JPH10274166A - 可変容量形ポンプの制御装置 - Google Patents

可変容量形ポンプの制御装置

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JPH10274166A
JPH10274166A JP9081151A JP8115197A JPH10274166A JP H10274166 A JPH10274166 A JP H10274166A JP 9081151 A JP9081151 A JP 9081151A JP 8115197 A JP8115197 A JP 8115197A JP H10274166 A JPH10274166 A JP H10274166A
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左千夫 川端
Norihide Matsuda
憲英 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力制御時電磁リリーフ弁からのリリーフ量
を精度よく規定値以下に制御することができる可変容量
ポンプの制御装置を提供すること 【解決手段】 可変要素を変化することによって作動油
の吐出流量が変化する可変容量形ポンプの制御装置は、
可変容量形ポンプからの作動油の圧力を制御するための
第1の負帰還回路24と、第2の負帰還回路24aと、
切換制御手段88とを備える。第1の負帰還回路24
は、作動の圧力を検出する第1の圧力検出手段13と、
電磁リリーフ弁のベント圧力を検出する第2の圧力検出
手段114と、第1および第2の圧力検出手段13,1
14の検出圧力の差圧を演算する差圧演算回路122と
を有する。切換制御手段88は、第1の圧力検出手段1
3の検出圧力が目標圧力より大きいとき、差圧演算回路
122からの差圧信号を利用して作動油のリリーフ流量
が小さくなるように切換制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変容量形斜板式
アキシアルピストンポンプ等の可変容量形ポンプからの
作動油の流量を制御するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】可変容量形ポンプの制御装置は、たとえ
ば射出成形機において、または金属板などを塑性変形加
工する油圧プレスなどにおいて、使用される。たとえば
射出成形機では、油圧ピストンによって、溶融された合
成樹脂をたとえば0.2秒間の短時間に予め定める圧力
を保ちつつ、合成樹脂の流量に応じて、その油圧ピスト
ンを駆動する作動油の流量を制御させるような高精度・
高応答の制御特性が要求される。
【0003】典型的な先行技術は、実開平1−6648
3に開示されており、この先行技術では、可変容量形斜
板式アキシアルピストンポンプにおける可変要素である
斜板を、油圧シリンダによって駆動して、その傾斜角度
を制御し、これによって傾斜角度に対応した作動油の吐
出流量を制御し、かつ作動油の吐出圧力を制御する。射
出成形機における射出工程では、金型の形状および合成
樹脂材料にもよるが、上述のように、射出圧力を一定に
保ったままで、合成樹脂の流れに応じて射出流量を追従
させる必要があり、先行技術では、そのような射出成形
機の要求を満たして、充分な速度で斜板の傾斜角度を安
定に制御することは、非常に難しく、応答性に限界があ
る。
【0004】この問題を解決するために、ポンプからの
作動油の吐出流量を一定に保ち、圧力制御のために、電
磁リリーフ弁を用いて作動油の圧力を一定に制御する構
成が考えられる。これによって高速度の応答性を確保す
ることができる。このような構成では、電磁リリーフ弁
からブリードオフされる作動油のリリーフ流量が大き
く、したがって動力が無駄になるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電磁
リリーフ弁からのリリーフ流量を精度よく制御すること
ができるようにし、しかもその吐出される作動油の無駄
をできるだけ小さくすることができるようにした可変容
量形ポンプの制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、可変要素を変
化することによって作動油の吐出流量を変化させること
ができる可変容量形ポンプからの作動油の圧力を、電磁
リリーフ弁によって制御する可変容量形ポンプの制御装
置において、前記可変容量形ポンプからの作動油の圧力
を制御するための第1の負帰還回路であって、前記可変
容量形ポンプからの作動の圧力を検出する第1の圧力検
