JPH10262211A - 情報再生装置及び再生方法 - Google Patents

情報再生装置及び再生方法

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JPH10262211A
JPH10262211A JP9066870A JP6687097A JPH10262211A JP H10262211 A JPH10262211 A JP H10262211A JP 9066870 A JP9066870 A JP 9066870A JP 6687097 A JP6687097 A JP 6687097A JP H10262211 A JPH10262211 A JP H10262211A
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Yoshinori Shimizu
義則 清水
Akira Hasegawa
亮 長谷川
Kimika Mizuno
公嘉 水野
Takayuki Ishida
隆行 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先の多重化再生情報の最後と、それに続くべ
き次の多重化再生情報の先頭は別の再生単位であるの
で、シームレスな再生は困難であった。 【解決手段】 コントローラ14は、ユーザからユーザ
インターフェース15を介して、所定の再生単位の上記
多重化情報信号に、他の多重化情報信号を切れ目無く接
続して再生したいという要求があるときには、デマルチ
プレクサ5の切り替わり時刻から、ビデオデコーダ7が
ビデオデータを再生出力する時刻までの時間長さを検出
し、この時間長さに応じてオーディオデコーダ11の復
号を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化された映像
信号と符号化された副映像信号又は音声信号とにより形
成された多重化情報信号を再生する情報再生装置及び再
生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ/ビデオ/データを統合的に
扱うため、近年では、MPEG(Moving Picture Exper
ts Group)方式による情報圧縮技術(以下、単にこの圧
縮技術をMPEGという。)が広く使われるようになっ
た。特に、このMPEGでは、ビデオ、オーディオ、デ
ータを同期化して多重化するのが重要となる。また、同
期をとって再生するのも重要となる。
【0003】このMPEGを用いたシステムとしては、
任意の数のビデオ、オーディオ等の個別の符号化ストリ
ームを多重化して1組のプログラムとして1本化された
ストリームを構成するMPEG1システムと、同様に一
つのプログラムを構成したプログラムストリーム(Prog
ram Stream:PS)を用いるのと、トランスポートスト
リーム(Transport Stream:TS)と呼ばれる複数のプ
ログラムを用いるMPEG2システムがある。
【0004】ここで、上記MPEG2システムによって
符号化され多重化されて生成されたPSが記録された記
録媒体から一つのPSを再生するだけであればビデオ/
オーディオ/データ用の各デコーダを備えた再生装置を
用い、一つのPS内での同期のずれを制御して再生を行
えばよい。
【0005】上記一つのPSを形成しているビデオやオ
ーディオ等の各アクセスユニットと呼ばれる復号再生の
単位毎には、いつ復号再生すべきかを示すタイムスタン
プと呼ばれる時刻管理情報が付加されており、このタイ
ムスタンプに応じてデコーダではデコードの制御を行っ
ている。タイムスタンプには、プレゼンテーションタイ
ムスタンプ(Presentation Time Stamp:PTS)と呼
ばれる再生出力の時刻管理情報と、デコーディングタイ
ムスタンプ(Decoding Time Stamp:DTS)と呼ばれ
る復号の時刻管理情報がある。実際に、ビデオやオーデ
ィオ等のデコーダでは、上記PTSやDTSを現在のシ
ステムタイムクロック(System Time Clock:STC)
と呼ばれる基準時刻情報と比較して、一致したらデコー
ドや表示を開始している。
【0006】上記ビデオやオーディオ等のデコーダの前
には、上記記録媒体から読み出したPSをビデオやオー
ディオに分離するためのデマルチプレクサが設けられて
いるが、このデマルチプレクサでは、複数のパケットを
束ねた各パックのシステムクロックリファレンス(Syst
em Clock Reference:SCR)と呼ばれるシステム時刻
基準参照値を現在の上記STCと比較して、上記STC
が上記SCRに等しくなったら、該当するパックを上記
各デコーダへ転送する。
【0007】こうすることにより、このデマルチプレク
サは、各デコーダのコードバッファをオーバーフローや
アンダーフローさせることなく、上記ビデオやオーディ
オ等のデータを供給することができ、各デコーダはデコ
ード処理を滞りなく行うことができる。しかし、この方
法では、全てのパックで上記SCRと上記STCを比較
しなければならないので、回路規模が大きくなる。
