JPH10262907A - 内視鏡ガイド装置 - Google Patents

内視鏡ガイド装置

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JPH10262907A
JPH10262907A JP9087291A JP8729197A JPH10262907A JP H10262907 A JPH10262907 A JP H10262907A JP 9087291 A JP9087291 A JP 9087291A JP 8729197 A JP8729197 A JP 8729197A JP H10262907 A JPH10262907 A JP H10262907A
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Kazuhiro Sakamoto
和広 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外套管内に挿通されるガイド部材に内視鏡挿
通孔と、それ以外の挿通孔とを設けることにより、内視
鏡に格別の通路を設ける必要をなくし、処置具を内視鏡
による観察視野の範囲内で、検査及び処置を円滑かつ確
実に行え、使用後における内視鏡の洗浄及び消毒を容易
に、しかも完全に行えるようにする。 【構成】 中空部材からなる外套管1内には、体内への
刺入時に組み込まれる内針2に代えて、ガイド部材3を
挿通させるようになし、このガイド部材3には、その軸
線方向に内視鏡挿通孔5と処置具挿通孔6及び気腹ガス
を供給するガス通路7とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体表皮から直接体
腔内に内視鏡の挿入部等を挿入するために、内視鏡の挿
入部の挿通路を確保する内視鏡ガイド装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】医療用として用いられる内視鏡において
は、例えば口腔を介して胃や十二指腸その他の上部消化
管内等というように、体内に存在している経路に沿って
挿入されるものの他、腹腔鏡や関節鏡等のように、体表
皮から体腔内に直接挿入される内視鏡もある。内視鏡の
挿入部は、直接体表皮から刺入させることは不可能であ
るから、予めガイド手段により体腔内への挿入経路を確
保しておき、このガイド手段内に内視鏡の挿入部を挿通
させて、検査や治療を行う部位にまで導くようにする。
【0003】ここで、ガイド手段は中空の硬質パイプか
らなる外套管の内部に内針を挿入してなるものであっ
て、内針は先端に鋭利な針先を持ったものや、先端部が
曲面形状としたもの等がある。針先を有する内針を外套
管に組み込んだタイプのガイド手段にあっては、メス等
で体表皮に僅かに切れ目を入れるか、または内針をその
まま直接的に体表皮から刺入する。これに対して、先端
部が曲面形状となった内針を外套管に組み込んだガイド
手段を用いる場合には、所定の範囲にわたって切開を行
って、この切開部分から体腔内にガイド手段を導く。そ
して、いずれのタイプのガイド手段であるにしろ、先端
が体腔内に導かれると、内針を外套管から脱着して、そ
れと交換的に内視鏡の挿入部を挿入する。
【0004】外套管によりガイドされて、内視鏡の挿入
部を腹腔内に挿入した状態で、所要の検査等が行われる
が、患部その他処置が必要な箇所が発見されると、例え
ば鉗子や高周波処置具等といった処置具を体腔内に挿入
することにより、適宜の処置を施すことができる。この
処置具を体腔内に挿入する経路としては、2種類が考え
られる。まず、内視鏡の挿入部を挿入したのと同様、ガ
イド手段として利用するものと、内視鏡に処置具挿通チ
ャンネルが設けられておれば、この処置具挿通チャンネ
ルを介して処置具を体腔内にまで導くようにすることも
可能である。
【0005】内視鏡の挿入部をガイドするためのガイド
手段とは別のガイド手段を介して処置具を挿入する場合
には、体表皮には少なくとも2箇所の傷が生じることに
なる。また、複数の処置具を用いる場合もあり、体腔内