出手段と、前記電磁リリーフ弁のパイロット圧力を検出
する第2の圧力検出手段と、前記第1および第2の圧力
検出手段の検出圧力の差圧を演算する差圧演算回路と、
前記可変容量ポンプからの作動油の目標圧力を設定する
目標圧力設定手段と、前記第1の圧力検出手段からの検
出圧力の信号と前記目標圧力設定手段によって設定され
た目標圧力との第1の偏差を求める第1の減算回路と、
前記第1の減算回路の出力に応答し、前記第1の偏差が
零になるように圧力補正信号を求めて前記電磁リリーフ
弁を制御する第1の補償回路とを有する第1の負帰還回
路と、第2の負帰還回路であって、前記可変容量形ポン
プからの作動油の流量を検出する流量検出手段と、前記
流量検出手段からの検出流量の信号と入力信号との第2
の偏差を求める第2の減算回路と、前記第2の減算回路
の出力に応答し、前記第2の減算回路によって求めた第
2の偏差が零となるように前記可変要素を変化させる第
2の補償回路とを有する第2の負帰還回路と、前記可変
容量形ポンプから送給される作動油の目標流量を設定す
る目標流量設定手段と、前記第1の圧力検出手段の検出
圧力が前記目標圧力設定手段の目標圧力より大きいと
き、前記差圧演算回路からの差圧信号と前記流量検出手
段からの検出流量の信号とを演算して、作動油のリリー
フ流量が小さくなるように前記第2の減算回路に与え、
一方前記第1の圧力検出手段の検出圧力が前記目標圧力
設定手段の目標圧力より小さいとき、前記目標流量設定
手段からの目標流量の信号を前記第2の減算回路に与え
る切換制御手段と、を備えたことを特徴とする可変容量
形ポンプの制御装置である。本発明に従えば、可変容量
形ポンプからの作動油は電磁リリーフ弁によって制御さ
れ、この電磁リリーフ弁は第1の負帰還回路によって制
御され、したがって可変容量形ポンプの吐出圧力は流量
にかかわらず一定に保持される。また、圧力制御状態に
おいて、可変容量形ポンプからの作動油の第1の圧力検
出手段によって検出される検出圧力が、目標圧力設定手
段によって設定されている目標圧力を越えると、可変容
量形ポンプからの作動油の一部が電磁リリーフ弁を介し
てリリーフされる。このとき、リリーフ流量が多い場
合、電磁リリーフ弁のオーバライド特性により差圧信号
が大きくなる特徴がある。すなわちリリーフ流量を直接
検知しなくても差圧信号のレベルによりリリーフ流量を
検出できる。この差圧信号を規定値の小さな値となるよ
うにポンプ流量を低減させ、リリーフ流量を最小値に制
御する。第1の圧力検出手段による検出圧力、すなわち
可変容量形ポンプからの作動油の圧力と、第2の圧力検
出手段による検出圧力、すなわち電磁リリーフ弁のパイ
ロット圧力との圧力差は、ヒステリシスが存在せず、ま
た電磁リリーフ弁を介してのリリーフ流量と実質上比例
関係にあり、それ故に、この第1の圧力検出手段の検出
圧力と第2の圧力検出手段の圧力差を利用することによ
って、電磁リリーフ弁からのリリーフ量を高精度に制御
することができる。なお、第1の検出圧力手段の検出圧
力が第2の圧力検出手段の検出圧力よりも小さいときに
は、流量制御状態とするために、切換制御手段の作用に
よって、目標流量設定手段によって設定される目標流量
の信号が入力信号として第2の減算回路に与えられ、目
標流量となるように第2の負帰還回路が作動される。
【0007】また本発明は、前記目標圧力設定手段から
の目標圧力の信号と、前記第1の補償回路からの圧力補
正信号と、前記差圧演算回路からの差圧の信号とを演算
する第3の演算回路をさらに備えていることを特徴とす
る。本発明に従えば、可変容量形ポンプからの作動油の
圧力は、目標圧力設定手段からの目標圧力の信号、第1
の補正回路からの圧力補正信号および差圧演算回路から
の差圧の信号を利用して制御され、特に差圧演算回路か
らの差圧の信号は、可変容量形ポンプの容量変化等のと
きに発生するサージ圧力も検知することができるので、
サージ圧力を抑えることができる。
【0008】さらに本発明は、作動油の圧力を電磁リリ
ーフ弁によって制御する作動油の制御装置において、作
動油の圧力を検出する第1の圧力検出手段と、前記電磁
リリーフ弁のパイロット圧力を検出する第2の圧力検出
手段と、前記第1および第2の圧力検出手段の検出圧力
の差圧を演算する差圧演算回路とを備え、前記電磁リリ
ーフ弁に供給される電流は、前記差圧演算回路による検
出圧力の差圧を1つのパラメータとして制御され、これ
によって前記電磁リリーフ弁のリリーフ圧力が制御され
ることを特徴とする作動油の制御装置である。本発明に
従えば、第1の圧力検出手段による検出圧力、すなわち
作動油の圧力と、第2の圧力検出手段による検出圧力、
すなわち電磁リリーフ弁のパイロット圧力との圧力差
