JPH10263961A - 案内レール - Google Patents
案内レールInfo
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- JPH10263961A JPH10263961A JP7808297A JP7808297A JPH10263961A JP H10263961 A JPH10263961 A JP H10263961A JP 7808297 A JP7808297 A JP 7808297A JP 7808297 A JP7808297 A JP 7808297A JP H10263961 A JPH10263961 A JP H10263961A
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- Japan
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- rails
- connecting plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 可撓性が高く平面のみならず種々の曲率の曲
面に対しても適合性が高い案内レ−ルを提供。 【解決手段】 y方向に延びる2本のレ−ル32L,3
2R;y方向に分散する複数点の一点において前記2本
のレ−ルに固定され、他点においてはy方向には相対的
に滑りx方向には実質上係止の関係に前記2本のレ−ル
に結合された連結板4;および、y方向に分散する複数
点の一点において連結板に固定され、他点においてはy
方向には相対的に滑りx方向には実質上係止の関係に連
結板に結合したラック2;を備える案内レ−ル1。連結
板の長穴を通して各止めねじをレ−ルおよびラックにね
じ結合した。
面に対しても適合性が高い案内レ−ルを提供。 【解決手段】 y方向に延びる2本のレ−ル32L,3
2R;y方向に分散する複数点の一点において前記2本
のレ−ルに固定され、他点においてはy方向には相対的
に滑りx方向には実質上係止の関係に前記2本のレ−ル
に結合された連結板4;および、y方向に分散する複数
点の一点において連結板に固定され、他点においてはy
方向には相対的に滑りx方向には実質上係止の関係に連
結板に結合したラック2;を備える案内レ−ル1。連結
板の長穴を通して各止めねじをレ−ルおよびラックにね
じ結合した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体の移動を、
平面又は曲面に沿って案内するレ−ルに関し、特に、こ
れに限定する意図ではないが、平板状もしくは上凸又は
上反り凹形状の鋼板の開先溶接において、溶接台車の移
動を開先に平行に案内するレ−ルに関する。
平面又は曲面に沿って案内するレ−ルに関し、特に、こ
れに限定する意図ではないが、平板状もしくは上凸又は
上反り凹形状の鋼板の開先溶接において、溶接台車の移
動を開先に平行に案内するレ−ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のレ−ルは、運搬が容易な
ようにアルミ引抜材であって、その横断面は、凹を上下
反転した逆凹形状、すなわち平行2脚(厚肉部)とそれ
らの間の平板部が一体連続のものである。両脚の下底に
は、溶接対象の鋼板に固定するための永久磁石が固着さ
れている。両脚の外側面に、溶接台車の倣いロ−ラが当
接する。
ようにアルミ引抜材であって、その横断面は、凹を上下
反転した逆凹形状、すなわち平行2脚(厚肉部)とそれ
らの間の平板部が一体連続のものである。両脚の下底に
は、溶接対象の鋼板に固定するための永久磁石が固着さ
れている。両脚の外側面に、溶接台車の倣いロ−ラが当
接する。
【0003】図5に従来の案内レ−ル1の外観を、図6
には該案内レ−ル1と溶接台車100との組合せを示
す。溶接台車100を案内する従来のレール1は、支持
フレーム5に固着されている。支持フレ−ム5は、レ−
ル1を固着した支持脚31L,31R、これらの支持脚
を固着した支持板51および支持板51の下面に固着さ
れた永久磁石52L,52R、ならびに、図示を省略し
たが、永久磁石を溶接対象の鋼板Wから引き離すための
てこレバ−(図1,図2の8)、で構成されている。
には該案内レ−ル1と溶接台車100との組合せを示
す。溶接台車100を案内する従来のレール1は、支持
フレーム5に固着されている。支持フレ−ム5は、レ−
ル1を固着した支持脚31L,31R、これらの支持脚
を固着した支持板51および支持板51の下面に固着さ
れた永久磁石52L,52R、ならびに、図示を省略し
たが、永久磁石を溶接対象の鋼板Wから引き離すための
てこレバ−(図1,図2の8)、で構成されている。
【0004】案内レ−ル1の左,右側面は、レ−ル1の
水平面に対して45度の傾斜面で形成される山形になっ
ており、左側面の傾斜面に、溶接台車100の左側面倣
いロ−ラr1,r2が、また右側面の傾斜面に、溶接台
車100の右側面倣いロ−ラr3,r4が当接し、溶接
台車100は、左側面倣いロ−ラr1,r2と右側面倣
いロ−ラr3,r4で案内レ−ル1を挟んでいる(図
