、リベット)で止められてい
る。
【0047】スレッドモータ480を取り付ける際に
は、まずスレッドモータ480の回転軸480a先端と
ストッパ片487との間に所定の厚さ(モータの回転軸
の軸方向の遊び以下の寸法であって、例えば、0.02
mm〜0.05mmの厚さ)を有する金属片等を挟んだ
状態で、スレッドモータ480を位置決めする。次に、
固定板489を用いてスレッドモータ480を固定し、
最後に回転軸480aの先端とストッパ片487との間
に挟んでおいた金属片を抜き取る。このようにして回転
軸480aの先端とストッパ片487との間隔は、所定
間隔dに正確に設定される。
【0048】このスレッドモータ480は、スピンドル
モータ及び後述するローディングモータ61と合わせ
て、図示しない回路基板組立体に設けられた制御手段
(CPU)により制御される。
【0049】この場合、このスレッドモータ480は、
始動時に小さな電圧で駆動できるように、コイルに所定
間隔で正又は負のパルス電圧を加えて、回転軸480a
を微小に振動させておくように制御することが望まし
い。このようにすれば、モータの始動時に大きな電圧を
加える必要がなく、特に光ピックアップ47による読み
出し又は書き込み時において微小送りが必要とされる場
合に効果的である。本実施例のCD−Rドライブの光ピ
ックアップ移動機構に用いられるような小型モータの場
合には、約40Hzのパルス電圧が加えられる。
【0050】図2及び図3に示すように、前記機構ユニ
ット42の前方には、機構ユニット42を下降位置(図
2)と上昇位置(図3)との間で変位させるとともに、
ディスクトレイ5を装填位置と排出位置との間で移動さ
せるためのローディング機構50が設けられている。こ
のローディング機構50は、前記機構ユニット42と連
動するように設けられ、第1位置(図2)と第2位置
(図3)との間で移動可能に構成されたカム機構51
と、ディスクトレイ5及びカム機構51を駆動するため
の駆動機構60とを有している。
【0051】カム機構51は、図2に示す第1位置で
は、機構ユニット42を下降位置に位置せしめ、図3に
示す第2位置では機構ユニット42を上昇位置に位置せ
しめるように動作するものであり、より詳しく説明する
と、図9及び図10に示すように、シャーシ40に対
し、横方向(ディスクトレイ5の移動方向と直交する方
向)に第1位置(図9)と第2位置(図10)との間で
スライド可能に設置されたカム部材55を有している。
このカム部材55は、概略、板状の水平部55aと該水
平部55aの下面の後縁寄り(機構ユニット側)に直角
に一体に形成された板状の垂直部55bとを有してお
り、断面がほぼT字型をなす部材から構成されている。
このような形状により、樹脂材料で成形した際の冷却時
における反りが防止できる。
【0052】このカム部材55の水平部55aには、シ
ャーシ40の前方部上面に突設された一対の突起52
a、52bにそれぞれ係合する横方向の案内溝56a、
56bが形成されており、カム部材55を前記第1位置
と第2位置との間で案内している。また、この水平部5
5aの裏面には、シャーシ40の前方部上面に形成され
た横方向の長孔に挿入される係合ピン(図示せず)が設
けられている。この係合ピンは、後述する非常排出機構
90と連動するものである。
【0053】また、このカム部材55の水平部55aに
は、第1位置から第2位置へ移動した際に、前記ディス
クトレイ5の裏面に形成したリブ5cと係合して、ディ
スクトレイ5の移動を規制するディスクトレイロック部
55dが形成されている。
【0054】また、カム部材55の垂直部55bは、シ
ャーシ40の開口41を規定する前方壁に対向して位置
するものである。この垂直部55bには、一対の同形状
のカム溝58a、58bが形成されている。両カム溝5
8a、58bは、それぞれ水平方向に延びる上溝581
及び下溝583と、上溝581と下溝583とを接続す
る傾斜溝582とで構成されている。
【0055】これらのカム溝58a、58bには、前述
した機構ユニット42のベースフレーム43の前面に設
けられたガイドピン(従動部材)430a、430bが
それぞれ挿入されている。これらのガイドピン430
a、430bは、カム部材55が第1位置と第2位置と
