JPH10263801A - 熱交換器のフィン用部分クラッド条材とその製造方法及びこの条材を用いた一体型熱交換器 - Google Patents

熱交換器のフィン用部分クラッド条材とその製造方法及びこの条材を用いた一体型熱交換器

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JPH10263801A
JPH10263801A JP6574497A JP6574497A JPH10263801A JP H10263801 A JPH10263801 A JP H10263801A JP 6574497 A JP6574497 A JP 6574497A JP 6574497 A JP6574497 A JP 6574497A JP H10263801 A JPH10263801 A JP H10263801A
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heat exchanger
fins
strip
brazing material
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Takenobu Dokou
武宜 土公
Koji Okada
光司 岡田
Taketoshi Toyama
猛敏 外山
Akira Uchikawa
章 内川
Kouji Hiragami
浩司 平上
誉 ▲高▼達
Homare Koutatsu
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Furukawa Electric Co Ltd
Denso Corp
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Furukawa Electric Co Ltd
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラジエーターコアとコンデンサーコアとが一
体にろう付けされる所謂一体型熱交換器のフィン用条材
であり、この両コアのチューブとのろう付けに適するろ
う付け用条材を開発すること。また、これを使用した一
体型熱交換器を提供すること。 【解決手段】 Al又はAl合金板の両表面に、Al合
金ろう材を部分的にクラッドした熱交換器のフィン用条
材であって、前記条材は、条幅方向でろう材層を有する
ブレージングシート部分とろう材層を有しないベアシー
ト部分とからなることを特徴とする熱交換器のフィン用
部分クラッド条材である。また、この条材の製造方法及
びこれを用いた一体型熱交換器に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載され
る熱交換器のうち、ラジエータコアとコンデンサコアと
が一体構造の、いわゆる一体型熱交換器におけるラジエ
ータチューブ及びコンデンサチューブと両チューブにま
たがるフィンとを一体にろう付け接合する際に使用する
フィン用部分クラッド条材とその製造方法及びこの条材
を用いた一体型熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に搭載される熱交換器は、
エンジン冷却用のラジエータ、空調用のコンデンサとエ
バポレータ、オイル冷却用のオイルクーラ、或いはイン
タークーラ等種々のものが使用されている。
【0003】ラジエータの一例を図9に示す。図9のラ
ジエータにおいて、1aはラジエータチューブ、1b
はフィン、1cはヘッダー、1dはタンクである。ラジ
エータのチューブ1aの材料構成は、その内部にエン
ジン冷却用の水系冷却液が流れるため、冷却液に対して
チューブ内面の耐食性を確保する目的で、Al合金芯材
(3003等、Al−Mn系合金材料))の内面には犠
牲陽極材(7072等、Al−Zn系合金材料)がクラ
ッドされ、外面にはベアフィンをろう付けのためのろう
材(4343、4045等、Al−Si系合金材料)が
クラッドされたブレージングシート(板厚は、例えば
0.2mm〜0.3mm)から作られ、これを電縫加工
して、チューブ1aとして用いられるのが一般的であ
る。このろう材のクラッド率は、板厚0.2mm〜0.