6)。左側面倣いロ−ラr1,r2および右側面倣いロ
−ラr3,r4はそれぞれローラヘッド106aおよび
106bで回転自在に支持されている。ローラヘッド1
06bは溶接台車100に回転可能に支持されている
が、止めねじ107により回転が止められている。ロー
ラヘッド106aにはねじ棒105aの先端が回転自在
に係合しており、ねじ棒105aは溶接台車100の雌
ねじ穴に螺合し該雌ねじ穴を貫通している。ねじ棒10
5aの後端には摘子105が固着されている。摘子10
5を時計方向に廻わしてねじ棒105aをねじ込むこと
により、左側面倣いロ−ラr1,r2と右側面倣いロ−
ラr3,r4による案内レ−ル1の挟み圧が強くなる。
摘子105を反時計方向に廻わすことにより挟み圧が弱
くなる。
水平面に対して45度の傾斜面で形成される山形になっ
ており、左側面の傾斜面に、溶接台車100の左側面倣
いロ−ラr1,r2が、また右側面の傾斜面に、溶接台
車100の右側面倣いロ−ラr3,r4が当接し、溶接
台車100は、左側面倣いロ−ラr1,r2と右側面倣
いロ−ラr3,r4で案内レ−ル1を挟んでいる(図
6)。左側面倣いロ−ラr1,r2および右側面倣いロ
−ラr3,r4はそれぞれローラヘッド106aおよび
106bで回転自在に支持されている。ローラヘッド1
06bは溶接台車100に回転可能に支持されている
が、止めねじ107により回転が止められている。ロー
ラヘッド106aにはねじ棒105aの先端が回転自在
に係合しており、ねじ棒105aは溶接台車100の雌
ねじ穴に螺合し該雌ねじ穴を貫通している。ねじ棒10
5aの後端には摘子105が固着されている。摘子10
5を時計方向に廻わしてねじ棒105aをねじ込むこと
により、左側面倣いロ−ラr1,r2と右側面倣いロ−
ラr3,r4による案内レ−ル1の挟み圧が強くなる。
摘子105を反時計方向に廻わすことにより挟み圧が弱
くなる。
【0005】案内メ−ル1の上面の幅方向中央には、ラ
ック2が固着されており、このラック2に溶接台車10
0のピニオン104が噛み合う。溶接台車100は、電
気モータ100mの回転をその出力軸に一体の歯車10
1と、それに結合した歯付ベルト102を介して伝達歯
車103に伝える。伝達歯車103は回転軸103aに
固着されており、この回転軸103aにピニオン104
が固着されている。したがって電気モ−タ100mが回
転すると、ピニオン104が回転駆動されてラック2を
蹴り、溶接台車100がレ−ル1が延びる方向(図6紙
面に垂直な方向)に移動する。
ック2が固着されており、このラック2に溶接台車10
0のピニオン104が噛み合う。溶接台車100は、電
気モータ100mの回転をその出力軸に一体の歯車10
1と、それに結合した歯付ベルト102を介して伝達歯
車103に伝える。伝達歯車103は回転軸103aに
固着されており、この回転軸103aにピニオン104
が固着されている。したがって電気モ−タ100mが回
転すると、ピニオン104が回転駆動されてラック2を
蹴り、溶接台車100がレ−ル1が延びる方向(図6紙
面に垂直な方向)に移動する。
【0006】溶接台車100には溶接ト−チWTが搭載
されており、この溶接ト−チWTが鋼板Wの開先WOを
溶接する。開先WOは図6紙面に垂直な方向に延び、こ
の開先WOと平行にして案内レ−ル1を鋼板W上に載置
して置くことにより、溶接台車100がレ−ル1に沿っ
て移動すると、溶接ト−チWTは開先WOに沿って移動
する。
されており、この溶接ト−チWTが鋼板Wの開先WOを
溶接する。開先WOは図6紙面に垂直な方向に延び、こ
の開先WOと平行にして案内レ−ル1を鋼板W上に載置
して置くことにより、溶接台車100がレ−ル1に沿っ
て移動すると、溶接ト−チWTは開先WOに沿って移動
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなレール1
は、可撓性が低くて曲りにくく、上凸又は上反り凹形状
の鋼板の開先溶接に適合性が低い。レ−ル1は長尺であ
るので、少々は曲り得るが、例えば曲率半径が数10m
以下の上凸又は上反り凹形状の鋼板の曲面に沿わせるよ
うに強制すると、レ−ル1に加わる力が弾性限度(降伏
点)を越えて、レ−ル1が永久変形又は破損する。
は、可撓性が低くて曲りにくく、上凸又は上反り凹形状
の鋼板の開先溶接に適合性が低い。レ−ル1は長尺であ
るので、少々は曲り得るが、例えば曲率半径が数10m
以下の上凸又は上反り凹形状の鋼板の曲面に沿わせるよ
うに強制すると、レ−ル1に加わる力が弾性限度(降伏
点)を越えて、レ−ル1が永久変形又は破損する。
【0008】したがって従来は、鋼板の曲りに合せた曲
り案内レ−ルを予め曲げ加工により製造(特注)する必
要があり、曲り鋼板の溶接コストが高くつくという問題
があった。
り案内レ−ルを予め曲げ加工により製造(特注)する必
要があり、曲り鋼板の溶接コストが高くつくという問題
があった。
【0009】本発明は、可撓性が高く平面のみならず種
々の曲率の曲面に対しても適合性が高い案内レ−ルを提
供することを目的とする。
々の曲率の曲面に対しても適合性が高い案内レ−ルを提
供することを目的とする。
【0010】