の間で移動するとカム溝58a、58bに沿って摺動
し、上下方向に移動する。
【0056】すなわち、カム部材55が第1位置に位置
する場合、ガイドピン430a、430bは下溝583
と係合しており(図9)、機構ユニット42の前方部は
図2に示す下降位置にある。カム部材55が第1位置か
ら第2位置に向かって移動すると、ガイドピン430
a、430bは、傾斜溝582に沿って上昇し、それに
伴い機構ユニット42の前方部も下降位置から上昇位置
へ向けて持ち上げられる。そして、カム部材55が第2
位置に達すると、ガイドピン430a、430bは上溝
581に係合し(図10)、機構ユニット42の前方部
は図3に示す上昇位置に変位する。なお、この第2位置
では、前述したように、カム部材55の水平部55aに
形成したディスクトレイロック部55dがディスクトレ
イ5の裏面に形成したリブ5cに係合し、ディスクトレ
イ5の水平方向の移動を規制してロックする。
【0057】また、前記カム部材55の水平部55aの
端部には、前記ディスクトレイ5の裏面に形成したカム
部材移動規制溝7に係合する突起59が一体に形成され
ている。そのため、このカム部材55は、前記突起59
がディスクトレイ5の第1の移動規制溝7aに係合して
いる間は、横方向の移動が規制され、第1位置に保持さ
れる。そして、ディスクトレイ5の移動に伴い、この突
起59が第1の移動規制溝内7aを摺動して第2の移動
規制溝7bまで達すると、突起59は第2の移動規制溝
7bの傾斜溝に沿って移動し、カム部材55をカム溝5
8a、58bの下溝583の範囲で変位させる。そし
て、突起59が第3の移動規制溝7cの位置まで達する
と、カム部材55が第2位置へ移動できるように構成さ
れている。
【0058】また、ローディング機構50の駆動機構6
0は、図9及び図10に示すように、シャーシ40の前
方部裏面に設けられた正転/逆転可能な直流(DC)モ
ータからなるローディングモータ61と、該ローディン
グモータ61の回転軸61aに取り付けられたピニオン
ギヤ62と、ピニオンギヤ62と噛合する中径の第2ギ
ヤ63と、第2ギヤ63の下部に同軸で固定された小ギ
ヤ(図示せず)と噛合する大径の第3ギヤ64とを有し
ている。この第3ギヤ64の上部には小径の円筒部が同
軸上に一体に形成されており、その円筒部の上部には小
ギヤ64aが同軸上に一体に形成されている。この第3
ギヤ64の小ギヤ64aには、ディスクトレイ5の第1
及び第2のラック6a、6bと噛合する作動ギヤ65が
噛合している。この作動ギヤ65は、前記第3ギヤ64
の小ギヤ64aと噛合する下側ギヤ65aと、該下側ギ
ヤ65aと同軸上に一体に形成されディスクトレイ5の
ラックと噛合する上側ギヤ65bとから構成されてい
る。
【0059】本実施形態では、これらの各ギヤ62〜6
5は、いずれも平歯車で構成されており、これらのギヤ
の組合せにより、ローディング機構50におけるローデ
ィングモータ61の減速機構を構成している。
【0060】前記作動ギヤ65は、第3ギヤ64の回転
軸64bに回動可能に取り付けられた遊星アーム66に
設けられた回転軸67に回転可能に設けられている。こ
の遊星アーム66は、前記第3ギヤ64の円筒部に回転
可能に嵌合する回転部66aと、該回転部66aから伸
びる第1のアーム66bと第2のアーム66cとを有
し、全体としてほぼ“く”の字状に形成されている。
【0061】この遊星アーム66の第1のアーム66b
の一端に前記回転軸67が突設されており、この回転軸
67に作動ギヤ65が回動自在に取り付けられている。
すなわち、この作動ギヤ65は、第3ギヤ64の回転軸
64bを公転軸とし、第1のアーム66bの回転軸67
を自転軸とし、第2のラック6bに沿って転動する遊星
ギヤとして構成されており、第3ギヤ64の小ギヤ64
aが太陽ギヤとして機能するようになっている。また、
この遊星アーム66の第2のアーム66cの先端には下
向きにピン68が突設され、前記カム部材55に形成さ
れた係合部55cに嵌合している。
【0062】なお、前記遊星アーム66の回転部66a
の一部は、図9及び図10に示すように、部分的に切り
欠かれており、第3ギヤ64の小ギヤ64aがその切り
欠き部から露出し、その部分で作動ギヤ65の下側ギヤ
65aと噛合するようになっている。
