JPH10265167A - フックとテンショナー - Google Patents

フックとテンショナー

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JPH10265167A
JPH10265167A JP5122798A JP5122798A JPH10265167A JP H10265167 A JPH10265167 A JP H10265167A JP 5122798 A JP5122798 A JP 5122798A JP 5122798 A JP5122798 A JP 5122798A JP H10265167 A JPH10265167 A JP H10265167A
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JP
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tensioner
hook
chain
stopper
wire
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JP5122798A
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Osamu Kato
修 加藤
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外れないフック,フックとチェーンを使って
の結策の際にたるみの残らないテンショナー,雨とい取
り付け金具等にチェーン等を連結する樋金具フック,梯
子等をチェーンとフックを用いて結策可能な梯子固定金
具,を得る。 【構成】 選択図Aのフック付きテンショナーは、フッ
ク首部14と一体にて形成されたテンショナーシャシー
19にテンショナー本体金具2を固着し、接続リング2
3を設けた接続ワイヤー9を内部の滑車21を介して一
穴ストッパー6に繋ぐ。選択図Bの樋金具フックは、樋
金具フック本体金具33にロッキングストッパー35と
スタビライザー36を装着し、接続リング23を設けた
接続ワイヤー9を、スタビライザー36とトルクアーム
34を介してロッキングストッパー35に繋ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0000】
【産業上の利用分野】本発明は、チェーン又はワイヤー
等を他のチェーンまたはワイヤーまたはフック等に連結
する際に用いるフックとテンショナーに関するものであ
る。
【0001】また、雨とい取り付け金具等の、閉じた形
状であるリング状や引っかける為に造形されているU字
状の形状を持たない金具に、チェーン又はワイヤー等を
連結する為の樋金具フック,及び梯子を固定する際に用
いる梯子固定金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チェーン又はワイヤー等の先端に
用いて他のチェーンまたはワイヤーまたはフック等に容
易に着脱を行うフックには、可動式の爪をもってチェー
ンまたはワイヤーまたはフック等の脱落を防止する構造
のものが主に用いられている。
【0003】また、屋根上等での作業時、梯子を固定す
るには、針金等で縛るなどの必要があり、よほどのこと
が無いかぎり、ただ立てかけるだけで使用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における、可
動式の爪をもってチェーンまたはワイヤーまたはフック
等(以下、チェーン等と呼ぶ)の脱落を防止する構造の
フックにあっては、外側から爪を押し込むことにより、
チェーン等を引っかけ,固定する方式を採用している
為、作業中のたるみが生じている時に爪に物が当たった
場合、チェーン等が外れることがあり、チェーン等の固
定が不確実であるという問題点があった。
【0005】そして、上記の理由から、チェーンやワイ
ヤー等の中間にてフックを連結する場合には外れる危険
が更に大きく、特に注意が必要であった。
【0006】また同じ理由から、ウインチ等の玉掛け作
業や、ロープ,ワイヤー等での牽引時に於てもワイヤー
等がフックから外れる事が往々にしてあり、危険であっ
た。
【0007】さらに、チェーン等を引っかけ,固定する
為には、引っかけ,固定するチェーン等に対して、フッ
クを爪の開口部先端位置まで引っ張らなければならず、
チェーン又はワイヤー等を余分に引き寄せる必要があ
り、その結果、引っかけ,固定作業の完了した後にはチ
ェーン又はワイヤー等にたるみが残り、チェーン又はワ
イヤー等を緊張しておきたい場合には、チェーン又はワ
イヤー等の反対側を縛り直し、針金等を用いて緊縛し直
さねばならない等の余分な工夫が必要であり、緊張が必
要な場合の使用には向いていないと云う問題点があっ
た。
【0008】また、従来、屋根上等での作業時に梯子を
使用する際、梯子を上部で固定した方が安全だが、簡便
に固定する方法が無く、針金等で縛らねばならなかっ
た。
【0009】だが、この方法では着脱の際にかなりの手
間がかかるので、余程の重作業時以外の通常の作業時に
は特に固定はせず、ただ立てかけただけで使用する場合
が多く、バランスを崩した場合等、即人身事故につなが
りかねない危険な状況下での作業を強いられているのが
実状であり、当該事件による人身事故も多々見聞きす
る。
【0010】そして例えば、チェーン又はワイヤー等
と、簡便に着脱する事を目的として広く使われている公
知のフックを用いて、一時的に固定しようとする事は、
梯子の付近にフックが掛かる金具が無い場合が多い,雨
とい取り付け金具には連結出来ない,仮に連結したとし
てもたるみが生じる等の問題点があり不可能だった。
【0011】また、長尺ものを建築物等に立てかけて、
一時的に固定する場合にも同上の問題点が生じていた。
【0012】本発明の、請求項第1項,第2項及び第7
項,第8項記載のフック及び,フック付きテンショナー
は、チェーン等を引っかけ,固定した後の、作業中にた
るみが生じている時に衝撃が加わっても、チェーン等の
外れることの無い、固定の確実なフック及びフック付き
テンショナーを得ることを目的としており、
【0013】また請求項第3項,第9項記載のテンショ
ナー及び請求項第4項,第5項,第6項,第7項,第8
項,第15項,第22項記載のフック付きテンショナー
は、フックを使用してチェーン又はワイヤー等を連結す
る際に、チェーン又はワイヤー等のたるみを作らず、緊
張を得,維持することを可能にするテンショナー,及び
フック付きテンショナーを得ることを目的としている。
【0014】そして、請求項第23項,第24項,第2
5項記載の樋金具フック及び梯子固定金具は、従来はチ
ェーン又はワイヤー等の先端を簡便に着脱する事の不可
能であった、閉じた形状であるリング状や引っかける為
に造形されているU字状の形状を持たない金具の一つで
ある雨とい取り付け金具等に、チェーン又はワイヤー等
の先端を容易に着脱可能にし、かつ緊張時にも外れるこ
との無い樋金具フックを得るとともに、梯子や長尺もの
を屋根等に立てかけて一時的に固定する要が生じた場
合、チェーン又はワイヤー等を用いて縛る事を可能に
し、一時的な使用の際に必須である短時間でのチェーン
又はワイヤー等の連結,解除を可能にする梯子固定金具
を得る事を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項第1項,第2項記載のフックにおい
ては、先端部をJ字状に形成したフック本体金具の、J
字状に形成せる部位にまたがるようにストッパーを装着
し、ストッパーとフック本体金具の長手方向の後端部と
の間のフック本体金具にスプリングを挿入し、ストッパ
ーを押さえており、請求項第1項記載のフックにおいて
は、長手方向の後端部に連結リングを設け,又は他のテ
ンショナー等を取り付け、請求項第2項記載のフックに
於いては同長手方向の後端部にチェーン,ワイヤー通し
環を設けている。そして請求項第2項記載のフックに於
いては、チェーン又はワイヤー等の先端を、チェーン通
し環を通してストッパーの接続穴に連結している。
【0016】尚、連結リングと、チェーン,ワイヤー通
し環は、フック本体金具を形成して設けるのが通常だ
が、他のワッシャー,平板等を固着したりしても実施可
能である。又、以後の記述に於ける、連結リング,チェ
ーン,ワイヤー通し環を、フック本体金具,テンショナ
ー本体金具,またはフック兼テンショナー本体金具にそ
れぞれ設ける際の、実施態様についても同様である。
【0017】尚請求項第2項記載のフックに於いて、チ
ェーン又はワイヤー等の先端は、直接ストッパーの接続
穴に連結しても実施可能であるが、通常の実施に於いて
は、先端に接続リングを形成し、残る一方の端をチェー
ン,ワイヤー通し環を通し、ストッパーの接続穴に結ん
だ接続ワイヤーを介して連結したほうが、抵抗が少なく
好ましい。そして、以後の記述に於ける請求項第3項,
第4項,第7項,第9項,第22項記載のテンショナ
ー,フック付きテンショナーの、ストッパー,一穴スト
ッパーとチェーン又はワイヤー等との連結の態様につい
ても同様である。
【0018】尚、ストッパーは軽い力で簡単にスライド
可能に、充分に遊びを持たせてフック本体金具に装着し
ている。そして、以後の記述に於けるストッパー,一穴
ストッパーとフック本体金具,テンショナー本体金具,
フック兼テンショナー本体金具との関連に於いても同様
である。
【0019】又、請求項第1項,第2項記載のフックに
あっては、規模の大きい物等,必要に応じて、フック本
体金具の長手方向の途中の、スプリングの縮みきった部
位に於けるストッパーとの咬み合い位置付近にストッパ
ー固定用の切り欠きを設け、ストッパーにサブホールを
設けて実施する事も可能である。(請求項第10項)
【0020】また、請求項第1項記載のフックは、フッ
ク本体金具の長手方向の後端部に連結リングを設けず、
