JPH10269319A - オンライン手書き文字入力方法ならびに装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ユーザが誤って同一枠内に入力し
た入力データの中から複数の手書き文字データを切り出
し、それぞれのデータを入力とした複数文字分の認識処
理を行なうことにより、ユーザの意図した文字の区切り
で文字認識を実現するオンライン手書き文字入力方法な
らびに装置を提供ならびに構築することを主な特徴す
る。 【解決手段】 座標データ処理部３は、入力文字の筆跡
を座標データ列に変換し手書き入力された文字データを
生成して座標データバッファ４に格納し、文字抽出部５
にて座標データバッファ４内の各文字データ毎複数文字
の抽出を試み、ここで複数文字が抽出されたとき、座標
データ切り替え部８は、文字認識部９に渡す座標データ
として、座標データバッファ４に格納された内容から抽
出データバッファ６に格納された内容に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、手書き文字をオン
ラインで識別することのできる手書き文字入力方法なら
びに装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、ＬＣＤとタブレットが一体となっ
た表示入力装置に、ユーザがペンを用いて手書き文字を
入力し、この入力された手書き文字を認識させるポータ
ブルタイプのオンライン手書き文字入力機器が普及して
きた。

【０００３】オンライン手書き文字入力機器は、ユーザ
が、ＬＣＤタブレット上に割り付けられた文字入力枠内
をペンでなぞることにより、それぞれの枠内に描かれる
文字が入力順にサンプリングされ、位置座標データなら
びにストローク情報としてシステムに通知される。シス
テム内部では、その入力情報をあらかじめ準備された標
準辞書と照合して類似度を算出し、類似度があらかじめ
定めた値以上となる標準パターンを入力文字の認識候補
として抽出し、ストローク情報によって文字入力の属す
る文字の判定を行なっていたものである。

【０００４】上述したように従来のオンライン手書き文
字入力機器は、ユーザに対し各入力枠に一文字ずつ筆記
させることで、手書き入力された文字と文字の時系列上
の境界を明確にし、各枠単位で得られたそれぞれの筆跡
データをパターンマッチング法により認識処理し、各枠
単位で結果を導いていたものである。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオンラ
イン手書き文字入力機器では、入力インタフェースに不
慣れなユーザ等は１個の枠内に複数文字を入力すること
があり、この場合、従来システムでは、１文字として認
識処理するため、ユーザの意図した出力は得られない。
また、一般的に、均一な大きさで並んだ文字枠に筆記す
る手書き文字入力機器のインタフェースで半角文字を入
力する場合にも全角文字を入力するときと同じ枠に筆記
するため、慣れないユーザにとっては、半角文字部分の
入力にも全角文字と同じ文字ピッチで入力することに違
和感を感じる。

【０００６】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ユーザが誤って同一枠内に入力した入力データの
中から複数の手書き文字データを切り出し、それぞれの
データを入力とした複数文字分の認識処理を行なうこと
により、ユーザの意図した文字の区切りで文字認識を実
現するオンライン手書き文字入力方法ならびに装置を提
供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、文字入力枠に
筆記された手書き文字のオンライン認識を行う情報処理
装置において、ユーザが同一枠内に筆記した手書き文字
データの中から複数の手書き文字データを切り出し、そ
れぞれのデータを入力とする複数文字の認識を行うこと
によりユーザの意図する認識結果を得ることを特徴とす
る。また、本発明のオンライン文字認識装置は、入力文
字の筆跡を座標データ列に変換する座標位置検出手段
と、座標データ列から手書き入力された文字データを生
成する座標データ処理部と、座標データ処理部により生
成された文字データを格納する座標データバッファと、
座標データバッファから１文字毎文字データを読み込み
文字認識を行う文字認識部と、上記座標データバッファ
内の各文字データ毎、複数文字の抽出を試みる文字抽出
部と、文字抽出部にて複数文字が抽出されたとき、上記
文字認識部に渡す座標データとして、座標データバッフ
ァに格納された内容から抽出データバッファに格納され
た内容に切り替える座標データ切り替え部とを具備する
ことを特徴とする。

【０００８】このことにより、ユーザが誤って同一枠内
に入力した入力データの中から複数の手書き文字データ
を切り出し、それぞれのデータを入力とした複数文字分
の認識処理を行なうことにより、ユーザの意図した文字
の区切りで文字認識を実現するオンライン手書き文字入
力方法ならびに装置が構築できる。

