JPH10262794A - 使い捨て花瓶 - Google Patents

使い捨て花瓶

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JPH10262794A
JPH10262794A JP9474097A JP9474097A JPH10262794A JP H10262794 A JPH10262794 A JP H10262794A JP 9474097 A JP9474097 A JP 9474097A JP 9474097 A JP9474097 A JP 9474097A JP H10262794 A JPH10262794 A JP H10262794A
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JP
Japan
Prior art keywords
vase
flower vase
molded product
disposable
vase body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9474097A
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English (en)
Inventor
Takeko Kai
甲斐竹子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生花が枯れた際、花と一緒に花瓶本体も一般
ゴミとして捨てることができ、花瓶本体内から取り出し
た成形品を他の用途に使用できる構造の使い捨て花瓶を
提供する。 【解決手段】 上端側に開口が設けられた容器状の花瓶
本体1の内部底面に、花瓶本体1を構成する材質よりも
比重の大きな材質より成り、該花瓶本体1が倒れるのを
防止するための重りとして機能する重り成形品2が載置
された状態で取り付けられており、花瓶本体1の周壁部
分が刃物により容易に切断可能な耐水性のある材質から
成り、花瓶として使用した後で廃棄する際に、花瓶本体
1の周壁部分を刃物で切断することにより、重り成形品
2を花瓶本体1から取り外すことができるようになって
いる。花瓶本体1が、熱可塑性プラスチックから成り、
重り成形品2が、金属、石、ガラス及び陶器からなる群
より選ばれた材質でできた成形品であることが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使い捨て花瓶、詳
しくは、花を生けて花瓶として使用した後に、花瓶本体
の周壁部分を刃物で切断することにより、該花瓶本体の
内部底面に設けられた成形品を取り外すことができ、こ
の成形品を他の用途、例えば置物等に使用することがで
きる構造を有した花瓶に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでに広く使用されてきている花瓶
は、そのほとんどがガラス製や陶器製のものであり、こ
のような花瓶は、非常に重く持ち運びが不便であり、輸
送時等に破損することがあるという問題点がある。又、
このような花瓶は、繰り返し使用せずに一度だけ使用す
る場合、例えば冠婚葬祭時に花を生ける場合や病気入院
中の人が贈られた花を生ける場合等には適しておらず、
使用した後に花瓶を一般ゴミとして捨てることができな
い。このように、従来の花瓶は使い捨て用途に適したも
のではなく、生花を生けた後、花と一緒に花瓶も一般ゴ
ミとして捨てられる簡易型の花瓶についてはほとんど提
案されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
点を解決し、花が枯れた後に、花瓶本体の内部底面に設
けられた成形品を取り外すことにより、花瓶本体につい
ては一般ゴミとして捨てることができ、取り外した成形
品については置物等の他の用途に使用することができる
構造を有した使い捨て花瓶を提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の使い捨て花瓶
は、上端側に開口が設けられた容器状の花瓶本体の内部
底面に、前記花瓶本体を構成する材質よりも比重の大き
な材質より成り、該花瓶本体が倒れるのを防止するため
の重りとして機能する重り成形品が載置された状態で取
り付けられており、前記花瓶本体の周壁部分が、刃物に
より容易に切断可能な耐水性のある材質から成り、花瓶
として使用した後で廃棄する際に、前記花瓶本体の周壁
部分を刃物で切断することにより、前記重り成形品を該
花瓶本体から取り外すことができることを特徴とする。
【0005】又、本発明は、上述の構造を有する使い捨
て花瓶において、前記花瓶本体の材質が熱可塑性プラス
チックであることを特徴とするものでもある。更に、本
発明は、上述の構造を有する使い捨て花瓶において、前
記重り成形品が、金属、石、ガラス及び陶器からなる群
より選ばれた材質でできた成形品であることを特徴とす
るものでもある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の使い捨て花瓶の好
ましい一例を図面に示し、本発明を説明するが、本発明
は、図面に示されるものに限定されるものではない。図
1は、本発明の使い捨て花瓶の好ましい一例を示す図で
あり、(a)は側面図で、右側半分については断面図で
表されており、花瓶本体1の内部には、重り成形品2と
して金属製の剣山が取り出し可能に設けられている。
(b)は、(a)の使い捨て花瓶を上方から見た時の図
である。図2は、図1とは異なる外観及び内部構造を有
する本発明の使い捨て花瓶の好ましい一例を示す図であ
り、(a)は側面図で、右側半分については断面図で表
されており、花瓶本体1の内部には、重り成形品2とし
て陶器製の灰皿が取り出し可能に設けられている。
(b)は、(a)の使い捨て花瓶を上方から見た時の図
である。
【0007】図1及び図2に示されるように、本発明の
使い捨て花瓶は、上端側に開口を有する容器状の花瓶本
体1と、該花瓶本体1の内部底面に載置された状態で取
り付けられた重り成形品2とからなり、この花瓶本体1
の周壁部分は、刃物、例えばカッター刃や鋏等を用いる
ことにより容易に切断可能な耐水性のある材質でできて
いる。このような花瓶本体1は、耐水性を有する積層構
造のシート体、例えば牛乳パック等に利用されている積
層シート物を熱融着するなどして構成されても良いが、
容器(ボトル)用として知られている種々の熱可塑性プ
ラスチックを用いて熱成形することによって形成された
ものが好適であり、花を生けて使用した際に容易に変形
しない(保形性を有する)ものであれば良い。本発明に
おける花瓶本体1の具体的な材質としては、ペットボト
ルとして広く使用されているポリエチレンテレフタレー
ト(PET)や、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化
ビニル等が挙げられ、これらは、着色されていなくて
も、意匠性を高めるために着色されていても良い。尚、
本発明では、花瓶本体1の周壁の厚みは、材質がPET
の場合1mm前後(0.5〜1.5mm程度)が好まし