他のテンショナーを、固着したり,一体にて構成する事
も可能である。
【0021】尚、請求項第1項記載のフックにおいては
連結リングを設けず、フック本体金具の長手方向の後端
部に直接台座を固着したり,あるいは形成する等をし
て、室内等にて使用する汎用の小物吊り用フックとして
も実施可能である。そして請求項第2項記載のフックに
あっては、ストッパーの接続穴に連結し、チェーン,ワ
イヤー通し環を通した接続ワイヤーの先端を、台座に固
着,あるいは結ぶ事により同様の用途が得られる。(第
20図参照)
【0022】請求項第3項記載のテンショナーにおいて
は、一方の先端部に連結リングを設け,又は他のフック
等を取り付け、残る一方の後端部にチェーン,ワイヤー
通し環を形成して設けたテンショナー本体金具に一穴ス
トッパーを装着し、一穴ストッパーを、一穴ストッパー
とチェーン,ワイヤー通し環との間のテンショナー本体
金具に挿入したスプリングで押さえ、チェーン又はワイ
ヤー等の先端を、チェーン,ワイヤー通し環を通してス
トッパーの接続穴に連結している。又、先端部に連結リ
ングを設けず、代わりに公知のフックを含む他のフック
を固着,一体成形,あるいはピン等を介して可動にて取
り付けても実施可能である。
【0023】尚、通常の実施にあたっては、テンショナ
ー本体金具の、スプリングの縮みきった部位に於ける一
穴ストッパーとの咬み合い位置付近に、一穴ストッパー
固定用の切り欠きを設け、一穴ストッパーにサブホール
(第29図C)を設けた(請求項第11項)ほうが実用
上望ましいが、切り欠き及びサブホールが無くても実施
可能である。
【0024】また請求項第9項記載のテンショナーにお
いては、中間部をJ字状に形成し長手方向の後端部にチ
ェーン,ワイヤー通し環を形成して設け、反対側の端部
を長手方向の後端部付近に固着したテンショナー本体金
具の、J字状に形成せる部位にまたがるようにストッパ
ーを装着し、ストッパーを、ストッパーとチェーン,ワ
イヤー通し環との間のテンショナー本体金具に挿入した
スプリングで押さえ、チェーン又はワイヤー等の先端を
チェーン,ワイヤー通し環を通してストッパーの接続穴
に連結している。
【0025】又、通常の実施にあたっては、テンショナ
ー本体金具のスプリングの縮みきった部位に於けるスト
ッパーとの咬み合い位置付近に、ストッパー固定用の切
り欠きを設け、かつ、ストッパーにサブホールを設けた
(請求項第12項)方が実用上望ましいが、切り欠き及
びサブホールが無くても実施可能である。
【0026】請求項第4項記載のフック付きテンショナ
ーにおいては、一方の先端部にフック首部を取り付け、
残る一方の後端部にチェーン,ワイヤー通し環を形成し
て設けたテンショナー本体金具の、フック首部とチェー
ン,ワイヤー通し環との間に一穴ストッパーを装着し、
一穴ストッパーとチェーン,ワイヤー通し環との間のテ
ンショナー本体金具に挿入したスプリングで一穴ストッ
パーを押さえ、チェーン又はワイヤー等の先端を、チェ
ーン,ワイヤー通し環を通して一穴ストッパーの接続穴
に連結している。
【0027】尚、フック首部は公知のすべての物が使用
可能であり、テンショナー本体金具とフック首部との取
り付け部は固着しても一体にて形成しても実施可能であ
り、あるいは、ピン等を使用して可動にて実施すること
も可能であるが、最も多く用いられている可動式の爪を
用いたフックを使用して実施する場合は、後述する理由
により、ピン等を用いて可動にてテンショナー本体金具
とフック首部との取り付け部を構成するのが好ましい。
(請求項第13項)
【0028】又、スプリング及びテンショナー本体金具
を長く構成する場合や、規模の大きな物等、必要に応じ
て、テンショナー本体金具の、スプリングの縮みきった
部位に於ける一穴ストッパーとの咬み合い位置付近に一
穴ストッパー固定用の切り欠きを設け、一穴ストッパー
にサブホールを設けて実施する事も可能である。そし
て、以後の記述に於ける請求項第5項,第22項記載の
フック付きテンショナーに於いても同様である。(請求
項第11項)
【0029】請求項第5項記載のフック付きテンショナ
ーに於いては、テンショナー本体金具の側面に台座アー
ムを介して固着したフック台座に、フック首部を取り付
けており、さらに、台座アームに両端付近を固着し、後
端部にチェーン,ワイヤー通し環を形成して設けたテン
ショナー本体金具の、台座アームの間に一穴ストッパー
を装着し、また、一穴ストッパーと後方の台座アームの
間のテンショナー本体金具にスプリングを挿入して、一
穴ストッパーを押さえている。そして、チェーン又はワ
イヤー等の先端をチェーン,ワイヤー通し環を通して、
一穴ストッパーの接続穴に連結している。
【0030】尚、チェーン又はワイヤー等の先端は、直
接一穴ストッパーの接続穴に連結しても、先端に接続リ
ングを形成して残る一方の端を、チェーン,ワイヤー通
し環を通して一穴ストッパーの接続穴に結んだ接続ワイ
ヤーを介して連結しても、実施可能である。
【0031】また、フック首部とフック台座との取り付
け部は、固着したり,一体成形加工しても実施可能であ
るが、後述する理由により、ピン等を使用して可動にて
取り付けた方が望ましい。
【0032】請求項第6項記載のフック付きテンショナ
ーにあっては、フック首部にテンショナーシャシーを一
体にて形成して設け、テンショナーシャシーに、一方の
後端部にスプリングストッパーを形成して設けたテンシ
ョナー本体金具の一方の先端部を取り付け、スプリング
ストッパーとテンショナーシャシーとの間のテンショナ
ー本体金具に一穴ストッパーを装着し、一穴ストッパー
とテンショナーシャシーとの間のテンショナー本体金具
にスプリングを挿入しており、さらに、テンショナーシ
ャシーの内側に、ピン等を介して自由に回転可能にて滑
車を取り付けている。そして先端に接続リングを形成し
た接続ワイヤーの残る一方の端を、滑車を介して一穴ス
トッパーの接続穴に連結している。
【0033】尚、通常の実施にあっては、テンショナー
本体金具の、スプリングの縮みきった部位に於ける一穴
ストッパーとの咬み合い位置付近に、一穴ストッパー固
定用の切り欠きを設け、一穴ストッパーにサブホールを
設けるのが好ましいが、無くても実施可能である(請求
項第11項)。そして後述する請求項第7項,第8項の
フック付きテンショナーに於いても同様である。
【0034】尚、テンショナー本体金具とテンショナー
シャシーとの取り付け部は通常の実施例に於いては、固
着したり,一体成形にて構成して支障は無いが、テンシ
ョナー本体金具に固着したテンショナー本体金具台座と
テンショナーシャシーとをピン等を介して可動に取り付
けても実施可能である。(請求項第14項)
【0035】そして、フック首部は公知のすべてのフッ
クを使用して実施可能であり、フック首部とテンショナ
ーシャシーとは一体にて成形して支障はないが、分割し
て別途形成した後固着したり、ピン等を介して可動にて
取り付ける事も可能である。(請求項第17項)
【0036】またスプリングストッパーは、テンショナ
ー本体金具と一体にて形成しても、他のワッシャーや平
板等を固着しても実施可能であり、後述する請求項第8
項のフック付きテンショナーに於いても同様である。
【0037】又、請求項第15項記載のフック付きテン
ショナーにあっては、フック首部の爪に、一体成形や,
別途成形した物を固着する等してロッキングアームを設
け、フック首部と一体にて構成されているテンショナー
シャシーに凹み部を形成し、さらにテンショナー本体金
具とテンショナーシャシーとの取り付け部を、テンショ
ナー本体金具に固着したテンショナー本体金具台座とピ
ン等を介する事により可動にしており、尚かつテンショ
ナー本体金具台座に、ロッキングアームをロックする為
のプッシュアームを設けている。
【0038】尚、上記請求項第15項記載のフック付き
テンショナーは、可動の角度を制限する事により、フッ
ク首部とテンショナーシャシーとを分割して、その結合
部をピン等を介して可動にて実施する事も可能である。
【0039】請求項第7項,第22項記載のフック付き
テンショナーは、先端部をJ字状に形成し、残る長手方
向の後端部にチェーン,ワイヤー通し環を形成して設
け、中間部にスプリング止めを取り付け,又は形成した
フック兼テンショナー本体金具の、スプリング止めとチ
ェーン,ワイヤー通し環との間のフック兼テンショナー
本体金具に一穴ストッパーを装着し、一穴ストッパーと
チェーン,ワイヤー通し環との間のフック兼テンショナ
ー本体金具にスプリングを挿入し、チェーン又はワイヤ
ー等の先端をチェーン,ワイヤー通し環を通して一穴ス
トッパーの接続穴に連結しており、請求項第7項記載の
フック付きテンショナーにおいては、先端部のJ字状に
形成せる部位にまたがるようにストッパーを装着し、ス
トッパーとスプリング止めの間のフック兼テンショナー
本体金具にスプリングを挿入している。
【0040】また、請求項第22項記載のフック付きテ
ンショナーに於けるテンショナーのスプリングやテンシ
ョナー側のフック兼テンショナー本体金具を長く構成す
る場合や、規模の大きな物を実施する場合,及び請求項
第7項のフック付きテンショナー、はテンショナー側の
フック兼テンショナー本体金具のスプリングの縮みきっ
た部位に於ける一穴ストッパーとの咬み合い位置付近
に、一穴ストッパー固定用の切り欠きを設け、一穴スト
ッパーにサブホールを設けるのが好ましいが、無くても
実施可能である。
【0041】尚、スプリング止めは圧着にて成形した
り、ワッシャー,スリーブ等を固着する等広範な手法に
て実施可能である。
【0042】また、フック兼テンショナー本体金具を、
スプリング止めの部位で分割し、フック本体金具とテン
ショナー本体金具とに分け、それぞれの端部に台座フッ
ク側と台座テンショナー側を固着し、互いをピン等を介
して可動にて取り付け、実施する事も可能である。(請
求項第18項)
【0043】請求項第8項記載の、フック付きテンショ