3mmに対しておおよそ10%程度である。また、フィ
ン1bは、ろう材がクラッドされていない板厚0.1m
m前後のベアのAl又はAl合金フィン材が用いられる
のが一般的である。
【0004】また、コンデンサの一例を図10に示す。
図10のコンデンサにおいて、2aはコンデンサチュ
ーブ、2bはフィン、2cはニップルである。コンデン
は、自動車内の空調を行うための熱交換器(コンデ
ンサとエバポレータ)のうちの凝縮器で、チューブ2a
の内部はフロン等の圧縮された冷媒が通る。そのためチ
ューブ内の内圧は高く、強度的な理由と熱交換を確実に
行うために、中柱を立てた断面形状を持つAl又はAl
合金の押出偏平多穴管が用いられることが多い。なお、
図10は、サーペインタイプのコンデンサーであるが、
図9のラジエータに近い形で、図9のチューブに変えて
押出偏平多穴管を使用し、図9のベアフィンに変えてブ
レージングシートフィンを使用するとパラレルフロータ
イプのコンデンサーとなる。押出偏平多穴管を製造する
ときに、同時にろう材を被覆することは非常に困難なた
め、通常外面はろう材のないベア管として使用される。
このため、コンデンサコアの製造は、一般にAl又はA
l合金芯材の外面(両面)にろう付けのためのろう材
(4343、4045、4047等、Al−Si系合金
材料)が、片面につき10%程度クラッドされたブレー
ジングシートフィン2b(厚さは、例えば0.1mm程
度)が使用されるのが一般的である。
【0005】前記の機能の異なる各種の熱交換器は、通
常、独立に製造して自動車に搭載されるのが一般的であ
るが、近年、コンパクト化、省スペース化、製造の容易
さ等の点から、機能の異なる2種の熱交換器を一体に製
造したいわゆる一体型熱交換器が種々提案されている
(例えば、実開昭56−167727、特開平1−24
7990、実開平2−62268、特開平8−1708
88等)。
【0006】図7は、実開平2−62268に開示され
ているラジエータコアとコンデンサコアが一体構造
の一体型熱交換器である。なお、図において、5、6は
ラジエータのヘッダー、7、8はコンデンサのヘッダ
ー、30は両チューブにまたがるフィン、40は両コア
にまたがるインサート(補強材)である。
【0007】このように、ラジエータコアとコンデンサ
コアとが一体構造の一体型熱交換器において、チューブ
及びフィンの材料構成、これらの接合をいかにするか等
について、種々の検討が行われている。ラジエータコア
とコンデンサコアとが一体の一体型熱交換器をろう付け
で製造する場合において、ラジエータチューブにブレー
ジングシートで製造した前記の外面にろう材を有するチ
ューブを使用し、コンデンサチューブに前記の外面にろ
う材を有しないベアの押出偏平多穴管を使用し、更にフ
ィン材は両チューブにまたがる(両コアに共用の)フィ
ンとして、これらを相互に接合することが望まれる。
【0008】これらのラジエータコアとコンデンサコア
を図7のように一体化すると、自動車に組付ける際の工
数が低減するメリットと、フィンが一体化されるため冷
却の際の空気が流れやすくなり、熱交換器の効率が上が
るために、熱交換器を軽量・小型化できるメリットがあ
る。しかし、このような一体型熱交換器を製造する場
合、前述のごとく従来のラジエータコアのチューブ材は
ろう材を有しているが、コンデンサコアのチューブ材は
ろう材を有していないため、両チューブにまたがるフィ
ン30にベアフィンを使用するとコンデンサのチューブ
とフィンとのろう付け接合ができない。この両チューブ
と両チューブにまたがるフィン30との関係を、図8を
用いて説明する。両チューブ1a、1bと両チューブに
またがるフィン30を接合するためには、フィン30を
ブレージングシートフィンにする方法とフィン30をベ
アフィンにして、ラジエータのチューブ1a及びコンデ
ンサのチューブ1bの外面に、ろう材を配する方法があ
る。
【0009】前者(ブレージングシートフィンを使用す
る)は、ブレージングシートフィンの熱伝導性はベアフ
ィンに比べて劣るため、ラジエータの熱効率が低下する
問題がある。また、ラジエータチューブの表面には、外
側耐食性を確保する目的でろう材層を若干残す必要があ
るためにブレージングシートからなるチューブを使用す
る(フィン中のZn、Sn等をチューブ表面のろう材に
移行させるため)が、このチューブにブレージングシー
トフィンを用いるとフィレット部のろう材が過剰とな
り、ラジエータコアのフィンが潰れるという問題があ
る。また後者(ベアフィンを使用する)は、コンデンサ
チューブが押出偏平多穴管であるために表面にろう材を
安定して、且つ安価に配する工業的な手段は確立されて