を膨張させるために、気腹ガス(例えばCO2 ガス)を
供給したり、また体液等の吸引を行う経路を確保する場
合もあるから、さらに体表皮に傷が付く箇所が増えるこ
とになる。これに対して、処置具挿通チャンネルを処置
具の通路として利用し、またこの処置具挿通チャンネル
を流体の給排用の通路とも兼用すれば、体表皮に付く傷
の箇所は1箇所となる。また、処置具は挿入部から導出
されることから、常に挿入部に設けた観察手段の視野内
に入るようになり、従って処置具の操作性が向上する。
とりわけ、近年においては、ガイド手段として体腔内に
挿入される内視鏡の挿入部における先端近傍の部位を所
望の方向に湾曲可能なアングル部を有するものが用いら
れるようになってきており、アングル部を適宜の方向に
湾曲操作して、処置具挿通チャンネルから導出した処置
具を所望の方向に向けることができるようになり、患部
等への狙撃性が良好になる等といった利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡は体
腔内に挿入されるものであるから、その使用の都度洗浄
及び消毒を行う必要がある。この洗浄及び消毒は徹底的
に行わなければならず、挿入部の体腔内に挿入された部
分はもとより、挿入部全体、さらに好ましくは挿入部の
基端部が連設されている本体操作部を含めた内視鏡全体
を洗浄・消毒しなければならない。洗浄及び消毒が必要
なのは外面だけでなく、処置具が挿通される処置具挿通
チャンネルの内部も洗浄及び消毒が必要となる。特に、
処置具を用いた処置を施すに当って、出血した場合等の
ように、体腔内に体液等が溜っていると、それを吸引し
て除去するが、この吸引のための通路としても、処置具
挿通チャンネルが利用されるようになっており、吸引を
行った後は処置具挿通チャンネルの内部の汚損の度合い
はより顕著になる。従って、処置具挿通チャンネルの内
部も洗浄及び消毒が必要となるが、処置具挿通チャンネ
ルは細く長い通路であることから、その全長にわたって
完全に清浄化するのは困難であり、例えばガス滅菌等の
ような簡易な手法によっては、必ずしも処置具挿通チャ
ンネルを清浄化できない、等といった問題点がある。
【0007】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、内視鏡の挿入部と処
置具等とを同じ経路に沿って体腔内に導くことができる
ようにした上で、内視鏡には処置具挿通チャンネルを設
けなくても、処置具を正確にガイドできるようにするこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、中空の外套管と、この外套管の内部
に挿脱可能に挿通されるガイド部材を備え、このガイド
部材は、軸線方向に複数の挿通孔を穿設し、これら挿通
孔のうち、少なくとも1個の挿通孔は内視鏡の挿入部が
挿通される内視鏡挿通孔とする構成としたことをその特
徴とするものである。
【0009】ここで、少なくとも1個の挿通孔が内視鏡
を挿通するための内視鏡挿通孔となっておれば、ガイド
部材に形成される挿通孔の数については、特に制限はな
い。例えば、ガイド部材に少なくとも3箇所乃至それ以
上の挿通孔を穿設して、内視鏡挿通孔に加えて、少なく
とも1箇所の挿通孔は処置具挿通孔となし、また少なく
とも1箇所の挿通孔は流体給排路とすることも可能であ
る。これら挿通孔のうち、内視鏡挿通孔はガイド部材の
全長をほぼ真直ぐ貫通するように穿設し、この内視鏡挿
通孔以外の挿通孔は、少なくともガイド部材の管部に連
設した接続部で所定の方向に曲げて、この接続部の外面
に開口させるようになし、特に流体給排路として用いら
れる挿通孔は接続部の位置で略90°曲げて外周面に開
口させ、処置具を挿通するための挿通孔は曲げ角度を小
さくするために、接続部の基端部の外周縁近傍に開口さ
せるようにすれば、処置具の操作性が良好になる。そし
て、ガイド部材はその先端に複数の挿通孔が設けられて
いるから、このガイド部材を外套管に組み込んだ状態で
体内に刺入することはできない。このために、まず外套
管内に内針を挿入して、体腔内に刺入するが、この内針
