JPH10263961A - 案内レール - Google Patents

案内レール

Info

Publication number
JPH10263961A
JPH10263961A JP7808297A JP7808297A JPH10263961A JP H10263961 A JPH10263961 A JP H10263961A JP 7808297 A JP7808297 A JP 7808297A JP 7808297 A JP7808297 A JP 7808297A JP H10263961 A JPH10263961 A JP H10263961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rails
connecting plate
guide rail
rack
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7808297A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Wada
田 達 郎 和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd filed Critical Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Priority to JP7808297A priority Critical patent/JPH10263961A/ja
Priority to KR1019980002002A priority patent/KR100294453B1/ko
Publication of JPH10263961A publication Critical patent/JPH10263961A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性が高く平面のみならず種々の曲率の曲
面に対しても適合性が高い案内レ−ルを提供。 【解決手段】 y方向に延びる2本のレ−ル32L,3
2R;y方向に分散する複数点の一点において前記2本
のレ−ルに固定され、他点においてはy方向には相対的
に滑りx方向には実質上係止の関係に前記2本のレ−ル
に結合された連結板4;および、y方向に分散する複数
点の一点において連結板に固定され、他点においてはy
方向には相対的に滑りx方向には実質上係止の関係に連
結板に結合したラック2;を備える案内レ−ル1。連結
板の長穴を通して各止めねじをレ−ルおよびラックにね
じ結合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体の移動を、
平面又は曲面に沿って案内するレ−ルに関し、特に、こ
れに限定する意図ではないが、平板状もしくは上凸又は
上反り凹形状の鋼板の開先溶接において、溶接台車の移
動を開先に平行に案内するレ−ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のレ−ルは、運搬が容易な
ようにアルミ引抜材であって、その横断面は、凹を上下
反転した逆凹形状、すなわち平行2脚(厚肉部)とそれ
らの間の平板部が一体連続のものである。両脚の下底に
は、溶接対象の鋼板に固定するための永久磁石が固着さ
れている。両脚の外側面に、溶接台車の倣いロ−ラが当
接する。
【0003】図5に従来の案内レ−ル1の外観を、図6
には該案内レ−ル1と溶接台車100との組合せを示
す。溶接台車100を案内する従来のレール1は、支持
フレーム5に固着されている。支持フレ−ム5は、レ−
ル1を固着した支持脚31L,31R、これらの支持脚
を固着した支持板51および支持板51の下面に固着さ
れた永久磁石52L,52R、ならびに、図示を省略し
たが、永久磁石を溶接対象の鋼板Wから引き離すための
てこレバ−(図1,図2の8)、で構成されている。
【0004】案内レ−ル1の左,右側面は、レ−ル1の
水平面に対して45度の傾斜面で形成される山形になっ
ており、左側面の傾斜面に、溶接台車100の左側面倣
いロ−ラr1,r2が、また右側面の傾斜面に、溶接台
車100の右側面倣いロ−ラr3,r4が当接し、溶接
台車100は、左側面倣いロ−ラr1,r2と右側面倣
いロ−ラr3,r4で案内レ−ル1を挟んでいる(図
6)。左側面倣いロ−ラr1,r2および右側面倣いロ
−ラr3,r4はそれぞれローラヘッド106aおよび
106bで回転自在に支持されている。ローラヘッド1
06bは溶接台車100に回転可能に支持されている
が、止めねじ107により回転が止められている。ロー
ラヘッド106aにはねじ棒105aの先端が回転自在
