JPH10264415A - インクジェットプリンタの印字方法 - Google Patents

インクジェットプリンタの印字方法

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JPH10264415A
JPH10264415A JP9073607A JP7360797A JPH10264415A JP H10264415 A JPH10264415 A JP H10264415A JP 9073607 A JP9073607 A JP 9073607A JP 7360797 A JP7360797 A JP 7360797A JP H10264415 A JPH10264415 A JP H10264415A
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JP
Japan
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ink
printing
diameter
discharge port
chamber
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JP9073607A
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Takashi Norikoshi
隆 乗越
Ryutaro Kusunoki
竜太郎 楠
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2121Ink jet for multi-colour printing characterised by dot size, e.g. combinations of printed dots of different diameter
    • B41J2/2125Ink jet for multi-colour printing characterised by dot size, e.g. combinations of printed dots of different diameter by means of nozzle diameter selection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
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    • B41J2002/14475Structure thereof only for on-demand ink jet heads characterised by nozzle shapes or number of orifices per chamber
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    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
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    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/21Line printing

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】2値印字の高速化を図るとともに階調印字の高
精度化を図る。 【解決手段】隔壁を圧電部材で形成したインク室を多数
並べたインクジェットヘッド13をインク室の並びの方
向に移動制御しつつ記録紙5を回転ドラム2に巻付けて
インクジェットヘッドのインク室の並びの方向とは直交
する方向に回転させ、インク吐出すべきインク室の電極
と隣接したインク室の電極間に電圧を印加してインク室
内に圧力変化を与えインク吐出口からインク吐出を行う
とともにインク吐出口間のピッチよりも小さいピッチで
印字を行うものにおいて、インクジェットヘッドは、径
の大きいインク吐出口と径の小さいインク吐出口を交互
に配置し、径の大きいインク吐出口からのインク吐出に
より2値印字を行い、径の小さいインク吐出口からのイ
ンク吐出により階調印字を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライン状に多数並
べて設けたインク室の各隔壁を圧電部材で形成するとと
もにこの各隔壁にぞれぞれ電極を添設したインクジェッ
トヘッドを使用したインクジェットプリンタの印字方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば32個のインク吐出口を縦方向に
並べたシリアルインクジェットヘッドを搭載したインク
ジェットプリンタは、インクジェットヘッドを主走査方
向に移動制御しつつ駆動して1ラインの印字を行い、1
