JPH10268138A - サイドライト型面光源装置 - Google Patents

サイドライト型面光源装置

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JPH10268138A
JPH10268138A JP9093235A JP9323597A JPH10268138A JP H10268138 A JPH10268138 A JP H10268138A JP 9093235 A JP9093235 A JP 9093235A JP 9323597 A JP9323597 A JP 9323597A JP H10268138 A JPH10268138 A JP H10268138A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】例えば入射面より遠ざかるに従って板状部材の
板厚が薄くなるように形成されたサイドライト型面光源
装置に適用して、照明光の利用効率等を向上する。 【解決手段】板状部材12の裏面12Bに、1対の斜面
を有する凸部を繰り返し形成すると共に、光制御部材1
3の板状部材12側に同種の凸部を繰り返し形成し、さ
らには必要に応じてこの凸部の形状を選定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイドライト型面
光源装置に関し、例えば入射面より遠ざかるに従って板
状部材の板厚が薄くなるように形成されたサイドライト
型面光源装置に適用するものである。本発明は、板状部
材の出射面と対向する面に凸部を繰り返し形成すると共
に、光制御部材の板状部材側に同種の凸部を繰り返し形
成することにより、さらには必要に応じてこの凸部の形
状を選定すること等により、照明光の利用効率を向上
し、高品位の照明光を出射する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば液晶表示装置においては、
サイドライト型面光源装置により液晶表示パネルを照明
し、これにより全体形状を薄型化するようになされてい
る。
【0003】すなわちサイドライト型面光源装置は、棒
状光源でなる一次光源を板状部材(すなわち導光板でな
る)の側方に配置し、この一次光源より出射される照明
光を導光板の端面より導光板に入射する。さらにサイド
ライト型面光源装置は、この照明光を屈曲して、導光板
の平面より液晶表示パネルに向けて出射し、これにより
全体形状を薄型化できるようになされている。
【0004】このようなサイドライト型面光源装置は、
ほぼ均一な板厚により導光板を形成した方式のものと、
一次光源より遠ざかるに従って導光板の板厚を徐々に薄
く形成した形式のものとがあり、後者は、前者に比して
効率良く照明光を出射することができる。
【0005】図12は、この後者のサイドライト型面光
源装置1の一例を示す分解斜視図であり、図13は、図
12をA−A線で切り取って示す断面図である。このサ
イドライト型面光源装置1は、導光板2の側方に一次光
源3を配置し、反射シート4、導光板2、光拡散シート
H、光制御部材でなるプリズムシート5及び6を順次積
層して形成される。
【0006】一次光源3は、冷陰極管でなる蛍光ランプ
7の周囲を、リフレクタ8で囲って形成され、リフレク
タ8の開口側より導光板2の端面(以下入射面と呼ぶ)
2Aに照明光を入射する。ここでリフレクタ8は、入射
光を正反射又は乱反射する例えばシート材により形成さ
れる。
【0007】反射シート4は、金属箔等でなるシート状
の正反射部材、又は白色PETフィルム等でなるシート
状の乱反射部材により形成され、導光板2より漏れ出す
照明光を反射して導光板2に入射し、これにより照明光
の利用効率を向上する。
【0008】導光板2は、透明部材でなる例えばアクリ
ル(PMMA樹脂)を射出成形して断面楔型形状に形成
された板状部材であり、反射シート4側平面(以下裏面
と呼ぶ)2Bの全面がマット面処理により一様に粗面に
形成される。これにより導光板2は、裏面2Bに光拡散
面を形成し、裏面2Bと光拡散シート5側平面(以下出
射面と呼ぶ)2Cとの間を繰り返し反射して照明光を伝
搬しながら、この光拡散面により照明光を散乱する。
【0009】この伝播の際に、照明光Lは、裏面2Bで
反射する毎に出射面2Cに対する入射角が低下し、出射
面2Cに対して臨界角以下の成分が出射面2Cより出射
される。この出射面2Cより出射される照明光L1は、
裏面2Bに形成された粗面により散乱され、また反射シ
ート4に乱反射部材を適用した場合は、この反射シート
4により乱反射して伝播すること等により、散乱光によ
り出射される。しかしながらこの照明光L1は、出射面
2Cに対して伝播方向に傾いて形成された裏面2Bを反
射して伝播し、臨界角以下の成分が射出されることによ
り、主たる出射方向が楔型形状の先端方向に傾いて形成
される。すなわち導光板2からの出射光L1が指向性を
有するようになり、これによりサイドライト型面光源装
置1は、指向出射性を有するようになる。
【0010】プリズムシート5及び6は、この導光板2
の指向性を補正するために配置される。すなわちプリズ
ムシート5及び6は、ポリカーボネート等の透光性のシ
ート材で形成され、導光板2と対向する側とは逆側の面
