JPH10271849A - 大容量パルス電源装置 - Google Patents

大容量パルス電源装置

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Publication number
JPH10271849A
JPH10271849A JP8736897A JP8736897A JPH10271849A JP H10271849 A JPH10271849 A JP H10271849A JP 8736897 A JP8736897 A JP 8736897A JP 8736897 A JP8736897 A JP 8736897A JP H10271849 A JPH10271849 A JP H10271849A
Authority
JP
Japan
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output
waveform
pulse power
power supply
pulse
Prior art date
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Pending
Application number
JP8736897A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Sashita
和之 指田
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 検出の遅れ要素を無くし、かつ高速に制御す
る事によりオーバーシュートを無くし、もって負荷に安
定したパルスエネルギーを供給することの出来る大容量
パルス電源装置を提供する事を目的とする。 【解決の手段】 出力電圧Vと平滑フィルタL、Cの前
段のCTより検出した出力電流Iとを、乗算器Xで掛算
して電力信号Pを得る。そして、電力信号Pと階段状の
基準信号Prefとを比較器COMで比較制御し、自走
発振周波数のPWM波形を作る。このPWM波形により
IGBTをスイッチング制御して、定電圧入力DCVよ
り定電力のパルス出力を作りランプなどの負荷Rに供給
する。これにより、平滑フィルタや誤動作防止用コンデ
ンサによる検出遅れが無くなる。更に、自走発振周波数
のPWM波形であるので、自動的に周波数を変えて応答
速度を早くすることができる。また、立ち上がり時には
PWMデューティを最大にするので、これによっても応
答を早くすることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工などに
使用するパルス波形を生成する、大容量パルス電源装置
の制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
(2) 従来より、この種のパルス電源装置には定電流制御方式
が用いられていたが、ショット時に負荷の特性が変化し
てしまう為に、安定したエネルギーを供給出来ない等の
問題点があった。また、最近のレーザ加工では、波形制
御と呼ばれる階段状のパルス波形を使用した微細加工が
行われるようになり、電源の安定供給と高速応答が要求
されるようになり定電力制御方式が行われるようになっ
た。
【0003】図1は従来より用いられている定電力制御
方式の大容量パルス電源装置の回路図であり、図2はこ
の回路を用いた時の制御波形と出力波形である。図1に
おいて、出力電圧Vと、L、Cからなる平滑フィルタ出
力のシャントSHから検出した出力電流Iとを、乗算器
Xで掛算して電力信号Pを得る。
【0004】そして、この電力信号Pと階段状の基準信
号Prefとを誤差増幅器OP1により比較制御する。
さらに、この出力信号と一定周波数の鋸歯状波とを比較
器COMで比較し、一定周波数のPWM波形を得る。こ
のPWM波形によりIGBTなどの電圧駆動素子Qをス
イッチング制御することにより、定電圧入力DCVより
定電力のパルス出力を得て、ランプなどの負荷Rに供給
することが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
方式では、平滑フィルタL、Cの出力より電流を検出し
ていたり、誤動作防止用のコンデンサCxにより、検出
に遅れが生じてしまう。また、パルス電流値のある1点
では出力信号にオーバーシュートや遅れを生じないが、
それ以外の出力値ではこれらが発生してしまう等の問題
がある。
【0006】そこで本発明は、検出の遅れ要素を無く
し、かつ高速に制御する事によりオーバーシュートを無
くし、もって負荷に安定したパルスエネルギーを供給す
ることの出来る大容量パルス電源装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(3) 本発明は、出力電圧と平滑フィルタの前段より検出した
出力電流とを、乗算器Xで掛算して電力信号Pを得る。
そして、この電力信号Pと階段状の基準信号Prefと
を比較器COMで比較して、自走発振周波数のPWM波
形を作り、このPWM波形によってIGBTなどの電圧
駆動素子をスイッチング制御する。
【0008】これによって、平滑フィルタのL、Cによ
る遅れもなく、また、誤差増幅器を用いないので誤動作
防止用コンデンサによる遅れ要因もなくなる。また、P
WM波形は自走発振周波数であるので、電流が低い時に
は周波数が高くなるので応答速度も早くなり、オーバー
シュートや立ち上がりの遅れも生じない。
【0009】
【実施の形態】図3は本発明の定電力制御方式の大容量
パルス電源装置の回路図であり、図4はこの回路を用い
た時の制御波形と出力波形である。出力電圧Vと平滑フ
ィルタによる平滑前のリップル電流Iとを、乗算器Xで
掛算し電力信号Pを得る。そして、この電力信号Pと階
段状の基準信号Prefとを比較器COMで比較制御
し、自走発振周波数のPWM波形を作り、このPWM波
形によってIGBTなどの電圧駆動素子Qをスイッチン
グ制御する。これによって定電圧DCVの入力より定電
力のパルス出力を作り負荷Rに安定パルスを供給する事
が出来る。
【0010】このとき、平滑フィルタ前段のインダクタ
ンスLのリップル電流を、電流検出用CTで検出してい
るので、乗算器Xで生成された電力信号Pにはフィルタ
による遅れ要素はなくなる。また、比較器COMで生成
されたPWM波形は自走発振周波数であるので、電流が
低くなると周波数が高くなる性質を持っているため、出
力波形の立ち上がり時点で応答速度が速くなり、更に、
PWMデューティは出力波形の立ち上がり時点で最大幅
となるので、立ち上がりの遅れを防ぐ効果がある。
【0011】このような作用が相俟って、図4に示すよ
うに、出力波形はオーバーシュート (4) や立ち上がりの遅れ、更には立ち下がり時の落ち込みの
ないパルス波形となる。
【0012】
【発明の効果】本発明によって、負荷に合った任意の形
状のパルス波形でも、負荷側に安定したエネルギーを供
給することが出来る。したがって、レーザ加工などの応
用分野へのパルス負荷装置に使用すれば、出力に安定し
たパワーを供給することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来より用いられている定電力制御方式の大容
量パルス電源装置の回路図。
【図2】従来回路を用いた時の制御波形と出力波形。
【図3】本発明の定電力制御方式の大容量パルス電源装
置の回路図。
【図4】本発明回路を用いた時の制御波形と出力波形。
【符号の簡単な説明】
DCV 定電圧入力 C1 エネルギー蓄積用コンデンサ Q 電圧駆動素子(IGBT) L インダクタンス C フィルタ用コンデンサ SH シャント CT 電流検出用CT R 負荷 X 乗算器 OP1 誤差増幅器 COM 比較器 (5) Pref 基準信号 Cx 誤動作防止用コンデンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力電圧と出力電流を掛算して電力信号
    を得る乗算器と、 前記電力信号と基準信号を比較して自走発振周波数のP
    WM信号を得る比較器と、 前記PWM信号により定電圧入力を定電力出力に制御す
    る電圧駆動型スイッチング素子とを備えた事を特徴とす
    る大容量パルス電源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の大容量パルス電源装置に
    おいて、 前記出力電流は、出力平滑フィルタの前段より検出され
    る事を特徴とする大容量パルス電源装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の大容量パルス電源装置に
    おいて、 前記出力電流は、空芯CTにより検出したリップル電流
    である事を特徴とする大容量パルス電源装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載の大容
    量パルス電源装置において、 前記基準電圧は階段波状の波形である事を特徴とする大
    容量パルス電源装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の大容
    量パルス電源装置において、 前記電圧駆動型スイッチング素子はIGBTである事を
    特徴とする大容量パルス電源装置。
JP8736897A 1997-03-21 1997-03-21 大容量パルス電源装置 Pending JPH10271849A (ja)

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