JPH10263028A - マット式エアーマッサージ機 - Google Patents

マット式エアーマッサージ機

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JPH10263028A
JPH10263028A JP7836797A JP7836797A JPH10263028A JP H10263028 A JPH10263028 A JP H10263028A JP 7836797 A JP7836797 A JP 7836797A JP 7836797 A JP7836797 A JP 7836797A JP H10263028 A JPH10263028 A JP H10263028A
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mat
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、エアー供給装置をマット部のいずれ
の側に対しても配置できるようにしたマット式エアーマ
ッサージ機の提供にある。 【解決手段】エアーコンプレッサー(エアー生成手段)
を有するとともにエアーホース50の一端が接続される
供給接続口(供給接続部)が設けられたエアー供給装置
と、前記エアーホース50の他端が接続される被供給接
続口20(被供給接続部)が設けられるとともに内部に
エアーの給排気によって膨縮する袋体13〜18を有す
るマット部とを備えたマット式エアーマッサージ機にお
いて、前記マット部に設けた被供給接続口20をマット
部10の長手方向両側縁部のいずれか一方の略中央部に
設けたることにより、エアー供給装置30をマット部1
0に対していずれの側にも配置できるようにしたマット
式エアーマッサージ機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアー供給装置
からのエアーの給排気によって膨縮する袋体によって被
施療部のマッサージを行うマット式エアーマッサージ機
に関する。
【0002】
【従来の技術】エアー供給装置からのエアーの給排気に
よって膨縮する袋体によって被施療部のマッサージを行
うマット式エアーマッサージ機は広く知られている。
【0003】そして、図6に示すように従来のマット式
エアーマッサージ機200は、マット部210とエアー
供給装置220とから構成されている。そして、前記マ
ット部210の構成は、このマット部210の内部に適
宜の位置決め手段で位置決めして配設された袋体211
aないし211hからなっており、これら袋体211a
ないし211hにそれぞれ連結ホース212aないし2
12hの一端側がそれぞれ接続され、また、これらエア
ーホース212aないし212hの他端側は前記マット
部210の長手方向に沿った一方の側縁部(以下横方向
側縁部という)に取付けられた被供給接続口213に接
続されている。
【0004】また、前記エアー供給装置220は、操作
パネル等が設けられた筐体221とこの筐体221の内
部に設けられた図示しないエアーコンプレッサーからな
るエアー生成手段およびこのエアー生成手段から生成さ
れたエアーを所定の順序で分配するロータリー弁等から
なるエアー分配器等からなっており、また、前記筐体2
21には前記エアー分配器に図示しないエアーホースを
介して接続された供給接続口222が設けられている。
【0005】そして、前記エアー供給装置220と前記
マット部210とは、着脱可能なエアーホース230に
よって接続されるようになっている。つまりこのエアー
ホース230は一端側に前記供給接続口222に着脱可
能な第一の接続部231を設けるとともに、他端側には
前記被供給接続口213に着脱可能な第二の接続部23
2が設けられ、これら第一の接続部231と第二の接続
部232を前記供給接続口222と被供給接続口213
とにそれぞれ接続または非接続とすることにより、前記
エアーホース230によって前記エアー供給装置220
と前記マット部210とは接続または非接続とされるも
のである。
【0006】そして、使用者がマッサージをしない場合
つまり不使用時に前記エアーホース230は、収納の便
を図るためにエアー供給装置220と前記マット部21
0から取り外されており、使用する際にこのエアーホー
ス230を前記第一の接続部231と第二の接続部23
2を前記供給接続口222および被供給接続口213に
接続して使用するものである。
【0007】ところで、前記被供給接続口213は、マ
ット部210の横方向側縁部に設けられていることか
ら、使用時に前記エアーホース230を介して接続され
るエアー供給装置220は、前記被供給接続口213が
設けられている側にしか置くことができないものであ
る。何故ならば被供給接続口213が設けられている側