の先端は丸みを帯びたものであっても良いが、先端が鋭
利となった針先を備えた内針を用いると、直接体表皮か
ら刺入できるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の一形態について説明する。まず、図1に内視鏡ガイ
ド装置の全体構成を示す。図中において、1は外套管、
2は内針、3はガイド部材であり、これらは全て金属や
硬質プラスチック等の保形性の良好な部材で形成されて
いる。外套管1は、内針2が組み込まれた時には、体表
皮から体腔内への挿入経路を形成するものである。ま
た、この挿入経路を形成した後に、内針2を抜き出し
て、ガイド部材3が外套管1に挿入されて、このガイド
部材3によって内視鏡等を体腔内にガイドされることに
なる。
【0011】外套管1は、薄肉筒状に形成した本体部1
aを有し、この本体部1aの先端部分は外面側が先細り
状態となったテーパ面部1bとなり、従って先端は刃状
となっている。また、本体部1aの基端側にはフランジ
部1cが形成されており、このフランジ部1cの内面に
はシール部材としてのOリング4を収納した円環状凹溝
1dが形成されている。内針2は軸部2aの先端に鋭利
な針先2bを連設すると共に、基端側は大径のストッパ
部2cとなっている。この内針2は外套管1に挿通され
るものであって、その軸部2aの外径は外套管1の内径
より僅かに小さい寸法となっており、これにより内針2
は外套管1に対してほぼ隙間のない状態にして組み込ま
れ、かつ外套管1のフランジ部1cに設けたOリング4
によりその間が気密に保持されることになる。内針2の
ストッパ部2cが外套管1の端面に当接した位置まで挿
入されると、針先2aは外套管1の先端から突出するこ
とになり、これにより内針2を組み込んだ状態では、全
体の外形は実質的な段差が生じない状態になる。
【0012】次に、ガイド部材3は、外径が外套管1の
内径より僅かに小さくなった管部3aの基端部に大径と
なった接続部3bを連設してなるものであり、従ってこ
のガイド部材3を外套管1内に挿通すると、その間は実
質的な隙間がなくなり、またOリング4によりシールさ
れた状態になる。そして、ガイド部材3を外套管1に挿
入すると、このガイド部材3の先端部は、外套管1の先
端より突出することになる。
【0013】図2に示したように、ガイド部材3には、
その軸線方向に3箇所の挿通孔5,6,7が穿設されて
いる。そして、図3に示したように、これら各挿通孔
5,6,7のうち、挿通孔5には内視鏡20が挿入され
るようになっており、従ってこの挿通孔5は内視鏡挿通
孔である。また、挿通孔6には処置具としての鉗子40
が挿通されるようになっており、従ってこの挿通路6は
処置具挿通孔として機能する。されらに、挿通孔7は気
腹ガスを供給するためのものであり、この挿通路7はガ
ス通路として機能する。なお、ガイド部材3に設けられ
る挿通孔の数は3箇所に限定されるものではなく、必要
な数だけ設ければ良い。例えば、処置具として、把持鉗
子と高周波スネアとを挿入して、把持鉗子で患部を摘み
上げた状態で高周波スネアにより患部を切断するという
処置を施す場合のように、複数の処置具を同時に操作す
る場合には、その数に応じた挿通孔を設けるようにす
る。また、後述するように、処置具挿通孔6を吸引経路
と共用するのではなく、さらに挿通孔の数を増やせば、
独立の吸引通路とすることができる。従って、2つの処
置具を挿通させ、かつガス通路と吸引経路とを設ける場
合には、内視鏡挿通孔を中心に配置し、その周囲に4箇
所の挿通孔を形成すれば良い。このように、挿通孔の数
が増えれば、ガイド部材3及びこのガイド部材3が挿通
される外套管1の直径は大きくなるが、腹腔に挿入する
場合には、体表皮における開口の大きさが多少大きくな
るだけであり、患者に対するダメージもあまり増大しな
い。
【0014】内視鏡挿通孔5に挿通される内視鏡20
は、本体操作部21と、この本体操作部21に連設した
挿入部22、及び本体操作部21から延在させたユニバ
ーサルコード23から大略構成されるものである。挿入
