JPH102630A - 吸収冷凍機 - Google Patents
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Abstract
溜りとを、開閉弁V2を有するブロー配管21によって
接続すると共に、冷房などの冷熱供給運転を停止する際
に温度検出器34が所定温度より低い気温Tを検出した
ときには燃焼装置2を停止させ、開閉弁V2を開放し、
吸収液ポンプP1・冷媒ポンプP2・冷温水ポンプP3
・冷却水ポンプP4の運転を所定時間継続して吸収液の
希釈を行い、温度検出器34が所定温度をより高い気温
Tを検出したときには燃焼装置2を停止させ、開閉弁V
2を閉じた状態で吸収液ポンプP1・冷媒ポンプP2・
冷温水ポンプP3・冷却水ポンプP4の運転を所定時間
継続して吸収液の希釈を行う制御器100を設けるよう
にした。
Description
るものであり、特に詳しくは吸収液の結晶化が防止でき
る吸収冷凍機に関する。
に臭化リチウム水溶液を用いる吸収冷凍機による冷房な
どの冷熱供給運転終了時には、再生器の加熱を停止した
状態で吸収液ポンプの運転を所定時間継続し、吸収液濃
度の均一化を図って吸収液が結晶化するのを防止してい
る。
スのOA化が進み、吸収冷凍機が冬季にも冷房運転に使
用されるようなり、単に再生器の加熱を停止して吸収液
ポンプの運転を所定時間継続して吸収液濃度の均一化を
図っただけでは、気温が氷点下にもなる冬季では吸収液
の結晶化が防止できないため、制御盤などに季節が指定
できる手動の切替スイッチを設け、この切替スイッチで
冬か選択されているときの冷房運転停止時には、蒸発器
の冷媒溜りに溜っている冷媒を吸収液の循環系に流入さ
せて、吸収液濃度を一層低下させて吸収液の結晶化を防
止している。
は、切替操作を忘れて吸収液が結晶化すると云った問題
点があり、吸収液の結晶化をより完全に防止できるよう
にする必要があった。
術の課題を解決するためになされたもので、吸収液ポン
プ・冷媒ポンプなどを介して吸収器・凝縮器・再生器な
どと接続され、冷媒と吸収液の循環サイクルを形成する
蒸発器に内蔵した熱交換器から冷却流体が得られるよう
に構成した吸収冷凍機において、
を電動弁を有するブロー配管によって接続すると共に、
気温を検出する温度検出器を設け、且つ、冷熱供給運転
終了時に温度検出器が所定温度以下の温度を検出したと
きに、所定時間前記電動弁を開いて吸収液ポンプの運転
を継続させる制御器を設けるようにした第1の構成の吸
収冷凍機と、
を電動弁を有するブロー配管によって接続すると共に、
気温を検出する温度検出器と、この温度検出器が少なく
とも過去2日間に渡って検出した気温の最低気温を記憶
する記憶手段とを設け、且つ、記憶手段に記憶されてい
る最低気温が所定温度以下であるときの冷熱供給運転終
了時に、所定時間前記電動弁を開いて吸収液ポンプの運
転を継続させる制御器を設けるようにした第2の構成の
吸収冷凍機と、
を電動弁を有するブロー配管によって接続すると共に、
気温を検出する温度検出器と、この温度検出器が少なく
とも過去2日間に渡って検出した気温を記憶する記憶手
段とを設け、且つ、冷熱供給運転終了時に温度検出器が
検出した気温と、前記記憶手段が記憶している気温の最
低気温が記録された前日における冷熱供給運転終了時刻
の気温とを比較して冷熱供給運転終了日の翌日の最低気
温を予測し、この予測した最低気温が所定温度以下であ
るときの冷熱供給運転終了時に、所定時間前記電動弁を
開いて吸収液ポンプの運転を継続させる制御器を設ける
ようにした第3の構成の吸収冷凍機と、
を電動弁を有するブロー配管によって接続すると共に、
気温を検出する温度検出器と、この温度検出器が少なく
とも過去2日間に渡って検出した気温を記憶する記憶手
段とを設け、且つ、冷熱供給運転終了時に温度検出器が
検出した気温と、前記記憶手段が記憶している気温の最
低気温が記録された前日における冷熱供給運転終了時刻
