JPH10261928A - グラフィックイコライザ装置およびその調整方法 - Google Patents

グラフィックイコライザ装置およびその調整方法

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JPH10261928A
JPH10261928A JP6487797A JP6487797A JPH10261928A JP H10261928 A JPH10261928 A JP H10261928A JP 6487797 A JP6487797 A JP 6487797A JP 6487797 A JP6487797 A JP 6487797A JP H10261928 A JPH10261928 A JP H10261928A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で音質調整を可能とする。 【解決手段】 プリセット番号ボタン11〜16のいず
れかを押すと、各ボタン毎に予め設定されている周波数
特性のプリセット値でグラフィックイコライザの複数の
周波数帯域レベルを設定することができる。プリセット
番号ボタン11〜16を押した後では、選択ボタン8
で、個別の周波数帯域のいずれかを選択するか、E・O
モードを選択するかを、選択表示20で表示しながら切
換えることができる。調整ボタン9は、選択表示20に
選択結果が表示されている個々の調整周波数帯域に対
し、E・Oモードでは全部の周波数帯域に対し同時に、
レベルの調整を行うことができる。レベルの調整結果
は、周波数帯域レベル表示21〜27に表示される。プ
リセット番号ボタン11〜16でモードを選択し、E・
Oモードのレベル調整を行えば、選択されたプリセット
モードの設定値を好みに合わせてさらに調整することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ装置な
どの再生周波数特性を、間隔をあけて設定される複数の
周波数帯域毎に調整して、全体として音質が異なる周波
数特性を得ることができるグラフィックイコライザ装置
およびその調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数の単体でオーディオ再生
装置を構成するコンポーネントの1つとして、あるいは
ミニコンポ、ラジカセ、ヘッドホンステレオ、カーオー
ディオなどに組込まれて、グラフィックイコライザが用
いられてきている。グラフィックイコライザは、オーデ
ィオ再生周波数帯域内に間隔をあけて複数の周波数帯域
を設定し、それぞれの周波数帯域のゲインを上昇させる
ブーストあるいは下降させるカットを行うことができ、
再生周波数帯域全体として部屋の音響特性を補正し、聴
取者の好みに合う音質が得られるような周波数特性に補
正することができる。典型的なグラフィックイコライザ
装置では、複数の周波数帯域のゲインの調整用にリニア
スライド方式の可変抵抗器を用い、可変抵抗器を操作パ
ネルに周波数帯域に合わせて配列し、つまみの位置で周
波数特性を視覚的にも表示可能な構成となっている。近
年は、機械的につまみを操作する可変抵抗器に代えて、
抵抗値を電子的に変化させることができる半導体集積回
路による電子式可変抵抗器などが使用され、周波数特性
は液晶表示素子(以下、「LCD」と略称する)、蛍光
表示管あるいは発光ダイオードなどを用いて表示するよ
うに構成されることもある。
【0003】電子的に複数の周波数帯域のレベルを調整
可能なグラフィックイコライザでは、さらに図5に示す
ように、予め複数組のレベルを選択してプリセット可能
にすることもできる。各組合せには、たとえばジャズ
(JAZZ)、ロック(ROCK)、ポップス(POP
S)、クラッシック(CLASSIC)およびボーカル
(VOCAL)などと名前をつけておき、いずれかの組
合せを選択すれば、選択された組合せで各周波数帯域の
レベルが設定され、1つの周波数帯域のレベル毎に調整
する必要がないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来か
らのグラフィックイコライザ装置では、周波数特性を調
整するために、 各周波数帯域のレベルを個々に調整し、自分の好みの
音質にする。 予めメーカからプリセットされている各種周波数特性
パターンを読出し、選択する。ような方法がある。