と反対側にエアー供給装置220を置くとエアーホース
230がマット部210の上面を横切ることになり使用
者の上にエアーホース230が載ることになるからであ
る。
【0008】したがって、マット部210とエアー供給
装置220の配置関係が特定されるため家庭内での部屋
における家具等の配置等によって、前記特定される配置
関係のため使い勝手が悪いという問題がある。
【0009】また、被供給接続口213が横方向側縁部
に設けられていることから、例えば身体の対称位置にあ
る脇腹等をマッサージするための一対の袋体を、マット
部210に長手方向中心線を対称軸とした対称位置にそ
れぞれ振り分けて配設し、これら袋体のそれぞれを前記
被供給接続口213と連結ホースによって接続するよう
にした場合は、これら2本の連結ホースの長さが異なっ
てしまうことから2本の連結ホースの流路抵抗が異な
り、このため一対のそれぞれの袋体に供給される単位時
間当たりのエアーの流量が異なり、これら両袋体が所定
の膨脹量に達するまでの時間が異なる。つまり一対の袋
体がそれぞれ同じ速さで膨脹しないことから対称位置に
ある被施療部に同じ押圧力を付与できないことになり良
好なマッサージができないという事態が生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のマ
ット式エアーマッサージ機は、被供給接続口213が、
マット部210の横方向側縁部に設けられていることか
ら、マット部210とエアー供給装置220の配置関係
が特定されるため使い勝手が悪いという問題があり、ま
た、被供給接続口213が横方向側縁部に設けられてい
ることから、マット部210に長手方向中心線を対称軸
とした対称位置に一対の袋体をそれぞれ振り分けて配設
する構成とした場合は、これら袋体のそれぞれを被供給
接続口213に連結する連結ホースの長さが異なってし
まうことに起因して生じる流路抵抗の相違により、それ
ぞれの袋体に供給される単位時間当たりのエアーの流量
が異なり、両袋体が同じ速さで膨脹しなくなるため被施
療部に同じ押圧力を付与できず良好なマッサージができ
ないという問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みなされたものであり、請求項1記載の発明は、エアー
生成手段を有するとともにエアーホースの一端が接続さ
れる供給接続部が設けられたエアー供給装置と、前記エ
アーホースの他端が接続される被供給接続部が設けられ
たマット部と、このマット部の内部に配設され前記被供
給接続部と連結ホースを介して接続され前記エアー供給
装置からのエアーの給排気によって膨縮する袋体とを備
え、前記エアー供給装置により前記袋体にエアーを給排
気して膨縮させて被施療部をマッサージするマット式エ
アーマッサージ機において、前記マット部に設けた被供
給接続部をマット部の長手方向両側縁部のいずれか一方
の略中央部に設けたマット式エアーマッサージ機とした
ものである。
【0012】このように請求項1記載の発明は、マット
部に設けた被供給接続部をマット部の長手方向両側縁部
のいずれか一方の略中央部に設ける構成としたことか
ら、マット部に対してエアー供給装置をいずれの側にも
置くことができるという作用を有するものである。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、マット部の内部に配設される袋体の
うち少なくとも一対の袋体を長手方向中心線を対称軸と
する対称位置にそれぞれ振り分けて配設するとともに、
これら対称位置に配設された袋体と前記被供給接続部と
をそれぞれ連結ホースによって接続したマット式エアー
マッサージ機としたものである。
【0014】このように請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明において、マット部の内部に配設される袋
体のうち少なくとも一対の袋体を長手方向中心線を対称
軸とする対称位置にそれぞれ振り分けて配設するととも
に、これら対称位置に配設された袋体と前記被供給接続
部とをそれぞれ連結ホースによって接続する構成とした
ことから、請求項1記載の発明の作用に加えて、マット
部にその長手方向中心線を対称軸とする対称位置に振り
分けて配設されたそれぞれの袋体と被供給接続部とを連
結するそれぞれの連結ホースの長さを略等しくできるた
め、その流路抵抗を略等しくできることから袋体に供給
される単位時間当たりのエアーの流量を略等しくでき、
両袋体を同じ速さで膨脹・収縮させることができるため
被施療部を同じ大きさの押圧力で押圧できるという作用
を有し、したがって良好なマッサージができるものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態を
図1ないし図5に基づいて説明する。図1に示すように
