JPH10272598A - ねじ式機械プレス - Google Patents
ねじ式機械プレスInfo
- Publication number
- JPH10272598A JPH10272598A JP9095346A JP9534697A JPH10272598A JP H10272598 A JPH10272598 A JP H10272598A JP 9095346 A JP9095346 A JP 9095346A JP 9534697 A JP9534697 A JP 9534697A JP H10272598 A JPH10272598 A JP H10272598A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- screw
- guide
- press
- electric motor
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/28—Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof
- B30B15/287—Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof preventing unintended ram movement, e.g. using blocking devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/0064—Counterbalancing means for movable press elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スライドの落下を防止し、かつ任意の位置に停
留可能とし、プレス加工の偏心荷重に強いスライドガイ
ド構造とするねじ式機械プレスを提供する。 【解決手段】スライド4に固設した雌ねじ5と、フレー
ム2に回転支持した雄ねじ3とからなるねじ機構6を有
し、雄ねじ3を電動機13で駆動してスライド4を昇降
させるねじ式機械プレス1において、電動機13を停
止、起動するとき雄ねじ3上端部に固設したディスクプ
レート16を挟持して押圧するばね17Bと解除する空
圧シリンダ17からなる回転阻止装置18と、金型とス
ライド4の重量を平衡させるカウンタバランス19を設
け、雌ねじ5の外周部とフレーム2間のスライド上部ガ
イド7と、スライド4下面四隅部のガイドロッド8とベ
ッド9に固設したガイドホルダ10からなるスライド下
部ガイド11を設ける。
留可能とし、プレス加工の偏心荷重に強いスライドガイ
ド構造とするねじ式機械プレスを提供する。 【解決手段】スライド4に固設した雌ねじ5と、フレー
ム2に回転支持した雄ねじ3とからなるねじ機構6を有
し、雄ねじ3を電動機13で駆動してスライド4を昇降
させるねじ式機械プレス1において、電動機13を停
止、起動するとき雄ねじ3上端部に固設したディスクプ
レート16を挟持して押圧するばね17Bと解除する空
圧シリンダ17からなる回転阻止装置18と、金型とス
ライド4の重量を平衡させるカウンタバランス19を設
け、雌ねじ5の外周部とフレーム2間のスライド上部ガ
イド7と、スライド4下面四隅部のガイドロッド8とベ
ッド9に固設したガイドホルダ10からなるスライド下
部ガイド11を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型を取り付けて
プレス加工を行うねじ式機械プレスに関し、ねじを回転
制御する電動機を停止させたとき、ねじに螺合して昇降
するスライドの自然落下を防止するとともに、偏心荷重
によるスライドの傾きを防止するために有効である。
プレス加工を行うねじ式機械プレスに関し、ねじを回転
制御する電動機を停止させたとき、ねじに螺合して昇降
するスライドの自然落下を防止するとともに、偏心荷重
によるスライドの傾きを防止するために有効である。
【0002】
【従来の技術】従来の技術におけるねじ式機械プレス
は、フレーム上部に回転自在に支持し下方に伸びるねじ
を、数値制御により回転量を調節出来る電動機で駆動
し、ねじの下部をスライド上部の雌ねじに螺合させてス
ライドを昇降させ、スライドは左右両側面に上下方向に
向けて設けたガイド部をフレームのスライドガイドで案
内していた。このスライドの下面に上型を装着し、ベッ