ナーは、ピン等を介して自由に回転可能にした滑車を内
側に取り付けたテンショナーシャシーに、一方の後端部
にスプリングストッパーを設けたテンショナー本体金具
の一方の先端部を取り付け、スプリングストッパーとテ
ンショナーシャシーとの間のテンショナー本体金具に一
穴ストッパーを装着し、一穴ストッパーとテンショナー
シャシーとの間のテンショナー本体金具に挿入したスプ
リングで一穴ストッパーを押さえ、テンショナーシャシ
ーにJ字状のフック本体金具を取り付け、J字状のフッ
ク本体金具のJ字状に形成せる部位にまたがるように装
着したストッパーを、ストッパーとテンショナーシャシ
ーとの間のフック本体金具に挿入したスプリングで押さ
え、先端に接続リングを形成した接続ワイヤーの残る一
方の端を、滑車を介して一穴ストッパーの接続穴に連結
している。
【0044】尚、テンショナー本体金具と、テンショナ
ーシャシーとの取り付け部は、通常の実施例に於いては
固着して支障は無いが、テンショナー本体金具に固着し
たテンショナー本体金具台座とピン等を介して、可動に
て取り付けても実施可能である。(請求項第14項)
【0045】そして、フック本体金具とテンショナーシ
ャシーとの取り付け部は固着しても実施可能であり、ピ
ン等を介して可動にて取り付けるも可能である。(請求
項第19項)
【0046】尚、本発明のフック,テンショナー,フッ
ク付きテンショナーは、小規模な汎用のものから、より
規模の大きなチェーンブロック,ウインチ,クレーン
等、規模の大小を問わず実施可能である。
【0047】またストッパー,一穴ストッパーとフック
本体金具,テンショナー本体金具,フック兼テンショナ
ー本体金具等との噛み合い部の各本体金具側面に、すべ
り止めの為の、歯形状の凹凸を連続的に形成する事によ
り、ストッパー,一穴ストッパーのチェーン又はワイヤ
ー等の緊張時に於ける固定が確実なものとなる。
【0048】また請求項第23項,第24項記載の樋金
具フックにおいては、樋金具フック本体金具の一方の先
端部をJ字状に形成して、残る一方の端部にトルクアー
ムを設け、トルクアームの先端には、チェーン,ワイヤ
ー通し環を設けており、前記J字状に形成せる部位に
は、樋金具フック本体金具を貫通せる為の穴と接続ワイ
ヤーを連結する為の接続穴を設けたロッキングストッパ
ーを、自由にスライド可能に充分に遊びを持たせて装着
している。そして、ロッキングストッパーとトルクアー
ムとの間の、樋金具フック本体金具には、自由に回転可
能な状態にてスタビライザーを装着しており、スタビラ
イザーの先端にはワイヤー通し穴を設け、ロッキングス
トッパーとスタビライザーとの間の樋金具フック本体金
具に、スプリングを装着しており、また、一端にチェー
ン等を接続せる為の接続リング等を具備した接続ワイヤ
ーの、残る一方の端をスタビライザーのワイヤー通し穴
とトルクアームのチェーン,ワイヤー通し環を介してロ
ッキングストッパーの接続穴に結んでいる。
【0049】なお、前記ロッキングストッパーは、樋金
具フックを雨とい取り付け金具等に連結した際に、スプ
リングで押し戻されたロッキングストッパーと雨とい取
り付け金具等との間に指を挟まれない為に断面をコの字
型にして指止めを設けているが、平板でも実施可能であ
る。
【0050】また、前記トルクアームは樋金具フック本
体金具をL字状に折り曲げて形成して設ければ事足りる
が、別途帯状の平板や円盤状の平板を加工し、適当な位
置にチェーン,ワイヤー通し環を設けて樋金具フック本
体金具の端部に固着しても実施可能である。また、チェ
ーン,ワイヤー通し環を設ける位置の、上方から見て回
転軸を中心としたJ字状に形成せる部位に対する角度
は、図33,図37に一例を図示しているが、これに限
らなくても実施可能である。
【0051】そして請求項第25項の梯子固定金具は、
本発明の既述のフック付きテンショナーと樋金具フック
と、公知のチェーンとを組み合わせて構成したものであ
る。
【作用】
【0052】上記のように構成された請求項第1項,第
2項及び第7項,第8項記載のフック及びフック付きテ
ンショナーの、フック本体金具のJ字状に形成せる部
位,及びフック兼テンショナー本体金具のJ字状に形成
せる部位に、他のチェーン等を引っ掛け,固定する際
は、ストッパーをスプリングを縮める方向に押し下げる
ことにより、フック先端部のJ字状に形成せる部位(以
後、フック先端部と呼ぶ)からストッパーを外しフック
先端部を開口させ得る。(第21図A参照)
【0053】そして、チェーン等を引っかけ,固定した
後、ストッパーの穴をフック先端部の端に当てながら離
すと、スプリングの反発力により押し戻されたストッパ
ーにより、フック先端部が再び閉じられチェーン等が固
定される。(第21図B)
【0054】以後、フック先端部はストッパーにより完
全に閉じられ、ストッパーは常にスプリングによってチ
ェーン等を押さえ続ける。(第21図B)
【0055】尚、請求項第2項記載のフックにおいて
は、チェーン又はワイヤー等が緊張され,さらに強く引
っ張られると、ストッパーにフック本体金具との噛み合
い部位を中心に回転モーメントが働き、ストッパーの穴
の縁部がフック本体金具に食い込むので、ストッパーは
既定の位置に留まりずれることは無い。(第21図C)
【0056】請求項第3項記載のテンショナーは通常は
テンショナー本体金具に切り欠きを設け、一穴ストッパ
ーにサブホール(第29図C)を設け(請求項第11
項)、テンショナー本体金具のチェーン,ワイヤー通し
環の反対側の先端部に連結リングを形成して実施する
が、当該実施例に基づいて説明すると、
【0057】一穴ストッパーに設けられた接続穴か又
は、接続穴に結ばれチェーン,ワイヤー通し環を通した
接続ワイヤーの先端に形成された接続リングに、チェー
ン又はワイヤー等を繋ぎ、先端部に設けられた連結リン
グに他のチェーン等を繋ぎ使用するが(第30図B)、
一穴ストッパーをスプリングを縮める方向に押し下げ、
テンショナー本体金具の途中に設けられた切り欠きに一
穴ストッパーのサブホール(第29図C)を噛ませるこ
とにより、一穴ストッパーを一時押し下げた位置に保持
させ得る。(第12図B)
【0058】そして、スプリングが縮んだ状態では接続
されたチェーン等やチェーン又はワイヤー等は最大限の
長さを維持しており、この状態でそれぞれのチェーン等
やチェーン又はワイヤー等の残る反対側を、たるみを出
来るだけ残さずフックその他で固定する(第22図
A)。この時多少のたるみが残るのは避けられないが、
その後切り欠きからサブホールを外すと、一穴ストッパ
ーはスプリングの反発力によりチェーン又はワイヤー等
を引っ張りながらテンショナー本体金具の連結リングの
方向に戻り、チェーン又はワイヤー等が緊張した位置で
一穴ストッパーは止まり、チェーン又はワイヤー等の残
るたるみが取れ、緊張が維持される。(第22図B)
【0059】請求項第9項記載のテンショナーにあって
は、通常はテンショナー本体金具に切り欠きを設け(請
求項第12項)、実施するが、当該実施例に基づいて説
明すると、
【0060】ストッパーに設けられた接続穴か又は、接
続穴に結ばれチェーン,ワイヤー通し環を通した接続ワ
イヤーの先端に形成された接続リングに、チェーン又は
ワヤー等を繋ぎ、テンショナー本体金具のチェーン,ワ
イヤー通し環の反対側の先端部に形成したJ字状に形成
せる部位(以後先端部と呼ぶ)に、他のチェーン等を繋
ぎ使用するが、ストッパーをスプリングを縮める方向に
押し下げ、テンショナー本体金具の途中に設けられた切
り欠きに、ストッパーのサブホール(第29図D,E)
を咬ませることにより、ストッパーを一時押し下げた位
置に保持させ得る。(第13図参照)
【0061】そして、スプリングが縮んだ状態では、接
続されたチェーン等やチェーン又はワイヤー等は最大限
の長さを維持しており、この状態でそれぞれのチェーン
等やチェーン又はワイヤー等の残る反対側を、たるみを
出来るだけ残さずフックその他で固定し、その後切り欠
きからサブホールを外すと、ストッパーはスプリングの
反発力によりチェーン又はワイヤー等を引っ張りながら
テンショナー本体金具の先端部の方向に戻ろうとし、チ
ェーン等の残るたるみが取れ、緊張が維持される。
【0062】尚、請求項第3項,第9項の上記記載のテ
ンショナーにあって、チェーン等が緊張され,さらに強
く引っ張られると一穴ストッパー,又はストッパーに、
テンショナー本体金具との噛み合い部(ア)を中心に回
転モーメントが働き、一穴ストッパー又はストッパーの
穴の縁部がテンショナー本体金具に食い込むので、一穴
ストッパー又はストッパーはそのままの位置に留まり、
ずれることは無い。(第23図)
【0063】請求項第4項,第5項,第22項記載のフ
ック付きテンショナーを他のチェーン等に引っかけ,固
定する際は、一穴ストッパーをスプリングを縮める方向
に押し下げ、チェーン又はワイヤー等に最大限の長さを
維持した状態で、たるみを出来るだけ残さずにフックを
他のチェーン等に引っかけ,固定し、その後一穴ストッ
パーを離すと、スプリングにより一穴ストッパーが押し
戻され、残るたるみが取れ、緊張が維持される。
【0064】尚、チェーン等が緊張され,さらに強く引
っ張られると、一穴ストッパーのテンショナー本体金具
との噛み合い部(ア)を中心に回転モーメントが働き、
ストッパーの穴の縁部がテンショナー本体金具を噛むの
で、一穴ストッパーはそのままの位置に留まり、ずれる
ことは無い。(第23図A)
【0065】尚、請求項第4項記載のフック付きテンシ
ョナーにあって、フック首部とテンショナー本体金具と
の取り付け部を固着しても実施可能であるが、下記の理
由によりピン等を使用して可動にて取り付けるのが、よ
り好ましい。フックを他のチェーン等に引っかけ,固定
する際には、たるみを極力作らず連結することが望まし
いが、フック開口部先端(第24図イ)に他のチェーン
等を装着する際に、余分に他のチェーン等を引き寄せる
必要があり、固定した後に多少のたるみが残るのは避け