【0063】以上のような構成を有することから、この
作動ギヤ65は、ディスクトレイ5の第1のラック6a
と係合する場合は、所定位置に保持された状態でディス
クトレイ5をディスク排出位置とディスク装填位置との
間で移動させる第1動作を行い、ディスクトレイ5の第
2のラック6bと係合する場合は、カム部材55を前記
第1位置と第2位置との間で移動させる第2動作を行う
ようになっている。
【0064】より詳しく説明すると、前述したように、
カム部材55は、該カム部材55の水平部55aの上面
に設けた突起59がディスクトレイ5の裏面の第1の移
動規制溝7aに係合している間は、第1位置から第2位
置への移動が規制される。従って、その間、すなわちデ
ィスクトレイ5が排出位置と装填位置との間で移動する
間は、遊星アーム66の第2のアーム66cのピン68
がカム部材55の係合部55cと係合しているので、遊
星アーム66は回転できない状態にある。そのため、作
動ギヤ65は、カム部材55の突起59がディスクトレ
イ5の第1の移動規制溝7aに係合している間は、所定
位置に保持された状態にある。そして、その状態では、
作動ギヤ65は、図2に点線で示すように、ディスクト
レイ5の第1の直線状ラック6aと係合しており、ロー
ディングモータ61の回転により、ディスクトレイ5を
ディスク排出位置とディスク装填位置との間で移動させ
るディスクトレイ5の駆動ギヤとして機能する。
【0065】一方、ディスクトレイ5がディスク装填位
置直前まで移動すると、前記カム部材55の突起59は
ディスクトレイ5の第1の移動規制溝7aから第2の移
動規制溝7bに移動し、カム部材55を横方向(第2位
置側)へわずかに変位させる。そして、ディスクトレイ
5がさらに移動し、前記突起59が第3の移動規制溝7
cに達すると、カム部材55は第2位置への移動が可能
となる。この状態においては、図3に点線で示すよう
に、作動ギヤ65は第2の円弧状ラック6bと係合して
おり、またカム部材55が第2位置へ移動可能な状態に
あり遊星アーム66が回転できることから、作動ギヤ6
5はローディングモータ61の回転に伴い第2の円弧状
ラック6bに沿って移動し、遊星ギヤとして機能する。
【0066】この作動ギヤ65の移動に伴い、遊星アー
ム66は公転軸64bを中心に図9に示す位置から図1
0に示す位置まで時計方向に回転し、それにより遊星ア
ーム66の第2のアーム66cも同様に回転する。この
第2のアーム66cの回転に伴い、カム部材55は係合
部55cに連結されたピン68を介して駆動され、図9
に示す第1位置から図10に示す第2位置に向かって移
動する。このカム部材55の第1位置から第2位置への
移動に伴い、機構ユニット42のベースフレーム43前
方のガイドピン430a、430bは、傾斜溝582、
582に沿って上昇し、機構ユニット42の前方部は図
2に示す下降位置から図3に示す上昇位置に変位する。
【0067】シャーシ40の上部には、ディスククラン
パ80が設置されている。このディスククランパ80
は、図11に示すように、中央部に開口81aが形成さ
れた板状の支持部材81に回転可能に支持されている。
【0068】詳しくは、支持部材81は、その両端をそ
れぞれシャーシ40の取付部40cにボス(又はリベッ
ト)で止めることにより、シャーシ40の上部に横方向
に架設されている。一方、ディスククランパ80は、支
持部材81の開口81aに挿嵌される有底の扁平なドラ
ム状の本体部80aと、本体部80aの上部外周に形成
され支持部材81の上面に係止されるフランジ部80b
とから形成されている。この本体部80aの内部には、
円形状の鉄製の被吸着部材が配設されており、ターンテ
ーブル46に埋設された永久磁石46bに吸着されるよ
うになっている。
【0069】なお、図2及び図3で符号90で示す部材
は、ディスクトレイのエマージェンシー排出機構であ
り、ディスクトレイが再生位置にある状態で停電などに
より、ローディングモータ61が作動しなくなった場合
に、装置本体2の外部から治具を挿入してこのカムを回
動させることにより、カム部材55を第2位置から第1
位置へ移動させ、それによりディスクトレイ5の先端を
装置本体内部から外側へ排出させるものである。
【0070】次に、ディスク装置1Aの作用について説
