JPH10266685A - スプリング蝶番 - Google Patents

スプリング蝶番

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JPH10266685A
JPH10266685A JP6570397A JP6570397A JPH10266685A JP H10266685 A JPH10266685 A JP H10266685A JP 6570397 A JP6570397 A JP 6570397A JP 6570397 A JP6570397 A JP 6570397A JP H10266685 A JPH10266685 A JP H10266685A
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Kotaro Nakano
光太郎 中野
Kenji Takahashi
健司 高橋
Minoru Nagashima
実 長島
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TANIGUCHI KOGYO KK
Tochigiya Co Ltd
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TANIGUCHI KOGYO KK
Tochigiya Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 互いに回動自在に接続された第1および
第2の部材を備えた蝶番は、第1の部材に一端を枢動自
在に取り付け他端を自由端とした第1のリンクと、第2
の部材に一端を枢動自在に取り付け他端を自由端とした
第2のリンクと、第1のリンクの自由端と第2のリンク
の自由端との間に設けられた弾性部材と、第1の部材に
設けられて第2のリンクの自由端の動きを抑制するため
の第1のストッパーと、第2の部材に設けられて第1の
リンクの自由端の動きを抑制するための第2のストッパ
ーとを備えている。 【効果】 非常に簡単且つコンパクトな構造であるにも
かかわらず、第1の状態と第2の状態とにおいて固定保
持させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蝶番に関するもの
であり、特に、配膳車や食器消毒保管庫等の扉を本体に
取り付けるために使用するに適したような蝶番に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】学校、病院、社員食堂、隊員食堂、レス
トラン等においては、配膳すべき各種料理をトレイに載
せてすぐに配膳できるような状態で保管し運搬できるよ
うにするための配膳車や、洗浄した各種食器を次に使用
するために消毒保管しておくための食器消毒保管庫等
が、広く使用されている。この種の配膳車および食器消
毒保管庫は、前面部に開閉自在とされた扉を有している
のが普通である。この扉には、片開きのものや、両開き
のものがあるが、どちらにしても、それら扉と本体との
接続には、いわゆる蝶番が使用されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の普通の蝶番を使
用して扉を本体に対して接続したものでは、扉の開き角
度を任意の角度、例えば、ほぼ1度からほぼ260度程
度までの範囲内で任意の角度に開いた状態とすることが
できるという点では、融通性のあるものである。しかし
ながら、その任意の角度に開いた状態において扉を固定
保持することはできないものであった。また、従来の普
通の蝶番を使用した扉では、本体に対して扉を閉じた状
態に保持するために、本体と扉との間に、蝶番とは別個
に永久磁石等を利用した吸着固定具を設ける等の必要も
あった。
【0004】配膳車や食器消毒保管庫等へ配膳すべき料
理や消毒保管すべき食器類を収納する作業を行う場合に
おいては、通常、作業者は、扉を開けた状態において、
次々と料理を載せたトレイや洗浄済みの食器を庫内へと
収納していく。逆に、庫内からトレイや食器を出す場合
においても、同様に扉を開けた状態において作業を続け
ていく。この場合において、作業者の両手または片手
は、トレイや食器を保持するためにふさがっている。一
方、一度作業者によって開かれた扉は、ある角度におい
て開いているが、その位置に固定された状態にはないの
で、何かの振動や床の傾き等のために、自然と閉じた位
置へと動いてしまうことがありうる。作業者は、その度
に、収納作業または取り出し作業を中断して、もう一度