られないが、フック首部を固着した請求項第4項記載の
フック付きテンショナーにおいては引き寄せる量が多く
必要になり(第24図A)、フック首部を可動にした請
求項第4項記載のフック付きテンショナー(第24図
B)においては引き寄せる量が少なくて済み前記固着し
た実施例よりも他のチェーン等を短く繋ぐ事が可能にな
るので(第24図BのL)、引っかけ,固定した後のた
るみが少なくて済み、結果としてテンショナーで吸収す
るたるみが少なくて済む。
【0066】請求項第5項記載のフック付きテンショナ
ーにあってはフック首部の中心線とテンショナー本体金
具の中心線が偏芯している為、緊張時にフックが任意の
角度に固定されるべく、フック首部とフック台座との取
り付け部をピン等を介して可動にて構成するほうが、チ
ェーン等の緊張時の固定の確実性を鑑みて望ましい。
【0067】請求項第6項,及び第8項記載のフック付
きテンショナーにおいて通常の実施にあたっては、テン
ショナー本体金具にストッパー固定用の切り欠きを設
け、一穴ストッパーにはサブホール(第29図C)を設
けて実施するが(請求項第11項)、当該実施例に基づ
いて説明すると、
【0068】接続ワイヤーの先端に形成された接続リン
グにチェーン又はワイヤー等を連結して使用するが、他
のチェーン等を引っかけ,固定する前に一穴ストッパー
をスプリングを縮める方向に押し下げ、テンショナー本
体金具の切り欠きに一穴ストッパーのサブホールを咬ま
せることにより、チェーン又はワイヤー等を最大限の長
さに維持し一時的に固定し得る(第12図B)。その後
フック首部又はフック先端部を、たるみを出来るだけ残
さず他のチェーン等に引っかけ,固定する。(第25図
A参照)この時多少のたるみが残るのは避けられない
が、その後、テンショナー本体金具の切り欠きから一穴
ストッパーのサブホールを外すと、一穴ストッパーはス
プリングの反発力によりスプリングストッパーの方向に
戻り、接続ワイヤーを介してチェーン又はワイヤ等を引
き寄せ、残るたるみを取り、緊張が始まるとその位置に
留まり、以後緊張を維持する。(第25図B)
【0069】尚、チェーン又はワイヤー等の緊張が強ま
ると、一穴ストッパーに、テンショナー本体金具との噛
み合い部(ア)を中心に回転モーメントが働き、一穴ス
トッパーの穴の縁部がテンショナー本体金具を噛むの
で、一穴ストッパーは緊張が始まった位置に留まり、ず
れることは無い。(第23図A参照)
【0070】また、請求項第15項記載のフック付きテ
ンショナーは上記請求項第6項記載のフック付きテンシ
ョナーのフック首部の、可動にて開閉せる爪に、ロック
機能を持たせたものであり(第15図,第16図)、フ
ック首部とテンショナーシャシーとを一体にて形成した
実施例に基づいて説明すると、
【0071】一穴ストッパーを、テンショナー本体金具
の切り欠きに固定した後、フック首部に他のチェーン等
を引っかけ,固定し、一穴ストッパーをテンショナー本
体金具の切り欠きから外すと、スプリングの反発力によ
り一穴ストッパーはスプリングストッパーの方向に戻ろ
うとするが、この時ワイヤーが緊張すると同時にテンシ
ョナー本体金具に回転モーメントが働き(第16図
B)、テンショナー本体金具に固着されているテンショ
ナー本体金具台座とテンショナーシャシーとを可動にて
結合しているピン(20)を中心に、テンショナー本体
金具台座が回転しようとし、テンショナー本体金具台座
と一体にて設けられているプッシュアームがテンショナ
ーシャシーの凹み部(第15図29)に当たることによ
り止まり、ロッキングアームを介して爪がロックされ
(第16図B)、緊張が続く限りロックされ続ける。尚
チェーン又はワイヤー等の緊張が強まる程ロックは確実
になる。
【0072】請求項第7項記載のフック付きテンショナ
ーは、通常の実施にあっては、スプリングの縮みきった
部位に於けるフック兼テンショナー本体金具の、一穴ス
トッパーとの咬み合い位置付近に一穴ストッパー固定用
の切り欠きを設け、一穴ストッパーにサブホールを設け
るが(請求項第11項)、当該実施例に基づいて説明す
ると、
【0073】フック先端部を他のチェーン等に引っか
け,固定するにあたり、一穴ストッパーをスプリングを
縮める方向に押し下げ、フック兼テンショナー本体金具
の切り欠きに一穴ストッパーのサブホールを咬ませ(第
12図B)、チェーン又はワイヤー等に最大限の長さを
維持した状態にて、たるみを出来るだけ残さずにフック
先端部を他のチェーン等に引っかけ,固定する。この時
多少のたるみが残るのは避けられないがその後一穴スト
ッパーを切り欠きから外すと、スプリングの反発力によ
り、一穴ストッパーはフック先端部の方向に戻ろうと
し、チェーン又はワイヤー等の残るたるみが取れ、緊張
が維持される。
【0074】尚、チェーン又はワイヤー等の緊張が続
き、さらに強い力で引っ張られると、一穴ストッパーの
フック兼テンショナー本体金具との噛み合い部(ア)を
中心に回転モーメントが働き、一穴ストッパーの穴の縁
部がフック兼テンショナー本体金具を噛むので、一穴ス
トッパーは緊張が始まった位置に留まり、ずれることは
無い。(第23図A)
【0075】請求項第5項,第6項,第8項記載のフッ
ク付きテンショナーは、狭所で使用する場合等,チェー
ン等の緊張時の直線距離が充分に維持不能の場合、の使
用に向いている実施例である。(第26図)
【0076】また、請求項第23項,第24項,及び第
25項記載の樋金具フック,及び梯子固定金具の、樋金
具フック本体金具のJ字状に形成せる部位(以後フック
先端部と呼ぶ)を、雨とい取り付け金具等に固定する際
は、ロッキングストッパーをスプリングを縮める方向に
押し下げることにより、フック先端部からロッキングス
トッパーを外しフック先端部を開口させ得る。(第34
図参照)
【0077】そして、雨とい取り付け金具等に引っかけ
た後、ロッキングストッパーの穴をフック先端部の突端
部に当てながら離すと、スプリングの反発力により押し
戻されたロッキングストッパーにより、フック先端部が
再び閉じられ、雨とい取り付け金具等に樋金具フックが
固定される。
【0078】以後、フック先端部はロッキングストッパ
ーにより完全に閉じられ、ロッキングストッパーは常に
スプリングによって雨とい取り付け金具等を押さえ続け
る。
【0079】そして、梯子等の結策対象物に、樋金具フ
ックが接続されたチェーン又はワイヤー等を縛り付け、
残る一方の端を固定する事により、結策が完了する。
(第36図参照)
【0080】樋金具フックが接続されたチェーン又はワ
イヤー等の、残る一方の端に、本発明の既述のフック付
きテンショナーを用いれば、チェーン又はワイヤー等が
たるむことは無い。
【0081】そして、結策完了後に、チェーン又はワイ
ヤー等が不意に緊張されると、樋金具フックは横方向に
引っ張られ(36図V1)、フック先端部も雨とい取り
付け金具等の金具上を横方向にスライドせざるを得なく
なり(36図V2)、雨とい取り付け金具等の変形部
(36図41)で引っかかると、フック先端部を支点に
樋金具フックを回転させようとする力(36図MF)が
強くなるが、この時同時にスタビライザーにより、回転
を押さえようとする力(36図D)も働くので、樋金具
フックを回転させようとする力(36図MF)と、回転
を押さえようとする力(36図D)の両者の均衡した位
置で姿勢は安定する。そして、さらにチェーン又はワイ
ヤー等の引っ張られる力が強まっても姿勢の安定は維持
する。またこの時、引っ張られた方向にスタビライザー
を回転させようとする力(35図MS)と、同じく引っ
張られた方向にトルクアームを回転させようとする力
(35図MT)が同時に働き、トルクアームと一体化し
て構成されているフック先端部に働いていた、フック先
端部を横方向に回転させようとする力(35図MR)が
同時に強まり、雨とい取り付け金具等の変形部の僅かの
凸部に接触して、外れようとする力に抗する。又この時
同時に、雨とい取り付け金具の変形部に圧迫されたロッ
キングストッパーが外れようとするが、ロッキングスト
ッパーの樋金具フック本体金具との噛み合い部に回転モ
ーメントが働いており、ロッキングストッパーの穴の縁
部が樋金具フック本体金具に食い込む力が引っ張られる
力と比例して強くなるので、ロッキングストッパーは既
定の位置に留まり、外れることは無い。(21図C参
照)(段落番号
【0055】参照)
【0082】よって、引っ張られた樋金具フックは、閉
じたままその位置に留まろうとするロッキングストッパ
ーと、フック先端部を横方向に回転させようとする力
(35図MR)の複合的な作用により、雨とい取り付け
金具等の変形部で留まったまま脱落する事は無い。
【0083】さらに、どのような方向に引っ張られて
も、方向に応じて姿勢が変化し、外れることは無い。
【0084】尚、樋金具フックが連結されたチェーン又
はワイヤー等の残る一方の端には、前記フック付きテン
ショナーを用いることが望ましいが、必ずしも必須では
無く先端に公知のフックを使用しても実施可能である。
が、その場合は結策完了後にチェーン又はワイヤー等に
たるみが残るので、中間に本発明のテンショナーを併用
して用いる事が必要になる。また、フックを使わず、チ
ェーン又はワイヤー等の先端を針金等で固定しても実施
可能である。
【0085】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において、フック本体金具1の一方の先端部をJ字
状に曲げ先端部を形成し、残る長手方向の後端部に連結
リング4を形成し、さらに前記J字状に形成せる部位3
にまたがるようにストッパー5を装着し、ストッパー5
と連結リング4との間のフック本体金具1に、スプリン
グ7を挿入している。
【0086】図2に示される実施例では、フック本体金
具1の、一方の先端部をJ字状に曲げ先端部を形成し、
残る長手方向の後端部にチェーン,ワイヤー通し環8を
形成し、さらに前記J字状に形成せる部位3に、またが