(1)本発明の案内レ−ル(1)は、y方向に延びる2本
のレ−ル(32L,32R);および、y方向に分散する複数点
の一点において前記2本のレ−ルに固定され、他点にお
いてはy方向には相対的に滑りx方向には実質上係止の
関係に前記2本のレ−ルに結合された、前記2本のレ−
ルをx方向に所定距離を置いて平行に連結する連結板
(4);を備える。
のレ−ル(32L,32R);および、y方向に分散する複数点
の一点において前記2本のレ−ルに固定され、他点にお
いてはy方向には相対的に滑りx方向には実質上係止の
関係に前記2本のレ−ルに結合された、前記2本のレ−
ルをx方向に所定距離を置いて平行に連結する連結板
(4);を備える。
【0011】なお、理解を容易にするためにカッコ内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号を、参
考までに付記した。
は、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号を、参
考までに付記した。
【0012】これによれば、y方向(長手方向)の一点
においては2本のレ−ル(32L,32R)と連結板(4)とが相互
に固着されているが、他点においては2本のレ−ル(32
L,32R)と連結板(4)とがy方向に相対的に滑ることがで
きるので、案内レ−ル(1)を上凸又は上反り凹形状の鋼
板の曲面に沿わせるように強制すると、2本のレ−ル(3
2L,32R)のそれぞれおよび連結板(4)が曲り、このとき、
2本のレ−ル(32L,32R)と連結板(4)が相対的に滑る。す
なわちそれぞれの曲率の違いによるたわみ差分相対的に
摺動し、曲率の違いによる局所応力集中を生じない。す
なわちこの滑りが、2本のレ−ル(32L,32R)と連結板(4)
との間の歪を解放する。したがって、2本のレ−ル(32
L,32R)および連結板(4)の弾性限界は、それらがy方向
全長に渡って一体固着の場合よりも高くなり、永久変形
あるいは破損を生ずる曲率半径が小さくなる。つまり曲
り易く、しかも永久変形,破損を生じにくくなり、平面
のみならず種々の曲率の曲面に対しても適合性が高い。
においては2本のレ−ル(32L,32R)と連結板(4)とが相互
に固着されているが、他点においては2本のレ−ル(32
L,32R)と連結板(4)とがy方向に相対的に滑ることがで
きるので、案内レ−ル(1)を上凸又は上反り凹形状の鋼
板の曲面に沿わせるように強制すると、2本のレ−ル(3
2L,32R)のそれぞれおよび連結板(4)が曲り、このとき、
2本のレ−ル(32L,32R)と連結板(4)が相対的に滑る。す
なわちそれぞれの曲率の違いによるたわみ差分相対的に
摺動し、曲率の違いによる局所応力集中を生じない。す
なわちこの滑りが、2本のレ−ル(32L,32R)と連結板(4)
との間の歪を解放する。したがって、2本のレ−ル(32
L,32R)および連結板(4)の弾性限界は、それらがy方向
全長に渡って一体固着の場合よりも高くなり、永久変形
あるいは破損を生ずる曲率半径が小さくなる。つまり曲
り易く、しかも永久変形,破損を生じにくくなり、平面
のみならず種々の曲率の曲面に対しても適合性が高い。
【0013】
(2)連結板(4)は、y方向に分散する複数点の一点に
おいてねじ止めにより前記2本のレ−ル(32L,32R)に固
定され、他点においては連結板(4)のy方向に長い長穴
(4L2)を貫通しレ−ル(32L,32R)にねじ込まれたねじ(6L
2)によりy方向には相対的に滑りx方向には実質上係止
の関係に前記2本のレ−ルに結合された、案内レ−ル
(1)。該長穴(4L2)とそれを貫通するねじ(6L2)により、
連結板(4)がレ−ル(32L,32R)にy方向には滑る関係に係
止されているので、大要ではレ−ル(32L,32R)と連結板
(4)とは一体であり、案内レ−ル(1)の運搬,鋼板への据
付けは従来と同様に容易である。
おいてねじ止めにより前記2本のレ−ル(32L,32R)に固
定され、他点においては連結板(4)のy方向に長い長穴
(4L2)を貫通しレ−ル(32L,32R)にねじ込まれたねじ(6L
2)によりy方向には相対的に滑りx方向には実質上係止
の関係に前記2本のレ−ルに結合された、案内レ−ル
(1)。該長穴(4L2)とそれを貫通するねじ(6L2)により、
連結板(4)がレ−ル(32L,32R)にy方向には滑る関係に係
止されているので、大要ではレ−ル(32L,32R)と連結板
(4)とは一体であり、案内レ−ル(1)の運搬,鋼板への据
付けは従来と同様に容易である。
【0014】(3)更に、y方向に分散する複数点の一
点において連結板(4)に固定され、他点においてはy方
向には相対的に滑りx方向には実質上係止の関係に連結
板(4)に結合したラック(2);を備える案内レ−ル(1)。
点において連結板(4)に固定され、他点においてはy方
向には相対的に滑りx方向には実質上係止の関係に連結
板(4)に結合したラック(2);を備える案内レ−ル(1)。
【0015】溶接台車(100)の車輪又はロ−ラを案内レ
−ル(1)で案内し、車輪又はロ−ラを回転駆動すること
により、溶接台車(100)を案内レ−ル(1)に沿って走行さ
