JPH10267248A - 触媒式排ガス処理装置 - Google Patents

触媒式排ガス処理装置

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JPH10267248A
JPH10267248A JP9074724A JP7472497A JPH10267248A JP H10267248 A JPH10267248 A JP H10267248A JP 9074724 A JP9074724 A JP 9074724A JP 7472497 A JP7472497 A JP 7472497A JP H10267248 A JPH10267248 A JP H10267248A
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JP
Japan
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exhaust gas
concentration
catalyst
temperature
heating
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Application number
JP9074724A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Murachi
知 幹 夫 村
Hideaki Nakadokoro
所 英 明 中
Yoshihiro Sano
野 善 博 佐
Kenji Sumida
田 健 二 隅
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Trinity Industrial Corp
Cataler Corp
Original Assignee
Cataler Industrial Co Ltd
Trinity Industrial Corp
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Publication date
Application filed by Cataler Industrial Co Ltd, Trinity Industrial Corp filed Critical Cataler Industrial Co Ltd
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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 未処理排ガスを清浄に浄化処理すると同時
に、触媒の劣化を極力抑えて触媒の交換周期を延ばし、
さらに、熱の消費量を節約してランニングコストを軽減
し、CO2 の発生を抑える。 【解決手段】 加熱ゾーン(Z1) で所定の温度まで加熱
された未処理排ガスが反応ゾーン(Z2) を通過するとき
に、当該排ガスに含まれる有害悪臭成分が触媒(4) の存
在下で酸化燃焼又は熱分解されて浄化処理される。そし
て、処理済排ガスを外部へ排出するとき炭化水素濃度が
ガスセンサ(5) で検出され、その濃度が予め設定された
浄化基準濃度より低いときは、浄化基準濃度を超えない
範囲で加熱装置(3) の発熱量を減少させ、その濃度が浄
化基準濃度より高くなったときは、浄化基準濃度以下に
なるまで加熱装置(3) の発熱量を増大させる。これによ
り、浄化基準濃度を満たす最低の温度で浄化処理するこ
とができ、触媒の温度負荷が軽減されるので、温度に起
因する永久劣化が最小限に抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排ガス中に含まれ
る可燃性有害成分や可燃性悪臭成分を触媒の存在下にお
いて酸化燃焼又は熱分解させて無害無臭な物質に変化さ
せて浄化処理した後、その排ガスを外部に排出する触媒
燃焼式排ガス処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装ブース,塗装乾燥炉,印刷用乾燥
炉,プラスチックや合板の製造設備,食品加工設備,産
業廃棄物処理設備あるいは香料製造設備などの各種施設
内においては、塗料,インキ,溶剤,接着剤,合成樹脂
