JPH10267095A - ベルトの張力調整装置 - Google Patents
ベルトの張力調整装置Info
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- JPH10267095A JPH10267095A JP7493497A JP7493497A JPH10267095A JP H10267095 A JPH10267095 A JP H10267095A JP 7493497 A JP7493497 A JP 7493497A JP 7493497 A JP7493497 A JP 7493497A JP H10267095 A JPH10267095 A JP H10267095A
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- belt
- bolt
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0842—Mounting or support of tensioner
- F16H2007/0844—Mounting elements essentially within boundaries of final output members
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
ができるベルト張力調整装置を提供する。 【解決手段】 シリンダブロック11にねじ込まれる支
点ボルト15の締付けによって支点軸12を固定し、そ
の支点軸12でプーリ18を回転自在に支持する。支点
軸12に連結されたブラケット22の先端部をオートテ
ンショナ23で押圧してプーリ18をタイミングベルト
5に押し付ける。支点ボルト15の頭部15aと支点軸
12の外側端面間にスラストワッシャ24を組込み、そ
のワッシャ24のボルト挿入用の孔25に対する偏心位
置に突軸部26を設ける。突軸部26を支点軸12に形
成されたボルト挿入孔14に圧入し、上記スラストワッ
シャ24の支点ボルト15を中心とする回転によってプ
ーリ18の取付位置を調整する。
Description
シャフトを駆動するタイミングベルト等のベルトの張力
を一定の張力に保持する張力調整装置に関するものであ
る。
の張力を一定に保つ張力調整装置として、図5に示した
ものが従来から知られている。この張力調整装置は、シ
リンダブロック30にねじ込まれる支点ボルト31の締
付けによって支点軸32を取付け、その支点軸32によ
って偏心位置が回転自在に支持された偏心リング33に
転がり軸受34を介してプーリ35を回転自在に支持
し、上記偏心リング33に連結されたブラケット36の
先端部を直動形のオートテンショナ37のロッド38で
押圧して、上記プーリ35をベルトAに押し付けてい
る。
によってベルトAに弛みが生じると、オートテンショナ
37の押圧力によりプーリ35をベルト張り側に急速に
揺動させてベルトAの弛みを吸収し、ベルトAの張力が
増大した場合に、その張力をオートテンショナ37で受
けてプーリ35のベルト弛み側への揺動を防止し、上記
張力がオートテンショナ37内に組込まれた張力調整ば
ね(図示省略)のばね力より大きい場合に、プーリ35
を上記張力調整ばねのばね力とベルト張力とが釣り合う
位置までベルト弛み側にゆっくりと揺動させるようにし
ている。
張力調整装置においては、プーリ35の取付位置に誤差
があり、あるいは使用されているベルトAの長さが設定
長さに対して過不足があると、オートテンショナ37の
移動量が小さくなり、ベルトAの張力調整幅が小さくな
るという問題が生じる。
トテンショナ37はロッド38の移動量Sが設定されて
おり、その移動量S内における定位置を基準位置とし、
その基準位置においてベルトAの張力が適正張力に保持
されるよう、プーリ35の適正位置O0 を決定してい
る。
ーリ35の取付位置O1 が適正位置O0 に対して取付誤
差δ0 が生じていると、オートテンショナ37のロッド
38は上記基準位置から取付誤差δ0 に相当する分ずれ
δ1 が生じることになり、ロッド38の基準位置からの
移動量は上記ずれδ1 に相当する分減少し、ベルトAの
張力調整幅が小さくなる。
過不足があると、上記と同様の問題が生じる。
ッドの移動に関係なくプーリを適正位置に位置調整する
ことができるようにしたベルトの張力調整装置を提供す
ることである。
めに、この発明においては、固定部にねじ込まれた支点
ボルトの締付けによってボルト挿入孔を有する支点軸を
取付け、その支点軸によって偏心位置が支持された偏心
リングによってプーリを回転自在に支持し、上記偏心リ
ングに連結されたブラケットの先端部を直動形オートテ
ンショナのロッドで押圧してプーリをベルトに押し付け
たベルトの張力調整装置において、前記支点軸を支点ボ
ルトに対して偏心させ、その支点ボルトを中心として支
持軸を揺動自在に支持した構成を採用している。
においては、支点ボルトを弛めた状態で、その支点ボル
トを中心に支点軸を揺動させてプーリの取付位置を調整
し、そのプーリの位置調整によって取付誤差やベルト長
さの過不足を吸収する。
1乃至図4に基づいて説明する。
端部に取付けた歯付きプーリ2とカムシャフト3の端部
に取付けた歯付きプーリ4との間にタイミングベルト5
がかけ渡され、そのタイミングベルト(以下、単にベル
トという)5の弛み側ベルト5aに張力調整装置10が
設けられている。
細を示す。この張力調整装置10は、固定部としてのシ
リンダブロック11に支点軸12の端部に設けたフラン
ジ13を当接し、その支点軸12に形成されたボルト挿
入孔14に支点ボルト15を挿入してシリンダブロック
11にねじ込み、上記支点ボルト15の締付けによって
支点軸12を固定している。
れ、その偏心リング16に転がり軸受17を介してプー
リ18が回転自在に支持されている。偏心リング16は
偏心位置に上記支点軸12が挿入される挿入孔19を有
し、その挿入孔19と支点軸12との間に組込まれた滑
り軸受20によって偏心リング16が揺動自在に支持さ
れている。
が設けられ、その突出部21に連結されたブラケット2
2の先端部はオートテンショナ23のロッド23aによ
って押され、プーリ18がタイミングベルト5に押し付
けられている。
の外側端面間には焼結合金から成るスラストワッシャ2
4が組込まれている。スラストワッシャ24は上記支点
ボルト15が挿入される孔25を有し、その孔25の中
心に対する偏心位置に突軸部26が一体に設けられてい
る。
支点軸12のボルト挿入孔14に圧入されている。
部27を外周に有し、そのレンチ係合部27に挿入する
レンチに支点ボルト15を中心とする円周方向の押圧力
を付与することによってスラストワッシャ24を回転し
得るようになっている。
は、シリンダブロック11に対する支点ボルト15のね
じ込みによってプーリ18を取付け、上記ブラケット2
2の先端部をシリンダブロック11にねじ止めされたオ
ートテンショナ23のロッド23aで押圧して、プーリ