部22は、その本体操作部21への連設側から所定の長
さ分は硬質部材からなる硬性部22aであり、この硬性
部22aの先端には、アングル部22bが、またアング
ル部22bの先端には先端部本体22cが連設されてい
る。先端部本体22cには、図4に示したように、照明
窓24と観察窓25とが形成されており、照明窓24か
らは体腔内を照明するための照明光が照射され、またこ
の照明窓24による照明下で、観察窓25を介して体腔
内像を観察できるようになっている。ここで、照明窓2
4には、照明用拡散レンズ26が装着されており、この
照明用拡散レンズ26には光学繊維束からなるライトガ
イド27の出射端が臨んでいる。また、観察窓25には
対物レンズ28が臨み、この対物レンズ28の結像位置
にはCCD等からなる固体撮像素子29が配置されてお
り、この固体撮像素子29により体腔内像を電気に変換
して取り出して、モニタ装置(図示せず)に表示され
る。なお、光学式の内視鏡にあっては、対物レンズの結
像位置にはイメージガイドを臨ませる。アングル部22
bは、この照明窓24及び観察窓25を設けた先端部本
体22cを所望の方向に向けるためのものであり、本体
操作部21に設けた操作ノブ30により所望の方向に湾
曲できるように構成している。なお、アングル部12b
の構成については、従来から周知であるので、図示及び
その詳細な説明は省略する。
【0015】以上の構成を有する内視鏡20は、その挿
入部12が内視鏡挿通孔5に挿通されるが、この内視鏡
挿通孔5は、ガイド部材3の全長にわたって直線的な通
路として形成されており、その接続部3bには内視鏡挿
通孔5はテーパ状に広がった拡径部5aとなっており、
この拡径部5aには弾性シール部材8が装着されてい
る。従って、内視鏡挿通孔5内に内視鏡20の挿入部2
2が挿入された時には、この弾性シール部材8がその硬
性部22aに当接して内部をシールするようになり、ま
た内視鏡20が挿通されない場合では、弾性シール部材
8は自由状態となって、その開口部分が閉鎖されること
になるから、内視鏡20を挿通させない場合でも、内部
はこの弾性シール部材8でシールされた状態を保つ。こ
こで、挿入部20は、その少なくともアングル部22b
が内視鏡挿通孔5の先端を越える位置まで突出させるこ
とが可能となっている。
【0016】このように、内視鏡20の先端部には、照
明窓25と観察窓26とを設けてはいるが、鉗子その他
の処置具を挿通するための処置具挿通チャンネルは設け
られていない。従って、この処置具挿通チャンネルを設
けない分だけ内視鏡20の挿入部22の細径化が図られ
る。なお、必ずしも必須ではないが、観察窓26が体液
等で汚損された時に、この汚物を洗い流すために、この
観察窓26に向けて洗浄用流体を噴射する流体噴射ノズ
ルを先端部本体22cの先端面に設けることもできる。
【0017】処置具挿通孔6は、ガイド部材3の管部3
a内では直線的な通路となっているが、接続部3bにお
いては、内視鏡挿通孔5から離間する方向に曲げられ
て、その外周縁部に開口している。これによって、内視
鏡20と干渉することなく、処置具挿通孔6に処置具4
0を挿通することができ、内視鏡20とはある程度離れ
た位置で操作を行えるようになる。しかも、この処置具
挿通孔6の接続部3bにおける曲がり角度は比較的小さ
いものであり、従って処置具40の挿入を円滑に行うこ
とができる。また、この開口部には処置具アダプタ9が
着脱可能に装着されるようになっている。この処置具ア
ダプタ9は、処置具40の挿入をガイドすると共に、処
置具40が所定の位置にまで挿通された時には、この処
置具40の外周をシールするためのものである。このた
めに、処置具アダプタ9の端部近傍にはシールリング1
0が装着されており、このシールリング10は処置具4
0の外面と摺接するようになっている。
【0018】ここで、処置具40は鉗子,高周波処置具
等種々のものが用いられるが、図5には、その一例とし
て鉗子が示されている。即ち、この処置具40は、フレ
キシブルシャフト41を有し、このフレキシブルシャフ
ト41の先端には取付金具42が連設されており、この