に係合しており、ねじ棒105aは溶接台車100の雌
ねじ穴に螺合し該雌ねじ穴を貫通している。ねじ棒10
5aの後端には摘子105が固着されている。摘子10
5を時計方向に廻わしてねじ棒105aをねじ込むこと
により、左側面倣いロ−ラr1,r2と右側面倣いロ−
ラr3,r4による案内レ−ル1の挟み圧が強くなる。
摘子105を反時計方向に廻わすことにより挟み圧が弱
くなる。
【0005】案内メ−ル1の上面の幅方向中央には、ラ
ック2が固着されており、このラック2に溶接台車10
0のピニオン104が噛み合う。溶接台車100は、電
気モータ100mの回転をその出力軸に一体の歯車10
1と、それに結合した歯付ベルト102を介して伝達歯
車103に伝える。伝達歯車103は回転軸103aに
固着されており、この回転軸103aにピニオン104
が固着されている。したがって電気モ−タ100mが回
転すると、ピニオン104が回転駆動されてラック2を
蹴り、溶接台車100がレ−ル1が延びる方向(図6紙
面に垂直な方向)に移動する。
【0006】溶接台車100には溶接ト−チWTが搭載
されており、この溶接ト−チWTが鋼板Wの開先WOを
溶接する。開先WOは図6紙面に垂直な方向に延び、こ
の開先WOと平行にして案内レ−ル1を鋼板W上に載置
して置くことにより、溶接台車100がレ−ル1に沿っ
て移動すると、溶接ト−チWTは開先WOに沿って移動
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなレール1
は、可撓性が低くて曲りにくく、上凸又は上反り凹形状
の鋼板の開先溶接に適合性が低い。レ−ル1は長尺であ
るので、少々は曲り得るが、例えば曲率半径が数10m
以下の上凸又は上反り凹形状の鋼板の曲面に沿わせるよ
うに強制すると、レ−ル1に加わる力が弾性限度(降伏
点)を越えて、レ−ル1が永久変形又は破損する。
【0008】したがって従来は、鋼板の曲りに合せた曲
り案内レ−ルを予め曲げ加工により製造(特注)する必
要があり、曲り鋼板の溶接コストが高くつくという問題
があった。
【0009】本発明は、可撓性が高く平面のみならず種
々の曲率の曲面に対しても適合性が高い案内レ−ルを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の案内レ−ル(1)は、y方向に延びる2本
のレ−ル(32L,32R);および、y方向に分散する複数点
の一点において前記2本のレ−ルに固定され、他点にお
いてはy方向には相対的に滑りx方向には実質上係止の
関係に前記2本のレ−ルに結合された、前記2本のレ−
ルをx方向に所定距離を置いて平行に連結する連結板
(4);を備える。
【0011】なお、理解を容易にするためにカッコ内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号を、参
考までに付記した。
【0012】これによれば、y方向(長手方向)の一点
においては2本のレ−ル(32L,32R)と連結板(4)とが相互
に固着されているが、他点においては2本のレ−ル(32
L,32R)と連結板(4)とがy方向に相対的に滑ることがで
きるので、案内レ−ル(1)を上凸又は上反り凹形状の鋼
板の曲面に沿わせるように強制すると、2本のレ−ル(3
2L,32R)のそれぞれおよび連結板(4)が曲り、このとき、
2本のレ−ル(32L,32R)と連結板(4)が相対的に滑る。す
なわちそれぞれの曲率の違いによるたわみ差分相対的に
摺動し、曲率の違いによる局所応力集中を生じない。す
なわちこの滑りが、2本のレ−ル(32L,32R)と連結板(4)
との間の歪を解放する。したがって、2本のレ−ル(32
L,32R)および連結板(4)の弾性限界は、それらがy方向
全長に渡って一体固着の場合よりも高くなり、永久変形
あるいは破損を生ずる曲率半径が小さくなる。つまり曲
り易く、しかも永久変形,破損を生じにくくなり、平面
のみならず種々の曲率の曲面に対しても適合性が高い。
【0013】
【発明の実施の形態】
(2)連結板(4)は、y方向に分散する複数点の一点に
おいてねじ止めにより前記2本のレ−ル(32L,32R)に固
定され、他点においては連結板(4)のy方向に長い長穴
(4L2)を貫通しレ−ル(32L,32R)にねじ込まれたねじ(6L
2)によりy方向には相対的に滑りx方向には実質上係止
の関係に前記2本のレ−ルに結合された、案内レ−ル
(1)。該長穴(4L2)とそれを貫通するねじ(6L2)により、
連結板(4)がレ−ル(32L,32R)にy方向には滑る関係に係
止されているので、大要ではレ−ル(32L,32R)と連結板
(4)とは一体であり、案内レ−ル(1)の運搬,鋼板への据
付けは従来と同様に容易である。