は、ヒステリシスが存在せず、また可変容量形ポンプの
容量変化等のときに発生するサージ圧力も検知すること
ができるので、作動油の圧力を高精度に一定に保持する
ことができ、またサージ圧力を抑えることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に従う可変容量形
ポンプの制御装置の一実施形態の電気的構成を示すブロ
ック図である。この電気的構成によって、図2に示され
る可変容量形ポンプの1つとしての可変容量形斜板式ア
キシアルピストンポンプ1から吐出される作動油の圧力
および流量が制御される。図2において、ポンプ1から
の作動油によって、射出成形機における溶融された合成
樹脂が金型に一定の圧力に保たれたままで、その金型内
への合成樹脂の流れに応じて射出の流量、したがって作
動油の流量を追随させることができる。ポンプ本体2と
補助ポンプ3とはそれらの回転軸が連結され、駆動源に
よって一定速度で回転駆動される。ポンプ本体2からの
作動油は管路4からシリンダなどのアクチュエータに供
給される。管路4には、管路5を介して電磁リリーフ弁
6が接続され、管路7を介して作動油の一部がタンクに
戻される。図2に示されるポンプ1の構成では、流量制
御のために油圧比例制御弁15および電磁比例制御弁1
9が用いられ、構成が比較的簡単であるという利点があ
る。
【0010】図3は、電磁リリーフ弁6の一例を示す簡
略化された断面図である。弁ハウジング8には第1弁座
9aが形成され、第1弁体10aが第1ばね11aのば
ね力によって着座する方向にばね力が与えられている。
この弁ハウジング8には、また、第2弁座9bが形成さ
れ、第2弁体10bが第2ばね11bのばね力によって
着座する方向にばね力が付与されている。第2弁体10
bにはプランジャ211が付設され、電磁コイル12が
励磁されることによって、プランジャ211が第2弁体
10bの方向に移動してこれに作用する。管路5と第1
弁体10aの背面側とはパイロット流路112を介して
連通され、このパイロット流路112に作用する圧力は
第1弁体10aを着座する方向に作用する。パイロット
流路112には、そこを流れる作動油の流路を規制する
絞り部材114が配設されている。したがって第1弁体
10aに作用する管路5の圧力が、パイロット流路11
2のパイロット圧力と第1ばね11aのばね力とに打ち
勝つと、第1弁体10aは弁座9aから離間し、作動油
の一部が管路5から管路7に流れる。また、第2弁体1
0bの背面側は流路214を介して油タンク215に連
通されている。したがって、第2弁体10bに作用する
第1弁体10aの背面側の圧力が、電磁コイル12によ
る電磁力と第2ばね11bのばね力とに打ち勝つと、第
2弁体10bは弁座9bから離間し、第1弁体10aの
背面側の作動油の一部が流路214を介して油タンク2
15に流れる。
【0011】本実施形態では、管路5に第1の圧力検出
手段13が配設され、またチョーク流路112に連通す
る流路113には第2の圧力検出手段114が配設され
ている。第1および第2の圧力検出手段13,114は
流体の圧力を検出する圧力計から構成することができ、
第1の圧力検出手段13は、管路5の作動油の圧力、換
言するとポンプ本体2から管路4を通して送給される作
動油の圧力を検出し、また第2の圧力検出手段114
は、チョーク流路112の圧力、換言すると、絞り部材
114を介して弁体10の背面側に作用する作動油の圧
力を検出する。
【0012】ポンプ1の斜板である可変要素の傾斜角度
を変化させるために、補助ポンプ3からの作動油が管路
14を経て、小ピストン115のための小シリンダ室1
16に供給されるとともに、油圧比例制御弁15を介し
て大ピストン16のための大シリンダ室17に供給され
る。斜板、したがってピストン16の変位位置は、ポテ
ンショメータなどによって実現される位置検出手段18
によって検出され、これによって斜板の傾斜角度、した
がって管路4から吐出される作動油の流量が検出される
ことになる。したがって、この位置検出手段18は、以
下の説明では、流量検出手段と呼ぶことにする。管路1
4からの作動油は、電磁比例制御弁19から管路20を
経て、油圧比例制御弁15のシリンダ室21に与えら
れ、油圧比例制御弁15から管路22を経て前記シリン
ダ室17への作動油の状況が連続的に変化させることが
できる。
【0013】本実施形態では、油圧比例制御弁15の偏
倚ばね15aの偏倚力とシリンダ室21に作用する作動
油の圧力とがつり合っているときには、この油圧比例制
御弁15は図2に示す中立位置に保持され、ポンプ1の
斜板はその角度位置に保持される。これに対し、作動油
