JP3432099B2 - エアーマッサージ装置 - Google Patents

エアーマッサージ装置

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JP3432099B2
JP3432099B2 JP00748897A JP748897A JP3432099B2 JP 3432099 B2 JP3432099 B2 JP 3432099B2 JP 00748897 A JP00748897 A JP 00748897A JP 748897 A JP748897 A JP 748897A JP 3432099 B2 JP3432099 B2 JP 3432099B2
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air bag
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Toshiba TEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアー供給手段
によってエアーを給排気することにより、エアーバッグ
を膨縮させて被施療部を押圧弛緩してマッサージをする
エアーマッサージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアーマッサージ装置としては、
椅子の座部および背もたれ部にエアーバッグを配設した
椅子式のエアーマッサージ機、あるいはマット内にエア
ーバッグを配設したマット式のエアーマッサージ機等が
広く知られている。そして、これらエアマッサージ装置
はエアー供給手段からのエアーの給排気によって前記エ
アーバッグを膨縮させて、この膨縮するエアーバッグに
よって被施療部を押圧してマッサージをするものであ
る。
【0003】そして、図9ないし図11に示すように前
記エアーバッグ110は、一般に二枚のシート部材11
1および112の外周部を溶着113することにより偏
平状に形成されており、また、前記エアーバッグ110
には図示しないエアーコンプレッサーからなるエアー供
給手段に一端側が接続された二点鎖線で示したようにエ
アーホース115の他端側が接続される接続具100が
前記エアーバッグ110の一方つまり図において上側の
シート部材111に気密的に取着され、この接続具10
0を介してエアーバッグ110にエアーの給排気がされ
るようになっている。そして、前記接続具100は
端部に前記エアーホース115を接続する接続部102
が形成されるとともに内部に貫通孔103が形成された
L字状の接続管101とこの接続管101の基部に形
成されるとともに前記貫通孔103が開口103aした
円板状のフランジ部104とから構成され、このフラン
ジ部104の前記接続管101側の面を前記エアーバッ
グ110の上側のシート部材111に溶着することによ
り取着されているものである。
【0004】ところで、前記接続具100の取着する部
位を図9に示すように使用者の体重が直接加わらない前
記エアーバッグの外周部とするとつぎのような問題があ
る。つまり、前記エアーバッグ110はエアーの給排気
により膨縮が繰り返されることから、前記エアーバッグ
110が膨縮することに伴って屈曲が繰り返されること
になり、この屈曲の程度は前記エアーバッグ110の外
周部程大きくなるものである。したがって、前記接続具
100の取着する部位をエアーバッグ110の外周部と
すると、前記フランジ部104が取着されている上側の
シート部材111の前記フランジ部104の外周部つま
り境界部に前記屈曲に起因する応力が集中することにな
り、この境界部または境界部近傍が損傷つまりシート部
材111に亀裂が生じエアーが漏れて正規の膨縮ができ
なくなってしまうものである。
【0005】そこで、前記接続具100を取着する部位
を図12に示すようにエアーバッグ110の略中央領域
とすることにより、前記膨縮等による屈曲に起因する前
記境界部または境界部近傍のシート部材111の損傷の
発生の低減を図ることができるものである。しかし、こ
のように接続具100をエアーバッグ110の上側のシ
ート部材111の略中央領域に取着した場合は、つぎの
ような問題が生じることが判明した。このことを図12
ないし図14を基づいて説明する。なお、図12ないし
図14に示す構成は、接続具100を取着する部位が異