このマット式エアーマッサージ機(以下エアーマッサー
ジ機という)1は、マット部10、エアー供給装置30
およびマット部10とエアー供給装置30とを接続する
エアーホース50等から構成されている。
【0016】そして、前記マット部10は、図1、図2
に示すように内部下面側に設けられた硬質の発泡ウレタ
ンフォーム等からなる長方形状の板状の台部材12と、
この台部材12の外周表面を覆うカバー12aとから構
成され、このマット部10内には図示しない適宜の位置
決め手段で位置決めされて、図2に示すように腿用袋体
13、一対の尻用袋体14、腰用袋体15、一対の脇腹
用袋体16、背中用袋体17および首部用袋体18が配
設されている。
【0017】そして、前記一対の尻用袋体14、14お
よび一対の脇腹用袋体16、16は、前記マット部10
の長片に沿う方向つまり長手方向中心線(不図示)を対
称軸とした対称位置にそれぞれ振り分けて配設されてい
る。
【0018】また、前記マット部10の二つの短片によ
って形成される二つの側縁部すなわち長手方向側縁部の
うちの一つである下側縁部(使用者がマッサージをする
ためにマット部10に仰向け等の姿勢で横たわった際に
足部が位置する側縁部)19aの略中央部には被供給接
続部としての被供給接続口20が設けられており、この
被供給接続口20は図3、図4に示すように肉厚な底壁
21とこの底壁21に一体に形成された周壁22によっ
て断面長円形状の接続孔23が形成され、この接続孔2
3の底壁21と対向する側は開口24となっている。ま
た、この開口24の周縁にはフランジ部25が形成さ
れ、このフランジ部25を前記マット部10の前記下側
縁部19aに適宜な手段によって取り付けられて前記マ
ット部10に取り付けられているものである。
【0019】また、前記底壁21の裏面側つまり前記開
口24と反対側には、図3および図4に示すように一端
側に開口した6個の嵌合孔26aないし26fが設けら
れ他端側にこれら嵌合孔26aないし26fに連通する
とともに突出させて形成された接続部27aないし27
fが設けられている。
【0020】また、前記腿用袋体13ないし首部用袋体
18には図2等に示すように連結ホースとしてのエアー
ホース(以下単にホースという)13aないし18aの
一端側が接続され、これらホース13aないし18aの
うちのホース13aおよび15aは図4に示すように前
記接続部27aおよび27bに、ホース17aおよび1
8aは接続部27eおよび27fにそれぞれ接続され、
また、前記一対のホース14aは一本のホース14bに
纏められて接続部27cに、また、一対のホース16a
は一本のホース16bに纏められて接続部27dに接続
されている。
【0021】そして、前記一対の尻用袋体14、14に
接続された一対のホース14a、14aおよび一対の脇
腹用袋体16、16に接続された一対のホース16a、
16aは、尻用袋体14、14および脇腹用袋体16、
16がマット部10の長手方向中心線を対称軸として対
称位置に振り分けて配置されていること、および前記被
供給接続口20がマット部10の下側縁部19aの略中
央部に設けられていることから、その長さは略同一長さ
に設定されている。したがって、被供給接続口20の接
続部27cから両尻用袋体14、14までのホース14
a、14aの流路抵抗は略同一となり、同様に接続部2
7dから両脇腹用袋体16、16までのホース16a、
16aの流路抵抗は略同一となるものである。このこと
によって、尻用袋体14、14および脇腹用袋体16、
16にエアー供給装置30からエアーの供給が開始され
ると、両尻用袋体14、14および両脇腹用袋体16、
16内に流入するエアーの単位時間当たり流量は等しい
量となることから、単位時間当たりに膨脹する割合つま
り膨脹する速さも同じくなり被施療部である両尻部およ
び両脇腹を略等しい押圧力で同時に押圧することができ
るものである。
【0022】つぎに、前記エアー供給装置30について
説明する。このエアー供給装置30は筐体31(図1参
照)、図5に示すように筐体31内に収納された周知の
エアー生成手段としてのエアーコンプレッサー35、こ
のエアーコンプレッサー35にエアーホース35aを介
して接続されエアーを所定の順序で分配するたエアー分
配器としてのロータリー弁36、このロータリー弁36
および前記エアーコンプレッサー35を制御する制御手
段37等から構成されている。そして、前記ロータリー
弁36の図示しない7個の接続口には、7本のホース3
8aないし38gの一端が接続されている。
【0023】また、前記筐体31の上面部には図1に示
すように操作パネル32が設けられこの操作パネル32
には図示しないが電源スイッチ、各種マッサージモード
を設定する複数のモード設定スイッチ、マッサージ時間
設定スイッチおよび始動スイッチ等が設けられている。
【0024】なお、前記マッサージモードとしては、全
