JPH10272423A - 穀類選別装置 - Google Patents

穀類選別装置

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JPH10272423A
JPH10272423A JP9079398A JP7939897A JPH10272423A JP H10272423 A JPH10272423 A JP H10272423A JP 9079398 A JP9079398 A JP 9079398A JP 7939897 A JP7939897 A JP 7939897A JP H10272423 A JPH10272423 A JP H10272423A
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JP
Japan
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rotary cylinder
sorting
exterior body
opening
clogging
Prior art date
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Pending
Application number
JP9079398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Kawashima
謙藏 川島
Kazuaki Murata
和昭 村田
Eishiro Takahashi
栄四郎 高橋
Seizo Kawashima
誠蔵 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Kawashima Co Ltd
Original Assignee
Tiger Kawashima Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多孔選別回転筒の外面を払拭する目詰まり防
止板の点検と交換を容易かつ的確に行うことができる穀
類選別装置を提供する。 【解決手段】 穀類選別装置1は、多孔選別回転筒を機
体外装体5内に設けて成るものである。機体外装体5の
多孔選別回転筒2の外周面に対向する部位に開口部18
を形成する。開口部18を塞ぐ蓋体19を備える。蓋体
19の内面に多孔選別回転筒2の外面を払拭する可撓弾
性材の目詰まり防止板24を交換可能に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、籾摺機で籾摺りし
た玄米または精米機で精米した精白米などの被選別穀粒
から細粒および欠損粒などの非整粒を選別除去する穀類
選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】籾摺機で籾摺りした玄米または精米機で
精米した精白米は、穀粒の表面が摩擦や研削作用を受け
るところから、穀粒の一部に破砕が生じたり、変形が生
じることは避けられない。
【0003】このような破砕粒や変形粒は、屑粒のよう
な細粒のほかに粒の一部が欠けた欠損粒(いわゆる半欠
け米または胴割れ米)などの非整粒であるが、玄米また
は精白米を所定品位のものとするには、品位度に応じた
精選率まで非整粒を選別除去する必要がある。
【0004】従来から玄米の選別には、回転選別筒型穀
類選別機(以下、ライスグレーダと称する)が広く用い
られていたが、近時、ライスグレーダは精白米から非整
粒を除去する選別にも用いられるに至っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、玄米の選
別や精白米の選別に用いるライスグレーダは、細粒およ
び欠損粒が透過するメッシュの多孔選別回転筒内に被選
別穀粒を入れて、多孔選別回転筒を回転させるものであ
るから、メッシュを透過しやすい細粒による目詰まりは
それほど生じないが、メッシュと同程度の粒や一部にメ
ッシュを透過できない部分を有する粒による目詰まりを
起こしやすく、目詰まりを起こすと選別効率が著しく低
下したり、精選率が変動して所期の選別ができなくな
る。
【0006】このため、従来のライスグレーダにおいて
も、多孔選別回転筒の外面に接触して払拭するウレタン
ゴムなどの目詰まり防止板を設けて、多孔選別回転筒の
目詰まりを防止することが既に行われている。
【0007】ところで、この種の目詰まり防止板は、多
孔選別回転筒の外面に常に適度の押圧力を保って接触し
ており、目詰まり防止板が接触する面は多孔状であって
摩擦の大きい回転面であるから、目詰まり防止板は稼働
時間の経過にともなって摩滅する。したがって、目詰ま
り防止板は消耗部品であり、摩耗度に応じて適時に交換
をする必要がある。
【0008】そこで、本発明は、多孔選別回転筒の外面
を払拭する目詰まり防止板の点検と交換を容易かつ的確
に行うことができる穀類選別装置を提供することを目的
とする。
【0009】また、目詰まり防止板が、多孔選別回転筒
の外面に適度の押圧力をもって常に接触する可撓性弾性
板で成るところから、機体外装体内に多孔選別回転筒を
装填する工程の妨げになることと、その工程において目
詰まり防止板を損傷する虞があることに鑑み、本発明
は、多孔選別回転筒の装填後に目詰まり防止板を機体外
装体に装着することができるようにして、多孔選別回転
筒の装填工程の容易化を図るとともに目詰まり防止板の
損傷を未然に防止することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る穀類選別装
置は、玄米または精白米などの被選別穀粒から細粒およ
び欠損粒などの非整粒を選別除去する多孔選別回転筒を
機体外装体内に設けて成る穀類選別装置であって、機体
外装体の多孔選別回転筒の外周面に対向する部位に開口
部を形成するとともに、この開口部を塞ぐ着脱自在の蓋
体を備えており、蓋体の内面に多孔選別回転筒の外面を
払拭する可撓弾性材の目詰まり防止板を交換可能に取り