なるのみでその構成は図9ないし図11に示す構成と同
一であることから図9ないし図11に示す構成と同一部
分には同一符号を付してある。
【0006】図12ないし図14に示すように接続具1
00は、前記フランジ部104の接続管101側の面つ
まり取着面をエアーバッグ110の上側のシート部材
11の内側面に接着等によって気密的に取着されてお
り、また、前記フランジ部104の前記取着面と反対側
の面つまり非取着面は平坦面に形成されている。このた
め、エアーバッグ110が収縮状態となっているとき
は、前記フランジ部104の非取着面はエアーバッグ1
10の下側のシート部材112の内側面に密着し前記
貫通孔103の開口103aは前記下側のシート部材1
12によって閉塞される。この密着の度合いは接続具
100の取着部位が使用者の体重が直接加わる部位であ
るため、その押圧力が大きくなってさらに増大すること
になる。
【0007】このように接続具100のフランジ部10
4の非取着面と前記下側のシート部材112とが密着状
態となっていると、エアー供給手段から供給されるエア
ーの前記エアーバッグ110内へのスムーズな流入が阻
害されるものである。すなわち、エアーが前記貫通孔1
03に流入し開口103aに達するが、このとき前記フ
ランジ部104の非取着面と下側のシート部材112と
が密着状態となっていることから、エアーはエアーバッ
グ110内にそのまま流入することができず、したがっ
て、このエアーの圧力は前記フランジ部104の非取着
面と接触している下側のシート部材112とを離間させ
るように作用し、そして両者が離間した後にエアーの流
れ込みが開始されることになる。なお、一旦エアーの流
入が開始されるとエアーバッグ110内へのエアーの流
入量は加速的に増加し、エアーバッグ110は急速に膨
脹する。
【0008】つまり、上述したようにエアーの供給開始
時にフランジ部104の非取着面と下側のシート部材1
12とが密着状態となっていると、エアーバッグ110
へのエアーの供給が開始されても、このエアーは即座つ
まりエアー供給開始と同時にエアーバッグ110内に流
入することなく、エアーの圧力によってフランジ部10
4の開口103aの周囲にエアーが流入する間隙つまり
流路が形成されるまでの時間を要するため、流入開始が
遅延しスムーズなエアーの流入が阻害されるという事態
が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、エアー
を供給するための接続具100を取着する部位を使用者
の体重が直接加わらないエアーバッグ110の外周部と
すると、フランジ部104の開口103aの密着度は軽
減できるものの、エアーバッグ110のシート部材11
1と前記接続具のフランジ部104との境界部にエアー
バッグ110の膨縮等による屈曲に起因する応力が集中
して、この境界部または境界部近傍が損傷してエアーが
漏れて正規の膨縮ができなってしまうという問題があ
り、この問題を解決するために、エアーバッグ110の
略中央領域に接続具100を取着する構成とすると、エ
アーバッグ110のシート部材111と前記接続具のフ
ランジ部104との境界部にエアーバッグ110の膨縮
等による屈曲に起因する応力の集中を低減してエアーバ
ッグ110の損傷を低減できるものの、接続具100の
フランジ部1104の非取着面とエアーバッグ110の
下側のシート部材112とが高い密着状態となってしま
うため、エアーバッグ110へのエアーの供給が開始さ
れても、このエアーは即座にエアーバッグ110内に流
入することができず、エアーの圧力によってフランジ部
104の開口103aの周囲にエアーが流入する間隙つ
まり流路が形成されるまでの時間を要するためスムーズ
なエアーの流入が阻害されるという問題がある。
【0010】また、上述のように接続具100のフラン
ジ部104の開口103aが他方のシート部材112に
よって閉塞されていると、エアー供給の開始直後に貫通
孔103内の圧力が高くなり、したがって、エアーバッ
グを膨縮させる際においてエアーが供給される都度、エ
アー供給開始時にエアーホース等エアー供給経路のエア
ーの圧力が高まり、エアー供給経路の耐圧を高める必要
があり、また、エアーの給排気の都度一時的ではあるが
エアー供給手段は過負荷状態となることから、エアー供
給手段の能力をこの過負荷に耐えられるようにしなけれ