【0014】(3)更に、y方向に分散する複数点の一
点において連結板(4)に固定され、他点においてはy方
向には相対的に滑りx方向には実質上係止の関係に連結
板(4)に結合したラック(2);を備える案内レ−ル(1)。
【0015】溶接台車(100)の車輪又はロ−ラを案内レ
−ル(1)で案内し、車輪又はロ−ラを回転駆動すること
により、溶接台車(100)を案内レ−ル(1)に沿って走行さ
せることができるが、車輪又はロ−ラが案内レ−ル(1)
に対してスリップするおそれがあるので、台車走行速度
を正確にするために、従来と同様にラック(2)を案内レ
−ル(1)に装備するのが好ましいが、このラック(2)も案
内レ−ル(1)の弾性を下げてしまう。つまり案内レ−ル
を曲りにくくしてしまう。
【0016】しかし本実施態様では、ラック(2)を連結
板(4)に、y方向には相対的にすべるように組付けてい
るので、ラック(2)および連結板(4)のそれぞれが弾性限
界内で曲り易く、平面のみならず種々の曲率の曲面に対
しても適合性が高い。
【0017】(4)ラック(2)は、y方向に分散する複
数点の一点においてねじ止めにより連結板に固定され、
他点においては連結板のy方向に長い長穴(4c3)を貫通
しラック(2)にねじ込まれたねじ(6c3)によりy方向には
相対的に滑りx方向には実質上係止の関係に連結板(4)
に結合された案内レ−ル(1)。該長穴(4c3)とそれを貫通
するねじ(6c3)により、ラック(2)が連結板(4)にy方向
には滑る関係に係止されているので、大要ではレ−ル(3
2L,32R),連結板(4)およびラック(2)の3者が一体であ
り、案内レ−ル(1)の運搬,鋼板への据付けは従来と同
様に容易である。
【0018】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0019】
【実施例】図1に本発明の一実施例の案内レール1の外
観を示し、図2には、図1に示したレール1の端面を図
1に1点鎖線矢印2Aで示す方向より見た側面を示す。
支持フレーム5のy方向に一定距離(本実施例において
は500mm)ごとに並んだ永久磁石52L,52Rが、
溶接対象の鋼板(ワ−ク)Wに吸着し、これにより支持
フレ−ム5がワ−クWに固定される。
【0020】支持フレーム5の支持板51は、ワークW
表面に対して平行でy方向と直角なx方向に延びる長方
形の板状であり、その表面には基体3の下部より垂直に
突出する円柱状のレ−ル脚31L,31Rがxy平面に
垂直なz方向に立ち、裏面はワークWの表面に対向す
る。支持フレーム5の脚である永久磁石52L,52R
がワークWの表面に吸着し、支持板51をワークWに対
して平行に支持する。
【0021】支持板51には、分離機構8が装着されて
いる。分離機構8の先端の取手84を引き上げることに
より、てこレバ−83が、回転軸82を中心に回転す
る。てこレバ−83の回転に伴い、ワークWの表面に対
向するてこレバ−83の基部の角がワークWの表面に接
触する。てこレバ−83の基部の角は、周面となるよう
加工されており、てこレバ−83の基部の角に加えられ
たワークWの表面に対する押し付け力が、回転軸82を
支点としたてこの原理により、支持板51の下面に垂設
されたアーム81に大きな押し上げ力が加わり、永久磁
石52L,52Rを、ワークWの表面から引き離す。て
こレバ−83を更に持ち上げると、左方の永久磁石52
Lの下左コ−ナ(図2)を中心として案内レ−ル1が反
時計方向に回転して横倒しとなり、ワ−クWに対する永
久磁石52L,52Rの吸着力が弱く、作業者は案内レ
−ル1を容易に持ち上げることができる。
【0022】ローラ受け用の2本のレ−ル32L,32
Rは、互いに平行な状態でy方向に延びて基体3を構成
し、それに固着されたレ−ル脚31L,31Rは、レ−
ル32L,32Rをそれぞれ支持するものである。そし
て、ワークWに対して平行でy方向に延びる連結板4
が、レ−ル32L,32Rの間に介挿され、レ−ル32
L,32Rを連結する。連結板4の表面の幅方向中央に
は、y方向に延びるラック2が装着されている。
【0023】図3に、始点直近の固着点から150mm
近くの第1長穴4L2,4R2の位置における基体3の
垂直横断面(図1の3A−3A線断面)を示し、図4に
は、第1長穴4L2,4R2と第2長穴4L3,4R3
の位置における基体3の垂直縦断面(図1の4A−4A
線断面)を示す。
【0024】連結板4には、その始点(図1に示す右側
の端面)の直近に、止めねじが通る丸穴4L1,4R1
(図2)が開いており、この丸穴を通して止めねじ6L
1,6R1がレ−ル32L,32Rの雌ねじ穴3L1,
3R1(図2)にねじ込まれ、これにより連結板4はレ
