JPH10262163A - 資料提示システム - Google Patents

資料提示システム

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JPH10262163A
JPH10262163A JP9066559A JP6655997A JPH10262163A JP H10262163 A JPH10262163 A JP H10262163A JP 9066559 A JP9066559 A JP 9066559A JP 6655997 A JP6655997 A JP 6655997A JP H10262163 A JPH10262163 A JP H10262163A
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JP
Japan
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presentation
camera
image
display device
image data
Prior art date
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Pending
Application number
JP9066559A
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English (en)
Inventor
Masao Yamamoto
正男 山本
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SCALA KK
Original Assignee
SCALA KK
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Publication date
Application filed by SCALA KK filed Critical SCALA KK
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Publication of JPH10262163A publication Critical patent/JPH10262163A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手に把持して用いるタイプの提示用カメラを信
号送信用のケーブルから開放することのできる資料提示
システムの提供。 【解決手段】資料提示システムは、手で把持可能とした
提示用カメラ1で目的の資料を撮像しつつディスプレイ
装置3に再生して複数の人に提示するようになってい
る。そして提示用カメラが画像信号を送信するための無
線送信手段9を有するとともに、ディスプレイ装置に無
線受信手段4を有し、これらの両手段により画像信号の
送受信を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば会議資料や教材
資料などの資料を撮像しつつディスプレイに再生するこ
とにより複数の人に同時に提示するための資料提示シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】資料提示システムは、一般に提示用カメ
ラとディスプレイ装置からなる。このような資料提示シ
ステムについて、本願出願人は先に特願平5−2603
71号(特開平7−99594号)として新たな資料提
示システムを提案した。この資料提示システムは、提示
用カメラがスタンド式である従来の資料提示システムと
は異なり、提示用カメラがスタンドフリーである点に特
徴を持つ。
【0003】すなわち、従来の資料提示システムにおけ
る提示用カメラは、固定的なスタンド式であり、机の上
などに据えられるようにしたスタンドの頂部にカメラ本
体部を下向きに取り付けた構造とされ、カメラ本体部の
下に目的の資料をセットして使用するようになってい
る。このため複数の資料を次々と提示しようとする場合
に、その都度資料の差替えを必要とするので使い勝手が
悪い、またカメラ位置が固定的であるので、立体的な資
料の提示が困難であるなど、機能的に不十分な点があっ
た。
【0004】一方、スタンドフリーの提示用カメラは、
片手で把持できるようにされ、これを手に持って目的の
資料を撮像することができる。このため必要な資料に対
し次々と提示用カメラを向けることができる。つまりス
タンド式におけるような資料の差替えを必要とせず、各
資料の連続的提示を迅速に行なうことができる。また提
示用カメラの向きや位置の設定が自由であるので、機械
装置の一部などを提示する立体的な資料の提示を簡単に