扉を所望位置へと開き直す作業をする必要があった。
【0005】また、病院においては、ホスピタルカート
と称するような適温配膳車が使用されており、このよう
な適温配膳車では、庫内が温蔵室と冷蔵室とに分かれて
おり、料理の種類に応じた適温状態にて各種料理を保管
できるようになっている。この場合において、各室は、
適温状態を効率的に維持するためには、保管状態、すな
わち、扉の閉じた状態において密閉状態とされているの
が好ましい。しかしながら、従来の普通の蝶番を使用し
た扉では、その蝶番の作用だけでは、その密閉状態を保
つことは難しく、密閉のために別個の手段を施す必要が
あった。
【0006】本発明の目的は、前述したような従来技術
の問題点を解消しうるような蝶番を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、2つの
部分を枢動自在に接続するために使用する蝶番におい
て、前記2つの部分のうちの一方の部分に取り付けられ
る第1の部材と、前記2つの部分のうちの他方の部分に
取り付けられる第2の部材であって、前記第1の部材に
回動自在に接続された第2の部材と、前記第1の部材に
一端を枢動自在に取り付け他端を自由端とした第1のリ
ンクと、前記第2の部材に一端を枢動自在に取り付け他
端を自由端とした第2のリンクと、前記第1のリンクの
前記自由端と前記第2のリンクの自由端との間に設けら
れた弾性部材と、前記第1の部材に設けられて前記第2
のリンクの前記自由端の動きを抑制するための第1のス
トッパーと、前記第2の部材に設けられて前記第1のリ
ンクの前記自由端の動きを抑制するための第2のストッ
パーとを備えており、前記弾性部材は、前記第1の部材
と前記第2の部材とがある所望の第1の角度をなした第
1の状態および前記第1の部材と前記第2の部材とが前
記第1の角度とは異なるある所望の第2の角度をなした
第2の状態にあるときには、前記第1のリンクの前記自
由端が前記第2のストッパーにより動きを抑制され且つ
前記第2のリンクの前記自由端が前記第1のストッパー
により動きを抑制された状態に保持させて前記第1の状
態または前記第2の状態を保持させるように作用し、且
つ前記第1の状態から前記第2の状態へ、または前記第
2の状態から前記第1の状態へと、前記第1の部材に対
する前記第2の部材の相対的な回動を許すように作用す
ることを特徴とする。
【0008】本発明の一つの実施例によれば、前記第1
のリンクと前記第2のリンクとは互いに重ね合わされて
且つ互いに対して摺動可能とされており、前記弾性部材
は、前記互いに重ね合わされた前記第1のリンクおよび
第2のリンクの周りに設けられたコイルスプリングであ
る。
【0009】本発明の別の実施例によれば、前記第1の
ストッパーは、前記第1のリンクの枢動軸と整列した位
置に設けられており、前記第2のストッパーは、前記第
2のリンクの枢動軸に整列した位置に設けられている。
【0010】本発明の特定の実施例によれば、前記第1
の角度は、約80度であり、前記第2の角度は、約21
0度である。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施例について本発明をより詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例としてのスプリ
ング蝶番を示す斜視図である。このスプリング蝶番は、
例えば、ステンレス鋼の如き金属板で形成された第1の
部材10および第2の部材20を備えている。第1の部
材10は、例えば、適温配膳車の本体の側壁に取り付け
られる取付け面11と、この取付け面11の上部から、
その取付け面11に対して直角方向へと延長した延長部
12とを備えている。取付け面11には、相手側壁へ取
り付け固定するためのネジを通すための孔11Aが形成
されている。また、取付け面11の一端には、軸受け円
筒部11Bが形成されている。同様に、第2の部材20
は、例えば、適温配膳車の本体に対する扉に取り付けら
れる取付け面21と、この取付け面21の上部から、そ
の取付け面21に対して直角方向へと延長した延長部2
2とを備えている。取付け面21には、扉へ取り付け固
定するためのネジを通すための孔21Aが形成されてい
る。また、取付け面21の一端には、軸受け円筒部21
Bが形成されている。
【0013】第1の部材10と第2の部材20とは、回
動軸ピン80を、それらの軸受け円筒部11Bおよび2
1Bへと装着することにより、その回動軸ピン80の回
りに、相対的に回動自在なものとされている。この点に