るようにストッパー5を装着し、ストッパー5とチェー
ン,ワイヤー通し環8との間のフック本体金具1に、ス
プリング7を挿入してさらに、先端に接続リング23を
形成して設けた接続ワイヤー9の残る一方の端をチェー
ン,ワイヤー通し環8を通してストッパー5の接続穴1
0に連結している。
【0087】図3に示される実施例では、テンショナー
本体金具2の一方の先端部に連結リング4を形成して先
端部を構成し、残る一方の後端部にチェーン,ワイヤー
通し環8を形成し、さらに連結リング4と、チェーン,
ワイヤー通し環8との間のテンショナー本体金具2に一
穴ストッパー6を装着し、一穴ストッパー6とチェー
ン,ワイヤー通し環8との間のテンショナー本体金具2
にスプリング7を挿入している。尚、テンショナー本体
金具2の、スプリング7の縮みきった部位に於ける一穴
ストッパーとの咬み合い位置付近に、一穴ストッパー固
定用の切り欠き13を形成して設けており、一穴ストッ
パー6にサブホール12を形成して設けている(第12
図,第29図C参照)。そして、先端に接続リング23
を形成して設けた接続ワイヤー9の残る一方の端をチェ
ーン,ワイヤー通し環8を通して一穴ストッパー6の接
続穴10に連結している。
【0088】図4に示される実施例では、テンショナー
本体金具2の一方の先端部に、テンショナー本体金具台
座27を固着し、テンショナー本体金具台座27にフッ
ク首部14をピン20を介して可動にて取り付けてお
り、テンショナー本体金具2の残る一方の後端部に、チ
ェーン,ワイヤー通し環8を形成して設けている。そし
て、テンショナー本体金具台座27と、チェーン,ワイ
ヤー通し環8との間のテンショナー本体金具2に一穴ス
トッパー6を装着し、一穴ストッパー6とチェーン,ワ
イヤー通し環8との間のテンショナー本体金具2にスプ
リング7を挿入して、さらに、先端に接続リング23を
形成して設けた接続ワイヤー9の残る一方の端を、チェ
ーン,ワイヤー通し環8を通して一穴ストッパー6の接
続穴10に連結している。
【0089】図5に示される実施例では、テンショナー
本体金具2の側面に、テンショナー本体金具2の両端付
近に固着した台座アーム16を介してフック台座15を
取り付けており、さらにフック台座15にフック首部1
4をピン20を介して可動にて取り付けている。そして
テンショナー本体金具2の一方の後端部にチェーン,ワ
イヤー通し環8を形成し、台座アーム16の内側のテン
ショナー本体金具2に一穴ストッパー6を装着し、一穴
ストッパー6と後方の台座アーム16との間のテンショ
ナー本体金具2にスプリング7を装着して、さらに先端
に接続リング23を形成して設けた接続ワイヤー9の残
る一方の端をチェーン,ワイヤー通し環8を通して一穴
ストッパー6の接続穴10に連結している。
【0090】図6に示される実施例ではフック首部14
と一体にて形成したテンショナーシャシー19に、テン
ショナー本体金具2の一方の先端部を固着しており、テ
ンショナー本体金具2の残る一方の後端部にスプリング
ストッパー17を形成して設け、スプリングストッパー
17とテンショナーシャシー19との間のテンショナー
本体金具2に一穴ストッパー6を装着して、一穴ストッ
パー6とテンショナーシャシー19との間のテンショナ
ー本体金具2にスプリング7を挿入している。また、テ
ンショナー本体金具2のスプリング7の縮みきった部位
に於ける一穴ストッパー6との咬み合い位置付近に一穴
ストッパー固定用の切り欠き13を形成して設け、一穴
ストッパー6にサブホール12を設けている。(第12
図,第29図C参照) そして、テンショナーシャシー19の内部に、滑車21
をピン20を介して自由に回転可能にて取り付けてお
り、先端に接続リング23を形成して設けた接続ワイヤ
ー9の残る一方の端を滑車21を介して一穴ストッパー
6の接続穴10に連結している。
【0091】図7に示される実施例では、先端部をJ字
状に形成し、残る一方の後端部にチェーン,ワイヤー通
し環8を形成して設け、中間部にスプリング止め18を
固着したフック兼テンショナー本体金具22の、前記J
字状に形成せる部位3に、またがるようにストッパー5
を装着し、ストッパー5とスプリング止め18との間の
フック兼テンショナー本体金具22にスプリング7を挿
入している。そしてスプリング止め18と、チェーン,
ワイヤー通し環8との間のフック兼テンショナー本体金
具22に一穴ストッパー6を装着し、一穴ストッパー6
とチェーン,ワイヤー通し環8との間のフック兼テンシ
ョナー本体金具22にスプリング7を挿入しており、テ
ンショナー本体金具2の、スプリング7の縮みきった部
位に於ける一穴ストッパーとの咬み合い位置付近に、一
穴ストッパー固定用の切り欠き13を形成して設け、一
穴ストッパー6にサブホール12を形成して設けている
(第12図,第29図C参照)。また、さらに一方の先
端に接続リング23を形成して設けた接続ワイヤー9の
残る一方の端をチェーン,ワイヤー通し環8を通して一
穴ストッパー6の接続穴10に連結している。
【0092】図8に示される実施例では、先端部をJ字
状に形成したフック本体金具1の残る一方の後端部と、
一方の後端部にスプリングストッパー17を形成して設
けたテンショナー本体金具2の一方の先端部をテンショ
ナーシャシー19に固着している。そして、フック本体
金具1の、前記J字状に形成せる部位3には、ストッパ
ー5をまたがるように装着し、ストッパー5とテンショ
ナーシャシー19との間のフック本体金具1にスプリン
グ7を挿入している。また、スプリングストッパー17
とテンショナーシャシー19との間のテンショナー本体
金具2に一穴ストッパー6を装着し、一穴ストッパー6
とテンショナーシャシー19との間のテンショナー本体
金具2に、スプリング7を挿入しており、さらに、テン
ショナー本体金具2の、スプリング7の縮みきった部位
に於ける一穴ストッパー6との咬み合い位置付近に、一
穴ストッパー固定用の切り欠き13を形成して設けてお
り、一穴ストッパー6にサブホール12を形成して設け
ている(第12図,第29図C参照)。そしてまた、テ
ンショナーシャシー19の内部に、滑車21をピン20
を介して自由に回転可能にて取り付けており、先端に接
続リング23を形成して設けた接続ワイヤー9の残る一
方の端を、滑車21を介して一穴ストッパー6の接続穴
10に連結している。
【0093】図9に示される実施例にあっては、テンシ
ョナー本体金具2をJ字状に形成して、長手方向の後端
部にチェーン,ワイヤー通し環8を形成して設け、残る
一方の端部を、長手方向の後端部付近に固着している。
また、フック本体金具2の前記J字状に形成せる部位3
にまたがるようにストッパー5を装着し、ストッパー5
とチェーン,ワイヤー通し環8との間のテンショナー本
体金具2にスプリング7を挿入している。そしてテンシ
ョナー本体金具2の、スプリング7の縮みきった部位に
於けるストッパー5との咬み合い位置付近に、ストッパ
ー固定用の切り欠き13を形成して設け、ストッパー5
にサブホール12を形成して設けている(第13図A,
第29図D)。さらに、先端に接続リング23を形成し
て設けた接続ワイヤー9の残る一方の端をチェーン,ワ
イヤー通し環8を通してストッパー5の接続穴10に連
結している。また、第13図B,第29図Eに示す実施
例は、上記第9図に記述した実施例の、テンショナー本
体金具2に設ける切り欠き13と、ストッパー5に設け
るサブホール12のそれぞれの取り付け位置を別に構成
した実施例である。
【0094】図10に示される実施例は、図2に前述し
た実施例のフック本体金具1の、スプリング7の縮みき
った部位に於けるストッパー5との咬み合い位置付近に
ストッパー固定用の切り欠き13を形成して設け、スト
ッパー5にサブホール12を形成して設けている。
【0095】図14に示される実施例は、前記第6図,
第8図に示される実施例の、テンショナー本体金具2と
テンショナーシャシー19との取り付け部を可動にした
実施例であるが、テンショナー本体金具2を、テンショ
ナー本体金具台座24に固着し、テンショナー本体金具
台座24を、テンショナーシャシー19に滑車21を取
り付けているピン20を共有にて使用し、テンショナー
シャシー19に可動にて取り付けている。
【0096】図15、図16に示される実施例は、前記
第6図に記述した実施例の、テンショナー本体金具2と
テンショナーシャシー19との取り付け部を可動にし、
フック首部14の爪25にロック機能を付加したもので
あるが、フック首部の爪25に一体にて形成したロッキ
ングアーム26を設け、フック首部14と一体にて形成
して設けたテンショナーシャシー19に凹み部29(第
15図)を形成して設け、さらにテンショナーシャシー
19の内部に、滑車21をピン20を介して自由に回転
可能にて取り付けている。そして、プッシュアーム28
を一体にて形成して設けたテンショナー本体金具台座2
7に、テンショナー本体金具2を固着し、テンショナー
本体金具台座27を、テンショナーシャシー19に滑車
21を取り付けているピン20を共有にて使用して、可
動にてテンショナーシャシー19に取り付けている。ま
た、先端に接続リング23を形成して設けた接続ワイヤ
ー9の残る一方の端を、滑車21を介して一穴ストッパ
ー6の接続穴10に連結している。
【0097】尚、第16図Bは、チェーン又はワイヤー
等の緊張時を示し、爪25がロックされている状態を図
示している。
【0098】図17に示される実施例は、図6に前述し
た実施例のフック首部14とテンショナーシャシー19
とを分割して、可動にて構成した実施例であるが、フッ
ク首部14とテンショナーシャシー19とを別途構成
し、ピン20を介して可動にて取り付けている。
【0099】図18に示される実施例は、図7に前述し
た実施例のフック付きテンショナーを、スプリング止め
の部位でフック本体金具1と、テンショナー本体金具2