にプリズム面が形成される。このプリズム面は、一方向
にほぼ平行に延長する断面三角形形状の突起が繰り返さ
れて形成され、導光板2側のプリズムシート5は、この
突起が入射面2Aとほぼ平行に延長するように、プリズ
ムシート6は、この突起が入射面2Aとほぼ直交する方
向に延長するように配置される。
【0011】これによりプリズムシート5及び6は、こ
の三角形形状の突起の斜面で、出射光の主たる出射方向
を出射面2Cの正面方向に補正する。なおプリズムシー
トとしては、両面にプリズム面を形成した構造のいわゆ
る両面プリズムシートを用いる場合もある。これにより
このサイドライト型面光源装置1では、ほぼ均一な板厚
により導光板を形成した方式のサイドライト型面光源装
置に比して、出射光を正面方向に効率良く出射できるよ
うになされている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようなサ
イドライト型面光源装置1においては、入射面2Aより
入射した照明光Lを効率良く出射することが求められ
る。またモアレ等の発生を有効に回避して高品位の照明
光を出射することが求められる。
【0013】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比して照明光の利用効率を効用して、しかも
高品位の照明光を出射することができるサイドライト型
面光源装置を提案しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の光源から射出された照明光
を板状部材の端面から入射し、照明光を屈曲して板状部
材の出射面より出射するサイドライト型面光源装置に適
用する。このサイドライト型面光源装置において、板状
部材の出射面に光制御部材を配置するように構成し、こ
の板状部材の出射面に対向する面に、端面に略直交する
方向に延長する1対の斜面を有する凸部を、端面に略平
行な方向に繰り返し形成する。また光制御部材の板状部
材と対向する面に、端面に略平行な方向に延長する1対
の斜面を有する凸部を、端面に略直交する方向に繰り返
し形成する。
【0015】このとき板状部材及び光制御部材におい
て、100〔μm〕以下の繰り返しピッチにより凸部を
形成する。
【0016】。さらにこれらの場合に、光制御部材にお
いて、凸部を構成する1対の斜面のうち、端面に対して
相対的に近い側の斜面と出射面の法線とにより形成され
る角度が、端面に対して相対的に遠い側の斜面と出射面
の法線とにより形成される角度より小さくなるように、
1対の斜面の傾きを異ならせる。
【0017】より技術的に好ましくは、端面に対して相
対的に近い側の斜面において、出射面より出射される主
たる照明光を、端面に対して相対的に遠い側の斜面に導
くように、この斜面の角度を選定し、またこの遠い側の
斜面において、近い側の斜面より到来する照明光を全反
射して、ほぼ法線方向に反射するように、この対になる
斜面の角度を選定する。
【0018】さらにこれらの場合に、又はこれらに代え
て、光制御部材において、斜面の延長する方向を、10
度以下の範囲で、端面と平行な方向より傾け、板状部材
において、10度以下の範囲で、斜面の延長する方向
を、光制御部材の斜面の延長する方向より傾ける。
【0019】またこれらの場合に、板状部材において、
1対の斜面が形成する角度を、50度〜130度の範囲
に設定する。
【0020】板状部材の出射面に光制御部材を配置し、
この光制御部材に、端面に略平行な方向に延長する1対
の斜面を有する凸部を、端面に略直交する方向に繰り返
し形成すれば、板状部材の先端側に傾いて出射される照
明光を出射面の正面方向に導くことができる。また板状
部材の出射面に対向する面に、1対の斜面を有する凸部
を端面に略平行な方向に繰り返し形成すれば、この1対
の斜面の繰り返しにより、入射面と平行な面内における
出射光の指向性を出射面の正面方向に補正することがで
きる。
【0021】これにより板状部材と1つの光制御部材だ
けで、照明光をほぼ全方向にわたって出射面の正面方向
に導くことができ、従来構成の光制御部材を1枚省略す
ることができる。このとき光制御部材において、この凸
部を板状部材の出射面側に形成することにより、光制御
部材に対して大きな入射角で入射する照明光を、斜面に
対しては小さな入射角で入射することができる。従っ
て、その分従来は全反射されて板状部材に戻されていた
照明光を効率良く出射することができ、照明光の利用効
率を向上することができる。
【0022】このようにして効率良く照明光を出射する
につき、100〔μm〕以下、より好ましくは50〔μ
m〕以下の繰り返しピッチにより凸部を形成すれば、凸
部の繰り返しを目立たなくすることができ、またこの繰
り返しによる出射光量の微小な脈動と、液晶セルの繰り
返しピッチによるモアレも低減することができる。
【0023】さらにこれらの場合に、光制御部材におい
て、凸部を構成する1対の斜面のうち、端面に対して相
対的に近い側の斜面と、出射面の法線とにより形成され
る角度が、端面に対して相対的に遠い側の斜面と、出射
面の法線とにより形成される角度より小さくなるように
すれば、出射側より見て、その分大きな領域より照明光
が出射されることになり、出射光量の微小な脈動を低減