関する限り、従来の蝶番と同じである。本発明により、
第1の部材10の延長部12の上には、例えば、ステン
レス鋼の如き金属板で形成された第1のリンク30が取
り付けられ、第2の部材20の延長部22の上には、ス
テンレス鋼の如き金属板で形成された第2のリンク40
が取り付けられる。
【0014】第1のリンク30の一端は、スペーサとし
て働く六角ナット50ともう一つ別のナット(図1にお
いては、延長部12の裏側に位置しているので図には表
れていない)とで、延長部12に取り付け固定されたナ
ベ小ネジ51の回りに枢動自在に取り付けられている。
そして、第1のリンク30の自由端には、止め突起部3
1が形成されている。同様に、第2のリンク40の一端
は、スペーサとして働く六角ナット60ともう一つ別の
ナット(図1においては、延長部22の裏側に位置して
いるので図には表れていない)とで、延長部22に取り
付け固定されたナベ小ネジ61の回りに枢動自在に取り
付けられている。そして、第2のリンク40の自由端に
は、止め突起部41が形成されている。
【0015】この実施例では、第1のリンク30と第2
のリンク40とは、互いに重ね合わされて且つ互いに対
して摺動可能とされている。このような互いに重ね合わ
された第1のリンク30および第2のリンク40の周り
に、弾性部材としての、コイルスプリング70が装着さ
れている。コイルスプリング70は、一端を第2のリン
ク40の止め突起部41に当接させ、他端を第1のリン
ク30の止め突起部31に当接させるようになってい
る。
【0016】この実施例では、ナベ小ネジ51の頭部
が、第2のリンク40の自由端の動きを抑制するための
第1のストッパーとしての機能を果たし、六角ナット6
0が、第1のリンク30の自由端の動きを抑制するため
の第2のストッパーとしての機能を果たすようになって
いる。図1の斜視図は、この実施例の蝶番が、第2の状
態にあるところを示しており、この第2の状態において
は、コイルスプリング70の弾性偏移力により、第1の
リンク30の自由端が、第2のストッパーとしての六角
ナット60の周面の一つに当接させられ、且つ第2のリ
ンク40の自由端が、第1のストッパーとしてのナベ小
ネジ51の頭部の周辺に当接させられ、第1の部材10
に対して第2の部材20が210度の角度をなしてい
る。この本発明の蝶番の構造によれば、第1のストッパ
ー51および第2のストッパー60、並びにコイルスプ
リング70の作用により、この第2の状態は、第1の部
材10または第2の部材20に対して所定以上の回動力
が加えられない限り、保持されうる。
【0017】次に、このような本発明の蝶番の全体の動
作について、特に、図2から図4を参照して説明する。
図2は、図1の第2の状態にある蝶番を示す概略平面図
であり、図3は、図1の第2の状態から、第1の状態、
すなわち、第1の部材10に対して第2の部材20が8
0度の角度をなした状態へと回動させられる途中の状態
にある蝶番の概略平面図であり、図4は、第2の状態に
ある蝶番の概略平面図である。
【0018】図2、図3および図4において、二点鎖線
にて、適温配膳車の本体の側壁部1と、適温配膳車の本
体の側壁部1に接続された扉2が示されている。先ず、
図1の状態は、前述したように、蝶番が第2の状態に保
持されており、第2の部材20の取付け面21に取り付
けられた扉2は、第1の部材10の取付け面11を取り
付けた本体の側壁部1に対して210度の角度をなす開
いた状態の固定保持されている。すなわち、扉2は、本
体の前面に対して120度開いた位置に固定保持されて
いる。
【0019】図2のように開いた扉2を本体の前面に対
して閉じるためには、扉2に対して、図2において矢印
Pにて示すような方向へ回動力を加えなければならな
い。この回動力は、第1のリンク30の止め突起部31
と第2のリンク40の止め突起部41との間に装着され
たコイルスプリング70の弾性偏移力に打ち勝って、こ
のコイルスプリング70を所定量だけ圧縮させるに十分
な大きさでなければならない。
【0020】図3は、そのような回動力が扉2に対して
加えられて、扉2が、コイルスプリング70の偏移力に
抗して、閉じ方向に所定量だけ回動させられた状態を示
している。この回動動作においては、第1のリンク30
と第2のリンク40とは、互いに対して摺動して、それ
らの間に装着したコイルスプリング70を圧縮させなが
ら、第1のリンク30と第2のリンク40との仮想のス
トロークを伸ばしつつ、扉2の回動軸ピン80の周りで