ばならない、つまり前記高い圧力に抗してエアーを供給
しなければならないことから、エアー供給手段の供給能
力を大きくしなければならず、結果として大型となると
ともに経済的にも不利となるものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みなされたものであり、請求項1記載の発明は、マッサ
ージ機本体内に配設されるとともに収縮時略偏平状態と
なるエアーバッグと、貫通孔を有する接続管およびこの
接続管の基部に形成され前記貫通孔を開口させたフラン
ジ部からなり、前記フランジ部を前記エアーバッグに取
着して前記エアーバッグに取り付けられた接続具と、
記接続管に接続されたエアーホースを介して前記エアー
バッグにエアーの給排気を行うエアー供給手段とを備
え、前記エアー供給手段からのエアーの給排気によって
前記エアーバッグを膨縮させて被施療部のマッサージを
するエアーマッサージ装置において、前記接続具が収縮
状態におけるエアーバッグの略中央領域の部位に取着さ
れ、前記フランジ部は、前記エアーバッグの内側面に接
着して気密的に取着される取着面と、この取着面と反対
側の非取着面とを有しているとともに、前記非取着面の
前記開口の近傍に凸部を設けて形成されており、前記接
続管は、前記フランジ部が設けられる基部及び前記エア
ーホースが接続される接続部を有してL字状に形成され
ているとともに、前記貫通孔の開口を前記フランジ部の
中央部からずらして、前記フランジ部に対する前記接続
管の投影領域に前記フランジ部の外周縁部が位置されな
いように設けられているエアーマッサージ装置としたも
のである。
【0012】このように構成した請求項1記載の発明
は、接続管のフランジ部のエアーバッグの取着面とは反
対側の非取着面の開口の近傍に凸部を形成したことか
ら、フランジ部とエアーバッグの内面との間にエアーの
流入する間隙が形成される。このため、エアー供給開始
時にエアーバッグ内にエアーをスムーズに流入させるこ
とができるという作用を有する。また、接続具を収縮状
態におけるエアーバッグの略中央領域の部位に取着する
こととしたことから、エアーバッグの前記接続具のフラ
ンジ部との境界部にエアーバッグの膨縮等による屈曲に
起因して集中する応力が低減され、この境界部等の損傷
の発生を低減できるという作用を有する。さらに、接続
具の接続管がL字状であるので、接続具のエアーバッグ
からの突出量を少なくできるとともにエアーホースをエ
アーバッグに平行に配設でき、使用時にエアーホースの
折れ曲がりを防止できるという作用を有する
【0013】また、フランジ部とエアーバッグの内面と
の間にエアーの流入する間隙が形成されエアーをスムー
ズに流入させることができることから、エアー供給手段
に過負荷が加わることを防止できるものである。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、フランジ部の開口の周囲領域に形成
した凸部を前記開口を中心として放射状に配列したエア
ーマッサージ装置としたものである。
【0015】このように構成した請求項2記載の発明
は、フランジ部の開口の周囲領域に開口を中心として放
射状にエアーの流入する間隙が形成されることから、請
求項1記載の発明の作用に加えて、開口の周囲に間隙が
形成されこの間隙を介してエアー供給開始時にエアーバ
ッグ内へのエアーの流入をさらにスムーズにできるとい
う作用を有するものである。
【0016】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記凸部を前記接続部の突出方向領
域に放射状に配列したエアーマッサージ装置としたもの
である。
【0017】このように構成した請求項3記載の発明
は、フランジ部とエアーバッグの密着度が高まる接続部
と対応する領域にエアーが流入する間隙を形成できるこ
とから、エアー供給開始時にエアーバッグ内へのエアー
の流入をスムーズにできるという効果を有するものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態を
エアーマッサージ装置の一つであるマット式のマッサー
ジ機に適用した場合について図1ないし図7に基づいて
説明する。
【0019】図1に示すようにこのマット式のエアーマ
ッサージ機は、マッサージ機本体であるマット部1とエ