いない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ラジ
エータチューブにブレージングシートで製造した外面に
ろう材を有するチューブを使用し、コンデンサチューブ
に前記の外面にろう材有しないベアの押出偏平多穴管を
使用して、ラジエータコアとコンデンサコアとが一体の
一体型熱交換器をろう付けで形成する場合において、こ
れらの両チューブと両チューブにまたがるフィンとが良
好に接合できるような熱交換器のフィン用条材とその製
造方法をを見出すことである。また、本発明の他の課題
は、前記のフィン用条材を用いて、健全で高機能の一体
型熱交換器を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題に
鑑み、従来のラジエータチューブとコンデンサチュ─ブ
を使用して、ラジエータコアとコンデンサコアとが一体
の一体型熱交換器の製造可能とするフィン用条材とその
製造方法を開発したものである。また、このような一体
型熱交換器を提供するものである。
【0012】前記の課題を解決するための請求項1の発
明は、Al又はAl合金板の両表面に、Al合金ろう材
を部分的にクラッドした熱交換器のフィン用条材であっ
て、前記条材は、条幅方向でろう材層を有するブレージ
ングシート部分とろう材層を有しないベアシート部分と
からなることを特徴とする熱交換器のフィン用部分クラ
ッド条材であり、
【0013】また、請求項2の発明は、連続鋳造圧延法
により、Al又はAl合金板の両表面の板幅方向で、ろ
う材をクラッドした部分とろう材をクラッドしない部分
とが交互に形成されたろう材部分クラッド板を製造し、
これを冷間圧延と必要に応じて焼鈍により、所定の板厚
及び調質とした後、この板をスリッター加工して、板条
幅方向でろう材層を有するブレージングシート部分とろ
う材層を有しないベアシート部分とからなる条材とする
ことを特徴とする熱交換器のフィン用部分クラッド条材
の製造方法である。
【0014】更に、請求項3の発明は、前記請求項1に
記載の部分クラッド条材を用いたラジエータコアとコン
デンサコアとが一体の一体型熱交換器であって、ラジエ
ータチューブは外面にろう材を被覆したチューブであ
り、コンデンサチューブは外面にろう材を有しないベア
の押出偏平多穴管であり、前記両コアのチューブに請求
項1の部分クラッド条材をコルゲートフィンとして組み
合わせ、前記両コアのチューブとフィンとを一体にろう
付けしたことを特徴とする一体型熱交換器である。
【0015】
【発明の実施の形態】
(1)請求項1の発明について 請求項1の発明の詳細は、前記のとおりであるが、理解
を容易にするため本発明を図を用いて説明する。図1
は、本発明に係わるフィン用部分クラッド条材を使用す
る一体型熱交換器の構造の一例を示すもので、その一部
切欠を含む斜視図である。図1において、ラジエータコ
10とコンデンサコア20とが一体構造の一体型熱交
換器におけるラジエータチューブ11及びコンデンサチ
ューブ21と前記両チューブにまたがるコルゲートフィ
ン50を一体にろう付けで接合する。ラジエータチュー
ブ11にはAl合金芯材の外面にAl−Si系ろう材を
クラッドしたブレージングチューブ材を使用し、またコ
ンデンサチューブ21にはAl又はAl合金押出偏平多
穴管を使用し、更にコルゲートフィン50には本発明に
係わるフィン用部分クラッド条材51を使用して、これ
らを一体にろう付け接合するものである。
【0016】なお、図2は、図1のコンデンサチューブ
21、ラジエータチューブ11とこの両チューブにまた
がるコルゲートフィン50との接合状態を示す拡大斜視
図である。なお、図2において、コルゲートフィン50
に用いる部分クラッド条材51は、ブレージングシート
部分51Aとベアシート部分51Bとからなり、図中ク
ロス斜線部はろう材を有する部分(51A部、ラジエ
ータチューブの外面)である。図3は、本発明に係わる
ブレージングシート部分51Aとベアシート部分51B
とからなる熱交換器のフィン用部分クラッド条材51の
構成を示す拡大斜視図である。なお図において、は母
材若しくは芯材であり、はろう材である。
【0017】ここでコンデンサチューブとなる押出偏平
多穴管21、及びブレージングシートからなるラジエー
タチューブ11は、従来から普通に知られている材料で
あるが、コルゲートフィン50に使用するフィン用部分
クラッド条材51は、本発明に係わるものである。
【0018】ここで、本発明に係わるフィン用部分クラ
ッド条材51の構成について、更に詳細に説明する。本
発明に係わるフィン用部分クラッド条材51は、図3に
その構成を模式的に示すように、Al又はAl合金条
(Al又はAl合金母材若しくは芯材)の両表面に、