ド上に取り付けたボルスタ上に下型を装着し、プレス加
工を行っていた。
は、フレーム上部に回転自在に支持し下方に伸びるねじ
を、数値制御により回転量を調節出来る電動機で駆動
し、ねじの下部をスライド上部の雌ねじに螺合させてス
ライドを昇降させ、スライドは左右両側面に上下方向に
向けて設けたガイド部をフレームのスライドガイドで案
内していた。このスライドの下面に上型を装着し、ベッ
ド上に取り付けたボルスタ上に下型を装着し、プレス加
工を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
技術におけるねじ式機械プレスでは、電動機を停止させ
た場合、スライドと上型との大きな重量でねじ及び電動
機が回され、スライドが落下して事故を起こす危険があ
ったが、これを防止し、スライド及び上型の重量を落下
しないように平衡させる装置が設けてなかった。また、
スライド下方の金型でプレス加工を行うので、加工荷重
が前後左右に偏心した場合、スライドの左右両側のガイ
ドは、偏心荷重に有効に対応出来ず、製品精度の低下や
金型の摩耗や破損が発生する等の欠点があった。
技術におけるねじ式機械プレスでは、電動機を停止させ
た場合、スライドと上型との大きな重量でねじ及び電動
機が回され、スライドが落下して事故を起こす危険があ
ったが、これを防止し、スライド及び上型の重量を落下
しないように平衡させる装置が設けてなかった。また、
スライド下方の金型でプレス加工を行うので、加工荷重
が前後左右に偏心した場合、スライドの左右両側のガイ
ドは、偏心荷重に有効に対応出来ず、製品精度の低下や
金型の摩耗や破損が発生する等の欠点があった。
【0004】本発明の目的は、上述の課題を解決し、ス
ライドの落下を防止するとともに、ねじ及び電動機の若
干の回転によるスライドの上下方向の位置ずれをも防止
し、プレス加工の偏心荷重に対する抵抗力が極めて大き
なねじ式機械プレスを提供することにある。
ライドの落下を防止するとともに、ねじ及び電動機の若
干の回転によるスライドの上下方向の位置ずれをも防止
し、プレス加工の偏心荷重に対する抵抗力が極めて大き
なねじ式機械プレスを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、フレームとスライド間に設けたねじ機
構を、数値制御により回転量を制御出来る電動機で駆動
し、スライドを昇降させるねじ式機械プレスにおいて、
スライドの上部に上下方向に向けて設けた一方のねじ機
構と、この一方のねじ機構と螺合し、フレームに回転支
持され、電動機で駆動される他方のねじ機構と、電動機
を停止したとき前記ねじ機構の回転を規制する回転阻止
装置と、スライド上部の一方のねじ機構の外周部とフレ
ームとの間に設けられ、スライドを上下方向に案内する
スライド上部ガイドと、スライド四隅近傍下部とベッド
間に設けられ、ベッドと平行な平面上でプレス中心に対
し線対称に配置され、スライドを上下方向に案内する4
本のスライド下部ガイドとを設ける。
めに、本発明は、フレームとスライド間に設けたねじ機
構を、数値制御により回転量を制御出来る電動機で駆動
し、スライドを昇降させるねじ式機械プレスにおいて、
スライドの上部に上下方向に向けて設けた一方のねじ機
構と、この一方のねじ機構と螺合し、フレームに回転支
持され、電動機で駆動される他方のねじ機構と、電動機
を停止したとき前記ねじ機構の回転を規制する回転阻止
装置と、スライド上部の一方のねじ機構の外周部とフレ
ームとの間に設けられ、スライドを上下方向に案内する
スライド上部ガイドと、スライド四隅近傍下部とベッド
間に設けられ、ベッドと平行な平面上でプレス中心に対
し線対称に配置され、スライドを上下方向に案内する4
本のスライド下部ガイドとを設ける。
【0006】また、上型を含むスライドの重量に応じて
その重量を平衡させるカウンタバランス装置を設ける。
さらに、スライド上部ガイド及び前記スライド下部ガイ
ドを相互に結ぶ空間内に、プレス加工時の材料のパスラ
イン領域とプレス加工の荷重点を包含させる。
その重量を平衡させるカウンタバランス装置を設ける。
さらに、スライド上部ガイド及び前記スライド下部ガイ
ドを相互に結ぶ空間内に、プレス加工時の材料のパスラ
イン領域とプレス加工の荷重点を包含させる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1から図7に本発明におけるね