【0008】そこで、上記SCRと上記STCを比較す
ることなく、デマルチプレクサが各デコーダへ上記ビデ
オやオーディオ等のデータを供給する方法が本件出願人
により既に特願平3−230975号公報により開示さ
れている。この方法では、上記各デコーダのコードバッ
ファがフル(一杯)になったかどうかの信号をデマルチ
プレクサに送り、その信号がフルを示さない限り、デマ
ルチプレクサはデータを送るようにすることで、コード
バッファをオーバーフローさせることなくデータを供給
できる。
【0009】この方法によれば、上記SCRと上記ST
Cを比較する回路が不要となるばかりか、オーディオギ
ャップと呼ばれるようなオーディオストリームの不連続
点の取り扱いを、簡単な回路構成で、かつより高い品質
で行うことを可能とする。
【0010】ところで、最近、コンパクトディスクの約
7倍にあたる4.7ギガバイト(GB)を片面1層記録
で、また片面2層では8.5GB、等の大容量記録を可
能にした光ディスクがディジタルビデオディスク(DV
D)という名称で発表され、普及され始めている。
【0011】この大容量記録光ディスクでは、上記一つ
のPSを情報信号の一つの再生単位としている。この再
生単位をビデオオブジェクト(Video Object:VOB)
と呼ぶ。すなわち、一つのPSにより一つのVOBを形
成している。このVOBは複数のセル(Cell)に分割さ
れている。このセルはプログラムチェインインフォメー
ション(Program Chain Information:PGCI)と呼
ばれる再生コントロール情報により、再生順序を制御さ
れる。すなわち、PGCIには、複数のセルの再生順序
等が記されている。
【0012】一つのVOBは一つのPSであるので、上
記大容量記録光ディスクに記録された一つのVOBを再
生するだけであれば、同じVOBの中における連続する
セルとセルを上記PGCIにしたがってシームレスに再
生することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記大容量
記録光ディスクには、その大容量記録という長所を生か
して、一つの映像の場面に対して、例えばカメラのアン
グルを変えたような他の複数の映像を記録したり、複数
のストーリーを予め収録しておき記録することが可能と
なり、見る人に場面に応じて好みの映像又はストーリー
をいわゆるマルチアングルやマルチストーリー機能によ
り選択させることができるようになった。
【0014】この場合、上記VOBを再生する装置に用
いられるビデオやオーディオ等のデコーダには、異なっ
たVOBを切れ目なく、すなわちシームレス(Seamles
s)にデコードするため、他のVOBへの繋ぎ目での同期
のずれを制御する機能が必要とされる。
【0015】しかし、先のVOBの最後のセルと、それ
に続くべき次のVOBの先頭のセルは別のPSであるの
で、シームレスな再生は困難であった。
【0016】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、情報信号の異なった再生単位間の切れ目の無い
再生を簡単な構成で実現する情報再生装置及び方法の提
供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報再生装
置は、上記課題を解決するために、所定の再生単位の多
重化情報信号に、他の多重化情報信号を切れ目無く接続
して再生するときには、分離手段の切り替わり時刻か
ら、映像復号手段が映像信号を出力する時刻までの時間
長さを検出し、この時間長さに応じて符号化副映像信号
の復号を制御する。
【0018】また、本発明に係る情報再生方法は、上記
課題を解決するために、所定の再生単位の多重化情報信
号に、他の多重化情報信号を切れ目無く接続して再生す
るときには、分離の切り替わり時刻から、上記映像信号
を出力する時刻までの時間長さを検出し、この時間長さ
に応じて符号化副映像信号の復号を制御する。
【0019】また、本発明に係る情報再生装置は、上記
課題を解決するために、所定の再生単位の多重化情報信
号に、他の多重化情報信号を切れ目無く接続して再生す
るときには、分離手段の切り替わり時刻から、映像復号
手段が映像信号を出力する時刻までの時間長さを検出
し、この時間長さに応じて符号化音声信号の復号を制御
する。
【0020】また、本発明に係る情報再生方法は、上記
課題を解決するために、所定の再生単位の多重化情報信
号に、他の多重化情報信号を切れ目無く接続して再生す
るときには、分離の切り替わり時刻から、上記映像信号
を出力する時刻までの時間長さを検出し、この時間長さ
に応じて符号化音声信号の復号を制御する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報再生装置
及び方法の実施の形態について図面を参照しながら説明
する。
【0022】この実施の形態は、MPEG(Moving Pic
ture Experts Group)2方式による情報圧縮技術(以
下、単にこの圧縮技術をMPEG2という。)によりオ
ーディオ/ビデオ等の信号が圧縮符号化されて記録され