Al合金ろう材を部分的にクラッドした熱交換器のフ
ィン用条材であって、前記条材は、条幅方向でろう材層
を有するブレージングシート部分51Aとろう材層を有
しないベアシート部分51Bとからなることを発明の要
旨とするものである。
【0019】ここで、母材若しくは芯材とするAl又は
Al合金は、熱交換器のフィン材として従来から使用
されているブレージングシートの芯材、ベア材のAl、
又はAl合金であればよい。具体的には、純Al系の合
金(1050、1100等)、Al−Mn系の合金(3
003、3203等)等である。ろう材は、Al-Si 系
合金であればよく、4045や4343等の通常使用さ
れている合金や、特開平7−96385に提案されてい
るような低融点ろう材を使用してもよい。ろう材は、
図3に示すように、条材51の両表面で、且つ条幅方向
断面の上下同一位置にクラッドされる。また、ろう材の
クラッド率は、フィンの厚さにもよるが、片面につき全
板厚の3〜20%程度である。
【0020】フィン用部分クラッド条材51の幅や、ベ
アシート部分51Bとブレージングシート部分51Aの
具体的寸法、両者の割合は、図1、図2に示すように、
一体型熱交換器の構造、ラジエータチューブの幅、コン
デンサチューブの幅等により定めればよい。このような
本発明に係わるフィン用部分クラッド条材は、ベアシー
ト部分51Bをラジエータのブレージングシートからな
るチューブに合わせたフィンとして、又ブレージングシ
ート部分51Aをコンデンサの押出偏平多穴管に合わせ
たフィンとして、組み合わせ一体にろう付けすれば、ラ
ジエータコア10とコンデンサコア20とが一体の一体
型熱交換器の製造が可能となる。
【0021】(2)請求項2の発明について 請求項2の発明は、前記のフィン用部分クラッド条材の
製造方法に関するものである。このようなフィン用条材
は、ベアの合金板とろう材合金板を冷間圧延で圧着一体
化して製造する方法等が考えられるが、本発明の製造方
法は、連続鋳造圧延法により、Al又はAl合金板の両
表面の板幅方向で、ろう材をクラッドした部分とろう材
をクラッドしない部分とが交互に形成されたろう材部分
クラッド板を製造し、これを冷間圧延と必要に応じて焼
鈍により、所定の板厚及び調質とした後、この板をスリ
ッター加工して、板条の幅方向でろう材層を有するブレ
ージングシート部分とろう材層を有しないベアシート部
分とからなる条材とすることを発明の要旨とするもので
ある。
【0022】以下に、この製造方法について、詳細に説
明する。Al合金製ブレージングシートを製造する方法
は、半連続鋳造により製造した鋳塊の両面に、所定の厚
さのろう材合金板を合わせ、これを熱間圧延で圧着して
クラッド板とする方法が一般的である。しかし、本発明
の製造方法は、図4に模式的に示すように、連続鋳造圧
延法により製造するものである。この製造方法を図4、
図5、図6を用いて説明する。図4において、60は連
続鋳造圧延法による冷却圧延ロールであり、61は溶湯
ノズル、62はAl又はAl母材の溶湯(溶湯通路)、
70はAl合金ろう材シート、52はろう材の部分クラ
ッド板(は母材若しくは芯材、はろう材)である。
図5に模式的に示すように、本発明に係わるろう材の部
分クラッド板52は、板幅(W)方向に、交互にろう材
を有する部分とろう材を有していない部分(母材に
みからなる部分)からなる部分クラッド板52を、連続
鋳造圧延法により製造するものである。
【0023】このような連続鋳造圧延法により行うと、
板幅(W)方向で,ろう材の位置と幅が正確に配置で
きるメリットと、ろう材と一体化する際の母材若しく
は芯材は溶湯のために、ろう材がクラッドされない部
分は、冷却ロール60の表面まで溶湯が達するので、
ろう材と母材若しくは芯材を一体化した板52は、ろう
材を有する部分とろう材を有しない部分にかかわらず、
均一な板厚となり、後の冷間圧延工程が可能である。
【0024】このような連続鋳造圧延法により製造した
ろう材の部分クラッド板は、その後冷間圧延および必要
に応じて焼鈍を行う。冷間圧延は数パスで行い、H1×
調質にする場合は、途中に中間焼鈍を入れる。最後の中
間焼鈍時の板厚から、フィンの板厚までの冷間圧延での
圧延率(最終冷間圧延率)は、フィンの垂下特性から適
した圧延率(母材若しくは芯材合金により異なる)を選
択すればよい。
【0025】中間焼鈍は、バッチ式の炉を用いて行な
う。条件は240〜470℃にて30分〜12時間の範
囲で母材若しくは芯材合金により適する範囲を選択すれ
ばよい。240℃未満または30分未満の場合、焼鈍時
に再結晶が完了せず焼鈍の役割をはたせないことがある
ためである。470℃を越える処理および12時間を越