の圧力が上昇(または低下)してその圧力が偏倚ばね1
5aの偏倚力よりも大きく(または小さく)なると、比
例制御弁15は図2において左方(または右方)に移動
して管路22と管路117(または14)とが比例制御
弁15を介して連通され、大シリンダ室17内の作動油
が管路22,117を通して戻される(または管路14
からの作動油が管路22を通して大シリンダ室17に供
給される)。したがって、大ピストン16が図2におい
て右方(または左方)に移動され、斜板の傾斜角度が大
きく(または低く)なり、ポンプ本体2からの吐出量が
低下(または増大)する。
【0014】図3に示される一例の電磁リリーフ弁6
は、図1において伝達関数がGp2を有する制御回路3
2として等価的に置き換えられる。また図2に示される
ポンプ1は、図1において参照符32aで示されるよう
に伝達関数Gq2を有する制御回路32aとして等価的
に置き換えられる。この伝達関数Gq2の制御回路32
aは、ポンプ本体2、補助ポンプ3、油圧比例制御弁1
5、斜板、その斜板を駆動するピストン16および電磁
比例制御弁19などを等価的に含む。図1のライン11
8に導出される制御量は、第2の圧力検出手段114に
よる作動油の検出圧力の信号が導出されるラインであ
る。また、ライン119に導出される制御量は、第1の
圧力検出手段13による作動油の検出圧力の信号が導出
されるラインである。さらに制御回路32aからライン
118aを介して導出される信号は、斜板の変位位置を
検出する流量検出手段18が表す管路4からの作動油の
検出流量の信号が導出されるラインである。圧力制御を
行う第1の負帰還回路24と作動油の流量を制御する第
2の負帰還回路24aとは類似の構成を有し、対応する
部分には同一の数字に添え字aを付して示す。
【0015】ポンプ本体2から管路4に供給される作動
油の圧力のための目標圧力は、目標圧力設定手段25に
おいて設定される。この目標圧力の信号はライン26か
らフィードフォワード制御を行うための伝達関数Gp1
を有するオープン制御回路31に与えられるとともに、
第1の減算回路34の一方の入力に与えられる。第1の
圧力検出手段13からの出力はライン27を介して第1
の減算回路34の他方の入力に与えられる。この第1の
減算回路34は、目標圧力の信号から検出圧力Paの信
号を減算した第1の偏差を表す信号をライン28に導出
して第1の補償回路29に与える。オープン制御回路3
1の出力と第1の補償回路29からライン77に導出さ
れる圧力補正信号とは、第1の演算回路75において加
算される。第1の演算回路75からライン78に導出さ
れる信号は、演算回路120に送給され、この演算回路
120にて演算処理されて、ライン121から電磁リリ
ーフ弁6の電磁コイル12に与えられる。さらにまた位
相進み補償回路79が備えられる。第1の補償回路29
は、第1の減算回路34の出力に応答して、第1の偏差
が零となるようにするための圧力補正信号を求めてライ
ン77に導出する。
【0016】本実施形態においては、第1の圧力検出手
段13の検出圧力Pdの信号はライン119に導出され
た後、ライン123を通って差圧演算回路122に送給
され、また第2の圧力検出手段114の検出圧力Pcの
信号はライン124に導出された後、差圧演算回路12
2に送給される。差圧演算回路122は、第1の圧力検
出手段13の検出信号Pdの信号から第2の圧力検出手
段114の検出圧力Pcの信号を減算してその検出圧力
の差圧(Pd−Pc)を生成する。差圧演算回路122
からの差圧(Pd−Pc)の信号は、ライン125に導
出され、伝達関数HP5を有する制御回路126に与え
られた後、ライン127を通して演算回路120に送給
され、演算回路120は、第1の演算回路75からの信
号からこのライン127からの信号を減算して電磁コイ
ル12に与える。
【0017】ポンプ1の管路4から吐出される作動油の
吐出流量は、目標流量設定手段25aにおいて設定され
る。その出力はライン26aを経て切換スイッチ手段8
0の切換スイッチ81における一方の個別接点82に与
えられる。切換スイッチ81はもう1つの個別接点83
を有する。共通接点84は、個別接点82または83に
切換わって導通することができる。共通接点84からの
出力はライン85から伝達関数Gq1を有するオープン
制御回路31aに与えられる。このオープン制御回路3
1aの出力は、第2演算回路75aに与えられ、第2補
償回路29aからライン77aに導出される流量補正信
号に加算されて演算される。第2演算回路75aの出力
は、ライン78aを経て、ポンプ1の電磁比例制御弁1
9に与えられ、これによってピストン16、したがって
