JPH10272170A - 高圧蒸気滅菌器 - Google Patents

高圧蒸気滅菌器

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Publication number
JPH10272170A
JPH10272170A JP9080227A JP8022797A JPH10272170A JP H10272170 A JPH10272170 A JP H10272170A JP 9080227 A JP9080227 A JP 9080227A JP 8022797 A JP8022797 A JP 8022797A JP H10272170 A JPH10272170 A JP H10272170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
chamber
storage tank
lid
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9080227A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kawada
憲一 川田
Koichi Nishikawa
耕一 西川
Tadashi Yoneyama
正 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9080227A priority Critical patent/JPH10272170A/ja
Publication of JPH10272170A publication Critical patent/JPH10272170A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滅菌用の蒸気を発生する水を貯める貯水タン
クへの給水を簡単に行い得る様にする事を目的とする。 【解決手段】 本発明は、器具本体1内に、被滅菌物を
収容するチャンバー3や滅菌用蒸気を発生するための水
を貯める貯水タンク13等を収納したものにおいて、貯水
タンクへ給水する注水口27を器具本体の前面に配設した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に手術用器具等
の被滅菌物を蒸気により滅菌処理を行う高圧蒸気滅菌器
に関する。
【0002】
【従来の技術】医療用器具等の被滅菌物を蒸気により滅
菌処理を行うもので、特に滅菌用の蒸気を発生する為の
水を貯める貯水タンクを器具本体内に設置したもので
は、例えば特開平7−213590号公報に示される様
に、器具本体の上面に給水用の注水蓋を設けている。
【0003】一方、近年滅菌器はラックに収納したり、
壁に埋込設置されるケースが多く、給水の都度器具を引
き出す必要があり、使い勝手が悪いという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、器具
を移動することなく蒸気発生用の水の給水を行い得る様
にする事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、器具本体内
に、被滅菌物を収容するチャンバーや滅菌用蒸気を発生
するための水を貯める貯水タンク等を収納したものにお
いて、貯水タンクへ給水する注水口を器具本体の前面に
配設して成るものである。
【0006】又本発明は、器具本体の前面に、チャンバ
ーの前面開口を閉塞する蓋を開閉自在に枢支すると共
に、開口の周囲で蓋で被覆される位置に注水口を配設し
て成るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1に基づき説
明すると、1は器具本体で、内部に前面を開口2したチ
ャンバー3を収納してると共に、前面の例えば向かって
右側に複数の操作用スイッチや表示器を配置した操作パ
ネル4を配設し、かつこの操作パネルの隣に上記開口2
を開閉自在に閉塞する例えば横開きの蓋5を枢支してい
る。
【0008】又上記チャンバー3は、図2にても示す様
に内部に被滅菌物を収納して滅菌処理を行う収納室6を
有し、かつこの収納室の内底部にシーズヒータ等のヒー
タ7と、このヒータを被覆するヒータカバー8を装着し
ている。
【0009】9は終端を上記チャンバー3のヒータ7後
方の底部に連結した供給管で、途中に水中のゴミを除去
するストレーナ10を接続し、かつ始端をコンプレッサー
11に接続した空気供給流路12と、始端を貯水タンク13の
水14中に開口した注水流路15とを接続し、上記空気供給
流路12には、その上流側より不織布等を用いたフィルタ
ー16、逆止弁17、第1電磁弁18を順次接続し、上記注水
流路15の途中には第2電磁弁19を接続していると共に、
その始端部にはコイル状の第1熱交換部20を設けてい
る。
【0010】21は一端を上記チャンバー3の後方側壁に
連結し、他端を上記貯水タンク13内の上方位置に開口し
た排気流路で、途中に第3電磁弁22を接続していると共