あるいは化学薬品等から、アルコール類,エステル類
や,有毒で特有の臭気を持つフェノール類,アルデヒド
類等の可燃性有害悪臭成分が発生する。
【0003】 そして、このような有害悪臭成分を含ん
だ排ガスは、公害防止の観点から直接大気中に放出する
ことはできないので、通常は浄化処理を施して、無害無
臭化した状態で放出している。そして、代表的な処理方
法の一つに、排ガス中の有害悪臭成分を触媒存在下で酸
化燃焼又は熱分解させる触媒燃焼法が知られている。こ
れによれば、700〜900℃で浄化処理される直接燃
焼法に比して、300〜450℃という比較的低温度で
浄化処理することができるので、燃料を大幅に節約する
と同時に、装置の使用材料の面でも耐熱性の高い特殊で
高価な材料を使用する必要がなく耐久性も良く、安全の
面でも望ましい。また、低い温度で処理することによ
り、高温下で起こる窒素と酸素の反応により生ずる窒素
酸化物(NOx)の発生も抑えられるという利点があ
る。
【0004】 ところで、図2は触媒温度と活性度(浄
化率)の関係を示すグラフであって、横軸を触媒温度と
し、縦軸を活性度とすると、その特性曲線は略S字形の
カーブを描く。そして、新しい触媒は、図2実線で示す
ように比較的低い温度でも高い活性を示すが、劣化が進
むと図2破線に示すように特性曲線が右側に推移してい
くため、その分温度を高くしなければ、高い活性を示さ
なくなる。
【0005】 例えば、未処理排ガスに含まれる炭化水
素を浄化するために50%の活性度を確保する必要のあ
る触媒は、初期状態でその50%の活性度を示す温度T
50=200℃であったとしても、劣化に伴って図2破線
で示す位置まで特性曲線が推移すると50%の活性度を
示す温度T50=450℃まで上昇する。したがって、2
00℃で運転した場合には、劣化に伴い活性度が徐々に
低下してしまうので、未処理排ガスに含まれる炭化水素
を浄化処理することができなくなる。このため、従来
は、触媒の劣化を予想して、例えば初期状態で95%も
の活性度を示す温度T95=450℃という高い温度で運
転するようにしている。このように温度を高く設定して
おけば、触媒にイオウ分や有機物(ヤニ)が付着する一
時劣化があってもすぐにこれらを除去して元の活性度で
運転でき、さらに、排ガス中に触媒毒として含まれるケ
イ素やリンの付着により触媒表面に無機質皮膜が形成さ
れたり、高温に曝されて触媒が粗粒化し又は結晶化する
などの永久劣化が進み、特性曲線が図2破線で示す位置
まで推移しても50%の活性を維持することができ、未
処理排ガスに含まれる炭化水素を十分に浄化することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最初か
ら触媒温度を高く設定した場合には、その分触媒寿命が
短くなるだけでなく、熱エネルギーを無駄に消費してい
ることになり、さらに、その熱を得るためにバーナでC
2 が必要以上に生成され、地球温暖化にも悪影響を及
ぼすという問題があった。したがって、触媒寿命を長く
するためには、なるべく低温度で処理することが望まし
く、発明者の実験によれば、予め設定された使用温度よ
り低温度で排ガスを処理しても、排ガス中に含まれる可
燃性有害悪臭成分の種類や組成によっては、これを十分
に浄化できることが判明した。しかし、低温度で処理し
た場合において、処理中に未処理排ガスの温度やこれに
含まれる有害悪臭成分の種類や組成が急激に変化した
り、触媒が一時劣化又は永久劣化して活性が低下したと
きに、排ガスに含まれる可燃性有害悪臭成分が十分に浄
化されないまま外部に放出されてしまうおそれがある。
【0007】 そこで本発明は、排ガスに含まれる可燃
性有害悪臭成分を十分に浄化処理すると同時に、触媒の
劣化を極力抑えて触媒の交換周期を延ばし、さらに、熱
エネルギーの消費量を節約して地球の温暖化防止に資す
ることを技術的課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、未処理排ガスを所定の温度まで加熱する加
熱装置を備えた加熱ゾーンの下流側に、触媒を配した反
応ゾーンが形成されてなる触媒式排ガス処理装置におい
て、前記触媒を通過した処理済排ガスに含まれる炭化水
素の濃度を検出するガスセンサと、当該ガスセンサで検
出された炭化水素の濃度に基づいて前記加熱装置の発熱