じ式機械プレスの一実施例を示す。図1から図5におい
て、ねじ式機械プレス1は、フレーム2の上部に上下方
向を向けて雄ねじ3を回転自在に支持し、スライド4の
中央部上部に固設した雌ねじ5を雄ねじ3と螺合させ、
この雄ねじ3と雌ねじ5によりねじ機構6を構成してい
る。雌ねじ5の外周部とフレーム2との間に上下方向の
スライド上部ガイド7を設けるとともに、スライド4の
四隅近傍に下向きに4本のガイドロッド8を立設し、ベ
ッド9上面のガイドロッド8と対応する位置に、上下方
向のガイドホルダ10を立設し、ガイドロッド8とガイ
ドホルダ10を適当なクリアランスで嵌合してスライド
下部ガイド11を構成している。
じ式機械プレスの一実施例を示す。図1から図5におい
て、ねじ式機械プレス1は、フレーム2の上部に上下方
向を向けて雄ねじ3を回転自在に支持し、スライド4の
中央部上部に固設した雌ねじ5を雄ねじ3と螺合させ、
この雄ねじ3と雌ねじ5によりねじ機構6を構成してい
る。雌ねじ5の外周部とフレーム2との間に上下方向の
スライド上部ガイド7を設けるとともに、スライド4の
四隅近傍に下向きに4本のガイドロッド8を立設し、ベ
ッド9上面のガイドロッド8と対応する位置に、上下方
向のガイドホルダ10を立設し、ガイドロッド8とガイ
ドホルダ10を適当なクリアランスで嵌合してスライド
下部ガイド11を構成している。
【0008】雄ねじ3の上端近傍にタイミングプーリ1
2をキー止めし、フレーム2に固設した電動機13の軸
に固設したタイミングプーリ14とタイミングプーリ1
2をタイミングベルト15で連結している。電動機13
は、数値制御により回転量を規制出来る。以上の構成に
より、電動機13で雄ねじ3を正転・逆転自在に駆動
し、スライド4を昇降させるとともに、スライド4の上
死点、下死点を自在に規制することが出来る。なお、雄
ねじ3の上端部には、円形のディスクプレート16を固
設し、フレーム2には、図4に示すディスクプレート1
6と対応する位置に、ディスクプレート16を上下から
挟持して押圧出来る図6に示すばね17Bとばね力を解
除するピストン17Aを内設する空圧シリンダ17を固
設している。ディスクプレート16と空圧シリンダ17
とで回転阻止装置18を構成し、電動機13を停止させ
た時に雄ねじ3の回転を規制し、スライド4が自重で落
下することを防止している。
2をキー止めし、フレーム2に固設した電動機13の軸
に固設したタイミングプーリ14とタイミングプーリ1
2をタイミングベルト15で連結している。電動機13
は、数値制御により回転量を規制出来る。以上の構成に
より、電動機13で雄ねじ3を正転・逆転自在に駆動
し、スライド4を昇降させるとともに、スライド4の上
死点、下死点を自在に規制することが出来る。なお、雄
ねじ3の上端部には、円形のディスクプレート16を固
設し、フレーム2には、図4に示すディスクプレート1
6と対応する位置に、ディスクプレート16を上下から
挟持して押圧出来る図6に示すばね17Bとばね力を解
除するピストン17Aを内設する空圧シリンダ17を固
設している。ディスクプレート16と空圧シリンダ17
とで回転阻止装置18を構成し、電動機13を停止させ
た時に雄ねじ3の回転を規制し、スライド4が自重で落
下することを防止している。
【0009】雄ねじ3の中心、すなわちねじ式機械プレ
ス1の中心は、一般に負荷の中心であり、スライド4も
プレス中心に対し対称形とされている。雄ねじ3を中心
として、図2及び図5に示す左右方向の線対称位置にカ
ウンタバランス19、19を上下方向に設け、スライド
4とフレーム2とを連結している。カウンタバランス1
9は、上向きに引張力を発生させる空圧シリンダからな
り、引張力は、スライド4に取り付ける上型を含む重量
に見合うように空圧により調整される。従って、空圧調
整後は、上型を含むスライド4の重量は平衡され、スラ
イド4が任意の位置で停止しても、その位置に停留させ
ることが出来る。また、スライド4の昇降に当たり、雄
ねじ3と雌ねじ5とのねじ面の隙間も滑らかな螺合状態
となり、電動機13の負荷も軽減する。
ス1の中心は、一般に負荷の中心であり、スライド4も
プレス中心に対し対称形とされている。雄ねじ3を中心
として、図2及び図5に示す左右方向の線対称位置にカ
ウンタバランス19、19を上下方向に設け、スライド
4とフレーム2とを連結している。カウンタバランス1
9は、上向きに引張力を発生させる空圧シリンダからな