することができ、モアレを低減することができる。
【0024】より技術的に好ましくは、端面に対して相
対的に近い側の斜面において、出射面より出射される主
たる照明光を、端面に対して相対的に遠い側の斜面に導
くように、この斜面の角度を選定し、またこの遠い側の
斜面において、近い側の斜面より到来する照明光を全反
射して、ほぼ法線方向に反射するように、この対になる
斜面の角度を選定すれば、板状部材より出射された照明
光を無駄なく、光制御部材の内部に導き入れ、この導き
入れた照明光を正面方向に無駄なく出射することができ
る。
【0025】さらにこれらの場合に、又はこれらに代え
て、光制御部材において、斜面の延長する方向を、10
度以下の範囲で端面と平行な方向より傾け、板状部材に
おいて、10度以下の範囲で、斜面の繰り返しの方向
を、光制御部材の斜面の延長する方向より傾ければ、凸
部の繰り返しピッチが大きな場合、さらにはより品位の
高い出射光が求められる場合等において、モアレを低減
することができる。
【0026】またこれらの場合に、板状部材において、
1対の斜面の形成する板状部材側の角度を、50度〜1
30度の範囲に設定すれば、実用上充分な範囲で、照明
光の指向性を補正することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0028】(1)第1の実施の形態 図1は、図11との対比により本発明の実施の形態に係
るサイドライト型面光源装置を示す分解斜視図であり、
図2は、このサイドライト型面光源装置10をB−B線
で切り取って示す断面図である。このサイドライト型面
光源装置10は、導光板12の側方に一次光源3を配置
し、反射シート11、導光板12、光制御部材でなるプ
リズムシート13を順次積層して、図示しないフレーム
に保持して形成される。なおこのサイドライト型面光源
装置10において、図11のサイドライト型面光源装置
1と同一の構成は、対応する符号を付して示し、重複し
た説明は省略する。
【0029】ここでこのサイドライト型面光源装置10
において、反射シート11は、照明光Lに対して高い反
射率を示すように、銀を蒸着した正反射部材でなるシー
ト材が適用される。これにより反射シート11は、導光
板12の裏面12Bより漏れ出す照明光を効率良く導光
板12の内部に戻し、照明光の利用効率を向上する。
【0030】導光板12は、透明部材でなる例えばアク
リル(PMMA樹脂)を射出成形した板状部材でなり、
断面楔型形状に形成される。導光板12は、出射面12
Cの全面が、マット面処理により一様に粗面に形成さ
れ、この粗面により出射面12Cに光拡散面が形成され
る。これにより導光板12は、出射面12Cで照明光を
散乱させながら、裏面12Bと出射面12Cとの間を繰
り返し反射して照明光を伝搬し、この裏面12B及び出
射面12Cにおける反射の際に、臨界角以下の成分を裏
面12B及び出射面12Cより出射する。
【0031】さらに導光板12は、矢印Cにより部分的
に入射面12A側を拡大して示すように、裏面12B
に、入射面と平行に、微小な凸部が繰り返し形成され
る。ここでこの微小な凸部は、入射面12Aと直交する
方向に延長する1対の斜面12E、12Fを有し、この
実施の形態ではこの1対の斜面12E、12Fが直接接
続されて、断面三角形形状に形成されるようになされて
いる。これにより導光板12は、入射面12Aと平行な
面内において、出射光の指向性を出射面12Cの正面方
向に補正する。
【0032】すなわち、導光板12内に入射した照明光
のうち、裏面12Bの方向に向かう照明光は、裏面12
Bに形成された斜面12E、12Fにより反射され、こ
れにより入射面12Aと平行な面内において正面方向に
向かう成分が増加する。また裏面12Bの方向に向かっ
た照明光のうちの一部は、図3に示すように、斜面12
Fより一旦導光板12外に出射した後、斜面12Eによ
り再び導光板12内に入射し、その後隣接する斜面12
Fにより反射され、これにより入射面12Aと平行な面
内において正面方向に向かう成分となり、裏面12Bを
平面に構成した場合(図3において破線により示す)に
比して、正面方向に向かう光量が増加する。これらによ
り導光板12より出射される照明光は、照明方向への指
向性が強められる。
【0033】さらにこの実施の形態において導光板12
は、1対の斜面12E、12Fが出射面に対して等しい
傾きに形成され、斜面12E及び12Fの成す角α1が
約60度に選定されるようになされている。なおこの頂
角α1は、50度〜130度の範囲で適宜選定して実用
に供する特性を得ることができるが、好ましくは60度
〜110度の範囲である。
【0034】さらに導光板12において、これら微小な
凸部は、例えばこのサイドライト型面光源装置10が適
用される液晶表示パネルの画素周期に比して1/4以上
小さな、50〔μm〕の繰り返しピッチW1により形成
される。
【0035】プリズムシート13は、導光板12側にプ
リズム面が形成された片面プリズムシートが適用され
る。ここでプリズム面は、透明PETをベースにして、
その表面にアクリル系の紫外線硬化樹脂等を所定形状で
硬化させて形成される。
【0036】プリズムシート13は、矢印Dにより部分