アー供給部2とから構成され、このマット部1とエアー
供給部2とは複数の接続ホース(図では7本)からなる
接続ホース群3等で接続されるようになっている。
【0020】そして、前記マット部1は図示しないが
面側に硬質の発泡ウレタンフォーム等からなる方形な板
状の台部材が設けられ、この台部材の上面部には袋体1
1aないし11gが図示しない適宜の位置決め手段で位
置決めされて配設されている。また、この袋体11aな
いし11gにはそれぞれエアーホース12aないし12
gが接続され、これらエアーホース12aないし12g
の他端はマット部1の縁部に設けた接続部14に接続さ
れている。
【0021】そして、前記エアーバッグ11aないし1
1gは前記エアーホース12aないし12gを介して前
記エアー供給部2内に収納された従来のものと同様に図
示しないエアーコンプレッサーからなるエアー供給手段
から給排気されるエアーによって膨縮するようになって
おり、このエアーバッグ11aないし11gの膨縮によ
って被施療部を押圧弛緩してマッサージをなすものであ
る。
【0022】つぎに、前記エアー供給部2は、図1に示
すように筐体20、この筐体20内に設けられた前記エ
アーコンプレッサーからなるエアー供給手段、このエア
ー供給手段に送気管を介して接続されエアー供給手段か
らのエアーを前記エアーバッグ11aないし11gに所
定の順序で分配して供給する図示しないロータリー弁等
からなる分配器、この分配器および前記エアー供給手段
を制御する同じく図示しないマイクロコンピューター等
からなる制御手段から構成されている。
【0023】また、前記筐体20の前面には操作パネル
21、表示パネル22、電源スイッチ23等が設けられ
ている。そして、前記操作パネル21には各種マッサー
ジモードを設定する複数の設定釦、動作開始釦等の操作
釦21aが設けられている。また、前記操作パネル21
が設けられている部分は凹部21bとなっており、この
凹部21bには図示しないリモートコントロール装置が
着脱可能に収納されるようになっており、このリモート
コントロール装置にも前記操作パネル21に設けられて
いると同様の各種マッサージモードを設定する複数の設
定釦、動作開始釦等の操作釦が設けられており、前記各
種マッサージモードの設定は前記操作パネル21の設定
釦21aによっても、また、リモートコントロール装置
によっても設定できるようになっている。
【0024】なお、前記各種マッサージモードとして
は、全身マッサージコース、上半身マッサージコースお
よび下半身マッサージコースのコース別動作モードと、
首部、肩部、背中部および腰部の各部分を個別にマッサ
ージするポイントマッサージ動作モード等が備えられて
いるものである。
【0025】また、前記筐体20の一方側の側壁にはジ
ョイント部24が設けられており、このジョイント部2
4には7本のエアーホース3aからなる前記接続ホース
群3の一端側に設けた接続部4が接続され、この接続ホ
ース群3の他端側には同様に接続部5が設けられ、この
接続部5は前記マット部1に設けた接続部14に接続さ
れるようになっている。そして、この接続部14を介し
て前記接続ホース群3のそれぞれのエアーホース3aと
前記エアーバッグ11aないし11gに接続されたエア
ーホース12aないし12gとは連通接続されるように
なっている。
【0026】また、筐体20の他方の側壁には電源コー
ド25が設けられている。
【0027】つぎに、前記エアーバッグ11aないし1
1gの構成を図2ないし図7に基づいて説明する。な
お、エアーバッグ11aないし11gは同一の構成とな
っていることから、エアーバッグ11aについてのみ説
明し他は省略する。
【0028】エアーバッグ11aは、図1、図3および
図4に示すように、長方形の形状に形成されており、ま
た、このエアーバッグ11aは図5ないし図7に示すよ
うに二枚のシート部材31および32を重ね合わせると
ともに、その外周縁部を高周波溶着等によって溶着33
して袋状に形成されており、このエアーバッグ11aは
エアーの供給により膨脹し、エアーが排気された収縮時
は偏平状となっているものである。また、前記シート部
材31の中央部つまりエアーバッグ11aが収縮して偏
平状態となった状態における略中央部には貫通孔31a
が形成されている。
【0029】つぎに、前記エアーバッグ11aのシート
