JPH10266786A - トンネル掘削機 - Google Patents

トンネル掘削機

Info

Publication number
JPH10266786A
JPH10266786A JP9070316A JP7031697A JPH10266786A JP H10266786 A JPH10266786 A JP H10266786A JP 9070316 A JP9070316 A JP 9070316A JP 7031697 A JP7031697 A JP 7031697A JP H10266786 A JPH10266786 A JP H10266786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
excavator
concrete
support
push
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9070316A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Inoue
光治 井上
Masami Enda
正美 縁田
Shoji Nishida
昭二 西田
Hiroshi Itonaga
洋 糸永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Konoike Construction Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Konoike Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp, Konoike Construction Co Ltd filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP9070316A priority Critical patent/JPH10266786A/ja
Publication of JPH10266786A publication Critical patent/JPH10266786A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次覆工を掘削地盤の緩みのない掘削直後
に型枠を組み立て、型枠内にコンクリートを打設してラ
イニングを良好に行う。 【解決手段】 掘削機軸心方向に沿って配置された押し
管3前部のカッター駆動装置14の直後部に、場所打ち
コンクリートライニングを行う一次覆工用型枠装置5を
前後方向に移動自在に配設し、この型枠装置5のリング
フレーム23に設けられた型枠出退ジャッキ24Aを伸
展して型枠部材25Aをそれぞれトンネル内面に押し付
け固定することにより、このコンクリートを打設および
養生させ、この時にリングフレーム23を押し管3から
離間させるように構成した。型枠部材の振動を軽減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的硬い岩盤に
鉄道や道路、水路用トンネルを掘削するトンネル掘削機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル掘削機による掘削におい
て、支保工が必要な地山が出現した場合、H型鋼による
支保工を構築したり、コンクリートの直接吹き付けを行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、狭いスペース
のトンネル内でH型鋼支保工の組立作業は危険が伴い、
またコンクリート吹き付けでは、コンクリートの跳ね返
りによる掘削機の汚れやコンクリート材料のロス、粉塵
による作業環境の悪化などの問題が多い。
【0004】また、トンネル掘削機による一次覆工は、
掘削直後で地盤が緩む前に覆工するのが理想的である
が、従来では掘削機本体内のスペースと作業装置との関
係で、掘削機本体の後方に作業装置を配置して一次覆工
を行っており、掘削と覆工との間に距離的、時間的なロ
スがあり、地盤が緩むおそれがあった。
【0005】本発明のうち請求項1記載の発明は、上記
問題点を解決して、良好に一次覆工が実施できるトンネ
ル掘削機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の発明は、掘削機軸心に沿って
配置されるとともに排土装置が内蔵された押し管の前部
に、カッター駆動装置により駆動されるカッターヘッド
を配設し、前記押し管のカッター駆動装置の直後部に、
場所打ちコンクリートライニングを行う一次覆工用型枠
装置を配設し、前記押し管の後部に、一次覆工用型枠装
置によりライニングされたコンクリート壁を反力受けと
して押し管を推進する推進用グリッパー装置を設け、前
記一次覆工用型枠装置に、押し管に型枠移動手段を介し
て軸心方向に移動自在に外嵌されたリング形の型枠支持
体と、この型枠支持体に型枠出退装置を介してトンネル
内面に接近離間自在な複数の型枠部材とを備え、コンク
リート打設時および養生時に、前記型枠出退手段により
型枠部材をそれぞれトンネル内面に押し付けて固定する
とともに、前記型枠支持体を押し管から離間させるよう
に構成したものである。
【0007】上記構成によれば、カッターヘッドのカッ