とに分割して、フック本体金具1に台座フック側30
を、テンショナー本体金具2に台座テンショナー側31
をそれぞれ固着し、互いをピン20を介して可動にて取
り付けたものである。
【0100】図19に示される実施例は、図8に前述し
た実施例のフック付きテンショナーの、フック本体金具
1とテンショナーシャシー19との取り付け部を、可動
にて構成したもので、フック本体金具1に固着した台座
フック側30とテンショナーシャシー19とをピン20
を介して取り付けている。
【0101】図20に示される実施例は、第1図,第2
図に前述した実施例のフックに台座32を取り付けたも
ので、それぞれ、フック本体金具1とワイヤー9の端部
に台座32を取り付けている。
【0102】図27に示される実施例は、今までに述べ
たフック本体金具1,テンショナー本体金具2,及びフ
ック兼テンショナー本体金具22の、ストッパー5及び
一穴ストッパー6との噛み合い部に、歯形状の連続した
切り欠き33を形成して設けている。
【0103】図28に示される実施例は、フック兼テン
ショナー本体金具22の先端部をJ字状に形成し、残る
長手方向の後端部にチェーン,ワイヤー通し環8を形成
して設け、中間部にスプリング止め18を加圧にて形成
して、スプリング止め18とチェーン,ワイヤー通し環
8との間のフック兼テンショナー本体金具22に一穴ス
トッパー6を装着し、一穴ストッパー6とチェーン,ワ
イヤー通し環8との間のフック兼テンショナー本体金具
22にスプリング7を挿入しており、さらに、先端に接
続リング23を形成して設けた接続ワイヤー9の残る一
方の端をチェーン,ワイヤー通し環8を通して一穴スト
ッパー6の接続穴10に連結している。
【0104】図31,図32,図33に示される実施例
では、樋金具フック本体金具33の一方の先端部をJ字
状に曲げ先端部を形成し、残る一方の端部付近をL字状
に曲げて形成してトルクアーム34を設け、トルクアー
ム34の先端にはチェーン,ワイヤー通し環8を形成し
て設けている。そして、前記J字状に形成せる部位3に
またがるようにロッキングストッパー35を装着し、ト
ルクアーム34とロッキングストッパー35との間の樋
金具フック本体金具33に、スタビライザー37を装着
し、スタビライザー37とロッキングストッパー35と
の間の樋金具フック本体金具33に、スプリング7を挿
入している。また、一方の先端に接続リング23を形成
して設けた接続ワイヤー9の、残る一方の端を、スタビ
ライザー36に設けたワイヤー通し穴37とトルクアー
ム34に設けたチェーン,ワイヤー通し環8を介してロ
ッキングストッパー35に設けた接続穴10に連結して
いる。
【0105】図34は、樋金具フックのJ字状に形成せ
る部位(フック先端部)3を、雨とい取り付け金具40
に連結(固定)する際の説明図で、接続リング23に
は、チェーン又はワイヤー等45の先端に連結された接
続環38が連結されている。
【0106】図35,図36は、前記31,32,33
図の樋金具フックの、使用時の状態を表す説明図で、接
続ワイヤー9の緊張時の状態を示しており、36図にあ
っては、請求項第25項の梯子固定金具の実施例でもあ
り、雨とい取り付け金具40に固定されている雨とい4
2に梯子43が立てかけられ、梯子43は、雨とい取り
付け金具40の変形部41により雨とい取り付け金具上
に留められている樋金具フックを介して、チェーン又は
ワイヤー等45とフック付きテンショナー44とで雨と
い取り付け金具40に結策されている。尚、フック付き
テンショナー44は複数の実施例の内の一例である。
【0107】図37に示される実施例は、前記31図,
32図,33図記載の樋金具フックのトルクアームの、
上方から見て回転軸を中心としたJ字状に形成せる部位
に対する角度を変えた複数の実施例の内の一つである。
【0108】図38に示される実施例は、樋金具フック
のトルクアーム34を、帯状に構成した一実施例であ
り、樋金具フック本体金具の、J字状に形成せる部位の
反対側の端部に別途帯状の平板で形成されたトルクアー
ム34を固着し、トルクアーム34の先端にチェーン,
ワイヤー通し環8を設けている。
【0109】図39に示される実施例は、樋金具フック
のトルクアーム34を、円盤状に構成した一実施例であ
り、樋金具フック本体金具の、J字状に形成せる部位の
反対側の端部に別途円盤状の平板で形成されたトルクア
ーム34を固着し、トルクアーム34の外周部付近にチ
ェーン,ワイヤー通し環8を設けている。
【0110】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0111】本発明のフックにおいては、ストッパーと
スプリングにより、フック開口部を完全に閉じる事が出
来るので、チェーン等を引っかけた後、作業中のたるみ
が生じている時においても、フックの何処に衝撃が加わ
っても外れる事の無いフックを得る事が出来る。
【0112】そして、上記の成果から、チェーンやワイ
ヤー等の中間にて使用しても外れる心配の無いフックが
得られる。
【0113】また、チェーン等の緊張が増すに伴って、
比例増大的にストッパーの固定も強まるので、更に固定
の確実なフックが得られる。
【0114】また、テンショナー,及びフック付きテン
ショナーにあっては、従来の技術では単独での緊張の得
られなかったチェーンやワイヤー等を使用して、ゴムや
他の針金等を使わずに緊張が可能になった。
【0115】そして、緊張が強まるのに比例して、チェ
ーンやワイヤー等の緊張の維持を更に確実にする事の可
能なテンショナー,フック付きテンショナーを得られ
る。
【0116】また、第7項,第8項のフック付きテンシ
ョナーにおいては、チェーン又はワイヤー等を使用して
の緊張を可能にするとともに、フックの固定も確実なフ
ック付きテンショナーを得る事が出来る。
【0117】さらに、請求項第15項のフック付きテン
ショナーにおいては、従来使用されている、公知の物と
同様の外観のフックを使用してフックの爪のロックが可
能になるので、チェーンやワイヤー等を使用しての緊張
を可能にし、フックの固定も確実にしつつ、小型なフッ
ク付きテンショナーが得られる。
【0118】又、本発明のフック,テンショナー,及び
フック付きテンショナーは、必要に応じて実施例を適用
する事により、汎用をはじめとして、小規模なホビー用
から室内の家具の転倒防止金具用、また、船具等、さら
にチェーンブロックやウインチ,クレーン等まで、規模
の大小を問わず実施可能である。
【0119】また、フックにおいて、ロープやワイヤー
等の先端にて用い、牽引具のフックとして使用した場合
は、たるみが生じても外れる心配が無い。
【0120】そして、フック付きテンショナーにおい
て、簡便に長短の調節が可能であるチェーンを使用して
緊縛が可能になるので、チェーンを用いての建築現場の
脚立やビデの固定を可能にする。
【0121】簡単な構造なので、従来より小型のものが
実施可能になる。
【0122】また、樋金具フックにおいて、従来は不可
能であった、チェーン,ワイヤー,ロープ等の先端を、
雨とい取り付け金具等に、縛り付ける事無く簡便に着脱
可能にし、しかも、どのような方向に引っ張られても外
れる事の無いフックを得られる。
【0123】また、雨とい取り付け金具以外の金具で、
リング状,U字状,L字状等の公知のフックでも使用出
来る形状を持たない金具等でも、僅かな変形部,又は、
凸部を持つ形状をしていれば、方向の如何に関わらず連
結可能にするフックを得られる。
【0124】本発明の樋金具フックと本発明のフック付
きテンショナー、又は本発明の樋金具フックと公知のフ
ック及び本発明のテンショナー、と、チェーンを併用す
る事により、従来は不可能であった、梯子を雨とい取り
付け金具に一時的に固定し、手間をかける事なく、簡便
に着脱を可能にする梯子固定金具を得られる。
【0125】そして上記の成果により、屋根上等での作
業時の安全が飛躍的に向上する。
【0126】又、一般住宅の屋根や工事中の側壁等に長
尺ものを立てかける場合に、上部の周囲に、閉じた形状
であるリング状やU字状の形状を持つ金具の無い場合で
も、雨とい取り付け金具や類似の形状を持つ金具があれ
ば、一時的な固定を簡便に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【第1図】フックの斜視図で、請求項第1項の一実施例
を示している。
【第2図】フックの斜視図で、請求項第2項の一実施例
を示している。
【第3図】テンショナーの斜視図で、請求項第3項の一
実施例を示している。
【第4図】フック付きテンショナーの斜視図で、請求項
第4項の一実施例を示している。
【第5図】フック付きテンショナーの斜視図で、請求項
第5項の一実施例を示している。
【第6図】フック付きテンショナーの斜視図で、請求項
第6項の一実施例を示している。
【第7図】フック付きテンショナーの斜視図で、請求項
第7項の一実施例を示している。
【第8図】フック付きテンショナーの斜視図で、請求項
第8項の一実施例を示している。
【第9図】テンショナーの斜視図で、請求項第9項の一
実施例を示している。
【第10図】フックの斜視図で、請求項第10項の一実
施例を示している。
【第11図】フックの正面図で、一部を破裁しており、
請求項第10項の使用時の説明図である。
【第12図】部分拡大図で、一穴ストッパーのサブホー
ル12と切り欠き13の説明図で、一部を省略してお
り、請求項第11項の一実施例を示している。
【第13図】テンショナーの斜視図で、一部を省略して
おり、請求項第12項の二実施例を示している。
【第14図】部分拡大図で一部を破裁しており、請求項
第14項の一実施例を示している。
【第15図】フック付きテンショナーの斜視図で請求項
第15項の一実施例を示している。
【第16図A】第15図の正面図で、一部を破裁してお
り、また一部を省略している。
【第16図B】第15図の正面図で、使用時の状態を示
している。尚、一部を破裁している。