ラインの印字が終了する毎に記録媒体を副走査方向に1
ライン分搬送して次の1ラインの印字を行うという制御
を行っている。しかし、このようなシリアルインクジェ
ットヘッドを使用したものは、ヘッドを主走査方向に移
動する制御を1ライン毎に繰り返すため1頁を印字する
のに時間が掛かり、高速印字を実現することが困難であ
った。
【0003】このため、インク吐出口をライン方向に多
数並べたラインインクジェットヘッドを搭載したインク
ジェットプリンタが開発されつつあるが、ラインインク
ジェットヘッドはライン方向に極めて細かいピッチでイ
ンク室及びインク吐出口を配置しなければならず、製造
の歩留まりが悪く、また、ばらつきもあり、ヘッドの開
発にかなりの困難を伴う問題がある。
【0004】このようなことから、最近では、ラインイ
ンクジェットヘッドのインク吐出口のピッチを比較的粗
くし、回転ドラムに対してヘッドを回転軸方向に移動自
在に配置するとともにこの回転ドラムに記録用紙を巻付
け、例えば回転ドラムが4回転する間にヘッドをインク
吐出口の1ピッチ分だけ移動させることにより印字ピッ
チをインク吐出口間のピッチの1/4のピッチ、すなわ
ち、4倍の高密度で印字する方式が開発されている。こ
の方式では、ヘッドを移動させないラインインクジェッ
トヘッドを使用した場合に比べて印字速度は遅くなる
が、しかし、シリアルインクジェットヘッドを使用した
ものに比べて高速化を図ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ラインイン
クジェットヘッドとして、ライン状に多数並べて設けた
インク室の各隔壁を圧電部材で形成するとともにこの各
隔壁にぞれぞれ電極を添設したシェアモードタイプのラ
インインクジェットヘッドが知られている。このインク
ジェットヘッドは、所定のタイミングでインク吐出すべ
きインク室の電極と隣接したインク室の電極間に電圧を
印加して隔壁を変形させ、これによりインク吐出を行う
インク室内に圧力変化を与えてインク吐出口からインク
を吐出させる構成になっている。従って、このインクジ
ェットヘッドでは、電極間に印加する電圧の印加周波
数、すなわち、駆動周波数を高めることで高速化を図る
ことが可能になる。
【0006】しかしながら、駆動周波数はインク吐出口
の径との関係があり、駆動周波数を高めるにはインク吐
出口の径を大きくしなければならない。一方、インク吐
出口の径を大きくすると小さなインク滴を吐出させる制
御が困難となり、写真画像のような階調画像を高精度に
印字することができないという問題がある。
【0007】従って、インク吐出口間のピッチが比較的
粗いシェアモードタイプのラインインクジェットヘッド
を使用した場合、このヘッドをインク室の並びの方向に
移動制御しつつ印字駆動することで印字密度の向上を図
ることができるが、印字の高速化と階調印字の高精度化
の両方を達成することができないという問題があった。
【0008】そこで請求項1乃至3記載の発明は、ライ
ン状に多数並べて設けたインク室の各隔壁を圧電部材で
形成するとともにこの各隔壁にぞれぞれ電極を添設した
インクジェットヘッドを各インク室の並びの方向に移動
制御しつつ記録媒体を各インク室の並びの方向とは直交
する方向に搬送させ、記録媒体に対して各インク室のイ
ンク吐出口間のピッチよりも小さいピッチでドット印字
を行うインクジェットプリンタにおいて、2値印字の高
速化を図ることができるとともに階調印字の高精度化を
図ることができる印字方法を提供する。
【0009】請求項2記載の発明は、さらに、階調印字
のレベル範囲を拡大できる印字方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ライン状に多数並べて設けたインク室の各隔壁を圧電部
材で形成するとともにこの各隔壁にぞれぞれ電極を添設
したインクジェットヘッドを各インク室の並びの方向に
移動制御しつつ記録媒体をインクジェットヘッドの各イ
ンク室の並びの方向とは直交する方向に搬送させ、所定
のタイミングでインク吐出すべきインク室の電極と隣接
したインク室の電極間に電圧を印加して隔壁を変形さ
せ、これによりインク吐出を行うインク室内に圧力変化
を与えてインク吐出口からインク吐出を行い、各インク
室のインク吐出口間のピッチよりも小さいピッチでドッ
ト印字を行うインクジェットプリンタにおいて、インク
ジェットヘッドは、径の大きいインク吐出口と径の小さ
いインク吐出口を交互に配置し、径の大きいインク吐出
口からのインク吐出により2値印字を行い、径の小さい
インク吐出口からのインク吐出により階調印字を行うこ
とにある。
【0011】請求項2記載の発明は、ライン状に多数並
べて設けたインク室の各隔壁を圧電部材で形成するとと
もにこの各隔壁にぞれぞれ電極を添設したインクジェッ
トヘッドを各インク室の並びの方向に移動制御しつつ記
録媒体をインクジェットヘッドの各インク室の並びの方
向とは直交する方向に搬送させ、所定のタイミングでイ