−ル32L,32Rに固定されている。すなわち、連結
板4は始点直近においては、x,y方向のいずれにも相
対的に動かないようにレ−ル32L,32Rに固着され
ている。
【0025】この固着点からy方向に一定間隔(本実施
例においては150mm)ごとに、ラック2の装着される
幅方向中央を挟んだ対称位置に、止めねじを貫通させる
為の、y方向に長い長穴4L2,4R2、4L3,4R
3・・・(図1,図3,図4)があり、レ−ル32L,3
2Rの表面には、これらの長穴と対向する位置に止めね
じを受ける雌ねじ穴3L2,3R2(図3,図4)が開
いており、連結板4の長穴4L2,4R2、4L3,4
R3・・・を通した止めねじ6L2,6R2、6L3,6
R3・・・がレ−ル32L,32Rの雌ねじ穴3L2,3
R2にねじ込まれている。止めねじ6L2,6R2、6
L3,6R3・・・による連結板4の加圧締付けを回避す
るため(止めねじと連結板との相対滑りを可とするた
め)に、カラ−7L1,7R1の筒幹部が長穴4L2,
4R2に挿入され、止めねじ6L2,6R2はこのカラ
−7L1,7R1を貫通している。カラ−7L1,7R
1は、その筒幹部の上端部に筒幹部と連続するフランジ
を有するものであり、筒幹部の長さ(筒幹部の下端とフ
ランジ下面との距離)は、連結板4の板厚よりわずかに
長い。これにより、カラ−7L1,7R1を圧縮するま
で止めねじ6L2,6R2を雌ねじ穴3L2,3R2に
ねじ込み、止めねじおよびカラ−がレ−ル32L,32
Rと一体固着となるが、カラ−に対して連結板4はy方
向に滑り得る。連結板4の長穴4L2,4R2、4L
3,4R3・・・は、x方向の幅は止めねじが貫通するカ
ラ−7L1,7R1の筒幹部の外径と同程度であるが、
y方向の幅(長さ)が該カラ−の外径より大きく、連結
板4の延びるy方向に長いスリット形状である。
【0026】また連結板4の、その始点(図1に示す右
側の端面)の直近の幅方向中央部に、止めねじが通る丸
穴4c1(図2)が開いており、この丸穴4c1を通し
て止めねじ6c1がラック2の雌ねじ穴3c1にねじ込
まれ、これによりラック2は連結板4に固定されてい
る。すなわち、ラック2は始点直近においては、x,y
方向のいずれにも相対的に動かないように連結板4に固
着されている。
【0027】この固着点からy方向に一定間隔(本実施
例においては150mm)ごとに、前述の長穴4L2,4
R2、4L3,4R3・・・とy方向で略同位置に、裏面
からラック装着用の止めねじ6c2,6c3を貫通させ
る為の長穴4c2,4c3・・・(図3,図4)があり、
ラック2の裏面には、これらの長穴4c2,4c3・・・
と対向する位置に止めねじ6c2,6c3を受ける雌ね
じ穴3c2,3c3が開いている。連結板4の長穴4c
2,4c3・・・を通した止めねじ6c2,6c3がラッ
ク2の雌ねじ穴3c2,3c3にねじ込まれている。止
めねじ6c2,6c3による連結板4の加圧締付けを回
避するため(止めねじと連結板との相対滑りを可とする
ため)に、カラ−7c1,7c2の筒幹部が長穴4c
2,4c3に挿入され、止めねじ6c2,6c3はこの
カラ−7c1,7c2を貫通している。連結板4の長穴
は、x方向の幅は止めねじが貫通するカラ−7c1,7
c2の筒幹部の外径と同程度であるが、y方向の幅(長
さ)が該カラ−の外径より大きく、連結板4の延びるy
方向に長いスリット形状である。
【0028】以上に説明した案内レ−ル1を、上凸又は
上反り凹形状の比較的に曲りが大きいワ−クWに、その
開先に平行に載置すると、永久磁石31L,31Rがワ
−クWに吸着し、レ−ル32L,32Rがワ−クWの上
表面に平行となる。すなわちワ−クWの曲りと同じく曲
る。このとき、案内レ−ル1の始点(図1で右端)でレ
−ル32L,32Rに連結板4が固定されしかも連結板
4にラック2が固定されているので、これら3者がワ−
クWに固定となる。しかし、y方向の他の複数点では、
連結板4はレ−ル32L,32Rに対してy方向に滑る
ことができ、またラック2は連結板4に対してy方向に
滑ることができるので、3者はそれぞれ個別に曲ること
ができるので曲り易く弾性限界(降伏点)が高く、それ
ぞれが小さい曲率半径の曲面(ワ−クW)に沿って曲る
ことができる。すなわち、曲面(ワ−クW)に対する3
者それぞれの距離(z)が異なることにより、3者それ
ぞれの曲率半径が異り、レ−ル32L,32R,連結板
4,ラック2およびワ−クWの4者を水平面に投影した
場合の水平面上の所定長に対応する4者それぞれの実長
が相対的に異るが、この差異分、相対的にy方向に滑る
ので、レ−ル32L,32Rと連結板4との間、連結板
4とラック2との間にy方向の応力が加わらず、レ−ル
32L,32R,連結板4およびラック2の3者は曲り