身マッサージコース、上半身マッサージコースおよび下
半身マッサージコースのコース別モードと、首部、背中
部、脇腹部および腰部等の各部分を個別にマッサージす
るポイントマッサージモード等が備えられているもので
ある。
【0025】また、前記エアー供給手段30の筐体31
の側壁には図1に示すように前記マット部10に設けた
被供給接続口20に対応する供給接続部としての供給接
続口40が設けられている。この供給接続口40の構造
は前記マット部10に設けた被供給接続口20と同一で
あるのでその説明は省略する。なお、被供給接続口20
の接続部27aないし27fに相当する接続部には図5
に示すように、前記ロータリー弁36の図示しない接続
口に一端を接続した6本のホース38aないし38fの
他端が接続されている。
【0026】また、前記筐体31には図1に示すように
前記供給接続口40が設けられた側壁と反対側の側壁に
は後述する脚部をマッサージするアタッチメントマッサ
ージ機60に設けた被供給接続口68に対応する供給接
続部としての供給接続口41が設けられている。この供
給接続口41は図5に示すように前記ロータリー弁36
の図示しない接続口に一端を接続したホース38gの他
端が接続されている。つぎに、前記エアー供給装置30
の供給接続口40とマット部10の被供給接続口20と
に接続されるエアーホース50について説明する。
【0027】このエアーホース50は図2、図5等に示
すように6本のエアーホース51aないし51fからな
るホース群51と、前記6本のエアーホース51aない
し51fの一端側を接続した第一の接続部52と他端側
に接続された第二の接続部56とから構成されている。
そして、前記第一の接続部52は前記マット部10に設
けた被供給接続口20に接続されるものであり、また、
第二の接続部56は前記エアー供給装置30に設けた供
給接続口40に接続されるものである。また、前記第一
の接続部52と第二の接続部56とは同一の構造となつ
いることから、ここでは第一の接続部52について説明
し、第二の接続部56についてはその説明は省略する。
【0028】前記第一の接続部52は、その軸方向と直
交する断面形状は前記マット部10に設けた供給接続口
20の接続孔23の軸方向と直交する断面形状より僅か
に小さい相似形に形成されて前記接続孔23に挿脱可能
となっており、また、この第一の接続体52には図3、
図4に示すように直線状に配列されるとともに一体的に
設けられた6本の接続管53aないし53fがその先端
部を接続部52の端面から突出させて設けられており、
この接続管53aないし53fの基部は図示しないが前
記6本のエアーホース51aないし51fの一端側に接
続されているものである。そして、前記第一の接続部5
2を前記接続孔23に挿入して接続した状態では、図4
に示すように前記接続管53aないし53fは前記底壁
21に設けられた嵌合孔26aないし26fに気密状態
で嵌合するようになっている。
【0029】そして、前記第一の接続部52および第二
の接続部56を前記被供給接続口20の接続孔23およ
び供給接続口40の図示しない接続孔に挿入することに
よりエアー供給装置30とマット部10とはエアーホー
ス50によって接続されるものである。
【0030】つぎに、前記アタッチメントマッサージ機
60について説明する。このアタッチメントマッサージ
機60は図1に示すように、内部を中空としたベース部
61とこのベース部61に配設された脚部用袋体66と
から構成されており、前記ベース部61は図1に示すよ
うに平面長方形状に形成されるとともに上面側に平行に
形成された一対の凹溝部62が設けられており、また、
この凹溝部62と平行な一方の側壁には前記被供給接続
口68が設けられている。この被供給接続口68および
前記エアー供給装置30に設けた供給接続口41は、そ
れぞれ図1、図5に示すようにエアーホース67の第一
の接続部67aおよび第二の接続部67bをそれぞれ挿
入することによりこのエアーホース67で接続され、こ
のエアーホース67を介して前記脚部用袋体66にエア
ーを給排気して脚部つまりふくらはぎ部をマッサージす
るようになっているものである。
【0031】なお、前記脚部用袋体66は、前記凹溝部
62に図示しないホック等の取付具によって取り付けら
れ布等により形成され互いに対向する収納部65に収納
されて前記ベース部61に配設されているものである。
【0032】また、前記それぞれの収納部65に収納さ
れたそれぞれの脚部用袋体66には図5に示すように連
結ホースとしてのホース67aないし67dの一端側が
接続され、これら4本のホースの他端側は一本のホース
67eに纏められ、このホース67eは前記被供給接続
口68に接続されている。
【0033】つぎに、上記のように構成されたエアーマ
ッサージ機の制御構成および制御について、図5に示す