的に側面を拡大して示すように(図1)、出射面12C
側面に、入射面12Aと直交する方向に、微小な凸部が
繰り返し形成され、これによりプリズム面が形成され
る。ここでこの微小な凸部は、導光板12の入射面12
Aと平行に延長する1対の斜面13A、13Bを有し、
この実施の形態ではこの1対の斜面13A、13Bが直
接接続されて、断面三角形形状に形成されるようになさ
れている。
【0037】これによりプリズムシート13は、導光板
12における凸部の繰り返し方向と直交する方向に、同
様の凸部が繰り返し形成されるようになされ、この凸部
により図4に断面を取って示すように、導光板12より
楔型先端方向に傾いて出射された照明光Lを、入射面1
2A側の斜面13Aにより内部に導き、斜面13Aと対
を形成する斜面13Bにより反射して出射面12Cの正
面方向に出射する。これによりプリズムシート13は、
入射面12Aと直交する面内において、出射光の指向性
を出射面12Cの正面方向に補正するようになされてい
る。
【0038】さらにこの実施の形態においてプリズムシ
ート13は、1対の斜面13A、13Bが出射面に対し
て等しい傾きに形成され、斜面13A及び13Bの成す
角α2が約66度に選定されるようになされている。な
おこの頂角α2は、30度〜70度の範囲で適宜選定し
て実用に供する特性を得ることができるが、好ましくは
50度〜70度、より好ましくは60度〜70度の範囲
である。
【0039】さらにプリズムシート13において、これ
ら微小な凸部は、例えばこのサイドライト型面光源装置
10が適用される液晶表示パネルの画素周期に比して1
/4以上小さな、50〔μm〕の繰り返しピッチW2に
より形成される。
【0040】以上の構成において、蛍光ランプ7から射
出された照明光Lは(図1及び図2)、直接に、又はリ
フレクタ8で反射した後、入射面12Aより導光板12
の内部に入射し、出射面12Cにより散乱を受けなが
ら、裏面12Bと出射面12Cとの間で反射を繰り返し
て導光板12の内部を伝搬する。このときこの照明光L
は、裏面12Bで反射する毎に出射面12Cに対する入
射角が低下し、出射面12Cに対して臨界角以下の成分
が出射面12Cより出射される。
【0041】さらにこのとき照明光は、導光板12の出
射面12Cに形成された粗面により拡散されて出射面1
2Cからの出射が促される。また導光板12の裏面12
Bより漏れだす照明光が、裏面12B側に配置された正
反射部材でなる反射シート11により反射されて効率良
く導光板2の内部に戻され、これにより効率良く出射面
12Cより出射される。
【0042】このようにして内部を伝搬して出射される
照明光Lは、入射面12Aより楔型先端に向かって伝搬
する照明光より臨界角以下の成分が出射されることによ
り、平面により裏面を構成した場合、図5に示すよう
に、楔型先端に傾いた指向性により、また入射面12A
に沿った方向については、広がった指向性により出射さ
れる。なおこの図5においては、入射面12Aに沿った
方向の面内における角度をXθ、この面と直交する方向
の面内における角度をYθとして、導光板12より各方
向に出射される照明光の強度を検出した。
【0043】これに対してこの実施の形態では、図5と
の対比により図6に示すように、入射面と平行に、繰り
返し形成される凸部の斜面12E、12Fにより(図
3)、入射面12Aと平行な面内において、外側に広が
るように出射される照明光が内側を向くように指向性が
補正されて出射される。これにより従来構成のプリズム
シート6(図12)を用いなくて、入射面12Aと平行
な面内において出射光の指向性を出射面12Cの正面方
向に補正することができる。従ってプリズムシート6を
省略してその分照明光の利用効率を向上することができ
る。
【0044】このようにして出射面12Cより出射され
た照明光Lは、続くプリズムシート13を透過して、こ
のプリズムシート13の前面に配置された液晶パネル等
を照明する。このとき照明光Lは、入射面12Aと平行
な斜面13A、13Bによる凸部が繰り返し形成されて
いることにより、楔型先端に向かって出射面12Cより
出射した後、この1対の斜面13A、13Bのうちの、
入射面12A側を向く斜面13Aを介してプリズムシー
ト13に入射し、他方の斜面13Bに導かれる。ここで
照明光Lは、斜面13Bにより全反射され、図6との対
比により図7に示すように、入射面12Aと直交する面
内において、出射光の指向性が出射面12Cの正面方向
に補正される。
【0045】このようにしてプリズムシート13に入射
する照明光は、斜面13Aを介して導光板12より直接
入射することにより、導光板12側面を平面にした従来
構成のサイドライト型面光源装置では(図13)、プリ
ズムシート6の入射面で反射されて導光板2に戻されて
いた成分についても、積極的にプリズムシート13の内
部に導かれ、出射面12Cの正面方向に出射される。こ
れによりその分照明光の利用効率が向上される。
【0046】ちなみに、従来構成のサイドライト型面光
源装置において、プリズムシート5の入射面で反射され
る照明光成分は、プリズムシート5及び導光板の間で多
重反射されること等により、出射面12Cの正面方向以
外にも出射され、これにより出射光の指向性を測定する