ているディジタルビデオディスク(DVD)のような大
容量光ディスクを再生する大容量光ディスク再生装置
(以下、DVD再生装置という。)である。特に、ここ
で用いるDVDは、符号化されたビデオ信号と符号化さ
れた副映像信号であるサブピクチャ(Sub Picture:S
P)と符号化されたオーディオ信号とを多重化した状態
で記録している。
【0023】上記DVD再生装置は、図1に示すよう
に、上記DVD1からRF信号を再生するピックアップ
2と、このピックアップ2により再生されたRF信号が
供給されてこのRF信号の2値化処理等をするRF回路
3と、RF回路3からの再生データが供給されエラー訂
正等のデコード処理をするデータデコーダ4と、データ
デコーダ4によりデコード処理がされた再生データを符
号化ビデオデータ,符号化SPデータ及び符号化オーデ
ィオデータに振り分けるデマルチプレクサ5と、このデ
マルチプレクサ5からの符号化ビデオデータを一時的に
記憶するコードバッファ6と、このコードバッファ6か
らの符号化ビデオデータを復号化、ここでは伸長するビ
デオデコーダ7と、デマルチプレクサ5からの符号化S
Pデータを一時的に記憶するコードバッファ8と、この
コードバッファ8からの符号化SPデータを復号化する
SPデコーダ9と、デマルチプレクサ5からの符号化オ
ーディオデータを一時的に記憶するコードバッファ10
と、コードバッファ10からの符号化オーディオデータ
を復号するオーディオデコーダ11とを備えている。
【0024】また、このDVD再生装置は、復号化され
たビデオデータとSPデータとをSPデコーダ9から受
け取り、NTSC信号又はPAL信号に変換するデジタ
ル/NTSC,PAL変換回路(以下、単にNTSC変
換回路という。)12と、オーディオデコーダ11から
の復号化されたオーディオデータが供給され、アナログ
信号に変換するデジタル/アナログ変換回路(以下、単
にD/A変換回路という。)13も備える。
【0025】さらに、このDVD再生装置は、ピックア
ップ2,RF回路3,データデコーダ4,デマルチプレ
クサ5,ビデオデコーダ7,SPデコーダ9,オーディ
オデコーダ11,NTSC変換回路12及びD/A変換
回路13を制御するコントローラ14と、このコントロ
ーラ14とユーザーの操作入力を媒介するユーザインタ
ーフェース15と、コントローラ14のデータ記憶部と
なるメモリ16とを備える。
【0026】そして、このコントローラ15は、ユーザ
からユーザインターフェース15を介して、所定の再生
単位の上記多重化情報信号に、他の多重化情報信号を切
れ目無く接続して再生したいという要求があったとき
に、上記デマルチプレクサ5の切り替わり時刻から、ビ
デオデコーダ7がビデオデータを出力する時刻までの時
間長さを検出し、この時間長さに応じてSPデコーダ9
の復号を制御する。
【0027】また、コントローラ14は、ユーザからユ
ーザインターフェース15を介して、所定の再生単位の
上記多重化情報信号に、他の多重化情報信号を切れ目無
く接続して再生したいという要求があるときには、デマ
ルチプレクサ5の切り替わり時刻から、ビデオデコーダ
7がビデオデータを再生出力する時刻までの時間長さを
検出し、この時間長さに応じてオーディオデコーダ11
の復号を制御する。
【0028】上記DVDは、図2に示すように、例え
ば、映画の1作品等の単位とされるVideo Object Set
(以下、VOBSという。)単位で記録されている。こ
のVOBSは、複数のVideo Object(以下、VOBとい
う。)から構成されている。DVDでは、例えば、1つ
の映画を複数のスト−リ−展開で見ることができるマル
チスト−リといったフォ−マットを備えており、このよ
うな機能はこのVOBごとで異なるスト−リ展開にな
る。
【0029】このVOBは、複数のセル(Cell)に
より構成される。Cellは、例えば映画における1シ
−ン等の単位となる。すなわち、この1シ−ン毎の組み
合わせがVOBとなり、この組み合わせの違いにより上
記マルチスト−リ機能等を構成する。マルチストーリ機
能とは、あらかじめDVDに複数のストーリを記録して
おき、視聴者が再生中に表示されるメニューでストーリ
展開などを選べる機能である。
【0030】セルは、複数のVideo Object Unit(VO
BU)により構成されている。VOBUは、動画像で
0.8から1.2秒の単位であり、MPEG2のフォー
マットにおけるGroupof Pictures(以下、GOPとい
う。)を含んでいる。なお、Cellは、再生順にDV
D上に記録されていない場合が多く、そのためCell
の再生順、記録位置等に関する情報は、DVD上のPG
CI(Program Chane Information)に記録されてい
る。
【0031】また、VOBUは、制御情報データである
ナビゲーションパック(NV_PCK;以下、ナビパッ
クという。)、音声パック(A_PCK)、副映像パッ
ク(SP_PCK)6及びMPEG2方式によって圧縮
符号化された映像データからなる映像パック(V_PC
K)より構成される。
