JPH10272294A - ドラム式洗濯機 - Google Patents
ドラム式洗濯機Info
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- JPH10272294A JPH10272294A JP9079475A JP7947597A JPH10272294A JP H10272294 A JPH10272294 A JP H10272294A JP 9079475 A JP9079475 A JP 9079475A JP 7947597 A JP7947597 A JP 7947597A JP H10272294 A JPH10272294 A JP H10272294A
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- Japan
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- water
- detergent
- washing machine
- tablet
- drum
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗濯機本体内に略水平方向の回転軸を中心に
回転自在に配設した回転ドラム内で、洗浄、すすぎ、脱
水を行うドラム式洗濯機において、単位時間当たりの水
の流量が少ない場合でも、洗剤の流れを妨げなく、単位
時間当たりの水の流量が多い場合でも、洗濯機本体外へ
の溢水をなくし、流量にばらつきが生じた場合でも安定
した中和性能が得られるようにする。 【解決手段】 洗濯機本体内に回転ドラムを回転自在に
設け、この回転ドラムに洗剤を流入させる洗剤ケース2
4内に水道水中の遊離塩素を中和するための錠剤19を
収納する錠剤収容部26を設ける。錠剤収納部26は、
底部に洗剤の流れる方向に対して前後に複数個の孔部2
7を設け、側壁部に溢水孔28を設けたものである。
回転自在に配設した回転ドラム内で、洗浄、すすぎ、脱
水を行うドラム式洗濯機において、単位時間当たりの水
の流量が少ない場合でも、洗剤の流れを妨げなく、単位
時間当たりの水の流量が多い場合でも、洗濯機本体外へ
の溢水をなくし、流量にばらつきが生じた場合でも安定
した中和性能が得られるようにする。 【解決手段】 洗濯機本体内に回転ドラムを回転自在に
設け、この回転ドラムに洗剤を流入させる洗剤ケース2
4内に水道水中の遊離塩素を中和するための錠剤19を
収納する錠剤収容部26を設ける。錠剤収納部26は、
底部に洗剤の流れる方向に対して前後に複数個の孔部2
7を設け、側壁部に溢水孔28を設けたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機本体内に略
水平方向の回転軸を中心に回転自在に配設した回転ドラ
ム内で、洗浄、すすぎ、脱水を行うドラム式洗濯機に関
するものである。
水平方向の回転軸を中心に回転自在に配設した回転ドラ
ム内で、洗浄、すすぎ、脱水を行うドラム式洗濯機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドラム式洗濯機は、図4
から図6に示すように構成していた。以下、その構成に
ついて説明する。
から図6に示すように構成していた。以下、その構成に
ついて説明する。
【0003】図4に示すように、回転ドラム1は、外周
部に多数の通水孔2を全面に設け、外槽3内に回転自在
に配設している。回転ドラム1の回転中心に回転軸4の
一端を略水平方向に固定し、回転軸4の他端に従動プー
リー5を固定している。従動プーリー5は、ベルト6を
介してモータ7に固定された主動プーリー8と連動され
ている。外槽3は、洗濯機本体9よりばね体10で揺動
可能に吊り下げられ、防振ダンパー11により脱水起動
時の振動が低減され、かつ定常脱水時の振動が洗濯機本
体9に伝達されないように防振支持されている。
部に多数の通水孔2を全面に設け、外槽3内に回転自在
に配設している。回転ドラム1の回転中心に回転軸4の
一端を略水平方向に固定し、回転軸4の他端に従動プー
リー5を固定している。従動プーリー5は、ベルト6を
介してモータ7に固定された主動プーリー8と連動され