せることができるが、車輪又はロ−ラが案内レ−ル(1)
に対してスリップするおそれがあるので、台車走行速度
を正確にするために、従来と同様にラック(2)を案内レ
−ル(1)に装備するのが好ましいが、このラック(2)も案
内レ−ル(1)の弾性を下げてしまう。つまり案内レ−ル
を曲りにくくしてしまう。
−ル(1)で案内し、車輪又はロ−ラを回転駆動すること
により、溶接台車(100)を案内レ−ル(1)に沿って走行さ
せることができるが、車輪又はロ−ラが案内レ−ル(1)
に対してスリップするおそれがあるので、台車走行速度
を正確にするために、従来と同様にラック(2)を案内レ
−ル(1)に装備するのが好ましいが、このラック(2)も案
内レ−ル(1)の弾性を下げてしまう。つまり案内レ−ル
を曲りにくくしてしまう。
【0016】しかし本実施態様では、ラック(2)を連結
板(4)に、y方向には相対的にすべるように組付けてい
るので、ラック(2)および連結板(4)のそれぞれが弾性限
界内で曲り易く、平面のみならず種々の曲率の曲面に対
しても適合性が高い。
板(4)に、y方向には相対的にすべるように組付けてい
るので、ラック(2)および連結板(4)のそれぞれが弾性限
界内で曲り易く、平面のみならず種々の曲率の曲面に対
しても適合性が高い。
【0017】(4)ラック(2)は、y方向に分散する複
数点の一点においてねじ止めにより連結板に固定され、
他点においては連結板のy方向に長い長穴(4c3)を貫通
しラック(2)にねじ込まれたねじ(6c3)によりy方向には
相対的に滑りx方向には実質上係止の関係に連結板(4)
に結合された案内レ−ル(1)。該長穴(4c3)とそれを貫通
するねじ(6c3)により、ラック(2)が連結板(4)にy方向
には滑る関係に係止されているので、大要ではレ−ル(3
2L,32R),連結板(4)およびラック(2)の3者が一体であ
り、案内レ−ル(1)の運搬,鋼板への据付けは従来と同
様に容易である。
数点の一点においてねじ止めにより連結板に固定され、
他点においては連結板のy方向に長い長穴(4c3)を貫通
しラック(2)にねじ込まれたねじ(6c3)によりy方向には
相対的に滑りx方向には実質上係止の関係に連結板(4)
に結合された案内レ−ル(1)。該長穴(4c3)とそれを貫通
するねじ(6c3)により、ラック(2)が連結板(4)にy方向
には滑る関係に係止されているので、大要ではレ−ル(3
2L,32R),連結板(4)およびラック(2)の3者が一体であ
り、案内レ−ル(1)の運搬,鋼板への据付けは従来と同
様に容易である。
【0018】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0019】
【実施例】図1に本発明の一実施例の案内レール1の外
観を示し、図2には、図1に示したレール1の端面を図
1に1点鎖線矢印2Aで示す方向より見た側面を示す。
支持フレーム5のy方向に一定距離(本実施例において
は500mm)ごとに並んだ永久磁石52L,52Rが、
溶接対象の鋼板(ワ−ク)Wに吸着し、これにより支持
フレ−ム5がワ−クWに固定される。
観を示し、図2には、図1に示したレール1の端面を図
1に1点鎖線矢印2Aで示す方向より見た側面を示す。
支持フレーム5のy方向に一定距離(本実施例において
は500mm)ごとに並んだ永久磁石52L,52Rが、
溶接対象の鋼板(ワ−ク)Wに吸着し、これにより支持
フレ−ム5がワ−クWに固定される。
【0020】支持フレーム5の支持板51は、ワークW
表面に対して平行でy方向と直角なx方向に延びる長方
形の板状であり、その表面には基体3の下部より垂直に
突出する円柱状のレ−ル脚31L,31Rがxy平面に
垂直なz方向に立ち、裏面はワークWの表面に対向す
る。支持フレーム5の脚である永久磁石52L,52R
がワークWの表面に吸着し、支持板51をワークWに対
して平行に支持する。
表面に対して平行でy方向と直角なx方向に延びる長方
形の板状であり、その表面には基体3の下部より垂直に
突出する円柱状のレ−ル脚31L,31Rがxy平面に
垂直なz方向に立ち、裏面はワークWの表面に対向す
る。支持フレーム5の脚である永久磁石52L,52R
がワークWの表面に吸着し、支持板51をワークWに対
して平行に支持する。
【0021】支持板51には、分離機構8が装着されて
いる。分離機構8の先端の取手84を引き上げることに
より、てこレバ−83が、回転軸82を中心に回転す
る。てこレバ−83の回転に伴い、ワークWの表面に対
向するてこレバ−83の基部の角がワークWの表面に接
触する。てこレバ−83の基部の角は、周面となるよう
加工されており、てこレバ−83の基部の角に加えられ
たワークWの表面に対する押し付け力が、回転軸82を
支点としたてこの原理により、支持板51の下面に垂設
されたアーム81に大きな押し上げ力が加わり、永久磁
石52L,52Rを、ワークWの表面から引き離す。て
こレバ−83を更に持ち上げると、左方の永久磁石52
Lの下左コ−ナ(図2)を中心として案内レ−ル1が反
時計方向に回転して横倒しとなり、ワ−クWに対する永
久磁石52L,52Rの吸着力が弱く、作業者は案内レ
−ル1を容易に持ち上げることができる。