明する。ディスク装置1Aの非使用時には、空のディス
クトレイ5は、ケーシング10内(装置本体2内)に収
納された状態(ディスク装填位置)にある。この状態で
は、図3に示すように、機構ユニット42は上昇位置に
あり、またカム部材55は第2位置にあり、カム部材5
5の水平面55aの突起59は第3の移動規制溝7cに
位置する。さらに、駆動機構60の作動ギヤ65は、図
3に点線で示すように、ディスクトレイ5裏面の第2の
ラック6bの第1のラック6aと反対側の端部にて、第
2のラック6bと係合した状態にある。
【0071】この状態でイジェクト操作を行うと、ロー
ディングモータ61が所定方向に回転し、減速機構を介
して作動ギア65が図3中時計方向に回転する。この状
態では、作動ギヤ65は軸64bを公転軸とする遊星ギ
ヤとして機能し、その回転に伴い第2のラック6bに沿
って第1のラック6aの方へ移動する。この作動ギヤ6
5の移動に伴い、遊星アーム66は公転軸64bを中心
として反時計方向に回動する。この遊星アーム66の回
動に従い、第2のアーム66cはピン68を介してカム
部材55を図3(図10)に示す第2位置から図2(図
9)に示す第1位置へ移動させ、それにより機構ユニッ
ト42も上昇位置から下降位置へ移動する。このカム部
材55の第2位置から第1位置への移動の間は、カム部
材55の水平部55a上面の突起59は第3の移動規制
溝7cに沿って摺動し、第2の移動規制溝7bを経て第
1の移動規制溝7aに達する。
【0072】その時点では、作動ギヤ65は第2の円弧
状ラック6bから第1の直線状ラック6aに移動してお
り、またカム部材55の突起59も第2の移動規制溝7
bから第1の移動規制溝7aに移動している。このカム
部材55の突起59が第1の移動規制溝7aに移動する
と、カム部材55は横方向の移動が規制され、それに伴
い遊星アーム66も回転できない状態となり、作動ギヤ
65はその位置でディスクトレイ5の駆動ギヤとして作
動する。そのため、作動ギヤ65は、図2に点線で示す
ように、ディスクトレイ5の第1のラック6aと係合
し、ディスクトレイ5を装填位置から排出位置へ移動さ
せる。この状態では、機構ユニット42は既に下降位置
に変位しており、ディスククランパ80から所定距離離
間している。そのため、ディスククランパ80やターン
テーブル46がディスクトレイ5の排出動作を妨げるこ
とはない。
【0073】フロントベゼル15の開口15aから引き
出されたディスクトレイ5のディスク載置部5aに光デ
ィスク3を載置し、ローディング操作を行うと、ローデ
ィングモータ61が前記と逆方向に回転し、減速機構を
介して作動ギヤ65が図2中反時計方向に回転(逆回
転)する。これに伴い、ディスクトレイ5が後方(ディ
スク装置の奥側)へ移動し、開口15aを通過して、前
記ディスク装填位置まで移動する。これにより、ディス
クトレイ5上に位置決めされた状態で載置された光ディ
スク3も、装置本体2内のディスク装填位置へ搬送され
る。
【0074】ディスクトレイ5のローディング中、すな
わち後方への移動中は、作動ギヤ65はディスクトレイ
5裏面の第1のラック6aと係合しており、またカム部
材上部の突起59は第1移動規制溝7aに沿って案内さ
れる。従って、カム部材55は、第1位置に保持され、
第2位置の方へ移動することができない。その結果、遊
星アーム66も回転することができずに所定位置に保持
され、作動ギヤ65はその所定位置において回転し、デ
ィスクトレイ5の駆動ギヤとして機能する。そして、機
構ユニット42は、その前方部が下降位置にある状態を
維持する。
【0075】ディスクトレイ5がディスク装填位置に接
近すると、カム部材55に形成された突起59が第1の
移動規制溝7aから第2の移動規制溝7bに移動し、カ
ム部材55はわずかに横方向にシフトされる。そして、
ディスクトレイ5がディスク装填位置まで到達すると、
カム部材55の突起59は第2の移動規制溝7bを経て
第3の移動規制溝7cへ移動しており、カム部材55は
第2位置への移動が可能な状態となり、遊星アーム66
も回転できる状態になる。また、この状態では、作動ギ
ヤ65は第1のラック6aから第2のラック6bへの移
行点に位置している。
【0076】そのため、この状態では、ディスクトレイ