取付金具42に処置具作動部として、一対からなる把持
爪43,43が開閉可能に取り付けられている。この把
持爪43,43を開閉駆動するために、操作ワイヤ44
が連結されている。この操作ワイヤ44は、フレキシブ
ルシャフト41内に挿通されて、基端部に設けた押し引
き操作部45に連結されている。従って、押し引き操作
部45を操作することによって、把持爪43を遠隔操作
で開閉駆動できるようになる。
【0019】フレキシブルシャフト41は可撓部41a
と湾曲部41bとから構成され、可撓部41aは比較的
腰のある可撓性チューブで形成されており、湾曲部41
bは密着コイルから構成され、可撓部41aより可撓性
に富んでいる。この湾曲部41bは一方向に湾曲できる
ようになっており、このために湾曲部41bの先端(ま
たは取付金具42)に湾曲操作ワイヤ46の一端を接続
し、他端は可撓部41aの基端近傍で分岐させた分岐部
41c内に延在され、この分岐部41cに設けた押し引
き操作部47に連結されている。従って、この押し引き
操作部47を操作して、湾曲操作ワイヤ46を引っ張る
と、図5に仮想線で示したように、高い可撓性を有する
湾曲部41bが弓なりに湾曲することになる。さらに、
フレキシブルシャフト41における可撓部41aの湾曲
部41bへの連設部近傍には、ゴム等の弾性部材からな
るパッキング部材48が固着して設けられており、操作
ワイヤ44及び湾曲操作ワイヤ46はこのパッキング部
材48を貫通するようになっている。従って、このパッ
キング部材48は、可撓部41aの内部をシールすると
共に、操作ワイヤ44及び湾曲操作ワイヤ46を位置決
めするための機能を発揮する。
【0020】処置具40は処置具アダプタ9からガイド
部材3の処置具挿通孔6内に挿入されて、この処置具挿
通孔6の先端から所定の長さ突出させて、その先端に設
けた把持爪43を開閉することによって、患部を把持し
たり、摘出したりする処置が施される。また、処置具4
0を挿通させた状態において、そのフレキシブルシャフ
ト41を構成する可撓部41aの外周面と処置具アダプ
タ9との間はシール部材10でシールされ、また可撓部
41aの内部はパッキング部材48によりシールされ
る。なお、処置具40としては、把持爪43を有する鉗
子だけでなく、高周波処置具や薬液供給チューブ等を用
いることができる。そして、外径の異なる処置具を挿通
させる際には、その外径に応じた処置具アダプタを交換
して装着させることになる。
【0021】ここで、ガイド部材3における処置具挿通
孔6は吸引通路としても機能するものであり、従って接
続部3bには処置具挿通孔6からの分岐通路6aが設け
られており、この分岐通路6aは管部3a内ではその軸
線に延在され、接続部3bで略90°曲げられて、その
外周面に開口しており、この分岐通路6aには接続パイ
プ11が装着されている。そして、この接続パイプ11
には吸引チューブ50が接続されており、この吸引チュ
ーブ50は流体制御装置51に接続されている。また、
流体制御装置51にはガス供給チューブ52が接続され
ており、このガス供給チューブ52は、ガイド部材3に
穿設したガス通路7に接続した接続パイプ12に接続さ
れている。ここで、ガス通路7は、ガイド部材3の管部
3a内では直線的なものとなっているが、接続部3bに
おいては、略90°曲げられて側面側に開口している。
流体制御装置51には、図示は省略するが、吸引タンク
及び吸引ポンプが接続され、またCO2 ガス等の気腹ガ
スのボンベが接続されており、流体制御装置51では、
吸引及び気腹ガスの供給の制御を行うためのバルブアセ
ンブリが内蔵されている。
【0022】以上のように構成することによって、次の
ような手法で検査及び処置を行うことができる。なお、
以下の説明においては、腹腔内の検査及び処置を行うも
のとして説明するが、これ以外の体腔内、例えば関節等
における検査や処置を行う場合にも適用できることは言
うまでもない。
【0023】まず、外套管1に内針2を組み込んだ状態
で、内針2の針先2aを体表皮から刺入して、腹壁を貫
通させて腹腔内に導く。ここで、内針2の針先2aは鋭