ンク吐出すべきインク室の電極と隣接したインク室の電
極間に電圧を印加して隔壁を変形させ、これによりイン
ク吐出を行うインク室内に圧力変化を与えてインク吐出
口からインク吐出を行い、各インク室のインク吐出口間
のピッチよりも小さいピッチでドット印字を行うインク
ジェットプリンタにおいて、インクジェットヘッドは、
径の大きいインク吐出口と径の小さいインク吐出口を交
互に配置し、径の大きいインク吐出口からのインク吐出
により2値印字を行い、径の大きいインク吐出口からの
インク吐出によりドット径の大きい印字を行うとともに
径の小さいインク吐出口からのインク吐出によりドット
径の小さい印字を行って階調印字を行うことにある。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のインクジェットプリンタの印字方法において、径の
大きいインク吐出口からのインク吐出は高い駆動周波数
で行い、径の小さいインク吐出口からのインク吐出は低
い駆動周波数で行うことにある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)この実施の形態は請求項1に対応
した実施の形態について述べる。図1は、プリンタ全体
の要部構成を示す図で、本体ケース1内に、一定の周速
度で図中矢印で示す方向に回転する回転ドラム2を設
け、この回転ドラム2に給紙ローラ3,4を介して給紙
される記録紙5を巻付けるようになっている。すなわ
ち、前記本体ケース1の底部に給紙カセット6を設け、
この給紙カセット6の載置板7の上に載置した記録紙5
を給送ローラ8により1枚ずつ取出して前記給紙ローラ
3,4に給送し、また、前記本体ケース1の側方に開閉
自在に装着した手差トレイ9から手差した記録紙5を給
送ローラ10により前記給紙ローラ3,4に給送するよ
うになっている。前記給送ローラ8による給送と前記給
送ローラ10による給送の切替えを給送切替手段11に
より行っている。
【0014】前記回転ドラム2に、前記給紙ローラ3,
4から給紙される記録紙5をドラム面に吸着させる帯電
ローラ12を対向配置している。また、前記回転ドラム
2に、ライン状に多数のインク吐出口を配列したインク
ジェットヘッド13を前記回転ドラム2の回転軸方向に
移動自在に設けた印字機構14を対向配置している。
【0015】前記印字機構14は、前記インクジェット
ヘッド13を載置した往復移動機構15と、往復移動ロ
ッド及びリニアモータを有するモータユニット16と、
進退移動手段17からなり、前記進退移動手段17によ
り前記インクジェットヘッド13を前記回転ドラム2に
対して進退移動させるとともに前記モータユニット16
により往復移動機構15を回転ドラム2の回転軸方向に
移動制御して前記インクジェットヘッド13を回転ドラ
ム2の回転軸方向に往復移動させるようになっている。
【0016】また、前記回転ドラム2に、このドラム面
と記録紙5との間に挿入可能な剥離爪18を配置し、こ
の剥離爪18によってドラム面に巻付けた記録紙5を剥
離するとともに剥離した記録紙5を記録紙排出搬送機構
19に排出するようになっている。前記記録紙排出搬送
機構19は、記録紙5の非記録面に接するベルトコンベ
ア20と前記記録紙5をベルトコンベア20の面に押圧
する押圧機構21とで構成している。
【0017】前記ベルトコンベア20の終端部に、この
ベルトコンベア20により搬送された記録紙5を前記本
体ケース1の上部に形成した上部排出トレイ22に排出
するか前記本体ケース1の側面に設けた着脱自在な排出
トレイ23に排出するか切替える方向切替機構24を設
けている。なお、25はインク乾燥手段、26はメイン
モータ、27はインクカセット、28はインクバッフ
ァ、29はインク供給チューブである。
【0018】前記インクジェットヘッド13は、ヘッド
本体と駆動回路部が一体にユニット化したもので、前記
ヘッド本体は、図2、図3及び図4に示す構成になって
いる。すなわち、図3に矢印で示すように、互いに板厚
方向で対向する方向に分極した2枚の圧電部材31,3
2を、圧電部材31を上に、圧電部材32を下にして接
着により張り合わせ、この張り合わせた圧電部材31,
32を所定の厚さに研磨加工した基板33を使用し、こ
の基板33の前部にICウエハーの切断に用いるダイシ
ングソーのダイヤモンドホィール等により研削加工を行
って所定のピッチ、所定の深さ、所定の長さの複数の溝
34を平行に形成している。
【0019】前記各溝34の側壁及び底面に対して無電
解メッキ法により電極35を形成するとともに前記各溝
34の後端から前記基板33の後部上面にわたってリー
ド電極36を形成している。この工程は、先ず、基板3
3にドライフィルムを貼り付け、このドライフィルムの
上にレジスト用マスクを載せて露光、現像を行い、バタ
ーンレジスト膜を形成する。そして、この基板33にメ
ッキの前処理としてセンシタイジング・アクチベーショ
ン処理を施す。前処理液は、センシタイジングとしてS