易く塑性変形や破壊(破断,割れ)を生じにくい。した
がって案内レ−ル1は、平面のみならず種々の曲率の曲
面に対しても適合性が高い。
【0029】Y方向の全長に渡って、連結板4はレ−ル
32L,32Rに、ラック2は連結板4に、幅方向xに
は係止されているので、案内レ−ル1はy方向全長に渡
って幅が一定でありまたラック2の幅方向位置が一定で
あるので、レ−ル32L,32Rおよびラック2のy方
向の直線性が確保されている。
【0030】なお、上述の実施例においては、長穴にカ
ラ−の筒幹部を挿入し、カラ−に止めねじを通している
が、カラ−を省略して、止めねじを、ねじ山始端とねじ
頭の間が、連結板4の板厚よりわずかに長い太径円柱で
ある段付ねじとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明一実施例の外観を表す斜視図である。
【図2】 図1に示す2Aの方向から見た案内レール1
の右端面を示す拡大側面図である。
【図3】 図1に示す3A−3A線における案内レール
1の垂直横断面を示す拡大断面図である。
【図4】 図1に示す4A−A線における案内レール1
の垂直縦断面を示す拡大断面図である。
【図5】 従来の案内レールの外観を示す斜視図であ
る。
【図6】 図5に示す従来の案内レ−ルとそれに結合し
た溶接台車100の横断面図である。
【符号の説明】
1:レール 2:ラック 3:基体 31L,31
R:脚 32L,32R:レ−ル 3L1,3R
1:雌ねじ穴 4:連結板 4c2,4c
3:長穴 4L2,4R2,4L3,4R3:長穴 5:支持フレ
ーム 51:支持板 52L,52
R:永久磁石 6c1,6c2,6c3:止めねじ 6L1,6R1、6L2,6R2、6L3,6R3:止
めねじ 7c1,7c2:カラー 7L1,7R
1:カラー 8:分離機構 82:回転軸 83:てこレバ− 84:取手 W:ワーク(鋼板)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】y方向に延びる2本のレ−ル;および、 y方向に分散する複数点の一点において前記2本のレ−
    ルに固定され、他点においてはy方向には相対的に滑り
    x方向には実質上係止の関係に前記2本のレ−ルに結合
    された、前記2本のレ−ルをx方向に所定距離を置いて
    平行に連結する連結板;を備える案内レ−ル。
  2. 【請求項2】連結板は、y方向に分散する複数点の一点
    においてねじ止めにより前記2本のレ−ルに固定され、
    他点においては連結板のy方向に長い長穴を貫通しレ−
    ルにねじ込まれたねじによりy方向には相対的に滑りx
    方向には実質上係止の関係に前記2本のレ−ルに結合さ
    れた、請求項1記載の案内レ−ル。
  3. 【請求項3】更に、y方向に分散する複数点の一点にお
    いて連結板に固定され、他点においてはy方向には相対
    的に滑りx方向には実質上係止の関係に連結板に結合し
    たラック;を備える請求項1記載の案内レ−ル。
  4. 【請求項4】ラックは、y方向に分散する複数点の一点
    においてねじ止めにより連結板に固定され、他点におい
    ては連結板のy方向に長い長穴を貫通しラックにねじ込
    まれたねじによりy方向には相対的に滑りx方向には実
    質上係止の関係に連結板に結合された、請求項3記載の
    案内レ−ル。
JP7808297A 1997-01-23 1997-03-28 案内レール Pending JPH10263961A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7808297A JPH10263961A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 案内レール
KR1019980002002A KR100294453B1 (ko) 1997-01-23 1998-01-23 2전극 편면 가스쉴드 아크 용접방법 및 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7808297A JPH10263961A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 案内レール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10263961A true JPH10263961A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13651932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7808297A Pending JPH10263961A (ja) 1997-01-23 1997-03-28 案内レール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10263961A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100821218B1 (ko) 2007-03-30 2008-04-11 웰텍 주식회사 강관 자동용접기의 주행장치
