JPH10262719A - ノートパソコン収納ケース - Google Patents
ノートパソコン収納ケースInfo
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- JPH10262719A JPH10262719A JP9075178A JP7517897A JPH10262719A JP H10262719 A JPH10262719 A JP H10262719A JP 9075178 A JP9075178 A JP 9075178A JP 7517897 A JP7517897 A JP 7517897A JP H10262719 A JPH10262719 A JP H10262719A
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- notebook computer
- notebook
- heat
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G—PHYSICS
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/1613—Constructional details or arrangements for portable computers
- G06F1/1628—Carrying enclosures containing additional elements, e.g. case for a laptop and a printer
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B21/00—Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B21/02—Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノートパソコンを収納した状態で使用する場
合に適したケースを提供する。 【解決手段】 本発明のノートパソコン収納ケースは、
ノートパソコンを収納するケースであって、ケースの外
殻部の内側に設ける部材の内、少なくともノートパソコ
ンの底面に接する位置に熱伝導性の部材を用いることを
特徴とする。
合に適したケースを提供する。 【解決手段】 本発明のノートパソコン収納ケースは、
ノートパソコンを収納するケースであって、ケースの外
殻部の内側に設ける部材の内、少なくともノートパソコ
ンの底面に接する位置に熱伝導性の部材を用いることを
特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型パーソナ
ルコンピュータを収納して持ち運ぶためのケースに関す
る。
ルコンピュータを収納して持ち運ぶためのケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ノート型のパーソナルコンピュー
タ(以下、ノートパソコンという)は、ブリーフケース
やアタッシュケース等に収納して持ち運んでいた。図1
5は、カメラ等を持ち運ぶ際に用いるケース500にノ
ートパソコン600を収納し、ノートパソコン600の
蓋(液晶パネル601を備える部分)を開いた状態を示
す断面図である。ケース500のノートパソコン600
を収納する側には、ハンドル504が設けられている。
ノートパソコン本体600の上蓋に相当する液晶パネル
601は、クラッチ機構を有するクラッチ部602によ
り任意の角度に固定することができる。ケース500
は、アルミやジュラルミン等の外殻部材501a及び5
01bの内側に、外部からの衝撃を吸収するための緩衝
材502a及び502bが設けられており、ヒンジ部材
503により開閉できるようになっている。
タ(以下、ノートパソコンという)は、ブリーフケース
やアタッシュケース等に収納して持ち運んでいた。図1
5は、カメラ等を持ち運ぶ際に用いるケース500にノ
ートパソコン600を収納し、ノートパソコン600の
蓋(液晶パネル601を備える部分)を開いた状態を示
す断面図である。ケース500のノートパソコン600
を収納する側には、ハンドル504が設けられている。
ノートパソコン本体600の上蓋に相当する液晶パネル
601は、クラッチ機構を有するクラッチ部602によ
り任意の角度に固定することができる。ケース500
は、アルミやジュラルミン等の外殻部材501a及び5
01bの内側に、外部からの衝撃を吸収するための緩衝
材502a及び502bが設けられており、ヒンジ部材
503により開閉できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図15に示す
ように、ケース500内にノートパソコン本体600を
収納した状態で、当該パソコンを使用する場合を考え
る。パソコン本体600に内蔵するプリント基板603
に実装されているCPU604により生じる熱は、キー
ボード605裏面に張り付けられているアルミ板を介し
て放熱される他、本体底部より緩衝材502aに吸収さ
れる。また、液晶パネル601により生じる熱は、緩衝
材502bに吸収される。通常の緩衝材は、熱伝導率
(放熱性)が悪い。このため、基板底部より伝わった熱
がケース内部にこもり、パソコン600の本体及び液晶
パネル601が高温になってしまうといった問題があっ
た。
ように、ケース500内にノートパソコン本体600を
収納した状態で、当該パソコンを使用する場合を考え
る。パソコン本体600に内蔵するプリント基板603
に実装されているCPU604により生じる熱は、キー
ボード605裏面に張り付けられているアルミ板を介し
て放熱される他、本体底部より緩衝材502aに吸収さ
れる。また、液晶パネル601により生じる熱は、緩衝
材502bに吸収される。通常の緩衝材は、熱伝導率
(放熱性)が悪い。このため、基板底部より伝わった熱
がケース内部にこもり、パソコン600の本体及び液晶
パネル601が高温になってしまうといった問題があっ
た。
【0004】本発明の目的は、ノートパソコンを収納し
た状態で使用する場合に適したケースを提供することを
目的とする。
た状態で使用する場合に適したケースを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のノートパ
ソコン収納ケースは、ノートパソコンを収納するケース
であって、ケースの外殻部の内側に設ける部材の内、少
なくともノートパソコンの底面に接する部材を熱伝導性
の高い材料で形成したことを特徴とする。
ソコン収納ケースは、ノートパソコンを収納するケース
であって、ケースの外殻部の内側に設ける部材の内、少
なくともノートパソコンの底面に接する部材を熱伝導性
の高い材料で形成したことを特徴とする。
【0006】本発明の第2のノートパソコン収納ケース
は、ノートパソコンを収納するケースであって、ケース
の外殻部及びその内側に熱伝導性の部材を用いることを
特徴とする。
は、ノートパソコンを収納するケースであって、ケース
の外殻部及びその内側に熱伝導性の部材を用いることを
特徴とする。
【0007】本発明の第3のノートパソコン収納ケース
は、上記第2のノートパソコンの収納ケースにおいて、
ケースの外殻部の内側に設ける部材であって、ノートパ
ソコン本体を収納する側の部材に、ケース底部に平行な
向きに、一端に通気口を備える、少なくとも1層の空隙
部を設けることを特徴とする。
は、上記第2のノートパソコンの収納ケースにおいて、
ケースの外殻部の内側に設ける部材であって、ノートパ