ている。外槽3は、洗濯機本体9よりばね体10で揺動
可能に吊り下げられ、防振ダンパー11により脱水起動
時の振動が低減され、かつ定常脱水時の振動が洗濯機本
体9に伝達されないように防振支持されている。
【0004】外槽3の底部に排水ホース12の一端を接
続し、排水ホース12の他端を排水ポンプ13に接続し
て外槽3内の洗濯水を排水するようにしている。給水弁
14は、洗濯水を外槽3内に給水するものであり、給水
弁14により洗濯機本体9内に流入した水は、給水ホー
ス15を介して外槽3内に洗剤を供給するための洗剤ケ
ース16を通過し、洗濯水、洗剤を外槽3内に供給す
る。
続し、排水ホース12の他端を排水ポンプ13に接続し
て外槽3内の洗濯水を排水するようにしている。給水弁
14は、洗濯水を外槽3内に給水するものであり、給水
弁14により洗濯機本体9内に流入した水は、給水ホー
ス15を介して外槽3内に洗剤を供給するための洗剤ケ
ース16を通過し、洗濯水、洗剤を外槽3内に供給す
る。
【0005】洗剤ケース16は、図5および図6に示す
ように構成しており、ノズル17は、洗剤ケース16に
流入した水を洗剤投入部18と水道水中の遊離塩素を中
和する錠剤19を収納している錠剤収容部20に分岐す
る。洗剤投入部18に流入した水は、洗剤投入部18内
の洗剤を溶かして傾斜面18aを経て、端部18bより
洗剤ケース16の底面16aに落下し、流出口16bよ
り外槽3に供給するように構成している。
ように構成しており、ノズル17は、洗剤ケース16に
流入した水を洗剤投入部18と水道水中の遊離塩素を中
和する錠剤19を収納している錠剤収容部20に分岐す
る。洗剤投入部18に流入した水は、洗剤投入部18内
の洗剤を溶かして傾斜面18aを経て、端部18bより
洗剤ケース16の底面16aに落下し、流出口16bよ
り外槽3に供給するように構成している。
【0006】錠剤収容部20の底部には、ほぼ全面にわ
たって孔部21を設けており、錠剤収容部20に流入し
た水は、錠剤19を溶解し、錠剤収容部20の底部に設
けた孔部21より落下し、傾斜面20aより洗剤ケース
16の底面16aに落下し、洗剤投入部18に流入した
水と混合され、外槽3内に供給するように構成してい
る。制御装置22は、モータ7、排水ポンプ13、給水
弁14などの動作を制御し、洗浄、すすぎ、脱水などの
一連の行程を逐次制御する。
たって孔部21を設けており、錠剤収容部20に流入し
た水は、錠剤19を溶解し、錠剤収容部20の底部に設
けた孔部21より落下し、傾斜面20aより洗剤ケース
16の底面16aに落下し、洗剤投入部18に流入した
水と混合され、外槽3内に供給するように構成してい
る。制御装置22は、モータ7、排水ポンプ13、給水
弁14などの動作を制御し、洗浄、すすぎ、脱水などの
一連の行程を逐次制御する。
【0007】上記構成において動作を説明すると、蓋2
3を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、電源スイ
ッチ(図示せず)をオンした後、制御装置22に設けた
スタートスイッチ(図示せず)を操作して運転を開始す
ると、給水弁14が動作して給水を開始する。
3を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、電源スイ
ッチ(図示せず)をオンした後、制御装置22に設けた
スタートスイッチ(図示せず)を操作して運転を開始す
ると、給水弁14が動作して給水を開始する。
【0008】給水弁14より給水された水は、給水ホー
ス15を介して洗剤ケース16内に入り、ノズル17に
より洗剤投入部18と錠剤19を収納している錠剤収容
部20に分岐する。洗剤投入部18に流入した水は、洗
剤投入部18内の洗剤を溶かして傾斜面18aを経て、
端部18bより洗剤ケース16の底面16aに落下し、
流出口16bより外槽3に供給され、錠剤収容部20に
流入した水は、錠剤19を溶解し、錠剤収容部20の底
部に設けた孔部21より落下し、傾斜面20aより洗剤
ケース16の底面16aに落下し、洗剤投入部18に流
入した水と混合され、外槽3内に供給される。
ス15を介して洗剤ケース16内に入り、ノズル17に
より洗剤投入部18と錠剤19を収納している錠剤収容