【０００９】

【発明の実施の形態】図１は本発明の手書き文字認識装
置の実施例を示すブロック図である。

【００１０】図において、１は座標位置検出部、２は表
示部である。座標位置検出部１は透明タブレットとペン
で構成され、透明タブレットは表示部２と積層され、入
力表示一体型で構成されたものを例示する。３は座標デ
ータ処理部であり、表示部２に表示された文字入力枠上
でユーザがペンでなぞった筆跡は座標位置検出部１を介
して座標データ列として表現されて入力され、ここで手
書き入力された文字データを生成する。４は座標データ
バッファである。座標データバッファ４には、座標デー
タ処理部３で生成された文字データが逐次格納される。
５は文字抽出部である。文字抽出部５は、座標データバ
ッファ４に格納された各文字データ毎、複数文字の抽出
を試みるパートである。文字抽出部５には、更に、同一
枠から手書き文字データを切り出す際、その切り出しを
縦横等入力文の書式に応じて自動切り替えする制御部５
１も存在する。６は抽出データバッファであり、文字抽
出部５により抽出される文字データが逐次格納され、座
標データ切り替え部８経由で文字認識部９へ供給され
る。

【００１１】８は座標データ切り替え部である。座標デ
ータ切り替え部８は、文字抽出部５にて複数文字が抽出
されたとき、文字認識部９に渡す座標データとして、座
標データバッファ４に格納された内容から抽出データバ
ッファ６に格納された内容に切り替えるパートである。
座標データ切り替え部８は、他に、文字抽出部５にて複
数文字が抽出されたとき、抽出データバッファ６に格納
された各文字データを、抽出された領域の位置による既
定の順に、あるいは、それぞれが抽出された領域で先に
入力された順で文字認識部９へ渡す制御部８１を内部に
備える。

【００１２】文字認識部９は、座標データバッファ４か
ら１文字毎文字データを読み込み、文字認識辞書１０を
使用しパターンマッチング法にて文字認識を行うパート
である。文字認識部９は、他に、座標データバッファ４
中のある文字データから複数文字が抽出されたとき、抽
出された複数の文字データを認識処理する際、後述する
抽出サイズバッファ７と協同してに正規化処理する制御
部９１を備える。抽出サイズバッファ７には、座標デー
タバッファ４の中のある文字データから複数文字が抽出
された際、それぞれ抽出した文字サイズが文字抽出部５
にて求められ、そのサイズ情報が格納される。また、文
字認識部９は、座標データバッファ４中の文字データか
ら複数文字が抽出されたとき、認識対象文字種を限定す
ることにより、認識処理する機能を合わせ持つ。文字認
識部９により認識された結果は、認識結果バッファ１３
に格納される。１２は出力部である。出力部１２は、文
字認識部９による認識結果を表示部２へ供給するととも
に、座標データバッファ４中の文字データから複数文字
が抽出されたとき、内容によっては認識結果バッファ１
３に格納された認識結果を半角文字に変換する機能も合
わせ持つ。

【００１３】図２〜図５は本発明実施例の動作を説明す
るために引用したフローチャートである。以下、図２〜
図５に示すフローチャートを参照して図１に示す本発明
実施例の動作について詳細に説明する。

【００１４】まず、図２に示すフローチャートを参照し
ながら図１に示す本発明実施例の動作について説明す
る。表示部２に表示された文字入力枠上でユーザがペン
入力することにより得られる筆跡は、位置座標検出部１
を経由して座標データ処理部３で文字データとして処理
され、座標データバッファ４に格納される。図２におい
て、まず、文字抽出部５は、ステップａにて座標データ
バッファ４から１文字分のデータを取得するとともに、
その中から複数文字の抽出を試みる（ステップｂ）。こ
こで、複数文字の抽出がなされると、そのデータを抽出
データバッファ６へ格納するとともに、座標データ切り
替え部８を起動する。座標データ切り替え部８は、文字
認識部９へ渡すデータを座標データバッファ４から抽出
データバッファ６に格納されたデータに切り替えるとと
もに、複数文字全ての文字の認識処理を終えるまで抽出
データバッファ６から１文字分のデータを取得（ステッ
プｄ，ｅ）し、文字認識部９に対し文字認識を促す。文
字認識部９は、ステップｆにて文字認識辞書１０を使用
し、パターンマッチング法に基づく認識処理を行い、そ
の結果を出力部１２経由で認識結果バッファ１３へ格納
（ステップｇ）するとともに、表示部２に対し認識結果
を表示する。