部材31に取着される接続具40について説明する。こ
の接続具40は図6に示すように、内部に貫通孔43が
形成されるとともに先端側に前記エアーホース12aが
接続される接続部42が形成されたL字状の接続管41
と、この接続管41の基部に設けられた円盤状のフラン
ジ部44とから構成されている。また、前記接続管41
の貫通孔43は前記フランジ部44に符号45で示すよ
うに開口している。そして、前記フランジ部44の前記
接続管41側の面は取着面44aとなっており、また、
この取着面と反対側の面は非取着面44bとなってお
り、これら取着面44aおよび非取着面44bとは平坦
面に形成されている。さらに、図5および図6に示すよ
うに、L字状をなす接続管41は、その貫通孔43の開
口45をフランジ部44の中央部からずらして、フラン
ジ部44に対する投影領域にフランジ部44の外周縁部
が位置されないように設けられている。
【0030】そして、前記接続管41の基部を前記シー
ト部材31に形成した貫通孔31aに挿通するとともに
前記取着面44aを前記シート部材31の内側面に接着
等により接着することにより、シート部材31つまりエ
アーバッグ11aの前記略中央部に気密的に取着される
ものである。
【0031】また、前記フランジ部44の非取着面44
bには複数の凸部44cが形成されており、この凸部4
4cは図5に示すように前記開口45の周囲に点在させ
て形成されるとともに、前記接続部42が突出している
方向の領域つまり接続部42のフランジ部44に対して
投影される領域およびこの領域の周辺領域に、開口45
の中心Oを中心として放射状に点在させて形成されてい
る。
【0032】そして、前記フランジ部44の非取着面4
4bに前記凸部44cを形成したことから、エアーバッ
グ11aが収縮して偏平状態となったとしても、前記フ
ランジ部44の非取着面44bはシート部材32と密着
することはなく、つまり凸部44cの略高さ寸法だけの
間隙Gが形成されるものである。したがって、前記開口
45はエアーバッグ11aが収縮して偏平状態となって
いる場合においても、シート部材32によって密閉状態
に閉塞されることはなく、開口45の周縁には常時つま
りエアーバッグ11aが収縮して偏平状態となった場合
においても前記間隙Gが形成されていることになる。こ
のため前記図示しないエアー供給手段によってエアーの
供給が開始されると、このエアーは供給開始と同時につ
まり即座に間隙Gを介してエアーバッグ11aの内部に
流がれ込むことができるものである。したがって、上述
した従来のようにエアーの供給の開始時に互いに密着し
ているフランジ部とシート部材とをエアーの圧力によっ
て離間させて間隙を形成するという過程を経ることな
く、エアーはエアーバッグ11a内に供給つまり流入す
ることができるものでありエアーのエアーバッグ11a
内への流入はスムーズになされるものである。
【0033】また、前記接続具40の接続管41がL字
状に形成されて、接続管41の先端側つまり接続部42
が一方方向つまりエアーバッグ11aの長手方向側面に
沿っているため、接続管41の先端部のエアーバッグ1
1aの側面からの突出量を少なくできることから、図2
に示すように使用中つまりマッサージをするために使用
者がマット部1に身を横たえている際に、前記接続管4
1の先端が使用者に局部的に強く当たることがない。ま
た、使用中には使用者の体重が前記接続部42に加わる
ことになり、そのため前記接続部42側の下方領域に前
記フランジ部44の非取着面44bをシート部材32に
密着させる大きな力が働くが、上述のように接続部42
の横方向に突出している方向の領域には、開口45の中
心Oを中心として放射状に凸部44cを点在させて形成
したため、前記非取着面44bとシート部材32との間
には確実に間隙Gが形成されるものである。
【0034】また、前記接続部42はエアーバッグ11
aの側面に平行に沿っているため、この接続部42に接
続された前記エアーホース12aは、接続部42に使用
者の体重が加わったとしてもエアーホース12aが折れ
曲がることがなく、良好なエアー供給がなされるもので
ある。
【0035】なお、エアーバッグ11aを制作する場合
は、まず、接続具40をシート部材31に上述したよう
に接続管41を貫通孔31aに挿通して取着面44aを
シート部材31の内側面に接着等により取着した後、こ
のシート部材31と前記シート部材32とを重ね合わ