部20に分岐する。洗剤投入部18に流入した水は、洗
剤投入部18内の洗剤を溶かして傾斜面18aを経て、
端部18bより洗剤ケース16の底面16aに落下し、
流出口16bより外槽3に供給され、錠剤収容部20に
流入した水は、錠剤19を溶解し、錠剤収容部20の底
部に設けた孔部21より落下し、傾斜面20aより洗剤
ケース16の底面16aに落下し、洗剤投入部18に流
入した水と混合され、外槽3内に供給される。
【0009】水位検知手段(図示せず)により所定の水
位を検知すると給水を停止し、モータ7を駆動し、洗浄
行程を行う。洗浄行程が終了すると、排水ポンプ13が
動作して外槽3内の洗濯水を排水する。すすぎ行程にお
いても洗浄行程と同様の動作を行う。脱水行程では、回
転ドラム1が高速で回転し遠心脱水される。
位を検知すると給水を停止し、モータ7を駆動し、洗浄
行程を行う。洗浄行程が終了すると、排水ポンプ13が
動作して外槽3内の洗濯水を排水する。すすぎ行程にお
いても洗浄行程と同様の動作を行う。脱水行程では、回
転ドラム1が高速で回転し遠心脱水される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、単位時間当たりの水の流量が少ない場合に、洗剤
投入部18に給水され、洗剤を外槽3内に供給する水流
が、錠剤収容部20に供給され、錠剤収容部20の底部
の孔部21より落下する水流に妨げられ流れが阻害され
る。このことにより、洗剤の流れ残りが生じるという問
題を有していた。
では、単位時間当たりの水の流量が少ない場合に、洗剤
投入部18に給水され、洗剤を外槽3内に供給する水流
が、錠剤収容部20に供給され、錠剤収容部20の底部
の孔部21より落下する水流に妨げられ流れが阻害され
る。このことにより、洗剤の流れ残りが生じるという問
題を有していた。
【0011】また、単位時間当たりの水の流量が多い場
合には、錠剤収容部20に供給される水は、孔部21よ
り落下する水量よりも多くなり、錠剤収容部20から溢
れ出し、場合によっては、洗濯機本体9外へ水が溢水す
るという問題を有していた。
合には、錠剤収容部20に供給される水は、孔部21よ
り落下する水量よりも多くなり、錠剤収容部20から溢
れ出し、場合によっては、洗濯機本体9外へ水が溢水す
るという問題を有していた。
【0012】さらに、単位時間当たりの水の流量のばら
つきにより、錠剤収容部20へ供給された水の流れ方の
違い、つまり全て底部の孔部21より流出したり、錠剤
収容部20から溢れ出したりするため、錠剤19の溶解
度合いが異なり、遊離塩素の中和能力が安定しないとい
う問題を有していた。
つきにより、錠剤収容部20へ供給された水の流れ方の
違い、つまり全て底部の孔部21より流出したり、錠剤
収容部20から溢れ出したりするため、錠剤19の溶解
度合いが異なり、遊離塩素の中和能力が安定しないとい
う問題を有していた。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、単位時間当たりの水の流量が少ない場合でも、洗剤
の流れを妨げなく、単位時間当たりの水の流量が多い場
合でも、洗濯機本体外への溢水をなくし、流量にばらつ
きが生じた場合でも安定した中和性能が得られるように
することを目的としている。
で、単位時間当たりの水の流量が少ない場合でも、洗剤
の流れを妨げなく、単位時間当たりの水の流量が多い場
合でも、洗濯機本体外への溢水をなくし、流量にばらつ
きが生じた場合でも安定した中和性能が得られるように
することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
するために、洗濯機本体内に回転ドラムを回転自在に設
け、この回転ドラムに洗剤を流入させる洗剤ケース内に
水道水中の遊離塩素を中和するための錠剤を収納する錠
剤収容部を設ける。錠剤収納部は、底部に洗剤の流れる
方向に対して前後に複数個の孔部を設け、側壁部に溢水
孔を設けたものである。
するために、洗濯機本体内に回転ドラムを回転自在に設
け、この回転ドラムに洗剤を流入させる洗剤ケース内に
水道水中の遊離塩素を中和するための錠剤を収納する錠
剤収容部を設ける。錠剤収納部は、底部に洗剤の流れる
方向に対して前後に複数個の孔部を設け、側壁部に溢水