n混合液、一段目のアクチベーションとしてAg混合
液、二段目のアクチベーションとしてPd混合液と順次
行い、各溝34の側面及び底面とリード電極形成部とに
無電解メッキの触媒核となるPdを吸着させる。そし
て、Pdを吸着させた後にバターンレジスト膜を剥離す
る。次にメッキ液に浸潰させることでPdが吸着した部
分のみにメッキが析出する。こうして電極35及びリー
ド電極36を形成する。
【0020】前記基板33の前部上面に前記各溝34を
覆うようにインク供給路37を設けた天板38を接着固
定している。前記インク供給路37は前記インク供給チ
ューブ29に接続している。前記基板33の先端に前記
各溝34の先端開口部を塞ぐようにオリィフィスプレー
ト39を接着し、このオリィフィスプレート39に前記
各溝34に位置してインク吐出口40を設けている。前
記天板38及びオリィフィスプレート39で塞がれた前
記各溝34はそれぞれインク室を形成している。こうし
て形成される各インク室は、例えば、溝幅が80μm、
溝の深さが400μm、溝の長さが11mmに設定され
ている。
【0021】このインクジェットプリンタは、回転ドラ
ム2に記録紙5を巻付けた状態で回転ドラム2を回転し
つつインクジェットヘッド13を回転ドラム2の回転軸
方向、すなわち、インクジェットヘッド13のインク室
の並びの方向に移動制御してインク吐出口40間のピッ
チよりも小さいピッチでドット印字を行うが、その原理
を図5により説明する。
【0022】例えば、インクジェットヘッドPHを移動
制御して各インク吐出口P1,P2,P3,P4,…の
ピッチPTの4倍の高い密度で印字するときの動作につ
いて述べると、インクジェットヘッドPHは回転ドラム
が1回転する間にPT/4ピッチだけ移動することによ
り回転ドラムに巻付けた記録紙SHに対してインク吐出
口のピッチPTの4倍の印字密度で印字することができ
る。すなわち、記録紙SHに対してインク吐出口P1,
P2,P3,P4,…は、最初の1回転目ではLN1ラ
イン目にドットD11,D15,D19,D113 …を印字する
が、回転ドラムが略1回転したLNnライン目では主走
査方向に略PT/4ピッチずれた位置にドットDn1,D
n5,Dn9,Dn13 …を印字することになる。
【0023】そして、2回転目ではLN1ライン目にド
ットD12,…を印字し、LNnライン目にドットDn2,
…を印字し、3回転目ではLN1ライン目にドットD1
3,…を印字し、LNnライン目にドットDn3,…を印
字し、4回転目ではLN1ライン目にドットD14,…を
印字し、LNnライン目にドットDn4,…を印字する。
こうして、インク吐出口のピッチPTの4倍の印字密度
で印字することになる。例えば、インク吐出口のピッチ
が75dpi(340μm)のとき、この方式で印字す
ることで印字密度が340μm/4=85μmとなり、
300dpiの印字密度が実現できる。
【0024】この実施の形態のインクジェットヘッド1
3もこの原理に基づいて印字を行うもので、図6に示す
ように、前記インクジェットヘッド13は前記モータユ
ニット16の回転動作により往復移動機構15によって
図中矢印で示すようにインク室の並びの方向に移動し、
前記回転ドラム2は図中矢印で示すようにインクジェッ
トヘッド13の各インク室の並びの方向と直交する方向
に回転し、これにより、回転ドラム2に巻付けられた記
録紙5もインクジェットヘッド13の各インク室の並び
の方向と直交する方向に搬送し、インクジェットヘッド
13の各インク室のインク吐出口40のピッチよりも小
さいピッチで印字を行うようになっている。
【0025】前記インクジェットヘッド13は、図7に
示すように、各インク室に設けたインク吐出口40とし
て、径の大きい吐出口40aと径の小さい吐出口40b
を交互に配置し、吐出口40aの径を例えば50μm、
吐出口40bの径を例えば35μmとし、各吐出口間の
ピッチPTを170μm(150dpi)にしている。
【0026】次に前記インクジェットヘッド13の動作
について説明する。例えば駆動電圧として図8に示すよ
うな電圧値がVSS2 →VDD→VSS1 (但し、VDD>VSS
2 >VSS1 )と変化する矩形波の駆動電圧を使用してイ
ンクジェットヘッド13のインク室412からインク吐
出させる場合について述べると、非印字時には図9の
(a) に示すようにインク室412の電極35、隣接する
インク室411,413の電極35に対して同一の電圧
VSS2 を印加する。この状態ではインク室412の両側
壁を構成する圧電部材の両面間の電位差はゼロとなつて
いるのでインク室412が変形することはない。
【0027】この状態で、インク室412の電極35に
電圧VDDを印加すると、図9の(b)に示すようにインク
室412の両側壁を構成する圧電部材がインク室412
を拡張するように変形する。この拡張によりインク室4
12はインク供給路37からインクを吸引する。その後