ソコン本体を収納する側の部材に、ケース底部に平行な
向きに、一端に通気口を備える、少なくとも1層の空隙
部を設けることを特徴とする。
【0008】本発明の第4のノートパソコン収納ケース
は、ノートパソコンを収納するケースであって、ケース
の外殻部の内側に設ける部材内に、ノートパソコンの発
熱部に当接する集熱部と、集熱部において集められた熱
を伝搬するヒートパイプと、ヒートパイプに接続され、
ケース外部に熱を放出する放熱部とを備えることを特徴
とする。
は、ノートパソコンを収納するケースであって、ケース
の外殻部の内側に設ける部材内に、ノートパソコンの発
熱部に当接する集熱部と、集熱部において集められた熱
を伝搬するヒートパイプと、ヒートパイプに接続され、
ケース外部に熱を放出する放熱部とを備えることを特徴
とする。
【0009】本発明の第5のノートパソコン収納ケース
は、上記第4のノートパソコン収納ケースであって、上
記放熱部は、ケースの蓋側に設けられることを特徴とす
る。
は、上記第4のノートパソコン収納ケースであって、上
記放熱部は、ケースの蓋側に設けられることを特徴とす
る。
【0010】本発明の第6のノートパソコン収納ケース
は、ノートパソコンを収納するケースであって、ケース
の外殻部の内側に設ける部材のノートパソコンの底面が
接する位置に空洞部を有し、当該空洞部には通気口、及
び、上記通気口を介して内部の空気を外部へと排出する
ファンを備えることを特徴とする。
は、ノートパソコンを収納するケースであって、ケース
の外殻部の内側に設ける部材のノートパソコンの底面が
接する位置に空洞部を有し、当該空洞部には通気口、及
び、上記通気口を介して内部の空気を外部へと排出する
ファンを備えることを特徴とする。
【0011】本発明の第7のノートパソコン収納ケース
は、上記第6のノートパソコン収納ケースにおいて、上
記空洞部内において、ノートパソコンの発熱部の真下に
冷却装置を設けることを特徴とする。
は、上記第6のノートパソコン収納ケースにおいて、上
記空洞部内において、ノートパソコンの発熱部の真下に
冷却装置を設けることを特徴とする。
【0012】本発明の第8のノートパソコン収納ケース
は、上記第1〜第7の何れか1つのノートパソコン収納
ケースにおいて、ケースの外殻部に、反射率が高く、か
つ日光のスペクトル幅に対して吸収率の低いコーティン
グを施したことを特徴とする。
は、上記第1〜第7の何れか1つのノートパソコン収納
ケースにおいて、ケースの外殻部に、反射率が高く、か
つ日光のスペクトル幅に対して吸収率の低いコーティン
グを施したことを特徴とする。
【0013】本発明の第9のノートパソコン収納ケース
は、上記第1〜第8の何れか1つのノートパソコン収納
ケースにおいて、ケースの蓋の外殻部の内側に設ける部
材に、ノートパソコンの蓋の部分との間に所定の間隙を
設ける空隙部を備えることを特徴とする。
は、上記第1〜第8の何れか1つのノートパソコン収納
ケースにおいて、ケースの蓋の外殻部の内側に設ける部
材に、ノートパソコンの蓋の部分との間に所定の間隙を
設ける空隙部を備えることを特徴とする。
【0014】本発明の第10のノートパソコン収納ケー
スは、上記第1〜第9の何れか1つのノートパソコン収
納ケースにおいて、ケースの蓋の開閉に連動して、収納
するノートパソコンの蓋を開閉する機構を備えることを
特徴とする。
スは、上記第1〜第9の何れか1つのノートパソコン収
納ケースにおいて、ケースの蓋の開閉に連動して、収納
するノートパソコンの蓋を開閉する機構を備えることを
特徴とする。
【0015】本発明の第11のノートパソコン収納ケー
スは、上記第1〜第10の何れか1つのノートパソコン
収納ケースにおいて、ケース本体と蓋との接続部にクラ
ッチ機構を有するヒンジを用いることを特徴とする。
スは、上記第1〜第10の何れか1つのノートパソコン
収納ケースにおいて、ケース本体と蓋との接続部にクラ
ッチ機構を有するヒンジを用いることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のノートパソコン収納ケー
スは、ケースの表面を放熱面として利用することを特徴
とする。以下、当該特徴を具備するケースの実施の形態
1〜10について、添付の図面を用いて説明する。
スは、ケースの表面を放熱面として利用することを特徴
とする。以下、当該特徴を具備するケースの実施の形態
1〜10について、添付の図面を用いて説明する。
【0017】(1)実施の形態1 図1は、ノートパソコンを収納するケース1の外観を示
す図である。(a)は、ケース1の斜視図である。
(b)は、ケース1を開いた図であって、当該ケース1
に収納されている装置を示す図である。当該ケース1内
には、ノートパソコン2の他、カードフォン3、ディジ
タルスチルカメラ4、PCカード5を収納する凹部が設
けられている。(c)は、ノートパソコン2、カードフ
ォン3、ディジタルスチルカメラ4、及び、PCカード
5を所定の位置に格納し、ノートパソコン2の蓋に相当
する液晶パネル10を備える面を開いた状態を示す図で
ある。ケース1には、収納式の電源コード6が内蔵され
ている。この他、図示しないが補助バッテリを備えても
良い。
す図である。(a)は、ケース1の斜視図である。
(b)は、ケース1を開いた図であって、当該ケース1
に収納されている装置を示す図である。当該ケース1内
には、ノートパソコン2の他、カードフォン3、ディジ
タルスチルカメラ4、PCカード5を収納する凹部が設
けられている。(c)は、ノートパソコン2、カードフ
ォン3、ディジタルスチルカメラ4、及び、PCカード
5を所定の位置に格納し、ノートパソコン2の蓋に相当
する液晶パネル10を備える面を開いた状態を示す図で
ある。ケース1には、収納式の電源コード6が内蔵され
ている。この他、図示しないが補助バッテリを備えても
良い。
【0018】図2は、図1の(c)に示すように、ノー
トパソコン2をケース1に収納し、上蓋に相当する液晶
パネル10を開いた状態を示す断面図を示す図である。
ケース1は、外殻11a及び11bの内側に設ける緩衝
材12a及び12bとノートパソコン2との間に熱伝導
性のシリコンラバー13a及び13bを備えることを特
徴とする。この熱伝導性シリコンラバー13a及び13
bは、耐衝撃性にも優れており、本図のように、緩衝材
12a及び12bを薄くして厚めの熱伝導性シリコンラ
バー13a及び13bを設けても良いが、緩衝材12a
及び12bと完全に置き換えても良い。プリント基板1
4上に実装するCPU15の発する熱は、キーボード1
6の裏面に設けられるアルミ板を介して放熱されると共
に、熱伝導性シリコンラバー13aにより吸収され、ラ
バー全面に拡散された後に、緩衝材12a、外殻11a
を介して外部に放出される。また、液晶パネル10の発
する熱は、熱伝導性シリコンラバー13bにより吸収さ
れ、ラバー全面に拡散された後に、緩衝材12b、外殻
11bを介して外部に放出される。このように、ノート
パソコン2の局部で発生する熱を、熱伝導性シリコンラ
バー13a及び13bにより吸収し、当該ラバー全面に
拡散することで、ケース1内に熱がこもり、ノートパソ
コン2の本体及び液晶パネル10が高温になることを防
止することができる。なお、ノートパソコン2におい
て、局所的に発生する熱を吸収し、これを当該部材全体
に拡散することができる熱伝導性の部材であれば上記熱
伝導性のシリコンラバー13a及び13bのかわりに用
いることができる。例えば、熱伝導性シリコンラバー1
3a及び13bのかわりに熱伝導性カーボンファイバー