いる。分離機構8の先端の取手84を引き上げることに
より、てこレバ−83が、回転軸82を中心に回転す
る。てこレバ−83の回転に伴い、ワークWの表面に対
向するてこレバ−83の基部の角がワークWの表面に接
触する。てこレバ−83の基部の角は、周面となるよう
加工されており、てこレバ−83の基部の角に加えられ
たワークWの表面に対する押し付け力が、回転軸82を
支点としたてこの原理により、支持板51の下面に垂設
されたアーム81に大きな押し上げ力が加わり、永久磁
石52L,52Rを、ワークWの表面から引き離す。て
こレバ−83を更に持ち上げると、左方の永久磁石52
Lの下左コ−ナ(図2)を中心として案内レ−ル1が反
時計方向に回転して横倒しとなり、ワ−クWに対する永
久磁石52L,52Rの吸着力が弱く、作業者は案内レ
−ル1を容易に持ち上げることができる。
【0022】ローラ受け用の2本のレ−ル32L,32
Rは、互いに平行な状態でy方向に延びて基体3を構成
し、それに固着されたレ−ル脚31L,31Rは、レ−
ル32L,32Rをそれぞれ支持するものである。そし
て、ワークWに対して平行でy方向に延びる連結板4
が、レ−ル32L,32Rの間に介挿され、レ−ル32
L,32Rを連結する。連結板4の表面の幅方向中央に
は、y方向に延びるラック2が装着されている。
Rは、互いに平行な状態でy方向に延びて基体3を構成
し、それに固着されたレ−ル脚31L,31Rは、レ−
ル32L,32Rをそれぞれ支持するものである。そし
て、ワークWに対して平行でy方向に延びる連結板4
が、レ−ル32L,32Rの間に介挿され、レ−ル32
L,32Rを連結する。連結板4の表面の幅方向中央に
は、y方向に延びるラック2が装着されている。
【0023】図3に、始点直近の固着点から150mm
近くの第1長穴4L2,4R2の位置における基体3の
垂直横断面(図1の3A−3A線断面)を示し、図4に
は、第1長穴4L2,4R2と第2長穴4L3,4R3
の位置における基体3の垂直縦断面(図1の4A−4A
線断面)を示す。
近くの第1長穴4L2,4R2の位置における基体3の
垂直横断面(図1の3A−3A線断面)を示し、図4に
は、第1長穴4L2,4R2と第2長穴4L3,4R3
の位置における基体3の垂直縦断面(図1の4A−4A
線断面)を示す。
【0024】連結板4には、その始点(図1に示す右側
の端面)の直近に、止めねじが通る丸穴4L1,4R1
(図2)が開いており、この丸穴を通して止めねじ6L
1,6R1がレ−ル32L,32Rの雌ねじ穴3L1,
3R1(図2)にねじ込まれ、これにより連結板4はレ
−ル32L,32Rに固定されている。すなわち、連結
板4は始点直近においては、x,y方向のいずれにも相
対的に動かないようにレ−ル32L,32Rに固着され
ている。
の端面)の直近に、止めねじが通る丸穴4L1,4R1
(図2)が開いており、この丸穴を通して止めねじ6L
1,6R1がレ−ル32L,32Rの雌ねじ穴3L1,
3R1(図2)にねじ込まれ、これにより連結板4はレ
−ル32L,32Rに固定されている。すなわち、連結
板4は始点直近においては、x,y方向のいずれにも相
対的に動かないようにレ−ル32L,32Rに固着され
ている。
【0025】この固着点からy方向に一定間隔(本実施
例においては150mm)ごとに、ラック2の装着される
幅方向中央を挟んだ対称位置に、止めねじを貫通させる
為の、y方向に長い長穴4L2,4R2、4L3,4R
3・・・(図1,図3,図4)があり、レ−ル32L,3
2Rの表面には、これらの長穴と対向する位置に止めね
じを受ける雌ねじ穴3L2,3R2(図3,図4)が開
いており、連結板4の長穴4L2,4R2、4L3,4
R3・・・を通した止めねじ6L2,6R2、6L3,6
R3・・・がレ−ル32L,32Rの雌ねじ穴3L2,3
R2にねじ込まれている。止めねじ6L2,6R2、6
L3,6R3・・・による連結板4の加圧締付けを回避す
るため(止めねじと連結板との相対滑りを可とするた
め)に、カラ−7L1,7R1の筒幹部が長穴4L2,
4R2に挿入され、止めねじ6L2,6R2はこのカラ
−7L1,7R1を貫通している。カラ−7L1,7R
1は、その筒幹部の上端部に筒幹部と連続するフランジ
を有するものであり、筒幹部の長さ(筒幹部の下端とフ
ランジ下面との距離)は、連結板4の板厚よりわずかに
長い。これにより、カラ−7L1,7R1を圧縮するま
で止めねじ6L2,6R2を雌ねじ穴3L2,3R2に
ねじ込み、止めねじおよびカラ−がレ−ル32L,32
Rと一体固着となるが、カラ−に対して連結板4はy方
向に滑り得る。連結板4の長穴4L2,4R2、4L
3,4R3・・・は、x方向の幅は止めねじが貫通するカ
ラ−7L1,7R1の筒幹部の外径と同程度であるが、
y方向の幅(長さ)が該カラ−の外径より大きく、連結
板4の延びるy方向に長いスリット形状である。
例においては150mm)ごとに、ラック2の装着される
幅方向中央を挟んだ対称位置に、止めねじを貫通させる
為の、y方向に長い長穴4L2,4R2、4L3,4R
3・・・(図1,図3,図4)があり、レ−ル32L,3
2Rの表面には、これらの長穴と対向する位置に止めね
