JPH10271017A - 符号量制御装置 - Google Patents

符号量制御装置

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JPH10271017A
JPH10271017A JP7489797A JP7489797A JPH10271017A JP H10271017 A JPH10271017 A JP H10271017A JP 7489797 A JP7489797 A JP 7489797A JP 7489797 A JP7489797 A JP 7489797A JP H10271017 A JPH10271017 A JP H10271017A
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JP
Japan
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coefficients
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encoding
circuit
encoded
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JP7489797A
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Yoshihiro Uchiyama
山 義 弘 内
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路規模を増大させることなく、符号化後の符
号量を高速に制御することができる符号量制御装置を提
供すること。 【解決手段】量子化後の係数の中から、1つの符号デー
タとして符号化される所定数の連続した0である係数の
塊の個数および0以外の係数の個数からなる、符号化さ
れる量子化後の有効係数の個数を検出した後、この符号
化される量子化後の有効係数の個数と符号化しようとす
る有効係数の個数の基準値とを比較した結果に基づい
て、量子化後のDCT係数の内、ノンゼロデータ量の基
準値よりも多い部分の有効係数を切り捨てるよう制御す
る、もしくは、符号化後の符号量がその基準値に近くな
るように量子化テーブルを再設定することにより、上記
課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化装置によっ
て符号化された後の符号データのデータ量(以下、符号
化後の符号量という)を制御する符号量制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、画像データの情報量は大き
く、特に、多階調画像化、カラー画像化された画像デー
タの情報量は膨大なものになる。このため、例えばネッ
トワークを経由して画像データを遠隔地に送信したり、
記録媒体に保存したりするときには、符号化装置によっ
て画像データを圧縮し、その情報量を削減することが行
われている。また、符号化後の符号量を制御するため
に、符号量制御装置が用いられている。
【0003】符号化装置による符号化後の符号量は、例
えば量子化テーブルの各係数の値を変更することによ
り、ある程度は調整することができる。しかしながら、
符号化後の符号量がその基準値よりも小さくなりすぎる
と、復号化後の画像の画質が低下するし、符号化後の符
号量がその基準値よりも大きくなりすぎると、送信時間
が長くなる等の問題が生じるため、符号量制御装置によ
って、符号化後の符号量がその基準値に近くなるように
している。
【0004】以下、従来の符号量制御装置の構成とその
問題点について説明する。図11は、従来の符号量制御
装置の一例の概念図である。図示例の符号量制御装置2
4は、ヒストグラム生成解析回路26または符号量検出
回路30のいずれか一方と、量子化テーブル設定回路2
8とを有する。また、同図に示される符号化装置10
は、DCT(離散コサイン変換)回路12と、量子化回
路14と、符号化回路16とを有する。
【0005】ここで、画像データの符号化は、例えば図
12に示されるように、静止画像データを水平8画素×
垂直8画素=64画素からなる複数個のブロックに分割
し、このブロックを1単位として行われる。ヒストグラ
ム生成解析回路26を用いる場合、まず、符号化装置1
0のDCT回路12によって、ブロック単位で入力され
る画像データを離散コサイン変換し、ブロック単位で画
像データを各周波数成分に分解する。
【0006】符号量制御装置24では、離散コサイン変
換後の各周波数成分に分解されたブロック単位のDCT