クロスを使用しても良い。また、ケース1のヒンジ部1
8は、蓋を開く角度を自由に調節することのできるクラ
ッチ機構を備える。これにより、ケース1に収納するノ
ートパソコン2の液晶パネル10と同じ角度にケース1
の蓋をセットすることができ、使用の便が図られる。こ
れは、以下に説明する実施の形態2〜10のケースにつ
いても同じである。また、ノートパソコン2の操作者が
ケース30を膝の上に置いて使用する場合を考慮して、
ケース1の裏面(外殻11aの表面)の一部又は全部に
発泡性の塗料を厚さ200μm程度塗布してもよい。こ
のような塗布を行うことで、放熱性は若干劣化して外殻
11aの温度は高くなるが、体感温度を和らげることが
できる。これにより、当該ケース30を膝の上に置いて
使用する際の便が図られる。これは、以下に説明する実
施の形態2〜10のケースについても同じである。
トパソコン2をケース1に収納し、上蓋に相当する液晶
パネル10を開いた状態を示す断面図を示す図である。
ケース1は、外殻11a及び11bの内側に設ける緩衝
材12a及び12bとノートパソコン2との間に熱伝導
性のシリコンラバー13a及び13bを備えることを特
徴とする。この熱伝導性シリコンラバー13a及び13
bは、耐衝撃性にも優れており、本図のように、緩衝材
12a及び12bを薄くして厚めの熱伝導性シリコンラ
バー13a及び13bを設けても良いが、緩衝材12a
及び12bと完全に置き換えても良い。プリント基板1
4上に実装するCPU15の発する熱は、キーボード1
6の裏面に設けられるアルミ板を介して放熱されると共
に、熱伝導性シリコンラバー13aにより吸収され、ラ
バー全面に拡散された後に、緩衝材12a、外殻11a
を介して外部に放出される。また、液晶パネル10の発
する熱は、熱伝導性シリコンラバー13bにより吸収さ
れ、ラバー全面に拡散された後に、緩衝材12b、外殻
11bを介して外部に放出される。このように、ノート
パソコン2の局部で発生する熱を、熱伝導性シリコンラ
バー13a及び13bにより吸収し、当該ラバー全面に
拡散することで、ケース1内に熱がこもり、ノートパソ
コン2の本体及び液晶パネル10が高温になることを防
止することができる。なお、ノートパソコン2におい
て、局所的に発生する熱を吸収し、これを当該部材全体
に拡散することができる熱伝導性の部材であれば上記熱
伝導性のシリコンラバー13a及び13bのかわりに用
いることができる。例えば、熱伝導性シリコンラバー1
3a及び13bのかわりに熱伝導性カーボンファイバー
クロスを使用しても良い。また、ケース1のヒンジ部1
8は、蓋を開く角度を自由に調節することのできるクラ
ッチ機構を備える。これにより、ケース1に収納するノ
ートパソコン2の液晶パネル10と同じ角度にケース1
の蓋をセットすることができ、使用の便が図られる。こ
れは、以下に説明する実施の形態2〜10のケースにつ
いても同じである。また、ノートパソコン2の操作者が
ケース30を膝の上に置いて使用する場合を考慮して、
ケース1の裏面(外殻11aの表面)の一部又は全部に
発泡性の塗料を厚さ200μm程度塗布してもよい。こ
のような塗布を行うことで、放熱性は若干劣化して外殻
11aの温度は高くなるが、体感温度を和らげることが
できる。これにより、当該ケース30を膝の上に置いて
使用する際の便が図られる。これは、以下に説明する実
施の形態2〜10のケースについても同じである。
【0019】(2)実施の形態2 図3は、ノートパソコン2を収納する実施の形態2のケ
ース30の断面図である。実施の形態1におけるケース
1と同じ部材には同じ参照番号を付し、重複した説明は
省く。ケース30は、本体の外殻部材として熱伝導性カ
ーボンファイバークロスを使用したコンポジット材20
a及び20bを使用する。本体に収納されるノートパソ
コン2のプリント基板14上に設けるCPU15の発す
る熱は、コンポジット材20aに吸収され、全体に拡散
された後に、放熱される。また、ノートパソコン2の液
晶パネル10において発する熱は、コンポジット材20
bに吸収されて当該部材の全体に拡散しつつ、放熱され
る。これにより、ケース30内に熱がこもりノートパソ
コン2の本体が高温になることを防止することができ
る。
ース30の断面図である。実施の形態1におけるケース
1と同じ部材には同じ参照番号を付し、重複した説明は
省く。ケース30は、本体の外殻部材として熱伝導性カ
ーボンファイバークロスを使用したコンポジット材20
a及び20bを使用する。本体に収納されるノートパソ
コン2のプリント基板14上に設けるCPU15の発す
る熱は、コンポジット材20aに吸収され、全体に拡散
された後に、放熱される。また、ノートパソコン2の液
晶パネル10において発する熱は、コンポジット材20
bに吸収されて当該部材の全体に拡散しつつ、放熱され
る。これにより、ケース30内に熱がこもりノートパソ
コン2の本体が高温になることを防止することができ
る。
【0020】(3)実施の形態3 図4は、ノートパソコン2を収納する実施の形態3のケ
ース40の断面図である。実施の形態1におけるケース
と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した説明は
省く。ケース40は、その表面温度を下げるため、外殻
部材として、空隙部22a及び22bを備える熱伝導性
カーボンファイバークロスを使用したコンポジット材2
1a及び21bを用いる。空隙部22a及び22bの一
端には、通気口23a及び23bが設けられている。ノ
ートパソコン2のプリント基板14上に実装するCPU
15の発する熱は、熱伝導性のコンポジット材21aに
吸収され、拡散された後、空隙部22aを介して通気口
23aより外部に放出される。同様に、ノートパソコン
2の液晶パネル10において発する熱は、熱伝導性のコ
ンポジット材21bに吸収され、全体に拡散された後
に、空隙部22bを介して通気口23bより外部に放出
される。このような構成を採用することで、ケース30
内に熱がこもりノートパソコン2の本体が高温になるの
を防止することができる。また、ケース40の外側にま
で伝達する熱の量が減少するため、ケース40の外側が
熱くなることを防止することができ、当該ケース40を
膝の上に置いて使用する場合の便が図られる。なお、熱
伝導性のコンポジット材に設ける空隙部は、ノートパソ
コン2の本体に近い位置に設けることが好ましく、更に
は、当該空隙部を2層以上設けることが好ましい。
ース40の断面図である。実施の形態1におけるケース
と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した説明は
省く。ケース40は、その表面温度を下げるため、外殻
部材として、空隙部22a及び22bを備える熱伝導性
カーボンファイバークロスを使用したコンポジット材2
1a及び21bを用いる。空隙部22a及び22bの一
端には、通気口23a及び23bが設けられている。ノ
ートパソコン2のプリント基板14上に実装するCPU
15の発する熱は、熱伝導性のコンポジット材21aに
吸収され、拡散された後、空隙部22aを介して通気口
23aより外部に放出される。同様に、ノートパソコン
2の液晶パネル10において発する熱は、熱伝導性のコ
ンポジット材21bに吸収され、全体に拡散された後
に、空隙部22bを介して通気口23bより外部に放出
される。このような構成を採用することで、ケース30
内に熱がこもりノートパソコン2の本体が高温になるの
を防止することができる。また、ケース40の外側にま
で伝達する熱の量が減少するため、ケース40の外側が