り、引張力は、スライド4に取り付ける上型を含む重量
に見合うように空圧により調整される。従って、空圧調
整後は、上型を含むスライド4の重量は平衡され、スラ
イド4が任意の位置で停止しても、その位置に停留させ
ることが出来る。また、スライド4の昇降に当たり、雄
ねじ3と雌ねじ5とのねじ面の隙間も滑らかな螺合状態
となり、電動機13の負荷も軽減する。
【0010】図6は、回転阻止装置18の空圧シリンダ
17及びカウンタバランス19、19に対し空圧を供給
する空圧回路を示す。空圧源20から供給される空圧
は、上述の電動機13を停止した信号で電磁弁21が切
り換わって空圧シリンダ17の空圧が排出され、ばね1
7Bのばね力によりピストン17A、17Aで雄ねじ3
の上端部に固設するディスクプレート16を上下から押
圧して制御し、雄ねじ3の回転を規制する。逆に、電動
機13を起動した信号で電磁弁21が切り換わり、空圧
シリンダ17の空圧は供給され、ディスクプレート16
の制動は解除され、雄ねじ3は回転する。また、カウン
タバランス19、19に供給される空圧は、調圧弁22
により、上型を含むスライド4の重量に見合う引張力を
カウンタバランス19、19が発生するように調整され
る。
17及びカウンタバランス19、19に対し空圧を供給
する空圧回路を示す。空圧源20から供給される空圧
は、上述の電動機13を停止した信号で電磁弁21が切
り換わって空圧シリンダ17の空圧が排出され、ばね1
7Bのばね力によりピストン17A、17Aで雄ねじ3
の上端部に固設するディスクプレート16を上下から押
圧して制御し、雄ねじ3の回転を規制する。逆に、電動
機13を起動した信号で電磁弁21が切り換わり、空圧
シリンダ17の空圧は供給され、ディスクプレート16
の制動は解除され、雄ねじ3は回転する。また、カウン
タバランス19、19に供給される空圧は、調圧弁22
により、上型を含むスライド4の重量に見合う引張力を
カウンタバランス19、19が発生するように調整され
る。
【0011】なお、本実施例では、カウンタバランス1
9を空圧制御としたが、油圧制御としてもよい。また、
同様に、回転阻止装置18をばね17Bと空圧シリンダ
17で構成したが、複動式の空圧シリンダや油圧シリン
ダや電磁マグネット方式等に置き換えてもよい。
9を空圧制御としたが、油圧制御としてもよい。また、
同様に、回転阻止装置18をばね17Bと空圧シリンダ
17で構成したが、複動式の空圧シリンダや油圧シリン
ダや電磁マグネット方式等に置き換えてもよい。
【0012】図2に矢印Fで示すパスラインFは、スラ
イド4とベッド9上に据え付けたボルスタ23とに装着
する図示しない金型に材料を供給し搬出する搬送線で、
プレス加工時の荷重点P、P1、P2はその上に分布す
る。プレス1のスライド上部ガイド7の支持点Q、スラ
イド下部ガイド11の支持点R1、R2、・・・を相互
に結ぶ空間は、パスラインF領域及びプレス加工時の荷
重点P、P1、P2を完全に包む状態に構成するので、
プレス加工で偏心荷重が発生しても対応出来る。
イド4とベッド9上に据え付けたボルスタ23とに装着
する図示しない金型に材料を供給し搬出する搬送線で、
プレス加工時の荷重点P、P1、P2はその上に分布す
る。プレス1のスライド上部ガイド7の支持点Q、スラ
イド下部ガイド11の支持点R1、R2、・・・を相互
に結ぶ空間は、パスラインF領域及びプレス加工時の荷
重点P、P1、P2を完全に包む状態に構成するので、
プレス加工で偏心荷重が発生しても対応出来る。
【0013】図7(a)は、上述の実施例で示したスラ
イド上部ガイド7が1個、すなわち1ポイントプレスの
場合を示している。また、図7(b)は、実施例で示し
たスライド上部ガイド7が2個、すなわち2ポイントプ
レスに本発明を適用した場合を示す。この場合にも上述
の実施例同様、パスライン領域及びプレス加工時の荷重
点は、スライド上部ガイド7の支持点Q及びスライド下
部ガイド11の支持点R1、・・・・R4を相互に結ぶ
空間内に包含させることが出来ることは明らかである。
イド上部ガイド7が1個、すなわち1ポイントプレスの
場合を示している。また、図7(b)は、実施例で示し
たスライド上部ガイド7が2個、すなわち2ポイントプ
レスに本発明を適用した場合を示す。この場合にも上述
の実施例同様、パスライン領域及びプレス加工時の荷重
点は、スライド上部ガイド7の支持点Q及びスライド下