【第17図】フック付きテンショナーの斜視図で請求項
第17項の一実施例を示している。
【第18図】部分拡大図で、一部を省略しており請求項
第18項の一実施例を示している。
【第19図】部分拡大図で、一部を省略しており請求項
第19項の一実施例を示している。
【第20図】斜視図で、フックの一実施例の応用例を示
している。
【第21図】フック,及びフック付きテンショナーのフ
ック部の使用時の説明図で、Aはチェーン等をフックに
引っかける際,Bは引っかけた後,Cは緊張時の状態を
示している。
【第22図】テンショナーの使用時の説明図で、Aはチ
ェーン等引っかけ,固定した直後の状態,Bは一穴スト
ッパーを切り欠きから外してたるみを取った後の緊張時
の状態を示している。
【第23図】斜視図で、テンショナー,及びフック付き
テンショナーのテンショナー部の緊張時の説明図で、A
は、一部を省略している。
【第24図】フック付きテンショナーのチェーン等を引
っかける際の説明図で、Bは、請求項第13項の一実施
例を示している。
【第25図】フック付きテンショナーの使用時の説明図
で、Aはチェーン等を引っかけ,固定した直後の状態,
Bは一穴ストッパーを切り欠きから外してたるみを取っ
た後の緊張時の状態を示している。
【第26図】斜視図で、本発明のフック付きテンショナ
ーの一部の実施例の、用途の一例を示している。
【第27図】部分拡大図で、一部を省略しており、フッ
ク,テンショナー,フック付きテンショナーの別の実施
例を示す。
【第28図】フック付きテンショナーの斜視図で請求項
第22項の一実施例を示している。
【第29図】正面図で、A,D,Eはストッパー、B,
Cは一穴ストッパーのそれぞれの、穴,及びサブホール
の実施態様を示している。
【第30図】使用時の斜視図で、Aはフック,Bはテン
ショナー,C,Dはフック付きテンショナーの、それぞ
れチェーン又はワイヤー等の緊張時の状態を示してい
る。
【第31図】樋金具フックの斜視図で、請求項第23項
の一実施例を示している。
【第32図】第31図の側面図であり、一部を破裁して
いる。
【第33図】第31図の上面図である。
【第34図】斜視図で、樋金具フックの使用時の説明図
である。
【第35図】第31図の上面図で、緊張時の状態を示し
ている。
【第36図】樋金具フックの使用時の説明図で、緊張時
の状態を示しており、請求項第23項の一実施例である
と共に、請求項第25項の一実施例でもある。
【第37図】樋金具フックの上面図で、請求項第23項
の別の実施例を示している。
【第38図】樋金具フックの斜視図で、請求項第24項
の一実施例を示している。
【第39図】樋金具フックの斜視図で、請求項第24項
の別の実施例を示している。
【第40図】要約書の選択図で、Aは第6図と同一図面
であり、Bは第31図と同一図面である。
【符号の説明】
1 フック本体金具 2 テンショナー本体金具 3 J字状に形成せる部位 4 連結リング 5 ストッパー 6 一穴ストッパー 7 スプリング 8 チェーン,ワイヤー通し環 9 接続ワイヤー 10 接続穴 11 穴 12 サブホール 13 切り欠き 14 フック首部 15 フック台座 16 台座アーム 17 スプリングストッパー 18 スプリング止め 19 テンショナーシャシー 20 ピン 21 滑車 22 フック兼テンショナー本体金具 23 接続リング 24 テンショナー本体金具台座 25 爪 26 ロッキングアーム 27 テンショナー本体金具台座 28 プッシュアーム 29 テンショナーシャシー凹み部 30 台座フック側 31 台座テンショナー側 32 台座 33 樋金具フック本体金具 34 トルクアーム 35 ロッキングストッパー 36 スタビライザー 37 ワイヤー通し穴 38 接続環 39 指止め 40 雨とい取り付け金具 41 変形部 42 雨とい 43 梯子 44 フック付きテンショナー 45 チェーン又はワイヤー等 ア 噛み合い部 イ フック開口部先端 M 回転モーメント L チェーンの余り量 V1 引っ張られる方向 V2 スライドする方向 MF 樋金具フックを回転させようとする力 D 回転を押さえようとする力 MS 引っ張られた方向にスタビライザーを回転させよ
うとする力 MT 引っ張られた方向にトルクアームを回転させよう
とする力

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェーン又はワイヤー等の先端,又はテ
    ンショナーと一体化して先端、に用いて、他のチェーン
    またはワイヤーまたはフック等に連結せる為のフックで
    あって、一方の先端部をJ字状に形成し、残る長手方向
    の後端部に連結リングを設け,又は他のテンショナー等
    を連結し、たフック本体金具と、該フック本体金具のJ
    字状に形成せる部位に、またがる様に装着したストッパ
    ーと、該ストッパーと、該連結リング,又は他のテンシ
    ョナー、との間の該フック本体金具に挿入したスプリン
    グと、を有する事を特徴とするフック。
  2. 【請求項2】 チェーン又はワイヤー等の先端,又はテ
    ンショナーと一体化して先端、に用いて、他のチェーン
    またはワイヤーまたはフック等に連結せる為のフックで
    あって、一方の先端部をJ字状に形成し、残る長手方向
    の後端部にチェーン,ワイヤー通し環を設けたフック本
    体金具と、該フック本体金具の、J字状に形成せる部位
    にまたがる様に装着したストッパーと、該ストッパーと
    該チェーン,ワイヤー通し環との間の該フック本体金具
    に挿入したスプリングと、チェーン又はワイヤー等の先
    端を、該チェーン,ワイヤー通し環を通して、該ストッ
    パーの接続穴に連結せる構造、を有する事を特徴とする
    フック。
  3. 【請求項3】 チェーン又はワイヤー等の中間や先端,
    又はフックと一体化して後端、に用いて、緊張を維持す
    る為のテンショナーであって、一方の先端部に連結リン
    グを設け,又は他のフック等を取り付け,て、残る一方
    の後端部にチェーン,ワイヤー通し環を設けたテンショ
    ナー本体金具と、該連結リング,又は該他のフック等、
    と該チェーン,ワイヤー通し環との間の該テンショナー
    本体金具に装着した一穴ストッパーと、該一穴ストッパ
    ーと該チェーン,ワイヤー通し環との間の該テンショナ
    ー本体金具に挿入したスプリングと、チェーン又はワイ
    ヤー等の先端を、該チェーン,ワイヤー通し環を通し
    て、該一穴ストッパーの接続穴に連結せる構造、を有す
    る事を特徴とするテンショナー。
  4. 【請求項4】 チェーン又はワイヤー等の先端に用い
    て、他のチェーンまたはワイヤーまたはフック等に連結
    せる為のフック付きテンショナーであって、テンショナ
    ー本体金具の一方の先端部に取り付けたフック首部と、
    一方の先端部に該フック首部を取り付け、残る一方の後
    端部にチェーン,ワイヤー通し環を設けたテンショナー
    本体金具と、該フック首部と該チェーン,ワイヤー通し
    環との間の該テンショナー本体金具に装着した一穴スト
    ッパーと、該一穴ストッパーと該チェーン,ワイヤー通
    し環との間の該テンショナー本体金具に挿入したスプリ
    ングと、チェーン又はワイヤー等の先端を、該チェー
    ン,ワイヤー通し環を通して、該一穴ストッパーの接続
    穴に連結せる構造、を有する事を特徴とするフック付き
    テンショナー。
  5. 【請求項5】 チェーン又はワイヤー等の先端に用い
    て、他のチェーンまたはワイヤーまたはフック等に連結
    せる為のフック付きテンショナーであって、テンショナ
    ー本体金具の側面に台座アームを介して取りつけ,固着
    したフック台座と、該フック台座に取り付けたフック首
    部と、該台座アームに両端付近を固着し、後端部にチェ
    ーン,ワイヤー通し環を設けたテンショナー本体金具
    と、該台座アームの間のテンショナー本体金具に装着し
    た一穴ストッパーと、該一穴ストッパーと後方の該台座
    アームの間の該テンショナー本体金具に挿入したスプリ
    ングと、チェーン又はワイヤー等の先端を、該チェー
    ン,ワイヤー通し環を通して、該一穴ストッパーの接続
    穴に連結せる構造、を有する事を特徴とするフック付き
    テンショナー。
  6. 【請求項6】 チェーン又はワイヤー等の先端に用い
    て、他のチェーンまたはワイヤーまたはフック等に連結
    せる為のフック付きテンショナーであって、フック首部
    と、該フック首部と一体化して形成したテンショナーシ
    ャシーと、一方の先端部を該テンショナーシャシーに取
    り付け、残る一方の後端部にスプリングストッパーを設
    けたテンショナー本体金具と、該スプリングストッパー
    と該テンショナーシャシーとの間の該テンショナー本体
    金具に装着した一穴ストッパーと、該一穴ストッパーと
    該テンショナーシャシーとの間の該テンショナー本体金
    具に挿入したスプリングと、該テンショナーシャシーに
    ピン等を介して回転可能に取り付けた滑車と、一方の先
    端に接続リングを形成し、残る一方の端を、該滑車を介
    して該一穴ストッパーの接続穴に結んだ接続ワイヤー
    と、を有する事を特徴とするフック付きテンショナー。
  7. 【請求項7】 チェーン又はワイヤー等の先端に用い
    て、他のチェーンまたはワイヤーまたはフック等に連結
    せる為のフック付きテンショナーであって、先端部をJ
    字状に形成し、残る長手方向の後端部に、チェーン,ワ
    イヤー通し環を設け、中間部にスプリング止めを設けた
    フック兼テンショナー本体金具と、該フック兼テンショ