熱くなることを防止することができ、当該ケース40を
膝の上に置いて使用する場合の便が図られる。なお、熱
伝導性のコンポジット材に設ける空隙部は、ノートパソ
コン2の本体に近い位置に設けることが好ましく、更に
は、当該空隙部を2層以上設けることが好ましい。
【0021】(4)実施の形態4 図5は、ノートパソコン2を収納する実施の形態4のケ
ース50の断面図である。実施の形態1におけるケース
1と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した説明
は省く。ケース50は、外殻部25a及び25bの表面
に放射率が高く、かつ日光のスペクトル幅に対して吸収
率の低いコーティング26a及び26bを施したことを
特徴とする。このようなコーティング材としては、シリ
コン−アルキドPV−100が挙げられる。なお、一般
的な白色ペイント(例えばアサヒペイント等)でも概ね
同様の効果を得ることができる。このようなコーティン
グを行うことで、ノートパソコン2のプリント基板14
上に実装するCPU15の発する熱により加熱された緩
衝材27a、及び、液晶パネル10により加熱された緩
衝材27bの熱を外部に放出すると共に、野外での使用
に際し、直射日光によりケース内部が暖められてノート
パソコン2が高温になることを有効に防止する。なお、
ケース50では、外殻部25の内側に緩衝材27を設け
るが、この緩衝材27は、熱伝導性であることが好まし
く、更には、当該緩衝材27内部に、1以上の空隙部を
設け、ヒンジ部18側に通気口を設ける構成を採ること
が好ましい。
ース50の断面図である。実施の形態1におけるケース
1と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した説明
は省く。ケース50は、外殻部25a及び25bの表面
に放射率が高く、かつ日光のスペクトル幅に対して吸収
率の低いコーティング26a及び26bを施したことを
特徴とする。このようなコーティング材としては、シリ
コン−アルキドPV−100が挙げられる。なお、一般
的な白色ペイント(例えばアサヒペイント等)でも概ね
同様の効果を得ることができる。このようなコーティン
グを行うことで、ノートパソコン2のプリント基板14
上に実装するCPU15の発する熱により加熱された緩
衝材27a、及び、液晶パネル10により加熱された緩
衝材27bの熱を外部に放出すると共に、野外での使用
に際し、直射日光によりケース内部が暖められてノート
パソコン2が高温になることを有効に防止する。なお、
ケース50では、外殻部25の内側に緩衝材27を設け
るが、この緩衝材27は、熱伝導性であることが好まし
く、更には、当該緩衝材27内部に、1以上の空隙部を
設け、ヒンジ部18側に通気口を設ける構成を採ること
が好ましい。
【0022】(5)実施の形態5 図6は、ノートパソコン2を収納する実施の形態5のケ
ース60の断面図である。実施の形態1におけるケース
1と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した説明
は省く。ケース60は、外殻部11aの内側に設けられ
る緩衝材12a内部に、ノートパソコン2のプリント基
板14上に実装するCPU15の真下、即ち、発熱源の
真下であって、ノートパソコン2の本体に接する位置
に、熱伝導性を有する金属等の集熱部61を設け、この
集熱部61により吸収された熱をヒートパイプ62を介
して放熱部63へと導く構成を採ることを特徴とする。
このような構成を採用することで、熱伝導率の悪い緩衝
材12aに熱がこもることを防止し、ノートパソコン2
本体が高温になることを有効に防止する。また、同じ構
成を外殻11bの内側に設ける緩衝材12b内に設けて
も良い。この場合、液晶パネル10において発する熱が
緩衝材12b内にこもり、液晶パネル部10が高温にな
ることを防止することができる。なお、緩衝材12a及
び12bに熱伝導性を有する部材を使用しても良い。
ース60の断面図である。実施の形態1におけるケース
1と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した説明
は省く。ケース60は、外殻部11aの内側に設けられ
る緩衝材12a内部に、ノートパソコン2のプリント基
板14上に実装するCPU15の真下、即ち、発熱源の
真下であって、ノートパソコン2の本体に接する位置
に、熱伝導性を有する金属等の集熱部61を設け、この
集熱部61により吸収された熱をヒートパイプ62を介
して放熱部63へと導く構成を採ることを特徴とする。
このような構成を採用することで、熱伝導率の悪い緩衝
材12aに熱がこもることを防止し、ノートパソコン2
本体が高温になることを有効に防止する。また、同じ構
成を外殻11bの内側に設ける緩衝材12b内に設けて
も良い。この場合、液晶パネル10において発する熱が
緩衝材12b内にこもり、液晶パネル部10が高温にな
ることを防止することができる。なお、緩衝材12a及
び12bに熱伝導性を有する部材を使用しても良い。
【0023】(6)実施の形態6 図7は、ノートパソコン2を収納する実施の形態6のケ
ース70の断面図である。実施の形態1におけるケース
1と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した説明
は省く。ケース70は、実施の形態5のケース60と同
様に、ヒートパイプを利用するが、放熱部73をケース
70の蓋に設けることを特徴とする。具体的には、外殻
部11aの内側に設けられる緩衝材12a内部に、ノー
トパソコン2のプリント基板14上に実装するCPU1
5の真下、即ち、発熱源の真下であって、ノートパソコ
ン2の本体に接する位置に、熱伝導性を有する金属等の
集熱部71を設け、この集熱部71により吸収された熱
をヒートパイプ72を介して放熱部73へと導く構成を
採る。ケース70は、放熱部73を液晶パネル10側の
外殻11bの裏面に設けることを特徴とする。このよう
な構成を採用することで、ノートパソコン2の本体が高
温になることを防止することができる。また、膝に面す
る位置の外殻11aが高温になることを防止することが
できるため、ケース70を膝の上に置いて使用する場合
の便が図られる。なお、緩衝材12a及び12bに熱伝
導性を有する部材を使用しても良い。また、液晶パネル
10に接する位置に集熱部を設け、当該液晶パネル10
において発する熱をヒートパイプを介して放熱部73へ
と導く構成を採用することで、液晶パネル10において
発する熱が緩衝材12b内にこもり、液晶パネル部10
が高温になることを防止することができる。
ース70の断面図である。実施の形態1におけるケース
1と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した説明
は省く。ケース70は、実施の形態5のケース60と同
様に、ヒートパイプを利用するが、放熱部73をケース
70の蓋に設けることを特徴とする。具体的には、外殻
部11aの内側に設けられる緩衝材12a内部に、ノー
トパソコン2のプリント基板14上に実装するCPU1
5の真下、即ち、発熱源の真下であって、ノートパソコ
ン2の本体に接する位置に、熱伝導性を有する金属等の
集熱部71を設け、この集熱部71により吸収された熱
をヒートパイプ72を介して放熱部73へと導く構成を
採る。ケース70は、放熱部73を液晶パネル10側の
外殻11bの裏面に設けることを特徴とする。このよう
な構成を採用することで、ノートパソコン2の本体が高
温になることを防止することができる。また、膝に面す