行える。この結果、資料提示システムの機能性を大幅に
向上させることができる。
【0005】ところで提示用カメラがスタンドフリー式
である資料提示システムにおける上記のような機能性
は、提示用カメラとディスプレイ装置との関係をできる
だけ自由にすることで、さらに向上させることができ
る。すなわち、多くの人が参加する会議や、あるいは学
校の授業などで資料提示システムを用いる場合には、提
示用カメラを広い範囲で移動させて使用する必要のある
ことが少なくない。このような場合には、提示用カメラ
が、これから出力される画像データ信号送信用のケーブ
ルでディスプレイ装置に拘束されていると、提示用カメ
ラのスタンドフリー性を十分に活かし切れないこともあ
る。したがって、提示用カメラを信号送信用のケーブル
から開放できるようにすることが望まれるが、そうする
ことによりスタンドフリー式の機能性をさらに高めるこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
観点からなされたものであり、スタンドフリー式の提示
用カメラを信号送信用のケーブルから開放することので
きる資料提示システムの提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による資料提示シ
ステムは、手で把持可能とした提示用カメラで目的の資
料を撮像しつつディスプレイ装置に再生して複数の人に
提示することを基本とし、これに加えて、提示用カメラ
からの画像データ信号を無線でディスプレイ装置に送信
するようにしてなる。具体的には、提示用カメラに、当
該提示用カメラが取り込んだ画像データの信号を送信す
るための無線送信手段を設けるとともに、ディスプレイ
装置に無線受信手段を設け、これらの両手段により画像
データ信号の送受信を行なうようにしている。
【0008】このように無線方式で画像データ信号をデ
ィスプレイ装置に送信するようにしたことにより、信号
送信用のケーブルを不要とすることができる。このため
提示用カメラの電源を乾電池にしたり充電式のバッテリ
ーなどとすることで、提示用カメラに対する拘束要素を
無くすことができ、提示用カメラにおけるスタンドフリ
ー式の機能性をさらに高めることができる。
【0009】以上のように無線方式で画像データ信号を
ディスプレイ装置に送信するには無線送信可能範囲の問
題が伴う。すなわち無線を用いる場合には電波法による
規制がある。電波法による制限を受けることなく自由に
資料提示システムを使用することができるようにするた
めには、電波法の規制対象外である出力の範囲内で上記
のような会議や授業などで求められる提示用カメラの移
動性を実現する必要がある。つまり電波法による規制対
象外の出力以下の出力で広い送信可能範囲を実現し、提
示用カメラの移動範囲を会議や授業などでの要求に適応
させる必要がある。
【0010】このような要求に応えるために、本発明で
は周波数変調方式(FM方式)で送信するようにしてい
る。周波数変調方式は振幅変調方式(AM方式)に比べ
送信可能距離が長い。具体的には電波法の規制対象外で
ある出力の場合に振幅変調方式で可能な送信距離は1m
以下であるのに対し、周波数変調方式では7m程度が可
能となる。そしてこの距離は会議や授業などで求められ
る移動距離を十分に満足させることができる。
【0011】上記のような資料提示システムについて
は、上記特願平5−260371号と同様に、画像固定
化機能を設けるとさらに好ましい。そのためには、フォ
トスイッチを提示用カメラに外設し、また提示用カメラ
を手で把持して目的の提示資料に向けて位置合わせした
状態でフォトスイッチを操作することにより、その時点
以後について画像メモリへの画像データの取り込みを停
止する一方で最後に取り込んだ画像データを繰り返して
ディスプレイ装置へ出力する画像固定化制御のための制
御手段を設ける。
【0012】このような画像固定化機能は、提示用カメ
ラを手に持って扱えるようにすることに伴う“手振れ”
の問題を効果的に解消する。すなわち手で把持した提示
用カメラを目的の提示資料に向けて位置合わせするまで
は、その間に取り込まれた画像を連続的に動画としてデ
ィスプレイ装置に表示させ、これを見つつ提示用カメラ
を操作している操作者が適当な資料提示状態になった、
つまりディスプレイ装置の画像の角度や大きさが望まし
い状態になったと思ったところでフォトスイッチを操作
すると、その時点で画像が固定化して静止画となり、こ
の画像固定化により“手振れ”の問題を解消することが
できる。
【0013】また画像固定化機能は、上記の無線方式に
対しても有効に機能する。すなわち無線方式の場合に
は、動画であると、提示用カメラの動きぐあいなどに原
因する送信障害で画像に乱れを生じがちであるが、乱れ