孔を設けたものである。
【0015】これにより、錠剤収納部の底部に洗剤の流
れる方向に対して前後に複数個の孔部を設けることで、
洗剤の流れを妨げなくすることができ、洗剤残りが生じ
ることができる。さらに、錠剤収容部の側壁部に凹部を
設けることで、洗濯機本体外への溢水を防ぎ、安定した
中和性能を得ることができる。
れる方向に対して前後に複数個の孔部を設けることで、
洗剤の流れを妨げなくすることができ、洗剤残りが生じ
ることができる。さらに、錠剤収容部の側壁部に凹部を
設けることで、洗濯機本体外への溢水を防ぎ、安定した
中和性能を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯機本体内に弾性的に支持した外槽内に略水平方
向に設けた回転軸を中心に回転自在に配設した回転ドラ
ムと、この回転ドラムに洗剤を流入させる洗剤ケース
と、この洗剤ケース内に設け水道水中の遊離塩素を中和
するための錠剤を収納する錠剤収容部とを備え、前記錠
剤収納部は、底部に洗剤の流れる方向に対して前後に複
数個の孔部を設けたものであり、単位時間当たりの水の
流量が少ない場合に、孔部より落下する水で洗剤の流れ
を妨げることがなく、洗剤の流れ残りを防止することが
できる。
は、洗濯機本体内に弾性的に支持した外槽内に略水平方
向に設けた回転軸を中心に回転自在に配設した回転ドラ
ムと、この回転ドラムに洗剤を流入させる洗剤ケース
と、この洗剤ケース内に設け水道水中の遊離塩素を中和
するための錠剤を収納する錠剤収容部とを備え、前記錠
剤収納部は、底部に洗剤の流れる方向に対して前後に複
数個の孔部を設けたものであり、単位時間当たりの水の
流量が少ない場合に、孔部より落下する水で洗剤の流れ
を妨げることがなく、洗剤の流れ残りを防止することが
できる。
【0017】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、錠剤収容部は、側壁部に溢水孔を
設けたものであり、単位時間当たりの水の流量が多い場
合に、つまり、底部の孔部より落下する水量より、供給
される水量が多くても、錠剤収容部に流入した水が側壁
部を乗り越えて溢れだし、洗濯機本体外へ溢水するのを
防止することができる。
記載の発明において、錠剤収容部は、側壁部に溢水孔を
設けたものであり、単位時間当たりの水の流量が多い場
合に、つまり、底部の孔部より落下する水量より、供給
される水量が多くても、錠剤収容部に流入した水が側壁
部を乗り越えて溢れだし、洗濯機本体外へ溢水するのを
防止することができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、錠剤収容部の側壁部に設けた溢水
孔の高さは、回転ドラム内に流入する水の流量が最小の
とき、底部に設けている複数個の孔部より落下する水と
供給される水の量の差により、錠剤収容部内に生じる水
位としたものであり、単位時間当たりの水の流量にばら
つきが生じても、錠剤収容部に供給された水が、常に錠
剤と接触してから流れ出すようになり、安定した中和性
能を得ることができる。
記載の発明において、錠剤収容部の側壁部に設けた溢水
孔の高さは、回転ドラム内に流入する水の流量が最小の
とき、底部に設けている複数個の孔部より落下する水と
供給される水の量の差により、錠剤収容部内に生じる水
位としたものであり、単位時間当たりの水の流量にばら
つきが生じても、錠剤収容部に供給された水が、常に錠
剤と接触してから流れ出すようになり、安定した中和性
能を得ることができる。
【0019】請求項4に記載の発明は、上記請求項2ま
たは3に記載の発明において、錠剤収容部の側壁部に設
けた溢水孔の幅は、構成上とりうる限りの幅としたもの
であり、更に安定した中和性能を得ることができる。ま
た、錠剤の減り方も均一になり、経時的にも安定した中
和性能を得ることができる。
たは3に記載の発明において、錠剤収容部の側壁部に設
けた溢水孔の幅は、構成上とりうる限りの幅としたもの
であり、更に安定した中和性能を得ることができる。ま
た、錠剤の減り方も均一になり、経時的にも安定した中
和性能を得ることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1から図