の閉じ方向の回動を許す。
【0021】図3に示した扉2の位置で、扉2に加えて
いた回動力を除去すると、コイルスプリング70が弾性
的に伸長して、第1のリンク30と第2のリンク40と
の仮想のストロークを縮める方向に第1のリンク30と
第2のリンク40とを互いに対して摺動させて、図2に
示したような第2の状態の開き位置へと扉2を戻してし
まう。
【0022】図3に示した扉2の位置からさらに閉じる
方向へと回動力を扉2に加え続けると、コイルスプリン
グ70は、さらに圧縮されて、第1のリンク30と第2
のリンク40との仮想のストロークは、最大となり、カ
タストロフィー点を迎える。このカタストロフィー点
は、図3に示す状態と図4に示す状態とのほぼ中間点に
位置しており、第1のリンク30および第2のリンク4
0が、丁度、ナベ小ネジ51、回動軸ピン80およびナ
ベ小ネジ61を結ぶ直線上に整列するような位置にあ
る。このようなカタストロフィー点を越えるようにして
さらに扉2に回動力を加え続けると、コイルスプリング
70は、伸長し始め、第1のリンク30と第2のリンク
40との仮想のストロークを縮め始める。これにより、
扉2は、図4に示すような第1の状態へ移動させられ
る。
【0023】この第1の状態では、コイルスプリング7
0の弾性偏移力により、第1のリンク30の自由端が、
第2のストッパーとしての六角ナット60の周面の別の
一つに当接させられ、且つ第2のリンク40の自由端
が、第1のストッパーとしてのナベ小ネジ51の頭部の
周辺に当接させられ、第1の部材10に対して第2の部
材20が80度の角度をなしている。この本発明の蝶番
の構造によれば、第1のストッパー51および第2のス
トッパー60、並びにコイルスプリング70の作用によ
り、この第2の状態は、第1の部材10または第2の部
材20に対して所定以上の回動力が加えられない限り、
保持されうる。
【0024】なお、図4においては、この実施例の蝶番
の第1の状態を説明するために、扉2が本体の側壁部1
に対して80度をなす角度まで閉じられるものとして説
明したのであるが、実際には、扉2は、本体の側壁部1
に対して直角な前面部に当接することにより、前述の8
0度の位置までは閉じられない。逆に言えば、扉2は、
扉2を本体の側壁部1に対して80度をなす角度まで閉
じようとするコイルスプリング70の弾性偏移力によ
り、本体の前面部に対して押圧された状態で保持され、
したがって、本体の前面部に対する扉2の密閉性をより
高め易い構造とすることができる。
【0025】図4の扉2が閉じた第1の状態から、図2
の扉2が開いた第2の状態へと、扉2を回動させる動作
は、前述した動作の逆であるので、これ以上詳述しな
い。
【0026】前述した実施例では、第1の部材、第2の
部材、第1のリンク、第2のリンク等をステンレス鋼等
の金属板で形成したのであるが、本発明は、このような
材料に限定されるものでなく、例えば、それらをプラス
チック材料等で形成することもできるものである。ま
た、前述した実施例では、弾性部材としてコイルスプリ
ングを用いたのであるが、本発明は、これに限らず、同
様に作用しうる、例えば、弾性ゴム片等を用いることも
できる。
【0027】さらにまた、前述した実施例は、本発明の
蝶番を、病院にて使用されるホスピタルカートの如き適
温配膳車の本体と扉とを接続するために使用した場合で
あったが、本発明は、これに限らず、その他の種々な装
置における開閉部材の接続等のために使用して効果のあ
るものである。
【0028】さらにまた、前述した実施例では、第1の
部材と第2の部材との固定保持角度は、第1の状態にお
いては、80度、第2の状態においては、210度とし
たのであるが、本発明は、これに限らず、第1の状態に
おいても、第2の状態においても、種々任意の角度に設
定することができるものである。
【0029】
【発明の効果】本発明の蝶番は、非常に簡単且つコンパ
クトな構造であるにもかかわらず、第1の状態と第2の
状態とにおいて固定保持させることができる。したがっ
て、これを、各種装置の本体と扉との接続部材として使
用するときには、その蝶番の作用のみにて、別個の部品
を使用することなく、扉を所定の開状態および閉状態に
確実に固定保持することができる。
【0030】かくして、適温配膳車の本体と扉との接続
に、本発明の蝶番を使用する場合には、その蝶番の働き
のみで、扉を所定の開状態に固定保持できるので、作業
者は、庫内への料理の出し入れに専念でき、また、料理
の保管状態におては、扉と本体との間の密閉状態を確実