係数に対し、ヒストグラム生成解析回路26によって1
画面全体のヒストグラムを生成し、画像データの周波数
成分を統計的に解析する。その後、量子化テーブル設定
回路28により、ヒストグラム生成解析回路26の解析
結果に基づいて符号化後の符号量を予測し、符号化後の
符号量が基準値に近くなるように符号化テーブルを設定
する。
【0007】一方、符号量検出回路30を用いる場合、
符号化装置10において、一旦、所定(デフォルト)の
量子化テーブルを使って画像データを符号化する。符号
量制御装置24では、符号化後の符号データに対し、符
号量検出回路30によってブロック単位で符号化後の符
号量を検出し、量子化テーブル設定回路28により、こ
の検出結果に基づいて符号化後の符号量を予測し、符号
化後の符号量が基準値に近くなるように量子化テーブル
を設定する。
【0008】こうして、符号量制御装置24によって量
子化テーブルが設定される。以後、符号化装置10で
は、設定された量子化テーブルを使って画像データの符
号化が行われる。すなわち、画像データは、DCT回路
12によってブロック単位で離散コサイン変換され、各
周波数成分に分解された後、量子化回路14により、設
定された量子化テーブルに基づいて量子化され、符号化
回路16により、符号化テーブルに基づいて可変長符号
化される。
【0009】従来の符号量制御装置24では、以上のよ
うにして、符号化装置10による画像データの符号化後
の符号量を調整している。しかしながら、ヒストグラム
生成解析回路26を用いた場合、回路規模が大きく、回
路構成も複雑になるし、符号量検出回路30を用いた場
合、量子化テーブルを設定するために、一旦、画像デー
タを符号化しなければならないため、量子化テーブルを
設定するまでに長時間を必要とするという問題点があっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく問題点をかえりみて、回路規模を増大
させることなく、符号化後の符号量を高速に制御するこ
とができる符号量制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、量子化後の係数の中から、1つの符号デ
ータとして符号化される所定数の連続した0である係数
の塊の個数および0以外の係数の個数からなる、符号化
される量子化後の有効係数の個数を検出する回路と、こ
の符号化される量子化後の有効係数の個数と符号化しよ
うとする有効係数の個数の基準値とを比較し、前記量子
化後の係数の内、前記符号化しようとする有効係数の個
数の基準値よりも多い部分の有効係数を切り捨てる回路
とを有することを特徴とする符号量制御装置を提供する
ものである。
【0012】また、本発明は、量子化後の係数の中か
ら、1つの符号データとして符号化される所定数の連続
した0である係数の塊の個数および0以外の係数の個数
からなる、符号化される量子化後の有効係数の個数を検
出する回路と、この符号化される量子化後の有効係数の
個数と符号化しようとする有効係数の個数の基準値とを
比較し、前記量子化で使用した量子化テーブルの各係数
の値に、前記符号化される量子化後の有効係数の個数と
前記符号化しようとする有効係数の個数の基準値との比
を乗算した値を、前記量子化で用いられる新たな量子化
テーブルとして再設定する回路とを有することを特徴と
する符号量制御装置を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明の符号量制御装置を詳細に説明
する。
【0014】図1は、本発明の符号量制御装置の一実施
例の概念図である。図示例の符号量制御装置18は、ゼ
ロランレングス検出およびノンゼロデータ量総和検出回
路20と、量子化テーブル設定回路22とを有する。ま
た、同図に示される符号化装置10は、図11に示され
る符号化装置10と全く同じもので、基本的に、DCT
回路12と、量子化回路14と、符号化回路16とを有
する。
【0015】ここで、本発明の符号量制御装置18の説
明を行う前に、まず、符号化装置10における画像デー
タの符号化の流れについて、図2〜図6に示される具体
的な実施例を挙げて説明する。画像データの符号化は、
図12に示されるように、例えば静止画像データを水平
8画素×垂直8画素=64画素からなる複数個のブロッ
クに分割し、このブロックを1単位として行われる。
【0016】符号化装置10には、例えば図2に示され
るように、上記ブロック単位の画像データ(ブロックデ
ータ)が順次入力される。符号化装置10に入力された
64個の画像データは、DCT回路12によってブロッ