と、小さな輝度レベルのピークが出射面の正面に近接し
て発生することが分かった。この実施の形態において
は、このような成分についても、出射面12Cの正面方
向に効率良く導くことができ、その分指向性を改善し、
また照明光の利用効率を向上することができる。
【0047】このようにして指向性を補正するにつき、
導光板12の裏面12B及びプリズムシート13のプリ
ズム面においては、多数の凸部が繰り返し形成されてい
ることにより、微視的に見て、この凸部の繰り返し方向
に、輝度レベルの微小な脈動が発生する。この脈動に対
して、液晶表示パネルの画素ピッチが近接していると、
いわゆるモアレが発生し、表示画像の品位を著しく劣化
させる。すなわちこの場合サイドライト型面光源装置よ
り見れば、出射光の品位が低下することになる。
【0048】これに対してこの実施の形態においては、
液晶表示パネルの画素周期に比して1/4以上小さな、
50〔μm〕の繰り返しピッチW1及びW2によりそれ
ぞれ凸部が繰り返されていることにより、画素ピッチに
対して充分に離間した繰り返しピッチに輝度レベルの脈
動を低減することができ、その分モアレの発生を有効に
回避することができる。またこれら凸部の繰り返しにつ
いても、これを目立たなくすることができる。
【0049】さらにこの実施の形態では、導光板12に
おいて、凸部を形成する1対の斜面12E、12Fが裏
面12Bに対して等しい傾きに形成され、かつ斜面12
E及び12Fの成す角α1が約60度に選定されている
ことにより、実用上充分に鋭い指向性を得ることができ
る。
【0050】このようにして照明光を出射するにつき、
導光板12は、導光板12の裏面に凸部が形成されてい
ることにより、導光板12の凸部がフレームにより保護
され、またプリズムシート13は、導光板12側に凸部
が形成されていることにより、導光板12により凸部が
保護される。これによりサイドライト型面光源装置10
においては、従来に比して外観不良が格段的に低減され
る。
【0051】以上の構成によれば、導光板12の裏面1
2Bに、1対の斜面12E、12Fによる断面三角形形
状の凸部を、入射面と平行に繰り返し形成すると共に、
同様の凸部を、プリズムシート13の導光板12側に、
導光板12における凸部の繰り返し方向と直交する方向
に繰り返し形成することにより、従来に比して簡易な構
成で、効率良く照明光を出射することができる。
【0052】さらにこのときこれら凸部を、液晶表示パ
ネルの画素周期に比して1/4以上小さな、50〔μ
m〕の繰り返しピッチW1及びW2によりそれぞれ繰り
返し形成したことにより、モアレの発生を有効に回避す
ることができ、その分高品位の照明光を出射することが
できる。またこれら凸部の繰り返しについても、これを
目立たなくすることができる。
【0053】また導光板12において、凸部を形成する
1対の斜面12E、12Fを出射面に対して等しい傾き
に設定し、かつ斜面12E及び12Fの成す角α1を約
60度に選定したことにより、実用上充分に鋭い指向性
を得ることができる。
【0054】(2)第2の実施の形態 この実施の形態に係るサイドライト型面光源装置におい
ては、図1について上述したプリズムシート13に代え
て図8に示すプリズムシート14を適用する。なおこの
第2の実施の形態に係るサイドライト型面光源装置にお
いては、プリズムシート13の構成が異なる以外、他の
構成は図1について上述したサイドライト型面光源装置
10と同一構成でなることにより、重複した説明は省略
する。
【0055】すなわちこのサイドライト型面光源装置に
おいて、プリズムシート14は、第1の実施の形態と同
様に、出射面12C側の面に、入射面12Aと平行に、
微小な凸部が繰り返し形成され、これによりプリズム面
が形成される。さらにプリズムシート14は、この凸部
が、導光板12の入射面12Aと平行に延長する1対の
斜面14A、14Bにより形成され、この斜面14A、
14Bが異なる傾きに設定されるようになされている。
【0056】すなわち入射面12A側の斜面14Aは、
導光板12より楔型先端側に傾いて出射される主たる照
明光を小さな入射角により入射するように、さらにこの
入射した照明光を斜面14Bに無駄無く導くように、出
射面12Cの法線L1に対して小さな傾きβ1により形
成される。これに対して他の斜面14Bは、このように
して斜面14Aより入射した照明光を出射面12Cの正
面方向に全反射するように、斜面14Aに比して大きな
傾きβ2により形成される。
【0057】すなわち図6の特性曲線により示したよう
に、導光板12より出射される照明光は、鉛直方向より
楔型先端方向に70度程度傾いた方向を主たる出射方向
にして、ほぼ鉛直方向より20度〜85度の範囲で出射
される。従ってこの主たる出射方向の照明光が入射面1
2A側の斜面14Aより入射した後、他の斜面14Aで
出射面12Cの正面方向に反射されるように、プリズム
シート14の屈折率nより傾きβ1、β2の関係が設定
される。
【0058】さらにこの関係を前提にして、鉛直方向よ
り20度〜85度の範囲で導光板12より出射される照
明光が、この主たる出射方向の照明光と同一経路により
出射されるように、傾きβ1、β2が設定される。なお
この実施の形態では、それぞれ角度β1及びβ2を5.