える処理は、経済的でない。再結晶を完了させ、経済性
も考慮した場合、300〜400℃にて30分〜4時間
が特に推奨される。
【0026】H2×調質やH3×調質にする場合は、フ
ィン材の板厚により決められる厚さで最終焼鈍を行う。
この場合の焼鈍条件は、垂下性やコルゲート加工性によ
り、母材若しくは芯材合金に適した条件で行う。以上が
最終の焼鈍と冷間圧延の条件であるが、連続鋳造圧延
後、冷間圧延、最終焼鈍板厚にいたる途中で、中間焼鈍
を行ってもかまわない。この場合、バッチ式の炉を用い
ても連続式の炉を用いても構わない。
【0027】このように製造したフィン用部分クラッド
板条材52は、スリッターにより所定(熱交換器により
定められる)のフィンの幅(所定のベアシート部分とブ
レージングシート部分を有するフィンの幅)にスリッタ
ー加工し、本発明の熱交換器のフィン用部分クラッド条
材51とする。図6に、本発明に係わるフィン用部分ク
ラッド条材51の前記スリッター加工の一例を示す。図
6において、52は部分クラッド板(連続鋳造圧延によ
り製造した板又はこれを更に冷間圧延した板)の断面拡
大図の一例を示すもので、板幅方向で、ろう材をクラッ
ドした部分とろう材をクラッドしない部分とが交互に形
成されたろう材部分クラッド板の様子を表したものであ
る。このような板は、冷間圧延、焼鈍により、最終的に
フィンとしての使用状態の板条材とされる。図6の51
−イ、51−ロ、51−ハ、51−ニは、各々本発明に
係わるフィン用部分クラッド条材51を示し、また最終
的な板条材52についてのスリッター加工の位置関係を
示すものである。本発明で製造されるフィン用部分クラ
ッド条材の最終板厚は、通常150μmから60μm程
度である。
【0028】(3)請求項3の発明について 請求項3の発明は、前記のフィン用部分クラッド条材を
用いて、製造された一体型熱交換器に関するものであ
る。即ち、ラジエータコアとコンデンサコアとが一体の
一体型熱交換器であって、ラジエータチューブは外面に
ろう材を被覆したチューブであり、コンデンサチューブ
は外面にろう材を有しないベアの押出偏平多穴管であ
り、前記両コアのチューブに請求項1の部分クラッド条
材をコルゲートフィンとして組み合わせ、前記両コアの
チューブとフィンとを一体にろう付けした一体型熱交換
器を発明の要旨とするものである。
【0029】本発明においては、図2に示すように、ラ
ジエータチューブ(外面にろう材あり)側に部分クラッ
ド条材51のベアシート部分51Bが、コンデンサチュ
ーブ(外面にろう材なし)側に部分クラッド条材51の
ブレージングシート部分51Aが位置するようにコルゲ
ートフィン50を配置して両チューブ(11、21)と
フィン(50)を一体にろう付けするものである。
【0030】本発明に係わるフィン用部分クラッド条材
を用いる熱交換器は、自動車用等のラジエータコアとコ
ンデンサコアとを一体化した熱交換器、いわゆる一体型
熱交換器である。また、本発明のフィン用部分クラッド
条材をろう付する方法は、従来より行われている非腐食
性フラックスろう付け、フラックスろう付け、真空ろう
付け等、いずれでも可能であるし、特開平7−8863
4のような低温ろう付けも可能である。
【0031】
【実施例】以下に、本発明を実施例(本発明例)によ
り、具体的に説明する。図4に示す連続鋳造圧延装置を
用いて、板厚10mm×幅180mmのろう材の部分ク
ラッド板52を製造した。この場合、母材若しくは芯材
溶湯は、Al-0.5wt%Si-1.1wt%Fe-1.5wt%Zn-0.15wt%Zr 合
金を用いた。また、ろう材は幅30mm、厚さ1mmの
4045合金(Al−10wt%Si合金)条を用い
た。ろう材の部分クラッド板52の構成は、図5、図6
に示すように、板幅(W)方向端部から順に、ベア材の
部分を30mm、両面にろう材を有する部分を30m
m、ベア材の部分を60mm、両面にろう材を有する部
分を30mm、ベア材の部分を30mmとした板であ
り、全幅W=180mm、厚さ10mmの板である。
【0032】また、比較用として、板の両面で、且つ板
幅の全面に、厚さ1mmの4045合金ろう材を有する
ブレージング板(板厚10mm×幅180mm)も、前
記と同様に連続鋳造圧延法で製造した。
【0033】得られた前記の板について、冷間圧延で板
厚0.095mmまで圧延し、380℃×2hの焼鈍を
行った後、これを板厚0.07mmまで冷間圧延した。
このようにして得られた板条を図6に示す位置でスリッ
ター加工して、51−イ、51−ロ、51−ハ、51−
ニ、のフィン用部分クラッド条材51をを得た。この条
材51(全幅36mm)は、ブレージングシートの部分