じを受ける雌ねじ穴3L2,3R2(図3,図4)が開
いており、連結板4の長穴4L2,4R2、4L3,4
R3・・・を通した止めねじ6L2,6R2、6L3,6
R3・・・がレ−ル32L,32Rの雌ねじ穴3L2,3
R2にねじ込まれている。止めねじ6L2,6R2、6
L3,6R3・・・による連結板4の加圧締付けを回避す
るため(止めねじと連結板との相対滑りを可とするた
め)に、カラ−7L1,7R1の筒幹部が長穴4L2,
4R2に挿入され、止めねじ6L2,6R2はこのカラ
−7L1,7R1を貫通している。カラ−7L1,7R
1は、その筒幹部の上端部に筒幹部と連続するフランジ
を有するものであり、筒幹部の長さ(筒幹部の下端とフ
ランジ下面との距離)は、連結板4の板厚よりわずかに
長い。これにより、カラ−7L1,7R1を圧縮するま
で止めねじ6L2,6R2を雌ねじ穴3L2,3R2に
ねじ込み、止めねじおよびカラ−がレ−ル32L,32
Rと一体固着となるが、カラ−に対して連結板4はy方
向に滑り得る。連結板4の長穴4L2,4R2、4L
3,4R3・・・は、x方向の幅は止めねじが貫通するカ
ラ−7L1,7R1の筒幹部の外径と同程度であるが、
y方向の幅(長さ)が該カラ−の外径より大きく、連結
板4の延びるy方向に長いスリット形状である。
【0026】また連結板4の、その始点(図1に示す右
側の端面)の直近の幅方向中央部に、止めねじが通る丸
穴4c1(図2)が開いており、この丸穴4c1を通し
て止めねじ6c1がラック2の雌ねじ穴3c1にねじ込
まれ、これによりラック2は連結板4に固定されてい
る。すなわち、ラック2は始点直近においては、x,y
方向のいずれにも相対的に動かないように連結板4に固
着されている。
側の端面)の直近の幅方向中央部に、止めねじが通る丸
穴4c1(図2)が開いており、この丸穴4c1を通し
て止めねじ6c1がラック2の雌ねじ穴3c1にねじ込
まれ、これによりラック2は連結板4に固定されてい
る。すなわち、ラック2は始点直近においては、x,y
方向のいずれにも相対的に動かないように連結板4に固
着されている。
【0027】この固着点からy方向に一定間隔(本実施
例においては150mm)ごとに、前述の長穴4L2,4
R2、4L3,4R3・・・とy方向で略同位置に、裏面
からラック装着用の止めねじ6c2,6c3を貫通させ
る為の長穴4c2,4c3・・・(図3,図4)があり、
ラック2の裏面には、これらの長穴4c2,4c3・・・
と対向する位置に止めねじ6c2,6c3を受ける雌ね
じ穴3c2,3c3が開いている。連結板4の長穴4c
2,4c3・・・を通した止めねじ6c2,6c3がラッ
ク2の雌ねじ穴3c2,3c3にねじ込まれている。止
めねじ6c2,6c3による連結板4の加圧締付けを回
避するため(止めねじと連結板との相対滑りを可とする
ため)に、カラ−7c1,7c2の筒幹部が長穴4c
2,4c3に挿入され、止めねじ6c2,6c3はこの
カラ−7c1,7c2を貫通している。連結板4の長穴
は、x方向の幅は止めねじが貫通するカラ−7c1,7
c2の筒幹部の外径と同程度であるが、y方向の幅(長
さ)が該カラ−の外径より大きく、連結板4の延びるy
方向に長いスリット形状である。
例においては150mm)ごとに、前述の長穴4L2,4
R2、4L3,4R3・・・とy方向で略同位置に、裏面
からラック装着用の止めねじ6c2,6c3を貫通させ
る為の長穴4c2,4c3・・・(図3,図4)があり、
ラック2の裏面には、これらの長穴4c2,4c3・・・
と対向する位置に止めねじ6c2,6c3を受ける雌ね
じ穴3c2,3c3が開いている。連結板4の長穴4c
2,4c3・・・を通した止めねじ6c2,6c3がラッ
ク2の雌ねじ穴3c2,3c3にねじ込まれている。止
めねじ6c2,6c3による連結板4の加圧締付けを回
避するため(止めねじと連結板との相対滑りを可とする
ため)に、カラ−7c1,7c2の筒幹部が長穴4c
2,4c3に挿入され、止めねじ6c2,6c3はこの
カラ−7c1,7c2を貫通している。連結板4の長穴
は、x方向の幅は止めねじが貫通するカラ−7c1,7
c2の筒幹部の外径と同程度であるが、y方向の幅(長
さ)が該カラ−の外径より大きく、連結板4の延びるy
方向に長いスリット形状である。
【0028】以上に説明した案内レ−ル1を、上凸又は
上反り凹形状の比較的に曲りが大きいワ−クWに、その
開先に平行に載置すると、永久磁石31L,31Rがワ
−クWに吸着し、レ−ル32L,32Rがワ−クWの上
表面に平行となる。すなわちワ−クWの曲りと同じく曲
る。このとき、案内レ−ル1の始点(図1で右端)でレ
−ル32L,32Rに連結板4が固定されしかも連結板
4にラック2が固定されているので、これら3者がワ−
クWに固定となる。しかし、y方向の他の複数点では、
連結板4はレ−ル32L,32Rに対してy方向に滑る
ことができ、またラック2は連結板4に対してy方向に
滑ることができるので、3者はそれぞれ個別に曲ること
ができるので曲り易く弾性限界(降伏点)が高く、それ
ぞれが小さい曲率半径の曲面(ワ−クW)に沿って曲る
ことができる。すなわち、曲面(ワ−クW)に対する3