の所定のタイミングでインク室412の電極35に電圧
VSS1 を印加すると、図9の(c) に示すようにインク室
412の両側壁を構成する圧電部材がインク室412を
圧縮するように変形する。この圧縮によりインク室41
2のインク吐出口40ら所定量のインクが吐出すること
になる。そして、駆動電圧の印加が終了すると、図9の
(a) に示す元の状態に戻る。
【0028】このようなインクの吐出動作を行うインク
ジェットヘッド13ではインク室の電極に印加する駆動
電圧のうち、インク室を圧縮させてインクの吐出に寄与
する負の駆動電圧のパルス幅tp とインク吐出体積とに
図10に示す関係がある。なお、インク吐出体積の単位
はpl(ピコリットル)である。図中グラフg1 はイン
ク吐出口40の径が50μmの場合であり、グラフg2
はインク吐出口40の径が40μmの場合であり、グラ
フg3 はインク吐出口40の径が35μmの場合であ
り、グラフg4 はインク吐出口40の径が30μmの場
合である。また、インク吐出口40の径と駆動可能上限
周波数とには図11に示す関係がある。すなわち、イン
ク吐出口40の径が大きいほど駆動可能上限周波数が高
くなる。
【0029】この関係から、2値印字を行う場合に径が
50μmのインク吐出口40aを有するインク室からイ
ンク吐出を行うことにより、例えば、駆動周波数5KH
zでの駆動が可能となり、印字の高速化を図ることがで
き、また、階調印字を行う場合に径が35μmのインク
吐出口40bを有するインク室からインク吐出を行うこ
とにより、10pl〜50pl程度の範囲で精度の高い
階調制御が可能になる。なお、径が35μmのインク吐
出口40bを有するインク室の場合の駆動可能上限周波
数は2.5KHzである。
【0030】前記インクジェットヘッド13は、各イン
ク吐出口40のピッチPTが170μmで、径の大きい
インク吐出口40aと径の小さいインク吐出口40bを
交互に配置しているので、同一の径のインク吐出口40
間のピッチは2PTで340μm(75dpi)とな
る。従って、回転ドラム2が4回転する間にインクジェ
ットヘッド13がピッチ2PT移動するように制御すれ
ば、300dpiの高密度印字ができる。これを駆動周
波数5KHzで2値印字したとき、A4サイズ1枚印字
するに要する時間は約6秒となる。
【0031】このように、インクジェットヘッド13に
径の大きいインク吐出口40aと径の小さいインク吐出
口40bを交互に配置し、2値印字を行うときには径の
大きいインク吐出口40aを有するインク室を高い駆動
周波数5KHzで駆動することで印字の高速化を実現で
き、階調印字を行うときには径の小さいインク吐出口4
0bを有するインク室を駆動して高精度な階調印字がで
きる。
【0032】(第2の実施の形態)この実施の形態は、
請求項2に対応した実施の形態について述べる。なお、
プリンタ全体の構成は前述した第1の実施の形態と同様
であり、異なるのは、前述した実施の形態の場合は、階
調印字を径の小さいインク吐出口40bを有するインク
室のみを駆動して行ったが、この実施の形態の場合は、
階調レベルの高い印字を径の大きいインク吐出口40a
を有するインク室を駆動して行い、階調レベルの低い印
字を径の小さいインク吐出口40bを有するインク室を
駆動して行う点にある。
【0033】例えば、インクジェットヘッド13のヘッ
ドにインク吐出口40aと40bが図12の(a) に示す
ように奇数番目が径の大きいインク吐出口40a、偶数
番目が径の小さいインク吐出口40bの並びで配列され
ている場合に、最初の1ライン目の印字データa,b,
c,d,e,f,g,h,i,…が入力されたとする
と、印字データaは1番目のインク吐出口40aに、印
字データbは2番目のインク吐出口40bに、印字デー
タcは3番目のインク吐出口40aに、印字データdは
4番目のインク吐出口40bに、印字データeは5番目
のインク吐出口40aに、印字データfは6番目のイン
ク吐出口40bに、印字データgは7番目のインク吐出
口40aに、印字データhは8番目のインク吐出口40
bに、印字データiは9番目のインク吐出口40aに、
…それぞれ対応する。
【0034】例えば、印字データにより0階調から7階
調の印字を行い、径の小さいインク吐出口40bが0階
調から3階調を受け持ち、径の大きいインク吐出口40
aが4階調から7階調を受け持つ場合に、印字データa
〜iのうち、c,d,e,f,iが4階調以上の印字を
行わせるデータで、a,b,g,hが3階調以下の印字
を行わせるデータであったとすると、回転ドラム2の最
初の1回転における1ライン目の印字結果は図中L1 で
示す印字ドットになる。
【0035】そして、回転ドラム2が1回転する間にイ
ンクジェットヘッド13をインク吐出口40a,40b
間のピッチPTだけ移動させ、再度同一の印字データa
〜i,…を入力する。このとき、最初の1ビット目は空
データを入力する。その結果、インク吐出口に対応する
印字データが1周目に対して1つずつずれることにな