【0032】ここで、ナビパックは、パックヘッダと、
システムヘッダと、PCIパケット(Presentation Con
trol Information Paket;PCI_PKT)と、DSI
パケット(Data Search Information Paket;DSI_
PKT)とから構成される。
【0033】PCIパケットには、PCI General In
formation(PCI_GI)と呼ばれる映像データの複数
の再生制御情報が含まれる。
【0034】また、DSIパケットには、各データの複
数のデータサーチ情報が含まれる。とくに、先のVOB
とそれに続くVOBをシームレスに再生する際には、Se
amless Playback Information(SML_PBI)が使わ
れる。このSML_PBIには、VOBのビデオのスタ
ートの再生時刻を示すVOB_V_S_PTMと、VOBのビデオ
のエンドの再生時刻を示すVOB_V_E_PTMがある。
【0035】ところで、上記DVDでは、異なる上記V
OBを再生する際には、フォーマット上、エクステンデ
ットシステムターゲットデコーダ(Extended System Ta
rgetDecoder:E−STDと略す)と呼ばれるモデルを
導入し、シームレス再生を行えるようにしている。
【0036】例えば、今、先のVOBをプリシーディン
グ(Preceding)VOBとし、これに続くべきVOBを
サクシーディング(Succeding)VOBとすると、上記
E−STDモデルでは、プリシーディングVOBとサク
シーディングVOBとをシームレスに再生し、マルチア
ングルやマルチストーリーを実現していることになる。
【0037】このE−STDモデルを図3に示す。な
お、この図3では、上記図1の各部と同じ構成の各部に
は同符号を付し説明を省略する。E−STDモデルは、
切り替え制御器20により、上記SCRによりイニシャ
ルされたSTC(STC initialvalueと記す)と、STC
オフセット(STC offsetと記す)とを使って、STCの
値を適宜に切り替えて、ビデオデコーダ7、SPデコー
ダ9、オーディオデコーダ11から復号化されたデータ
を出力させ、上記プリシーディングVOBとサクシーデ
ィングVOBとを接続している。
【0038】プリシーディングVOBを再生している期
間、ビデオデコーダ7、SPデコーダ9、オーディオデ
コーダ11では、上記STC initial valueに応じてデコ
ードを行っているが、サクシーディングVOBに切り替
わった後には、上記STC initial valueから上記STC
オフセットを引いた値に従ってデコーダを行う。
【0039】ここで、STCオフセットとは、上記プリ
シーディングVOBのエンドの時刻VOB(pre)_V_E_PTMと
サクシーディングVOBのスタートの時刻VOB(suc)_V_S
_PTMとの差分によって得られる値である。
【0040】ここで、図4に示すように、デマルチプレ
クサ5のプリシーディングVOBからサクシーディング
VOBへの切り替えタイミングをT1’とし、オーディ
オの再生出力タイミング(PTS)をT2、ビデオのデ
コードタイミング(DTS)をT3、ビデオの再生出力
タイミング(PTS)をT4とし、プリシーディングV
OBからサクシーディングVOBへの切り替わりタイミ
ングを考えると、上記E−STDモデルでは、T1タイ
ミングからT4及びT2タイミングを過ぎるまでの期間
は、デマルチプレクサ5や各デコーダ7,9及び11が
参照するSTCが異なることになる。また、VOBの先
頭パックのナビパックでは上記SCRの値は0となる。
【0041】デマルチプレクサ5は、T1’タイミング
からサクシーディングVOBのSTCに移っていくが、
例えばビデオデコーダ7のコードバッファ6には3ピク
チャ位前のデータが入っているので、T1’タイミング
ではまだデコードが始まっていない。T3タイミングに
なって初めてデコードが始まる。また、MPEG方式で
は、最初の符号化ピクチャはIピクチャであり、実際に
再生出力がサクシーディングVOBに切り替わるのは上
記T3タイミングから1フレーム分の時間が経過したT
4タイミングとなる。オーディオのサクシーディングV
OBへの切り替わりタイミングもオーディオデコーダ1
1のコードバッファ10により上記T1’タイミングと
は異なるタイミングT2となる。ここで、サブピクチャ
SPの切り替えタイミングは、ビデオの切り替わりタイ
ミングT4と同じになる。
【0042】このため、このE−STDモデルでは、上
述したように異なるSTCがタイミングT1’以後次々
に検出されることになり、以下のような問題が生じてし
まう。
【0043】先ず、サブピクチャユニットSPの再生時
の問題について図5を用いて説明する。
【0044】VOB中のSPユニットのPTSの最小値
は、図5に示したVOB_V_S_PTM以上であることがフォー
マット上決まっている。また、プリシーディングVOB
がサクシーディングVOBとシームレス接続される場合
には、プリシーディングVOB中のSPユニットのPT
Sの最大値はプリシーディングVOBの最後のパックの