【００１５】ユーザが半角文字を入力しようとして同一
枠内に複数文字を入力した場合は、ステップｇにて、出
力部１２で認識結果バッファ１３に格納された認識結果
を半角文字に変換することによりなされる。また、同一
枠内に縦横任意の書式で複数文字を入力してもステップ
ｅにおける処理で抽出データから入力位置に従って順に
１文字分のデータを取得することにより、縦書きおよび
横書きにおける自然な順番で文字を出力することができ
る。また、ステップｅにおける処理で、抽出データから
入力された順に１文字分のデータを取得することによ
り、文字入力された枠の位置に関係なく、同一枠内に任
意順に複数文字を入力しても従来同様、入力順に認識結
果を出力できる。

【００１６】次に、図３に示すフローチャートを参照し
ながら図１に示す実施例の動作を説明する。図３におけ
るステップａからステップｃまでの動作は図２に示す動
作と同じである。ステップｃで複数文字が同一枠内に入
力されたと判断されると、文字抽出部５でそれぞれの入
力サイズを抽出サイズバッファ７に格納（ステップｄ）
し、ステップｅにて抽出された文字全てを認識処理した
か否かが判断され、残っている場合にはステップｆにて
抽出データバッファ６から１文字分のデータを取得す
る。文字認識部９では、抽出サイズバッファ７に格納さ
れたデータを元に前処理として文字データを正規化（ス
テップｇ）し、ステップｈにて文字認識処理を行い、出
力部１２で認識結果を認識結果バッファ１３に格納（ス
テップｉ）し、表示部２にその認識結果を表示する。

【００１７】このように、同一枠内から複数の文字デー
タを切り出し、それぞれのデータを認識処理する際、入
力枠に対する切り出し領域の大きさに比例して切り出し
た文字データを正規化処理するものであり、ユーザが半
角文字を入力しようとして同一枠内に複数文字を入力し
た場合でも、枠内から切り出した複数のデータに対して
全角文字と同じ辞書データを用い認識処理が可能とな
る。

【００１８】次に、第４図に示すフローチャートを参照
しながら図１に示す実施例の動作を説明する。ステップ
ａからステップｅまでの動作は、図２に示すそれと同じ
で、ステップｅで抽出データバッファ６から取得した１
文字分のデータは文字認識部９でに渡される。文字認識
部９は、ステップｆにて認識対象文字種を限定し、ステ
ップｇにてその限定対象文字種による文字認識が行わ
れ、出力部１２を介して認識結果を認識結果バッファ１
３に格納し、表示部２にその認識結果が表示される。

【００１９】このように、同一枠から複数の文字データ
を切り出したとき、認識対象文字種を限定してそれぞれ
のデータを認識処理することにより、ユーザが半角文字
を入力しようとして同一枠内に複数文字を入力しても、
英字、数字、記号、カタカナ等限定して認識処理するこ
とで認識精度を向上させることができる。

【００２０】最後に図５に示すフローチャートを参照し
て図１に示す本発明実施例の動作について詳細に説明す
る。ステップａの処理は図２に示すフローチャートと同
様である。ステップｂにて現在入力している内容の書式
が縦書き横書きのいずれであるかを判断し、横書きの場
合は、ステップｃにて座標データバッファ４に格納され
た各文字データから左右領域に区分するよう複数文字の
抽出を試み、縦書きの場合は、ステップｄにて座標デー
タバッファ４に格納された各文字データから上下領域に
区分するよう複数文字の抽出を試みる。ステップｅ以降
の処理は図２に示すそれと同じである。

【００２１】このようにして、入力文が縦書き横書きの
双方において同一枠内における文字の切り出しを上下左
右のように自動切り替え可能となるものである。

【００２２】以上説明のように本発明は、ユーザが同一
枠内に入力した入力データの中から、複数の手書き文字
データを切り出し、それぞれのデータを入力とした複数
文字分の認識処理を行いユーザの意図する認識結果を得
ることを特徴とする手書き文字入力方法ならびに装置で
あって、更に、（１）同一枠内から複数文字データを切
り出し、それぞれのデータを認識処理する際、入力枠に
対する切り出し領域の大きさに比例して切り出した文字
データを正規化すること、（２）同一枠内から複数文字
データを切り出し、それぞれのデータを認識処理して結
果を出力する際、半角文字を生成するすること、（３）
同一枠内から複数の文字データを切り出した際、認識対
象文字種を限定してそれぞれのデータを認識処理するこ
と、（４）同一枠内から複数の文字データを切り出し、
それぞれのデータを入力とした複数文字分の認識処理を
行い、切り出した領域の位置によって各既定の順に認識
結果を得ること、（５）同一枠内から複数の文字データ
を切り出し、それぞれのデータを入力とした複数文字分
の認識処理を行い、入力された領域順に認識結果を得る
ことを特徴とするものである。