【0005】しかしながら、の方法では、複数の周波
数帯域の各レベルを個々に調整する必要があり、操作が
面倒である。オーディオ理論などについてあまり詳しい
知識を有していないユーザは、好みの音楽として、ジャ
ズやロックやポップスやクラッシックの違いはあって
も、それぞれに最適な周波数特性はどのように調整すれ
ばよいかについて理解することは困難である。不充分な
理解のままに調整を行うと、かえって好ましい周波数特
性から外れてしまう恐れもある。また、の方式であっ
ても、音質の好みは個人によって異なり、メーカのプリ
セット値が必ずしも自分の好みの音質に一致していると
は限らず、プリセット値を呼出した後、再度調整する必
要が生じる。特に、車載用のカーオーディオなどでは、
車室の音響特性が車種などに応じて変わりやすく、乗車
人員の配置や窓の開閉によっても変わりやすい。このた
め調整の必要性はさらに大きくなる。
【0006】本発明の目的は、周波数特性の調整を簡単
に行うことができるグラフィックイコライザ装置および
その調整方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め間隔をあ
けて設定される複数の周波数帯域のレベルを変化させ、
全体としての周波数特性の調整が可能なグラフィックイ
コライザ装置において、レベル調整用の操作を行うため
のレベル操作手段と、レベル操作手段への操作に応答
し、予め定められている複数の周波数帯域のレベルを、
各周波数帯域毎に予め定められている操作量との対応関
係に従って変化させるレベル調整手段とを含むことを特
徴とするグラフィックイコライザ装置である。本発明に
従えば、レベル操作手段を操作すれば、その操作量に応
じて予め定められている複数の周波数帯域のレベルが操
作量との対応関係に従ってレベル調整手段によって調整
される。レベル操作手段への1つの操作で、複数の周波
数帯域のレベル調整を行うことができるので、周波数特
性の補正とその補正結果の音質確認とを迅速に繰返して
行うことも可能となる。これによって好ましい音質を得
るまでの調整を容易に行うことができる。
【0008】また本発明は、前記レベル操作手段を、個
別の周波数帯域のレベル調整用と、複数の周波数帯域の
レベル調整用とに切換える切換手段と、各周波数帯域毎
に設定されるレベルの組合せを、複数組保持するレベル
保持手段と、レベル保持手段に保持されているレベルの
組合せのうちから、1組を選択する選択手段とをさらに
含み、前記レベル調整手段は、選択手段による選択が行
われるとき、選択されるレベルの組合せとなるように各
周波数帯域のレベルを調整することを特徴とする。本発
明に従えば、レベル保持手段に複数組で保持されている
周波数帯域毎のレベルの組合せを、選択手段で選択し、
レベル調整手段によって各周波数帯域のレベルが選択さ
れたレベルの組合せとなるように調整することができ
る。切換手段によってレベル操作手段を、個別の周波数
帯域のレベル調整用と複数の周波数帯域のレベル調整用
とに切換えることができるので、複数の周波数帯域のレ
ベル調整用に切換えれば、選択された周波数特性をさら
に調整することができる。
【0009】また本発明は、前記操作量との対応関係
を、前記選択手段によって選択される組合せ毎に、予め
テーブルとして記憶する記憶手段を備えることを特徴と
する。また本発明に従えば、レベル操作手段による操作
量に対応して各周波数帯域のレベルを変化させる組合せ
は、予めテーブルとして記憶手段に記憶される。テーブ
ルは、選択手段が選択する組合せ毎に設けられているの
で、レベル操作手段によるレベルの変化を、選択手段に
よって選択される組合せの特徴に応じて変更するような
テーブルとすることができ、特定の傾向の音質を助長す
る方向への調整や抑制する方向の調整を容易に行うこと
ができる。
【0010】また本発明は、前記操作量との対応関係を
算出するために、各周波数帯域毎に予め設定される係数
を用いる演算手段を備えることを特徴とする。本発明に
従えば、演算手段は、各周波数帯域毎のレベルをレベル
操作手段の操作量に対し各周波数帯域毎に予め設定され
る係数を用いて算出するので、レベル操作手段の操作量
に応じた各周波数帯域のレベルを容易に調整することが
できる。
【0011】さらに本発明は、予め間隔をあけて設定さ
れる複数の周波数帯域のレベルを変化させ、全体として
の周波数特性の調整が可能なグラフィックイコライザ装
置の複数の周波数帯域のレベルを、1つの操作によって