付けて成ることを特徴とするものである。。
【0011】本発明においては、機体外装体の開口部は
機体外装体の天面に形成し、開口部を塞ぐ蓋体の外面に
取手を備えていることが好適である。
【0012】また、本発明においては、多孔選別回転筒
を、機体外装体の一端側からその内部に挿入して装填す
る構成を成していることが好適である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る穀類選別装置の全体斜視図、図2は本発明の一実施の
形態に係る穀類選別装置の蓋体をはずした状態を示す全
体斜視図、図3は本発明の一実施の形態に係る穀類選別
装置の全体縦断正面図、図4は本発明の一実施の形態に
係る穀類選別装置の内部構造を示す概略斜視図、図5は
本発明の一実施の形態に係る穀類選別装置の内部構造を
示す概略模式図である。
【0014】図において、1は本発明に係る穀類選別装
置である。この穀類選別装置1は、籾摺機により籾摺り
した玄米または精米機により精米した精白米から細粒お
よび欠損粒などの非整粒を選別除去するものである。穀
類選別装置1において、2は多孔選別回転筒である。多
孔選別回転筒2は、その一端部が無孔平滑面の円筒部3
を成しており、他端部が整粒送出開口部4を成してい
る。5は機体外装体、6は整粒送出口、7は非整粒排出
口、8は脚体である。
【0015】機体外装体5内の一端部には、120度の
回転角位置にそれぞれ受ロール9を設けており、多孔選
別回転筒2の平滑円筒面3の外周面は3つの受ロール9
に支持され、かつ他端部の軸心は、電動機10の出力軸
11に挿入連結して回転自在に支持されていて、多孔選
別回転筒2は電動機10によって回転駆動されるように
なっている。
【0016】多孔選別回転筒2内には、その軸心部に電
動機収蔵筺12が配設されている。この電動機収蔵筺1
2は一端が機体外装体5に片持ち状に固定されている。
電動機収蔵筺12には前述の電動機10が内装されてお
り、電動機10の出力軸11は電動機収蔵筺12の他端
から突出していて、多孔選別回転筒2の軸心部と電動機
10の出力軸11は、多孔選別回転筒2を挿入する際に
連結して固定する。
【0017】上記受ロール9のうち多孔選別回転筒2の
下側を支持する2つは上側を支持する1つより多孔選別
回転筒2の側に突出させてある。多孔選別回転筒2は、
機体外装体5の一端面の蓋体13をはずして、その開放
端から内部に挿入して装填するが、多孔選別多孔選別回
転筒2を挿入する工程で、まずその平滑円筒面3の下側
を2つの受ロール9にのせ、次いで上側を1つの受ロー
ル9に支持させる手順により、多孔選別回転筒2の装着
が容易にできるようにしてある。14は蓋体12の止め
ネジである。
【0018】また、蓋体13にはその内側に支持軸15
を有しており、蓋体13を機体外装体5に取り付けるこ
とにより、支持軸15が多孔選別回転筒2の電動機10
側の軸心に嵌合して、多孔選別回転筒2の電動機10側
の軸心が支持軸15により機体外装体5に支持される構
成を成している。
【0019】16はホッパである。このホッパ16は、
多孔選別回転筒2内に被選別穀粒を供給するためのもの
であり、ホッパ16の穀粒流出口17は、下側位置で前
記無孔平滑面の円筒部3の内面に近接対向させてある。
したがって、多孔選別回転筒2は、その円筒部3側が被
選別穀粒の供給側である。
【0020】機体外装体5の天面には、内部の多孔選別
回転筒2の長手方向の略全体が露出する開口部18が形
成されている。この開口部18は蓋体19により塞がれ
ている。開口部18を塞ぐ蓋体19は、機体外装体5に
着脱自在であり、20はその止めネジである。蓋体19
には内部換気のためのガラリ21が形成されている。蓋
体19は、その内面側に開口部18に不動状態に嵌合す
る枠部22を有している。また、蓋体19の外面には取
手23が設けられている。この取手23は蓋体19の着
脱の際に用いるほか、機体の移動時にも利用することが
できる。なお、取手23は、図示のように蓋体19の外
面より突出するように設けるほか、蓋体19の外面の一
部を窪ませて形成したものであってもよい。取手を蓋体
19の外面を窪ませて形成することにより、機体の梱
包、保管などにおいて取手が邪魔にならないので好都合
である。
【0021】蓋体19の内面には、目詰まり防止板24
が取り付けられている。このこの目詰まり防止板24は
可撓弾性板から成り、例えばウレタンゴム製が好適であ
って、損耗時に交換ができるように、蓋体19側の取付
基部25にネジ26により着脱自在に固着している。目
詰まり防止板24は、図5に示すように、多孔選別回転
筒2の回転方向に撓むように設けるほか、多孔選別回転
筒2の軸心に対して放射状を成して多孔選別回転筒2の
外周面に垂直状に当たるように設けることもできる。そ
して、多孔選別回転筒2の外周面に垂直状に当たるよう
に設けることにより、目詰まり防止効果を一層向上させ
ることができる。
【0022】上記のように構成されている蓋体19を、
機体外装体5の開口部18を塞ぐように装着し固定する
と、目詰まり防止板24は、多孔選別回転筒2の最上部
においてその外面に適度の圧力を保って接触し、多孔選
別回転筒2の回転にとなってそのメッシュの目詰まりを
除去する作用をするものである。
【0023】目詰まり防止板24は、多孔選別回転筒2
の外面に常に所定の押圧力を保って接触しているので、
稼働時間の経過に伴って次第に摩滅する。このため、適
時の交換が必要であるが、目詰まり防止板24の交換に
あたっては、蓋体19を機体外装体5から取りはずすこ
とができるので、目詰まり防止板24の交換作業を容易
かつ的確に行うことができる。
【0024】多孔選別回転筒2を機体外装体5内に装填
するには、前述のように、機体外装体5の一端面の蓋体
13をはずして、その開放端から内部に挿入して装填す
るが、この工程にあたって蓋体19を機体外装体5から
取りはずしておくことにより、多孔選別回転筒2の挿入
位置に目図まり防止板24が存在しないので、多孔選別