5の移動が規制されている一方、遊星アーム66の回転
が可能なことから、ローディングモータ61の回転によ
り作動ギヤ65が回転すると、作動ギヤ65は第2の円
弧状ラック6bに沿って回転しながら移動し、遊星ギヤ
として機能することになる。
【0077】この作動ギヤ65が遊星ギヤとして機能し
て第2の円弧状ラック6bに沿って移動すると、作動ギ
ヤ65の移動に伴って遊星アーム66が公転軸64bを
中心として、図2中時計方向に回転する。遊星アーム6
6がそのように回転すると、遊星アーム66の第2のア
ーム66cも同様に時計方向に回転し、それによりカム
部材55は第2位置へ移動する。
【0078】このカム部材55の移動に伴って、機構ユ
ニット42のベースフレーム43先端のガイドピン43
0a、430bがカム溝58a、58bの傾斜溝582
に沿って上溝581まで押し上げられる。それによっ
て、機構ユニット42は下降位置から上昇位置に変位
し、ディスクトレイ5上に載置されてディスク装填位置
まで搬送されてきた光ディスク3の中心孔3aにターン
テーブル46のセンターハブ46aが係合する。そし
て、ディスククランパ80がターンテーブル46の永久
磁石46bに吸着され、それらの間に光ディスク3を挟
持する。
【0079】この状態で再生スイッチなどが操作される
と、スピンドルモータ45の回転とともにターンテーブ
ル46も回転する。その回転に伴って光りディスク3も
回転し、光ディスクの再生が行われる。また、光ディス
ク3の再生が終了しまたは中止して光ディスクを取り出
す場合には、所定のスイッチなどを操作して、光ディス
クのアンローディング(イジェクト)が行われる。この
アンローディングの際には、以上の動作が逆に行われ
る。
【0080】次に、本発明のスレッドモータの取付構造
及び該取付構造を用いたスライド送り機構を適用した光
ピックアップ移動機構48の作用について説明する。
【0081】まず、光ピックアップ47を移動させるた
めにスレッドモータ480が駆動すると、回転軸480
aの回転に伴ってリードスクリュー481も回転する。
この場合、前述したように、スレッドモータ480のコ
イルに約40Hzのパルス電圧を加えて、回転軸480
aを微小に振動させているので、大きな電圧を加えなく
てもモータのスムーズな始動が可能となる。
【0082】リードスクリュー481が進む方向(回転
軸480aが先端方向に移動する方向であって、図7
(a)中A方向)に回転すると、それに伴い回転軸48
0aも先端方向に移動するが、所定距離dだけ変位する
と回転軸480aの先端はストッパ片487に当接し、
それ以上の移動が規制される。これにより、モータ内部
のカラーやスラストワッシャーがモータの軸受けに接触
し、モータの回転負荷が増すという事態を回避すること
ができる。
【0083】また、従来例のように板バネなどで回転軸
480aが基端側に押圧されることにより抵抗が加わる
ことがないので、スレッドモータ480の回転がスムー
ズになり、大きなトルクを必要としない。そのため、光
ピックアップ移動機構をスムーズに動作させることが可
能になる。これにより、光ピックアップ移動機構の動作
時において光ピックアップの対物レンズをアクチュエー
タの中央に正確に保つことができ、CD−Rドライブの
書き込み特性の悪化を防止することができる。
【0084】また、スレッドモータの回転に大きなトル
クを要しないために、小型のモータを使用することがで
き、消費電力を減少させることが可能になり、またディ
スク装置内のスペースを有効に使用したり、ディスク装
置の小型化を図ることが可能になる。
【0085】上述したスレッドモータ480の駆動によ
りリードスクリュー481が図7(a)中の矢印A方向
に回転すると、その回転が減速ギヤ482のウォームホ
イール482a及びピニオンギヤ482b、ラックギヤ
483を介して減速されて伝達され、スライダ484が
ガイド棒485に沿ってターンテーブル46に近づく方
向に移動する。一方、リードスクリュー481が図7
(a)中の矢印Aと反対方向に回転すると、モータの回
転が以上とは逆に伝達されて、スライダ484はターン
テーブル46から遠ざかる方向に移動する。このように
して、ヘッド支持台486に固定された光ピックアップ