利なものであり、かつ内針2から外套管1の外面に至る
までには実質的な段差が生じていないことから、外套管
1の先端を円滑に腹腔の内部にまで導くことができる。
なお、この刺入時には、腹腔内に予めCO2 ガスを供給
することによって、ある程度腹腔を膨張させておくのが
好ましい。
【0024】外套管1の先端が腹腔内にまで届いた状態
で、内針2を外套管1から抜き取る。そして、この内針
2と交換して、ガイド部材3を外套管1内に挿入する。
ここで、ガイド部材3には、少なくとも吸引チューブ5
0及びガス供給チューブ52を予め接続パイプ11,1
2に接続しておくのが好ましい。また、処置具アダプタ
9には栓で密閉する。この状態で、ガイド部材3は外套
管1の先端部より突出する位置にまで挿入する。このガ
イド部材3を外套管1内に挿通させると、ガス通路7を
介してCO2 ガスを腹腔内に供給できる状態になり、必
要に応じてこのCO2 ガスを腹腔内に供給して膨張させ
ることができる。ここで、ガス通路7は接続部3bの外
周面に開口しており、従ってこのガス通路7は略90°
曲がった通路であるが、その内部には流体を流通させる
ものであるから、このような曲がりがあっても、CO2
ガスの供給に支障を来すおそれはない。
【0025】内視鏡20の挿入部22をガイド部材3の
内視鏡挿通孔5内に挿通させる。ここで、内視鏡挿通孔
5の基端部は拡径部5aとなっているから、挿入部22
は円滑にこの内視鏡挿通孔5内に導かれる。しかも、内
視鏡挿通孔5はガイド部材3の全長にわたって直線的な
通路となっているから、挿入部22の基端部を硬性部2
2aとして構成したとしても円滑に挿入でき、その先端
から所定の長さ突出させる。この突出量としては、少な
くともアングル部22bが腹腔内に入り込む程度とす
る。そして、本体操作部21に設けた操作ノブ30を回
動操作すると、アングル部22bを所望の方向に向けて
湾曲させることができる。この結果、先端部本体22c
に設けた照明窓24及び観察窓25からなる内視鏡観察
機構を所望の方向に向けることができ、腹腔内における
広い視野が確保される。また、腹腔内に体液等が充満し
ている場合には、吸引チューブ50を介して吸引を行う
ことにより、体腔内壁の観察等が可能になる。そして、
吸引チューブ50が接続されるのは、分岐通路6aであ
り、この分岐通路6aは処置具挿通孔6に対して略90
°曲げられているが、この処置具挿通孔6から分岐通路
6aに流れるのは体液等の流体であるから、経路が大き
く曲がっていても、吸引を行うのに格別の支障を来すお
それはない。
【0026】内視鏡20により腹腔内を検査した結果、
患部等が発見された時には、処置具40により所要の処
置を行う。このために、処置具40をガイド部材3に設
けた処置具挿通孔6に挿通させる。ここで、処置具挿通
孔6はガイド部材3の接続部3bにおいて、その外周縁
部に開口しているから、ガイド部材3に真直ぐ挿入され
ている内視鏡20の挿入部22に対して斜め方向から挿
入されるから、この処置具40は内視鏡20と干渉する
ことなく処置具挿通孔6に円滑に挿入できる。また、管
部3aは内視鏡挿通孔5の近傍で平行に設けられている
から、処置具40がガイド部材3から突出すると、必ず
内視鏡20による観察視野内に入り、処置具40は常に
内視鏡の観察下で操作できることになる。しかも、この
ように処置具40は内視鏡20に対して斜め方向からこ
の内視鏡20と平行な方向に方向を変えるが、その角度
は比較的小さくなっているから、処置具40を無理なく
円滑に挿入できる。処置具40は内視鏡20による観察
下で操作されるが、処置具40は湾曲操作ワイヤ46を
引っ張ることによって、フレキシブルシャフト41の湾
曲部41aを湾曲させることができる。従って、処置具
40の把持爪43の方向制御を行うことができ、患部に
向けて狙撃することができる。なお、図5に示した構成
では、一方向にしか湾曲させることができないが、フレ
キシブルシャフト41を捩じってその軸回りに回転させ
ることによって、湾曲部41aを任意の方向に湾曲させ
ることができる。そして、この処置具40の操作は常に