量を増減する熱量制御装置を備え、当該熱量制御装置
は、前記ガスセンサで検出された炭化水素の濃度が予め
設定された浄化基準濃度より低いときは、当該濃度が浄
化基準濃度を超えないように前記加熱装置の発熱量を減
少させ、ガスセンサで検出された炭化水素の濃度が予め
設定された浄化基準濃度より高くなったときに、当該濃
度が浄化基準濃度以下になるまで前記加熱装置の発熱量
を増大させるように成されていることを特徴とする。
【0009】 本発明によれば、未処理排ガスが加熱ゾ
ーンで所定の温度まで加熱された後、反応ゾーンの触媒
を通過するときにその排ガス中に含まれる可燃性有害成
分や可燃性悪臭成分が触媒の存在下で酸化燃焼又は熱分
解されて浄化処理され、処理済排ガスが外部へ排出され
る。このとき、処理済排ガスに含まれる可燃性有害悪臭
成分である炭化水素の濃度がガスセンサで検出される。
そして、ガスセンサで検出された濃度が予め設定された
浄化基準濃度より低いときは、当該濃度が浄化基準濃度
を超えないように前記加熱装置の発熱量を減少させる。
これにより、処理済排ガスに含まれる炭化水素濃度が浄
化基準濃度を満たす最低の温度で浄化処理されることと
なり、触媒の温度負荷が軽減されるので、温度に起因す
る永久劣化が最小限に抑えられる。また、ガスセンサで
検出された濃度が予め設定された浄化基準濃度より高く
なったときは、当該濃度が浄化基準濃度以下になるまで
前記加熱装置の発熱量を増大させる。これにより、触媒
の活性度が高くなり、処理済排ガスに含まれる炭化水素
の濃度を浄化基準濃度以下に維持することができると同
時に、処理済排ガスに含まれる炭化水素濃度が浄化基準
濃度を満たす最低の温度で浄化処理されることとなり、
触媒の温度負荷が軽減されるので、温度に起因する永久
劣化が最小限に抑えられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る触媒
式排ガス処理装置、図2は触媒温度と活性度(浄化率)
の関係を示すグラフ、図3は本発明に係る他の触媒式排
ガス処理装置である。
【0011】図1に示す触媒式排ガス処理装置1は、一
つの反応室2に未処理排ガス導入口2inと処理済排ガス
排出口2out が形成されると共に、反応室2内の上流側
にバーナ(加熱装置)3を備えた加熱ゾーンZ1 が形成
され、下流側に触媒4を層状に配設した反応ゾーンZ2
が形成されている。そして、前記処理済排ガス排出口2
out には、前記触媒4を通過した処理済排ガスに含まれ
る炭化水素濃度を検出するTHC計(トータルハイドロ
カーボン計)などのガスセンサ5が配設されている。こ
のガスセンサ5は、アルミナ焼結体へPt,Pdなどの
触媒を分散させ、これを加熱した状態で炭化水素が前記
焼結体上で燃焼したときの温度上昇を検知する接触燃焼
方式のものや、酸化物半導体表面へ炭化水素が吸着した
場合の電気抵抗の変化を検出する半導体方式のものが用
いられている。
【0012】 また、6は加熱ゾーンZ1 に配設された
バーナ3の発熱量を可変制御する熱量制御装置であっ
て、その入力側に前記ガスセンサ5と、バーナ3で加熱
された未処理排ガスの温度を検出する雰囲気温度センサ
1 と、触媒4の温度を検出する触媒温度センサS2
接続されると共に、その出力側にバーナ3に供給される
燃料ガス流量を調節する流量調整弁7と、警報装置8
と、外気導入バルブ9が接続されている。この熱量制御
装置6は、ガスセンサ5で検出された処理済排ガスに含
まれる炭化水素の濃度が予め設定された浄化基準濃度よ
り低いときは、前記流量調整弁7の弁開度を小さくし
て、当該濃度が浄化基準濃度を超えないようにバーナ3
の発熱量を減少させる。また、ガスセンサ5で検出され
た濃度が予め設定された浄化基準濃度より高くなったと
きは、前記流量調整弁7の弁開度を大きくして、当該濃
度が浄化基準濃度以下になるまでバーナ3の発熱量を増
大させる。
【0013】 また、未処理排ガス温度と触媒温度が、
夫々雰囲気温度センサS 1 と触媒温度センサS2 でモニ
タされている。これにより、触媒温度が、未処理排ガス
温度の上昇に伴って上昇し所定の上限温度に達した場合
は、触媒4の永久劣化が進んだものと判断できる。そし
て、このときは、触媒4を交換すべきことを知らせるた
めに警報装置8で警報を発するようになされている。ま
た、触媒温度が、未処理排ガスの温度上昇と関係なく上