回転筒2の挿入を支障なく行うことができるとともに、
目詰まり防止板24を損傷する虞もない。また、機体外
装体5は、開口部18が開いているので、多孔選別回転
筒2の装填状態を、その工程において外部から確認する
ことができる。多孔選別回転筒2の装填後に、蓋体19
を機体開口部18を塞ぐように取り付けることにより、
目詰まり防止板24を多孔選別回転筒2の外面に接触す
る所定の状態に設けることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、多孔選別回転筒の外面
を払拭する目詰まり防止板の点検と交換を容易かつ的確
に行うことができる効果が得られる。
【0026】また、本発明によれば、多孔選別回転筒の
装填後に目詰まり防止板機体外装体に装着することがで
きるので、多孔選別回転筒の装填工程の容易化を図ると
ともに目詰まり防止板の損傷を未然に防止することがで
きる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る穀類選別装置の全
体斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る穀類選別装置の蓋
体をはずした状態を示す全体斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る穀類選別装置の全
体縦断正面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る穀類選別装置の内
部構造を示す概略斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る穀類選別装置の内
部構造を示す概略模式図である。
【符号の説明】
1 穀類選別装置 2 多孔選別回転筒 3 無孔平滑面の円筒部 4 整粒送出開口部 5 機体外装体 6 整粒送出口 7 非整粒排出口 8 脚体 9 受ロール 10 電動機 11 出力軸 12 電動機収蔵筺 13 蓋体 14 止めネジ 15 支持軸 16 ホッパ 17 穀粒流出口 18 開口部 19 蓋体 20 止めネジ 21 換気ガラリ 22 枠部 23 取手 24 目詰まり防止板 25 取付基部 26 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 誠蔵 栃木県下都賀郡藤岡町大字藤岡4290番地 株式会社タイガーカワシマ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄米または精白米などの被選別穀粒から
    細粒および欠損粒などの非整粒を選別除去する多孔選別
    回転筒を機体外装体内に設けて成る穀類選別装置であっ
    て、機体外装体の多孔選別回転筒の外周面に対向する部
    位に開口部を形成するとともに、この開口部を塞ぐ着脱
    自在の蓋体を備えており、蓋体の内面に多孔選別回転筒
    の外面を払拭する可撓弾性材の目詰まり防止板を交換可
    能に取り付けて成ることを特徴とする穀類選別装置。
  2. 【請求項2】 機体外装体の開口部は機体外装体の天面
    に形成し、開口部を塞ぐ蓋体の外面に取手を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の穀類選別装置。
  3. 【請求項3】 多孔選別回転筒を、機体外装体の一端側
    からその内部に挿入して装填する構成を成していること
    を特徴とする請求項1または2記載の穀類選別装置。
JP9079398A 1997-03-31 1997-03-31 穀類選別装置 Pending JPH10272423A (ja)

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JP9079398A JPH10272423A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 穀類選別装置

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JP9079398A JPH10272423A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 穀類選別装置

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JPH10272423A true JPH10272423A (ja) 1998-10-13

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JP9079398A Pending JPH10272423A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 穀類選別装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105834089A (zh) * 2016-05-27 2016-08-10 浙江方远建材科技有限公司 一种砂级配分离的分级式滚筒筛装置
CN111672555A (zh) * 2020-07-17 2020-09-18 湄潭县宫廷香米业有限责任公司 一种水碾米的加工工艺

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105834089A (zh) * 2016-05-27 2016-08-10 浙江方远建材科技有限公司 一种砂级配分离的分级式滚筒筛装置
CN105834089B (zh) * 2016-05-27 2018-11-27 浙江方远新材料股份有限公司 一种砂级配分离的分级式滚筒筛装置
CN111672555A (zh) * 2020-07-17 2020-09-18 湄潭县宫廷香米业有限责任公司 一种水碾米的加工工艺

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629