JPH10262806A - カーテンレール - Google Patents

カーテンレール

Info

Publication number
JPH10262806A
JPH10262806A JP7846397A JP7846397A JPH10262806A JP H10262806 A JPH10262806 A JP H10262806A JP 7846397 A JP7846397 A JP 7846397A JP 7846397 A JP7846397 A JP 7846397A JP H10262806 A JPH10262806 A JP H10262806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
curtain
runner
opening
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7846397A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Uchida
健 内田
Noriyuki Shikata
宣之 志方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7846397A priority Critical patent/JPH10262806A/ja
Publication of JPH10262806A publication Critical patent/JPH10262806A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レールキャップを取り外すことなくランナの
取付あるいは取り外しの可能なカーテンレールを提供す
ること。 【解決手段】 大略筒状長尺をなして、カーテンを支持
するランナが移動する下面の長手方向に向けて貫通形成
された開口溝1aを有するレール本体1と、一面開口の
箱状をなして、レール本体1の端部に該開口面が配設固
着されるレールキャップ2と、を備えたカーテンレール
において、レールキャップ2は、ランナ6が挿通される
挿通開口部2aが延設され開口溝1aに連通する連通溝
を有するとともに、挿通開口部2aからのランナ6の離
脱を防止する固着金具4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテンレールに
関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ランナに懸架されて支持されたカ
ーテンを、リニアモータ等によって電動にて搬送する電
動カーテンが普及しつつある。この種の電動カーテン装
置としては、例えば図6に示すような、大略筒状長尺を
なして、カーテン5を支持するランナ6が移動する下面
の長手方向に向けて貫通形成された開口溝(図示せず)
を有するレール本体1にて形成された固定子ブロックA
と、前記ランナを適宜有するとともに、このランナをレ
ール本体1の長手方向に沿って押動あるいは牽引するよ
う移動自在に設けられた可動子ブロックBと、を主要構
成部材としたリニアモータによる電動カーテン装置があ
る。
【0003】レール本体1には、固定子ブロックAを構
成する、厚み方向に異極が存在し長手方向に一定間隔に
て交互に異極が存在するように着磁されてレール本体1
に配設された永久磁石11と、長手方向に所定間隔をも
って正負導電部が絶縁部を介して交互に形成されて可動
子ブロックに構成されている電磁石へ給電する長尺平板
状の給電基板12とが設けられている。給電基板12に
は、図6に示す両開き用の電動カーテンにおいては、レ
ール本体1の略中央部に設けられた、結合部材13に一
体化された給電部材の接触金具(図示せず)を介して給
電され、また、片開き用の電動カーテンにおいては、図
7に示すように、レール本体1の一方の端部に設けられ
た、給電部材3の接触金具31を介して給電される。
【0004】2は、レール本体の端部に配設固着される
レールキャップで、カーテンの上縁側端部に取り付けら
れたフック(図示せず)を懸架するための環体21を有
し、カーテンの上縁側端部の一方の端に取り付けられた
フックが懸架されることにて、カーテンの上縁側端部を
カーテンレールの端部に位置固定してその部分が開放さ
れることを防止している。この、レールキャップ2は、
例えばねじ等の固着手段にてレール本体1の両端に固着
され、図7に示す片開き用の電動カーテン装置において
は給電部材3への外部電線Wの接続部分の保護も兼ねて
いる。
【0005】なお、前記の可動子ブロックBは、その可
動台には電磁石を構成する、ボビンに巻装されたコイル
の終端が接続されたブラシBaが配されるとともに、ロ
ーラーBbが、レール本体1の開口溝に並設された軌道
に移動自在にガイドされるように、実質的に一体化され
て設けられている。
【0006】上記した電動カーテン装置は、カーテンを
閉じたときの遮光性向上等のため、一般の手動開閉のカ
ーテンレールと同様に、図6に示すように、窓等、住宅
開口部に並設されたカーテンボックス7内に収納され
る。そして、上記コイルにブラシBaを介して給電基板