同時に変化させることを特徴とするグラフィックイコラ
イザ装置の調整方法である。本発明に従えば、複数の周
波数帯域のレベルを1つの操作によって同時に変化させ
るので、各周波数帯域を個々に調整する必要はなく、複
数の周波数帯域を同時にレベル調整して、全体としての
音質調整を容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
グラフィックイコライザ(以下、「GEQ」と略称す
る)装置の概略的な電気的構成を示す。GEQ素子1
は、予め間隔をあけて設定される複数の周波数帯域のレ
ベルを、外部からの信号に従って上昇させるブーストや
下降させるカットを行うことができる。GEQ素子1
は、たとえば電子的に調整可能な可変抵抗素子と周波数
帯域増幅器とを、必要な周波数帯域の数だけ並列に接続
して構成したり、デジタル信号プロセッサ(DSP)に
よって構成することができる。GEQ素子1の各周波数
帯域のレベルは、マイクロプロセッサ2から与えられる
信号に従って変化させることができる。マイクロプロセ
ッサ2は、操作パネル3からの操作に応答し、記憶手段
であるメモリ4に記憶されているテーブルを参照して、
GEQ素子1へ与える信号の内容についての演算処理を
行う。
【0013】図2は、図1の操作パネル3の1例を示
す。操作パネル3には、プリセットモード選択部5、選
択調整部6およびグラフィック表示部7が設けられる。
選択調整部6には、選択ボタン8および調整ボタン9が
設けられ、選択ボタン8は調整ボタン9の調整対象を選
択する。調整ボタン9の選択対象は、各周波数帯域が個
別に選択可能で、あるいは全部の周波数帯域を同時に調
整するイージーオペレーション(以下、「E・O」と略
称する)モードが選択可能である。この選択結果と各周
波数帯域のレベルとは、グラフィック表示部7に設けら
れるLCDによって表示される。
【0014】プリセットモード選択部5には、たとえば
1〜6のプリセット番号ボタン11〜16が設けられ
る。第1のプリセット番号ボタン11を押すと、POP
Sモードとして、ポピュラー音楽を再生するのに好まし
いと思われる音質にプリセットすることができる。第2
のプリセット番号ボタン12を押すと、ROCKモード
として、ロック音楽を聞くのに好ましいと思われる音質
にプリセットすることができる。3番目のプリセット番
号ボタン13を押すと、ジャズ音楽を聞くのに好ましい
と思われる音質にプリセットすることができる。第4の
プリセット番号ボタン14を押すと、クラッシック音楽
を聞くのに好ましいと考えられる音質にプリセットする
ことができる。第5のプリセット番号ボタン15を押す
とVOCALモードとして、歌唱を聞くのに好ましいと
思われる音質にプリセットすることができる。第6のプ
リセット番号ボタン16を押すと、NEWSモードとし
て、ニュースなどの報道番組を明瞭に聞くのに好ましい
と思われる周波数特性にプリセットすることができる。
LCD10では、選択ボタン8の選択状態を示す選択表
示20と、各周波数帯域毎のレベルを表示する周波数帯
域レベル表示21,…が行われる。
【0015】図3は、本実施形態の動作を示す。ステッ
プa1から動作を開始し、ステップa2では通常操作が
選ばれているか否かを判断する。通常操作のときには、
ステップa3で、図2の選択表示20で選択されている
周波数帯域を表示し、ステップa4で選択されている周
波数帯域に対応する周波数帯域レベル表示21〜27の
うちの1つを点滅表示する。次にステップa5で、調整
ボタン9の操作に対応させて、選択された調整周波数帯
域のみのレベルを変化させる。次にステップa6で、G
EQ素子1にデータを転送し、ステップa7で新たなレ
ベルの設定状態周波数帯域レベル表示21〜27を表示
して、ステップa8で1回の動作を終了する。
【0016】ステップa2で、通常操作ではないと判断
されるときには、ステップa3で選択ボタン8によっ
て、E・Oモードか、個別の周波数帯域かの選択を行
う。ステップa9で、E・Oモードの選択が行われない
ときには、ステップa3に移り、選択された周波数帯域
についての調整を、通常操作と同様に行う。ステップa
9で、E・Oモードが選択されているときには、ステッ
プa10に移る。ステップa2の通常操作であるか否か
は、プリセット番号ボタン11〜16のうちのいずれか
が押されているか否かで判断する。ステップa10で