昇している場合、すなわち、未処理排ガス温度が一定で
あるか又は低下しているにも拘らず触媒4の温度が上昇
して所定の上限温度に達した場合は、未処理排ガスに含
まれている濃度の高い炭化水素が触媒4で燃焼して発熱
反応しているものと判断される。そして、このときは、
触媒4の劣化を防止するために外気導入バルブ9を開い
て反応室2に外気を導入し、触媒温度を低下させるよう
に成されている。
【0014】 以上が本発明の一例構成であって、次に
その作用を説明する。まず、排ガス発生源(図示せず)
から排ガスを送給する排ガス送給ダクト(図示せず)を
排ガス処理装置1の未処理排ガス導入口2inに接続す
る。そして、バーナ3を燃焼させて、未処理排ガスを反
応室2内に導入すると、未処理排ガスはバーナ3で加熱
されて触媒4を通過する際に、当該未処理排ガス中に含
まれる可燃性有害悪臭成分が酸化燃焼/熱分解されて浄
化され、処理済排ガスが処理済排ガス排出口2out から
外部に排出される。
【0015】 このとき処理済排ガスに含まれる炭化水
素の濃度がガスセンサ5で検出される。例えば、触媒4
の活性度50%を維持したときに未処理排ガスを十分に
浄化できる場合に、バーナ3で供給される熱で触媒が加
熱され、活性度50%に対応する温度T50=200℃よ
り高くなって例えばT70=250℃に達している場合
に、炭化水素の濃度は浄化基準濃度以下に抑えられる
が、その分熱が無駄に消費されることになる(図2参
照)。そこで、ガスセンサ5で検出された炭化水素の濃
度が予め設定された浄化基準濃度より低いときは、燃料
ガスの流量調整弁7を絞って、検出された濃度が浄化基
準濃度を超えない程度にバーナ3の発熱量をさらに減少
させる。これにより、処理済排ガスに含まれる炭化水素
濃度が浄化基準濃度を満たす最低の温度で浄化処理され
ることとなり、触媒4の温度負荷が軽減されるので、温
度に起因する永久劣化を最小限に抑えることができる。
【0016】 また、触媒温度が活性度50%に対応す
る温度T50=200℃になるようにバーナ3を燃焼させ
ている場合に、永久劣化が徐々に進行すると、または、
一時劣化を起こすと、特性曲線が図2破線で示すように
右側へずれる。そして、触媒の活性度が50%以下に低
下し、ガスセンサ5で検出される炭化水素の濃度が浄化
基準濃度を超えたときには、燃料ガスの流量調整弁7を
開けて、当該濃度が浄化基準濃度以下になるまでバーナ
3の発熱量を増大させる。バーナ3の発熱量が増大され
ると、反応ゾーンZ2 に高温の未処理排ガスが導入され
て触媒温度が上昇するので、触媒4の活性度が高くな
り、処理済排ガスに含まれる炭化水素の濃度を浄化基準
濃度以下に維持することができる。そして、炭化水素の
濃度が浄化基準濃度以下になると、再び、バーナ3の発
熱量を減少させるように制御される。したがって、前述
と同様に、処理済排ガスに含まれる炭化水素濃度が浄化
基準濃度を満たす最低の温度で浄化処理されることとな
り、触媒4の温度負荷が軽減されるので、温度に起因す
る永久劣化を最小限に抑えることができる。
【0017】 なお、この場合において、触媒温度セン
サS2 で検出された触媒温度が、雰囲気温度センサS1
で検出される未処理排ガス温度の上昇に伴って上昇し、
所定の上限温度に達した場合は、触媒4の永久劣化が進
んだものと判断される。そして、このときは、触媒4を
交換すべきことを知らせるために警報装置8で警報が発
せられる。また、雰囲気温度センサS1 で検出される未
処理排ガス温度が一定であるか又は低下しているにも拘
らず、触媒温度センサS2 で検出される触媒温度が上昇
して所定の上限温度に達した場合は、未処理排ガスに含
まれている濃度の高い炭化水素が触媒4で燃焼して発熱
反応しているものと判断される。そして、このときは、
触媒4の劣化を防止するために外気導入バルブ9を開い
て反応室2に外気が導入され、触媒4が冷却される。
【0018】 このように、本例では、未処理排ガスに
含まれる炭化水素を浄化できる最低の温度で運転するこ
とができるので、排ガスに含まれる可燃性有害悪臭成分
を十分に浄化処理すると同時に、温度に起因する触媒の
劣化を極力抑えて触媒の交換周期を延ばすことができ、
さらに、熱エネルギーの消費量を節約してランニングコ
ストを軽減すると同時に、CO2 の発生量を抑えて地球