る位置の外殻11aが高温になることを防止することが
できるため、ケース70を膝の上に置いて使用する場合
の便が図られる。なお、緩衝材12a及び12bに熱伝
導性を有する部材を使用しても良い。また、液晶パネル
10に接する位置に集熱部を設け、当該液晶パネル10
において発する熱をヒートパイプを介して放熱部73へ
と導く構成を採用することで、液晶パネル10において
発する熱が緩衝材12b内にこもり、液晶パネル部10
が高温になることを防止することができる。
【0024】(7)実施の形態7 図8は、ノートパソコン2を収納する実施の形態7のケ
ース80の断面図である。実施の形態1におけるケース
1と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した説明
は省く。ケース80は、外殻であるコンポジット材82
aのノートパソコン2の底部に接する位置に空洞部81
を設け、当該空洞部81の両端に通気口83a及び83
bを設ける。ヒンジ18側の通気口83bには、ファン
84を設ける。ノートパソコン2のプリント基板14上
に実装するCPU15が発する熱は、直接空洞部81に
伝搬する。この空洞部81に伝わった熱は、ファン84
の働きにより通気口83aを介して外部に放出される。
このような構成を採用することで、ノートパソコン2の
本体が高温になることを防止することができる。また、
膝に面する位置の外殻82aが高温になることを防止す
ることができるため、ケース80を膝の上に置いて使用
する場合の便が図られる。なお、同じ構成をコンポジッ
ト材82bに設けても良い。この場合、液晶パネル10
において発する熱によりコンポジット材82bが熱せら
れて、液晶パネル部10が高温になることを防止するこ
とができる。また、上記の理由により、当該コンポジッ
ト材には熱伝導性を有するものを用いることが好まし
い。
ース80の断面図である。実施の形態1におけるケース
1と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した説明
は省く。ケース80は、外殻であるコンポジット材82
aのノートパソコン2の底部に接する位置に空洞部81
を設け、当該空洞部81の両端に通気口83a及び83
bを設ける。ヒンジ18側の通気口83bには、ファン
84を設ける。ノートパソコン2のプリント基板14上
に実装するCPU15が発する熱は、直接空洞部81に
伝搬する。この空洞部81に伝わった熱は、ファン84
の働きにより通気口83aを介して外部に放出される。
このような構成を採用することで、ノートパソコン2の
本体が高温になることを防止することができる。また、
膝に面する位置の外殻82aが高温になることを防止す
ることができるため、ケース80を膝の上に置いて使用
する場合の便が図られる。なお、同じ構成をコンポジッ
ト材82bに設けても良い。この場合、液晶パネル10
において発する熱によりコンポジット材82bが熱せら
れて、液晶パネル部10が高温になることを防止するこ
とができる。また、上記の理由により、当該コンポジッ
ト材には熱伝導性を有するものを用いることが好まし
い。
【0025】(8)実施の形態8 図9は、ノートパソコン2を収納する実施の形態8のケ
ース90の断面図である。実施の形態7におけるケース
80と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した説
明は省く。ケース90は、コンポジット材82a内のノ
ートパソコン2の底部に接する位置に空洞部81を設
け、更に、発熱源であるCPU15の真下の位置に、冷
却装置であるペルチェ素子91を設け、CPU15の発
する熱を強制的に冷却することを特徴とする。このよう
な構成を採用することで、ノートパソコン2の本体が高
温になることを防止することができる。また、膝に面す
る位置のコンポジット材82aが高温になることを防止
することができるため、当該ケース90を膝の上に置い
て使用する場合の便が図られる。なお、同じ構成をコン
ポジット材82bに設けても良い。この場合、液晶パネ
ル10において発する熱によりコンポジット材82bが
熱せられて、液晶パネル部10が高温になることを防止
することができる。また、上記の理由により、当該コン
ポジット材には、熱伝導性を有するものを用いることが
好ましい。
ース90の断面図である。実施の形態7におけるケース
80と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した説
明は省く。ケース90は、コンポジット材82a内のノ
ートパソコン2の底部に接する位置に空洞部81を設
け、更に、発熱源であるCPU15の真下の位置に、冷
却装置であるペルチェ素子91を設け、CPU15の発
する熱を強制的に冷却することを特徴とする。このよう
な構成を採用することで、ノートパソコン2の本体が高
温になることを防止することができる。また、膝に面す
る位置のコンポジット材82aが高温になることを防止
することができるため、当該ケース90を膝の上に置い
て使用する場合の便が図られる。なお、同じ構成をコン
ポジット材82bに設けても良い。この場合、液晶パネ
ル10において発する熱によりコンポジット材82bが
熱せられて、液晶パネル部10が高温になることを防止
することができる。また、上記の理由により、当該コン
ポジット材には、熱伝導性を有するものを用いることが
好ましい。
【0026】(9)実施の形態9 図10は、ノートパソコン2を収納する実施の形態9の
ケース100の断面図である。実施の形態1におけるケ
ース1と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した
説明は省く。ケース100は、ケースの外殻101の内
側に設ける緩衝材102と、液晶パネル10との間に空
隙部103を設けることを特徴とする。この空隙部10
3を設けることで液晶パネル10と緩衝材102との間
には、矢印104で示す幅の空間が形成される。液晶パ
ネル10の発する熱は、この空間より外部に放出され
る。なお、ノートパソコン2の本体が収納される側の構
造は、上記実施の形態1〜8の何れの構成を採用しても
良い。
ケース100の断面図である。実施の形態1におけるケ
ース1と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複した
説明は省く。ケース100は、ケースの外殻101の内
側に設ける緩衝材102と、液晶パネル10との間に空
隙部103を設けることを特徴とする。この空隙部10
3を設けることで液晶パネル10と緩衝材102との間
には、矢印104で示す幅の空間が形成される。液晶パ
ネル10の発する熱は、この空間より外部に放出され
る。なお、ノートパソコン2の本体が収納される側の構
造は、上記実施の形態1〜8の何れの構成を採用しても
良い。
【0027】(10)実施の形態10 図11は、ノートパソコン2を収納する実施の形態10
のケース200の断面図である。実施の形態1における
ケース1と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複し
た説明は省く。ケース200は、外殻201の内側に設
ける緩衝材202と液晶パネル10との間に空隙部20
3を設けると共に、液晶パネル10と外殻201とを連
結する構造部204〜209を設けることを特徴とす
る。上記構造部は、L字状の部材204、部材206,
208、上記各部材を連結するヒンジ部205,20
7、及び、ガイドレール209より構成される。L字状