ター駆動装置の直後部の押し管に、リング形の型枠支持
体および型枠出退手段ならびに型枠部材からなる一次覆
工用型枠装置を前後に移動自在に配置したので、掘進時
に型枠部材のみをトンネル内面に固定して型枠移動手段
をフリー状態とすることにより、掘削機の前進を許して
コンクリートの打設および養生を実施することができ
る。したがって、掘削直後の掘削地盤の緩む前に一次覆
工を行うことができ、しかもコンクリート養生時にも掘
進することができて、能率よく掘削作業および覆工作業
を実施できる。また、コンクリート打設、養生時に押し
管と型枠支持体とを離間させることにより、掘削手段や
推進手段から押し管に伝達される振動が遮断されて、型
枠支持体に伝達されるのを防止できるので、型枠部材を
静止して安定して保持することができ、良好にコンクリ
ート打設および養生することができる。
【0008】また請求項2記載の発明は、上記構成にお
いて、一次覆工用型枠装置の型枠支持体は、押し管上面
で軸心方向に配設されたガイド手段上を移動自在な移動
台車に支持され、型枠出退手段により型枠部材がトンネ
ル内面に固定された時に、前記移動台車がガイド手段上
から浮き上がって押し管から離間されるように構成した
ものである。
【0009】上記構成によれば、型枠出退手段を伸展し
て突っ張らせることにより、容易に移動台車を浮き上が
らせることができ、押し管と型枠部材を切り離して掘削
などによる振動が型枠部材に伝達されるのを、効果的に
遮断することができる。
【0010】さらに請求項3記載の発明は、上記構成に
おいて、押し管と移動台車との間に連結された型枠移動
手段により、移動台車の浮沈を案内するように構成した
ものである。
【0011】上記構成によれば、移動台車のガイド手段
上への復帰を正確に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係るトンネル掘
削機の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
【0013】この掘削機は、比較的硬い岩盤を掘削して
切り羽崩壊土圧を保持しない開放型であり、図1に示す
ように、掘削機軸心Oに沿って配置された押し管3と、
この押し管3の前部に掘削機軸心Oを中心として回転自
在に支持されたカッターヘッド2と、押し管3に内蔵さ
れてカッターヘッド2に掘削された土砂等を後方へ排出
する排土装置4と、カッターヘッド2の後部に配置され
たカッター駆動装置14と、カッター駆動装置14の外
周部に設けられてトンネルの内面に案内されるガイド部
材1と、カッター駆動装置14の直後部に配置されて場
所打ちコンクリートライニングを行うための一次覆工用
型枠装置(以下型枠装置という)5と、型枠装置5の後
方に設けられて押し管3を前方に推進する推進用グリッ
パー装置6と、推進用グリッパー装置6の後方で押し管
3を保持するサポート装置7とで構成されている。
【0014】図2に示すように、前記押し管3の前部に
固定されたガイド部材1の支持フレーム11内に、軸受
を介してカッターヘッド2の後部のカッターフレーム1
2が回転自在に支持され、カッターヘッド2には複数の
ローラービット13が配設されている。また支持フレー
ム11にはカッター駆動装置14が設けられており、こ
のカッター駆動装置14は、カッターフレーム12に設
けられたリングギヤ14aと、これに噛み合う駆動ピニ
オン14bと、駆動ピニオン14bを駆動するカッター
駆動モータ14cとで構成される。
【0015】また前端部にはガイド部材1を支持する支
持フレーム11が連結固定されており、この押し管3の
中空部には、前端の開口部から後方に掘削土砂を搬出す
るベルトコンベヤからなる排土装置4が配置されてい
る。
【0016】前記型枠装置5は、図2,図3に示すよう
に、掘削直後に一次覆工を行うために、カッターヘッド
2の後部の押し管3の前部の円筒部3aに配設されてお
り、押し管3上に複数の脚部材21aを介して配置され
たガイドフレーム21と、このガイドフレーム21に軸
心方向に沿って敷設されたガイド手段であるガイドレー
ル21bに車輪22aを介して案内されて移動自在な移
動台車22と、この移動台車22に支持されてトンネル
の横断面上で周方向に沿う型枠支持体であるリングフレ
ーム23と、このリングフレーム23の外周部に型枠出
退手段である型枠支持ジャッキ24A,24Bを介して
トンネル内面に接近離間自在に配置された型枠部材25
A,25Bと、前記移動台車22を掘削機軸心O方向に
移動させる型枠移動手段である一対の型枠移動シリンダ
26とで構成されている。
【0017】なお、型枠移動手段は、ガイドフレーム2
1に設けた移動ラックと移動台車22に設けた駆動ピニ
オンからなるラックピニオン機構で構成してもよく、ま
た移動台車22に走行駆動装置を付加して自走式にする
こともできる。
【0018】また前記型枠部材25A,25Bは、周方
向の両端部にテーパ受部25aを有する受け型枠部材2
5Aと、周方向の両端部にテーパ受部25aを押圧する
テーパ押圧部25bを有する押し型枠部材25Bとが交
互に配置されて構成され、後退される待機時には受け型
枠部材25Aの内側に押し型枠部材25Bが後退されて
いる。さらに、型枠支持ジャッキ24A,24Bが収縮