12の導電部から電流を流し、それによって生じる、前
記固定子ブロックAの永久磁石11と可動子ブロックB
の電磁石との磁気的な吸引反発作用により、例えば、3
つの連設された可動子ブロックBが一定方向に駆動さ
れ、ランナ6に懸架されたカーテン5が開閉操作され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した電
動カーテンは、一般に、まず、電気工事業者にて電動カ
ーテン装置が取り付けられ、次いで、内装施工業者にて
カーテン5が、その上縁側端部に取り付けられたフック
をランナ6に懸架されて設置される。しかし、カーテン
5の材質、デザイン等によってカーテ5ンに取り付けら
れるフックの数が変化することが多く、上記の、カーテ
ン5の設置に際して必要とするランナ個数とするため
に、図8に示すように、レールキャップ2をレール本体
1から取り外し、レール本体1の端面から上記開口溝へ
のランナ6の取付あるいは取り外しをすることがあっ
た。従って、レールキャップ2の取り外しにて、給電部
材3への外部電線の接続部分を損傷して電動カーテン装
置を故障させることが懸念されていた。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、レールキャップを取り外
すことなくランナの取付あるいは取り外しの可能なカー
テンレールを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のカーテンレールは、大略筒状長尺を
なして、カーテンを支持するランナが移動する下面の長
手方向に向けて貫通形成された開口溝を有するレール本
体と、一面開口の箱状をなして、レール本体の端部に該
開口面が配設固着されるレールキャップと、を備えたカ
ーテンレールにおいて、前記レールキャップは、前記ラ
ンナが挿通される挿通開口部が延設され前記開口溝に連
通する連通溝を有するとともに、該挿通開口部からのラ
ンナの離脱を防止する離脱防止手段を設けている。これ
により、ランナが、レールキャップのレール本体の開口
溝に連通する連通溝に延設された挿通開口部に挿通され
るとともに、この挿通開口部からのランナの離脱が離脱
防止手段にて防止されるものとなる。
【0010】また、請求項2記載のカーテンレールは、
請求項1記載の離脱防止手段は、レールキャップをレー
ル本体に固着する固着手段を兼ねることとしている。こ
れにより、レールキャップをレール本体に固着する固着
手段が、離脱防止手段と兼用されるものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカーテンレールの
一実施の形態を図1乃至図5に基づいて説明する。
【0012】図1は、本発明のカーテンレールの要部で
ある端部の側面断面図である。図2は、図1に示すカー
テンレールの端部の下側面図である。図3は、図1に示
すカーテンレールのレールキャップを示す図で、(a)
は正面図、(b)は下側面図、(c)は右側面図であ
る。図4は、図1に示すカーテンレールの固着金具の分
解斜視図である。図5は、図1に示すカーテンレールの
ランナの取付あるいは取り外しを説明する説明図であ
る。
【0013】このカーテンレールは、従来例にて説明し
たものと同様のリニアモータによる電動カーテン装置を
構成するもので、レール本体1と、レールキャップ2
と、固着金具4と、を備えている。なお、給電部材3
等、リニアモータの構成部分は従来例と同一であり、従
って、詳細な説明は省略する。
【0014】レール本体1は、このものにおいてはアル
ミニウム等の非磁性材料により、大略筒状長尺をなし
て、図2に示すように、カーテン5を支持するランナ6
が移動する下面の長手方向に向け所定幅寸法をもって貫
通形成された開口溝1aを有し、押し出し成形加工にて
略コ字状に形成されて、所定長さに切断され形成されて
いる。レール本体1は、上面には、例えば、図6に示す
ようにブラケットを介してカーテンボックス等に設置す
るための取付孔(図示せず)が所定間隔にて穿設され、
また端部の所定位置には、給電部材3を係止するための
係止孔1bが穿設されている。
【0015】レールキャップ2は、レール本体1の端部
にそれぞれ配設固着されるもので、例えばABS樹脂材
料等の合成樹脂材料にて、一面開口の箱状をなして、上
記ランナ6が挿通される挿通開口部2aが延設された、
上記開口溝1aに連通する連通溝2bを有して形成され
ている。このレールキャップ2は、レール本体1に開口
面2cにて外嵌され、図3に示すように、所定位置にて
固着されるように、適宜、リブ2dを有し、また、給電
部材3への外部電線Wのガイドを兼ねたガイド溝2eが
形成され、後述する固着金具4にてレール本体1の端部
に固着される。なお、このレールキャップ2の下面に
は、従来例のものと同一の環体21が設けられている。
【0016】固着金具4は、レール本体1の端部にレー
ルキャップ2を固着する固着手段に相当するもので、ね
じ41と、ねじ41を挿通する挿通孔42aの形成され
たコ字状基部42bに鍔部42c、42cをもっている
金具本体42と、ねじ41を締め付けることにて、金具
本体42とともにレールキャップ2をレール本体1に狭