せ、ついで両シート部材31および32の外周部を高周
波溶着により溶着33をして制作する。
【0036】そして、このようにして制作されたエアー
バッグ11aないし11gは、前記接続具41が取着さ
れたシート部材31を図2および図3に示すように使用
者が身を横たえる側とは反対側つまり下側にして前記マ
ット部1に配設されるものである。このように使用者が
身を横たえる側とは反対側に接続具40を位置させるこ
とにより、マッサージ中に接続具40の接続管41が使
用者を局部的に押圧することを軽減しているものであ
る。
【0037】つぎに、上記エアーマッサージ機の動作に
ついて説明する。まず、マット部1とエアー供給部2と
を前記接続ホース群3によって接続する。
【0038】そして、電源スイッチ23を閉成し、つい
で前記操作パネル21の設定釦21aまたは図示しない
リモートコントロール装置の設定釦のいずれかを操作し
て所望のマッサージモードを設定する。そして、マット
部1の上面に身体を横たえた後、前記操作パネル21の
動作開始釦21aまたはリモートコントロール装置の動
作開始釦を操作すると、前記制御手段はエアー供給手段
を駆動させるとともに、前記設定された所望のマッサー
ジモードを実行し、このマッサージモードによって定め
られた順序に従って前記エアーバッグ11aないし11
gを膨縮させるように前記図示しない分配器を制御す
る。そして、この所定の順序で膨縮するエアーバッグ1
1aないし11gによって被施療部の押圧弛緩が繰り返
されてマッサージがなされる。
【0039】そして、マッサージ中において収縮して偏
平状態となっているエアーバッグ11aないし11gへ
のエアーの供給開始時おいても、前記フランジ部44の
非取着面44bに形成した凸部44cによって、この非
取着面44bとシート部材32との間には間隙Gが形成
されていることから、エアーの供給開始と同時に前記間
隙Gを介してエアーはエアーバッグ11aないし11g
の内部にスムーズに流れ込みエアーバッグ11aないし
11gは速やかに膨脹するものである。
【0040】上述のように、上記エアーマッサージ機は
使用中にエアーの給排気によりエアーバッグ11aない
し11gを膨縮させる際において、エアーの供給開始が
されるとこのエアーの供給開始と同時に、接続具40の
フランジ部44の非取着面44bとエアーバッグ11a
ないし11gのシート部材32との間に形成された間隙
Gを介してエアーバッグ11aないし11g内に流れ込
むことから、エアーバッグ11aないし11gを速やか
に膨脹させることができ、結果として正規の膨縮サイク
ルで被施療部を押圧弛緩できるために良好なマッサージ
できるものである。
【0041】また、上述のように接続具40のフランジ
部44の非取着面44bに形成した凸部44cによって
開口45がエアーバッグ11aないし11gのシート部
材32によって閉塞されされることがないため、エアー
バッグ11aないし11gにエアーが供給される都度、
エアーの供給開始直後にエアーホース12aないし12
g等エアー供給経路のエアーの圧力が高くなることがな
いためエアー供給経路の耐圧を高める必要はなく、ま
た、エアー供給手段の供給能力を大きくする必要がない
ものである。
【0042】また、前記凸部44cをフランジ部44の
開口45の周囲領域に開口45の中心点を中心として放
射状に点在させて配列したことから、前記間隙Gの形成
を確実に確保できるとともに、間隙Gの形成領域を大き
くでき、したがって、エアーの流入がスムーズになされ
るものである。
【0043】また、前記接続具40の接続管41は略L
字状に形成されていることから、接続具41のエアーバ
ッグ11aないし11gつまりマット部1からの突出量
を少なくできるとともにエアーホース12aないし12
gをエアーバッグ11aないし11gに平行に配設でき
ることから、使用時にエアーホース12aないし12g
の折れ曲がりを防止して、エアーホース2aないし12
gの流路断面積が小さくなることを防止できるものであ
る。また、接続管41の突出方向の領域に前記凸部44
cを放射状に配列したことから、フランジ部44とエア
ーバッグ11aないし11gの密着度が高まる接続管4
1と対応する領域に流入間隙Gが確実に形成できるた
め、エアーの供給開始時にエアーバッグ11aないし1
1g内へのエアーをスムーズに流入させることができる