の気温とを比較して冷熱供給運転終了日の翌日の最低気
温を予測し、この予測した最低気温と記憶手段に記憶さ
れている最低気温の低い方の最低気温が所定温度以下で
あるときの冷熱供給運転終了時に、所定時間前記電動弁
を開いて吸収液ポンプの運転を継続させる制御器を設け
るようにした第4の構成の吸収冷凍機と、
を電動弁を有するブロー配管によって接続すると共に、
冷熱供給運転終了時の月日が判別できるカレンダータイ
マを備え、このカレンダータイマに冬季に指定された月
日の冷熱供給運転終了時に、所定時間前記電動弁を開い
て吸収液ポンプの運転を継続させる制御器を設けるよう
にした第5の構成の吸収冷凍機と、を提供することによ
り、前記従来技術の課題を解決するものである。
づいて説明する。図中、1はガス・灯油などの燃焼装置
2を備え、吸収液の稀液を加熱することによって冷媒蒸
気を発生させて中間液に濃縮する高温再生器、3はこの
再生器から揚液された冷媒蒸気と中間液とを分ける気液
分離器、4はこの気液分離器からの冷媒蒸気で中間液を
加熱して濃液にする低温再生器、5はこの低温再生器か
らの冷媒蒸気を冷却して凝縮する凝縮器、6は冷媒散布
器7Aから冷媒液を散布・滴下などして蒸発させる蒸発
器7と、この蒸発器からの冷媒蒸気を前記低温再生器4
からの濃液に吸収させて器内を低圧に維持する吸収器8
からなる蒸発吸収器、9および10は低温および高温熱
交換器であり、これらは揚液管11、中間液管12、濃
液管13、吸収液ポンプP1を有する稀液管14、冷媒
導管15、冷媒液管16、冷媒ポンプP2を有する冷媒
液管17、冷/暖切替弁V1を有する冷/暖切替管18
により接続されて、冷媒と吸収液の循環サイクルを形成
し、蒸発器7の内部に設けた熱交換器31から選択的に
取り出す冷水または温水の何れかを、図示しない熱負荷
に循環供給できるようになっている。
冷水または加熱された温水を、図示しない冷/暖房など
の熱負荷に循環供給するための冷温水管であり、途中に
冷温水ポンプP3が介在している。
収器8の内部に設けられた冷却器であり、冷却水ポンプ
P4を有する冷却水配管20により接続されて、図示し
ない冷却塔と吸収器8および凝縮器5との間を冷却水が
循環するように構成されている。そして、21は蒸発器
7の冷媒溜りと吸収器8の吸収液溜りとを開閉弁V2を
備えて接続しているブロー配管、34は気温を検出する
温度検出器、100はこの吸収冷凍機の制御器である。
ては、冷水を取り出して行う冷房運転時には冷媒および
吸収液の循環による吸収冷凍サイクルを行うことで、蒸
発器7の熱交換器31での冷媒の蒸発潜熱でこの熱交換
器内の水を6〜8℃程度に冷却して供給することがで
き、温水を取り出して行う暖房運転時には冷却器32・
33への冷却水の供給を停止する一方で、冷/暖切替弁
V1を閉から開へ切り替えることで、高温の吸収液およ
び冷媒蒸気が冷/暖切替管18を介して気液分離器3か
ら蒸発吸収器6へ流入し、熱交換器31での冷媒の凝縮
潜熱(あるいはこの熱と吸収液の顕熱)によって加熱さ
れた温水が供給される。
には、吸収液が結晶化しないように制御器100によっ
て、吸収液ポンプP1・冷媒ポンプP2・冷温水ポンプ
P3・冷却水ポンプP4・開閉弁V2などを例えば図2
のように制御して、吸収液の希釈運転を行う。
を行っていて、制御器100などに設けた図示しない運
転停止スイッチなどが操作されたときには、ステップS
1を開始して燃焼装置2の燃焼停止を行う。
によって気温Tを検出し、続くステップS3では温度検
出器34が検出した気温Tが所定の温度、例えば15℃
より低いか否かを判定し、イエスと判定されたときには
ステップ4に移行し、そうでないときにはステップS8
に移行する。
蒸発器7の冷媒溜りに溜っていた冷媒をブロー配管21
を介して吸収器8に流す。
グラムタイマーなどを起動して、開閉弁V2を開放して
いる時間を計測し、その時間が所定時間、例えば15分
に達するのを待ってステップS7に移行する。