の温暖化防止に資することができる。
【0019】 また、本発明は、図3に示すような蓄熱
型の触媒式排ガス処理装置にも適用することができる。
この触媒式排ガス処理装置11は、未処理排ガスを所定
の温度まで加熱するバーナ(加熱装置)12を備えた排
ガス加熱室13に対して複数の蓄熱室15A〜15Cが
並設され、当該各蓄熱室15A〜15C内には、高温の
処理済排ガスを排出させる際にその熱を回収し、低温の
未処理排ガスを導入する際に予め回収した熱で当該排ガ
スを予熱する蓄熱層14が配設されている。そして、前
記排ガス加熱室13と各蓄熱室15A〜15Cの蓄熱層
14との間には、前記排ガス加熱室13で加熱された排
ガス中の可燃性有害悪臭成分を酸化燃焼又は熱分解して
無害無臭の物質に変化させる白金系,コバルト系,ニッ
ケル系などの触媒17A〜17Cが層状に配設されてい
る。
【0020】 前記各蓄熱室15A〜15Cには、蓄熱
層14を挟んで排ガス加熱室13の反対側に、排ガス加
熱室13に未処理排ガスを導入する未処理排ガス導入ダ
クト18A〜18Cと、排ガス加熱室13で加熱され触
媒17A〜17Cを通過して浄化処理された処理済排ガ
スを外部に排出する処理済排ガス排出ダクト19A〜1
9Cと、排ガス加熱室13から導入される少量の加熱排
ガスで各蓄熱室15A〜15C内に残る未処理排ガスを
排出させて導入側の蓄熱室15A〜15Cに還流させる
パージダクト20A〜20Cが接続されている。
【0021】 そして、処理済排ガス排出ダクト19A
〜19Cを合流させた排気ダクト19に、処理済排ガス
に含まれる炭化水素の濃度を検出するガスセンサ5が配
設されている。また、バーナ12の発熱量を可変制御す
る熱量制御装置6は、その入力側に、前記ガスセンサ5
と、バーナ12で加熱された未処理排ガスの温度を検出
する雰囲気温度センサS1 と、触媒17A〜17Cの温
度を検出する触媒温度センサS A 〜SC が接続されると
共に、その出力側にバーナ12に供給される燃料ガス流
量を調節する流量調整弁7と、警報装置8と、外気導入
バルブ9が接続されている。この熱量制御装置6は、ガ
スセンサ5で検出された処理済排ガスに含まれる炭化水
素の濃度が予め設定された浄化基準濃度より低いとき
は、前記流量調整弁7の弁開度を小さくして、当該濃度
が浄化基準濃度を超えない範囲でバーナ12の発熱量を
減少させる。また、ガスセンサ5で検出された濃度が予
め設定された浄化基準濃度より高くなったときは、前記
流量調整弁7の弁開度を大きくして、当該濃度が浄化基
準濃度以下になるまでバーナ12の発熱量を増大させる
ようになされている。
【0022】 本例によれば、前記各ダクト18A〜1
8C,19A〜19C,20A〜20Cに介装されたオ
ートダンパ21A〜21C,22A〜22C,23A〜
23Cを所定のタイミングで導通/遮断させて、排ガス
の導入側及び排出側を交互に切り換える。これにより、
一の蓄熱室15A〜15Cから導入した未処理排ガスを
その蓄熱層14に蓄えられている熱で予熱し、排ガス加
熱室13に導入してバーナ12で加熱した後、排出側と
なる他の蓄熱室15A〜15Cに連通する触媒17A〜
17Cに通して浄化処理を行い、処理済排ガスを他の蓄
熱室15A〜15Cから排出させる際に、その熱を蓄熱
層14に回収すると共に、排ガスの導入側及び排出側を
交互に切り換えて連続的に浄化処理するように成されて
いる。
【0023】 具体的には、まず、オートダンパ21
A,22B,23Cを開き、それ以外のオートダンパを
閉じておく。この場合、未処理排ガスは導入側の蓄熱室
15Aを通って排ガス加熱室13に導入され、所定の処
理温度に加熱された後、触媒層17Bを通過する際に浄
化処理される。そして、高温の処理済排ガスの熱を蓄熱
室15Bの蓄熱層14で回収した後、処理済排ガスを排
出ダクト19Bから外部へ排出する。また、このとき、
排ガス加熱室13で加熱された高温排ガスの一部が蓄熱
室15Cに残る未処理排ガスを押し出してパージし、そ
の未処理排ガスがパージダクト20Cを通って導入側の
蓄熱室15Aに還流される。そして、例えば60秒経過
したときに、オートダンパ21B,22C,23Aを開
き、それ以外のオートダンパを閉じる。この場合、蓄熱
の終了した蓄熱室15Bから未処理排ガスを導入し、パ
ージが終了した蓄熱室15Cから処理済排ガスを排出さ
