JPH10266571A - バックホウ用コンクリート打設器 - Google Patents
バックホウ用コンクリート打設器Info
- Publication number
- JPH10266571A JPH10266571A JP9113318A JP11331897A JPH10266571A JP H10266571 A JPH10266571 A JP H10266571A JP 9113318 A JP9113318 A JP 9113318A JP 11331897 A JP11331897 A JP 11331897A JP H10266571 A JPH10266571 A JP H10266571A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- backhoe
- piston shaft
- driver
- placing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Shovels (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンクリートの打設作業において、バックホ
ウのオペレーター自身による運転席からの直接操作で、
打設の目的箇所及び必要量を自在に制御でき、また他の
作業員がコンクリートホッパーに近づく危険性をも回避
できる。よって、安全かつ迅速で、しかも正確な作業が
できる機械を提供する。 【解決手段】 バックホウが予備に持っている油圧配管
設備を利用して、運転席に独自のペダルを設置する。そ
のペダル操作により油圧式ピストンシャフトが伸縮
し、同時にバッテリーによる電動式密着バイブレーター
のＯＮ・ＯＦＦが切り替わる。油圧式ピストンシャフ
トはコンクリートの抽出量を制御し、電動式密着バイブ
レーターは抽出口などでのコンクリートの流動をスムー
ズにすることを特徴とする。
ウのオペレーター自身による運転席からの直接操作で、
打設の目的箇所及び必要量を自在に制御でき、また他の
作業員がコンクリートホッパーに近づく危険性をも回避
できる。よって、安全かつ迅速で、しかも正確な作業が
できる機械を提供する。 【解決手段】 バックホウが予備に持っている油圧配管
設備を利用して、運転席に独自のペダルを設置する。そ
のペダル操作により油圧式ピストンシャフトが伸縮
し、同時にバッテリーによる電動式密着バイブレーター
のＯＮ・ＯＦＦが切り替わる。油圧式ピストンシャフ
トはコンクリートの抽出量を制御し、電動式密着バイブ
レーターは抽出口などでのコンクリートの流動をスムー
ズにすることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は建設・土木工事に
於けるコンクリート打設の作業に関するものである。
於けるコンクリート打設の作業に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンクリートホッパーは空宙に吊
り下げて使用され、作業中のコンクリート量の調整は、
人の手による出口弁の開閉で操作していた。
り下げて使用され、作業中のコンクリート量の調整は、
人の手による出口弁の開閉で操作していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 （イ）宙吊りのコンクリートホッパーは安定が悪く、い
つもブラブラして、目的の箇所に抽出し難かった。 （ロ）コンクリートの出口が大きく、狭い箇所に注出し
難かった。 （ハ）ホッパーの下に人が入り出口の弁を開閉するた
め、常にけがの危険を伴っていた。本発明は、これらの
欠点を除くためになされたものである。
点があった。 （イ）宙吊りのコンクリートホッパーは安定が悪く、い
つもブラブラして、目的の箇所に抽出し難かった。 （ロ）コンクリートの出口が大きく、狭い箇所に注出し
難かった。 （ハ）ホッパーの下に人が入り出口の弁を開閉するた
め、常にけがの危険を伴っていた。本発明は、これらの
欠点を除くためになされたものである。
【０００４】
【問題を解決するための手段】まず、発明の本体を図３
のようにバケットに固定する。そしてコンクリート抽出
口は従来より小さくして、φ１５ｃｍ位の円柱ゴムホー
スを設置する。またコンクリートが流出し易いように
電動式密着バイブレーターを設置する。さらに、コン
クリート量の制御は運転席の足踏みペダルにより、油圧
式ピストンシャフト４で行う。本発明は、以上のような
構成によりなるバックホウ用コンクリート打設器であ
る。
のようにバケットに固定する。そしてコンクリート抽出
口は従来より小さくして、φ１５ｃｍ位の円柱ゴムホー
スを設置する。またコンクリートが流出し易いように
電動式密着バイブレーターを設置する。さらに、コン
クリート量の制御は運転席の足踏みペダルにより、油圧
式ピストンシャフト４で行う。本発明は、以上のような
構成によりなるバックホウ用コンクリート打設器であ
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施例について説明
する。 （イ）図２のように吊り下げ用ワイヤーを両サイドに
各１本取り付ける。（従来の中央で一本にまとめる例
は、ミキサー車からのコンクリート投入時に邪魔にな