閉じ、吸収液ポンプP1・冷媒ポンプP2・冷温水ポン
プP3・冷却水ポンプP4の運転を停止してメイン制御
に戻る。
ラムタイマーなどを起動し、所定時間、例えば15分が
経過するのを待ってステップS10に移行する。
プP1・冷媒ポンプP2・冷温水ポンプP3・冷却水ポ
ンプP4の運転を停止してメイン制御に戻る。
ては、気温が低く吸収液が結晶化し易いときの冷熱供給
運転停止時には、蒸発器7の冷媒溜りに溜っている冷媒
をブロー配管21(開閉弁V2)を介して吸収器8に流
し、吸収液濃度を十分に低下させる希釈運転が行なわ
れ、気温が高く吸収液が結晶化する懸念のないときの冷
熱供給運転停止時には、冷熱供給運転を再開する際に蒸
発器7に冷媒を改めて溜めなくても良いように、蒸発器
7の冷媒溜りから吸収器8に冷媒を流すことなく吸収液
の希釈運転が行われるので、吸収液の結晶化が防止でき
るだけでなく、気温が高いときの冷熱供給運転が速やか
に再開できると云った利点がある。
が所定時間毎、例えば15分毎に検出する気温Tの例え
ば過去1週間分が順次更新記録される半導体メモリなど
を制御器100に備えるようにした吸収冷凍機において
は、吸収液ポンプP1・冷媒ポンプP2・冷温水ポンプ
P3・冷却水ポンプP4・開閉弁V2などを、例えば図
3のように制御して吸収液の希釈運転を行うことも可能
である。
制御中に運転停止スイッチなどが操作されたときには、
燃焼装置2の燃焼停止を行う(ステップS1)。
リに記憶されている過去1週間分の気温Tの中から最低
気温TL を選び出し、ステップS3aに移行してその最
低気温TL が所定気温、例えば10℃より低いか否かを
判定し、イエスと判定されたときにはステップ4に移行
し、そうでないときにはステップS8に移行する(ステ
ップS4・S8以降の制御は、前記図2で説明した通
り)。
ても、気温が低く吸収液が結晶化し易いときの冷熱供給
運転停止時には、蒸発器7の冷媒溜りに溜っている冷媒
をブロー配管21(開閉弁V2)を介して吸収器8に流
し、吸収液濃度を十分に低下させる希釈運転が行なわ
れ、気温が高く吸収液が結晶化する懸念のないときの冷
熱供給運転停止時には、冷熱供給運転を再開する際に蒸
発器7に冷媒を改めて溜めなくても良いように、蒸発器
7の冷媒溜りから吸収器8に冷媒を流すことなく吸収液
の希釈運転が行われるので、吸収液の結晶化が防止でき
るだけでなく、気温が高いときの冷熱供給運転が速やか
に再開できると云った利点がある。
が所定時間毎、例えば15分毎に検出する気温Tの例え
ば過去1週間分が順次更新記録される半導体メモリなど
と共に、冷熱供給運転の停止スイッチなどが操作された
ときにはその時点で温度検出器34が検出する気温T
と、メモリに記憶されている最低気温TL が記録された
前日における運転終了時刻の気温(同時刻に気温が検出
されていないときには、最も近い時刻の気温。以下、同
じ)とを比較して翌日の最低気温TL2を予測する図示し
ない演算部を制御器100に備えるようにした吸収冷凍
機においては、吸収液ポンプP1・冷媒ポンプP2・冷
温水ポンプP3・冷却水ポンプP4・開閉弁V2など
を、例えば図4のように制御して吸収液の希釈運転を行
うことも可能である。
制御中に運転停止スイッチなどが操作されたときには、
燃焼装置2の燃焼停止を行う(ステップS1)。
によりその時点の気温Tを検出し、ステップS2bでは
この検出した気温Tとメモリに記憶されている過去1週
間分の気温Tに基づいて、翌日の最低気温TL2を予測す
る。
出器34が検出した気温Tが例えば16℃であり、最低
気温TL が例えば11℃を記録した前日における運転停
止時刻の気温が例えば19℃であったときには、メモリ
に記憶されている前記最低気温TL (11℃)よりさら
に低くなる可能性があるので、例えば翌日の最低気温T
L2として11−(19−16)=8℃を演算予測する。
測した最低気温TL2が所定気温、例えば10℃より低い
か否かを判定し、イエスと判定されたときにはステップ