せると共に、内部に未処理ガスの残る蓄熱室15Aのパ
ージを行う。さらに60秒経過したときに、オートダン
パ21C,22A,23Bを開き、それ以外のオートダ
ンパを閉じる。この場合、蓄熱室15Cから未処理排ガ
スを導入させ、蓄熱室15Aから処理済排ガス外部に排
出させ、蓄熱室15Bのパージを行う。そして、さらに
60秒経過したときに、再びオートダンパ21A,22
B,23Cを開き、それ以外のオートダンパを閉じて、
これを繰り返すことにより、排ガスの導入側と排出側を
交互に切り換えて連続的に排ガスの浄化処理を行う。
【0024】 そして、処理済排ガスは蓄熱室15A〜
15Bから処理済排ガス排出ダクト19A〜19Cを通
り、さらに、排気ダクト19を通って外部に排出され、
このとき処理済排ガスに含まれる炭化水素の濃度がガス
センサ5で検出される。そして、ガスセンサ5で検出さ
れた濃度が予め設定された浄化基準濃度より低いとき
は、燃料ガスの流量調整弁7を絞って、検出される当該
濃度が浄化基準濃度を超えない程度にバーナ12の発熱
量をさらに減少させる。これにより、処理済排ガスに含
まれる炭化水素濃度が浄化基準濃度を満たす最低の温度
で浄化処理されることとなり、触媒17A〜17Cの温
度負荷が軽減されるので、温度に起因する永久劣化を最
小限に抑えることができる。
【0025】 また、ガスセンサ5で検出された炭化水
素の濃度が浄化基準濃度を超えたときは、燃料ガスの流
量調整弁7を開けて、当該濃度が浄化基準濃度以下にな
るまでバーナ12の発熱量を増大させる。バーナ12の
発熱量が増大されると、排ガス加熱室13内の雰囲気温
度が上昇し、触媒17A〜17Cを通過する未処理排ガ
スの温度が上昇するので、触媒17A〜17Cの活性度
が高くなり、処理済排ガスに含まれる炭化水素の濃度を
浄化基準濃度以下に維持することができる。そして、炭
化水素の濃度が浄化基準濃度以下になった時点で、再
び、バーナ12の発熱量を減少させるように制御され
る。したがって、前述と同様に、処理済排ガスに含まれ
る炭化水素濃度が浄化基準濃度を満たす最低の温度で浄
化処理されることとなり、触媒17A〜17Cの温度負
荷が軽減されるので、温度に起因する永久劣化を最小限
に抑えることができる。
【0026】 このように、本例でも、未処理排ガスに
含まれる炭化水素を浄化できる最低の温度で運転するこ
とができるので、排ガスに含まれる可燃性有害悪臭成分
を十分に浄化処理すると同時に、温度に起因する触媒の
劣化を極力抑えて触媒の交換周期を延ばすことができ、
さらに、熱エネルギーの消費量を節約してランニングコ
ストを軽減すると同時に、CO2 の発生量を抑えて地球
の温暖化防止に資することができる。
【0027】 なお、この場合において、触媒温度セン
サSA 〜SC で検出されたいずれか一つの触媒17A〜
17Cの触媒温度が、雰囲気温度センサS1 で検出され
る未処理排ガス温度の上昇に伴って上昇し、所定の上限
温度に達した場合は、当該触媒17A〜17Cの永久劣
化が進んだものと判断される。そして、このときは、触
媒17A〜17を交換すべきことを知らせるために警報
装置8で警報が発せられる。また、雰囲気温度センサS
1 で検出される未処理排ガス温度が一定であるか又は低
下しているにも拘らず、触媒温度センサSA 〜SC で検
出されたいずれか一つの触媒17A〜17Cの触媒温度
が上昇し、所定の上限温度に達した場合は、未処理排ガ
スに含まれている濃度の高い炭化水素が触媒17A〜1
7Cで燃焼して発熱反応しているものと判断される。そ
して、このときは、触媒17A〜17Cの劣化を防止す
るために外気導入バルブ9を開いて排ガス加熱室13内
に外気が導入され、これによって触媒17A〜17Cが
冷却される。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、処
理済排ガス中に含まれる炭化水素の濃度が予め設定され
た浄化基準濃度以下に維持し得る最低の温度で浄化処理
されるので、未処理排ガスを浄化処理することができる
と同時に、触媒の劣化を最低限に抑えることができ、触
媒の交換周期が延長されてメンテナンスコストが低減さ
れるだけでなく、省エネルギーを図ることができるとい
う大変優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る触媒式排ガス処理装置を示す概略