SCRより小さくなければならないとも規定されてい
る。また、上記PTSの最大値は、上記T1’タイミン
グより小さく、またSTCオフセット以下となる。
【0045】ここで、説明の簡略化のため、STCがS
TCオフセットとなるタイミングをT1’タイミングと
する。
【0046】このT1’タイミングより以前にSPデコ
ーダ9が検出したSPユニットは、プリシーディングV
OBの再生中にデコーダされるべきものであり、そのユ
ニットのPTSがSTCに一致したときにデコードを開
始すればよい。
【0047】また、T4タイミング以降にSPデコーダ
が検出したユニットは、サクシーディングVOBの再生
中にデコードされるべきものであり、STCもT4タイ
ミングにおいて、サクシーディングの時刻を示すように
なっているので、そのユニットのPTSがSTCに一致
したときにデコード開始すればよい。
【0048】ここで、図5において、T1’〜T4期間
中にSPデコーダが検出したSPユニットに関しては、
上述した「プリシーディングVOB中のSPユニットの
PTSの最大値はSTCオフセットより小さい」という
条件より、プリシーディングVOBの最中にデコードす
るものではなく、サクシーディングVOBの最中にデコ
ードするべきものである。
【0049】しかし、このT1’〜T4期間中にもサク
シーディングVOBのSPユニットは図5に示すように
SPデコーダ9に供給されており、そのユニットのPT
SがSTCオフセット以上プリシーディングVOBのエ
ンドの時刻VOB(pre)_V_E_PTM以下である場合、T1’〜
T4期間中にそのユニットのPTSとSTCが一致して
しまい、上記E−STDモデル通りに処理すると、本来
のタイミングよりもかなり早いタイミングでデコードを
行ってしまい、再生出力による表示を行ってしまう。
【0050】また、このE−STDモデルを図6に示す
ように、各デコーダ7,9及び11のコードバッファ
6,8及び10がフル(一杯)になったかどうかの信号
をデマルチプレクサ5に送り、その信号がフルを示さな
い限り、デマルチプレクサ5はデータを送るようにする
システムに適用した際には、図5に示すようにT1’タ
イミングより早くサクシーディングVOBがデマルチプ
レクスされることになり、E−STDモデルにおけるT
1’タイミングまでにSPデコーダが検出したユニット
がどちらのVOBで再生すべきか分からなくなってしま
う。
【0051】また、E−STDモデルでは、オーディオ
の再生や、オーディオストリームを切り替える場合にも
問題が生じる。
【0052】オーディオにおけるVOBの境界タイミン
グであるT2タイミングは、情報としてVOBのどこに
も書かれていない。このタイミングを検出できない場
合、オーディオギャップの処理のタイミングが分からな
かったり、ビデオの同期ずれの検出や、ポーズや正方向
コマ送り後の通常再生へのAV同期をとった復帰ができ
なくなる。
【0053】特に、リニアオーディオを再生している際
に、オーディオギャップがある場合、そのギャップを正
しく処理しないと異音が発生する可能性がある。
【0054】もし、なんからの方法でT2タイミングを
検出できたとしても、T1’〜T2期間にオーディオス
トリームの切換をする場合、コードバッファ10のクリ
アを行ったり、各オーディオストリームの多重化の自由
度による不連続性により、モデル上のT2タイミングそ
のものがなくなってしまう。すると、切り替え後にオー
ディオとビデオの同期が取れた再生をすることができな
くなる。
【0055】さらに、ビットレートが低い場合にも上記
E−STDモデルには問題が生じる。標準的なモデルの
再生装置においては、トラックバッファにデータを取り
込む際に上記DSIを検出したら、上記E−STD接続
の処理に必要な情報VOB(suc)_V_S_PTMや、VOB(pre)_V_E
_PTMを取り出し、それらの情報を基にしてT1’やT4
等の処理を行うようになっている。
【0056】ビットレートがある程度以上高い場合、そ
れらの情報は1つ保持するだけでよいが、データデコー
ダ4に内蔵されるトラックバッファや各コードバッファ
の中にE−STD接続点が2つ以上存在する程度以下ま
でビットレートが低い場合が有り得る。この場合、トラ
ックバッファでデータを取り込む際に検出したDSIか
らそれらの情報をRAMやFIFO等に保持しておき、
デマルチプレクサ5にそのVOBが到達した時に取り出
す等の仕組みが必要となる。トラックバッファには、V
OBがいくつか入ってもよいので、再生装置としては、
VOBが入り得るだけのRAMやFIFO等が必要とな
り、回路規模が大きくなる。
【0057】また、DSIにはオーディオギャップの情
報もあり、この情報を保持するためのRAMやFIFO
等及びそれらの情報を伝達するための仕組みも必要とな
る。
【0058】そこで、上記図1に示した実施の形態とな
るDVD再生装置では、以下に説明するような方法で上
記E−STDモデルによる問題点を解決している。
【0059】先ず、コントローラ14は、T1’〜T4
期間に現在のSTCより大きく、VOB(pre)_V_E_PTMより
小さなPTSを持つユニットが検出された場合、SPデ