制御ブロック図に基づいて説明する。
【0034】図5に示すように制御手段37には、メモ
リー手段からなるマッサージモード記憶手段70が接続
されており、このマッサージモード記憶手段70には上
述した全身マッサージコース、上半身マッサージコース
および下半身マッサージコースのコース別動作モード
と、首部、背中部、脇腹部および腰部等の各部分を個別
にマッサージするポイントマッサージ動作モード等の各
種マッサージモードが設定されている。また、制御手段
37は前記エアーコンプレッサー35およびロータリー
弁36を制御するようになっている。
【0035】また、制御手段37には前記操作パネル3
2に設けた各種マッサージモードを設定する複数のモー
ド設定スイッチ、マッサージ時間設定スイッチ、始動ス
イッチからの出力が入力されるようになっており、これ
らモード設定スイッチから所定のマッサージモードおよ
びマッサージ時間が設定されると、制御手段37はこの
マッサージモードによって定められた順序にしたがっ
て、前記マット部10内に配設された腿用袋体13ない
し首部用袋体18およびアタッチメントマッサージ機6
0が同時に使用れる場合は、このアタッチメントマッサ
ージ機60の各脚部用袋体66にエアーを給排気して膨
縮させるようにエアーコンプレッサー35およびロータ
リー弁36を前記マッサージ時間の間動作させるように
制御するものである。
【0036】つぎに、上記エアーマッサージ機1の動作
について説明する。まず、マット部10のみを使用する
場合について説明する。
【0037】まず、使用者は、エアー供給装置30とマ
ット部10とをエアーホース50によって接続し電源ス
イッチを閉成し、ついで前記各種マッサージモードのな
かから所望のマッサージモードをモード設定スイッチに
より設定し、また、マッサージ時間をマッサージ時間設
定スイッチにより設定した後図示しない始動スイッチを
閉成する。この始動スイッチが閉成されると、制御手段
37は前記設定されたマッサージモードを前記マッサー
ジモード記憶手段70から読みだし、このマッサージモ
ードを実行しこのマッサージモードによって定められて
いる袋体に所定の順序でエアーの給排気をするようにエ
アーコンプレッサー35およびロータリー弁36を駆動
させるとともに前記設定時間が経過したときエアーコン
プレッサー35およびロータリー弁36を停止させるよ
うに制御する。
【0038】そして、使用者が選択したマッサージモー
ドに前記一対の尻用袋体14、14あるいは一対の脇腹
用袋体16、16を膨縮させて尻部および脇腹をマッサ
ージする内容が含まれていると、前記一対の尻用袋体1
4、14あるいは一対の脇腹用袋体16、16には、エ
アーの給排気がされて尻部および脇腹のマッサージがさ
れる。そして、一対の尻用袋体14、14あるいは一対
の脇腹用袋体16、16にエアーの給排気がされる場
合、上述したように尻用袋体14、14および脇腹用袋
体16、16に接続されている連結ホース14a、14
aおよび16a、16aの長さは略同一長さであること
からその流路抵抗は略同一であるため、各袋体14、1
4あるいは16、16に供給および排気の際のエアーの
流量は略同一になることから、一対の尻用袋体14、1
4あるいは一対の脇腹用袋体16、16の膨脹する速さ
および収縮する速さは略同じである。したがって、両尻
部および両脇腹は略同じ押圧力によって押圧されること
から、一方側が強く他方側が弱い押圧力によって押圧さ
れることがなく良好なマッサージができるものである。
【0039】なお、アタッチメントマッサージ機60を
併用つまり同時に使用する場合は、このアタッチメント
マッサージ機60の被供給接続口68とエアー供給装置
30の供給接続口41とをエアーホース67で接続する
とともに、前記マット部10の下方側つまり脚部を位置
させる部位に配置し、また、前記モード設定スイッチに
よりアタッチメントマッサージ機60を動作させるモー
ドを設定し、ついで前記互いに対向する脚部用袋体6
6、66の間に脚部を位置させ、始動スイッチを閉成す
ることによってなされるものである。
【0040】上述のように上記マット式マッサージ機1
は、マット部10に設けた被供給接続口20をマット部
10の長手方向下側縁部の略中央部に設けたことから、
マット部10に対してエアー供給装置30をいずれの方
向にも置くことができることからその使い勝手がよいも
のである。
【0041】また、マット部10の内部に長手方向中心
線を対称軸とする対称位置に尻用袋体14、14および
脇腹用袋体16、16を振り分けて配設するとともに、
これら対称位置に配設された尻用袋体14、14および
脇腹用袋体16、16と前記被供給接続口20とを連結
ホース14aと14aの長さおよび16aと16aの長
さは被供給接続口20が下側縁部の中央部に設けられて