の部材204は、その一端が液晶パネル10の前面に掛
けられている。なお、このL字状の部材204は、液晶
パネル10に接着されていることが好ましい。L字状の
部材204と部材206は、ヒンジ部205により回転
可能に接続され、かつ、反時計回りの方向に付勢されて
いる。部材206及び部材208は、ヒンジ部207に
より回転可能に接続され、かつ反時計回りの方向に付勢
されている。部材208は、ケースの外殻201にガイ
ドレール209により、図面上下方向にスライド可能な
状態で接続されている。図12は、ケースの蓋を閉めた
状態を示す図である。ケースの蓋を閉める場合には、ヒ
ンジ部205,207により部材206及び208が折
れ曲がり、空隙部203に液晶パネル10が収納され
る。再び、ケースの蓋を開けると、液晶パネル10の前
面にL字状の部材204が引っかかっているため、蓋と
一緒に液晶パネル10を開くことができる。図13は、
ケースの蓋を、部材206及び208が真っすぐに伸び
きるまで開いた状態を示す図である。部材208は、ガ
イドレール209によりケースの外殻201に図面上下
方向にスライド可能な状態で接続されている。このた
め、図示するように、部材206及び部材208が伸び
切っても、更に蓋を開けることができる。図14の
(a)及び(b)は、ガイドレール209近傍の拡大図
である。(a)に示すように、ガイドレール209は、
中空の角柱部材であって、図面左側より右側に向かって
スリット210が設けられている。部材208の線端部
には、スリット210を通過する方向に伸びる棒状部分
211と、スリット210の幅よりも広く、かつ、上記
棒状部分211と直行する方向に伸びる棒状部分212
とを有する。部材208は、当該構成によりガイドレー
ル209に対してスライド可能な状態で接続される。こ
こで、(b)に示すように、ケース200の外殻201
に溝220を設け、ガイドレール209に棒状部材22
1、スライドボタン222を接続し、更に液晶パネル1
0とL字状部材204とを接着した構成を採用しても良
い。ガイドレール209は、ケース200外部に設ける
スライドボタン222により矢印方向にスライドするこ
とができる。ケース200の蓋を閉めた状態で、スライ
ドボタン222と共にガイドレール209を図面右側に
スライドさせて、部材208の棒状部分212をスライ
ドレール209から外せば(図中の点線を参照)、次回
はケース200の蓋だけを開けることができる。更に、
再びケース200の蓋を閉じた状態で、スライドボタン
222を図面左側へとスライドさせて、部材208の棒
状部分212をスライドレール209に引っかければ、
再び、ケース200の蓋と、液晶パネル10とを同時に
開けることができる。なお、ノートパソコン2の本体が
収納される側の構造は、上記実施の形態1〜8の何れの
構成を採用しても良い。
のケース200の断面図である。実施の形態1における
ケース1と同じ構成物には同じ参照番号を付し、重複し
た説明は省く。ケース200は、外殻201の内側に設
ける緩衝材202と液晶パネル10との間に空隙部20
3を設けると共に、液晶パネル10と外殻201とを連
結する構造部204〜209を設けることを特徴とす
る。上記構造部は、L字状の部材204、部材206,
208、上記各部材を連結するヒンジ部205,20
7、及び、ガイドレール209より構成される。L字状
の部材204は、その一端が液晶パネル10の前面に掛
けられている。なお、このL字状の部材204は、液晶
パネル10に接着されていることが好ましい。L字状の
部材204と部材206は、ヒンジ部205により回転
可能に接続され、かつ、反時計回りの方向に付勢されて
いる。部材206及び部材208は、ヒンジ部207に
より回転可能に接続され、かつ反時計回りの方向に付勢
されている。部材208は、ケースの外殻201にガイ
ドレール209により、図面上下方向にスライド可能な
状態で接続されている。図12は、ケースの蓋を閉めた
状態を示す図である。ケースの蓋を閉める場合には、ヒ
ンジ部205,207により部材206及び208が折
れ曲がり、空隙部203に液晶パネル10が収納され
る。再び、ケースの蓋を開けると、液晶パネル10の前
面にL字状の部材204が引っかかっているため、蓋と
一緒に液晶パネル10を開くことができる。図13は、
ケースの蓋を、部材206及び208が真っすぐに伸び
きるまで開いた状態を示す図である。部材208は、ガ
イドレール209によりケースの外殻201に図面上下
方向にスライド可能な状態で接続されている。このた
め、図示するように、部材206及び部材208が伸び
切っても、更に蓋を開けることができる。図14の
(a)及び(b)は、ガイドレール209近傍の拡大図
である。(a)に示すように、ガイドレール209は、
中空の角柱部材であって、図面左側より右側に向かって
スリット210が設けられている。部材208の線端部
には、スリット210を通過する方向に伸びる棒状部分
211と、スリット210の幅よりも広く、かつ、上記
棒状部分211と直行する方向に伸びる棒状部分212
とを有する。部材208は、当該構成によりガイドレー
ル209に対してスライド可能な状態で接続される。こ
こで、(b)に示すように、ケース200の外殻201
に溝220を設け、ガイドレール209に棒状部材22
1、スライドボタン222を接続し、更に液晶パネル1
0とL字状部材204とを接着した構成を採用しても良
い。ガイドレール209は、ケース200外部に設ける
スライドボタン222により矢印方向にスライドするこ
とができる。ケース200の蓋を閉めた状態で、スライ
ドボタン222と共にガイドレール209を図面右側に
スライドさせて、部材208の棒状部分212をスライ
ドレール209から外せば(図中の点線を参照)、次回
はケース200の蓋だけを開けることができる。更に、
再びケース200の蓋を閉じた状態で、スライドボタン
222を図面左側へとスライドさせて、部材208の棒
状部分212をスライドレール209に引っかければ、
再び、ケース200の蓋と、液晶パネル10とを同時に
開けることができる。なお、ノートパソコン2の本体が
収納される側の構造は、上記実施の形態1〜8の何れの
構成を採用しても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明の第1のノートパソコン収納ケー
スは、ケースの外殻部に設ける部材の内、少なくともノ
ートパソコンの底面に接する位置に熱伝導性の部材を用
いることで、ノートパソコンをケースに収納した状態で
使用しても、本体から発せられる熱を上記熱伝導性の部
材で吸収し、これを当該部材全体に拡散した後に、外部
に放出することができる。これによりノートパソコンを
ケースに収納した状態で使用した場合であっても、ノー
トパソコンの本体が高温になることを防止することがで
きる。
スは、ケースの外殻部に設ける部材の内、少なくともノ
ートパソコンの底面に接する位置に熱伝導性の部材を用
いることで、ノートパソコンをケースに収納した状態で
使用しても、本体から発せられる熱を上記熱伝導性の部
材で吸収し、これを当該部材全体に拡散した後に、外部
に放出することができる。これによりノートパソコンを
ケースに収納した状態で使用した場合であっても、ノー
トパソコンの本体が高温になることを防止することがで
きる。
【0029】本発明の第2のノートパソコン収納ケース
は、ケースの外殻部及びその内側に熱伝導性の部材を用
いることで、ノートパソコンをケースに収納した状態で
使用しても、本体から発せられる熱を速やかに外部に放