り、印字データaは今度は2番目のインク吐出口40b
に対応することになる。
【0036】その結果、回転ドラム2の2回転目におけ
る1ライン目の印字結果は図中L2で示す印字ドットに
なる。すなわち、回転ドラム2の最初の1回転で印字で
きなかった位置について2回転目で印字を行うようにな
る。この印字動作では、入力した印字データを回転ドラ
ム2の2回転で印字するが、印字されるドットのピッチ
がインク吐出口40a,40b間のピッチPT(150
dpi)に相当するので、300dpiの高密度で印字
するにはこれを2回繰り返せばよいので、結局回転ドラ
ム2を4回転させることで1 ラインが300dpiの高
密度印字ができ、第1の実施の形態の場合と階調印字の
場合の印字速度はほとんど変わらない。
【0037】しかも、この階調印字では、0階調から3
階調の印字を径の小さいインク吐出口40bが受け持
ち、4階調から7階調の印字を径の大きいインク吐出口
40aが受け持つので、各インク吐出口の径に応じたそ
れぞれの特性を生かせる印字ができ、高精度な階調印字
ができる。また、径の小さいインク吐出口のみを使用し
て階調印字するものに比べて階調印字のレベル範囲を拡
大できる。すなわち、階調数の多い印字ができる。
【0038】この0〜7階調の8階調印字を行う場合
に、例えばA4サイズ1頁がn行×m列のドットからな
るものとすると、ページメモリ51には図13に示すよ
うに1行からn行のmドットからなる4ビットの印字デ
ータが格納され、このページメモリ51から回転ドラム
2の最初の2回転においては奇数番目の印字データ1
1,13,…1m-1 、21,23,…2m-1 、〜n1,
n3,…nm-1 が読出されて印字が行われ、回転ドラム
2の後の2回転においては偶数番目の印字データ12,
14,…1m、22,24,…2m、〜n2,n4,…
nmが読出されて印字が行われる。なお、8階調のデー
タの場合は4ビットのうちの3ビットが使用され、この
3ビットで0〜7の階調を示す。
【0039】この印字を実現するためのヘッド駆動回路
は図14に示す構成になる。すなわち、前記ページメモ
リ51からインクジェットヘッド13の各インク吐出口
40a,40bに対応した1ライン分の印字データをセ
レクタ52を介して呼出しシフトレジスタ53に格納す
る。そして、シフトレジスタ53から各ドット毎に3ビ
ットのデータを3ビットラッチ回路54にラッチする。
【0040】3ビットラッチ回路54に拉致した3ビッ
トデータのうちの下位2ビットを4to1セレクタ55
に所定のタイミングで取り込む。また、4to1セレク
タ55には2to1セレクタ56から選択された階調パ
ルス列0,TP1 〜TP7 のデータが入力されている。
前記2to1セレクタ56は、odd(奇数)/eve
n(偶数)の選択パルスにより低階調パルス列0,TP
1 〜TP3 かあるいは高階調パルス列TP4 〜TP7 の
いずれかを選択して前記4to1セレクタ55に供給す
るようになっている。
【0041】前記4to1セレクタ55で選択されたデ
ータをシーケンサ回路57とアンドゲート回路58から
なる回路部で奇数番目のデータと偶数番目のデータに従
って径の大きいインク吐出口40aを有するインク室を
駆動するデータと径の小さいインク吐出口40bを有す
るインク室を駆動するデータに振り分けられ、径の大き
いインク吐出口40aを有するインク室を駆動するデー
タはデコーダ59を経由して駆動回路60に供給され、
径の小さいインク吐出口40bを有するインク室を駆動
するデータはデコーダ61を経由して駆動回路62に供
給されるようになっている。
【0042】前記3ビットラッチ回路54に拉致した3
ビットデータのうちの上位1ビットは低階調印字時には
Lレベル、高階調印字時にはHレベルとなるので、低階
調印字時にはインバータ回路63を介してHレベルとな
りデータがアンドゲートG3、G4 及びデコーダ61を
経由して径の小さいインク吐出口40bを有するインク
室65bを駆動する駆動回路62のみに供給できるよう
に制御し、また、高階調印字時にはデータがアンドゲー
トG1 、G2 及びデコーダ59を経由して径の大きいイ
ンク吐出口40aを有するインク室65aを駆動する駆
動回路60のみに供給できるように制御する。従って、
印字データが低階調印字データのときには対応するイン
ク室が径の大きいインク吐出口40aであればインク吐
出動作は行われず、径の小さいインク吐出口40bであ
ればインク吐出動作が行われることになる。
【0043】このヘッド駆動回路により、回転ドラム2
の1回転目において所定のタイミングで1ライン分の1
回目の印字が行われ、2回転目ではインクジェットヘッ
ド13が1回転目の印字位置と同じ位置に径の大きいイ
ンク吐出口40aと径の小さいインク吐出口40bが対
応するように移動制御され、かつ印字データが最初の1
ビットが空データとなるようにセレクタ52により制御
される。
【0044】以上は、1本のインクジェットヘッド13