3を参照にしながら説明する。なお、従来例と同じ構成
のものは同一符号を付して説明を省略する。
3を参照にしながら説明する。なお、従来例と同じ構成
のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0021】図3に示すように、給水弁14は、洗濯水
を外槽3内に給水するものであり、給水弁14により洗
濯機本体9内に流入した水は、給水ホース15を介して
外槽3内に洗剤を供給するための洗剤ケース24を通過
し、洗濯水、洗剤を外槽3内に供給する。
を外槽3内に給水するものであり、給水弁14により洗
濯機本体9内に流入した水は、給水ホース15を介して
外槽3内に洗剤を供給するための洗剤ケース24を通過
し、洗濯水、洗剤を外槽3内に供給する。
【0022】洗剤ケース24は、図1および図2に示す
ように構成しており、ノズル17は、洗剤ケース24に
流入した水を洗剤投入部25と水道水中の遊離塩素を中
和する錠剤19を収納している錠剤収容部26に分岐す
る。洗剤投入部25に流入した水は、洗剤投入部25内
の洗剤を溶かして傾斜面25aを経て、端部25bより
洗剤ケース24の底面24aに落下し、流出口24bよ
り外槽3に供給するように構成している。
ように構成しており、ノズル17は、洗剤ケース24に
流入した水を洗剤投入部25と水道水中の遊離塩素を中
和する錠剤19を収納している錠剤収容部26に分岐す
る。洗剤投入部25に流入した水は、洗剤投入部25内
の洗剤を溶かして傾斜面25aを経て、端部25bより
洗剤ケース24の底面24aに落下し、流出口24bよ
り外槽3に供給するように構成している。
【0023】錠剤収容部26の底部には、洗剤の流れる
方向に対して前後に孔部27を設けており、錠剤収容部
26に流入した水は、錠剤19を溶解し、錠剤収容部2
6の底部に設けた孔部27より落下し、傾斜面26aよ
り洗剤ケース24の底面24aに落下し、洗剤投入部2
5に流入した水と混合され、外槽3内に供給するように
構成している。
方向に対して前後に孔部27を設けており、錠剤収容部
26に流入した水は、錠剤19を溶解し、錠剤収容部2
6の底部に設けた孔部27より落下し、傾斜面26aよ
り洗剤ケース24の底面24aに落下し、洗剤投入部2
5に流入した水と混合され、外槽3内に供給するように
構成している。
【0024】錠剤収容部26の側壁部に溢水孔28を設
け、この溢水孔28の高さは、回転ドラム1内に流入す
る水の流量が最小のとき、底部に設けている複数個の孔
部27より落下する水と供給される水の量の差により、
錠剤収容部26内に生じる水位とほぼ同じ高さとし、溢
水孔28の幅は、構成上とりうる限りの幅、すなわち、
錠剤収容部26の側壁部のほぼ全周にわたる幅としてい
る。
け、この溢水孔28の高さは、回転ドラム1内に流入す
る水の流量が最小のとき、底部に設けている複数個の孔
部27より落下する水と供給される水の量の差により、
錠剤収容部26内に生じる水位とほぼ同じ高さとし、溢
水孔28の幅は、構成上とりうる限りの幅、すなわち、
錠剤収容部26の側壁部のほぼ全周にわたる幅としてい
る。
【0025】上記構成において動作を説明すると、蓋2
3を開いて回転ドラム1内に被洗濯物を投入し、電源ス
イッチ(図示せず)をオンした後、制御装置22に設け
たスタートスイッチ(図示せず)を操作して運転を開始
すると、給水弁14が動作して給水を開始する。水位検
知手段(図示せず)により所定の水位を検知すると給水
を停止し、モータ7を駆動し、洗浄行程を行う。洗浄行
程が終了すると、排水ポンプ13を動作して外槽3内の
洗濯水を排水する。すすぎ行程においても洗浄行程と同
様の動作を行う。脱水行程では、回転ドラム1が高速で
回転し遠心脱水される。
3を開いて回転ドラム1内に被洗濯物を投入し、電源ス
イッチ(図示せず)をオンした後、制御装置22に設け
たスタートスイッチ(図示せず)を操作して運転を開始
すると、給水弁14が動作して給水を開始する。水位検
知手段(図示せず)により所定の水位を検知すると給水
を停止し、モータ7を駆動し、洗浄行程を行う。洗浄行
程が終了すると、排水ポンプ13を動作して外槽3内の
洗濯水を排水する。すすぎ行程においても洗浄行程と同
様の動作を行う。脱水行程では、回転ドラム1が高速で