は、押されているプリセット番号ボタン11〜16に従
って、POPSモードではステップa11、ROCKモ
ードではステップa12、JAZZモードではステップ
a13、CLASSICモードではステップa14、V
OCALモードではステップa15、NEWSモードで
はステップa16にそれぞれ移行し、メモリ4に記憶さ
れているテーブルに対応した値を読出す。次にステップ
a10で、テーブルから読出した値に基づいて、全部の
周波数帯域のレベルを変化させる。ステップa20が終
了するとステップa6に移り、通常操作と同様にGEQ
素子1の調整を行う。E・Oモードでは、1回の調整ボ
タン9に対する操作で全部の周波数帯域のレベルを同時
に調整することができる。
【0017】次の表1は、図2のプリセット番号ボタン
11を押して選択されるPOPSモードのプリセット値
と、調整ボタン9によってさらに調整を行うときの各周
波数帯域のレベルについてのテーブルを示す。POPS
モードでは、高音域が強調される音質傾向としている。
【0018】
【表1】
【0019】次の表2は、プリセット番号ボタン12を
押してROCKモードとするときのプリセット値と、さ
らに調整ボタン9によって調整される各周波数帯域のレ
ベルの変化を示す。ROCKモードでは、低音域と高音
域とが強調される音質となる。
【0020】
【表2】
【0021】次の表3は、JAZZモードとして、前述
のROCKモードほどには高音域は強調せず、低音域を
強調する音質傾向としている。
【0022】
【表3】
【0023】次の表4は、CLASSICモードとし
て、高音域と低音域とを少しだけ強調する音質特性を示
す。
【0024】
【表4】
【0025】次の表5は、VOCALとして、低音域を
押え、中音域を少し強調する音質特性を示す。
【0026】
【表5】
【0027】次の表6は、NEWSモードとして、低音
域と高音域とをカットし、中音域を少しブーストして、
音質の忠実な再現よりも言葉として明瞭に聞くことがで
きる音質が得られる周波数特性としている。
【0028】
【表6】
【0029】上述の表1〜表6では、単にプリセット番
号ボタン11〜16を押しただけでは、「*」を付して
示すステップ値4に予め設定されているレベルが各周波
数帯域に設定される。調整ボタン9をレベルが上昇する
ように押すと、ステップ値が4よりも増大する方向に各
周波数帯域のレベルが設定される。調整ボタン9をレベ
ルが下降する方向に押すと、ステップ値が4よりも小さ
くなる方向に変化し、そのときのステップ値に対応する
各周波数帯域のレベルがGEQ素子1に設定される。
【0030】図4は、本発明の実施の他の形態の操作パ
ネル30の構成を示す。図2に示す操作パネル3に対応
する部分には同一の参照符を付し、重複した説明を省略
する。本実施形態では、選択ボタン8L,8Rと調整ボ
タン9U,9Dとが、それぞれ分離して設けられ、スペ
アナ/EQカーブ表示切換ボタン31が設けられてい
る。スペアナ/EQカーブ表示切換ボタン31を押す
と、LCD10の表示が、図2の周波数帯域レベル表示
21〜27のように表示するEQカーブ表示と、各周波
数帯域での信号レベルをリアルタイムで表示するスペア
ナ表示とを切換えることができる。
【0031】図1の実施形態では、メモリ4に、前述の
表1〜表6に示すようなテーブルを予め記憶させ、操作
パネル3に対する選択操作に応じて参照すべきテーブル
を選択し、調整ボタン9への操作に応じてテーブルから
レベルを読出しているけれども、各周波数帯域毎に予め
係数を設定してメモリ4に記憶しておき、各周波数帯域
のレベルは、標準的なプリセットレベルと、調整ボタン
9の操作量に対応するレベルを、マイクロプロセッサ2
によって演算して求め、GEQ素子1に与えるようにす
ることもできる。このようにすると、各モード毎に標準
的なプリセット値のみ設定すればよく、しかもプリセッ
ト値に基づくさらに好みの音質への調整を容易に行うこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レベル操
作手段に対する1つの操作によって、複数の周波数帯域
のレベルをレベル調整手段によって調整することができ
る。各周波数帯域のレベルを個々に調整するのではな
く、1つの操作で同時に調整することができるので、オ
ーディオについてあまり詳しい知識を有していないユー
ザでも、容易に好みの音質に調整することができる。