着する狭着片43とによって構成されている。金具本体
42は、コ字状の立設片42d、42dの幅寸法がレー
ル本体1の開口溝1aの幅寸法より僅かに小さく、一方
の立設片42dは、ねじ41を締め付けたときに狭着片
43がともに回動することなく軸方向に移動しガイドさ
せるため長い寸法をもって形成されている。狭着片43
は、幅寸法が前記挿通開口部2aより僅かに小さい寸法
をもって、略中心にねじ41が螺着されるよう雌ねじ4
3aを有して角状に形成されている。そして、両縁端が
レール本体1に当接して、レールキャップ2をより強固
に固着するために金具本体42側に僅かに折曲されてい
る。以上説明した固着金具4は、挿通開口部2aからの
ランナの離脱を防止する離脱防止手段を兼ねるもので、
レールキャップ2の挿通開口部2aに隣接する位置に
て、レールキャップ2をレール本体1に固着する。
【0017】以上説明した電動カーテン装置であるカー
テンレールは、従来例にて説明したものと同じく、例え
ば図6に示すように、カーテンボックス7内に収納され
て設置される。そして、電動カーテン装置が取り付けら
れた後、カーテン5が設置されるとき、必要とするラン
ナ個数とするために、図5に示すように、まず、固着金
具4のねじ41をゆるめて連通溝2bに沿って移動させ
て固着金具4をレール本体1から取り外す。次いでラン
ナ6を、レール本体1の開口溝に沿って移動させて取り
外したり、あるいは、挿通開口部2aから挿通させて連
通溝2bに沿って移動させて取り付ける。従って、レー
ルキャップ2を取り外すことなく、ランナの取付あるい
は取り外しができる。そのため、図5に示すように、カ
ーテンボックスの長手方向の内側にカーテンレールのレ
ールキャップ2の外側を当接させて設置してもランナの
取付あるいは取り外しができる。すなわち、従来例にて
説明したものより、カーテンボックス7の長さをより短
くして小型に形成できるという効果も奏する。
【0018】以上説明したカーテンレールによると、ラ
ンナ6が、レールキャップ2のレール本体1の開口溝1
aに連通する連通溝2bに延設された挿通開口部2aに
挿通されるとともに、この挿通開口部2aからのランナ
6の離脱が離脱防止手段を兼ねた固着金具4にて防止さ
れるものとなるので、レールキャップ2を取り外すこと
なくランナ6の取付あるいは取り外しが可能なものとな
る。また、レールキャップ2をレール本体1に固着する
固着金具4が、離脱防止手段と兼用されるものとなるの
で、特別な離脱防止手段を必要とせず、以て、安いコス
トにて構成できる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載のカーテンレールは、ラン
ナが、レールキャップのレール本体の開口溝に連通する
連通溝に延設された挿通開口部に挿通されるとともに、
この挿通開口部からのランナの離脱が離脱防止手段にて
防止されるものとなるので、レールキャップを取り外す
ことなくランナの取付あるいは取り外しが可能なものと
なる。
【0020】また、請求項2記載のカーテンレールは、
請求項1記載のものの効果に加え、レールキャップをレ
ール本体に固着する固着手段が、離脱防止手段と兼用さ
れるものとなるので、特別な離脱防止手段を必要とせ
ず、以て、安いコストにて構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカーテンレールの要部である端部の側
面断面図である。
【図2】図1に示すカーテンレールの端部の下側面図で
ある。
【図3】図1に示すカーテンレールのレールキャップを
示す図で、(a)は正面図、(b)は下側面図、(c)
は右側面図である。
【図4】図1に示すカーテンレールの固着金具の分解斜
視図である。
【図5】図1に示すカーテンレールのランナの取付ある
いは取り外しを説明する説明図である。
【図6】電動カーテンの一例を示す斜視図である。
【図7】従来例のカーテンレールの要部である端部の側
面断面図である。
【図8】従来例のカーテンレールのランナの取付あるい
は取り外しを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 レール本体 1a 開口溝 2 レールキャップ 2a 挿通開口部 2b 連通溝 2c 開口面 4 固着金具(離脱防止手段、固着手段) 31 配設金具(配設手段) 5 カーテン 6 ランナ A 固定子ブロック B 可動子ブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大略筒状長尺をなして、カーテンを支持
    するランナが移動する下面の長手方向に向けて貫通形成
    された開口溝を有するレール本体と、一面開口の箱状を
    なして、レール本体の端部に該開口面が配設固着される
    レールキャップと、を備えたカーテンレールにおいて、 前記レールキャップは、前記ランナが挿通される挿通開
    口部が延設され前記開口溝に連通する連通溝を有すると
    ともに、該挿通開口部からのランナの離脱を防止する離
    脱防止手段が設けられて成ることを特徴とするカーテン
    レール。
  2. 【請求項2】 前記離脱防止手段は、レールキャップを