出することができる。これにより上記使用に際して、ノ
ートパソコンの本体が高温になることを防止することが
できる。
は、ケースの外殻部及びその内側に熱伝導性の部材を用
いることで、ノートパソコンをケースに収納した状態で
使用しても、本体から発せられる熱を速やかに外部に放
出することができる。これにより上記使用に際して、ノ
ートパソコンの本体が高温になることを防止することが
できる。
【0030】本発明の第3のノートパソコン収納ケース
は、ノートパソコン本体を収納する側の外殻部の内側に
設ける部材に、ケースの底部に平行な向きに一端に通気
口を設ける少なくとも1層の空隙部を設けることで、ノ
ートパソコンをケースに収納した状態で使用しても、本
体から発せられる熱を迅速に外部に放出することができ
る。これにより上記使用に際して、ノートパソコンの本
体が高温になることを防止することができる。また、同
時にケースの底部が熱くなるのを防ぐことができ、当該
ノートパソコンを膝の上に置いて使用する場合の使用感
を向上することができる。
は、ノートパソコン本体を収納する側の外殻部の内側に
設ける部材に、ケースの底部に平行な向きに一端に通気
口を設ける少なくとも1層の空隙部を設けることで、ノ
ートパソコンをケースに収納した状態で使用しても、本
体から発せられる熱を迅速に外部に放出することができ
る。これにより上記使用に際して、ノートパソコンの本
体が高温になることを防止することができる。また、同
時にケースの底部が熱くなるのを防ぐことができ、当該
ノートパソコンを膝の上に置いて使用する場合の使用感
を向上することができる。
【0031】本発明の第4のノートパソコン収納ケース
は、ノートパソコンの発熱部で発生する熱をヒートパイ
プを介して外部に放熱する放熱部を設けることで、ノー
トパソコンをケースに収納した状態で使用しても、本体
から発せられる熱を外部に放出することができる。これ
により上記使用に際して、ノートパソコンの本体が高温
になることを防止することができる。
は、ノートパソコンの発熱部で発生する熱をヒートパイ
プを介して外部に放熱する放熱部を設けることで、ノー
トパソコンをケースに収納した状態で使用しても、本体
から発せられる熱を外部に放出することができる。これ
により上記使用に際して、ノートパソコンの本体が高温
になることを防止することができる。
【0032】本発明の第5のノートパソコン収納ケース
は、上記第4の収納ケースであって、放熱部を蓋側に設
けることで、ノートパソコンが高温になるのを防止する
と共に、ケースの底部が熱くなるのを防ぎ、当該ノート
パソコンを膝の上に置いて使用する場合の使用感を向上
することができる。
は、上記第4の収納ケースであって、放熱部を蓋側に設
けることで、ノートパソコンが高温になるのを防止する
と共に、ケースの底部が熱くなるのを防ぎ、当該ノート
パソコンを膝の上に置いて使用する場合の使用感を向上
することができる。
【0033】本発明の第6のノートパソコン収納ケース
は、ケースの外殻部の内側に設ける部材のノートパソコ
ンの底面が接する位置に、一端に通気口、他端にファン
を備える空洞部を設けることで、ノートパソコンをケー
スに収納した状態で使用しても、本体から発せられる熱
を外部に放出することができる。また、上記空洞部を設
けることで、ケースの底部が熱くなるのを防ぎ、当該ノ
ートパソコンを膝の上に置いて使用する場合の使用感を
向上することができる。
は、ケースの外殻部の内側に設ける部材のノートパソコ
ンの底面が接する位置に、一端に通気口、他端にファン
を備える空洞部を設けることで、ノートパソコンをケー
スに収納した状態で使用しても、本体から発せられる熱
を外部に放出することができる。また、上記空洞部を設
けることで、ケースの底部が熱くなるのを防ぎ、当該ノ
ートパソコンを膝の上に置いて使用する場合の使用感を
向上することができる。
【0034】本発明の第7のノートパソコン収納ケース
は、ノートパソコンの発熱部の真下に冷却装置を設ける
ことで、ノートパソコンの本体から局部的に発する熱
を、強制的に冷却し、外部に放出する。これにより、ノ
ートパソコンをケースに収納した状態で使用しても、ノ
ートパソコン本体が高温になるのを防ぐことができると
共に、ケースの底部が熱くなるのを防ぎ、当該ノートパ
ソコンを膝の上に置いて使用する場合の使用感を向上す
ることができる。
は、ノートパソコンの発熱部の真下に冷却装置を設ける
ことで、ノートパソコンの本体から局部的に発する熱
を、強制的に冷却し、外部に放出する。これにより、ノ
ートパソコンをケースに収納した状態で使用しても、ノ
ートパソコン本体が高温になるのを防ぐことができると
共に、ケースの底部が熱くなるのを防ぎ、当該ノートパ
ソコンを膝の上に置いて使用する場合の使用感を向上す
ることができる。
【0035】本発明の第8のノートパソコン収納ケース
は、ケースの外殻部に、反射率が高く、かつ日光のスペ
クトル幅に対して吸収率の低いコーティングを施すこと
で、直射日光によるケースの加熱を防止することができ
る。
は、ケースの外殻部に、反射率が高く、かつ日光のスペ
クトル幅に対して吸収率の低いコーティングを施すこと
で、直射日光によるケースの加熱を防止することができ
る。
【0036】本発明の第9のノートパソコン収納ケース
は、上記第1〜第8のノートパソコン収納ケースであっ
て、ケースの蓋の外殻部の内側に設ける部材に、ノート
パソコンの液晶パネルを備える蓋の部分との間に所定の
間隙を設ける空隙部を備えることで、ノートパソコンの
蓋に備えられる液晶パネルが高温になるのを防ぐことが
できる。
は、上記第1〜第8のノートパソコン収納ケースであっ
て、ケースの蓋の外殻部の内側に設ける部材に、ノート
パソコンの液晶パネルを備える蓋の部分との間に所定の
間隙を設ける空隙部を備えることで、ノートパソコンの
蓋に備えられる液晶パネルが高温になるのを防ぐことが
できる。
【0037】本発明の第10のノートパソコン収納ケー
スは、上記第1〜第9のノートパソコン収納ケースにお
いて、ケースの蓋の開閉に連動して、収納するノートパ
ソコンの蓋を開閉する機構を備えることで、ケースの蓋
と共にノートパソコンの蓋を開けることができ、使用の
便を図ることができる。
スは、上記第1〜第9のノートパソコン収納ケースにお
いて、ケースの蓋の開閉に連動して、収納するノートパ
ソコンの蓋を開閉する機構を備えることで、ケースの蓋
と共にノートパソコンの蓋を開けることができ、使用の
便を図ることができる。
【0038】本発明の第11のノーとパソコン収納ケー
スは、上記第1〜第10のノートパソコン収納ケースに
おいて、ケース本体と蓋との接続部にクラッチ機構を有
するヒンジを用いることで、ケースの蓋を所望の角度に
維持することができる。
スは、上記第1〜第10のノートパソコン収納ケースに
おいて、ケース本体と蓋との接続部にクラッチ機構を有
するヒンジを用いることで、ケースの蓋を所望の角度に
維持することができる。
【図1】 実施の形態1のケースを示す図であり、
(a)は、ケースの斜視図であり、(b)は、ケースの
収納物を示し、(c)は、各収納物を収納した状態を示
す図である。
(a)は、ケースの斜視図であり、(b)は、ケースの
収納物を示し、(c)は、各収納物を収納した状態を示
す図である。
【図2】 実施の形態1のケースにノートパソコンを収
納した状態の断面図である。
納した状態の断面図である。
【図3】 実施の形態2のケースにノートパソコンを収
納した状態の断面図である。
納した状態の断面図である。
【図4】 実施の形態3のケースにノートパソコンを収
納した状態の断面図である。