コーダ9を制御して、図7に示すように、E−STDモ
デル通りにデコードしないようにする。
【0060】具体的には、図8に示すフローチャートの
ように、ステップS1でデマルチプレクサがVOBの中
にナビパックを発見したら、ステップS2でデータ転送
を止めるようにする。また、デマルチプレクサにおい
て、上記DSIの情報をとれるようにし、上記PGCI
のC_PBITのアドレス情報とNV_PCK_LBN等の情報を用い
て、現在のセルの先頭か否か、またセルの先頭ならば直
前のセルとの接続がE−STD接続かどうかをステップ
S3で判断する。ここで、セルの途中や、セルの先頭で
あるが直前のセルとの接続が単に同じVOB内での接続
であるならば、ステップS4に示すように、すぐにデー
タ転送を再開するようにする。
【0061】また、現在のセルが同じVOBUのままで
あることを指定されていたり、セルの先頭であるが直前
のセルとの接続がノンシームレス接続であるならば、各
デコーダが今まで転送したデータを再生し終わるまでデ
マルチプレクサは止まっているようにする。
【0062】上記ステップS3でYESと判断、すなわ
ち現在のセルがVOBの先頭であり、かつ直前のセルと
の接続がE−STD接続ならば、ステップS5に示すよ
うに、データ転送をデマルチプレクサが再開するタイミ
ングであるT1’の時刻を上記DSIから取り出して計
算し、STC==T1’タイミング==STCオフセッ
ト==VOB(pre)_V_E−VOB(suc)_V_S_PTMになるまで待
ち、データ転送を再開するようにする。また、データ転
送を再開した際に、ステップS6のようにT1’−T4
期間情報(フラグ)とT1’−T2期間情報(フラグ)
をセットし、sucVOB情報(フラグ)もセットする。
【0063】このようにすれば、デマルチプレクサ5で
E−STD接続かどうかの判断、及びその再スタートタ
イミング等の制御をすることで、データデコーダ4内の
トラックバッファからRAMやFIFOに情報をとって
おく必要がなくなり、回路規模を小さくできる。すなわ
ち、低ビットレートのビットストリームを再生する際の
問題を解決できる。
【0064】また、コントローラ14は、図9のフロー
チャートのように、ステップS11でT1’−T4期間
情報(フラグ)がセットされ、かつSTC==VOB(pre)
_V_E_PTMになるか否かを判断し、ここでYESと判断す
ると、ステップS12に進みSTC==VOB(suc)_V_S_P
TMとして、T1’−T4期間情報(フラグ)をリセット
する。SPデコーダは、図10のフローチャートのよう
に、ステップS21でT1’−T4期間情報を用い、T
1’−T4期間情報がセットされている間はユニットの
デコード開始を行わないようにすることで、ステップS
22のように本来のタイミング通りにデコード、表示を
するようにする。これにより、SPユニットの再生に関
して生じる問題を解決できる。
【0065】また、図6に示すように、各コードバッフ
ァ6,8及び10がフルかどうかの信号によりデマルチ
プレクサ5がデータ転送を開始する方法の場合には、図
11に示すように、E−STD接続の最初だけE−ST
Dモデル通り、STCの値にしたがってデマルチプレク
サ5にデマルチプレクスすれば、それ以外のパックをデ
マルチプレクスしたとしても、これからデコードしよう
とするSPユニットがどちらのVOBで再生すべきか分
からなくなることを避けることができる。これにより、
デマルチプレクサ5の転送を各コードバッファの容量に
基づいて制御するタイプの再生装置の問題を解決でき
る。
【0066】また、オーディオギャップなどの処理を適
切なタイミングで行えるようにするには、PTSが不連
続になるT2タイミングを認識すればよい。具体的に
は、PTSを、デマルチプレクサ5を通して毎回監視
し、直前のPTSより今回のPTSが小さくなるタイミ
ングを見極める。そして、PTSが不連続であるか否か
を判断する。なお、各エレメンタリストリーム毎にVO
Bの先頭のパケットにセットされるPES_extention_flag
により見極めるようにしてもよい。そして、デマルチプ
レクサに直後に現れる各エレメンタリストリームの先頭
を発見したらコントローラ14や各デコーダ等に知らせ
るような機能を持たせ、その機能をE−STD接続のV
OBの先頭を検出したときに動作させるようにする。
【0067】また、オーディオに関する問題に対して
は、図12及び図13に示すフローチャートのように処
理を施してもよい。すなわち、ステップS31でストリ
ーム切り替えを行うか否かを判断し、行うとなれば、ス
テップS32でコードバッファをクリアする。そのこと
によりPTSの不連続を検出できなくなるところを、デ
マルチプレクサ5にステップS33でPTSを持つフレ
ームを待たせ、ステップS34でサクシーディングVO
Bのデータ転送を開始する際にセットするsuc VOB情
報を検出したら、ステップS35でsuc VOBフラグ
と、T1’−T2フラグをリセットし、クリアしたコー
ドバッファ内にPTSの不連続点、つまりT2タイミン
グがあったかどうかをオーディオデコーダ11に分から