ク単位で離散コサイン変換され、各画像データが各周波
数成分に分解される。例えば、図2に示されるブロック
の画像データは、図3に示される64個のDCT係数に
変換される。
【0017】DCT回路12による離散コサイン変換後
の64個のDCT係数は、続いて、量子化回路14によ
り、例えば図4に示されるように、所定の量子化テーブ
ルを用いてブロック単位で量子化される。すなわち、図
3に示される64個のDCT係数を、図4に示される量
子化テーブルの各係数の値でそれぞれ割り算することに
よって、例えば図5に示されるように、無効係数である
0および0以外の有効係数からなる量子化後のDCT係
数が得られる。
【0018】量子化回路14による量子化後の64個の
DCT係数は、例えば図6に示されるように、1〜64
の番号が示す順番でジグザグスキャンされた後、符号化
回路16によって、連続する0である係数の個数を表す
ランレングス、および、0に続く0以外の有効係数の値
からその有効係数のグループ番号が求められ、図示して
いない符号化テーブルに基づいて、これらのランレング
スおよびグループ番号に応じた符号データが割り当てら
れる。
【0019】符号化装置10では、基本的に、以上のよ
うにして画像データの符号化が行われ、符号化後の画像
データは、例えばネットワークを経由して遠隔地に送信
されたり、記録媒体に保存される。なお、本発明の符号
量制御装置では、符号化装置10は上記実施例だけに限
定されるものではなく、例えば上記ブロックの画素数や
符号化方式および符号化テーブル等は適宜選択すればよ
い。
【0020】次に、図7に示される動作フローチャート
を参照しつつ、図1に示される本発明の符号量制御装置
18について説明する。まず、本発明の符号量制御装置
18において、ゼロランレングス検出およびノンゼロデ
ータ量総和検出回路20は、ブロック単位の量子化後の
DCT係数の中から、符号化回路16によって符号化さ
れる有効係数であるゼロランレングスの個数N0および
ノンゼロデータ量総和の個数NNを検出するものであ
る。
【0021】ここで、ゼロランレングスの個数N0と
は、1つの符号データとして符号化される所定数の連続
した0である係数の塊(集団)の個数のことである。例
えば、カラー静止画像の国際標準符号化方式であるJP
EG(Joint Photographic Experts Group)では、無効
係数である0が16個以上連続する場合、連続した16
個の0である係数の塊を1つの符号データとして符号化
する。一方、ノンゼロデータ量総和の個数NNとは、0
以外の有効係数の個数のことである。
【0022】また、量子化テーブル設定回路22は、上
記有効係数の個数(N0+NN)と、符号量制御装置1
8によって予め設定される、符号化しようとする有効係
数の個数(ノンゼロデータ量)の基準値NRとを比較し
て符号化後の符号量を予測し、量子化後のDCT係数の
内、ノンゼロデータ量の基準値よりも多い部分の有効係
数を切り捨てるよう制御する、もしくは、符号化後の符
号量がその基準値に近くなるように量子化テーブルを再
設定するものである。
【0023】本発明の符号量制御装置18では、符号化
装置10による量子化後のDCT係数に基づいて符号化
後の符号量を制御する。まず、DCT回路12によっ
て、例えば図2に示されるブロックの画像データを離散
コサイン変換して図3に示されるDCT係数を得た後、
量子化回路14により、例えば図4に示される所定(デ
フォルト)の量子化テーブルを用いて量子化し、図5に
示される量子化後のDCT係数を得る。
【0024】続いて、ブロック単位の量子化後のDCT
係数に対し、ゼロランレングス検出およびノンゼロデー
タ量総和検出回路20によって、ゼロランレングスの個
数N0およびノンゼロデータ量総和の個数NNを検出
し、すなわち、有効係数の個数(N0+NN)を検出
し、量子化テーブル設定回路28により、有効係数の個
数(N0+NN)とノンゼロデータ量の基準値NRとを
比較することによって符号化後の符号量を制御する。
【0025】ここで、量子化後のDCT係数の内、ノン
ゼロデータ量の基準値よりも多い部分の有効係数を切り
捨てるよう制御する場合、上記比較の結果、有効係数の
個数(N0+NN)が、ノンゼロデータ量の基準値NR
よりも多い場合には、例えば図6に示される1〜64の
番号が示す順番で、量子化後のDCT係数を1列に並び
換えたときに、ノンゼロデータ量の基準値NR分の有効
係数よりも後ろ側の有効係数が0である無効係数になる
ように制御する。
【0026】ここで、図8(a)に、量子化後のDCT
係数の一例を示す。また、同図(b)に、例えばノンゼ