内視鏡20による観察下で行われることは、操作性が良
好になるだけでなく、処置具40の操作の安全性確保の
点でもより好ましいものとなる。ここで、処置具40に
も内視鏡20の挿入部22のアングル部22bと同様の
構成を持たせれば、任意の方向に湾曲させることができ
る。ただし、細径化や構成の簡略化等を考慮すれば、1
方向にのみ湾曲可能なものであっても、患部等への狙撃
は可能になる。
【0027】内視鏡20による検査を行っている間に、
この内視鏡20の挿入部22をガイド部材3から抜き出
す場合において、たとえアングル部22bが湾曲したま
まの状態になっていたとしても、このアングル部22b
がガイド部材3の内視鏡挿通孔5の内部に引き込まれる
際に、真直ぐな状態に矯正されるようになり、しかもこ
の時には刃状となった外套管1のテーパ面部1bと非接
触状態に保たれるので、アングル部22bの被覆チュー
ブが損傷することはない。
【0028】内視鏡20による観察や、処置具40を用
いた処置等が終了すると、内視鏡20,処置具40,ガ
イド部材3及び外套管1を体腔から抜き出して、傷口を
縫合する。而して、傷口は1箇所となっているから縫合
箇所も1箇所で良くなり、この処置も容易に行うことが
できる。また、患者にとっても負担が少なく、傷あとも
1箇所であるから、縫合箇所が数箇所に分散する場合よ
り望ましい。
【0029】処置具40を内視鏡20の挿入部22と実
質的に同じ位置から導出されて、その操作が行われ、円
滑な操作が可能となっているにも拘らず、内視鏡20に
は処置具を挿通する通路や吸引用の通路等が形成されて
いないから、使用後に行われる内視鏡20の洗浄及び消
毒は、実質的に外面部分だけで良いことになる。従っ
て、極めて容易に、しかも完全に清浄化できる。なお、
観察窓26に向けて洗浄用流体を噴射する流体噴射ノズ
ルを設けている場合には、流体供給通路が形成される
が、この流体供給通路内は洗浄液を充満させておくこと
によって、汚損のおそれはない。一方、ガイド部材3に
は3箇所の挿通孔5,6,7が形成されており、しかも
処置具挿通孔6は吸引通路としても利用されることか
ら、このガイド部材3を洗浄するのはある程度の困難性
はあるが、各挿通孔は多少曲がったところもあるが、そ
の大部分は直線的で単純な構造となっているから、ブラ
シを挿入する等により完全に洗浄を行うことは可能であ
る。また、内視鏡20の内部には、光学繊維やチュー
ブ,ゴムさらには精密電子部品等が設けられており、こ
のために滅菌処理としてオートクレーブを行うことはで
きないが、ガイド部材3は何等の部材も設けられていな
いから、オートクレーブ処理に耐性のある材質のもので
形成することにより、完全な滅菌処理が可能になる。さ
らに、ガイド部材3は実質的に合成樹脂の成形品で安価
に製造できることから、1症例毎の使い捨てとすること
ができ、そうすれば衛生上極めて好ましい。
【0030】ここで、内視鏡20を挿通する内視鏡挿通
孔5はガイド部材3を貫通するように真直ぐ延在され、
また処置具40は内視鏡20から離間する方向から接続
部3bに向けて斜めに挿入できる処置具挿通孔6となっ
ており、さらに吸引チューブ50及びガス供給チューブ
52は接続部3bの外周面に対して、相互に反対側の位
置で接続している。このように、接続部3bには全ての
部材が異なる方向に延在されるようになっていると、接
続部3bを小型化及び軽量化しても、内視鏡20及び処
置具40の挿通孔5,6の形成や、吸引チューブ50及
びガス供給チューブ52の接続が無理なく行えるように
なり、しかも内視鏡20及び処置具40の操作の円滑性
を損なうおそれはない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡ガ
イド装置は、外套管内に挿通されるガイド部材に複数の
挿通孔を形成し、少なくともそのうちの1箇所の挿通孔
を内視鏡挿通孔として、内視鏡に加えて処置具等を他の
挿通孔に挿通できるように構成したので、内視鏡に処置
具を挿通する通路や吸引用の通路を設ける必要がなく、
しかも処置具を内視鏡による観察視野の範囲内で操作で