せることができ、ひいてはAV同期管理やオーディオギ
ャップ等の処理を正しいタイミングで処理できるように
なる。
【0068】デマルチプレクサ5がsuc VOB情報をセ
ットし、オーディオデコーダ11がこの情報を用いる代
わりに、ステップS36でPTSを持つフレームを待た
せ、ステップS37でPTSの不連続点を検出したら、
T2タイミングを認識するまではミュートだけして、実
際のストリーム切り替えはT2タイミングを検出してか
ら行ってもよい。このように、T1−T2タイミング期
間情報及びsuc VOB情報は、オーディオデコーダ11
でT2タイミングを認識できたタイミングでリセットで
きる。
【0069】そして、図13に示すような、ステップS
39〜ステップS41で各期間を判断し、ステップS4
2〜ステップS45でそれぞれのオフセット値を求めれ
ば、ステップS46のようにAV同期ずれ検出、ストリ
ーム切り替え中ならば再スタート、またオーディオギャ
ップ処理等が可能になる。
【0070】こういった現在のセルと直前のセルとの接
続方法、デマルチプレクサ再スタートタイミングの計算
及び制御、各種フラグのセット/リセット等の制御をコ
ントローラ14を介して行うのではなく、デマルチプレ
クサ5、SPデコーダ9やオーディオデコーダ11等の
各デコーダで行うようにしてもよい。
【0071】なお、T1’−T4期間及びT1’−T2
期間中にその次のE−STDのT1’タイミングがくる
ことはあり得ない。なぜならば、フォーマット上プリシ
ーディングVOBのビデオ再生時間(VOB_V_E_PTM-VOB_
V_S_PTM)は1.5秒以上であり、MPEG2システム
及びフォーマットからT1’−T2期間及びT1’−T
3期間は1秒以下であり、T3−T4期間は3フィール
ド以下であるからである。
【0072】したがって、T1’−T4期間及びT1’
−T2期間情報のセット及びリセットは1対1である。
これらの情報のセット及びリセットが1対1であるの
で、E−STD接続を続けて処理することも可能とな
る。
【0073】
【発明の効果】以上、本発明によれば、DVDのフォー
マット上で規定された上記E−STDモデルがシームレ
ス再生時に生じさせる副映像デコード時の問題、オーデ
ィオデコード時の問題、ビットレート低下時の問題を解
決して、情報信号の異なった再生単位間の切れ目の無い
再生を簡単な構成で実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態となるDVD再生装置のブ
ロック図である。
【図2】DVD上の記録フォーマット図である。
【図3】シームレス再生を行う、フォーマット上規定さ
れたE−STDモデルのブロック図である。
【図4】上記E−STDモデルでシームレス再生を行う
場合の各部の切り替わりタイミングを説明するためのタ
イミングチャートである。
【図5】上記E−STDモデルにおけるサブピクチャS
Pデコーダの動作を説明するための図である。
【図6】上記E−STDモデルにコードバッファの書き
込み状態を判断してデマルチプレクスさせる機能を付加
した場合のブロック図である。
【図7】上記図3に示したE−STDモデルに対する解
決策を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】上記図1に示したDVD再生装置の動作を説明
するための第1のフローグチャートである。
【図9】上記DVD再生装置の動作を説明するための第
2のフローチャートである。
【図10】上記DVD再生装置の動作を説明するための
第3のフローチャートである。
【図11】上記図6に示したE−STDモデルに対する
解決策を説明するためのタイミングチャートである。
【図12】上記DVD再生装置のオーディオに対する動
作を説明するための第1のフローチャートである。
【図13】上記DVD再生装置のオーディオに対する動
作を説明するための第2のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディジタルビデオディスク、2 ピックアップ、3
RF回路、4 データデコーダ、5 デマルチプレク
サ、6 ビデオ用コードバッファ、7 ビデオデコー
ダ、8 SP用コードバッファ、9 SPデコーダ、1
0 オーディオ用コードバッファ、11 オーディオデ
コーダ、14コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 隆行 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化された映像信号と符号化された副
    映像信号とにより形成された多重化情報信号を再生する
    情報再生装置であって、 上記多重化情報信号から上記符号化映像信号と上記符号
    化副映像信号とを分離する分離手段と、 上記分離手段からの符号化映像信号を一時的に記憶する
    映像記憶手段と、 上記映像記憶手段からの符号化映像信号を復号化する映
    像復号手段と、 上記分離手段からの符号化副映像信号を一時的に記憶す
