JPH1026391A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents
空気調和機の制御方法Info
- Publication number
- JPH1026391A JPH1026391A JP8180551A JP18055196A JPH1026391A JP H1026391 A JPH1026391 A JP H1026391A JP 8180551 A JP8180551 A JP 8180551A JP 18055196 A JP18055196 A JP 18055196A JP H1026391 A JPH1026391 A JP H1026391A
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- Japan
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- air
- air conditioner
- fan
- indoor fan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力電流検出手段を用いずに暖房運転時の圧
縮機を過負荷状態から保護するようにし、部品コストの
低減を図る。 【解決手段】 室内機側の設定風量に関する情報と、風
向調節板の設定位置に関する情報とを基に室内熱交換器
の配管温度の判定基準値を決め、配管温度がその判定基
準値を越えたとき室外ファンを停止するよう制御するこ
とにより、入力電流検出手段を用いずに暖房運転時の圧
縮機を過負荷状態から保護することができ、部品コスト
が低下する。
縮機を過負荷状態から保護するようにし、部品コストの
低減を図る。 【解決手段】 室内機側の設定風量に関する情報と、風
向調節板の設定位置に関する情報とを基に室内熱交換器
の配管温度の判定基準値を決め、配管温度がその判定基
準値を越えたとき室外ファンを停止するよう制御するこ
とにより、入力電流検出手段を用いずに暖房運転時の圧
縮機を過負荷状態から保護することができ、部品コスト
が低下する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の暖房運
転時の制御方法に関する。
転時の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】室内機と室外機とからなる空気調和機に
おいては、その室内機本体に形成した吸込口と吹出口を
結ぶ空気通路にエアーフィルタと室内熱交換器と室内フ
ァンを配設するとともに、吹出口にステッピングモータ
を動力源とした風向調節板を設け、この風向調節板を冷
房運転時であれば送風抵抗が小さくなり大きな送風量が
得られる斜め方向から送風抵抗が大きくなり送風量が低
下する水平方向まで例えば三通りに調節可能とし、ま
た、暖房運転時であれば送風抵抗が小さくなり大きな送
風量が得られる斜め方向から送風抵抗が大きくなり送風
量が低下する垂直方向まで例えば三通りに調節可能とし
ている。
おいては、その室内機本体に形成した吸込口と吹出口を
結ぶ空気通路にエアーフィルタと室内熱交換器と室内フ
ァンを配設するとともに、吹出口にステッピングモータ
を動力源とした風向調節板を設け、この風向調節板を冷
房運転時であれば送風抵抗が小さくなり大きな送風量が
得られる斜め方向から送風抵抗が大きくなり送風量が低
下する水平方向まで例えば三通りに調節可能とし、ま
た、暖房運転時であれば送風抵抗が小さくなり大きな送
風量が得られる斜め方向から送風抵抗が大きくなり送風
量が低下する垂直方向まで例えば三通りに調節可能とし
ている。
【0003】また、室内ファンの動力源であるファンモ
ータにはその回転数を検出するための回転数検出素子が
設けられ、ファンモータの回転数が設定値に対して常に
一定になるように室内機制御部によりフィードバック制
御が行われるようになっている。なお、室内ファンの設
定風量は例えば大、中、小の三段階に選択設定できるよ
うになっている。一方、室外機側はその本体内部が前後
間に立設された仕切板により熱交換室と機械室とに区画
され、熱交換室には室外熱交換器と室外ファンが配設さ
れ、機械室には圧縮機、四方弁、絞り手段(減圧装置)
等の他、これらを制御する室外機制御部が設けられてい
る。
ータにはその回転数を検出するための回転数検出素子が
設けられ、ファンモータの回転数が設定値に対して常に
一定になるように室内機制御部によりフィードバック制
御が行われるようになっている。なお、室内ファンの設
定風量は例えば大、中、小の三段階に選択設定できるよ