きるようになり、検査及び適宜行われる処置を円滑かつ
確実に行えると共に、使用後における内視鏡の洗浄及び
消毒を容易に、しかも完全に行える等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡ガイド装置の全体構成図であ
る。
【図2】ガイド部材の断面図である。
【図3】ガイド部材に各種の機器等を装着した状態を示
し、ガイド部材を図2のX−Xの位置での断面図であ
る。
【図4】内視鏡の先端部分の断面図である。
【図5】処置具の要部を断面にして示す構成説明図であ
る。
【符号の説明】
1 外套管 1a 本体部 1b テーパ面部 2 内針 3 ガイド部材 3a 管部 3b 接続部 5 内視鏡挿通
孔 6 処置具挿通孔 7 ガス通路 20 内視鏡 22 挿入部 40 処置具 50 吸引チュ
ーブ 52 ガス供給チューブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の外套管と、この外套管の内部に挿
    脱可能に挿通されるガイド部材を備え、このガイド部材
    には、軸線方向に複数の挿通孔が穿設されており、これ
    ら挿通孔のうち、少なくとも1個の挿通孔は内視鏡の挿
    入部が挿通される内視鏡挿通孔とする構成としたことを
    特徴とする内視鏡ガイド装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材に穿設した挿通孔は、少
    なくとも3箇所形成されており、これら各挿通孔は、前
    記内視鏡挿通孔に加えて、少なくとも1箇所の挿通孔は
    処置具挿通孔となし、また少なくとも1箇所の挿通孔は
    流体給排路とする構成としたことを特徴とする請求項1
    記載の内視鏡ガイド装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材は断面が円形で、所定の
    長さを有する管部の基端部に太径の接続部を連設して設
    け、前記内視鏡挿通孔は前記ガイド部材の全長をほぼ真
    直ぐ貫通するように穿設し、この内視鏡挿通孔以外の挿
    通孔は、少なくとも接続部で所定の方向に曲げて、この
    接続部の外面に開口させる構成としたことを特徴とする
    請求項2記載の内視鏡ガイド装置。
  4. 【請求項4】 前記内視鏡挿通孔以外の挿通孔は、少な
    くとも1箇所の流体給排路として用いられる挿通孔と、
    少なくとも1箇所の処置具を挿通するための挿通孔とで
    構成し、前記流体給排路として用いられる挿通孔は前記
    接続部の外周面に開口させ、また処置具を挿通するため
    の挿通孔は前記接続部の基端部の外周縁近傍に開口させ
    るように構成したことを特徴とする請求項3記載の内視
    鏡ガイド装置。
  5. 【請求項5】 前記接続部には、その外周面から前記処
    置具を挿通するための挿通路に至る通路を形成し、この
    通路を流体給排路として用いる構成としたことを特徴と
    する請求項4記載の内視鏡ガイド装置。
  6. 【請求項6】 前記外套管の先端外面は先端側に向かう
    に応じて、薄肉となったテーパ面となし、かつこの外套
    管内には、先端が鋭利となった針先を備えた内針を挿通
    可能となし、この内針の針先は前記外套管の先端から突
    出する状態にして、この外套管に略密嵌状に挿通するよ
    うに組み付けられるものであることを特徴とする請求項
    1記載の内視鏡ガイド装置。
  7. 【請求項7】 前記ガイド部材は、その先端が前記外套
    管の先端より突出する状態に組み付けられる構成とした
    ことを特徴とする請求項3記載の内視鏡ガイド装置。
  8. 【請求項8】 前記内視鏡挿通孔に挿通される内視鏡の
    挿入部は、少なくとも先端にアングル部を備えるもので
    あることを特徴とする請求項7記載の内視鏡ガイド装
    置。
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