斜板が角変位駆動され、吐出流量が変化される。
【0018】流量検出手段18によって検出されるポン
プ本体2からライン4に吐出される作動油の検出流量の
信号はライン27aから第2の減算回路34aの一方の
入力に与えられ、この第2の減算回路34aにはライン
85からの入力信号が他方の入力に与えられる。第2の
減算回路34aは、ライン85からの入力信号からライ
ン27aの検出流量の信号を減算し、その第2の偏差を
表す信号をライン28aに導出して第2の補償回路29
aに与える。第2の補償回路29aは、第2の減算回路
34aの出力に応答し、第2の偏差が零となるように斜
板、したがってピストン16を変化するための流量補正
信号を前述のようにライン77aに導出する。流量検出
手段18の出力はまた、位相進み補償回路79aに与え
られ、その位相進み補償回路79aの出力は、演算回路
75aに与えられて減算され、この演算回路75aから
ライン78aに導出される信号によって、前述のように
電磁比例制御弁19が制御される。
【0019】図4は、電磁リリーフ弁6の圧力オーバラ
イド特性を示すグラフである。目標圧力設定手段25の
目標圧力となるようにするための管路4における作動油
の圧力制御動作状態において、電磁リリーフ弁6はクラ
ッキング圧においてはリリーフ流量Qは零であるがこの
クラッキング圧よりもわずかに高くなると、電磁リリー
フ弁6が開放されて、わずかなリリーフ流量でライン7
から作動油の一部が流れ出される。上記目標圧力以上で
は、目標圧力を上記クラッキング圧力よりも幾分高い圧
力に設定すると、上記目標圧力においてわずかなリリー
フ流量でライン7を通して作動油の一部がリリーフされ
る。図4のラインL1で示されるように、そのリリーフ
流量と第1および第2の圧力検出手段13,114の検
出圧力の差圧(Pd−Pc)とは、目標流量を越える範
囲では実質上比例関係で増大する特性を有する。リリー
フ流量が多くなると、その圧力オーバライド特性によっ
て、圧力が目標圧力よりも高くなる傾向がある。したが
って第1の補償回路29からライン77に導出される圧
力補正信号は、第1の圧力検出手段13によって検出さ
れる検出圧力を下げる偏差信号であり、この圧力補正信
号のレベルは、上記わずかなリリーフ流量を超える不必
要なリリーフ流量と一次関数の関係、たとえば比例関係
にある。
【0020】本実施形態では、流量検出手段18によっ
て検出される作動油の検出流量の信号に、オーバライド
特性における圧力上昇とほぼ同一の関係にある第1圧力
検出手段13と第2の圧力検出手段114の検出圧力と
の差圧(Pd−Pc)の信号を加算し、この値を圧力制
御動作中において第2の負帰還回路24aの目標流量と
なる入力信号として与える。すなわち図4においてリリ
ーフ流量Q1の場合第1および第2の圧力検出手段1
3,114の検出圧力の差圧(Pd−Pc)が増大して
参照符87で示される圧力差P1になったとき、第1の
補償回路29からライン77に導出される圧力補正信号
は、圧力差ΔP1だけ圧力を減少させる偏差信号であっ
て、このときのリリーフ流量Q1が零に近いわずかなリ
リーフ流量(目標圧力におけるリリーフ流量)となるよ
うに、第2の補償回路29aの目標流量となる入力信号
として、次に述べるように、ライン85に与えられる。
こうして無駄となる大きなリリーフ流量Q1が生じるこ
とを防ぎ、無駄流量をできるだけ小さくすることが可能
になる。
【0021】本実施形態では、切換制御手段88が設け
られる。この切換制御手段88における第2の演算回路
89は、差圧演算回路122からの差圧の信号が正であ
るときにのみその差圧の信号をライン90に導出する比
較回路91と、ライン90を介する差圧(Pd−Pc)
の信号に応答し伝達関数Hp4を有する制御回路92と
を有する。差圧演算回路122の差圧が正であるという
ことは、第1の圧力検出手段13によって検出される検
出圧力が、第2の圧力検出手段114によって検出され
る検出圧力を超えるときであり、そのときの圧力差の信
号が上述のように演算回路93に与えられる。演算回路
93は、流量検出手段18のライン27aを介する検出
流量の信号から第1の演算回路89における制御回路9
2からの出力とを減算して、検出流量から前記差を減算
した流量を表す信号を、ライン94に導出して、切換ス
イッチ81の個別接点83に与える。差圧演算回路12
2からの圧力差の信号はヒステリシス特性を有しておら
ず、また補正のための信号も含んでいないので誤差の少
ないものであり、それゆえに、この信号を利用すること
によって後述する作動油の流量制御を高精度に行うこと
ができる。
【0022】切換スイッチ81とともに切換スイッチ手