4に移行し、そうでないときにはステップS8に移行す
る(ステップS4・S8以降の制御は、前記図2で説明
した通り)。
ても、気温が低く吸収液が結晶化し易いときの冷熱供給
運転停止時には、蒸発器7の冷媒溜りに溜っている冷媒
をブロー配管21(開閉弁V2)を介して吸収器8に流
し、吸収液濃度を十分に低下させる希釈運転が行なわ
れ、気温が高く吸収液が結晶化する懸念のないときの冷
熱供給運転停止時には、冷熱供給運転を再開する際に蒸
発器7に冷媒を改めて溜めなくても良いように、蒸発器
7の冷媒溜りから吸収器8に冷媒を流すことなく吸収液
の希釈運転が行われるので、吸収液の結晶化が防止でき
るだけでなく、気温が高いときの冷熱供給運転が速やか
に再開できると云った利点がある。
が所定時間毎、例えば15分毎に検出する気温Tの例え
ば過去1週間分が順次更新記録される半導体メモリなど
と共に、冷熱供給運転の停止スイッチなどが操作された
ときにはその時点で温度検出器34が検出する気温T
と、メモリに記憶されている最低気温TL が記録された
前日における運転終了時刻の気温とを比較して翌日の最
低気温TL2を予測し、且つ、最低気温TL と最低気温T
L2とを比較してより低い方の最低気温を最低気温TLMと
して選択する図示しない演算部を制御器100に備える
ようにした吸収冷凍機においては、吸収液ポンプP1・
冷媒ポンプP2・冷温水ポンプP3・冷却水ポンプP4
・開閉弁V2などを、例えば図5のように制御して吸収
液の希釈運転を行うことも可能である。
制御中に運転停止スイッチなどが操作されたときには、
燃焼装置2の燃焼停止を行う(ステップS1)。
によりその時点の気温Tを検出し、ステップS2cで
は、前記図3におけるステップS2aと同様に行う最低
気温T L の選択と、前記図4におけるステップS2bと
同様に行う最低気温TL2の予測とを行い、ステップS2
dでは最低気温TL と最低気温TL2とを比較してより低
い方の最低気温を最低気温TLMとして選択する。
択した最低気温TLMが所定気温、例えば10℃より低い
か否かを判定し、イエスと判定されたときにはステップ
4に移行し、そうでないときにはステップS8に移行す
る(ステップS4・S8以降の制御は、前記図2で説明
した通り)。
ても、気温が低く吸収液が結晶化し易いときの冷熱供給
運転停止時には、蒸発器7の冷媒溜りに溜っている冷媒
をブロー配管21(開閉弁V2)を介して吸収器8に流
し、吸収液濃度を十分に低下させる希釈運転が行なわ
れ、気温が高く吸収液が結晶化する懸念のないときの冷
熱供給運転停止時には、冷熱供給運転を再開する際に蒸
発器7に冷媒を改めて溜めなくても良いように、蒸発器
7の冷媒溜りから吸収器8に冷媒を流すことなく吸収液
の希釈運転が行われるので、吸収液の結晶化が防止でき
るだけでなく、気温が高いときの冷熱供給運転が速やか
に再開できると云った利点がある。
止時の月日が判別できるカレンダータイマを制御器10
0に備えるようにした吸収冷凍機においては、吸収液ポ
ンプP1・冷媒ポンプP2・冷温水ポンプP3・冷却水
ポンプP4・開閉弁V2などを、例えば図6のように制
御して吸収液の希釈運転を行うことも可能である。
制御中に運転停止スイッチなどが操作されたときには、
燃焼装置2の燃焼停止を行う(ステップS1)。
タイマから運転停止する月日を確認し、ステップS3d
に移行してその日が冬季(例えば、11月1日〜翌年の
3月10日まで)か否かを判定する。
3に移行し、そうでないときにはステップS8に移行す
る(ステップS4・S8以降の制御は、前記図2で説明
した通り)。
ても、気温が低く吸収液が結晶化し易い冬季の冷熱供給
運転停止時には、蒸発器7の冷媒溜りに溜っている冷媒
をブロー配管21(開閉弁V2)を介して吸収器8に流
し、吸収液濃度を十分に低下させる希釈運転が行なわ
れ、気温が高く吸収液が結晶化する懸念のない冬季以外
の冷熱供給運転停止時には、冷熱供給運転を再開する際
に蒸発器7に冷媒を改めて溜めなくても良いように、蒸