ものである。
【0044】
【0045】また、上記実施の形態では接続具40のフ
ランジ部44の非取着面44bに形成した凸部44cは
突起状として形成したが、これは突起状とすることなく
図8に示すように放射状に形成したリブ144cにより
凸部を形成してもよいものであり、このように凸部をリ
ブ144cとした場合は図8に示すように開口45の周
囲の間隙開口を大きくするように一部のリブ144cの
端縁と開口45の口縁との離間距離を大きく形成するこ
とが望ましい。
【0046】また、接続具40のフランジ部44の厚み
を厚く形成した場合は、フランジ部44の非取着面44
bに放射状の複数の溝を形成して間隙Gを形成しても
いものであり、このように溝を形成した場合はこの溝を
形成する両側壁が前記凸部に相当するものである。
【0047】また、上記実施の形態においては、凸部4
4cを開口45の周囲に複数形成する構成としたが、フ
ランジ部44の非取着面44bの開口45がエアーバッ
グ11aないし11gのシート部材32によって閉塞さ
れずエアーの流入する間隙が存在する場合は、この間隙
からエアーの流れ込みが開始されると加速的に流れ込む
ことから、前記凸部44cは前記非取着面44bとシー
ト部材32との間に間隙が形成される場合は1個であっ
てもよいものである。しかし、上記実施の形態のように
開口45の周囲に複数個形成した場合は、開口45の周
囲に間隙が形成されることから、エアーの流入をよりス
ムーズにできるという利点がある。
【0048】また、上記実施の形態ではこの発明をマッ
ト式のエアーマッサージ機に適用した場合について説明
したが、これは例えば椅子式のエアーマッサージ機等他
の形式のエアーマッサージ機にも適用できるものであ
る。
【0049】
【発明の効果】上記のように構成した請求項1記載の発
明は、接続具のフランジ部のエアーバッグの取着面とは
反対側の非取着面に接続具が有する接続管の貫通孔の開
口の近傍に位置する凸部を形成したことから、フランジ
部とエアーバッグの内面との間にエアーの流入する流入
間隙が形成されるため、エアー供給開始時にエアーバッ
グ内にエアーをスムーズに流入させることができるとい
う効果を有する。また、接続具を収縮状態におけるエア
ーバッグの略中央領域の部位に取着したから、エアーバ
ッグの前記接続具のフランジ部との境界部にエアーバッ
グの膨縮等による屈曲に起因する応力が集中することを
低減でき、この境界部等の損傷の発生を低減できるとい
う効果を有する。さらに、フランジ部とエアーバッグの
内面との間にエアーの流入する間隙を形成してエアーを
スムーズに流入させることができることから、エアー供
給手段を過負荷が加わることを防止できるという効果を
有する。しかも、接続管は、フランジ部が設けられる基
部及びエアーホースが接続される接続部を有してL字状
に形成されているとともに、貫通孔の開口をフランジ部
の中央部からずらして、フランジ部に対する接続管の投
影領域にフランジ部の外周縁部が位置されないように設
けられているので、この接続具のエアーバッグからの突
出量を少なくできるとともにエアーホースをエアーバッ
グに平行に配設できるため、使用時にエアーホースの折
れ曲がりを防止できるという効果を有する。
【0050】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、フランジ部の開口の周囲領域に形成
した凸部を前記開口を中心として放射状に配列したこと
から、請求項1記載の発明の効果に加えて、エアー供給
開始時にエアーバッグ内へのエアーの流入をさらにスム
ーズにできるという効果を有するものである。
【0051】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記凸部を前記接続管の接続部の
出方向領域に放射状に配列したことから、請求項1記載
の発明の効果に加えて、フランジ部とエアーバッグの密
着度が高まる接続部と対応する領域に流入する間隙を形
成できることから、エアー供給開始時にエアーバッグ内
へのエアーの流入をスムーズにできるという効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のエアーマッサージ機の一
つであるマット式のエアーマッサージ機の全体の構成を
示す斜示図。
【図2】上記エアーマッサージ機のマット部の側面図で