47が、ディスクトレイ5上に載置された光ディスク3
の半径方向に移動する。
【0086】以上、本発明のスレッドモータの取付構造
及び前記取付構造を用いたスライド送り機構を図示の実
施例について説明したが、本発明は、以上の実施例に限
定されるものではなく、種々の改良や改変が可能であ
る。また、本発明は、CD−Rドライブに限らず、CD
−ROMドライブなど他のディスク駆動装置に応用でき
ることは言うまでもない。また、ディスク駆動装置に限
らず、スレッドモータを用いたスライド送り機構を用い
たものであれば、他のディスク駆動装置以外の装置にも
応用できる。
【0087】
【発明の効果】本発明のスレッドモータの取付構造及び
スライド送り機構においては、スレッドモータの回転軸
が先端方向に移動した場合でも、回転軸移動規制手段に
より回転軸の移動を規制することができる。従って、モ
ータ内部のカラーやスラストワッシャーがモータの軸受
けに接触し、モータの回転負荷が増すという事態を回避
することができ、またモータの回転に対するピックアッ
プの始動の遅れを最小限にすることもできるる。また、
回転軸に必要以上の負荷が加わらないので、スレッドモ
ータの回転がスムーズになり、大きいトルクを必要とし
なくなる。そのため、モータの小型化が可能となり、本
発明のスレッドモータ取付構造及びスライド送り機構を
適用した装置では、内部のスペースを有効に使用した
り、小型化を図ることが可能になる。
【0088】また、モータの回転軸に必要以上の負荷が
かからないことから、光ピックアップ移動機構をスムー
ズに動作させることが可能になり、スライド送り機構の
動作中に光ピックアップの対物レンズをアクチュエータ
の中央に正確に保つことができる。そのため、本発明の
スレッドモータの取付構造及びスライド送り機構を適用
したCD−Rドライブ等では、書き込み特性の悪化を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるスレッドモータ取付機
構及び該取付構造を用いたスライド送り機構が適用され
るディスク装置を示す斜視図である。
【図2】図1に示すディスク装置における装置本体の平
面図であって、機構ユニットが下降位置にある状態を示
している。
【図3】図1に示すディスク装置における装置本体の平
面図であって、機構ユニットが上昇位置にある状態を示
している。
【図4】図1に示すディスク装置のディスクトレイの裏
面の構成を示す底面図である。
【図5】図1に示すディスク装置における弾性部材の構
成を示す斜視図である。
【図6】図1に示すディスク装置におけるスライド送り
機構(光ピックアップ移動機構)の構成を示す平面図で
ある。
【図7】(a)は、図1に示すディスク装置におけるス
レッドモータの構成を示す平面図、(b)は該スレッド
モータの一部拡大図である。
【図8】図1に示すディスク装置におけるスレッドモー
タの取付構造を示す断面図である。
【図9】図1に示すディスク装置におけるカム機構の構
成を示す斜視図であって、カム部材が第1位置にある状
態を示している。
【図10】図1に示すディスク装置におけるカム機構の
構成を示す斜視図であって、カム部材が第2位置にある
状態を示している。
【図11】図1に示すディスク装置におけるディスクク
ランパの構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1A ディスク装置 2 装置本体 3 光ディスク(ディスク) 3a 中心孔 5 ディスクトレイ 5a ディスク載置部 5c リブ(突起部) 5L,5R ガイド溝 6 ラックギヤ 6a 第1のラック 6b 第2のラック 7 カム部材移動規制溝 7a 第1の移動規制溝 7b 第2の移動規制溝 7c 第3の移動規制溝 10 ケーシング 13 機構組立体 15 フロントベゼル 15a 開口 20 開口 40 シャーシ 40a 底部 40b 壁部 40g ガイド部材 40c 取付部 41 開口 41G 間隙 42 機構ユニット 43 ベースフレーム 43a 外枠部 43b 内枠部 43c 連結部 43d 補強部 43G 間隙 43T タブ 430a、430b ガイドピン 431、432 軸 433、434 軸孔 44 保持部材 44a 底部 44b 壁部 44c 取付部 441 弾性部材(インシュレータ) 441a 中心孔 441b 凹溝 45a スピンドルモータの回転軸 45b モータ支持部(金属板) 46 ターンテーブル 46a センターハブ 46b 永久磁石 46c パッド 47 光ピックアップ 47a 対物レンズ 48 光ピックアップ移動機構/スライ