回転し遠心脱水される。
【0026】洗浄行程またはすすぎ行程に給水時に、給
水弁14より給水された水は、給水ホース15を介して
洗剤ケース24内に入り、ノズル17により洗剤投入部
25と錠剤19を収納している錠剤収容部26に分岐す
る。洗剤投入部25に流入した水は、洗剤投入部25内
の洗剤を溶かして傾斜面25aを経て、端部25bより
洗剤ケース24の底面24aに落下し、流出口24bよ
り外槽3に供給され、錠剤収容部26に流入した水は、
錠剤19を溶解し、錠剤収容部26の底部に設けた孔部
27より落下し、傾斜面26aより洗剤ケース24の底
面24aに落下し、洗剤投入部25に流入した水と混合
され、外槽3内に供給される。
水弁14より給水された水は、給水ホース15を介して
洗剤ケース24内に入り、ノズル17により洗剤投入部
25と錠剤19を収納している錠剤収容部26に分岐す
る。洗剤投入部25に流入した水は、洗剤投入部25内
の洗剤を溶かして傾斜面25aを経て、端部25bより
洗剤ケース24の底面24aに落下し、流出口24bよ
り外槽3に供給され、錠剤収容部26に流入した水は、
錠剤19を溶解し、錠剤収容部26の底部に設けた孔部
27より落下し、傾斜面26aより洗剤ケース24の底
面24aに落下し、洗剤投入部25に流入した水と混合
され、外槽3内に供給される。
【0027】ここで、錠剤収納部26の底部に設けた孔
部27は、洗剤の流れる方向に対して前後に複数個設け
ているので、単位時間当たりの水の流量が少ない場合
に、孔部27より落下する水で洗剤の流れを妨げること
がなく、洗剤の流れ残りを防止することができる。
部27は、洗剤の流れる方向に対して前後に複数個設け
ているので、単位時間当たりの水の流量が少ない場合
に、孔部27より落下する水で洗剤の流れを妨げること
がなく、洗剤の流れ残りを防止することができる。
【0028】また、錠剤収容部26の側壁部に溢水孔2
8を設けているので、単位時間当たりの水の流量が多い
場合に、底部の孔部27より落下する水量より、供給さ
れる水量が多くても、錠剤収容部26に流入した水が側
壁部を乗り越えて溢れだし、洗濯機本体外へ溢水するの
を防止することができる。
8を設けているので、単位時間当たりの水の流量が多い
場合に、底部の孔部27より落下する水量より、供給さ
れる水量が多くても、錠剤収容部26に流入した水が側
壁部を乗り越えて溢れだし、洗濯機本体外へ溢水するの
を防止することができる。
【0029】また、錠剤収容部26の側壁部に設けた溢
水孔28の高さは、回転ドラム1内に流入する水の流量
が最小のとき、底部に設けている複数個の孔部27より
落下する水と供給される水の量の差により、錠剤収容部
26内に生じる水位とほぼ同じとしているので、単位時
間当たりの水の流量にばらつきが生じても、錠剤収容部
26に供給された水が、常に錠剤19と接触してから流
れ出すようになり、安定した中和性能を得ることができ
る。
水孔28の高さは、回転ドラム1内に流入する水の流量
が最小のとき、底部に設けている複数個の孔部27より
落下する水と供給される水の量の差により、錠剤収容部
26内に生じる水位とほぼ同じとしているので、単位時
間当たりの水の流量にばらつきが生じても、錠剤収容部
26に供給された水が、常に錠剤19と接触してから流
れ出すようになり、安定した中和性能を得ることができ
る。
【0030】また、錠剤収容部26の側壁部に設けた溢
水孔28の幅は、構成上とりうる限りの幅、すなわち、
錠剤収容部26の側壁部のほぼ全周にわたる幅としてい
るので、溢水するときの水の流れの方向が均一になり、
錠剤19の減り方が均一になり、安定した中和性能を得
ることができる。また、錠剤19の減り方が均一になる
ため、経時的にも安定した中和性能を得ることができ
る。
水孔28の幅は、構成上とりうる限りの幅、すなわち、
錠剤収容部26の側壁部のほぼ全周にわたる幅としてい
るので、溢水するときの水の流れの方向が均一になり、
錠剤19の減り方が均一になり、安定した中和性能を得
ることができる。また、錠剤19の減り方が均一になる
ため、経時的にも安定した中和性能を得ることができ
る。
【0031】なお、本実施例では、錠剤収容部26の側
壁部に設けた溢水孔28の幅は、錠剤収容部26の側壁