く、0.8〜1.2mm程度が特に好ましい。花瓶本体
1の底面部分は、花を生けた際の花瓶の安定性を高める
目的で、図1及び図2に示されるようにして、周壁部分
よりも肉厚に形成されても良い。もちろん、本発明にお
ける花瓶本体1の外観形状についても、図面に例示した
ものに限定されるものではない。
【0008】そして、本発明の使い捨て花瓶にあって
は、花瓶本体1の内部底面に、任意形状の重り成形品2
が載置された状態で取り付けられており、重り成形品2
の花瓶本体1への取り付け方法は図面に例示したものに
限定されないが、図1及び図2に示したような係止爪3
を、花瓶本体1の内周壁に設け、この係止爪3によって
重り成形品2を係止固定するのが一般的である。このよ
うな係止爪3は、花瓶本体1の内周壁の全周に渡って設
けられても良い。このようにして花瓶本体1の内部に取
り付けられた重り成形品2は、花を生けた際に花瓶本体
1が花の重みで容易に倒れるのを防止するための重りと
して機能するように、花瓶本体1を構成する材質よりも
比重の大きな材質から成り、例えば金属製の成形物、石
製の成形物、ガラス製の成形物、陶器製の成形物等が挙
げられる。本発明における重り成形品2の具体例として
は、動物やキャラクター人形等の形状を模した置物、ペ
ーパーウェイト、灰皿、剣山等が挙げられるが、これに
限定されるものではなく、取り出した後で他の用途に使
用できるものであれば良い。
【0009】このような構造を有する本発明の使い捨て
花瓶の場合、花瓶として使用した後で廃棄する際に、花
瓶本体1の周壁部分を刃物で容易に切断することがで
き、花瓶本体1から、重り成形品2が簡単に取り出せる
ようになっており、重り成形品2を取り出した後の花瓶
本体1は一般ゴミとして捨てたり、あるいは一般ゴミと
分別してリサイクルすることができ、重り成形品2は、
その形状に応じて置物、ペーパーウェイト、灰皿、剣山
等に再利用できる。尚、本発明の使い捨て花瓶にあって
は、花瓶本体1の外周壁部分に、冠婚葬祭に応じた色の
粘着ラベルを貼着して使用しても良く、従来の花瓶に比
べて軽量で、繰り返して花瓶を使用することのない使い
捨て用途に非常に適している。
【0010】
【実施例】重り成形品としての金属製の剣山が、PET
製の花瓶容器の内部底面に取り付けられた、図1に示さ
れる内部構造の本発明の使い捨て花瓶を作製した。この
ような本発明の使い捨て花瓶は、これに花を生けて使用
した後、花瓶容器の周壁部分(厚み約1mm)をカッタ
ーで容易に切断することができ、花瓶容器については一
般ゴミとして捨てることができ、花瓶容器から取り出し
た剣山については生け花用に使用でき、非常に便利であ
った。
【0011】
【発明の効果】本発明の使い捨て花瓶では、花瓶容器よ
りも比重の大きな材質より成る重り成形品が、花瓶容器
の底面側に設けられているので、花を生けて使用する際
の安定性が良く、花瓶が倒れにくく、しかも、花が枯れ
た後において、花瓶容器から重り成形品を取り出すこと
ができ、重り成形品の有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使い捨て花瓶の好ましい一例における
外観及び内部構造を示す図で、(a)は側面図であり、
花瓶本体1の内部には、重り成形品2として金属製の剣
山が取り付けられている。(b)は、(a)の使い捨て
花瓶を上方から見た時の図である。
【図2】図1とは異なる外観及び内部構造の本発明の使
い捨て花瓶の一例を示す図で、(a)は側面図であり、
花瓶本体1の内部には、重り成形品2として陶器製の灰
皿が取り付けられている。(b)は、(a)の使い捨て
花瓶を上方から見た時の図である。
【符号の説明】
1 花瓶本体 2 重り成形品 3 係止爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端側に開口が設けられた容器状の花瓶
    本体1の内部底面に、前記花瓶本体1を構成する材質よ
    りも比重の大きな材質より成り、該花瓶本体1が倒れる
    のを防止するための重りとして機能する重り成形品2が
    載置された状態で取り付けられており、前記花瓶本体1
    の周壁部分が、刃物により容易に切断可能な耐水性のあ
    る材質から成り、花瓶として使用した後で廃棄する際
    に、前記花瓶本体1の周壁部分を刃物で切断することに
    より、前記重り成形品2を該花瓶本体1から取り外すこ
    とができることを特徴とする使い捨て花瓶。
  2. 【請求項2】 前記花瓶本体1の材質が、熱可塑性プラ
    スチックであることを特徴とする請求項1記載の使い捨
    て花瓶。
  3. 【請求項3】 前記重り成形品2が、金属、石、ガラス
    及び陶器からなる群より選ばれた材質でできた成形品で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の使い捨て花
    瓶。
JP9474097A 1997-03-26 1997-03-26 使い捨て花瓶 Pending JPH10262794A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9474097A JPH10262794A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 使い捨て花瓶

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JP9474097A JPH10262794A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 使い捨て花瓶

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JPH10262794A true JPH10262794A (ja) 1998-10-06

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ID=14118523

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JP9474097A Pending JPH10262794A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 使い捨て花瓶

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JP (1) JPH10262794A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6581328B2 (en) * 2000-04-12 2003-06-24 Lamear Phillip Flowers support system and apparatus
WO2016067277A1 (en) 2014-10-26 2016-05-06 Yoram Bentzur Disposable vase

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