を回転ドラム2の回転軸方向に移動自在に配置して2値
印字と階調印字を行うインクジェットプリンタについて
述べたが必ずしもこれに限定するものではなく、図15
に示すように、ブラック(BK)インクを使用して印字
を行うインクジェットヘッド131、イエロー(Y)イ
ンクを使用して印字を行うインクジェットヘッド13
2、マゼンタ(M)インクを使用して印字を行うインク
ジェットヘッド133、シアン(C)インクを使用して
印字を行うインクジェットヘッド134の4本のインク
ジェットヘッドを回転ドラム2の周囲に互いに平行に、
かつ回転ドラム2の回転軸方向に移動自在に設けた印字
機構141を備えたカラーのインクジェットプリンタに
も適用できるものである。この場合、各インクジェット
ヘッド131〜134を往復移動機構15に載置して同
時に移動制御することになる。なお、2値印字とは、白
/黒印字に限らず、カラーの場合のディザ階調やマルチ
カラー印字も含むものである。
【0045】また、前述した各実施の形態は、回転ドラ
ムに記録紙を巻付けて印字を行うものについて述べたが
必ずしもこれに限定するものではなく、搬送ベルトに記
録紙を吸着させてインクジェットヘッドのインク室の並
びの方向と直交する方向に往復搬送させ、インクジェッ
トヘッドをインク室の並びの方向に移動制御して印字を
行うインクジェットプリンタにも適用できるものであ
る。
【0046】例えば、図16に示すように、1対の搬送
ローラ71,72間に無端搬送ベルト73を掛け渡し、
この無端搬送ベルト73に高圧電源74に接続した帯電
ローラ75を接触させて無端搬送ベルト73の表面を帯
電するとともに無端搬送ベルト73の一方の側に設けた
給紙カセット76から給紙ローラ77により記録紙78
を送り込むようになっている。そして、この送り込まれ
た記録紙78を無端搬送ベルト73の表面に吸着させ、
この状態で記録紙78を搬送する構成になっている。
【0047】前記無端搬送ベルト73の中央部に、給紙
側からシアン(C)インクを使用して印字を行うインク
ジェットヘッド79、マゼンタ(M)インクを使用して
印字を行うインクジェットヘッド80、イエロー(Y)
インクを使用して印字を行うインクジェットヘッド81
及びブラック(BK)インクを使用して印字を行うイン
クジェットヘッド82の4本のインクジェットヘッド
を、搬送ベルト73による記録紙78の搬送方向とは直
交する方向に平行に並べて配置した印字機構83を設
け、この印字機構83により各インクジェットヘッド7
9〜82をそれぞれインク室の並びの方向に移動自在に
制御する構成になっている。
【0048】そして、前記各インクジェットヘッド79
〜82によりカラー印字が終了した記録紙78をガイド
84を経由して排紙ローラ85から外部に排出するよう
になっている。前記印字機構83にはインク供給系86
が接続され、このインク供給系86から各インクジェッ
トヘッド79〜82にそれぞれシアン、マゼンタ、イエ
ロー、ブラックの各インクが供給する構成になってい
る。
【0049】このようなカラーのインクジェットプリン
タにおいても各インクジェットヘッドにおけるインク吐
出口の径が大小交互に配置され、前述した実施の形態と
同様の駆動制御を行うことで同様の作用効果が得られる
ものである。
【0050】
【発明の効果】以上、請求項1乃至3記載の発明によれ
ば、ライン状に多数並べて設けたインク室の各隔壁を圧
電部材で形成するとともにこの各隔壁にぞれぞれ電極を
添設したインクジェットヘッドを各インク室の並びの方
向に移動制御しつつ記録媒体を各インク室の並びの方向
とは直交する方向に搬送させ、記録媒体に対して各イン
ク室のインク吐出口間のピッチよりも小さいピッチでド
ット印字を行うインクジェットプリンタにおいて、2値
印字の高速化を図ることができるとともに階調印字の高
精度化を図ることができる印字方法を提供できる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、さらに、階
調印字のレベル範囲を拡大できる印字方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すプリンタ全体
の要部構成図。
【図2】同実施の形態におけるインクジェットヘッドの
構成を示す一部切欠した斜視図。
【図3】同実施の形態におけるインクジェットヘッドの
構成を示すオリィフィスプレートを外した状態の正面
図。
【図4】同実施の形態におけるインクジェットヘッドの
構成を示す縦断面図。
【図5】同実施の形態におけるインクジェットヘッドを
使用して高密度印字を行うときの原理を説明するための
図。
【図6】同実施の形態における回転ドラムの回転方向と
インクジェットヘッドの移動方向との関係を示す斜視
図。
【図7】同実施の形態におけるインクジェットヘッドの
インク吐出口の径とピッチを説明するための図。
【図8】同実施の形態におけるインクジェットヘッドの