部ガイド11の支持点R1、・・・・R4を相互に結ぶ
空間内に包含させることが出来ることは明らかである。
【0014】本発明の実施例におけるねじ機構6は、雄
ねじ3をフレーム2に回転支持し、雌ねじ5をスライド
4に設けたが、めねじをフレームに回転支持し、スライ
ドに雄ねじを設け、かつその外周部にスライド上部ガイ
ドを設けることも、必要に応じて実施出来ることは明ら
かである。
ねじ3をフレーム2に回転支持し、雌ねじ5をスライド
4に設けたが、めねじをフレームに回転支持し、スライ
ドに雄ねじを設け、かつその外周部にスライド上部ガイ
ドを設けることも、必要に応じて実施出来ることは明ら
かである。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ねじ式機械プレスに回転阻止装置を設けたの
で、スライドの落下を防止して事故及び金型の摩耗や破
損が防止出来るとともに、スライドの停止位置のずれも
防止出来る。また、上型を含むスライド重量に対しカウ
ンタバランス装置を設けたので、スライドを任意の位置
に停留させることが出来、金型調整等の諸作業が容易と
なるとともに、スライドの昇降時の電動機の負荷も軽減
する。さらには、スライド上部ガイドとスライド下部ガ
イドを設け、これらの支持点を相互に結ぶ空間内に材料
のパスライン領域とプレス加工の荷重点を包含させたの
で、プレス加工の偏心荷重に対する抵抗力が大きく、金
型及び工程の設計が容易となる。
によれば、ねじ式機械プレスに回転阻止装置を設けたの
で、スライドの落下を防止して事故及び金型の摩耗や破
損が防止出来るとともに、スライドの停止位置のずれも
防止出来る。また、上型を含むスライド重量に対しカウ
ンタバランス装置を設けたので、スライドを任意の位置
に停留させることが出来、金型調整等の諸作業が容易と
なるとともに、スライドの昇降時の電動機の負荷も軽減
する。さらには、スライド上部ガイドとスライド下部ガ
イドを設け、これらの支持点を相互に結ぶ空間内に材料
のパスライン領域とプレス加工の荷重点を包含させたの
で、プレス加工の偏心荷重に対する抵抗力が大きく、金
型及び工程の設計が容易となる。
【図1】本発明の一実施例におけるねじ式機械プレスの
図4の正面A−A断面図
図4の正面A−A断面図
【図2】同じく、正面断面図
【図3】同じく、図2の側面B−B断面図
【図4】同じく、上面図
【図5】同じく、図2の平面C−C断面図
【図6】同じく、回転阻止装置とカウンタバランスに対
する空圧回路図
する空圧回路図
【図7】(a)1ポイントプレスにおけるスライド上部
と下部ガイド説明図 (b)2ポイントプレスにおけるスライド上部と下部ガ
イド説明図
と下部ガイド説明図 (b)2ポイントプレスにおけるスライド上部と下部ガ
イド説明図
1はねじ式機械プレス、2はフレーム、3は雄ねじ、4
はスライド、5は雌ねじ、6はねじ機構、7はスライド
上部ガイド、8はガイドロッド、9はベッド、10はガ
イドホルダ、11はスライド下部ガイド、12、14は
タイミングプーリ、13は電動機、15はタイミングベ
ルト、16はディスクプレート、17は空圧シリンダ、
17Aはピストン、17Bはばね、18は回転阻止装
置、19はカウンタバランス、20は空圧源、21は電
磁弁、22は調圧弁、23はボルスタ、P、P1、P2
はプレス加工時の荷重点、Q、R1、R2、R3、R4
は支持点、Fはパスライン、である。
はスライド、5は雌ねじ、6はねじ機構、7はスライド
上部ガイド、8はガイドロッド、9はベッド、10はガ
イドホルダ、11はスライド下部ガイド、12、14は
タイミングプーリ、13は電動機、15はタイミングベ
ルト、16はディスクプレート、17は空圧シリンダ、
17Aはピストン、17Bはばね、18は回転阻止装
置、19はカウンタバランス、20は空圧源、21は電
磁弁、22は調圧弁、23はボルスタ、P、P1、P2
はプレス加工時の荷重点、Q、R1、R2、R3、R4
は支持点、Fはパスライン、である。
Claims (3)
- 【請求項1】フレームとスライド間に設けたねじ機構
を、数値制御により回転量を制御出来る電動機で駆動
し、スライドを昇降させるねじ式機械プレスにおいて、
イ)スライドの上部に上下方向に向けて設けた一方のね
じ機構と、 ロ)この一方のねじ機構と螺合し、フレームに回転支持
され、電動機で駆動される他方のねじ機構と、 ハ)前記電動機を停止したとき前記ねじ機構の回転を規