うになっている。一方、室外機側はその本体内部が前後
間に立設された仕切板により熱交換室と機械室とに区画
され、熱交換室には室外熱交換器と室外ファンが配設さ
れ、機械室には圧縮機、四方弁、絞り手段(減圧装置)
等の他、これらを制御する室外機制御部が設けられてい
る。
【0004】ところで、このように構成された空気調和
機の暖房運転において、外気温度が高くなれば室内熱交
換器の温度も高くなり、冷凍サイクルにおける高圧圧力
および圧縮機の入力電流が上昇する過負荷状態となる。
そこで、従来の空気調和機においては、この過負荷防止
のため圧縮機の電源回路に入力電流検出手段を設ける一
方、室内熱交換器側に配管温度検出手段を設け、図4の
ステップST1〜ST3に示すように電流値または配管
温度が所定値以上になると室外ファンの運転を停止し、
高圧圧力および入力電流の上昇を抑える所謂過負荷保護
を行い、ステップST4〜ST6に示すように電流値ま
たは配管温度が所定値以下になると室外ファンの運転を
再開するようになっていた。
機の暖房運転において、外気温度が高くなれば室内熱交
換器の温度も高くなり、冷凍サイクルにおける高圧圧力
および圧縮機の入力電流が上昇する過負荷状態となる。
そこで、従来の空気調和機においては、この過負荷防止
のため圧縮機の電源回路に入力電流検出手段を設ける一
方、室内熱交換器側に配管温度検出手段を設け、図4の
ステップST1〜ST3に示すように電流値または配管
温度が所定値以上になると室外ファンの運転を停止し、
高圧圧力および入力電流の上昇を抑える所謂過負荷保護
を行い、ステップST4〜ST6に示すように電流値ま
たは配管温度が所定値以下になると室外ファンの運転を
再開するようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では入力電流検出手段が必要であるため部品コ
ストが高くなってしまうという問題点があった。したが
って、本発明においては入力電流検出手段を用いること
なく過負荷保護が行える空気調和機の制御方法を提供す
ることを目的としている。
従来技術では入力電流検出手段が必要であるため部品コ
ストが高くなってしまうという問題点があった。したが
って、本発明においては入力電流検出手段を用いること
なく過負荷保護が行える空気調和機の制御方法を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、本体に形成された吸
込口と吹出口を結ぶ空気通路に配管温度検出手段を備え
た室内熱交換器と風量切換可能な室内ファン等を配設す
るとともに、前記吹出口に室内への風向を上下間に調節
する風向調節板を設けた室内機と、圧縮機、四方弁、室
外熱交換器、絞り手段および室外ファン等を設けた室外
機とからなる空気調和機において、暖房運転時に前記圧
縮機の過負荷防止のため、前記室外ファンを停止する
際、前記配管温度検出手段により検出される配管温度
と、前記風向調節板の設定位置と、前記室内ファンの設
定風量とにより、前記室外ファンの停止のタイミングを
変えるようにし、例えば、前記風向調節板の設定位置
と、前記室内ファンの設定風量とにより、前記配管温度
の判定基準値を決め、配管温度がその判定基準値を越え
たとき前記室外ファンを停止するよう制御する。
決するためになされたものであり、本体に形成された吸
込口と吹出口を結ぶ空気通路に配管温度検出手段を備え
た室内熱交換器と風量切換可能な室内ファン等を配設す
るとともに、前記吹出口に室内への風向を上下間に調節
する風向調節板を設けた室内機と、圧縮機、四方弁、室
外熱交換器、絞り手段および室外ファン等を設けた室外
機とからなる空気調和機において、暖房運転時に前記圧
縮機の過負荷防止のため、前記室外ファンを停止する
際、前記配管温度検出手段により検出される配管温度
と、前記風向調節板の設定位置と、前記室内ファンの設
定風量とにより、前記室外ファンの停止のタイミングを
変えるようにし、例えば、前記風向調節板の設定位置
と、前記室内ファンの設定風量とにより、前記配管温度
の判定基準値を決め、配管温度がその判定基準値を越え
たとき前記室外ファンを停止するよう制御する。
【0007】さらに詳しく言えば、前記室内ファンの風
量設定が大で、かつ、前記風向調節板が送風抵抗最小位
置に設定されているときは、前記配管温度の判定基準を
最大値に設定するようにし、前記室内ファンの風量設定
が中で、かつ、前記風向調節板が送風抵抗最小位置に設
定されている時は前記配管温度の判定基準を中間値に設
定するようにし、前記室内ファンの風量設定が小のとき
は、前記配管温度の判定基準を最小値に設定するように