【００２３】尚、本発明実施例として表示入力が一体と
なった手書き文字認識装置を例示したが、これに限定さ
れるものではなく、個人情報機器、パソコン、ワープロ
等全ての情報機器に応用できる。また、本発明実施例で
は、座標データから抽出した複数文字データを抽出デー
タバッファに別途格納する例のみ示したが、これに制限
されるものでなく、座標データをポインタで管理し、文
字単位あるいはストローク単位でテーブルとして格納す
る環境で座標データを処理する環境ではテーブル操作を
行うことで本発明を実現しても同様の効果が得られるも
のである。

【００２４】

【発明の効果】以上説明のように本発明は、ユーザが同
一枠内に入力した入力データの中から、複数の手書き文
字データを切り出し、それぞれのデータを入力とした複
数文字分の認識処理を行い認識結果を得ることを特徴と
する手書き文字入力方法ならびに装置であって、ユーザ
の意図した文字の区切りで文字認識を実現するオンライ
ン手書き文字入力方法ならびに装置を提供ならびに構築
するものであって、以下に列挙する効果が得られる。

【００２５】（１）各文字枠に一文字ずつ入力する手書
き文字入力インタフェースにおいて、ユーザが半角文字
を入力しようとして同一枠内に複数文字を入力した場合
であっても、枠内から切り出した複数のデータに対して
全角文字と同じ辞書データで認識処理を行うことができ
る。

【００２６】（２）ユーザが半角文字を入力しようとし
て同一枠内に複数文字を入力しようとした場合、ユーザ
の意志どおり自動的に半角文字で認識結果を出力するこ
とができる。

【００２７】（３）ユーザが半角文字を入力しようとし
て同一枠内に複数文字を入力しようとした場合、入力文
字種を限定することにより認識精度を向上させることが
できる。

【００２８】（４）筆順フリーの文字認識法を用い、各
文字枠に一文字ずつ入力する手書き文字入力インタフェ
ースにおいて、ユーザが同一枠内に任意の順で複数文字
を入力しても、縦書き及び横書きにおける自然な順番で
文字を出力することができる。

【００２９】（５）文字入力された枠の位置に関係な
く、入力された順に認識結果を出力する方式の場合、ユ
ーザが同一枠内に任意順で複数文字を入力しても、従来
同様に入力された順に認識結果を出力することができ
る。

【００３０】（６）ユーザが同一枠内に複数文字を入力
した場合でも複数文字として認識処理を行うことができ
る特徴を持つ手書き入力方式において、入力文が縦書き
あるいは横書きの時で、同一枠内からの複数文字の切り
出しを上下左右自動切り替えできる。

【００３１】（７）各文字枠に一文字ずつ入力する手書
き文字入力のインタフェースに不慣れなユーザが、一つ
の枠内に複数文字を入力した時等でも、ユーザの意図し
た文字の区切りで文字認識処理を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示すブロック図。

【図２】本発明実施例の動作を説明するために引用した
フローチャートであって、枠内の筆跡データから複数文
字の抽出を試みる場合の処理手順を示す。

【図３】本発明実施例の動作を説明するために引用した
フローチャートであって、同一枠内から半角文字を切り
出した場合の動作手順を示す。

【図４】本発明実施例の動作を説明するために引用した
フローチャートであって、ユーザが同一枠内に複数文字
を入力した場合でも複数文字として認識処理を行うこと
ができる特徴を持つ手書き入力方式において、入力文字
種を限定して認識処理する場合の動作手順を示す。

【図５】本発明実施例の動作を説明するために引用した
フローチャートであって、ユーザが同一枠内に複数文字
を入力した場合でも複数文字として認識処理を行うこと
ができる特徴を持つ手書き入力方式において、入力文が
縦書き横書きいずれの場合であっても文字の切り出しを
上下左右自動切り替えする際の動作手順を示す図。

【符号の説明】

１…座標位置検出部、２…表示部、３…座標データ処理
部、４…座標データバッファ、５…文字抽出部、６…抽
出データバッファ、７…抽出サイズバッファ、８…座標
データ切り替え部、９…文字認識部、１０…文字認識辞
書、１２…出力部、１３…認識結果バッファ、５１、８
１、９１…制御部。