    レール本体に固着する固着手段を兼ねるよう成したこと
    を特徴とする請求項1記載のカーテンレール。
JP7846397A 1997-03-28 1997-03-28 カーテンレール Pending JPH10262806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7846397A JPH10262806A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 カーテンレール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7846397A JPH10262806A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 カーテンレール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10262806A true JPH10262806A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13662728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7846397A Pending JPH10262806A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 カーテンレール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10262806A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5603514B1 (ja) * 2014-03-31 2014-10-08 茂雄 池田 電動カーテンレールのエンドキャップ
WO2023005279A1 (zh) * 2021-07-26 2023-02-02 深圳市新博孚智能设备有限公司 离合器结构和电动窗帘

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5603514B1 (ja) * 2014-03-31 2014-10-08 茂雄 池田 電動カーテンレールのエンドキャップ
WO2023005279A1 (zh) * 2021-07-26 2023-02-02 深圳市新博孚智能设备有限公司 离合器结构和电动窗帘

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1302602C (zh) 电动机
CA2678333C (en) Magnetic light fixture
JP2001288962A (ja) 建具の自動開閉装置
US5831213A (en) Electrical outlet box and removable clamp therefor
US20100290240A1 (en) Magnetic Light Fixture
US5835981A (en) Terminal block mounting method and apparatus
US10215349B1 (en) Magnetic row mounting system for luminaires
HRP970088A2 (en) Brush retaining clip and electrical connection
AU6344490A (en) Telecommunications terminal housing and method of enclosing a telecommunications terminal with a minimum clearance opening container
JPH10262806A (ja) カーテンレール
US7531926B2 (en) Motor protector endshield mounting bracket
JPH0715942A (ja) リニアモータ
JP3139407B2 (ja) 電動カーテンの端部構造
JP3139406B2 (ja) 電動カーテンの端部構造
EP3754794B1 (en) Telescopic power supply track
JP3180670B2 (ja) リニアモータ式カーテン開閉装置
EP3754802B1 (en) A retractable cable management device
CN212298669U (zh) 便于安装的轨道灯导电盒结构
CN210629014U (zh) 一种底盒
KR0138427Y1 (ko) 장식용 조명등
JP2914007B2 (ja) リニアモータ
CN212571594U (zh) 便于接电的轨道灯导电盒结构
KR200305724Y1 (ko) 블라인드 프레임의 지지브라켓 체결구조
JP3515626B2 (ja) リニアモータ駆動のカーテンレール
JPH0935835A (ja) 壁面取付用電源コンセント

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010313