18をベルト5に押し付け、ベルト5の張力を一定に保
持する。
おいて、プーリ18の取付誤差、あるいはベルト5の長
さの過不足等によって図3に示すように、プーリ18の
中心O1 が適正位置O0 よりずれが生じ、オートテンシ
ョナ23のロッド23aが基準位置より前進した位置あ
るいは後退した位置に保持され、上記ロッド23aの基
準位置からのストローク量が減少している場合は、支点
ボルト15を弛めた状態でスラストワッシャ24を回転
させ、支点ボルト15を中心に支点軸12を偏心リング
16と共に揺動させてプーリ18およびブラケット22
の位置を調整し、ロッド23aを基準位置まで移動させ
たのち、支点ボルト15を締付けて支点軸12を固定す
る。
ーリ18は支点軸12を中心として揺動自在であり、そ
のプーリ18の揺動によってトルク変動に伴うベルト5
の張力変化を吸収し、上記ベルト5を、その張力がオー
トテンショナ23の内部に組込まれた図示省略の張力調
整ばねの弾性力と釣り合う位置に保持する。
端面にレンチ係合孔28を設けておくと、そのレンチ係
合孔28にレンチを係合してプーリ18の周方向に力を
加えることにより、プーリ18をタイミングベルト5か
ら離れる方向に揺動させることができるため、タイミン
グベルト5を簡単に着脱することができ、タイミングベ
ルト5の交換が容易である。
点ボルトに対して支点軸を偏心させて支持ボルトを中心
に揺動自在に支持したので、支点ボルトを中心として支
点軸を揺動させることにより、プーリおよびブラケット
の位置を調整することができ、その調整によってプーリ
の取付誤差およびベルト長さの過不足を吸収することが
できるため、オートテンショナのロッドの移動量が減少
するという不都合の発生を解消することができる。
位置に突軸部を設け、その突軸部を支点軸のボルト挿入
孔に圧入したことにより、支点ボルトを中心にスラスト
ワッシャを揺動させる簡単な操作によって支点ボルトを
中心に偏心リングを揺動させることができるので、プー
リの位置調整が容易である。
を設けたことにより、スラストワッシャを簡単に揺動さ
せることができる。
したことにより、スラストワッシャの製造に成形による
方法を採用することができるため、スラストワッシャの
製造が容易であり、製造コストの安いスラストワッシャ
を得ることができる。
面図
は縦断側面図
面図、(ロ)は縦断側面図
Claims (4)
- 【請求項1】 固定部にねじ込まれた支点ボルトの締付
けによってボルト挿入孔を有する支点軸を取付け、その
支点軸によって偏心位置が支持された偏心リングによっ
てプーリを回転自在に支持し、上記偏心リングに連結さ
れたブラケットの先端部を直動形オートテンショナのロ
ッドで押圧してプーリをベルトに押し付けたベルトの張
力調整装置において、前記支点軸を支点ボルトに対して
偏心させ、その支点ボルトを中心として支持軸を揺動自
在に支持したことを特徴とするベルトの張力調整装置。 - 【請求項2】 前記支点軸の頭部と支点軸の外側端面間
にスラストワッシャを組込み、そのスラストワッシャに
設けられたボルト挿入用の孔に対する偏心位置に円筒状
外周を有する突軸部を形成し、この突軸部を前記支点軸
のボルト挿入孔に圧入した請求項1に記載のベルトの張
力調整装置。 - 【請求項3】 前記スラストワッシャの外周部にレンチ
係合孔を設けた請求項2に記載のベルトの張力調整装
置。 - 【請求項4】 前記スラストワッシャが焼結合金から成
る請求項2又は3に記載のベルトの張力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7493497A JPH10267095A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | ベルトの張力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7493497A JPH10267095A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | ベルトの張力調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10267095A true JPH10267095A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13561688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7493497A Pending JPH10267095A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | ベルトの張力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10267095A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105909736A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-08-31 | 中国建材国际工程集团有限公司 | 同步带张紧装置 |
CN109595325A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-04-09 | 中国恩菲工程技术有限公司 | 摩擦取力轮 |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP7493497A patent/JPH10267095A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105909736A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-08-31 | 中国建材国际工程集团有限公司 | 同步带张紧装置 |
CN109595325A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-04-09 | 中国恩菲工程技术有限公司 | 摩擦取力轮 |
CN109595325B (zh) * | 2019-01-17 | 2024-03-15 | 中国恩菲工程技术有限公司 | 摩擦取力轮 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060828 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060912 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061106 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070306 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070626 |