【0033】また本発明によれば、選択手段によって予
め設定されて保持されている複数の各周波数帯域のレベ
ルの組合せを選択し、その組合せをもとに、さらにレベ
ル操作手段の1回の操作で複数の周波数帯域のレベルの
調整を行うことができるので、音響再生を行う室内の条
件の変化や、ユーザの好みに従う調整を、簡単に行うこ
とができる。
【0034】また本発明によれば、レベル操作手段に対
する操作量に応じて変化する各周波数帯域のレベルは、
予めテーブルとして記憶手段に記憶されているので、ユ
ーザの操作に応じてレベルを記憶手段から読出し、容易
に音質の調整を行うことができる。
【0035】また本発明によれば、各周波数帯域のレベ
ルは、予め設定されている係数を用いて演算手段によっ
てレベル操作手段への操作量に応じて算出されるので、
一旦設定されている周波数特性をさらに助長させたり抑
制したりするような調整を容易に行うことができる。
【0036】さらに本発明によれば、1つの操作で複数
の周波数帯域のレベル調整を同時に行うことができるの
で、ユーザの好みの音質への調整を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の概略的な電気的構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の操作パネル3の概略的な構成を示す簡略
化した正面図である。
【図3】図1の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の実施の他の形態の操作パネル30の簡
略化した正面図である。
【図5】従来からのグラフィックイコライザの周波数特
性のプリセット機能を示すグラフである。
【符号の説明】
1 GEQ素子 2 マイクロプロセッサ 3,30 操作パネル 4 メモリ 5 プリセットモード選択部 6 選択調整部 7 グラフィック表示部 8,8L,8R 選択ボタン 9,9U,9D 調整ボタン 10 LCD 11〜16 プリセット番号ボタン 21〜27 周波数帯域レベル表示

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め間隔をあけて設定される複数の周波
    数帯域のレベルを変化させ、全体としての周波数特性の
    調整が可能なグラフィックイコライザ装置において、 レベル調整用の操作を行うためのレベル操作手段と、 レベル操作手段への操作に応答し、予め定められている
    複数の周波数帯域のレベルを、各周波数帯域毎に予め定
    められている操作量との対応関係に従って変化させるレ
    ベル調整手段とを含むことを特徴とするグラフィックイ
    コライザ装置。
  2. 【請求項2】 前記レベル操作手段を、個別の周波数帯
    域のレベル調整用と、複数の周波数帯域のレベル調整用
    とに切換える切換手段と、 各周波数帯域毎に設定されるレベルの組合せを、複数組
    保持するレベル保持手段と、 レベル保持手段に保持されているレベルの組合せのうち
    から、1組を選択する選択手段とをさらに含み、 前記レベル調整手段は、選択手段による選択が行われる
    とき、選択されるレベルの組合せとなるように各周波数
    帯域のレベルを調整することを特徴とする請求項1記載
    のグラフィックイコライザ装置。
  3. 【請求項3】 前記操作量との対応関係を、前記選択手
    段によって選択される組合せ毎に、予めテーブルとして
    記憶する記憶手段を備えることを特徴とする請求項2記
    載のグラフィックイコライザ装置。
  4. 【請求項4】 前記操作量との対応関係を算出するため
    に、各周波数帯域毎に予め設定される係数を用いる演算
    手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の
    グラフィックイコライザ装置。
  5. 【請求項5】 予め間隔をあけて設定される複数の周波
    数帯域のレベルを変化させ、全体としての周波数特性の
    調整が可能なグラフィックイコライザ装置の複数の周波
    数帯域のレベルを、 1つの操作によって同時に変化させることを特徴とする
    グラフィックイコライザ装置の調整方法。
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