ロデータ量の基準値NRを7個に設定した場合に、ノン
ゼロデータ量の基準値NR=7個で切り捨てる前の、図
8(a)に示される量子化後のDCT係数を符号化した
符号データ、および、ノンゼロデータ量の基準値NR=
7個で切り捨てた後の量子化後のDCT係数を符号化し
た符号データを示す。
【0027】同図(a)に示される量子化後のDCT係
数は、ゼロランレングスがない場合のもの(図5に示さ
れる量子化後のDCT係数と同じもの)で、ゼロランレ
ングスの個数N0は0個、ノンゼロデータ量総和の個数
NNは9個である。従って、この実施例では、ノンゼロ
データ量の基準値NR=7個よりも多い8個目以降の有
効係数、すなわち、同図(a)に示される量子化後のD
CT係数の内、最後の2および1の係数が切り捨てられ
るよう制御される。
【0028】これにより、同図(b)に示されるよう
に、符号化後の符号量を適宜制御することができる。な
お、同図(b)には、符号データの下にジグザグスキャ
ンによって得られる量子化後のDCT係数が示されてお
り、エンドオブブロックEOBは、ブロックの終わりを
示す符号データである。また、ノンゼロデータ量の基準
値NRは適宜設定すればよいし、例えば比較結果に応じ
て適宜変更してもよい。
【0029】同様に、図9(a)に、量子化後のDCT
係数の別の例を示す。また、同図(b)に、例えばノン
ゼロデータ量の基準値NRを8個に設定した場合に、ノ
ンゼロデータ量の基準値NR=8個で切り捨てる前の、
図9(a)に示される量子化後のDCT係数を符号化し
た符号データ、および、ノンゼロデータ量の基準値NR
=8個で切り捨てた後の量子化後のDCT係数を符号化
した符号データを示す。
【0030】同図(a)に示される量子化後のDCT係
数は、ゼロランレングスがある場合のもので、ゼロラン
レングスの個数N0は1個、ノンゼロデータ量総和の個
数NNは10個である。従って、この実施例では、ノン
ゼロデータ量の基準値NR=8個までの有効係数を残
し、9個目以降の有効係数、すなわち、同図(a)に示
される量子化後のDCT係数の内、最後の1、ゼロラン
レングスおよび1の係数が切り捨てられるよう制御され
る。
【0031】こうして、符号量制御装置18によって切
り捨てられる有効係数が決定された後、符号化装置10
によって正式な画像データの符号化が行われる。すなわ
ち、画像データは、DCT回路12によってブロック単
位で離散コサイン変換された後、量子化回路14によ
り、設定された量子化テーブルに基づいて量子化され、
ノンゼロデータ量の基準値NRよりも多い部分の有効係
数が切り捨てられ、符号化回路16により、符号化テー
ブルに基づいて可変長符号化される。
【0032】一方、本発明の符号量制御装置において、
符号化後の符号量がその基準値に近くなるように量子化
テーブルを再設定する場合、量子化後のDCT係数の
内、有効係数の個数がノンゼロデータ量の基準値NRと
同じになるように、変更前(デフォルト)の量子化テー
ブルを(ゼロランレングスの個数N0+ノンゼロデータ
量総和の個数NN)/ノンゼロデータ量の基準値NR倍
したものを、新しい量子化テーブルとして再設定する。
【0033】この場合の変更後の量子化テーブルの一例
を図10(a)に示す。同図に示される変更後の量子化
テーブルは、ノンゼロデータ量の基準値NRを7個に設
定した場合に、図5に示される量子化後のDCT係数の
中から、ゼロランレングス検出およびノンゼロデータ量
総和検出回路20によって、有効係数の個数が9個であ
ることを検出し、図4に示される変更前の量子化テーブ
ルの各係数の値を9/7倍したものである。
【0034】また、図10(b)に、同図(a)に示さ
れる変更後の量子化テーブルを用いて量子化した後のD
CT係数を示し、図10(c)に、図4に示される変更
前の量子化テーブルを用いて量子化した後のDCT係
数、すなわち、図5に示される量子化後のDCT係数を
符号化した符号データ、および、図10(a)に示され
る変更後の量子化テーブルを用いて量子化した後のDC
T係数、すなわち、図10(b)に示される量子化後の
DCT係数を符号化した符号データを示す。
【0035】例えば、上記図10(a)に示されるよう
に、符号量制御装置18の量子化テーブル設定回路22
によって量子化テーブルを再設定した後、符号化装置1
0によって正式な画像データの符号化が行われる。この
ように、同図(a)に示される変更後の量子化テーブル
を用いて、同図(b)に示される量子化後のDCT係数
を得ることができ、同図(c)に示されるように、符号
化後の符号量を適宜制御することができる。
【0036】本発明の符号量制御装置では、以上のよう