のない状態を選んで固定化することにより、乱れのない
画像をディスプレイ装置に表示することができる。この
結果、無線方式をより有効なものとすることができる。
【0014】また上記のような資料提示システムについ
ては、本願出願人による特願平6−211146号(特
開平7−236081号)に開示されるような構造を利
用するのが好ましい。すなわちズーム機能及びオートフ
ォーカス機能を有した撮像ユニットを内蔵する提示用カ
メラを用い、この提示用カメラを必要に応じて支持スタ
ンドに装着して使用できるようにする。そのためには、
ベースに立設した支柱から装着部を横向きに延設し、こ
の装着部に、提示用カメラの先端部を保持するためのカ
メラ保持部を設けた構造の支持スタンドとする。そして
そのカメラ保持部の下側にレンズ保持部を設け、このレ
ンズ保持部に、一定の拡大倍率を持ち且つ提示用カメラ
のズーム機能における最近接可能距離を、カメラ保持部
にその先端部を保持させた状態の提示用カメラの高さに
対応する距離の範囲となるように補正できる補助レンズ
を保持させる。
【0015】
【実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明する。本
発明の一実施形態による資料提示システムは、図1に示
すように、提示用カメラ1、支持スタンド2、ディスプ
レイ装置3及び受信装置4を含む。なおディスプレイ装
置3は、他の用途に用いられているものを必要に応じて
転用することができる。
【0016】提示用カメラ1は、片手で軽く握れる程度
の太さに形成した本体部5とその先端に横向きで設けた
鏡筒部6とよりなる構造とする。また提示用カメラ1に
は、本体部5を握った状態で簡単に操作できる位置でフ
ォトスイッチボタン7及びズーム操作ボタン8(図2)
を設けるとともに、送信アンテナ9を設ける。また提示
用カメラ1には、その鏡筒部6に、ズーム機構及びオー
トフォーカス機構を備えるCCDタイプの撮像ユニット
(図示せず)を内蔵させる。さらに提示用カメラ1に
は、撮像ユニット用の制御ユニット(図示せず)を内蔵
させるとともに、送信アンテナ9に接続する無線送信用
の発信回路(図示せず)を内蔵させる。
【0017】撮像ユニット用の制御ユニットは、画像メ
モリを含み、撮像ユニットが出力する画像信号をこの画
像メモリを介してディスプレイ装置3に出力できるよう
に形成する。また制御ユニットは、画像固定化制御用の
制御手段を内蔵し、フォトスイッチボタン7の操作に応
じて画像メモリへの画像データの取り込みを停止すると
同時に、最後に取り込んだ画像データをディスプレイ装
置へ繰り返して出力する画像固定化制御を行なえるよう
に形成する。
【0018】支持スタンド2は、平べったいベース10
に支柱11を立設し、さらに支柱11の頂端に装着部1
2を横向きに設けた構造とする。その装着部12は、支
柱11の頂端から横向きに延設したアーム部13とその
先端に設けた落し込み部14からなる構造とする。アー
ム部13は、提示用カメラ1の本体部5の長さにほぼ相
応する長さで形成する。一方、落し込み部14は、提示
用カメラ1の鏡筒部6の外形に相似する内面形状を与え
たカメラ保持部15と補助レンズ16を組み込んだレン
ズ保持部17との二段構造とする。
【0019】したがって装着部12では、そのカメラ保
持部15に鏡筒部6を落とし込むようにして提示用カメ
ラ1を載置する(図中に想像線で示す状態)だけで、提
示用カメラ1の撮像ユニットの光学的軸がレンズ保持部
17の補助レンズ16の光学的軸と一致することにな
る。
【0020】受信装置4は、受信回路を内蔵させた本体
部18と受信アンテナ19とからなる構造とし、ディス
プレイ装置3のビデオ入力部に接続できるようにする。
【0021】このような撮像装置は、提示用カメラ1を
単独で使用する使用と提示用カメラ1を支持スタンド2
に装着しての使用とを必要に応じて使い分けることがで
きる。提示用カメラ1を単独で使用する場合は、提示用
カメラ1の本体部5を手に握って操作しつつ目的の提示
資料やクローズアップしたい発言者などに向けて必要な
調整を行ないながらその像を取り込む。この調整は、例
えば提示資料の場合であれば、操作者が適当と思う資料
提示状態となるアングルや提示サイズの選択で、この操
作の間に取り込まれて連続的にディスプレイ装置3に表
示される提示資料の画像を見つつ提示資料と提示用カメ
ラ1の距離関係やズーム状態を調節して進める。これが
済んだ、つまり資料提示状態が操作者の望む状態になっ
たら、そこでフォトスイッチボタン7を操作する。する
と、前述のような画像固定化制御が発動されフォトスイ
ッチボタン7の操作時点での画像が目的の提示資料とし
て固定的にディスプレイ装置3に表示される。
【0022】提示用カメラ1を支持スタンド2に装着さ