5度及び35度に設定した。
【0059】すなわち図9に示すように、第1の実施の
形態に係る構成のように斜面13A及び13Bを等しい
傾きに設定した場合、入射面12A側の斜面13Aにお
いて、全反射されて導光板12に戻される照明光成分L
Aが発生する。また入射面12A側の斜面13Aより入
射した照明光であっても、他の斜面で全反射されない
で、直接、出射される成分LBも発生する。さらに繰り
返し形成された凸部で多重反射して出射される成分も発
生する。
【0060】これらのことから、図7において、矢印G
及びHに示すように、サイドライト型面光源装置におい
ては、主たる出射方向に対して、いわゆるサイドローブ
のようなピークが発生する。
【0061】ところがこの実施の形態のように、それぞ
れ角度β1及びβ2を5.5度及び35度に設定すれ
ば、図7との対比により図10に示すように、このよう
に斜面13A及び13Bを透過して、直接出射される照
明光成分LB等を、斜面14Aより入射して他の斜面1
4Bに導くことができ、または斜面14Aを透過させて
直接正面方向に出射することができる。また導光板12
の内部に戻る照明光成分LAも低減することができる。
【0062】さらにこのようにすれば、液晶パネル側よ
り見て、入射面12A側の斜面に比して、対応する斜面
14Bの面積を増大することができる。これによりこの
微小な凸部の繰り返しによる出射光量の微小な脈動が低
減され、その分モアレが低減される。すなわちモアレ
は、視覚を通じて知覚されることにより、第1の実施の
形態に係る構成によっても検知される場合がある。また
凸部の繰り返しピッチを大きくした場合にも検知され
る。ところがこのように、出射光量の微小な脈動を低減
すれば、このような場合でも、モアレを検知困難にする
ことができる。
【0063】図8に示す構成によれば、第1の構成に加
えて、プリズムシートの凸部を形成する斜面について、
出射面の法線に対して、入射面側を小さな傾きに、これ
と対応する斜面を大きな傾きに設定したことにより、そ
の分照明光の利用効率を向上し、高品位の照明光を出射
することができる。
【0064】(3)第3の実施の形態 図11は、第3の実施の形態に係るサイドライト型面光
源装置30を示す平面図である。なおこのサイドライト
型面光源装置30においては、導光板31、プリズムシ
ート32の構成が異なる点を除いて、リフレクタ8等の
構成は、図8について上述したサイドライト型面光源装
置と同一の構成であり、これらの構成については、重複
した説明を省略する。
【0065】このサイドライト型面光源装置30におい
て、導光板31は、裏面に断面三角形形状の凸部が繰り
返し形成され、この凸部を形成する1対の斜面が入射面
31Aに直交する方向より所定の角度θAだけ傾いて形
成されるようになされている。
【0066】さらにこのサイドライト型面光源装置30
において、プリズムシート32は、第2の実施の形態に
係る凸部と同一の凸部が、導光板31側に繰り返し形成
され、この凸部を形成する1対の斜面が、導光板31に
おける斜面の延長方向と直交する方向に延長するように
なされている。なお図11においては、これら斜面の延
長する方向を直線により示す。
【0067】この実施の形態において、導光板31及び
プリズムシート32は、50〔μm〕の繰り返しピッチ
により凸部が繰り返し形成され、傾きの角度θAが10
度以下、より好ましくは5度以下の範囲に設定される。
【0068】すなわちサイドライト型面光源装置30に
おいて、入射面12Aに対して各斜面の延長方向を垂直
及び平行に配置したのでは、輝度レベルが微小に脈動す
る照明光に対して、この脈動方向と重なり合うように液
晶パネルの各画素が規則的に開口を形成することにな
り、これによりモアレが発生し易くなる。これに対して
液晶表示パネルの画素配列方向に対して、それぞれ凸部
の繰り返し方向(各凸部の斜面の延長する方向)を傾け
て配置すれば、モアレの発生程度を低減することができ
る。
【0069】ところがこの傾きを大きくすれば、サイド
ライト型面光源装置より出射される照明光の指向性が乱
れることになる。
【0070】これによりこの実施の形態では、10度以
下の範囲で、凸部の繰り返し方向を傾け、指向性の劣化
を有効に回避し、モアレを充分に検知困難にする。
【0071】図11に示す構成によれば、第2の実施の
形態にかかる構成に加えて、導光板31及びプリズムシ
ート32における、凸部の繰り返し方向が直交するよう
に保持したまま、これら繰り返し方向を10度以下の範
囲で傾けたことにより、第2の実施の形態にかかる効果
と同様の効果を得ることができ、さらにこれに加えて出
射光の指向性の劣化を有効に回避して、モアレをさらに
一段と知覚困難にすることができる。
【0072】(4)他の実施の形態 なお上述の第1〜第3の実施の形態においては、50
〔μm〕の繰り返しピッチにより多数の凸部を導光板及
びプリズムシートに形成する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、液晶パネルによっては、ほぼ10
0〔μm〕以下の繰り返しピッチにより凸部を形成し
て、実用上充分な程度にモアレを知覚困難にすることが
できる。
【0073】さらに上述の第3の実施の形態において
は、導光板とプリズムシートとで、凸部の繰り返し方向
が直交するように保持して、凸部の繰り返し方向を角度
θAだけ傾ける場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、この直交関係を微小角度だけ乱すようにしても