に保つようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのスプリング蝶番を示
す斜視図である。
【図2】図1の第2の状態にある蝶番を示す概略平面図
である。
【図3】図1の第2の状態から、第1の状態へと回動さ
せられる途中の状態にある蝶番の概略平面図である。
【図4】第2の状態にある蝶番の概略平面図である。
【符号の説明】
1 本体の側壁部 2 扉 10 第1の部材 11 取付け面 12 延長部 20 第2の部材 21 取付け面 22 延長部 30 第1のリンク 31 止め突起部 40 第2のリンク 41 止め突起部 50 六角ナット 51 ナベ小ネジ 60 六角ナット 61 ナベ小ネジ 70 コイルスプリング 80 回動軸ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長島 実 東京都千代田区内神田2丁目11番1号 株 式会社栃木屋内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの部分を枢動自在に接続するために
    使用する蝶番において、前記2つの部分のうちの一方の
    部分に取り付けられる第1の部材と、前記2つの部分の
    うちの他方の部分に取り付けられる第2の部材であっ
    て、前記第1の部材に回動自在に接続された第2の部材
    と、前記第1の部材に一端を枢動自在に取り付け他端を
    自由端とした第1のリンクと、前記第2の部材に一端を
    枢動自在に取り付け他端を自由端とした第2のリンク
    と、前記第1のリンクの前記自由端と前記第2のリンク
    の自由端との間に設けられた弾性部材と、前記第1の部
    材に設けられて前記第2のリンクの前記自由端の動きを
    抑制するための第1のストッパーと、前記第2の部材に
    設けられて前記第1のリンクの前記自由端の動きを抑制
    するための第2のストッパーとを備えており、前記弾性
    部材は、前記第1の部材と前記第2の部材とがある所望
    の第1の角度をなした第1の状態および前記第1の部材
    と前記第2の部材とが前記第1の角度とは異なるある所
    望の第2の角度をなした第2の状態にあるときには、前
    記第1のリンクの前記自由端が前記第2のストッパーに
    より動きを抑制され且つ前記第2のリンクの前記自由端
    が前記第1のストッパーにより動きを抑制された状態に
    保持させて前記第1の状態または前記第2の状態を保持
    させるように作用し、且つ前記第1の状態から前記第2
    の状態へ、または前記第2の状態から前記第1の状態へ
    と、前記第1の部材に対する前記第2の部材の相対的な
    回動を許すように作用することを特徴とする蝶番。
  2. 【請求項2】 前記第1のリンクと前記第2のリンクと
    は互いに重ね合わされて且つ互いに対して摺動可能とさ
    れており、前記弾性部材は、前記互いに重ね合わされた
    前記第1のリンクおよび第2のリンクの周りに設けられ
    たコイルスプリングである請求項1記載の蝶番。
  3. 【請求項3】 前記第1のストッパーは、前記第1のリ
    ンクの枢動軸と整列した位置に設けられており、前記第
    2のストッパーは、前記第2のリンクの枢動軸に整列し
    た位置に設けられている請求項1または2記載の蝶番。
  4. 【請求項4】 前記第1の角度は、約80度であり、前
    記第2の角度は、約210度である請求項1または2ま
    たは3記載の蝶番。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010104803A (ja) * 2010-01-05 2010-05-13 Nagatomo Komuten:Kk 折り曲げ棚装置
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KR101505608B1 (ko) * 2013-08-30 2015-03-24 삼성중공업 주식회사 헬리데크의 디아이싱 커버
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WO2022247305A1 (zh) * 2021-05-28 2022-12-01 青岛海尔特种电冰柜有限公司 开闭调节装置及冰箱

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