し、前記室内ファンの風量設定が大であっても前記風向
調節板が送風抵抗最小位置以外に設定されているとき
は、前記配管温度の判定基準を中間値に設定するように
し、前記室内ファンの風量設定が中であっても前記風向
調節板が送風抵抗最小位置以外に設定されているとき
は、前記配管温度の判定基準を最小値に設定する。な
お、前記配管温度が前記最小値よりも低い所定温度以下
もしくは所定温度まで低下したら前記室外ファンを運転
するものとする。
量設定が大で、かつ、前記風向調節板が送風抵抗最小位
置に設定されているときは、前記配管温度の判定基準を
最大値に設定するようにし、前記室内ファンの風量設定
が中で、かつ、前記風向調節板が送風抵抗最小位置に設
定されている時は前記配管温度の判定基準を中間値に設
定するようにし、前記室内ファンの風量設定が小のとき
は、前記配管温度の判定基準を最小値に設定するように
し、前記室内ファンの風量設定が大であっても前記風向
調節板が送風抵抗最小位置以外に設定されているとき
は、前記配管温度の判定基準を中間値に設定するように
し、前記室内ファンの風量設定が中であっても前記風向
調節板が送風抵抗最小位置以外に設定されているとき
は、前記配管温度の判定基準を最小値に設定する。な
お、前記配管温度が前記最小値よりも低い所定温度以下
もしくは所定温度まで低下したら前記室外ファンを運転
するものとする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による制御方法によれば、
暖房運転において、室内機側の風量設定に関する情報
と、風向調節板の位置設定に関する情報とを基に室内熱
交換器の配管温度の判定基準値を決めるようになってお
り、例えば、風量設定が小のとき、あるいは設定風量が
中であっても風向調節板の設定位置により吹出風量が小
さくなるような場合には入力電流のオーバーシュートを
考慮して上述の判定基準値を最小値(低めの値)に設定
し、その判定基準値に基づいて室外ファンを早めに停止
させるようにしているので入力電流検出手段がなくても
圧縮機を過負荷状態から保護することができる。
暖房運転において、室内機側の風量設定に関する情報
と、風向調節板の位置設定に関する情報とを基に室内熱
交換器の配管温度の判定基準値を決めるようになってお
り、例えば、風量設定が小のとき、あるいは設定風量が
中であっても風向調節板の設定位置により吹出風量が小
さくなるような場合には入力電流のオーバーシュートを
考慮して上述の判定基準値を最小値(低めの値)に設定
し、その判定基準値に基づいて室外ファンを早めに停止
させるようにしているので入力電流検出手段がなくても
圧縮機を過負荷状態から保護することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1は空気調和機の室内機の概略構成を
示したもので、図において、1は室内機本体、2は同本
体1に形成された吸込口、3は吹出口、4は吸込口2と
吹出口を結ぶ空気通路で、この空気通路4にはエアーフ
ィルタ5と、三分割された室内熱交換器6と、この室内
熱交換器6により熱交換された空気を吹出口3へ送出す
る室内ファン7等が配設され、吹出口3には室内への風
向を上下間に調節する二つの風向調節板8、9が設けら
れている。
いて説明する。図1は空気調和機の室内機の概略構成を
示したもので、図において、1は室内機本体、2は同本
体1に形成された吸込口、3は吹出口、4は吸込口2と
吹出口を結ぶ空気通路で、この空気通路4にはエアーフ
ィルタ5と、三分割された室内熱交換器6と、この室内
熱交換器6により熱交換された空気を吹出口3へ送出す
る室内ファン7等が配設され、吹出口3には室内への風
向を上下間に調節する二つの風向調節板8、9が設けら
れている。
【0010】これら二つの風向調節板8、9は運転モー
ドによってその調節範囲が異なり、冷房およびドライ運
転時には図示はされてないが水平方向、やや傾斜、傾斜
の三方向の調節を可能とし、暖房運転時には図示されて
いるように傾斜(a)、急傾斜(b)、垂直(c)の三
方向の調節を可能としており、これらの調節は図2に示
すようにリモコン10により指示することができ、リモコ
ン信号を受信した室内機制御部11が風向調節板用のステ
ッピングモータ12を制御し、風向調節板8、9を指示さ
れた方向に回動させるようになっている。
ドによってその調節範囲が異なり、冷房およびドライ運
転時には図示はされてないが水平方向、やや傾斜、傾斜
の三方向の調節を可能とし、暖房運転時には図示されて
いるように傾斜(a)、急傾斜(b)、垂直(c)の三
方向の調節を可能としており、これらの調節は図2に示