発器7の冷媒溜りから吸収器8に冷媒を流すことなく吸
収液の希釈運転が行われるので、吸収液の結晶化が防止
できるだけでなく、気温が高いときの冷熱供給運転が速
やかに再開できると云った利点がある。
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱
しない範囲で各種の変形実施が可能である。
熱供給運転のみが行われる吸収冷凍機であっても良い
し、気液分離器3を備えない吸収冷凍機であってもよ
い。
凍機によれば、吸収液の結晶化が防止できるだけでな
く、気温が高いときの冷熱供給運転が速やかに再開でき
ると云った利点がある。
Claims (5)
- 【請求項1】 吸収液ポンプ・冷媒ポンプなどを介して
吸収器・凝縮器・再生器などと接続され、冷媒と吸収液
の循環サイクルを形成する蒸発器に内蔵した熱交換器か
ら冷却流体が得られるように構成した吸収冷凍機におい
て、蒸発器の冷媒溜りと吸収器の吸収液溜りとを電動弁
を有するブロー配管によって接続すると共に、気温を検
出する温度検出器を設け、且つ、冷熱供給運転終了時に
温度検出器が所定温度以下の温度を検出したときに、所
定時間前記電動弁を開いて吸収液ポンプの運転を継続さ
せる制御器を設けたことを特徴とする吸収冷凍機。 - 【請求項2】 吸収液ポンプ・冷媒ポンプなどを介して
吸収器・凝縮器・再生器などと接続され、冷媒と吸収液
の循環サイクルを形成する蒸発器に内蔵した熱交換器か
ら冷却流体が得られるように構成した吸収冷凍機におい
て、蒸発器の冷媒溜りと吸収器の吸収液溜りとを電動弁
を有するブロー配管によって接続すると共に、気温を検
出する温度検出器と、この温度検出器が少なくとも過去
2日間に渡って検出した気温の最低気温を記憶する記憶
手段とを設け、且つ、記憶手段に記憶されている最低気
温が所定温度以下であるときの冷熱供給運転終了時に、
所定時間前記電動弁を開いて吸収液ポンプの運転を継続
させる制御器を設けたことを特徴とする吸収冷凍機。 - 【請求項3】 吸収液ポンプ・冷媒ポンプなどを介して
吸収器・凝縮器・再生器などと接続され、冷媒と吸収液
の循環サイクルを形成する蒸発器に内蔵した熱交換器か
ら冷却流体が得られるように構成した吸収冷凍機におい
て、蒸発器の冷媒溜りと吸収器の吸収液溜りとを電動弁
を有するブロー配管によって接続すると共に、気温を検
出する温度検出器と、この温度検出器が少なくとも過去
2日間に渡って検出した気温を記憶する記憶手段とを設
け、且つ、冷熱供給運転終了時に温度検出器が検出した
気温と、前記記憶手段が記憶している気温の最低気温が
記録された前日における冷熱供給運転終了時刻の気温と
を比較して冷熱供給運転終了日の翌日の最低気温を予測
し、この予測した最低気温が所定温度以下であるときの
冷熱供給運転終了時に、所定時間前記電動弁を開いて吸
収液ポンプの運転を継続させる制御器を設けたことを特
徴とする吸収冷凍機。 - 【請求項4】 吸収液ポンプ・冷媒ポンプなどを介して
吸収器・凝縮器・再生器などと接続され、冷媒と吸収液
の循環サイクルを形成する蒸発器に内蔵した熱交換器か
ら冷却流体が得られるように構成した吸収冷凍機におい
て、蒸発器の冷媒溜りと吸収器の吸収液溜りとを電動弁
を有するブロー配管によって接続すると共に、気温を検
出する温度検出器と、この温度検出器が少なくとも過去
2日間に渡って検出した気温を記憶する記憶手段とを設
け、且つ、冷熱供給運転終了時に温度検出器が検出した
気温と、前記記憶手段が記憶している気温の最低気温が
記録された前日における冷熱供給運転終了時刻の気温と
を比較して冷熱供給運転終了日の翌日の最低気温を予測
し、この予測した最低気温と記憶手段に記憶されている
最低気温の低い方の最低気温が所定温度以下であるとき
の冷熱供給運転終了時に、所定時間前記電動弁を開いて
吸収液ポンプの運転を継続させる制御器を設けたことを
特徴とする吸収冷凍機。 - 【請求項5】 吸収液ポンプ・冷媒ポンプなどを介して