に、他端寄りの上記水14中に位置してコイル状の第2熱
交換部23を設けている。
【0011】又上記貯水タンク13の側壁には目視により
水位を検出する水位計24を接続し、底壁には排水管25を
接続している。
【0012】26は一端を上記貯水タンク13の側壁に接続
した給水管で、他端を器具本体1の前面の上記開口2の
周囲で、かつ上記扉5の閉成時にこの扉にて被覆される
位置に配設した注水口27に接続している。
【0013】而して、収納室4のヒータカバー7上に被
滅菌物3・・を収納載置して蓋8を閉じた後、図示しな
い滅菌及び乾燥用のタイマーをセットして運転を開始す
ると、第2電磁弁19及び第3電磁弁22を開いてチャンバ
ー5内に所定水位(ヒータカバー7の載置面より下方)
迄注水して第2電磁弁19のみを閉じた後、ヒータ6に通
電してチャンバー5内の水を加熱して蒸気を発生させ、
発生した蒸気によりチャンバー5内の空気を排気流路20
より外部に排出する。
【0014】次いで例えばヒータ6への通電開始から所
定時間経過すると第3電磁弁22を閉じてチャンバー5内
を所定温度に維持する様にヒータ6への通電を制御し、
被滅菌物3・・の滅菌処理を行う。
【0015】そして滅菌タイマーにより所定時間滅菌処
理を行い、これが終了すると、乾燥タイマーによりコン
プレッサー11を作動すると共に第1電磁弁18と第3電磁
弁22を開き、空気供給流路12と供給管10を介してチャン
バー5内に例えば0.2Kg/cm2前後の加圧空気を供
給して所定時間乾燥処理を行う。
【0016】この時供給管10よりチャンバー5内に供給
された空気は、ヒータカバー7下方のヒータ6周囲を通
過してヒータにて加熱されながら間隙9より収納室4内
に流入し、被滅菌物3・・やチャンバー5の内面を乾燥
処理する。
【0017】一方、滅菌により貯水タンク13内の水位が
低下すると、蓋5を開いて注水口27を露出し、水位計24
により貯水タンク13内の水位を監視しながらコップ等に
より注水口27より貯水タンク13内に給水を行うことで、
器具本体1をラックや壁内に設置していても、器具本体
を移動することなく、簡単に給水を行う事が出来る。
【0018】
【発明の効果】本発明の構成により、滅菌用の蒸気を発
生させる為の水を貯める貯水タンクへの注水口を器具本
体の前面に配設したことで、例え器具本体をラックや室
内の壁の中に埋込み設置しても、器具を移動することな
く貯水タンクへ簡単に給水作業を行う事が出来るもので
ある。
【0019】又本発明は、貯水タンクへの注水口を器具
本体前面の蓋で被覆される位置に配設したことで、蓋を
注水口の蓋として兼用出来、注水時の注水口用の蓋の紛
失を防止する事が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく構造図である。
【符号の説明】
1 器具本体 2 開口 3 チャンバー 5 蓋 13 貯水タンク 27 注水口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米山 正 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体内に、被滅菌物を収容するチャ
    ンバーや滅菌用蒸気を発生するための水を貯める貯水タ
    ンク等を収納したものにおいて、上記貯水タンクへ給水
    する注水口を上記器具本体の前面に配設した事を特徴と
    する高圧蒸気滅菌器。
  2. 【請求項2】 上記器具本体の前面に、上記チャンバー
    の前面開口を閉塞する蓋を開閉自在に枢支すると共に、
    上記開口の周囲で上記蓋で被覆される位置に上記注水口
    を配設した事を特徴とする、上記請求項1に記載の高圧
    蒸気滅菌器。
JP9080227A 1997-03-31 1997-03-31 高圧蒸気滅菌器 Pending JPH10272170A (ja)

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JP9080227A JPH10272170A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 高圧蒸気滅菌器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013081542A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Canon Marketing Japan Inc 設置装置および設置方法。
JP2013102818A (ja) * 2011-11-10 2013-05-30 Sanyo Electric Co Ltd 蒸気滅菌器
JP2014133148A (ja) * 2014-03-06 2014-07-24 Canon Marketing Japan Inc 設置装置。

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