ド送り機構 480 スレッドモータ 480a スレッドモータの回転軸 481 リードスクリュー/ウォームギヤ 482 ピニオンギヤ 482a 大ギヤ 482b 小ギヤ 483 ラックギヤ 484 スライダ(移動手段) 485 ガイド棒 486 ヘッド支持台 487 ストッパ片(回転軸移動規制手
段) 487a、487b 補強リブ(補強手段) 488 支持部材 489 固定板 50 ローディング機構 51 カム機構 52a、52b 突起 55 カム部材 55a 水平部 55b 垂直部 55c 係合部 55d ディスクトレイロック部 56a、56b 案内溝 58a、58b カム溝 581 上溝 582 傾斜溝 583 下溝 59 突起 60 駆動機構 61 ローディングモータ 61a 回転軸 62 ピニオンギヤ 63 第2ギヤ 64 第3ギヤ 64a 小ギヤ(太陽ギヤ) 64b 回転軸(公転軸) 65 作動ギヤ 65a 下側ギヤ 65b 上側ギヤ 66 遊星アーム 66a 回転部 66b 第1のアーム 66c 第2のアーム 67 回転軸(自転軸) 68 ピン 80 ディスククランパ 80a 本体部 80b フランジ部 81 支持部材 81a 開口 90 非常排出機構

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸にリードスクリューが取り付けら
    れてなるスレッドモータの回転軸の軸方向先端側に、該
    回転軸の軸方向の遊びの範囲内で該回転軸が軸方向に先
    端に向かって移動した場合に、該回転軸の先端が当接し
    それ以上の移動を規制する回転軸移動規制手段を設けた
    ことを特徴とするスレッドモータの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記回転軸移動規制手段は、前記スレッ
    ドモータの回転軸がその軸方向の遊びの範囲内で基端側
    に移動した状態で、該回転軸の先端から所定間隔を置い
    て設けられたストッパ片であることを特徴とする請求項
    1に記載のスレッドモータの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記所定間隔は、前記軸方向の遊び以下
    の寸法に設定されていることを特徴とする請求項2に記
    載のスレッドモータの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記所定間隔は、0.02mm〜0.0
    5mmの範囲内に設定されていることを特徴とする請求
    項2又は請求項3に記載のスレッドモータの取付構造。
  5. 【請求項5】 前記回転軸移動規制手段は、補強手段を
    有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいず
    れかに記載のスレッドモータの取付構造。
  6. 【請求項6】 回転軸にリードスクリューが取り付けら
    れてなるスレッドモータと、 前記リードスクリューに噛合する減速ギヤ機構と、 前記減速ギヤ機構を介して駆動される被駆動手段と、 前記スレッドモータの回転軸がリードスクリューが進む
    方向に回転した場合に、それに伴う回転軸の軸方向の遊
    びの範囲内における該回転軸の軸方向の移動を規制する
    回転軸移動規制手段と、を有することを特徴とするスラ
    イド送り機構。
  7. 【請求項7】 前記回転軸移動規制手段は、前記スレッ
    ドモータの回転軸がその軸方向の遊びの範囲内で基端側
    に移動した状態で、該回転軸の先端から0.02mm〜
    0.05mmの間隔を置いて設けられたストッパ片であ
    ることを特徴とする請求項6に記載のスライド送り機
    構。
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