者それぞれの距離(z)が異なることにより、3者それ
ぞれの曲率半径が異り、レ−ル32L,32R,連結板
4,ラック2およびワ−クWの4者を水平面に投影した
場合の水平面上の所定長に対応する4者それぞれの実長
が相対的に異るが、この差異分、相対的にy方向に滑る
ので、レ−ル32L,32Rと連結板4との間、連結板
4とラック2との間にy方向の応力が加わらず、レ−ル
32L,32R,連結板4およびラック2の3者は曲り
易く塑性変形や破壊(破断,割れ)を生じにくい。した
がって案内レ−ル1は、平面のみならず種々の曲率の曲
面に対しても適合性が高い。
上反り凹形状の比較的に曲りが大きいワ−クWに、その
開先に平行に載置すると、永久磁石31L,31Rがワ
−クWに吸着し、レ−ル32L,32Rがワ−クWの上
表面に平行となる。すなわちワ−クWの曲りと同じく曲
る。このとき、案内レ−ル1の始点(図1で右端)でレ
−ル32L,32Rに連結板4が固定されしかも連結板
4にラック2が固定されているので、これら3者がワ−
クWに固定となる。しかし、y方向の他の複数点では、
連結板4はレ−ル32L,32Rに対してy方向に滑る
ことができ、またラック2は連結板4に対してy方向に
滑ることができるので、3者はそれぞれ個別に曲ること
ができるので曲り易く弾性限界(降伏点)が高く、それ
ぞれが小さい曲率半径の曲面(ワ−クW)に沿って曲る
ことができる。すなわち、曲面(ワ−クW)に対する3
者それぞれの距離(z)が異なることにより、3者それ
ぞれの曲率半径が異り、レ−ル32L,32R,連結板
4,ラック2およびワ−クWの4者を水平面に投影した
場合の水平面上の所定長に対応する4者それぞれの実長
が相対的に異るが、この差異分、相対的にy方向に滑る
ので、レ−ル32L,32Rと連結板4との間、連結板
4とラック2との間にy方向の応力が加わらず、レ−ル
32L,32R,連結板4およびラック2の3者は曲り
易く塑性変形や破壊(破断,割れ)を生じにくい。した
がって案内レ−ル1は、平面のみならず種々の曲率の曲
面に対しても適合性が高い。
【0029】Y方向の全長に渡って、連結板4はレ−ル
32L,32Rに、ラック2は連結板4に、幅方向xに
は係止されているので、案内レ−ル1はy方向全長に渡
って幅が一定でありまたラック2の幅方向位置が一定で
あるので、レ−ル32L,32Rおよびラック2のy方
向の直線性が確保されている。
32L,32Rに、ラック2は連結板4に、幅方向xに
は係止されているので、案内レ−ル1はy方向全長に渡
って幅が一定でありまたラック2の幅方向位置が一定で
あるので、レ−ル32L,32Rおよびラック2のy方
向の直線性が確保されている。
【0030】なお、上述の実施例においては、長穴にカ
ラ−の筒幹部を挿入し、カラ−に止めねじを通している
が、カラ−を省略して、止めねじを、ねじ山始端とねじ
頭の間が、連結板4の板厚よりわずかに長い太径円柱で
ある段付ねじとしてもよい。
ラ−の筒幹部を挿入し、カラ−に止めねじを通している
が、カラ−を省略して、止めねじを、ねじ山始端とねじ
頭の間が、連結板4の板厚よりわずかに長い太径円柱で
ある段付ねじとしてもよい。
【図1】 本発明一実施例の外観を表す斜視図である。
【図2】 図1に示す2Aの方向から見た案内レール1
の右端面を示す拡大側面図である。
の右端面を示す拡大側面図である。
【図3】 図1に示す3A−3A線における案内レール
1の垂直横断面を示す拡大断面図である。
1の垂直横断面を示す拡大断面図である。
【図4】 図1に示す4A−A線における案内レール1
の垂直縦断面を示す拡大断面図である。
の垂直縦断面を示す拡大断面図である。
【図5】 従来の案内レールの外観を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】 図5に示す従来の案内レ−ルとそれに結合し
た溶接台車100の横断面図である。
た溶接台車100の横断面図である。
1:レール 2:ラック 3:基体 31L,31
R:脚 32L,32R:レ−ル 3L1,3R
1:雌ねじ穴 4:連結板 4c2,4c
3:長穴 4L2,4R2,4L3,4R3:長穴 5:支持フレ
ーム 51:支持板 52L,52
R:永久磁石 6c1,6c2,6c3:止めねじ 6L1,6R1、6L2,6R2、6L3,6R3:止
めねじ 7c1,7c2:カラー 7L1,7R
1:カラー 8:分離機構 82:回転軸 83:てこレバ− 84:取手 W:ワーク(鋼板)
R:脚 32L,32R:レ−ル 3L1,3R
1:雌ねじ穴 4:連結板 4c2,4c
3:長穴 4L2,4R2,4L3,4R3:長穴 5:支持フレ
ーム 51:支持板 52L,52
R:永久磁石 6c1,6c2,6c3:止めねじ 6L1,6R1、6L2,6R2、6L3,6R3:止
めねじ 7c1,7c2:カラー 7L1,7R
1:カラー 8:分離機構 82:回転軸 83:てこレバ− 84:取手 W:ワーク(鋼板)
Claims (4)
- 【請求項1】y方向に延びる2本のレ−ル;および、 y方向に分散する複数点の一点において前記2本のレ−
ルに固定され、他点においてはy方向には相対的に滑り
x方向には実質上係止の関係に前記2本のレ−ルに結合