が12mmで、ベアシートの部分が26mmとなるよう
にスリッター加工されている。比較例のフィン用ブレー
ジングシート条材も、同様に全幅38mmにスリッター
加工した。
【0034】これらのフィン用条材をコルゲート加工し
て図1、図2に示すフィン50とした。また、幅12m
m、厚さ1.7mmの押出偏平多穴管(材質1050、
19穴)をコンデンサチューブ21として使用し、板厚
0.25mmで外面に4045合金ろう材を10%クラ
ッドしたブレージングシート条(芯材3003合金)を
電縫加工し、高さ1.7mm、幅22mmの扁平チュー
ブをラジエータチューブ11として使用して、図1に示
すようなラジエータコア10とコンデンサコア20が一
体の一体型熱交換器を組み立てた。
【0035】コルゲートフィン50に本発明に係わるフ
ィン用部分クラッド条材51を使用した場合は、ブレー
ジングシート部分51A側をコンデンサのチューブ21
側に、ベアシート部分51B側をラジエータのチューブ
11側に使用して,一体型の熱交換器コアを組み立て
た。組み立てが完了したコアは、フッ化物系のフラック
を塗布後、600℃×5分のろう付加熱を行った。
【0036】本発明のフィン用部分クラッド条材(本発
明例)を使用したものでは、ラジエータコアとコンデン
サコアを一体化した熱交換器が製造できた。また、条材
の全てがブレージングシートのみからなる条材(比較
例)を使用したものでは、ラジエータコアのチューブに
接合されたフィンは、ろう材の過剰による浸食で潰れ,
良好な一体型熱交換器の製造ができなかった。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、ラジエ
ータコアとコンデンサコアが一体構造の一体型熱交換器
をろう付けで接合する際に使用するフィン用条材であ
り、両コアのチューブと両チューブにまたがるフィンと
をろう付けで良好に接合することができる。従って、健
全で高機能の一体型熱交換器を安定して製造することが
可能となり、工業上顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるラジエータコア及びコンデンサ
コアとが一体構造の一体型熱交換器の一例であり、両コ
アの一部とラジエータコアのヘッダー部の一部を切り欠
いた斜視図である。図において、50は本発明に係わる
条材から作られたコルゲートフィンである。
【図2】図1のコンデンサチューブ21、ラジエータチ
ューブ11と本発明によるフィン用部分クラッド条材か
ら作られたコルゲートフィン50とのろう付け接合の説
明のための拡大斜視図である。図において、クロス斜線
部はろう材を有する部分である。
【図3】本発明に係わるフィン用部分クラッド条材51
の構成を示す拡大斜視図である。
【図4】ろう材の部分クラッド板52を、連続鋳造圧延
法により製造する説明図である。
【図5】図4の連続鋳造圧延法により製造した板であ
り、板幅(W)方向に交互に、ろう材を有する部分と
ろう材を有しない部分(母材のまま)とからなる部分
クラッド板を表面から見た説明図である。
【図6】図5の板の幅(W)方向の断面図である。また
板の寸法は、実施例で製造した部分クラッド板の一例で
ある。更に51−イ、51−ロ、51−ハ、51−ニ
は、最終の部分クラッド条材のスリッター加工時の切断
位置を示す。
【図7】従来の、ラジエータコアとコンデンサコアとが
一体構造のいわゆる一体型熱交換器の一例を示すもの
で、その斜視図である。
【図8】図7の一体型熱交換器におけるラジエータチュ
ーブ、コンデンサチューブ、この両者にまたがるフィン
との接合関係を示す説明図である。
【図9】従来のラジエータコア単体の熱交換器の一例を
示す斜視図である。
【図10】従来のコンデンサコア単体の熱交換器の一例
を示す斜視図である。
【符号の説明】 ラジエータコア 1a ラジエータチューブ 1b ラジエータフィン 1c ヘッダー 1d タンク コンデンサコア 2a コンデンサチューブ 2b コンデンサフィン 2c ニップル 30 一体型熱交換器のフィン 40 一体型熱交換器のインサート(補強材) 5、6 ラジエータのヘッダー 7、8 コンデンサのヘッダー10 本発明のフィン用条材を使用する一体型熱交換
器のラジエータコア 11 ラジエータチューブ 12、13 ラジエータのヘッダー 14、15 ラジエータの水の入口、出口20 本発明のフィン用条材を使用する一体型熱交換
器のコンデンサコア 21 コンデンサチューブ 22、23 コンデンサのヘッダー 50 本発明のフィン用条材を使用したコルゲートフ