あり、使用者が身を横たえた状態を示す図。
【図3】上記エアーマッサージ機のマット部の下面図。
【図4】上記エアーマッサージ機のエアーバッグの下面
図。
【図5】上記エアーマッサージ機のエアーバッグの接続
具の取付部分を示した図。
【図6】上記エアーマッサージ機のエアーバッグの接続
具の取付部分の側断面図(図5のA−A断面図)。
【図7】上記エアーマッサージ機のエアーバッグの接続
具の取付部分の断面図(図6のB−B断面図)。
【図8】上記エアーマッサージ機の接続具の他の実施の
形態を示す平面図。
【図9】従来のマット式のエアーマッサージ機のエアー
バッグの下面図。
【図10】上記従来のエアーバッグの接続具の取付部分
を示した図。
【図11】上記従来のエアーバッグの接続具の取付部分
の断面図で、(A)は図10のC−Cで断面した断面図
であり、(B)は(A)のD−Dで断面した図である。
【図12】上記従来の他のエアーバッグの下面図。
【図13】上記従来の他のエアーバッグの接続具の取付
部分を示した図。
【図14】上記従来の他のエアーバッグの接続具の取付
部分の断面図で、(A)は図13のE−Eで断面した断
面図であり、(B)は(A)のF−Fで断面下図であ
る。
【符号の説明】
1 マット式のエアーマッサージ機(エ
アーマッサージ装置) 2 エアーマッサージ機のマット部 11a〜11g エアーバッグ 12a〜12g エアーホース31、32 エアーバッグのシート部材 40 接続具 41 接続具の接続管42 接続具の接続部 43 接続管の貫通孔 45 開口 44 接続管のフランジ部 44a フランジ部の取着面 44b 非取着面(フランジ部の取着面とは
反対側の面) 44c、144c 凸部 G 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 彰司 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社 テック秦野工場内 (56)参考文献 特開 平7−236671(JP,A) 特開 平7−184970(JP,A) 実開 昭58−139136(JP,U) 実開 昭61−2225(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マッサージ機本体内に配設されるとともに
    収縮時略偏平状態となるエアーバッグと、貫通孔を有す
    る接続管およびこの接続管の基部に形成され前記貫通孔
    を開口させたフランジ部からなり、前記フランジ部を前
    エアーバッグに取着して前記エアーバッグに取り付け
    られた接続具と、前記接続管に接続されたエアーホース
    を介して前記エアーバッグにエアーの給排気を行うエア
    ー供給手段とを備え、前記エアー供給手段からのエアー
    の給排気によって前記エアーバッグを膨縮させて被施療
    部のマッサージをするエアーマッサージ装置において、前記接続具が収縮状態におけるエアーバッグの略中央領
    域の部位に取着され、 前記フランジ部は、前記エアーバッグの内側面に接着し
    て気密的に取着される取着面と、この取着面と反対側の
    非取着面とを有しているとともに、前記非取着面の前記
    開口の近傍に凸部を設けて形成されており、 前記接続管は、前記フランジ部が設けられる基部及び前
    記エアーホースが接続される接続部を有してL字状に形
    成されているとともに、前記貫通孔の開口を前記フラン
    ジ部の中央部からずらして、前記フランジ部に対する前
    記接続管の投影領域に前記フランジ部の外周縁部が位置
    されないように設けられている ことを特徴とするエアー
    マッサージ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発明において、前記開口の
    周囲領域に形成した凸部は前記開口を中心として放射状
    に配列したことを特徴とするエアーマッサージ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の発明において、前記凸部を
    前記接続部の突出方向領域に放射状に配列したことを特
    徴とするエアーマッサージ装置。
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