された待機位置では、型枠部材25A,25B、型枠支
持ジャッキ24A,24B、リングフレーム23および
移動台車22の自重はガイドフレーム21を介して押し
管3に支持される。この状態でリングフレーム23の中
心は掘削機軸心Oより少し下方に位置されているが、型
枠支持ジャッキ24A,24Bが伸展されて型枠部材2
5A,25Bがトンネル内面に接近する打設位置では、
図5に示すように、リングフレーム23の中心が掘削機
軸心Oまで持ち上げられ、移動台車22が待機位置から
少し浮き上がるように設定されている。
【0019】したがって、型枠部材25A,25Bが打
設位置に移動されると、図5に示すように、移動台車2
2の車輪22aがガイドレール21bから僅かに浮き上
がり、押し管3と型枠部材25A,25Bとが切り離さ
れて型枠移動シリンダ26でのみ連結された状態とな
る。そして、型枠移動シリンダ26は、本体が支持ピン
26aを介して上下揺動自在に支持されるとともに、ピ
ストンロッドが移動台車22の受動部材22bにピン連
結されているため、移動台車22の昇降が許容され、浮
き上がった移動台車22の車輪を正確に案内してガイド
レール21b上に復帰させることができる。また、車輪
22aは両側部に鍔部を有する鍔付車輪に形成され、そ
の浮き上がり量を鍔の高さの範囲とすることで確実にガ
イドレール21b上に復帰させることが可能となる。こ
のため、コンクリートの打設時や養生時にはカッターヘ
ッド2や推進装置6、排土装置4から型枠部材25A,
25Bに伝達される振動が遮断されて大幅に軽減され、
安定した静止状態で型枠部材25A,25Bが保持され
る。
【0020】推進用グリッパー装置6は、図1,図4に
示すように、押し管3の後部の角筒部3bに配設された
前部グリッパー31Aと後部グリッパー31Bとで構成
されている。これら前部グリッパー31Aと後部グリッ
パー31Bは同一構造であり、ここでは前部グリッパー
31Aのみを説明して後部グリッパー31Bには同一符
号を付し説明を省略する。
【0021】前部グリッパー31Aは、押し管3の角筒
部3bに沿って移動自在に配置された推進フレーム32
と、この推進フレーム32の両側で上下位置にそれぞれ
配置されて複数のグリップシリンダ33によりトンネル
の打設コンクリート34内面に押し付けられる4個のグ
リップ体35と、推進フレーム32に内蔵されて出力端
が角筒部3bの前部の保持部材36に連結された4本の
スラストジャッキ37により構成される。
【0022】したがって、前部グリッパー31Aおよび
後部グリッパー31Bの推進フレーム32を前部に位置
させ、グリップシリンダ33を伸展し4個のグリップ体
35を打設コンクリート34内面に押し付けて推進フレ
ーム32を固定し、スラストジャッキ37を伸展させる
ことにより、押し管3を介して掘削機本体1を前方に推
進することができる。また前部グリッパー31Aおよび
後部グリッパー31Bを交互に駆動して連続して推進す
ることもできる。
【0023】次にこのトンネル掘削機の作用を説明す
る。まず前部グリッパー31Aおよび後部グリッパー3
1Bによりグリップ体35を打設コンクリート34内面
に押し付けて推進フレーム32,32を固定する。つい
で排土装置4を起動するとともに、カッター駆動装置1
4によりカッターヘッド2を回転させる。さらにサポー
ト装置7を収縮させ、スラストジャッキ37を伸展させ
て押し管3を前方に押し出し、掘削機本体1を前方に推
進させる。これによりローラービット13により岩盤が
掘削されてトンネルが掘削される。
【0024】このとき、型枠装置5は型枠部材25A,
25Bが打設位置に配置され、型枠部材25A,25B
内で打設コンクリートが養生中である。そして、型枠支
持ジャッキ24A,24Bにより型枠部材25A,25
Bの後端外周部が打設コンクリート34の内面に押し付
けられ、かつ型枠部材25A,25Bの前端外周部に設
けた妻型シール材27がトンネル内面に押し付けられる
ことにより、リングフレーム23および移動台車22が
ガイドレール21Bから浮き上がって押し管3と切り離
され、トンネル内面に固定された状態となっている。さ
らに型枠移動シリンダ26がフリー状態にされるか、ま
たは掘削機の前進に連動して同期収縮されることによ
り、型枠装置5がトンネルに固定されて掘削機のみが前
進される。また型枠部材25A,25Bの打設位置で
は、移動台車22がガイドフレーム21から浮き上が
り、押し管3と型枠部材25A,25Bとが切り離され
ているため、カッターヘッド2や推進装置6、排土装置
4からの直接の振動が遮断されて振動が大幅に軽減され
ており、安定して型枠部材25A,25Bが保持されて
いる。
【0025】所定量掘削が進むと、スラストジャッキ3
7が停止され、脱型が行われる。先ず、型枠支持ジャッ
キ24Bが収縮されて押し型枠部材25Bが後退され、
次いで型枠支持ジャッキ24Aが収縮されて押し型枠部
材25Aが後退されて待機位置に戻ると、リングフレー
ム23および移動台車22が下降されて車輪22aがガ
イドレール21b上に着地される。その後、型枠移動シ
リンダ26が伸展されて移動台車22が所定ストローク
前進され、再度型枠支持ジャッキ24A,24Bが順次
伸展されて型枠部材25A,25Bが打設位置に組み立
てられ、コンクリートが打設される。これが繰り返され