段80を構成する切換スイッチ制御手段95は、第1の
補償回路29の圧力補正信号が負であるとき、すなわち
第1の圧力検出手段13の検出圧力が目標圧力設定手段
25によって設定された目標圧力を超えるとき、切換ス
イッチ81の共通接点84を個別接点83に導通し、こ
れによって演算回路93の出力をライン85を介して第
2の補償回路29aの目標圧力となる入力信号として与
える。切換スイッチ制御手段95はまた、第1の補償回
路29の圧力補正信号に応答し、第1の圧力検出手段1
3の検出圧力が上記目標圧力以下であるとき、切換スイ
ッチ81の共通接点84を個別接点82に導通し、これ
によって目標流量設定手段25aからの目標流量の信号
を、ライン26aからライン85に与えて第2の補償回
路29aの入力信号とし、作動油の圧力を目標圧力に上
昇して到達させることを可能にする。
【0023】第1の補償回路29の具体的な構成につい
て、再び図1を参照して説明する。第1の減算回路34
からライン28に導出される第1の偏差の信号は、伝達
関数Hp1を有する補償回路51に与えられ、その出力
はリミタ50に与えられる。リミタ50は図5に示され
るように、入力される補償回路51からの信号がM1〜
M2を超えるとき、出力をM1,M2に制限する。第1
のリミタ50の出力は、演算回路65において加算され
る。ライン28を介する第1の減算回路34の出力はま
た、スイッチ76を介して伝達関数Hp2を有する補償
回路62に与えられる。この補償回路62の出力は、積
分補償回路61に与えられて積分動作が行われる。積分
補償回路61の出力は第2のリミタ60に与えられ、前
述の図5と同様なリミタ動作が行われる。演算回路65
は、リミタ60の出力を、前述のリミタ50の出力とと
もに加算し、ライン77に圧力補正信号として導出す
る。
【0024】第1の補償回路29におけるレベル弁別手
段96は、第1の減算回路34からライン28に導出さ
れる第1の偏差の絶対値が、予め定める値を超えると
き、スイッチ76を遮断し、これによって補償回路6
2、積分補償回路61および第2リミタ60の働きを休
止させる。またこのレベル弁別手段96は、第1の偏差
の絶対値が前記予め定める値以下であることを弁別した
ときには、スイッチ76を導通して積分補償回路61に
よる積分動作を許容する。
【0025】図6は、第1の補償回路29の動作を説明
するための波形図である。目標圧力設定手段25からラ
イン26に導出される信号は図6(1)に示される階段
波形を有するものとする。このとき第1の減算回路34
からライン28に導出される第1の偏差の波形は図6
(2)に示されるとおりである。図6(2)に示される
弁別レベルHε1,Lε1の各絶対値は等しく選ばれて
も良い。補償回路51は、図6(3)の参照符97で示
される波形を有する信号を導出し、第1のリミタ50
は、図6(3)の実線で示されるように、補償回路51
の出力を参照符98で示されるように制限して加算回路
65に与える。
【0026】レベル弁別手段96は、第1の減算回路3
4からライン28に導出される第1の偏差を、上下の弁
別レベルHε1,Lε1でレベル弁別し、その範囲Hε
1〜Lε1の範囲外であるときスイッチ76は遮断され
る。時刻t1以降において第1の偏差が前述の上下の弁
別レベルHε1〜Lε1以内にあるので、スイッチ76
が導通され、したがって積分補償回路61からは図6
(4)の参照符99で示される波形を有する積分信号が
得られる。第2のリミタ60は、この積分補償回路61
の出力を参照符100で示されるように制限し、この図
6(4)の実線で示される波形を有する信号を加算回路
65に与える。こうして第1の補償回路29およびオー
プン制御回路31および位相進み補償回路79の働きに
よって、ライン78には、図6(5)で示される電磁リ
リーフ弁6による圧力制御のための信号が得られる。
【0027】ポンプ1の作動油の流量に関する第2の補
償回路29aは、前述の第1補償回路29と同様な構成
を有し、同一の数字に添え字aを付して対応する部分を
示す。この第2の補償回路29では、前述の第1の補償
回路29の説明に関する圧力を流量と読み代え、また電
磁リリーフ弁6を制御する代りに、ピストン16、した
がって斜板を変位するための電磁比例制御弁19を動作
させるものと読み換えればよい。
【0028】位相進み補償回路79において、ライン2
3から得られる第1の圧力検出手段13の出力は、伝達
関数Hp3を有する補償回路73に与えられ、その補償
回路73の出力は、位相進み回路74に与えられ、その
位相進み回路74の出力は、演算回路75において減算
される。これによってライン78から導出される信号