すようにリモコン10により指示することができ、リモコ
ン信号を受信した室内機制御部11が風向調節板用のステ
ッピングモータ12を制御し、風向調節板8、9を指示さ
れた方向に回動させるようになっている。
【0011】図2は空気調和機の基本的な冷凍サイクル
とその制御系のうち特に本発明に係わる部分を示したも
ので、暖房運転時に圧縮機13より吐出した高温高圧の冷
媒は四方弁14を経て室内熱交換器6、キャピラリチュー
ブ等を利用した絞り手段(減圧手段)15、室外熱交換器
16の順に流れ、再度、四方弁14を経由して圧縮機13に循
環するようになっており、圧縮機13への電力は室外機制
御部17によって制御されるインバータ装置18を介して供
給されるようになっている。また、室外機側には室外熱
交換器16等を空冷する室外ファン(室外送風機)19が設
けられ、室内機側には室内熱交換器16の配管温度を検出
する配管温度検出手段(温度センサ)20が設けられてい
る。21は室内ファン7の動力源であるファンモータであ
る。
とその制御系のうち特に本発明に係わる部分を示したも
ので、暖房運転時に圧縮機13より吐出した高温高圧の冷
媒は四方弁14を経て室内熱交換器6、キャピラリチュー
ブ等を利用した絞り手段(減圧手段)15、室外熱交換器
16の順に流れ、再度、四方弁14を経由して圧縮機13に循
環するようになっており、圧縮機13への電力は室外機制
御部17によって制御されるインバータ装置18を介して供
給されるようになっている。また、室外機側には室外熱
交換器16等を空冷する室外ファン(室外送風機)19が設
けられ、室内機側には室内熱交換器16の配管温度を検出
する配管温度検出手段(温度センサ)20が設けられてい
る。21は室内ファン7の動力源であるファンモータであ
る。
【0012】以下、本発明の特徴である暖房運転時の過
負荷防止に関する制御動作を図3のフローチャートに基
づいて説明する。暖房運転が開始されるとステップST
1では室内ファン7の設定風量が大であるかどうか判定
され、大であればステップST2で風向調節板8、9が
送風抵抗最小となる位置、すなわち吹出風量が大となる
位置に設定されているかどうか判定され、更にステップ
ST3で室内熱交換器6側の配管温度が例えば56℃以
上になっているかどうかの判定がなされ、56℃以上に
上昇していた場合にはステップST8で室外ファン19を
停止させ、圧縮機13を過負荷状態から保護するようにな
っている。
負荷防止に関する制御動作を図3のフローチャートに基
づいて説明する。暖房運転が開始されるとステップST
1では室内ファン7の設定風量が大であるかどうか判定
され、大であればステップST2で風向調節板8、9が
送風抵抗最小となる位置、すなわち吹出風量が大となる
位置に設定されているかどうか判定され、更にステップ
ST3で室内熱交換器6側の配管温度が例えば56℃以
上になっているかどうかの判定がなされ、56℃以上に
上昇していた場合にはステップST8で室外ファン19を
停止させ、圧縮機13を過負荷状態から保護するようにな
っている。
【0013】もし、ステップST1における判定で室内
ファン7の設定風量が大以外になっていた場合にはステ
ップST4において室内ファン7の設定風量が中である
かどうか判定され、中であればステップST5で風向調
節板8、9が送風抵抗最小となる位置、すなわち吹出風
量が大となる位置に設定されているかどうか判定され、
更にステップST6で室内熱交換器6側の配管温度が例
えば53℃以上になっているかどうかの判定がなされ、
53℃以上に上昇していた場合にはステップST8で室
外ファンを停止させ、圧縮機13を過負荷状態から保護す
るようになっている。
ファン7の設定風量が大以外になっていた場合にはステ
ップST4において室内ファン7の設定風量が中である
かどうか判定され、中であればステップST5で風向調
節板8、9が送風抵抗最小となる位置、すなわち吹出風
量が大となる位置に設定されているかどうか判定され、
更にステップST6で室内熱交換器6側の配管温度が例
えば53℃以上になっているかどうかの判定がなされ、
53℃以上に上昇していた場合にはステップST8で室
外ファンを停止させ、圧縮機13を過負荷状態から保護す
るようになっている。
【0014】また、ステップST1およびステップST
4で室内ファン7の設定風量を判定した結果、その設定
風量が小になっていた場合、あるいはステップST4に
おける判定で室内ファン7の設定風量が中であった場合
でもステップST5の判定で風向調節板8、9が送風抵
抗最小となる位置以外、すなわち吹出風量が中または小
となる位置に設定されていると判定された場合には、更