部のほぼ全周にわたる幅としているが、錠剤収容部26
の側壁部に部分的に設けてもよく、この場合は、単位時
間当たりの水の流量が多い場合に、溢水孔28より溢水
させることができる。
壁部に設けた溢水孔28の幅は、錠剤収容部26の側壁
部のほぼ全周にわたる幅としているが、錠剤収容部26
の側壁部に部分的に設けてもよく、この場合は、単位時
間当たりの水の流量が多い場合に、溢水孔28より溢水
させることができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯機本体内に弾性的に支持した外槽内
に略水平方向に設けた回転軸を中心に回転自在に配設し
た回転ドラムと、この回転ドラムに洗剤を流入させる洗
剤ケースと、この洗剤ケース内に設け水道水中の遊離塩
素を中和するための錠剤を収納する錠剤収容部とを備
え、前記錠剤収納部は、底部に洗剤の流れる方向に対し
て前後に複数個の孔部を設けたから、単位時間当たりの
水の流量が少ない場合に、孔部より落下する水で洗剤の
流れを妨げることがなく、洗剤の流れ残りを防止するこ
とができる。
発明によれば、洗濯機本体内に弾性的に支持した外槽内
に略水平方向に設けた回転軸を中心に回転自在に配設し
た回転ドラムと、この回転ドラムに洗剤を流入させる洗
剤ケースと、この洗剤ケース内に設け水道水中の遊離塩
素を中和するための錠剤を収納する錠剤収容部とを備
え、前記錠剤収納部は、底部に洗剤の流れる方向に対し
て前後に複数個の孔部を設けたから、単位時間当たりの
水の流量が少ない場合に、孔部より落下する水で洗剤の
流れを妨げることがなく、洗剤の流れ残りを防止するこ
とができる。
【0033】また、請求項2に記載の発明によれば、錠
剤収容部は、側壁部に溢水孔を設けたから、単位時間当
たりの水の流量が多い場合に、つまり、底部の孔部より
落下する水量より、供給される水量が多くても、錠剤収
容部に流入した水が側壁部を乗り越えて溢れだし、洗濯
機本体外へ溢水するのを防止することができる。
剤収容部は、側壁部に溢水孔を設けたから、単位時間当
たりの水の流量が多い場合に、つまり、底部の孔部より
落下する水量より、供給される水量が多くても、錠剤収
容部に流入した水が側壁部を乗り越えて溢れだし、洗濯
機本体外へ溢水するのを防止することができる。
【0034】また、請求項3に記載の発明によれば、錠
剤収容部の側壁部に設けた溢水孔の高さは、回転ドラム
内に流入する水の流量が最小のとき、底部に設けている
複数個の孔部より落下する水と供給される水の量の差に
より、錠剤収容部内に生じる水位としたから、単位時間
当たりの水の流量にばらつきが生じても、錠剤収容部に
供給された水が、常に錠剤と接触してから流れ出すよう
になり、安定した中和性能を得ることができる。
剤収容部の側壁部に設けた溢水孔の高さは、回転ドラム
内に流入する水の流量が最小のとき、底部に設けている
複数個の孔部より落下する水と供給される水の量の差に
より、錠剤収容部内に生じる水位としたから、単位時間
当たりの水の流量にばらつきが生じても、錠剤収容部に
供給された水が、常に錠剤と接触してから流れ出すよう
になり、安定した中和性能を得ることができる。
【0035】また、請求項4に記載の発明によれば、錠
剤収容部の側壁部に設けた溢水孔の幅は、構成上とりう
る限りの幅としたから、更に安定した中和性能を得るこ
とができる。また、錠剤の減り方も均一になり、経時的
にも安定した中和性能を得ることができる。
剤収容部の側壁部に設けた溢水孔の幅は、構成上とりう
る限りの幅としたから、更に安定した中和性能を得るこ
とができる。また、錠剤の減り方も均一になり、経時的
にも安定した中和性能を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例のドラム式洗濯機の洗剤ケー
スの断面図
スの断面図
【図2】同ドラム式洗濯機の洗剤ケースの一部切欠した
平面図
平面図
【図3】同ドラム式洗濯機の側断面図
【図4】従来のドラム式洗濯機の側断面図
【図5】同ドラム式洗濯機の洗剤ケースの断面図
【図6】同ドラム式洗濯機の洗剤ケースの一部切欠した
平面図
平面図
1 回転ドラム 3 外槽 9 洗濯機本体 19 錠剤 24 洗剤ケース 26 錠剤収納部 27 孔部 28 溢水孔