吸収器・凝縮器・再生器などと接続され、冷媒と吸収液
の循環サイクルを形成する蒸発器に内蔵した熱交換器か
ら冷却流体が得られるように構成した吸収冷凍機におい
て、蒸発器の冷媒溜りと吸収器の吸収液溜りとを電動弁
を有するブロー配管によって接続すると共に、冷熱供給
運転終了時の月日が判別できるカレンダータイマを備
え、このカレンダータイマに冬季に指定された月日の冷
熱供給運転終了時に、所定時間前記電動弁を開いて吸収
液ポンプの運転を継続させる制御器を設けたことを特徴
とする吸収冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15250296A JP3837186B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 吸収冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15250296A JP3837186B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 吸収冷凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH102630A true JPH102630A (ja) | 1998-01-06 |
JP3837186B2 JP3837186B2 (ja) | 2006-10-25 |
Family
ID=15541871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15250296A Expired - Fee Related JP3837186B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 吸収冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3837186B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4718359A (en) * | 1983-01-18 | 1988-01-12 | Stubinen Utveckling Ab | Process and a means for burning solid fuels, preferably coal, turf or the like, in pulverized form |
JP2012141111A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-07-26 | Tokyo Gas Co Ltd | 吸収式冷凍機 |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP15250296A patent/JP3837186B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4718359A (en) * | 1983-01-18 | 1988-01-12 | Stubinen Utveckling Ab | Process and a means for burning solid fuels, preferably coal, turf or the like, in pulverized form |
JP2012141111A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-07-26 | Tokyo Gas Co Ltd | 吸収式冷凍機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3837186B2 (ja) | 2006-10-25 |
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