は、電磁リリーフ弁6による作動油の圧力のオーバシュ
ートを抑えて、その後の減衰を速めることができるよう
になる。このことはもう1つの作動油の流量のための位
相進み補償回路79aに関しても同様であり、ピストン
16および斜板の変位による流量のオーバシュートを抑
えて、その後の減衰を早めめることを可能にしている。
【0029】また本実施形態においては、演算回路75
にて演算された信号がさらに演算回路120に送給さ
れ、この演算回路120にて演算回路75からの信号に
差圧演算回路122からの差圧(Pd−Pc)の信号
(伝達関数HP5を有する制御回路126を通った後の
信号)が減算される。このように差圧演算回路122の
差圧の信号を利用することによって、シリンダなどのア
クチュエータ作動時等にて発生するサージ圧力も検出す
ることができ、この差圧の信号を利用して作動油の圧力
を制御することによってサージ圧力を低減させる制御が
可能となり、高精度な圧力制御において問題となりやす
いサージ圧力を著しく低減することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1の可変容量形ポンプの
制御装置によれば、可変容量形ポンプからの作動油は電
磁リリーフ弁によって制御され、この電磁リリーフ弁は
第1の負帰還回路によって制御され、したがって可変容
量形ポンプの吐出圧力は流量にかかわらず一定に保持さ
れる。また、圧力制御状態において、可変容量形ポンプ
からの作動油の第1の圧力検出手段によって検出される
検出圧力が、目標圧力設定手段によって設定されている
目標圧力を越えると、可変容量形ポンプからの作動油の
一部が電磁リリーフ弁を介してリリーフされる。このと
き、リリーフ流量が多い場合、電磁リリーフ弁のオーバ
ライド特性により差圧信号が大きくなる特徴がある。す
なわちリリーフ流量を直接検知しなくても差圧信号のレ
ベルによりリリーフ流量を検出できる。この差圧信号を
規定値の小さな値となるようにポンプ流量を低減させ、
リリーフ流量を最小値に制御する。第1の圧力検出手段
による検出圧力、すなわち可変容量形ポンプからの作動
油の圧力と、第2の圧力検出手段による検出圧力、すな
わち電磁リリーフ弁のパイロット圧力との圧力差は、ヒ
ステリシスが存在せず、また電磁リリーフ弁を介しての
リリーフ流量と実質上比例関係にあり、それ故に、この
第1の圧力検出手段の検出圧力と第2の圧力検出手段の
圧力差を利用することによって、電磁リリーフ弁からの
リリーフ量を高精度に制御することができる。なお、第
1の検出圧力手段の検出圧力が第2の圧力検出手段の検
出圧力よりも小さいときには、流量制御状態とするため
に、切換制御手段の作用によって、目標流量設定手段に
よって設定される目標流量の信号が入力信号として第2
の減算回路に与えられ、目標流量となるように第2の負
帰還回路が作動される。
【0031】また本発明の請求項2の可変容量形ポンプ
の制御装置によれば、可変容量形ポンプからの作動油の
圧力は、目標圧力設定手段からの目標圧力の信号、第1
の補正回路からの圧力補正信号および差圧演算回路から
の差圧の信号を利用して制御され、特に差圧演算回路か
らの差圧の信号は、可変容量形ポンプの容量変化等のと
きに発生するサージ圧力も検知することができるので、
サージ圧力を抑えることができる。
【0032】さらに本発明の請求項3の作動油の制御装
置によれば、電磁リリーフ弁に供給される電流は差圧演
算回路による検出圧力の差圧を1つのパラメータとして
制御され、これによって電磁リリーフ弁のリリーフ圧力
が制御される。第1の圧力検出手段による検出圧力、す
なわち作動油の圧力と、第2の圧力検出手段による検出
圧力、すなわち電磁リリーフ弁のパイロット圧力との圧
力差は、ヒステリシスが存在せず、また可変容量形ポン
プの容量変化等のときに発生するサージ圧力も検知する
ことができるので、作動油の圧力を高精度に一定に保持
することができ、またサージ圧力を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変容量形ポンプの制御装置の一実施
形態の全体の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の制御装置における制御回路で示される油
圧回路の具体的な構成を示す図である。
【図3】図2の油圧回路における電磁リリーフ弁の一例
の具体的な構成を示す断面図である。
【図4】電磁リリーフ弁のリリーフ流量と第1および第
2の圧力検出手段による検出圧力の差圧との関係を説明
するための図である。
【図5】図1の制御装置におけるリミタの入出力特性を
示す図である。