にステップST7で室内熱交換器6側の配管温度が例え
ば50℃以上になっているかどうかの判定がなされ、5
0℃以上に上昇していた場合にはステップST8で室外
ファンを停止させ、圧縮機13を過負荷状態から保護する
ようになっている。
4で室内ファン7の設定風量を判定した結果、その設定
風量が小になっていた場合、あるいはステップST4に
おける判定で室内ファン7の設定風量が中であった場合
でもステップST5の判定で風向調節板8、9が送風抵
抗最小となる位置以外、すなわち吹出風量が中または小
となる位置に設定されていると判定された場合には、更
にステップST7で室内熱交換器6側の配管温度が例え
ば50℃以上になっているかどうかの判定がなされ、5
0℃以上に上昇していた場合にはステップST8で室外
ファンを停止させ、圧縮機13を過負荷状態から保護する
ようになっている。
【0015】更に、ステップST1における判定で室内
ファン7の設定風量が大であった場合でもステップST
2の判定で風向調節板8、9が送風抵抗最小となる位置
以外、すなわち吹出風量が中または小となる位置に設定
されていると判定された場合には、ステップST6で室
内熱交換器6側の配管温度が例えば53℃以上になって
いるかどうかの判定がなされ、53℃以上に上昇してい
た場合にはステップST8で室外ファン19を停止させ、
圧縮機13を過負荷状態から保護するようになっている。
なお、このような制御動作の後に室内熱交換器6側の配
管温度が例えば47℃以下になった場合(ステップST
9)にはそれまで停止していた室外ファン19の運転を再
開(ステップST10)するようになっている。
ファン7の設定風量が大であった場合でもステップST
2の判定で風向調節板8、9が送風抵抗最小となる位置
以外、すなわち吹出風量が中または小となる位置に設定
されていると判定された場合には、ステップST6で室
内熱交換器6側の配管温度が例えば53℃以上になって
いるかどうかの判定がなされ、53℃以上に上昇してい
た場合にはステップST8で室外ファン19を停止させ、
圧縮機13を過負荷状態から保護するようになっている。
なお、このような制御動作の後に室内熱交換器6側の配
管温度が例えば47℃以下になった場合(ステップST
9)にはそれまで停止していた室外ファン19の運転を再
開(ステップST10)するようになっている。
【0016】
【発明の効果】以上説明したような制御機能を備えた空
気調和機であるならば、暖房運転時の風向調節板の設定
位置と設定風量とを基に過負荷保護動作の判定基準とな
る室内熱交換器の配管温度の判定基準値を決め、室内熱
交換器の配管温度がこの判定基準値以上になると室外フ
ァンの運転を停止し、入力電流を規定値内に抑えること
ができるので入力電流検出手段の廃止が可能となり、コ
ストの低減が図れる。
気調和機であるならば、暖房運転時の風向調節板の設定
位置と設定風量とを基に過負荷保護動作の判定基準とな
る室内熱交換器の配管温度の判定基準値を決め、室内熱
交換器の配管温度がこの判定基準値以上になると室外フ
ァンの運転を停止し、入力電流を規定値内に抑えること
ができるので入力電流検出手段の廃止が可能となり、コ
ストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる空気調和機の室内機側の概略構
成を示す側断面図である。
成を示す側断面図である。
【図2】本発明に係わる冷凍サイクルとその制御系の概
略を示すブロック図である。
略を示すブロック図である。
【図3】本発明の制御動作例を示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】従来の制御動作例を示すフローチャートであ
る。
る。
1 室内機本体 2 吸込口 3 吹出口 4 空気通路 5 エアーフィルタ 6 室内熱交換器 7 室内ファン 8 風向調節板 9 風向調節板 10 リモコン 11 室内機制御部 12 ステッピングモータ 13 圧縮機 14 四方弁 15 絞り手段 16 室外熱交換器 17 室外機制御部 18 インバータ装置 19 室外ファン 20 配管温度検出手段 21 ファンモータ
Claims (8)
- 【請求項1】 本体に形成された吸込口と吹出口を結ぶ
空気通路に配管温度検出手段を備えた室内熱交換器と風
量切換可能な室内ファン等を配設するとともに、前記吹
出口に室内への風向を上下間に調節する風向調節板を設
けた室内機と、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、絞り手
段および室外ファン等を設けた室外機とからなる空気調
和機において、暖房運転時に前記圧縮機の過負荷防止の