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 文字入力枠に筆記された手書き文字のオ
   ンライン認識を行う情報処理装置において、ユーザが同
   一枠内に筆記した手書き文字データの中から複数の手書
   き文字データを切り出し、それぞれのデータを入力とす
   る複数文字の認識を行うことによりユーザの意図する認
   識結果を得ることを特徴とするオンライン手書き文字入
   力方法。
2. 【請求項２】 同一枠内から複数文字データを切り出
   し、それぞれのデータを認識処理する際、入力枠に対す
   る切り出し領域の大きさに比例して切り出した文字デー
   タを正規化することを特徴とする請求項１記載のオンラ
   イン手書き文字入力方法。
3. 【請求項３】 同一枠内から複数文字データを切り出
   し、それぞれのデータを認識処理して結果を出力する
   際、半角文字を生成するすることを特徴とする請求項２
   記載のオンライン手書き文字入力方法。
4. 【請求項４】 同一枠内から複数の文字データを切り出
   した際、認識対象文字種を限定してそれぞれのデータを
   認識処理することを特徴とする請求項１記載のオンライ
   ン手書き文字入力方法。
5. 【請求項５】 同一枠内から複数の文字データを切り出
   し、それぞれのデータを入力とした複数文字分の認識処
   理を行い、切り出した領域の位置によって各既定の順に
   認識結果を得ることを特徴とする請求項１記載のオンラ
   イン手書き文字入力方法。
6. 【請求項６】 同一枠内から複数の文字データを切り出
   し、それぞれのデータを入力とした複数文字分の認識処
   理を行い、入力された領域順に認識結果を得ることを特
   徴とする請求項１記載のオンライン手書き文字入力方
   法。
7. 【請求項７】 同一枠内からの複数の文字データの切り
   出しを入力書式に応じて切り替えることを特徴とする請
   求項１記載のオンライン手書き文字入力方法。
8. 【請求項８】 文字入力枠に筆記された手書き文字のオ
   ンライン認識を行う情報処理装置において、入力文字の
   筆跡を座標データ列に変換する座標位置検出手段と、座
   標データ列から手書き入力された文字データを生成する
   座標データ処理部と、座標データ処理部により生成され
   た文字データを格納する座標データバッファと、座標デ
   ータバッファから１文字毎文字データを読み込み文字認
   識を行う文字認識部と、上記座標データバッファ内の各
   文字データ毎、複数文字の抽出を試みる文字抽出部と、
   文字抽出部にて複数文字が抽出されたとき、上記文字認
   識部に渡す座標データとして、座標データバッファに格
   納された内容から抽出データバッファに格納された内容
   に切り替える座標データ切り替え部とを具備することを
   特徴とするオンライン手書き文字認識装置。
9. 【請求項９】 座標データバッファ中のある座標データ
   から複数の文字が抽出された際、それぞれ抽出した文字
   のサイズを求めるとともに、そのサイズを格納する抽出
   サイズバッファを更に具備し、上記文字認識部が抽出サ
   イズバッファに格納されたデータを元に抽出された文字
   データを認識処理する際、その文字データを正規化処理
   することを特徴とする請求項８記載のオンライン手書き
   文字認識装置。
10. 【請求項１０】 座標データバッファ中のある座標デー
    タから複数の文字が抽出された際、認識結果バッファに
    格納された認識結果を半角文字に変換する出力部を更に
    具備することを特徴とする請求項９記載のオンライン手
    書き文字認識装置。
11. 【請求項１１】 座標データバッファ中のある座標デー
    タから複数の文字が抽出された際、認識対象文字種を限
    定して認識処理を行う上記文字認識部中の手段を更に具
    備することを特徴とする請求項８記載のオンライン手書
    き文字認識装置。
12. 【請求項１２】 座標データバッファ中のある座標デー
    タから複数の文字が抽出された際、抽出データバッファ
    に格納された各文字データを、抽出された領域の位置に
    よる既定の順に文字認識部へ渡す上記座標データ切り替
    え部中の手段を更に具備することを特徴とする請求項８
    記載のオンライン手書き文字認識装置。
13. 【請求項１３】 座標データバッファ中のある座標デー
    タから複数の文字が抽出された際、抽出データバッファ
    に格納された各文字データを、それぞれが抽出された領
    域で先に入力された順に文字認識部へ渡す上記座標デー
    タ切り替え部中の手段を更に具備することを特徴とする
    請求項８記載のオンライン手書き文字認識装置。
14. 【請求項１４】 入力文の書式に応じ、同一枠から手書
    き文字データを切り出す文字抽出部中の手段を更に具備
    することを特徴とする請求項８記載のオンライン手書き
    文字認識装置。