構成図。
【図2】触媒温度と活性度(浄化率)の関係を示すグラ
フ。
【図3】本発明に係る他の触媒式排ガス処理装置を示す
概略構成図。
【符号の説明】
1・・・触媒式排ガス処理装置 Z1 ・・加熱ゾー
ン 3・・・バーナ Z2 ・・反応ゾー
ン 4・・・触媒 5・・・ガスセン
サ 6・・・熱量制御装置 11・・・触媒式排
ガス処理装置 12・・・バーナ 13・・・排ガス
加熱室 14・・・蓄熱層 15A〜15C・
・蓄熱室 17A〜17C・・触媒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23G 7/06 102 F23G 7/06 102W 103 103 B01D 53/86 5/50 ZABJ F23G 5/50 ZAB ZABN B01D 53/36 G H (72)発明者 佐 野 善 博 愛知県豊田市柿本町一丁目9番地 トリニ ティ工業株式会社内 (72)発明者 隅 田 健 二 静岡県小笠郡大東町千浜7800番地 キャタ ラー工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未処理排ガスを所定の温度まで加熱する
    加熱装置(3)を備えた加熱ゾーン(Z1 )の下流側
    に、触媒(4)を配した反応ゾーン(Z2 )が形成され
    てなる触媒式排ガス処理装置において、 前記触媒(4)を通過した処理済排ガスに含まれる炭化
    水素の濃度を検出するガスセンサ(5)と、当該ガスセ
    ンサ(5)で検出された炭化水素の濃度に基づいて前記
    加熱装置(3)の発熱量を増減する熱量制御装置(6)
    を備え、 当該熱量制御装置(6)は、前記ガスセンサ(5)で検
    出された炭化水素の濃度が予め設定された浄化基準濃度
    より低いときは、当該濃度が浄化基準濃度を超えないよ
    うに前記加熱装置(3)の発熱量を減少させ、ガスセン
    サ(5)で検出された炭化水素の濃度が予め設定された
    浄化基準濃度より高くなったときに、当該濃度が浄化基
    準濃度以下になるまで前記加熱装置(3)の発熱量を増
    大させるように成されていることを特徴とする触媒式排
    ガス処理装置。
  2. 【請求項2】 高温の処理済排ガスを排出させる際にそ
    の熱を回収し、低温の未処理排ガスを導入する際に当該
    排ガスを予熱する蓄熱層(14)を有する複数の蓄熱室(1
    5A〜15C)が、未処理排ガスを所定の温度まで加熱する加
    熱装置(12)を備えた排ガス加熱室(13) に対して並設
    され、前記排ガス加熱室(13)と各蓄熱層(14)の間に
    は未処理排ガス中に含まれる可燃性成分を酸化燃焼又は
    熱分解させて浄化処理する触媒(17A〜17C)が形成されて
    成り、一の蓄熱室(15A〜15C)から導入された未処理排ガ
    スを前記排ガス加熱室(13)及び前記触媒(17A〜17C)で
    浄化処理した後、その処理済排ガスを他の蓄熱室(15A〜
    15C)から排出すると共に、排ガスの導入側及び排出側を
    順次交互に切り換えて連続的に処理を行う触媒式排ガス
    処理装置において、 前記排ガス加熱室(13)に導入されて加熱された未処理
    排ガスを前記触媒(17A〜17C)を通過して浄化処理した
    後、その処理済排ガスに含まれる炭化水素の濃度を検出
    するガスセンサ(5)と、当該ガスセンサ(5)で検出
    された濃度に基づいて前記加熱装置(12)の発熱量を増
    減する熱量制御装置(6)を備え、 当該熱量制御装置(6)は、ガスセンサ(5)で検出さ
    れた濃度が予め設定された浄化基準濃度より低いとき
    は、当該濃度が浄化基準濃度を超えないように前記加熱
    装置(12)の発熱量を減少させ、ガスセンサ(5)で検
    出された濃度が予め設定された浄化基準濃度より高くな
    ったときに、当該濃度が浄化基準濃度以下になるまで前
    記加熱装置(12)の発熱量を増大させるように成されて
    いることを特徴とする触媒式排ガス処理装置。
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