る。）これにより、投入口は１００％全開となる。 （ロ）図３のように、本体が吊り下げられる際バックホ
ウのバケットの裏面部分が本体に密着するようにバケッ
トを操作し、発明の本体中部に設置した荷締め式ワイヤ
ーでバケットのサイドカッター付近に締め止めること
で本体はバケットと一体化し、バケットの操作で同道す
る。 （ハ）上下伸縮式置き台を本体外枠に収納し、ピン
方式またはフック方式で止める。 （ニ）運転席内部での操作の一貫性のため前踏みと後踏
みの２方向式の独自のペダルを取り付ける。独自のぺダ
ルは、バックホウの構造中に既設されている予備の油圧
システムを運用する方法である。予備の油圧システムか
らアームの先端まで油圧配管を設置し、本体と先端との
接続はナット方式またはガスホース接続式にする。 （ホ）運転席内部の独自のペダル操作により油圧式ピス
トンシャフト４が伸縮して、コンクリートの抽出口を開
閉できる。またはバッテリー電源による電気制御方式と
して行う方法もある。 （ヘ）抽出されるコンクリートはセメント・砂・砕石な
どのペースト状の混合物だが砕石は２０ｍｍ〜４０ｍｍ
の大きさがある為、コンクリートの抽出口は図４の詳細
図のように両側から押さえる仕組みにし、材質はゴムホ
ースまたは合成品ホースを使用する。 （ト）目的の箇所に抽出し易いよう従来の抽出口より小
さいホースにした為に、コンクリートが（建設土木工事
に於いて使用するコンクリートのスランプは通常８ｃｍ
や５ｃｍ位もある）流出しにくくなる。これに対応する
為コンクリートホッパーの最下部付近に電動式密着バ
イブレーターを数カ所設置する。これも油圧配管と同
様にアームの先端まで電気配線をし接続はコンセント式
にする。このバイブレーターのスイッチを運転席の独自
ぺダルの前踏み側にＯＮボタン、後ろ踏み側にＯＦＦボ
タンを各セットする。 （チ）次に運転席内部での実際の独自ペダルの操作であ
る。前に踏むことで油圧式ピストンシャフト４が縮み抽
出口が開く、同時にそのペダルが電動式密着バイブレー
ターのＯＮのボタンを押してコンクリートがスムーズ
に抽出される。逆に、後ろに踏むことで油圧式ピストン
シャフトが伸び抽出口が閉まる、同時にそのぺダルが
電動式密着バイブレーターのＯＦＦのボタンを押す。
（本来バイブレーターはコンクリートを固める作用があ
るので、繰り返し作業に支障をきたさない為の同時作動
は重要である） （リ）作業終了後は、上下伸縮式置き台を引出してピ
ン式またはフック式で固定し、バックホウの操作で静か
に本体を置き、油圧配管ホースをはずし電気配線をはず
し、荷締め式ワイヤーをはずし吊り下げ用ワイヤーをは
ずしてバックホウと本体とを離す。
する。 （イ）図２のように吊り下げ用ワイヤーを両サイドに
各１本取り付ける。（従来の中央で一本にまとめる例
は、ミキサー車からのコンクリート投入時に邪魔にな
る。）これにより、投入口は１００％全開となる。 （ロ）図３のように、本体が吊り下げられる際バックホ
ウのバケットの裏面部分が本体に密着するようにバケッ
トを操作し、発明の本体中部に設置した荷締め式ワイヤ
ーでバケットのサイドカッター付近に締め止めること
で本体はバケットと一体化し、バケットの操作で同道す
る。 （ハ）上下伸縮式置き台を本体外枠に収納し、ピン
方式またはフック方式で止める。 （ニ）運転席内部での操作の一貫性のため前踏みと後踏
みの２方向式の独自のペダルを取り付ける。独自のぺダ
ルは、バックホウの構造中に既設されている予備の油圧
システムを運用する方法である。予備の油圧システムか
らアームの先端まで油圧配管を設置し、本体と先端との
接続はナット方式またはガスホース接続式にする。 （ホ）運転席内部の独自のペダル操作により油圧式ピス
トンシャフト４が伸縮して、コンクリートの抽出口を開
閉できる。またはバッテリー電源による電気制御方式と
して行う方法もある。 （ヘ）抽出されるコンクリートはセメント・砂・砕石な
どのペースト状の混合物だが砕石は２０ｍｍ〜４０ｍｍ
の大きさがある為、コンクリートの抽出口は図４の詳細
図のように両側から押さえる仕組みにし、材質はゴムホ
ースまたは合成品ホースを使用する。 （ト）目的の箇所に抽出し易いよう従来の抽出口より小
さいホースにした為に、コンクリートが（建設土木工事
に於いて使用するコンクリートのスランプは通常８ｃｍ
や５ｃｍ位もある）流出しにくくなる。これに対応する
為コンクリートホッパーの最下部付近に電動式密着バ
イブレーターを数カ所設置する。これも油圧配管と同
様にアームの先端まで電気配線をし接続はコンセント式
にする。このバイブレーターのスイッチを運転席の独自
ぺダルの前踏み側にＯＮボタン、後ろ踏み側にＯＦＦボ
タンを各セットする。 （チ）次に運転席内部での実際の独自ペダルの操作であ
る。前に踏むことで油圧式ピストンシャフト４が縮み抽
出口が開く、同時にそのペダルが電動式密着バイブレー
ターのＯＮのボタンを押してコンクリートがスムーズ
に抽出される。逆に、後ろに踏むことで油圧式ピストン
シャフトが伸び抽出口が閉まる、同時にそのぺダルが
電動式密着バイブレーターのＯＦＦのボタンを押す。
（本来バイブレーターはコンクリートを固める作用があ
るので、繰り返し作業に支障をきたさない為の同時作動
は重要である） （リ）作業終了後は、上下伸縮式置き台を引出してピ
ン式またはフック式で固定し、バックホウの操作で静か
に本体を置き、油圧配管ホースをはずし電気配線をはず