インク室の電極に印加する駆動電圧波形を示す図。
【図9】同実施の形態におけるインクジェットヘッドの
インク室のインク吐出動作を説明するための図。
【図10】同実施の形態における駆動電圧波形のパルス
幅とインク吐出体積の関係をインク吐出口の径をパラメ
ータとして示すグラフ。
【図11】同実施の形態におけるインク吐出口の径と駆
動可能上限周波数との関係を示すグラフ。
【図12】本発明の第2の実施の形態における印字動作
を説明するための図。
【図13】同実施の形態における印字データを格納した
ページメモリの構成を示す図。
【図14】同実施の形態におけるインクジェットヘッド
を駆動する駆動回路を示す図。
【図15】本発明が適用できる他のプリンタ構成を示す
図。
【図16】本発明が適用できる他のプリンタ構成を示す
図。
【符号の説明】
2…回転ドラム 5…記録紙 13…インクジェットヘッド 14…印字機構 15…往復移動機構 40a…大きい径のインク吐出口 40b…小さい径のインク吐出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライン状に多数並べて設けたインク室の
    各隔壁を圧電部材で形成するとともにこの各隔壁にぞれ
    ぞれ電極を添設したインクジェットヘッドを各インク室
    の並びの方向に移動制御しつつ記録媒体を前記インクジ
    ェットヘッドの各インク室の並びの方向とは直交する方
    向に搬送させ、所定のタイミングでインク吐出すべきイ
    ンク室の電極と隣接したインク室の電極間に電圧を印加
    して隔壁を変形させ、これによりインク吐出を行うイン
    ク室内に圧力変化を与えてインク吐出口からインク吐出
    を行い、各インク室のインク吐出口間のピッチよりも小
    さいピッチでドット印字を行うインクジェットプリンタ
    において、 前記インクジェットヘッドは、径の大きいインク吐出口
    と径の小さいインク吐出口を交互に配置し、径の大きい
    インク吐出口からのインク吐出により2値印字を行い、
    径の小さいインク吐出口からのインク吐出により階調印
    字を行うことを特徴とするインクジェットプリンタの印
    字方法。
  2. 【請求項2】 ライン状に多数並べて設けたインク室の
    各隔壁を圧電部材で形成するとともにこの各隔壁にぞれ
    ぞれ電極を添設したインクジェットヘッドを各インク室
    の並びの方向に移動制御しつつ記録媒体を前記インクジ
    ェットヘッドの各インク室の並びの方向とは直交する方
    向に搬送させ、所定のタイミングでインク吐出すべきイ
    ンク室の電極と隣接したインク室の電極間に電圧を印加
    して隔壁を変形させ、これによりインク吐出を行うイン
    ク室内に圧力変化を与えてインク吐出口からインク吐出
    を行い、各インク室のインク吐出口間のピッチよりも小
    さいピッチでドット印字を行うインクジェットプリンタ
    において、 前記インクジェットヘッドは、径の大きいインク吐出口
    と径の小さいインク吐出口を交互に配置し、径の大きい
    インク吐出口からのインク吐出により2値印字を行い、
    径の大きいインク吐出口からのインク吐出によりドット
    径の大きい印字を行うとともに径の小さいインク吐出口
    からのインク吐出によりドット径の小さい印字を行って
    階調印字を行うことを特徴とするインクジェットプリン
    タの印字方法。
  3. 【請求項3】 径の大きいインク吐出口からのインク吐
    出は高い駆動周波数で行い、径の小さいインク吐出口か
    らのインク吐出は低い駆動周波数で行うことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のインクジェットプリンタの印字
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012166462A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Toshiba Tec Corp インクジェットヘッドおよびインクジェットヘッドの製造方法
EP3212416A4 (en) * 2014-10-30 2018-06-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Ink jet printing

Cited By (3)

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US10780695B2 (en) 2014-10-30 2020-09-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Ink jet printing

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