いることからその長さを略等しくすることができるた
め、その流路抵抗を略等しくできることから袋体14お
よび16に供給される単位時間当たりのエアーの流量を
略等しくでき、袋体14と14および袋体16と16と
を同じ速さで膨脹収縮させることができるため被施療部
に同じ押圧力を付与でき、したがって、良好なマッサー
ジができるものである。
【0042】なお、上記実施の形態においては、マット
部10に設けた被供給接続口20はマット部の下側縁部
19aに設ける構成としたが、これは上側縁部つまり使
用者がマット部10に身体を横たえた際に頭部が位置す
る側縁部に設ける構成としてもよいものであるが、上記
実施の形態のように下側縁部19aに設ける構成とした
場合は、エアーホース50およびエアー供給装置30を
足側につまり頭部から離れた位置に配置できることから
エアー供給装置30から発生する騒音等の影響を受けに
くいという利点がある。
【0043】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明は、マ
ット部に設けた被供給接続部をマット部の長手方向両側
縁部のいずれか一方の略中央部に設ける構成としたこと
から、マット部に対してエアー供給装置をいずれの側に
も置くことができることから使い勝手がよいという効果
を有するものである。
【0044】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、マット部の内部に配設される袋体の
うち少なくとも一対の袋体を長手方向中心線を対称軸と
する対称位置にそれぞれ振り分けて配設するとともに、
これら対称位置に配設された袋体と前記被供給接続部と
をそれぞれ連結ホースによって接続する構成としたこと
から、請求項1記載の発明の作用に加えて、マット部に
その長手方向中心線を対称軸とする対称位置に振り分け
て配設されたそれぞれの袋体と被供給接続部とを連結す
るそれぞれの連結ホースの長さを略等しくできるため、
その流路抵抗を略等しくできることから袋体に供給され
る単位時間当たりのエアーの流量を略等しくでき、袋体
を同じ速さで膨脹・収縮させることができるため被施療
部を同じ大きさの押圧力で押圧して良好なマッサージが
できるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のマット式エアーマッサー
ジ機の全体斜視図。
【図2】上記実施の形態のマット部の一部を断面した平
面図。
【図3】上記実施の形態のマット部の被供給接続部とエ
アーホースの接続部との関係を示す分解斜視図。
【図4】上記実施の形態のマット部の被供給接続部の断
面図。
【図5】上記実施の形態のエアーマッサージ機の制御ブ
ロック図。
【図6】従来のエアーマッサージ機の全体斜視図。
【符号の説明】
1 マット式エアーマッサージ機 10 マット部 13〜18 袋体 13a〜18a ホース(連結ホース) 20 被供給接続口(被供給接続部) 30 エアー供給装置 35 エアーコンプレッサー(エアー生成
手段) 37 制御手段 50 エアーホース 52 エアーホースの第一の接続部 56 エアーホースの第二の接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアー生成手段を有するとともにエアーホ
    ースの一端が接続される供給接続部が設けられたエアー
    供給装置と、前記エアーホースの他端が接続される被供
    給接続部が設けられたマット部と、このマット部の内部
    に配設され前記被供給接続部と連結ホースを介して接続
    され前記エアー供給装置からのエアーの給排気によって
    膨縮する袋体とを備え、前記エアー供給装置により前記
    袋体にエアーを給排気して膨縮させて被施療部をマッサ
    ージするマット式エアーマッサージ機において、前記マ
    ット部に設けた被供給接続部をマット部の長手方向両側
    縁部のいずれか一方の略中央部に設けたことを特徴とす
    るマット式エアーマッサージ機。
  2. 【請求項2】前記マット部の内部に配設される袋体のう
    ち少なくとも一対の袋体を長手方向中心線を対称軸とす
    る対称位置にそれぞれ振り分けて配設するとともに、こ
    れら対称位置に配設された袋体と前記被供給接続部とを
    それぞれ連結ホースによって接続したことを特徴とする
    請求項1記載のマット式エアーマッサージ機。
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JP2000316929A (ja) * 1999-05-13 2000-11-21 Toshiba Tec Corp マット式エアーマッサージ機

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