制する回転阻止装置と、 ニ)前記スライド上部の前記一方のねじ機構の外周部と
前記フレームとの間に設けられ、前記スライドを上下方
向に案内するスライド上部ガイドと、 ホ)前記スライド四隅近傍下部とベッド間に設けられ、
前記ベッドと平行な平面上でプレス中心に対し線対称に
配置され、前記スライドを上下方向に案内する4本のス
ライド下部ガイドと、を設けることを特徴とするねじ式
機械プレス。 - 【請求項2】請求項1において、上型を含む前記スライ
ドの重量に応じてその重量を平衡させるカウンタバラン
ス装置を設けることを特徴とするねじ式機械プレス。 - 【請求項3】請求項1において、前記スライド上部ガイ
ド及び前記スライド下部ガイドを相互に結ぶ空間内に、
プレス加工時の材料のパスライン領域とプレス加工の荷
重点を包含させることを特徴とするねじ式機械プレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9095346A JPH10272598A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | ねじ式機械プレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9095346A JPH10272598A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | ねじ式機械プレス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10272598A true JPH10272598A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14135126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9095346A Pending JPH10272598A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | ねじ式機械プレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10272598A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1213133A2 (en) * | 2000-12-11 | 2002-06-12 | Unova IP Corp. | Mechanical press drive |
EP1354694A2 (de) * | 2002-04-18 | 2003-10-22 | Baltec Maschinenbau Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Überwachen einer Bremse an einer Spindel |
US7082809B2 (en) | 2002-08-01 | 2006-08-01 | Beaver Aerospace & Defense, Inc. | High capacity mechanical drive arrangement |
CN105834276A (zh) * | 2016-05-13 | 2016-08-10 | 南京邮电大学 | 一种全电伺服压力机用高速冲压机构 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9095346A patent/JPH10272598A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1213133A2 (en) * | 2000-12-11 | 2002-06-12 | Unova IP Corp. | Mechanical press drive |
EP1213133A3 (en) * | 2000-12-11 | 2002-10-30 | Unova IP Corp. | Mechanical press drive |
US6615712B2 (en) | 2000-12-11 | 2003-09-09 | Unova Ip Corp. | Mechanical press drive |
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