された、前記2本のレ−ルをx方向に所定距離を置いて
平行に連結する連結板;を備える案内レ−ル。 - 【請求項2】連結板は、y方向に分散する複数点の一点
においてねじ止めにより前記2本のレ−ルに固定され、
他点においては連結板のy方向に長い長穴を貫通しレ−
ルにねじ込まれたねじによりy方向には相対的に滑りx
方向には実質上係止の関係に前記2本のレ−ルに結合さ
れた、請求項1記載の案内レ−ル。 - 【請求項3】更に、y方向に分散する複数点の一点にお
いて連結板に固定され、他点においてはy方向には相対
的に滑りx方向には実質上係止の関係に連結板に結合し
たラック;を備える請求項1記載の案内レ−ル。 - 【請求項4】ラックは、y方向に分散する複数点の一点
においてねじ止めにより連結板に固定され、他点におい
ては連結板のy方向に長い長穴を貫通しラックにねじ込
まれたねじによりy方向には相対的に滑りx方向には実
質上係止の関係に連結板に結合された、請求項3記載の
案内レ−ル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7808297A JPH10263961A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 案内レール |
KR1019980002002A KR100294453B1 (ko) | 1997-01-23 | 1998-01-23 | 2전극 편면 가스쉴드 아크 용접방법 및 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7808297A JPH10263961A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 案内レール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10263961A true JPH10263961A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13651932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7808297A Pending JPH10263961A (ja) | 1997-01-23 | 1997-03-28 | 案内レール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10263961A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100821218B1 (ko) | 2007-03-30 | 2008-04-11 | 웰텍 주식회사 | 강관 자동용접기의 주행장치 |
JP2008105101A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 溶接ロボット |
JP2008200680A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Nippon Steel & Sumikin Welding Co Ltd | レール倣い台車および溶接装置 |
KR100981024B1 (ko) | 2007-12-31 | 2010-09-07 | 에스티엑스조선해양 주식회사 | 곡판 용접용 탄성레일 |
CN107790936A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-03-13 | 江苏长虹智能装备集团有限公司 | 一种客车底盘焊接机器人 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP7808297A patent/JPH10263961A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008105101A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 溶接ロボット |
JP2008200680A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Nippon Steel & Sumikin Welding Co Ltd | レール倣い台車および溶接装置 |
KR100821218B1 (ko) | 2007-03-30 | 2008-04-11 | 웰텍 주식회사 | 강관 자동용접기의 주행장치 |
KR100981024B1 (ko) | 2007-12-31 | 2010-09-07 | 에스티엑스조선해양 주식회사 | 곡판 용접용 탄성레일 |
CN107790936A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-03-13 | 江苏长虹智能装备集团有限公司 | 一种客车底盘焊接机器人 |
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