よい。すなわち導光板の入射面と平行な方向に対して、
プリズムシートを10度以下の範囲で傾け、このプリズ
ムシートにおける凸部の繰り返し方向に対して10度以
下の範囲で導光板における凸部の繰り返し方向を傾け
て、実用上充分な指向性を得、またモアレの発生を低減
することができる。
【0074】また上述の第1〜第3の実施の形態におい
ては、斜面を直接接続して断面三角形形状に凸部を形成
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、平
面、滑らかな曲線等により1対の斜面を接続しても良
く、また隣接する凸部を接続してもよい。
【0075】さらにまた上述の第3の実施の形態におい
ては、プリズムシートにおいて1対の斜面を異なる傾き
に設定し、さらに導光板及びプリズムシート凸部におい
て凸部を繰り返し方向を傾ける場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、実用上充分な特性を得ることが
できる場合、斜面を等しい傾きに設定して凸部の繰り返
し方向だけを傾けてもよい。
【0076】また上述の実施の形態においては、透明P
ETをベースにして紫外線硬化樹脂を硬化させて形成し
たプリズムシートを用いる場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、ポリカーボネート(PC)、PMM
A等の透光性の材料を用いて形成したプリズムシートを
用いる場合にも適用することができる。またこれら透光
性の材料によりフレキシビリティーのない所定厚さを持
つ板状部材を形成し、このようないわゆるプリズム体を
プリズムシートに代えて使用する場合にも広く適用する
ことができる。
【0077】さらに上述の第1〜第3の実施の形態にお
いては、反射シート、導光板、プリズムシートを積層す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、照明
光を拡散する光拡散シートを、プリズムシート及び導光
板間に、又はプリズムシートの上面に配置する場合にも
広く適用することができる。このようにすれば、光拡散
シートにより指向性を補正することができる。
【0078】また上述の第1〜第3の実施の形態におい
ては、銀を蒸着したシート材でなる正反射部材により反
射シートを形成した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、種々の正反射部材、さらには白色PET等
の乱反射部材により反射シートを形成する場合にも広く
適用することができる。
【0079】さらに上述の第1〜第3の実施の形態にお
いては、マット面処理により導光板の出射面全面を一様
な粗面に形成して光拡散面を形成する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、サンドペーパーによるブ
ラスト処理、化学エッチング処理により光拡散面を形成
する場合、さらには白色インク等の印刷により光拡散面
を形成する場合等にも、広く適用することができる。
【0080】また上述の第1〜第3の実施の形態におい
ては、導光板の出射面全面に一様な粗面に形成して光拡
散面を形成する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、例えば入射面側より楔型先端に向かうに従って
徐々に比較拡散の程度が増大するように、粗面の程度を
変化させる場合、また印刷等による場合は、単位面積当
たりの印刷量を順次変化させる場合にも広く適用するこ
とができる。
【0081】さらに上述の第1〜第3の実施の形態にお
いては、透明部材により導光板を形成する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、透明部材に光を散乱
させる微粒子を混入して導光板を形成する場合にも広く
適用することができる。
【0082】さらに上述の第1〜第3の実施の形態にお
いては、断面楔型形状の板状部材でなる導光板を用いた
サイドライト型面光源装置に本発明を適用する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、平板形状の板状
部材により導光板を構成する方式のサイドライト型面光
源装置にも広く適用することができる。
【0083】さらに上述の実施の形態では、一端面より
照明光を入射する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、併せて他の端面から照明光を入射する構成の
サイドライト型面光源装置にも広く適用することができ
る。
【0084】また上述の実施の形態では、棒状光源でな
る蛍光ランプにより一次光源を構成する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、発光ダイオード等の点
光源を複数配置して一次光源を形成する場合にも広く適
用することができる。
【0085】さらに上述の実施の形態では、液晶表示装
置の面光源装置に本発明を適用する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、種々の照明機器、表示装置
等のサイドライト型面光源装置に広く適用することがで
きる。
【0086】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、板状部材
の裏面に、1対の斜面を有する凸部を繰り返し形成する