JP2008105101A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Hitachi Constr Mach Co Ltd 溶接ロボット
JP2008200680A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Nippon Steel & Sumikin Welding Co Ltd レール倣い台車および溶接装置
KR100981024B1 (ko) 2007-12-31 2010-09-07 에스티엑스조선해양 주식회사 곡판 용접용 탄성레일
CN107790936A (zh) * 2017-11-22 2018-03-13 江苏长虹智能装备集团有限公司 一种客车底盘焊接机器人

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105101A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Hitachi Constr Mach Co Ltd 溶接ロボット
JP2008200680A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Nippon Steel & Sumikin Welding Co Ltd レール倣い台車および溶接装置
KR100821218B1 (ko) 2007-03-30 2008-04-11 웰텍 주식회사 강관 자동용접기의 주행장치
KR100981024B1 (ko) 2007-12-31 2010-09-07 에스티엑스조선해양 주식회사 곡판 용접용 탄성레일
CN107790936A (zh) * 2017-11-22 2018-03-13 江苏长虹智能装备集团有限公司 一种客车底盘焊接机器人

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102380390B1 (ko) 금속판의 굽힘 가공 장치
JPH10263961A (ja) 案内レール
JPH10501926A (ja) 構成部分配置機械内にプリント配線板を位置決めする方法及びこの方法のための構成部分配置機械
EP1254047B1 (en) Assembling composite structures
JP2007230365A (ja) 車両用プラグドア装置
USRE35844E (en) Paper guiding method and apparatus
JP4293859B2 (ja) 粘着テープ貼付け方法およびその装置
ITRM940551A1 (it) Apparecchiatura di caricamento di parti avente navetta azionata armonicamente e telaio imperniato di supporto di parti
KR20090103833A (ko) 채널간판용 프레임 커팅장치
CN210850199U (zh) 一种弧形部件贮存装置
JP2002046831A (ja) コンベヤフレーム
CN220391733U (zh) 标签成型机构和套标机
JP2001310857A (ja) 用紙排出機構
CN217863302U (zh) 一种具有定位锁紧功能的uv印刷设备
JPH06156662A (ja) オーバーヘッドハンガーおよびその自動切換装置
CN211193953U (zh) 室外机器人、无人小车及其锁止装置
JP7077742B2 (ja) 搬送方法
KR100394661B1 (ko) 이송 대차용 지그
JP2586695Y2 (ja) 端部剥離装置
JP2007238294A (ja) 板材の搬送装置
JPS6039183Y2 (ja) 溶接・溶断用台車のガイドレ−ル
JP4482497B2 (ja) 車両用ドアガラス位置決め方法及び同装置
JP3069959B1 (ja) テンター装置
JPH0450159Y2 (ja)
JPS5950896B2 (ja) 化粧枠の嵌着装置