てトンネルが掘削される。
【0026】上記実施の形態によれば、カッター駆動装
置14の直後部に型枠装置5を配置し、掘削直後の掘削
面の内面に型枠部材25A,25Bを接近させて組み立
て、掘削面が緩む前にコンクリートを打設できるので、
良好にトンネルライニングを施すことができる。また、
打設コンクリート34の養生中には、型枠支持ジャッキ
24A,24Bにより型枠部材25A,25Bがトンネ
ル内面の打設位置に固定されて移動台車22をガイドフ
レーム21のガイドレール21bから浮き上がらせるよ
うに構成したので、カッターヘッド2や推進装置6、排
土装置4から押し管3を介して伝達される振動を効果的
に遮断して型枠部材25A,25Bの振動を大幅に軽減
することができる。したがって、安定して型枠部材25
A,25Bを打設位置に保持でき、良好にコンクリート
打設および養生を行うことができる。しかも養生中にも
掘削機本体1を掘進させることができて能率よくトンネ
ルを掘削することができる。
【0027】上記実施の形態では、型枠部材を受け型枠
部材25Aと押し型枠部材25Bとを交互に配置して構
成したが、図6に示すように、4個の型枠部材により構
成してもよい。すなわち、リングフレーム23の上部と
下部には、それぞれ型枠支持ジャッキ24C,24Dに
より出退自在に支持された作動型枠部材25C,25D
が配置され、上部の作動型枠部材25Cの両端部に掘削
機軸心O方向の連結ピン41を介して側部型枠部材25
E,25Eが折畳み自在に配設される。さらに、上部の
作動型枠部材25Cには折畳みシリンダ42,42が配
設され、これら折畳みシリンダ42,42のピストンロ
ッドがそれぞれ側部型枠部材25E,25Eに連結され
て構成されている。したがって、4個の型枠部材25
C,25D,25E,25Eで構成することができ、コ
ストを低減することができる。
【0028】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の請求項1記
載の発明によれば、掘削手段の直後部の押し管に、リン
グ形の型枠支持体および型枠出退手段ならびに型枠部材
からなる一次覆工用型枠装置を前後に移動自在に配置し
たので、掘進時に型枠部材をトンネル内面に固定して押
し管の前進を許し、コンクリートの打設および養生を継
続することができる。したがって、掘削直後の掘削地盤
の緩む前に一次覆工を行うことができ、しかもコンクリ
ート養生時にも掘進することができ、能率よく掘削およ
び覆工を実施できる。また、コンクリート打設、養生時
に押し管と型枠支持体とを離間させることにより、掘削
手段や推進手段から押し管に伝達される振動が遮断され
て、型枠支持体に伝達されるのを防止できるので、型枠
部材を静止して安定して保持することができ、良好にコ
ンクリート打設および養生することができる。
【0029】また請求項2記載の発明によれば、型枠出
退手段を伸展して突っ張らせることにより、容易に移動
台車を浮き上がらせることができ、押し管と型枠部材を
切り離して掘削などによる振動が型枠部材に伝達される
のを、効果的に遮断することができる。
【0030】さらに請求項3記載の発明によれば、移動
台車のガイド手段上への復帰を正確に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトンネル掘削機の実施の形態を示
す縦断面図である。
【図2】同トンネル掘削機の前部を示す拡大縦断面図で
ある。
【図3】図1に示すA−A断面図である。
【図4】図1に示すB−B断面図である。
【図5】同トンネル掘削機の移動台車を示す拡大背面図
である。
【図6】型枠部材および型枠移動手段の他の実施の形態
を示す横断面図である。
【符号の説明】
O 掘削機軸心 1 掘削機本体 2 カッターヘッド 3 押し管 4 排土装置 5 一次覆工用型枠装置 6 推進用グリッパー装置 14 カッター駆動装置 21 ガイドフレーム 21b ガイドレール(ガイド手段) 22 移動台車 22a 車輪 23 リングフレーム(型枠支持体) 24A,24B 型枠支持ジャッキ(型枠出退手段) 25A 受け型枠部材 25B 押し型枠部材 26 型枠移動シリンダ(型枠移動手段) 31A 前部グリッパー 31B 後部グリッパー 24C,24D 型枠支持ジャッキ(型枠出退手段) 25C,25D 作動型枠部材 25E 側部型枠部材
フロントページの続き (72)発明者 縁田 正美 大阪府大阪市此花区伝法四丁目3番55号 株式会社鴻池組内 (72)発明者 西田 昭二 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 糸永 洋 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掘削機軸心に沿って配置されるとともに排
    土装置が内蔵された押し管の前部に、カッター駆動装置
    により駆動されるカッターヘッドを配設し、 前記押し管のカッター駆動装置の直後部に、場所打ちコ
    ンクリートライニングを行う一次覆工用型枠装置を配設
    し、 前記押し管の後部に、一次覆工用型枠装置によりライニ
    ングされたコンクリート壁を反力受けとして押し管を推
    進する推進用グリッパー装置を設け、 前記一次覆工用型枠装置に、押し管に型枠移動手段を介