にして、符号化装置10による画像データの符号化後の
符号量を制御する。本発明の符号量制御装置によれば、
ヒストグラム生成解析回路26を用いた場合と比較して
回路規模が小さく、容易に実現可能であるし、符号量検
出回路を用いた場合と比較して、量子化後に符号化後の
符号量を予測するため、符号化後の符号量の制御を高速
に行うことができるとい利点がある。
【0037】以上、本発明の符号量制御装置について詳
細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、本
発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変
更をしてもよいのはもちろんである。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明の符号
量制御装置は、符号化される量子化後の有効係数の個数
を検出した後、この符号化される量子化後の有効係数の
個数と符号化しようとする有効係数の個数の基準値とを
比較した結果に基づいて、量子化後のDCT係数の内、
ノンゼロデータ量の基準値よりも多い部分の有効係数を
切り捨てるよう制御する、もしくは、符号化後の符号量
がその基準値に近くなるように量子化テーブルを再設定
するものである。従って、本発明の符号量制御装置によ
れば、従来の符号量制御装置と比べて、小さな回路規模
で容易に回路を構成することができ、かつ、符号化後の
符号量の制御を高速化することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の符号量制御装置の一実施例の概念図
である。
【図2】 ブロックデータの一実施例の概念図である。
【図3】 DCT係数の一実施例の概念図である。
【図4】 量子化テーブルの一実施例の概念図である。
【図5】 量子化後のDCT係数の一実施例の概念図で
ある。
【図6】 ジグザグスキャンの順番を表す一実施例の概
念図である。
【図7】 本発明の符号量制御装置の動作を表す一実施
例のフローチャートである。
【図8】 (a)は量子化後のDCT係数、(b)は符
号化後の符号データを表す一実施例の概念図である。
【図9】 (a)は量子化後のDCT係数、(b)は符
号化後の符号データを表す別の実施例の概念図である。
【図10】 (a)は変更後の量子化テーブル、(b)
は変更後の量子化テーブルによる量子化後のDCT係
数、(c)は符号化後の符号データを表す一実施例の概
念図である。
【図11】 従来の符号量制御装置の一例の概念図であ
る。
【図12】 静止画像の一例の概念図である。
【符号の説明】
10 符号化装置 12 DCT回路 14 量子化回路 16 符号化回路 18,24 符号量制御装置 20 ゼロランレングス検出およびノンゼロデータ量総
和検出回路 22,28 量子化テーブル設定回路 26 ヒストグラム生成解析回路 30 符号量検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】量子化後の係数の中から、1つの符号デー
    タとして符号化される所定数の連続した0である係数の
    塊の個数および0以外の係数の個数からなる、符号化さ
    れる量子化後の有効係数の個数を検出する回路と、この
    符号化される量子化後の有効係数の個数と符号化しよう
    とする有効係数の個数の基準値とを比較し、前記量子化
    後の係数の内、前記符号化しようとする有効係数の個数
    の基準値よりも多い部分の有効係数を切り捨てる回路と
    を有することを特徴とする符号量制御装置。
  2. 【請求項2】量子化後の係数の中から、1つの符号デー
    タとして符号化される所定数の連続した0である係数の
    塊の個数および0以外の係数の個数からなる、符号化さ
    れる量子化後の有効係数の個数を検出する回路と、この
    符号化される量子化後の有効係数の個数と符号化しよう
    とする有効係数の個数の基準値とを比較し、前記量子化
    で使用した量子化テーブルの各係数の値に、前記符号化
    される量子化後の有効係数の個数と前記符号化しようと
    する有効係数の個数の基準値との比を乗算した値を、前
    記量子化で用いられる新たな量子化テーブルとして再設
    定する回路とを有することを特徴とする符号量制御装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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