納した状態の断面図である。
【図5】 実施の形態4のケースにノートパソコンを収
納した状態の断面図である。
納した状態の断面図である。
【図6】 実施の形態5のケースにノートパソコンを収
納した状態の断面図である。
納した状態の断面図である。
【図7】 実施の形態6のケースにノートパソコンを収
納した状態の断面図である。
納した状態の断面図である。
【図8】 実施の形態7のケースにノートパソコンを収
納した状態の断面図である。
納した状態の断面図である。
【図9】 実施の形態8のケースにノートパソコンを収
納した状態の断面図である。
納した状態の断面図である。
【図10】 実施の形態9のケースにノートパソコンを
収納した状態の断面図である。
収納した状態の断面図である。
【図11】 実施の形態10のケースにノートパソコン
を収納した状態の断面図である。
を収納した状態の断面図である。
【図12】 実施の形態10のケースを閉じた状態の断
面図である。
面図である。
【図13】 実施の形態10のケースを全開した場合の
状態の断面図である。
状態の断面図である。
【図14】 (a)及び(b)は、実施の形態10のケ
ースのガイドレール付近の拡大図である。
ースのガイドレール付近の拡大図である。
【図15】 従来のケースにノートパソコンを収納した
状態の断面図である。
状態の断面図である。
1,30,40,50,60,70,80,90,10
0,200 ケース、2ノートパソコン、10 液晶パ
ネル、11a,11b 外殻、12a,12b,27
a,27b 緩衝材、13a,13b 熱伝導性シリコ
ンラバー、14プリント基板、15 CPU、20a,
20b,21a,21b,82a,82b93a,93
b コンポジット材、22a,22b 空隙部、23
a,23b通気口、26 コーティング材、61,71
集熱部、62,72 ヒートパイプ、63,73 放
熱部、83 ファン、102,203 間隙部
0,200 ケース、2ノートパソコン、10 液晶パ
ネル、11a,11b 外殻、12a,12b,27
a,27b 緩衝材、13a,13b 熱伝導性シリコ
ンラバー、14プリント基板、15 CPU、20a,
20b,21a,21b,82a,82b93a,93
b コンポジット材、22a,22b 空隙部、23
a,23b通気口、26 コーティング材、61,71
集熱部、62,72 ヒートパイプ、63,73 放
熱部、83 ファン、102,203 間隙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中岡 邦夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 ノートパソコンを収納するケースであっ
て、 ケースの外殻部の内側に設ける部材の内、少なくともノ
ートパソコンの底面に接する部材を熱伝導性の高い材料
で形成したことを特徴とするノートパソコン収納ケー
ス。 - 【請求項2】 ノートパソコンを収納するケースであっ
て、 ケースの外殻部及びその内側に熱伝導性の部材を用いる
ことを特徴とするノートパソコン収納ケース。 - 【請求項3】 請求項2に記載するノートパソコン収納
ケースにおいて、 ケースの外殻部の内側に設ける部材であって、ノートパ
ソコン本体を収納する側の部材に、ケース底部に平行な
向きに、一端に通気口を備える、少なくとも1層の空隙
部を設けることを特徴とするノートパソコン収納ケー
ス。 - 【請求項4】 ノートパソコンを収納するケースであっ
て、 ケースの外殻部の内側に設ける部材内に、ノートパソコ
ンの発熱部に当接する集熱部と、集熱部において集めら
れた熱を伝搬するヒートパイプと、ヒートパイプに接続
され、ケース外部に熱を放出する放熱部とを備えること
を特徴とするノートパソコン収納ケース。 - 【請求項5】 請求項4に記載されるノートパソコン収
納ケースであって、 上記放熱部は、ケースの蓋側に設けられることを特徴と
するノートパソコン収納ケース。 - 【請求項6】 ノートパソコンを収納するケースであっ
て、 ケースの外殻部の内側に設ける部材のノートパソコンの
底面が接する位置に、空洞部を有し、当該空洞部は、通
気口、及び、上記通気口を介して内部の空気を外部に排
出するファンを備えることを特徴とするノートパソコン
収納ケース。 - 【請求項7】 請求項6に記載するノートパソコン収納
ケースにおいて、 上記空洞部内において、ノートパソコンの発熱部の真下
に冷却装置を設けることを特徴とするノートパソコン収
納ケース。 - 【請求項8】 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の
ノートパソコン収納ケースにおいて、 ケースの外殻部に、反射率が高く、かつ日光のスペクト
ルに対して吸収率の低いコーティングを施したことを特
徴とするノートパソコン収納ケース。 - 【請求項9】 請求項1乃至請求項8の何れかに記載の
ノートパソコン収納ケースにおいて、 ケースの蓋の外殻部の内側に設ける部材に、ノートパソ
コンの液晶パネルを備える蓋の部分との間に所定の間隙
を設ける空隙部を備えることを特徴とするノートパソコ
ン収納ケース。 - 【請求項10】 請求項1乃至請求項9の何れかに記載
のノートパソコン収納ケースにおいて、 ケースの蓋の開閉に連動して、収納するノートパソコン
の蓋を開閉する機構を備えることを特徴とするノートパ
ソコン収納ケース。 - 【請求項11】 請求項1乃至請求項10の何れかに記
載のノートパソコン収納ケースにおいて、 ケース本体と蓋との接続部にクラッチ機構を有するヒン
ジを用いることを特徴とするノートパソコン収納ケー
ス。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9075178A JPH10262719A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | ノートパソコン収納ケース |
US09/047,995 US5992155A (en) | 1997-03-27 | 1998-03-26 | Notebook computer storage case |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9075178A JPH10262719A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | ノートパソコン収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10262719A true JPH10262719A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13568703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9075178A Pending JPH10262719A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | ノートパソコン収納ケース |
Country Status (2)
Country | Link |
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US (1) | US5992155A (ja) |
JP (1) | JPH10262719A (ja) |
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