    ナー本体金具のJ字状に形成せる部位にまたがるように
    装着したストッパーと、該ストッパーと該スプリング止
    めの間の該フック兼テンショナー本体金具に挿入したス
    プリングと、該スプリング止めと該チェーン,ワイヤー
    通し環との間のフック兼テンショナー本体金具に装着し
    た一穴ストッパーと、該一穴ストッパーと該チェーン,
    ワイヤー通し環との間の該フック兼テンショナー本体金
    具に挿入したスプリングと、チェーン又はワイヤー等の
    先端を、該チェーン,ワイヤー通し環を通して、該一穴
    ストッパーの接続穴に連結せる構造、を有する事を特徴
    とするフック付きテンショナー。
  8. 【請求項8】 チェーン又はワイヤー等の先端に用い
    て、他のチェーンまたはワイヤーまたはフック等に連結
    せる為のフック付きテンショナーであって、テンショナ
    ーシャシーと、一方の先端部をJ字状に形成し、該J字
    状に形成せる部位にまたがるように装着したストッパー
    と、該ストッパーと残る一方の長手方向の後端部との間
    のフック本体金具に挿入したスプリングとを有し、該長
    手方向の後端部を該テンショナーシャシーに固着したフ
    ック本体金具と、一方の先端部をテンショナーシャシー
    に取り付け、残る一方の後端部にスプリングストッパー
    を設けたテンショナー本体金具と、該スプリングストッ
    パーと該テンショナーシャシーとの間の該テンショナー
    本体金具に装着した一穴ストッパーと、該一穴ストッパ
    ーと該テンショナーシャシーとの間の該テンショナー本
    体金具に挿入したスプリングと、該テンショナーシャシ
    ーにピン等を介して回転可能に取り付けた滑車と、一方
    の先端に接続リングを形成し、残る一方の端を、該滑車
    を介して該一穴ストッパーの接続穴に結んだ接続ワイヤ
    ーと、を有する事を特徴とするフック付きテンショナ
    ー。
  9. 【請求項9】 チェーン又はワイヤー等の中間や先端、
    又はフックと一体化して後端、に用いて、緊張を維持す
    る為のテンショナーであって、中間部をJ字状に形成
    し、長手方向の後端部にチェーン,ワイヤー通し環を設
    け、反対側の端部を、該長手方向の後端部付近に固着し
    たテンショナー本体金具と、該テンショナー本体金具の
    J字状に形成せる部位にまたがるように装着したストッ
    パーと、該ストッパーと該チェーン,ワイヤー通し環と
    の間の該テンショナー本体金具に挿入したスプリング
    と、チェーン又はワイヤー等の先端を、該チェーン,ワ
    イヤー通し環を通して、該ストッパーの接続穴に連結せ
    る構造、を有する事を特徴とするテンショナー。
  10. 【請求項10】 フック本体金具の長手方向の途中の、
    スプリングの縮みきった部位に於けるストッパーとの咬
    み合い位置付近に、ストッパー固定用の切り欠きを設
    け、ストッパーにサブホールを設けた請求項第1項,第
    2項記載のフック。
  11. 【請求項11】 テンショナー本体金具及びフック兼テ
    ンショナー本体金具の、スプリングの縮み切った部位に
    於ける一穴ストッパーとの咬み合い位置付近に一穴スト
    ッパー固定用の切り欠きを設け、一穴ストッパーにサブ
    ホールを設けた請求項第3項,第4項,第5項,第6
    項,第7項,第8項,第22項記載のテンショナー及び
    フック付きテンショナー。
  12. 【請求項12】 テンショナー本体金具の、スプリング
    の縮みきった部位に於けるストッパーとの咬み合い位置
    付近にストッパー固定用の切り欠きを設け、ストッパー
    にサブホールを設けた請求項第9項記載のテンショナ
    ー。
  13. 【請求項13】 テンショナー本体金具とフック首部と
    の取り付け部を、ピン等を介する事により可動にした、
    請求項第項4項記載のフック付きテンショナー。
  14. 【請求項14】 テンショナー本体金具とテンショナー
    シャシーとの取り付け部を、ピン等を介することによ
    り、可動にした請求項第6項,第8項記載のフック付き
    テンショナー。
  15. 【請求項15】 フック首部の爪にロッキングアームを
    形成して設け、テンショナー本体金具を固着しプッシュ
    アームを設けたテンショナー本体金具台座を、ピン等を
    介して可動にてテンショナーシャシーに取り付けた請求
    項第6項記載のフック付きテンショナー。
  16. 【請求項16】 フック台座とフック首部との取り付け
    部を、ピン等を介する事により可動にした、請求項第項
    5項記載のフック付きテンショナー。
  17. 【請求項17】 テンショナーシャシーとフック首部と
    を分割し、互いの取り付け部をピン等を介することによ
    り可動にした請求項第6項記載のフック付きテンショナ
    ー。
  18. 【請求項18】 フック兼テンショナー本体金具を、ス
    プリング止めの部位でフック本体金具とテンショナー本
    体金具とに分割し、フック本体金具に台座フック側を固
    着し、テンショナー本体金具に台座テンショナー側を固
    着し、互いをピン等を介して可動にして取り付けた請求
    項第7項記載のフック付きテンショナー。
  19. 【請求項19】 フック本体金具と、テンショナーシャ
    シーとの取り付け部を、ピン等を介することにより可動
    にした請求項第8項記載のフック付きテンショナー。
  20. 【請求項20】 一方の先端に接続リングを形成し、チ
    ェーン,ワイヤー通し環を通して、残る一方の端をスト
    ッパーの接続穴に結んだ接続ワイヤーを有する請求項第
    2項,第9項のフック及びテンショナー。
  21. 【請求項21】 一方の先端に接続リングを形成し、チ
    ェーン,ワイヤー通し環を通して、残る一方の端を一穴
    ストッパーの接続穴に結んだ接続ワイヤーを有する請求
    項第3項,第4項,第5項,第7項,第11項,第12
    項,第22項記載のテンショナー及びフック付きテンシ
    ョナー。
  22. 【請求項22】 チェーン又はワイヤー等の先端に用い
    て、他のチェーンまたはワイヤーまたはフック等に連結
    せる為のフック付きテンショナーであって、先端部をJ
    字状に形成し、残る長手方向の後端部にチェーン,ワイ
    ヤー通し環を設け、中間部にスプリング止めを設けたフ
    ック兼テンショナー本体金具と、該スプリング止めと該
    チェーン,ワイヤー通し環との間の該フック兼テンショ
    ナー本体金具に装着した一穴ストッパーと、該一穴スト
    ッパーと該チェーン,ワイヤー通し環との間の該フック
    兼テンショナー本体金具に挿入したスプリングと、チェ
    ーン又はワイヤー等の先端を、該チェーン,ワイヤー通
    し環を通して、該一穴ストッパーの接続穴に連結せる構
    造、を有する事を特徴とするフック付きテンショナー。
  23. 【請求項23】 チェーン又はワイヤー等の先端に用い
    て、雨とい取り付け金具等の様な、閉じた形状であるリ
    ング状や引っかける為に造形されているU字状の形状を
    持たない金具に連結せるための樋金具フックであって、
    一方の先端部をJ字状に形成し、残る一方の端部付近
    に、折り曲げてL字状に形成したトルクアームを設け、
    該トルクアームの先端にチェーン,ワイヤー通し環を設
    けた樋金具フック本体金具と、前記J字状に形成せる部
    位にまたがる様に装着したロッキングストッパーと、該
    ロッキングストッパーと該トルクアームとの間の該樋金
    具フック本体金具に360度自由に回転可能に装着し
    た、先端にワイヤー通し穴を設けたスタビライザーと、
    該ロッキングストッパーと該スタビライザーとの間の該
    樋金具フック本体金具に挿入したスプリングと、一方の
    先端に接続リングを形成,又は接続環を取り付け、残る
    一方の端を、該スタビライザーに設けた該ワイヤー通し
    穴と該トルクアームに設けた該チェーン,ワイヤー通し
    環を順次介して、該ロッキングストッパーに設けた接続
    穴に結んだ接続ワイヤー,またはチェーンと、を有する
    事を特徴とする樋金具フック。
  24. 【請求項24】 帯状,または円盤状の平板を、樋金具
    フック本体金具の、J字状に形成せる部位の反対側の端
    部に固着してトルクアームとし、該トルクアームの先
    端,または外周付近にチェーン,ワイヤー通し環を設け
    た事を特徴とする請求項第23項記載の樋金具フック。
  25. 【請求項25】 請求項第23項又は、第24項記載の
    樋金具フックと、請求項第4項,第5項,第6項,第7
    項,第8項,第15項,第17項,第18項,第19項
    記載のいずれかのフック付きテンショナーと、チェーン
    又はワイヤー等と、で構成された事を特徴とする梯子固
    定金具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104098020A (zh) * 2014-08-04 2014-10-15 浙江乔兴建设集团有限公司 一种建筑用筋笼起吊装置
CN104098021A (zh) * 2014-08-04 2014-10-15 浙江乔兴建设集团有限公司 一种建筑用吊钩结构
CN104140038A (zh) * 2014-08-04 2014-11-12 浙江乔兴建设集团有限公司 一种筋笼吊件

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