Claims (4)
- 【請求項1】 洗濯機本体内に弾性的に支持した外槽内
に略水平方向に設けた回転軸を中心に回転自在に配設し
た回転ドラムと、この回転ドラムに洗剤を流入させる洗
剤ケースと、この洗剤ケース内に設け水道水中の遊離塩
素を中和するための錠剤を収納する錠剤収容部とを備
え、前記錠剤収納部は、底部に洗剤の流れる方向に対し
て前後に複数個の孔部を設けたドラム式洗濯機。 - 【請求項2】 錠剤収容部は、側壁部に溢水孔を設けた
請求項1記載のドラム式洗濯機。 - 【請求項3】 錠剤収容部の側壁部に設けた溢水孔の高
さは、回転ドラム内に流入する水の流量が最小のとき、
底部に設けている複数個の孔部より落下する水と供給さ
れる水の量の差により、錠剤収容部内に生じる水位とし
た請求項2記載のドラム式洗濯機。 - 【請求項4】 錠剤収容部の側壁部に設けた溢水孔の幅
は、構成上とりうる限りの幅とした請求項2または3記
載のドラム式洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9079475A JPH10272294A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ドラム式洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9079475A JPH10272294A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ドラム式洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10272294A true JPH10272294A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13690927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9079475A Pending JPH10272294A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ドラム式洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10272294A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104178976A (zh) * | 2014-07-10 | 2014-12-03 | 合肥荣事达三洋电器股份有限公司 | 一种洗涤皂投放装置及其工作方法 |
WO2023199714A1 (ja) * | 2022-04-12 | 2023-10-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
WO2023199715A1 (ja) * | 2022-04-12 | 2023-10-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9079475A patent/JPH10272294A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104178976A (zh) * | 2014-07-10 | 2014-12-03 | 合肥荣事达三洋电器股份有限公司 | 一种洗涤皂投放装置及其工作方法 |
CN104178976B (zh) * | 2014-07-10 | 2016-08-31 | 惠而浦(中国)股份有限公司 | 一种洗涤皂投放装置及其工作方法 |
WO2023199714A1 (ja) * | 2022-04-12 | 2023-10-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
WO2023199715A1 (ja) * | 2022-04-12 | 2023-10-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機 |
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