    して軸心方向に移動自在に外嵌されたリング形の型枠支
    持体と、この型枠支持体に型枠出退装置を介してトンネ
    ル内面に接近離間自在な複数の型枠部材とを備え、 コンクリート打設時および養生時に、前記型枠出退手段
    により型枠部材をそれぞれトンネル内面に押し付けて固
    定するとともに、前記型枠支持体を押し管から離間させ
    るように構成したことを特徴とするトンネル掘削機。
  2. 【請求項2】一次覆工用型枠装置の型枠支持体は、押し
    管上面で軸心方向に配設されたガイド手段上を移動自在
    な移動台車に支持され、型枠出退手段により型枠部材が
    トンネル内面に固定された時に、前記移動台車がガイド
    手段上から浮き上がって押し管から離間されるように構
    成したことを特徴とする請求項1記載のトンネル掘削
    機。
  3. 【請求項3】押し管と移動台車との間に連結された型枠
    移動手段により、移動台車の浮沈を案内するように構成
    したことを特徴とする請求項2記載のトンネル掘削機。
JP9070316A 1997-03-25 1997-03-25 トンネル掘削機 Pending JPH10266786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9070316A JPH10266786A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 トンネル掘削機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9070316A JPH10266786A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 トンネル掘削機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10266786A true JPH10266786A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13427933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9070316A Pending JPH10266786A (ja) 1997-03-25 1997-03-25 トンネル掘削機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10266786A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107989634A (zh) * 2017-12-29 2018-05-04 中国铁道科学研究院铁道建筑研究所 一种隧道衬砌台车混凝土浇注信息化监控体系

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107989634A (zh) * 2017-12-29 2018-05-04 中国铁道科学研究院铁道建筑研究所 一种隧道衬砌台车混凝土浇注信息化监控体系
CN107989634B (zh) * 2017-12-29 2023-12-26 中国铁道科学研究院铁道建筑研究所 一种隧道衬砌台车混凝土浇注信息化监控体系

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4181980B2 (ja) トンネル築造方法
JP2008088705A (ja) シ−ルド工法およびシ−ルド掘進機
JPH10266786A (ja) トンネル掘削機
JP4469967B2 (ja) セグメント組立・取外し方法及びこの方法で用いる装置
JP5291024B2 (ja) 直打ちコンクリート工法
JP4986819B2 (ja) トンネル拡張用掘削装置
JP2956486B2 (ja) トンネルアーチ部のライニング用型枠装置
JPH09310589A (ja) 型枠の移動方法および型枠の移動装置
JP3721488B2 (ja) 撤去埋め戻しシールド機およびシールド工法
JP5404285B2 (ja) 円型形状保持装置
JPS6145037B2 (ja)
JP4172330B2 (ja) 既設トンネルの拡幅装置および拡幅工法
JP5279676B2 (ja) 函体組立装置
JP3153852B2 (ja) トンネル覆工装置
JP4316115B2 (ja) トンネル覆工装置
JP3637166B2 (ja) セグメントの真円保持装置
JP4334954B2 (ja) 地下空間拡幅方法及び装置
JP4139350B2 (ja) 2段階推進工法
JP3219746B2 (ja) 既設トンネル撤去工法及び既設トンネル撤去用シールド掘進機
JPH06129181A (ja) トンネル掘削構築方法及びトンネル構築支援装置
JPH1077782A (ja) トンネル掘削機及び掘削方法
JP3891644B2 (ja) 埋設管の解体工法および装置
JP3621790B2 (ja) トンネル覆工装置及び方法
JPH01169094A (ja) 機械掘削装置および該装置を用いるシールド工法
JP3080773B2 (ja) トンネル掘削装置