せて使用する場合は、前述のようにして装着部12に提
示用カメラ1を載置し、その下の提示資料Mを、例えば
先ず提示資料Mの全体を撮り、それから特に強調したい
部分を拡大して撮るというように、所望のズーム条件で
撮像する。この場合には、提示用カメラ1と提示資料と
の位置関係が固定化されているので、フォトスイッチボ
タン7による画像固定化制御は一般に必要でない。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきた如く、本発明による資
料提示システムでは、提示用カメラから無線で画像信号
をディスプレイ装置に送信するようにしているので、提
示用カメラからの移動範囲を広くすることができ、提示
用カメラのスタンドフリー性をより一層有効に活用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による資料提示システムの
構成図。
【図2】図1の資料提示システムにおける提示用カメラ
の斜視図。
【符号の説明】
1 提示用カメラ 2 支持スタンド 3 ディスプレイ装置 4 受信装置 9 送信アンテナ 10 ベース 11 支柱 12 装着部 15 カメラ保持部 16 補助レンズ 17 レンズ保持部 19 受信アンテナ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手で把持可能とした提示用カメラで目的
    の資料を撮像しつつディスプレイ装置に再生して複数の
    人に提示するようにしてなる資料提示システムにおい
    て、前記提示用カメラに、当該提示用カメラが取り込ん
    だ画像データの信号を送信するための無線送信手段を設
    けるとともに、ディスプレイ装置に無線受信手段を設け
    たことを特徴とする資料提示システム。
  2. 【請求項2】 画像データ信号を周波数変調で送信する
    ようにした請求項1に記載の資料提示システム。
  3. 【請求項3】 提示用カメラにフォトスイッチを外設
    し、またこの提示用カメラを手で把持して目的の提示資
    料に向けて位置合わせした状態でフォトスイッチを操作
    することにより、その時点以後について画像メモリへの
    画像データの取り込みを停止する一方で、最後に取り込
    んだ画像データを繰り返してディスプレイ装置へ出力す
    る画像固定化制御のための制御手段を備えている請求項
    1または請求項2に記載の資料提示システム。
  4. 【請求項4】 提示用カメラは、ズーム機能及びオート
    フォーカス機能を有する撮像ユニットを内蔵し、且つこ
    の提示用カメラを装着可能とした支持スタンドをさらに
    備える請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の資料提
    示システムであって、支持スタンドは、ベースに立設し
    た支柱から装着部を横向きに延設し、この装着部に、提
    示用カメラの先端部を保持するためのカメラ保持部を設
    けるとともに、このカメラ保持部の下側にレンズ保持部
    を設け、そしてこのレンズ保持部に、一定の拡大倍率を
    持ち且つ提示用カメラのズーム機能における最近接可能
    距離を、カメラ保持部にその先端部を保持させた状態の
    提示用カメラの高さに対応する距離の範囲となるように
    補正できる補助レンズを保持させた構造とされているこ
    とを特徴とする資料提示システム。
JP9066559A 1997-03-19 1997-03-19 資料提示システム Pending JPH10262163A (ja)

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JP9066559A JPH10262163A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 資料提示システム

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JP9066559A JPH10262163A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 資料提示システム

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JP9066559A Pending JPH10262163A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 資料提示システム

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