ィン 51 本発明に係わるフィン用部分クラッド条材 51A ブレージングシート部分 51B ベアシート部分 母材(芯材) ろう材 52 ろう材の部分クラッド板 60 連続鋳造圧延法による冷却圧延ロール 61 溶湯ノズル 62 Al合金母材の溶湯(若しくはその通路) 70 Al合金ろう材シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外山 猛敏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 内川 章 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 平上 浩司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 ▲高▼達 誉 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Al又はAl合金板の両表面に、Al合
    金ろう材を部分的にクラッドした熱交換器のフィン用条
    材であって、前記条材は、条幅方向でろう材層を有する
    ブレージングシート部分とろう材層を有しないベアシー
    ト部分とからなることを特徴とする熱交換器のフィン用
    部分クラッド条材。
  2. 【請求項2】 連続鋳造圧延法により、Al又はAl合
    金板の両表面の板幅方向で、ろう材をクラッドした部分
    とろう材をクラッドしない部分とが交互に形成されたろ
    う材部分クラッド板を製造し、これを冷間圧延と必要に
    応じて焼鈍により、所定の板厚及び調質とした後、この
    板をスリッター加工して、板条の幅方向でろう材層を有
    するブレージングシート部分とろう材層を有しないベア
    シート部分とからなる条材とすることを特徴とする熱交
    換器のフィン用部分クラッド条材の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の部分クラッド条材を用
    いたラジエータコアとコンデンサコアとが一体の一体型
    熱交換器であって、ラジエータチューブは外面にろう材
    を被覆したチューブであり、コンデンサチューブは外面
    にろう材を有しないベアの押出偏平多穴管であり、前記
    両コアのチューブに請求項1の部分クラッド条材をコル
    ゲートフィンとして組み合わせ、前記両コアのチューブ
    とフィンとを一体にろう付けしたことを特徴とする一体
    型熱交換器。
JP6574497A 1997-03-19 1997-03-19 熱交換器のフィン用部分クラッド条材とその製造方法及びこの条材を用いた一体型熱交換器 Pending JPH10263801A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296970A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Hitachi Cable Ltd ろう付加工用複合材のろう付方法及びろう付加工用複合材並びにろう付製品
WO2011110685A1 (fr) * 2010-03-12 2011-09-15 Centre National De La Recherche Scientifique (Cnrs) Procede de fabrication d'un assemblage metallique ayant une feuille d'aluminium traitee thermiquement pour obtenir de l'alumine alpha et une autre feuille avec des irregularites de surface que s'y incrustent lors du colaminage.

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US10392687B2 (en) 2010-03-12 2019-08-27 Centre National De La Recherche Scientifique (Cnrs) Method for manufacturing a metal assembly having a sheet of thermally treated aluminum to obtain alpha alumina and another sheet having surface irregularities that become embedded in said surface during roll bonding

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