と共に、光制御部材の板状部材側に同種の凸部を繰り返
し形成することにより、さらには必要に応じてこの凸部
の形状を選定すること等により、照明光を効率良く出射
して照明光の利用効率を向上し、さらにモアレ等による
出射光の品位の低下を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るサイドライト
型面光源装置を示す分解斜視図である。
【図2】図1をB−B線により切り取って示す断面図で
ある。
【図3】図1のサイドライト型面光源装置における導光
板の裏面を詳細に示す断面図である。
【図4】図1のサイドライト型面光源装置におけるプリ
ズムシートを詳細に示す断面図である。
【図5】図1のサイドライト型面光源装置との対比のた
めに、従来の導光板より出射される照明光の分布を示す
特性曲線図である。
【図6】図1のサイドライト型面光源装置の導光板より
出射される照明光の分布を示す特性曲線図である。
【図7】図1のサイドライト型面光源装置においてプリ
ズムシートより出射される照明光の分布を示す特性曲線
図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るサイドライト
型面光源装置に適用されるプリズムシートを示す断面図
である。
【図9】図8との対比により従来構成のプリズムシート
における照明光の光路を示す断面図である。
【図10】図8のサイドライト型面光源装置における指
向性を示す特性曲線図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係るサイドライ
ト型面光源装置に適用されるプリズムシートを示す断面
図である。
【図12】従来のサイドライト型面光源装置を示す分解
斜視図である。
【図13】図14をA−A線により切り取って示す断面
図である。
【符号の説明】
1、10、30 サイドライ
ト型面光源装置 2、12、31 導光板 2A、12A、31A 入射面 2B、12B 裏面 5、6、13、14、32 プリズムシ
ート 12E、12F、13AA〜14B 斜面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の光源から射出された照明光を板状部
    材の端面から入射し、前記照明光を屈曲して前記板状部
    材の出射面より出射するサイドライト型面光源装置にお
    いて、 前記板状部材の出射面に光制御部材を配置し、 前記板状部材は、 前記出射面側と対向する面に、前記端面と略直交する方
    向に延長する1対の斜面を有する凸部が、前記端面と略
    平行な方向に繰り返し形成され、 前記光制御部材は、 前記板状部材と対向する面に、前記端面に略平行な方向
    に延長する1対の斜面を有する凸部が、前記端面と略直
    交する方向に繰り返し形成されたことを特徴とするサイ
    ドライト型面光源装置。
  2. 【請求項2】前記板状部材及び前記光制御部材は、 前記凸部が、100〔μm〕以下の繰り返しピッチによ
    り形成されたことを特徴とする請求項1に記載のサイド
    ライト型面光源装置。
  3. 【請求項3】前記光制御部材の前記凸部は、 前記凸部を構成する1対の斜面のうち、前記端面に対し
    て相対的に近い側の斜面と前記出射面の法線とにより形
    成される角度が、前記端面に対して相対的に遠い側の斜
    面と前記出射面の法線とにより形成される角度より小さ
    くなるように、前記1対の斜面の傾きが異なるように形
    成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のサイドライト型面光源装置。
  4. 【請求項4】前記端面に対して相対的に近い側の斜面
    は、 前記出射面より出射される主たる照明光を、前記端面に
    対して相対的に遠い側の斜面に導くように、前記角度が
    選定され、 前記遠い側の斜面は、 前記近い側の斜面より到来する照明光を全反射して、ほ
    ぼ前記法線方向に反射するように、前記角度が選定され
    たことを特徴とする請求項3に記載のサイドライト型面
    光源装置。
  5. 【請求項5】前記光制御部材は、 10度以下の範囲で、前記斜面の延長する方向が前記端
    面と平行な方向より傾くように配置され、 前記板状部材は、 前記斜面の繰り返しの方向が、前記光制御部材の斜面の
    延長する方向に対して10度以下の範囲で傾くように配
    置されたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3又は請求項4に記載のサイドライト型面光源装置。
  6. 【請求項6】前記光制御部材は、 10度の範囲で前記斜面の延長する方向が、前記端面と
    平行な方向より傾くように配置され、 前記板状部材は、 前記斜面の延長する方向が、前記光制御部材の斜面の延
    長する方向と直交するように設定されたことを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の
    サイドライト型面光源装置。
  7. 【請求項7】前記板状部材は、 前記1対の斜面の形成する角度が、50〜130度の範
    囲に設定されたことを特徴とする請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6に記載のサ
    イドライト型面光源装置。
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