ため、前記室外ファンを停止する際、前記配管温度検出
手段により検出される配管温度と、前記風向調節板の設
定位置と、前記室内ファンの設定風量とにより、前記室
外ファンの停止のタイミングを変えるようにしてなるこ
とを特徴とする空気調和機の制御方法。 - 【請求項2】 前記風向調節板の設定位置と、前記室内
ファンの設定風量とにより、前記配管温度の判定基準値
を決め、配管温度がその判定基準値を越えたとき前記室
外ファンを停止するようにしてなる請求項1記載の空気
調和機の制御方法。 - 【請求項3】 前記室内ファンの風量設定が大で、か
つ、前記風向調節板が送風抵抗最小位置に設定されてい
るときは、前記配管温度の判定基準を最大値に設定する
ようにしてなる請求項1記載の空気調和機の制御方法。 - 【請求項4】 前記室内ファンの風量設定が中で、か
つ、前記風向調節板が送風抵抗最小位置に設定されてい
るときは、前記配管温度の判定基準を中間値に設定する
ようにしてなる請求項1記載の空気調和機の制御方法。 - 【請求項5】 前記室内ファンの風量設定が小のとき
は、前記配管温度の判定基準を最小値に設定するように
してなる請求項1記載の空気調和機の制御方法。 - 【請求項6】 前記室内ファンの風量設定が大であって
も前記風向調節板が送風抵抗最小位置以外に設定されて
いるときは、前記配管温度の判定基準を中間値に設定す
るようにしてなる請求項1記載の空気調和機の制御方
法。 - 【請求項7】 前記室内ファンの風量設定が中であって
も前記風向調節板が送風抵抗最小位置以外に設定されて
いるときは、前記配管温度の判定基準を最小値に設定す
るようにしてなる請求項1記載の空気調和機の制御方
法。 - 【請求項8】 前記配管温度が前記最小値よりも低い所
定温度以下もしくは所定温度まで低下したら前記室外フ
ァンを運転するようにしてなる請求項1〜7記載の空気
調和機の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8180551A JPH1026391A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 空気調和機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8180551A JPH1026391A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 空気調和機の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1026391A true JPH1026391A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16085262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8180551A Pending JPH1026391A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 空気調和機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1026391A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106766449A (zh) * | 2017-01-03 | 2017-05-31 | 奥克斯空调股份有限公司 | 一种空调制热高温高压时的压缩机保护方法 |
CN112539534A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-23 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种空调运行防护方法、防护装置及空调器 |
CN113048681A (zh) * | 2021-03-29 | 2021-06-29 | 深圳市深蓝电子股份有限公司 | 一种热泵机组压缩机的保护方法及装置 |
CN113819086A (zh) * | 2021-11-09 | 2021-12-21 | 大连鼎力交通轨道设备有限公司 | 一种牵引风机风量变化值的测试方法 |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP8180551A patent/JPH1026391A/ja active Pending
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