【図6】図1の制御装置の動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 可変容量形斜板式アキシアルピストンポンプ 6 電磁リリーフ弁 13 第1の圧力検出手段 16 ピストン 18 位置検出手段(流量検出手段) 24 第1の負帰還回路 24a 第2の負帰還回路 25 目標圧力設定手段 25a 目標流量設定手段 29 第1の補償回路 29a 第2の補償回路 31,31a オープン制御回路 34 第1の減算回路 34a 第2の減算回路 75,75a 第2の演算回路 79,79a 位相進み補償回路 80,95 切換スイッチ手段 81 切換スイッチ 88 切換制御手段 89 第1の演算回路 96 レベル弁別手段 114 第2の圧力検出手段 120 演算回路 122 差圧演算回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変要素を変化することによって作動油
    の吐出流量を変化させることができる可変容量形ポンプ
    からの作動油の圧力を、電磁リリーフ弁によって制御す
    る可変容量形ポンプの制御装置において、 前記可変容量形ポンプからの作動油の圧力を制御するた
    めの第1の負帰還回路であって、前記可変容量形ポンプ
    からの作動の圧力を検出する第1の圧力検出手段と、前
    記電磁リリーフ弁のパイロット圧力を検出する第2の圧
    力検出手段と、前記第1および第2の圧力検出手段の検
    出圧力の差圧を演算する差圧演算回路と、前記可変容量
    ポンプからの作動油の目標圧力を設定する目標圧力設定
    手段と、前記第1の圧力検出手段からの検出圧力の信号
    と前記目標圧力設定手段によって設定された目標圧力と
    の第1の偏差を求める第1の減算回路と、前記第1の減
    算回路の出力に応答し、前記第1の偏差が零になるよう
    に圧力補正信号を求めて前記電磁リリーフ弁を制御する
    第1の補償回路とを有する第1の負帰還回路と、 第2の負帰還回路であって、前記可変容量形ポンプから
    の作動油の流量を検出する流量検出手段と、前記流量検
    出手段からの検出流量の信号と入力信号との第2の偏差
    を求める第2の減算回路と、前記第2の減算回路の出力
    に応答し、前記第2の減算回路によって求めた第2の偏
    差が零となるように前記可変要素を変化させる第2の補
    償回路とを有する第2の負帰還回路と、 前記可変容量形ポンプから送給される作動油の目標流量
    を設定する目標流量設定手段と、 前記第1の圧力検出手段の検出圧力が前記目標圧力設定
    手段の目標圧力より大きいとき、前記差圧演算回路から
    の差圧信号と前記流量検出手段からの検出流量の信号と
    を演算して、作動油のリリーフ流量が小さくなるように
    前記第2の減算回路に与え、一方前記第1の圧力検出手
    段の検出圧力が前記目標圧力設定手段の目標圧力より小
    さいとき、前記目標流量設定手段からの目標流量の信号
    を前記第2の減算回路に与える切換制御手段と、 を備えたことを特徴とする可変容量形ポンプの制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記目標圧力設定手段からの目標圧力の
    信号と、前記第1の補償回路からの圧力補正信号と、前
    記差圧演算回路からの差圧の信号とを演算する演算回路
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の可
    変容量形ポンプの制御装置。
  3. 【請求項3】 作動油の圧力を電磁リリーフ弁によって
    制御する作動油の制御装置において、 作動油の圧力を検出する第1の圧力検出手段と、 前記電磁リリーフ弁のパイロット圧力を検出する第2の
    圧力検出手段と、 前記第1および第2の圧力検出手段の検出圧力の差圧を
    演算する差圧演算回路とを備え、 前記電磁リリーフ弁に供給される電流は、前記差圧演算
    回路による検出圧力の差圧を1つのパラメータとして制
    御され、これによって前記電磁リリーフ弁のリリーフ圧
    力が制御されることを特徴とする作動油の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102720665A (zh) * 2012-07-03 2012-10-10 苏州张扬能源科技有限公司 一种降能耗液压泵装置

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