し、荷締め式ワイヤーをはずし吊り下げ用ワイヤーをは
ずしてバックホウと本体とを離す。
【０００６】
【発明の効果】発明は以上のような構造である。これを
使用するときは、図３のようにバックホウのバケットに
吊り下げ用ワイヤーを掛けて、荷締め式ワイヤーを
バケットのサイドカッター付近に引っ掛けて固定する。
次に、置き台を外枠の中に納める。そして、バック
ホウに既設されている予備の油圧配管への油圧式ピスト
ンシャフトの接続と、バッテリーへの電動式密着バイブ
レーターの接続をワンタッチで行いセットは完了する。
この一連のセット作業後は、オペレーターによるバック
ホウの通常操作に足踏みペダル操作を併用することで、
目的の箇所に必要量のコンクリートが自由自在に打設で
きる。
使用するときは、図３のようにバックホウのバケットに
吊り下げ用ワイヤーを掛けて、荷締め式ワイヤーを
バケットのサイドカッター付近に引っ掛けて固定する。
次に、置き台を外枠の中に納める。そして、バック
ホウに既設されている予備の油圧配管への油圧式ピスト
ンシャフトの接続と、バッテリーへの電動式密着バイブ
レーターの接続をワンタッチで行いセットは完了する。
この一連のセット作業後は、オペレーターによるバック
ホウの通常操作に足踏みペダル操作を併用することで、
目的の箇所に必要量のコンクリートが自由自在に打設で
きる。
【図１】本発明の側面図（上下伸縮式の置き台を引き出
した図）
した図）
【図２】本発明の平面図（上から見た図）
【図３】本発明の稼働中の側面図（バケットに取り付け
た図）
た図）
【図４】本発明のコンクリート抽出口付近の詳細図
【符号の説明】 コンクリートホッパー 本体外枠 本体外枠及び上下伸縮式置き台 油圧式ピストンシャフト 電動式密着バイブレーター 円柱ゴムホース 吊り下げ用ワイヤー（長さ固定式） 荷締め式ワイヤー（長さ伸縮式）
Claims (1)
- 【請求項１】 図１のようにコンクリートホッパーの
下部に油圧式ピストンシャフトを両サイド各１個ずつ
取り付け、コンクリート抽出口付近に電動式密着バイブ
レーターを数カ所取り付け、抽出口には円柱ゴムホー
スを設置、以上を本体として外枠で囲み、外枠の上
部に本体吊り下げ用ワイヤーを設け、中部には荷締め
式ワイヤーを装着したバックホウ用コンクリート打設
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9113318A JPH10266571A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | バックホウ用コンクリート打設器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9113318A JPH10266571A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | バックホウ用コンクリート打設器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10266571A true JPH10266571A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=14609202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9113318A Pending JPH10266571A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | バックホウ用コンクリート打設器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10266571A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104746875A (zh) * | 2015-03-16 | 2015-07-01 | 广州建筑股份有限公司 | 一种移动式块体型废弃混凝土的浇筑装置 |
| CN112141547A (zh) * | 2020-09-27 | 2020-12-29 | 孙继娟 | 一种混凝土粉料站用输送防堵机构及使用方法 |
| CN112227723A (zh) * | 2020-10-29 | 2021-01-15 | 郭新宇 | 一种防倾翻的斗式混凝土设备 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9113318A patent/JPH10266571A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104746875A (zh) * | 2015-03-16 | 2015-07-01 | 广州建筑股份有限公司 | 一种移动式块体型废弃混凝土的浇筑装置 |
| CN112141547A (zh) * | 2020-09-27 | 2020-12-29 | 孙继娟 | 一种混凝土粉料站用输送防堵机构及使用方法 |
| CN112227723A (zh) * | 2020-10-29 | 2021-01-15 | 郭新宇 | 一种防倾翻的斗式混凝土设备 |
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