    る副映像記憶手段と、 上記副映像記憶手段からの符号化副映像信号を復号化す
    る副映像復号手段とを備え、 所定の再生単位の上記多重化情報信号に、他の多重化情
    報信号を切れ目無く接続して再生するときには、上記分
    離手段の切り替わり時刻から、上記映像復号手段が映像
    信号を出力する時刻までの時間長さを検出し、この時間
    長さに応じて上記符号化副映像信号の復号を制御するこ
    とを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 上記分離手段は、上記映像記憶手段又は
    上記副映像記憶手段のいずれかに空き領域が無いときに
    は上記多重化映像信号の分離処理を停止することを特徴
    とする請求項1記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 上記分離手段の切り替わり時刻から、上
    記映像復号手段が映像信号を出力する時刻までの時間長
    さを検出し、この時間長さの始めの期間には上記分離手
    段の分離処理を停止することを特徴とする請求項2記載
    の情報再生装置。
  4. 【請求項4】 符号化された映像信号と符号化された副
    映像信号とにより形成された多重化情報信号から、上記
    符号化映像信号と上記符号化副映像信号とを分離してそ
    れぞれ一時的に記憶してから復号する情報再生方法であ
    って、 所定の再生単位の上記多重化情報信号に、他の多重化情
    報信号を切れ目無く接続して再生するときには、上記分
    離の切り替わり時刻から、上記映像信号を出力する時刻
    までの時間長さを検出し、この時間長さに応じて上記符
    号化副映像信号の復号を制御することを特徴とする情報
    再生方法。
  5. 【請求項5】 符号化された映像信号と符号化された音
    声信号とにより形成された多重化情報信号を再生する情
    報再生装置であって、 上記多重化情報信号から上記符号化映像信号と上記符号
    化音声信号とを分離する分離手段と、 上記分離手段からの符号化映像信号を一時的に記憶する
    映像記憶手段と、 上記映像記憶手段からの符号化映像信号を復号化する映
    像復号手段と、 上記分離手段からの符号化音声信号を一時的に記憶する
    音声記憶手段と、 上記音声記憶手段からの符号化音声信号を復号化する音
    声復号手段とを備え、 所定の再生単位の上記多重化情報信号に、他の多重化情
    報信号を切れ目無く接続して再生するときには、上記分
    離手段の切り替わり時刻から、上記映像復号手段が映像
    信号を出力する時刻までの時間長さを検出し、この時間
    長さに応じて上記符号化音声信号の復号を制御すること
    を特徴とする情報再生装置。
  6. 【請求項6】 上記時間長さ中に、上記音声復号手段の
    再生出力時刻が不連続になるときに、上記音声復号手段
    の復号処理を切り替えることを特徴とする請求項5記載
    の情報再生装置。
  7. 【請求項7】 上記時間長さ中に、上記符号化音声信号
    の切り替えが要求されたときには、上記分離手段が他の
    多重化情報信号中の上記符号化音声信号の転送を開始す
    る際に用いる情報により、上記音声記憶手段内の再生出
    力時刻の不連続を検出し、上記音声復号手段の復号処理
    を切り替えることを特徴とする請求項5記載の情報再生
    装置。
  8. 【請求項8】 符号化された映像信号と符号化された音
    声信号とにより形成された多重化情報信号から、上記符
    号化映像信号と上記符号化音声信号とを分離してそれぞ
    れ一時的に記憶してから復号する情報再生方法であっ
    て、 所定の再生単位の上記多重化情報信号に、他の多重化情
    報信号を切れ目無く接続して再生するときには、上記分
    離の切り替わり時刻から、上記映像信号を出力する時刻
    までの時間長さを検出し、この時間長さに応じて上記符
    号化音声信号の復号を制御することを特徴とする情報再
    生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1310498C (zh) * 2004-07-30 2007-04-11 联合信源数字音视频技术(北京)有限公司 数字视音频解码器
US7382972B2 (en) 2003-09-24 2008-06-03 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus and method

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US7382972B2 (en) 2003-09-24 2008-06-03 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus and method
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